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糖質制限食で耐糖能改善
こんにちは。

てつさんから、糖質制限食で耐糖能改善という嬉しいコメントをいただきました

「10/10/23 てつ
先生お久しぶりです。
自分はヘモクロビンA1cが7.8あったのですが、糖質制限食のおかげで今年に入ってからは5.0以上の数値を見てないです。本当に感謝です。

始めて半年後にブドウ糖負荷試験をしたのですが、そのときも2時間後の血糖値が70台にまで下がっていました。糖質制限食のすごさを実感しました、ありがとうございます。」


てつさん。
劇的改善ですね。良かったです。

ヘモクロビンA1cが7.8%→2010年は5.0%未満

素晴らしいです。

糖質制限食開始後半年の75g経口ブドウ糖負荷試験で、2時間値が70台・・・

これはもう、完全に正常型です。

ヘモクロビンA1cが7.8の時は、平均血糖値が183mgです。
糖尿病型→正常型
ですね。

壊れたβ細胞は戻りませんが、疲弊していたβ細胞糖質制限食で休養を得て回復したのでしょう。


10月22日(金)のブログに

【死滅したβ細胞は当然回復不能です。死滅したβ細胞が何割を占めているかには個人差があります。この部分が、「糖尿病はいったん診断されたら治らない」とされているところです。

一方、疲弊していたβ細胞は、糖質制限食で休養を得て回復しますから、その分は耐糖能が改善する可能性はありえます。

糖尿病型が正常型に改善するのはさすがにごくまれでしょうが、境界型レベルに改善することはたまにはあると思います。

あるいは、同じ糖尿病型でも食後血糖値の上昇ていどが、糖質制限食実践前より少しましになるとかで、私はこのパターンです。】

と書きました。

皆が皆、糖質制限食で正常型に改善とはいきませんが、てつさんは、とてもラッキーでしたね。



江部康二


テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
どうしたらよいのでしょうか
はじめまして、こんにちは。
ダンピング症候群で検索したら、こちらにたどり着きました。
私は今年一時期な人工肛門になりました。小腸に人工肛門ができています。
ここ何ヵ月か食事中や食事後すぐに動悸と強い不安感、憂鬱感に襲われます。
親が糖尿病で血糖値測定器があるので 何度か測ってみましたが正常でした。

食べてすぐ、小腸にでます。
その事と不安感や動悸は関係しているのか外科の医師や精神科の医師に聞いてもわからないと言います。
今通っている病院を転院しようと思っていますが なかなか、みつからず 動悸や不安感は毎日おこるので苦しいです。 何かアドバイスをいただけたらと思いコメントしてみました。
どうか見捨てないでください。
よろしくお願いいたします。
2010/10/24(Sun) 15:58 | URL | けい | 【編集
Re: どうしたらよいのでしょうか
けい さん。

血糖値が正常範囲でも、例えば160mg→80mgとか、30分くらいで大幅に下がると
低血糖と同様の症状がでることがあります。
糖質制限食で上手くいくこともあるのですが、
100発100中というわけではありませんので・・・。

2010年09月11日 (土)のブログ「ダンピング症候群と糖質制限食」をご参照いただけば幸いです。
2010/10/24(Sun) 19:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ブドウ糖負荷検査
秋子さん。

主治医の仰せの如く、境界型が20年と長いので、耐糖能低下は自然経過の可能性が高いです。
食後高血糖が、おそらく10数年続いていて、この2年半は糖質制限食で、
それが防げていると思います。
しかし過去10数年の食後高血糖の最小血管への影響は蓄積されていると思います。
一方、20年間、境界型から糖尿病型に移行せずにすんでいるのは、いい意味でまれです。

今後も糖質制限食を続けて血糖コントロール良好を保つことで、神経障害の振興防止や上手くすれば
改善も見込めると思います。また糖尿病型への進行も予防できると思います。
2010/10/26(Tue) 15:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
彼が糖質制限食に取り組み始めました
江部先生こんにちは。

私は結婚はしていないのですが、50才ちょっとの彼がいます。
彼は以前から血糖値が高いようなことをにおわせていたのですが、何より食べるのとお酒が大好きで、ずっと「血糖値なんて気にしていられるか」と強がっていました。

しかし、少し前から急に路線変更し、真剣に血糖値対策を始めたのです。
どうやら糖尿病がだいぶ進行しているようです。

病院嫌いでしたが自分から病院に行ってくれました。
しかしそこで指導されたのは、やはり「カロリー制限、運動、禁酒もしくは節酒」という古典的な内容。
そして薬(メルビン)だけ処方されてあとは生活指導もありませんでした。
病気は予防が大切なのに、あまりにもお粗末だと思いました。

私自身、空腹時血糖が105~120(HbA1cは5.1~5.3程度)あたりをさまよっており、以前から糖質制限に努めていました。
そこで彼にも糖質制限食を教えてあげたところ、あの食い道楽の彼が実に一生懸命取り組むようになりました。
肉まんを食べても、中の肉だけ食べて外は捨てています。
楽しみにしていた締めのラーメンやご飯類もきっぱりやめました。
とても嬉しいです。

彼は料理がプロ並に上手いので、糖質制限レシピを一緒に開発してゆければと思っています。
またこれからもよろしくお願いいたします。
2010/10/26(Tue) 16:22 | URL | モカ | 【編集
Re: 彼が糖質制限食に取り組み始めました
モカさん。

お二人で糖質制限食OKレシピ、どんどん開発してくださいね。
2010/10/26(Tue) 16:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生有り難うございます
江部先生ご返事有り難うございます。
嬉しいです。

改めて江部先生のご著書を読み返しています。
制限があるのは料理好きにとってはある意味楽しみでもあります。
限られた中で大いに楽しみたいと思います。
また今後ともよろしくお願いいたします。
2010/10/27(Wed) 16:03 | URL | モカ | 【編集
β細胞の回復について
江部先生おはようございます。

質問をさせていただいます。
妊娠中に75グラムOGTTでひっかかりました。
空腹時血糖値 85
1時間後血糖値 192
2時間後血糖値 182
で、ほぼ同時期の別の検査では
HOMAーIR  0.48
HOMA―β  71.2%
CPI 0.8
でした。

さらに、昨年の出産後3ヶ月の75グラムOGTTで
空腹時血糖値 83
30分後血糖値 186
1時間後血糖値 198
2時間後血糖値 150
インスリン分泌指数 0.30
HOMAーIR  0.38
HOMA―β  33.48%
で境界型糖尿病と診断されています。ちなみに、直近のHbA1cは5.4でした。
最近では、150グラムのご飯をおかずと食べて、自己血糖測定器で測ると、1時間値で多くは180〜190くらい、低い時は130〜150くらいです。2時間値は110前後くらいのことが多いですが130くらいで高いこともあります。また、外食などでは1時間値で220くらいを測定したこともあります。

私の場合、糖質制限食を行うことで、β細胞の回復は可能なレベルでしょうか。その場合、どれくらいの期間が必要で、回復したとすればその後は糖質制限食ではない食事をとっても血糖値は正常に保たれるのでしょうか。

7年位前からほぼ毎年していた献血時のGAが毎回15.5〜15.9くらいあり、長期間高血糖で血管もすでに傷んでいるのではと心配しています。

現在の体型は痩せ型で体重は増やしたく思っています。最近では筋トレも食後高血糖解消に有効かと思い始めています。

次の妊娠も希望しており、お忙しいところ恐れ入りますがお教えくだされば幸いです。よろしくお願い致します
2016/02/18(Thu) 10:10 | URL | はな | 【編集
Re: β細胞の回復について
はな さん

境界型ですが、1時間後血糖値が180mg/dlを超えているので
将来糖尿病になりやすいです。

境界型レベルなら、1回の糖質量が30~40gの「緩やかな糖質制限食」1年で、耐糖能が正常化する可能性が高いです。

2014年07月01日 (火)の本ブログ記事
「糖質制限食に関する英文論文、PubMed掲載。新潟労災、前川智先生。」
をご参照いただけば幸いです。

直近のHbA1cは5.4%、グリコアルブミン15.5~15.9なら
血管の動脈硬化の心配はないと思います。
2016/02/18(Thu) 17:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました
江部先生、お返事をくださり本当にありがとうございます。
過去の記事も拝読させていただき勇気づけられました。
今後、江部先生のご本を更に読み進めて糖質制限に取り組んでみたいと思います。
2016/02/19(Fri) 10:20 | URL | はな | 【編集
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