FC2ブログ
ワインと糖質と「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」
こんばんは。

いよいよ、11月28日(日)の、京都ロイヤルホテル、

「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」

近づいて来ました。

お陰様で満員御礼となりました。m(_ _)m

フレンチのフルコースですので、この日は、前もって尿糖試験紙でチェックした、ブドウ糖なしの辛口白ワインを用意しました。勿論、辛口赤ワインも用意しました。

尿糖試験紙が拾い上げるのはブドウ糖だけで、果糖や乳糖などには反応しません。
ですから、尿糖試験紙が陰性のワインでも果糖などが含まれています。

葡萄が発酵してワインが醸成されていく過程で、葡萄の中の糖は酵母によって代謝され、アルコールを生産します。

酵母はブドウ糖と果糖をアルコール発酵に使用しますが、ブドウ糖を消費する速度の方が果糖を消費する速度より早くなります。

従って一定熟成されたワインには、ブドウ糖より、果糖のほう多く残っています。果糖は血糖値をあまり上昇させません。

このように、ワインに残っている糖質は、少量のブドウ糖、やや多めの果糖、エリスリトールなど糖アルコール、有機酸、ポリフェノールなどです。

ワインに含まれる有機酸には、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、酢酸、などがありますがいずれも血糖値は上げません。

グリセリンもワインにそこそこ含まれていますが、多価アルコールなので、アルコールに分類され、糖質からは除外されます。

尿糖試験紙陰性なら、ブドウ糖以外の果糖、エリスリトールなど糖アルコール、有機酸、ポリフェノールが
ワインに残留している糖質です。このうち、エリスリトール、有機酸、ポリフェノールは血糖値を上昇させません。

辛口赤ワインの中の血糖値を上昇させる糖質は、100g中に0.7gですが、果糖と糖アルコールがほとんどで、ブドウ糖は少量かゼロです。

果糖がブドウ糖の1/5、エリスリトール以外の糖アルコールが1/2血糖値を上げるとしてもかなり低い数値になりますので、やはり赤ワインは糖質制限食OK食材といえますね。

普通の白ワインは、100g中の1.35gが血糖値を上げる糖質で、赤ワインの約2倍です。

しかし辛口白ワインは、残糖(果糖とブドウ糖)は0.4g/100gなので、あと糖アルコールが少量あるとしても糖質制限食OK食材ですね。


結論です。

少なくとも辛口ワインなら、赤でも白でも糖質制限食OK食品と言えそうですね。(⌒o⌒)v

なお、甘口の白ワインは"残糖"が、辛口の10倍くらいあるので、NGですね。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ありがとうございました!
江部先生、こんばんは!

この前ネルビスについて質問させていただいた、なべです。

ご回答 くださり、本当にありがとうございました!
お陰様で薬に対する不安がなくなりました!

Amazonで注文していた、主食を抜けば糖尿病は治るが今日 届きました!

治るかどうかはわかりませんが、私も糖質制限を少しづつでもやっていこうとおもいます!

今、現在Hba1cが5.7なので5%前半をまずは目指したいとおもいます!

本当にありがとうございました。
2010/11/26(Fri) 23:25 | URL | なべ | 【編集
Re: No title
pink さん。

リアップ(ミノキシジル5%)は塗り薬ですので、さすがに肝機能障害はほとんどないと思います。

グルコバイ、アマリールは、少ないですが、肝機能障害がありえます。
2010/11/27(Sat) 16:25 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: その後の経過
まさたろう さん。

血糖値の改善、良かったですね。

血圧も、内臓脂肪が多いタイプ(お腹がでている)には糖質制限食が有効です。
2010/11/28(Sun) 10:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます。
江部先生、ありがとうございます。
今日は先生のプログを読み返して勉強していました。
読んでいると引き込まれてしまいます。

先生の理論に触れた事が僕の健康人生の転機になりそうです。
感謝しています。
2010/11/28(Sun) 15:21 | URL | まさたろう | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可