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蝉の抜け殻(蝉退)は漢方薬
こんばんは。快晴の京都は、今日もなかなかに暑いです。

昨日、蝉の鳴き声の話を高雄病院の医局でしていたら、昆虫に詳しいH先生がいろいろ教えてくれました。

京都では、アブラゼミがやや減少して、クマゼミが増えているそうです。ニイニイゼミは、もっと減っているそうです。

蝉の種類により鳴く時間帯が異なっている理由は、さすが博学のH先生もご存知ありませんでした。因みに、我が家の庭で、朝、日の出と共に「ジージー、ジャジャジャ」と私を起こしてくれるのはクマゼミです。

どなたか、蝉の鳴く時間帯が種類によりずれている理由をご存知の人があれば、教えていただけば幸いです。よろしくお願いします。

さて、私達漢方医と蝉、目覚まし時計代わりでなく、仕事上おおいに関係があるのです。

実はセミの抜け殻(蝉退)は昔から漢方生薬として主に、痒みや咽痛・発熱に利用されてきました。

蝉退として用いられるセミはスジアカクマゼミなど、クマゼミの仲間の大型セミ類と言われています。

私もアトピー性皮膚炎などに、他の生薬と混ぜて煎じ薬として処方することがあります。

蝉退が含まれている処方には、『消風散』(出典は外科正宗)などがあります。

『消風散』は皮膚病一般によく使い、エキス剤もあります。

江部康二
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