2010年11月14日 (日)
おはようございます。
今回は、高血糖の記憶とAGEについて、トラッキーさんからコメント・質問をいただきました。
【高血糖の記憶とAGE
Botanica?のトラッキーです。京都のフルコース&ライブ+講演も楽しそう。
さて、先月の健康診断での結果は、空腹時血糖値98、HB1AC5.6で、先月とほぼ同じでした。体重も47kgと下げ止まったままです。50kgまでは戻したいのですが。。
また今回は75g糖負荷30分後血糖値も調べ178でした。昔に比べてよいものの、1時間値は200を超えていると思います。いわゆる隠れ糖尿でしょうか?
最近つくづく怖いのはグルコース・スパイクだと思うようになりました。これまで、炭水化物どれだけとっていたかと思うとぞっとします。すると今はともかく、一体それで過去どれくらい血管を痛めていたのだろう、今の血管にどう悪く残っているのだろうと気になってきました。
インターネットでこんな記述を見つけました。「高血糖の記憶」というのですが、
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、その後良好なコントロールが得られても、血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
まだ仮説ではありますが、組織に沈着したAGEが血管を傷害し続け、動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。
http://ameblo.jp/ma-ru-ma-ru/entry-10394719655.html
AGEについては
「終末糖化産物(AGEs)」、これは蛋白質と糖が反応して最終的に生成される物質で、AGEsの蓄積量を調べれば糖尿病合併症を早期発見でき、進行度が分かる。さらに、これの検査薬もできたとあります。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2008/11/007621.php
これらについて先生のご意見をお聞きしたいです。正しければ、AGEを調べることはどこの病院でもやっていただけるのでしょうか?、またいったんAGEが蓄積したらもう改善されることはないのでしょうか?
お時間あるときでもご教授いただければ幸いです。】
トラッキーさん。
コメントありがとうございます。
http://ameblo.jp/ma-ru-ma-ru/entry-10394719655.html
はkokoroさんのブログで、私が以前書いたブログ記事を参考にしておられるようです。
さて、糖尿病血管合併症のメカニズムを特徴的に説明する、高血糖の記憶(hyperglycemic memory)と呼ばれる概念があります。
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
ヒトの糖尿病において、この「高血糖の記憶」の存在を示すエビデンス(証拠)として、米国の1型糖尿病患者の大規模臨床研究・DCCTのフォローアップ試験であるEDIC-DCCTの報告があります。
DCCTでは、1型糖尿病患者を従来の通常療法群と、より厳格に血糖管理を行う強化療法群に分け、平均6.5年間追跡しました。
その結果、通常療法群に比べ強化療法群で平均HbA1c値が1.9%低下し、強化療法群で血管合併症の進展リスクが大幅に減少しました。(*)
同研究終了後に行われたEDIC-DCCTでは、通常療法群にも強化療法を実施し、両群をさらに平均11年間追跡しました。
つまり「継続的な強化療法群」と「通常療法→強化療法群」の2つのグループの比較が、DCCT終了後11年間行われたことになりますね。
その結果、開始から3~4年で両群の平均HbA1c値がほぼ同等となったにも関わらず、11年間の心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスクは「継続的な強化療法群」の方がやはり低かった(相対リスク57%低下)ことが報告されたのです。(**)
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、その後良好なコントロールが得られても、血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
この借金の正体が、組織沈着AGEではないかと言われています。
まだ仮説ではありますが、組織に沈着したAGEが血管を傷害し続け、動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。(***)
高血糖の記憶・借金を残さないためには、糖尿病発症の初期の段階から血糖コントロールを保つことが大切です。当然、早ければ早いほどいいわけです。
糖尿人の皆さん、カロリー制限食(高糖質食)では必ず、食後高血糖が生じ将来に借金を残します。
是非、糖質制限食で速やかな血糖コントロールを目指して下さいね。
(*)N Engl J Med 1993; 329: 977-986
(**)N Engl J Med 2005; 353: 2643-2653
(***)AGE
タンパク質と糖が結びついた物質で、Advanced Glycation End-productの頭文字をとってAGEと呼ばれます。日本語では終末糖化産物と訳されています。
過剰な血糖は、糖化反応により血管壁のコラーゲンなど様々なタンパク質に付着します。付着した糖は一部変性してアマドリ化合物(変性ブドウ糖)となります。このアマドリ化合物と糖が結合しAGEができます。
AGEは、糖尿病合併症を引き起こす、重大な原因の1つです。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2008/11/007621.php
2008年11月19日の糖尿病ネットワークの記事ですね。
「終末糖化産物(AGEs)」を糖尿病合併症の早期診断に利用する技術が開発されたということです。
5年後に診断キットが保険適応されることを目指すとのことですのでまだ大分先の話ですね。
様々な AGEがあるので、一つの検査法でAGEsの総量を測定することは困難です。
一方、近年各種AGEsの化学構造が解明されたことや抗体作成技術の進歩によって、CML、ピラリン、ペントシジン、クロスリンなど、個別AGEの測定法が確立されました。
2006年1月にはELISA法による血中ペントシジン測定が腎機能検査項目において保険収載(実施料130点)され、臨床検査として測定されるようになりました。
しかし、まだ一般的でなく、研究機関によって測定方法も異なっているなど課題が多い段階です。現在、日本最大の検査会社であるSRLにおいても、AGE値の検査はほとんど行われていません。
このように現状では、一般臨床の現場では、「終末糖化産物(AGEs)」の検査は、ほとんど行われていません。
江部康二
今回は、高血糖の記憶とAGEについて、トラッキーさんからコメント・質問をいただきました。
【高血糖の記憶とAGE
Botanica?のトラッキーです。京都のフルコース&ライブ+講演も楽しそう。
さて、先月の健康診断での結果は、空腹時血糖値98、HB1AC5.6で、先月とほぼ同じでした。体重も47kgと下げ止まったままです。50kgまでは戻したいのですが。。
また今回は75g糖負荷30分後血糖値も調べ178でした。昔に比べてよいものの、1時間値は200を超えていると思います。いわゆる隠れ糖尿でしょうか?
最近つくづく怖いのはグルコース・スパイクだと思うようになりました。これまで、炭水化物どれだけとっていたかと思うとぞっとします。すると今はともかく、一体それで過去どれくらい血管を痛めていたのだろう、今の血管にどう悪く残っているのだろうと気になってきました。
インターネットでこんな記述を見つけました。「高血糖の記憶」というのですが、
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、その後良好なコントロールが得られても、血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
まだ仮説ではありますが、組織に沈着したAGEが血管を傷害し続け、動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。
http://ameblo.jp/ma-ru-ma-ru/entry-10394719655.html
AGEについては
「終末糖化産物(AGEs)」、これは蛋白質と糖が反応して最終的に生成される物質で、AGEsの蓄積量を調べれば糖尿病合併症を早期発見でき、進行度が分かる。さらに、これの検査薬もできたとあります。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2008/11/007621.php
これらについて先生のご意見をお聞きしたいです。正しければ、AGEを調べることはどこの病院でもやっていただけるのでしょうか?、またいったんAGEが蓄積したらもう改善されることはないのでしょうか?
お時間あるときでもご教授いただければ幸いです。】
トラッキーさん。
コメントありがとうございます。
http://ameblo.jp/ma-ru-ma-ru/entry-10394719655.html
はkokoroさんのブログで、私が以前書いたブログ記事を参考にしておられるようです。
さて、糖尿病血管合併症のメカニズムを特徴的に説明する、高血糖の記憶(hyperglycemic memory)と呼ばれる概念があります。
「高血糖の記憶」とは、過去の高血糖レベルとその曝露期間が生体に記憶され、その後の血管合併症の進展を左右するという考え方です。
ヒトの糖尿病において、この「高血糖の記憶」の存在を示すエビデンス(証拠)として、米国の1型糖尿病患者の大規模臨床研究・DCCTのフォローアップ試験であるEDIC-DCCTの報告があります。
DCCTでは、1型糖尿病患者を従来の通常療法群と、より厳格に血糖管理を行う強化療法群に分け、平均6.5年間追跡しました。
その結果、通常療法群に比べ強化療法群で平均HbA1c値が1.9%低下し、強化療法群で血管合併症の進展リスクが大幅に減少しました。(*)
同研究終了後に行われたEDIC-DCCTでは、通常療法群にも強化療法を実施し、両群をさらに平均11年間追跡しました。
つまり「継続的な強化療法群」と「通常療法→強化療法群」の2つのグループの比較が、DCCT終了後11年間行われたことになりますね。
その結果、開始から3~4年で両群の平均HbA1c値がほぼ同等となったにも関わらず、11年間の心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスクは「継続的な強化療法群」の方がやはり低かった(相対リスク57%低下)ことが報告されたのです。(**)
すなわち、糖尿人において一定期間血糖コントロールが不良であれば、高血糖の記憶が「借金」のように生体内に残り、その後良好なコントロールが得られても、血管合併症リスクの差は縮まらないことが示されたわけです。
この借金の正体が、組織沈着AGEではないかと言われています。
まだ仮説ではありますが、組織に沈着したAGEが血管を傷害し続け、動脈硬化の元凶となり「高血糖の記憶」を最もよく説明するとされています。(***)
高血糖の記憶・借金を残さないためには、糖尿病発症の初期の段階から血糖コントロールを保つことが大切です。当然、早ければ早いほどいいわけです。
糖尿人の皆さん、カロリー制限食(高糖質食)では必ず、食後高血糖が生じ将来に借金を残します。
是非、糖質制限食で速やかな血糖コントロールを目指して下さいね。
(*)N Engl J Med 1993; 329: 977-986
(**)N Engl J Med 2005; 353: 2643-2653
(***)AGE
タンパク質と糖が結びついた物質で、Advanced Glycation End-productの頭文字をとってAGEと呼ばれます。日本語では終末糖化産物と訳されています。
過剰な血糖は、糖化反応により血管壁のコラーゲンなど様々なタンパク質に付着します。付着した糖は一部変性してアマドリ化合物(変性ブドウ糖)となります。このアマドリ化合物と糖が結合しAGEができます。
AGEは、糖尿病合併症を引き起こす、重大な原因の1つです。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2008/11/007621.php
2008年11月19日の糖尿病ネットワークの記事ですね。
「終末糖化産物(AGEs)」を糖尿病合併症の早期診断に利用する技術が開発されたということです。
5年後に診断キットが保険適応されることを目指すとのことですのでまだ大分先の話ですね。
様々な AGEがあるので、一つの検査法でAGEsの総量を測定することは困難です。
一方、近年各種AGEsの化学構造が解明されたことや抗体作成技術の進歩によって、CML、ピラリン、ペントシジン、クロスリンなど、個別AGEの測定法が確立されました。
2006年1月にはELISA法による血中ペントシジン測定が腎機能検査項目において保険収載(実施料130点)され、臨床検査として測定されるようになりました。
しかし、まだ一般的でなく、研究機関によって測定方法も異なっているなど課題が多い段階です。現在、日本最大の検査会社であるSRLにおいても、AGE値の検査はほとんど行われていません。
このように現状では、一般臨床の現場では、「終末糖化産物(AGEs)」の検査は、ほとんど行われていません。
江部康二
何回か質問をさせていただいているものです。
いつもお返事ありがとうございます。
自分自身の経験から質問させていただくのですが
何年間も一日50グラムくらいの糖質制限をしたまま
ブドウ糖負荷検査を受けるということは
その検査結果は正確なものになるのでしょうか。
先生は糖質制限食をはじめられてから
ブドウ糖負荷検査をなさいましたか?
失礼な質問でしたらお詫び申しあげます。
今岐路にたっていて
どうしてもおたづねしたく書き込ませていただきました。
よろしくお願いいたします。
いつもお返事ありがとうございます。
自分自身の経験から質問させていただくのですが
何年間も一日50グラムくらいの糖質制限をしたまま
ブドウ糖負荷検査を受けるということは
その検査結果は正確なものになるのでしょうか。
先生は糖質制限食をはじめられてから
ブドウ糖負荷検査をなさいましたか?
失礼な質問でしたらお詫び申しあげます。
今岐路にたっていて
どうしてもおたづねしたく書き込ませていただきました。
よろしくお願いいたします。
2010/11/14(Sun) 13:40 | URL | 秋子 | 【編集】
ぐちこさん。
情報ありがとうございます。
普通の醤油が100g中に10gくらいの糖質ですから、
4.9gなら半分ですね。
しかも「丸大豆二ケ年仕込み 自然一醤油」
なら言うことないですね。
情報ありがとうございます。
普通の醤油が100g中に10gくらいの糖質ですから、
4.9gなら半分ですね。
しかも「丸大豆二ケ年仕込み 自然一醤油」
なら言うことないですね。
2010/11/14(Sun) 18:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
秋子さん。
糖尿病と既に診断されている場合、
基本的に高血糖になることは確実ですので、
倫理的にも75g経口ブドウ糖負荷試験は行いません。
従って私も75g経口ブドウ糖負荷試験は一回も行っておりません。
米国糖尿病協会とWHOは、ブドウ糖負荷試験の前には1日150グラム以上の糖質を摂ることを被験者に指示することを勧告しているようです。
一日50グラムくらいの糖質制限だと、どうなるのかはよくわかりませんが、
1960年、ウィルカーソン(Wilkerson)らが受刑者を被験者として低糖質食が耐糖能に与える影響を検討して、糖質の摂取量を1日50グラムに制限しても耐糖能には大きな影響を及ぼさないという報告をニューイングランド・ジャーナルという権威ある医学雑誌にしています。
私自身は、血糖自己測定器でいろいろ食べて、食後血糖値を人体実験していますが、
糖質制限食で耐糖能が改善しています。
ブログ読者の皆さんも耐糖能改善したひとが多いです。
糖質制限食実践で膵臓のβ細胞が休養できで回復することが大きいと思います。
糖尿病と既に診断されている場合、
基本的に高血糖になることは確実ですので、
倫理的にも75g経口ブドウ糖負荷試験は行いません。
従って私も75g経口ブドウ糖負荷試験は一回も行っておりません。
米国糖尿病協会とWHOは、ブドウ糖負荷試験の前には1日150グラム以上の糖質を摂ることを被験者に指示することを勧告しているようです。
一日50グラムくらいの糖質制限だと、どうなるのかはよくわかりませんが、
1960年、ウィルカーソン(Wilkerson)らが受刑者を被験者として低糖質食が耐糖能に与える影響を検討して、糖質の摂取量を1日50グラムに制限しても耐糖能には大きな影響を及ぼさないという報告をニューイングランド・ジャーナルという権威ある医学雑誌にしています。
私自身は、血糖自己測定器でいろいろ食べて、食後血糖値を人体実験していますが、
糖質制限食で耐糖能が改善しています。
ブログ読者の皆さんも耐糖能改善したひとが多いです。
糖質制限食実践で膵臓のβ細胞が休養できで回復することが大きいと思います。
2010/11/14(Sun) 18:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いつもさっそくお返事ありがとうございます。
糖質制限の成果が負荷検査の値に反映するのを
途中でチェックするのかと思っていました。
診断されたらブドウ糖負荷検査はもうしないのですね。
また
ブドウ糖負荷検査の前にはそういう注意があるのですね。
糖質制限を続けていることを知っている主治医からは
特別な注意はありませんでした。
一方でウイルカーソンの報告もあるのですね。
長い間境界型で
糖質制限で良好なコントロールをしていて安心していたのですが
「高血糖の記憶」が悔やまれます。
(高血糖といってもずっと空腹時、HA1cは問題ない
と言われ続けていたのですが・・)
糖質を摂ってベイスン処方を提案する主治医と
どうやって折り合いをつけていくか考えてみます。
どうもありがとうございました。
糖質制限の成果が負荷検査の値に反映するのを
途中でチェックするのかと思っていました。
診断されたらブドウ糖負荷検査はもうしないのですね。
また
ブドウ糖負荷検査の前にはそういう注意があるのですね。
糖質制限を続けていることを知っている主治医からは
特別な注意はありませんでした。
一方でウイルカーソンの報告もあるのですね。
長い間境界型で
糖質制限で良好なコントロールをしていて安心していたのですが
「高血糖の記憶」が悔やまれます。
(高血糖といってもずっと空腹時、HA1cは問題ない
と言われ続けていたのですが・・)
糖質を摂ってベイスン処方を提案する主治医と
どうやって折り合いをつけていくか考えてみます。
どうもありがとうございました。
2010/11/15(Mon) 09:57 | URL | 秋子 | 【編集】
秋子 さん。
その通りです。
ブドウ糖負荷試験は糖尿病や境界型を発見し拾い上げるための検査です。
糖尿病が確定している人には行いません。
食後高血糖タイプの境界型でも、180mg(欲を言えば170mg)を超えなければ、
動脈硬化の心配は少ないと思います。
その通りです。
ブドウ糖負荷試験は糖尿病や境界型を発見し拾い上げるための検査です。
糖尿病が確定している人には行いません。
食後高血糖タイプの境界型でも、180mg(欲を言えば170mg)を超えなければ、
動脈硬化の心配は少ないと思います。
2010/11/15(Mon) 17:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんにちは。
私もトラッキーさんと似ていると思いました。
健康診断では
空腹時血糖 98mg/dl
HgA1c 5.1%
なので「正常」と診断されます。
しかし先日白米の弁当を食べたら
食前 109mg/dl
30分後 173mg/dl
60分後 195mg/dl
120分後 212mg/dl
180分後 156mg/dl
と、糖尿病の範囲に入ってしまいました。
隠れ糖尿病なのかもしれないと思います。
ちなみにお酒を飲むと、
1)たくさんの日本酒+お寿司
食前 98mg/dl
90分後 144mg/dl
2)日本酒おちょこ3杯+和食
食前 107mg/dl
60分後 111mg/dl
3)たくさんの焼酎+たくさんの糖質制限食
食前 105mg/dl
120分後 93mg/dl
でしたのでアルコールによる糖新生の影響は比較的大きい方なのではないかと思います。
いずれにせよ、アルコール抜きで今まで白米を結構食べてきたので、結構グルコーススパイクの状態になっていたのだろうかと思います。
今回のAGEの概念もとても興味深いです。
またこれからもよろしくお願いいたします。
私もトラッキーさんと似ていると思いました。
健康診断では
空腹時血糖 98mg/dl
HgA1c 5.1%
なので「正常」と診断されます。
しかし先日白米の弁当を食べたら
食前 109mg/dl
30分後 173mg/dl
60分後 195mg/dl
120分後 212mg/dl
180分後 156mg/dl
と、糖尿病の範囲に入ってしまいました。
隠れ糖尿病なのかもしれないと思います。
ちなみにお酒を飲むと、
1)たくさんの日本酒+お寿司
食前 98mg/dl
90分後 144mg/dl
2)日本酒おちょこ3杯+和食
食前 107mg/dl
60分後 111mg/dl
3)たくさんの焼酎+たくさんの糖質制限食
食前 105mg/dl
120分後 93mg/dl
でしたのでアルコールによる糖新生の影響は比較的大きい方なのではないかと思います。
いずれにせよ、アルコール抜きで今まで白米を結構食べてきたので、結構グルコーススパイクの状態になっていたのだろうかと思います。
今回のAGEの概念もとても興味深いです。
またこれからもよろしくお願いいたします。
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