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尋常性乾癬と糖質制限食2010年10月
こんばんは。

尋常性乾癬糖質制限食で改善し始めたとのコメントを、ボルボックスさんから頂きました。

「10/10/20 ボルボックス
ビールと日本酒を断つ
江部様
初めてコメントさせていただきます。私先生のブログを読み、本を買い求め、糖質制限食に入って本日で満2週間。実は私も25年来の尋常性乾癬罹患者で満60才。一昨年、京都で新薬治験を受け一旦完治しましたが、当然再発。その薬が承認されるまでに既に認可されているレミケードを10月12日、13日と一泊入院で点滴投与が決まっていました。9月全身のボデイチェックを受け異常なしの上でした。
高額費用であること、またそれが継続すること、そして免疫力を落とすことに疑問を持ち、たまたま検索しておりましたら、このブログの乾癬記事に出合いました。
その場で(大阪の会社勤務中)決意し、決意を不動のものにするため、すぐ主治医に電話し、レミケードの投与をキャンセルいたしました。とにかく一ヶ月試してみようと思ったからです。
主治医からはそんなんで治るわけが無いとなじられましたが、本日で2週間。
尋常性乾癬の皮膚盛り上がりが収まり、部分的には軽快傾向になっています。本日からは、試みでそれまで塗布してきたステロイドとオキサロールを控えました。
この2週間で2回、本日もこれから名古屋で、宴席がありますが、ビールと日本酒を完全に抜き、焼酎とウイスキーに替え、つまみも気をつける。ブログの記事にあったお方の通り、私も最初から牛肉を抜いています。
これまでの検査で、空腹時血糖値154、A1C6.8まで上昇しました。6年前から異常値として再検査が出ていました。(ギリギリでしたが投薬はしていません。)
身長167、体重76.5が2週間で体重が73.5と減り、同時に永年付き合った尋常性乾癬の盛り上がりが収まっています。日本酒大好き人間には苦しいものですが、この変化に驚いています。
あと2週間、実践本の通り実践して見ます。今後どう医師と向き合えばよいのか、どう検査を受診していけばよいのか不安に思う今日この頃です。」


ボルボックスさん。
コメントありがとうございます。

尋常性乾癬の皮膚盛り上がりが収まり、部分的には軽快傾向になっています。」

良かったですね。

オキサロールは、ビタミンDであり、基本安全な薬なので外用されてもいいと思いますよ。

体重も73.5kgで、3kg減量ですね。
BMI27.4→26.4
まずは70kgをきり、BMI25をきることをめざしましょう。

「これまでの検査で、空腹時血糖値154、A1C6.8まで上昇しました。」

ボルボックスさんの体重減少の経過なら、糖質制限食が上手に実践できているので、1ヶ月後のA1Cは6%をきってくると思いますよ。糖質制限食を続けて、糖尿病の検査は今まで通り、病院でされたらいいと思います。

また尋常性乾癬は、現実に症状が改善していけば、副作用もない食事療法ですので、主治医ももしかしたら、認めてくれるかもしれませんね。

以下は、糖質制限食実践で、22年間患った乾癬が、100%治癒した状態を保っておられる、さわさんのコメントです。

『ボルボックスさんへ
尋常性乾癬が部分的には軽快傾向になっているとのこと。
おめでとうございます。
スーパー糖質制限&牛肉抜きで必ずやさらに快方に向かうと信じています。
でも、最初の1ヶ月だけでもオキサロールは使用したほうが楽なのでは?とも思います。
2ヶ月目からはさらに急速に治癒していくとも思いますので、オキサロールをやめるのはそれからでも遅くはないのではないでしょうか?
2010/10/21(Thu) 12:46 | URL | さわ | 』


さわさん、ありがとうございます。

さわさん以外にも23年間の尋常性乾癬が、糖質制限食実践で8~9割方、改善したというマー坊さんの例もあります。

2010年08月24日 (火)のブログ

「 糖質制限食で尋常性乾癬が改善・2010年8月」

をご参照ください。

高雄病院や江部診療所の尋常性乾癬の患者さんも、スーパー糖質制限食を実践しておられる方は、全員症状改善しています。

一方、残念ながら、なかなか、糖質制限食実践が困難な尋常性乾癬の患者さんも多いのが現実ですが・・・。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
いつもブログみてます。私の話題がでたのでメールしました。この間書けなかった事を書きます。先生と出会いのきっかけは、23年尋常性かんせんに悩まされて、何かいい方がないか?たまたま かんせん 治療?かな 検索したら先生の本にあたり騙されたと思って糖質制限食を実施したのが回復のきっかけです。毎年夏場は皮膚の状態はよく今ぐらいになると元に戻るのですが今だに良好です。まだ心配なのでオキサロールは利用してますが以前は1日一本使用してましたが今は3分の1ぐらいです。そのかわりセサミオイルを混ぜて使用してます。今まで温泉も入れなかったけど近々挑戦しようと思います。また報告します。
2010/10/22(Fri) 01:25 | URL | まー坊 | 【編集
先生

いつもありがとうございます。
何度も投稿させていただいています。

今日はどうにも??な事があり、質問させていただきます。

7月にこのサイトに、
『昼食に糖質をベイスン+グルファストで摂取したところ、2時間値は110だったのに食後6時間に計測したらなんと230になっていてびっくりした』
と投稿しました。

その後、糖質を摂取する時には、同じようにベイスン+グルファストで対処してきたのですが、そんな不思議な現象もなく、「毎日スーパー糖質制限食+週に1度くらい薬服用で外食」を楽しんでいるのですが、
昨日の夜、パスタ100g(具と合わせて糖質量75g)をベイスン+グルファストで摂取したところ、

食前95 1h後125 2h後132 3h後165 4h後173 4.5h後でやっと148に下がりました。

測定器の誤差を考えても、
1h後と2h後が同じくらいで、3h後までに上昇し4h後も同じでその後下がり始める、
という感じのようです。


ちなみに、1年ちょっと前に負荷試験をした時、
つまり薬を服用せずに今回と同じ75gの糖質を摂取した時には、

空腹時137  30分値223  1時間値292  2時間値234

だったので、空腹時のセットアップの違い40をそのままマイナスして良いとすると、
3時間値で薬を服用した今回の数値と同じくらいになってしまいそうですよね。
7月の現象は昼、今回は夜なので、「昼上昇型」「夜上昇型」という事でもなさそうです。

IRIは
空腹時15.9 30分値30.4 1時間値62.8 2時間値126.8

なので、HOMA-Rは5.4 HOMA-βは77.35 でした。
インスリン分泌能はありそうですよね。

試験時は糖質制限を始めて2ヶ月経っていたので、A1cは5.1、現在は4.5で
自覚している限り180を超えたのは、先述の7月に投稿した際の1回のみです。


そこで質問なのですが、
1.薬を服用しない負荷試験の結果と今回の現象を並べてみたときに、
膵臓の何かの機能が悪化していたり、という事なのでしょうか?
それとも、「たまたま」と考えて、このくらいならば気にせずに
「糖質制限食+たまに薬服用で糖質摂取」を続けたほうが良いのでしょうか?

体重も10キロ落とし、A1cも7.3→4.5と、糖質制限で
体には優しくしてきたつもりなのですが・・・。
週に1回くらい薬服用で外食していますが、お休みをあげすぎて
逆に膵臓さんが分泌をさぼるようになってしまっているのでしょうか??
空腹時の血糖値も135くらい(家で測ると115程度なのですが)で病院での数値が下がらないのです。


2.薬の作用時間の問題なのでしょうか?
私の場合、糖質1gで血糖値が2mgの上昇し、
ベイスン服用でかなりきちんと1h値が30下がるのですが、
ベイスンを食直前に服用して、30分後(お酒飲まない食事だと終わってますが)くらいに
グルファストを服用する、とか・・・・


ちなみに、
先日人間ドックで検査した際にも 
尿酸値が8.2もあった以外は血糖値以外特に問題ありませんでした。
尿酸値は糖質制限始める前6.2でしたが、以後9.2→6.7→7.8→6.4→8.2と山アリ谷アリです。
2010/10/22(Fri) 05:54 | URL | ゆうこ | 【編集
Re: タイトルなし
まー坊さん。

経過良好でよかったです。
2010/10/22(Fri) 08:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ゆうこ さん。

1年前の負荷試験では、空腹時15.9 30分値30.4 1時間値62.8 2時間値126.8
なので、HOMA-Rは5.4 HOMA-βは77.35
インスリン抵抗性がありますね。インスリンはどちらかというと過剰分泌です。
体重が10kg減っているので、インスリン抵抗性も改善しているかもしれません。

A1cも7.3→4.5と改善なので、いまのやりかたでいいと思います。
勿論HbA1c4.5%ならインスリンはしっかり出ています。

食後3時間、4時間で血糖値がやや上昇したのは、ベイスンの作用ではないでしょうか?
デンプンの分解を遅らせ吸収を遅らせています。ベイスンの作用の食事による一定のバラツキはあると思います。遅れた分のブドウ糖が3.4時間後もすこしづつ吸収され続けたと思います。
2010/10/22(Fri) 08:21 | URL | ドクター江部 | 【編集
CK値
いつも参考になるなあと拝見しています 何年か前にぶどう糖検査で立派な糖尿病だと言われ 目の前が真っ暗になりましたが すぐに違う病院にかかり それ以来ずーっと正常値です 先生のブログを拝見して(本も買いました)私の場合太りぎみだったのが痩せたことによってインスリン抵抗性が回復したんだと納得がいきましたその後医者の反対意見で 糖質制限を止めてしまいましたが 又徐々に体重が増えてきてすっかり忘れていた糖質制限をしましたら お陰様で7月末から3キロ減りました(皆さんより減り方がイマイチですが) それでお聞きしたいんですが 8月の血液検査で今まで40台だったCKの数値が296に上がっていました 全く初めてのことなんで心配なんですが…右横の所が椅子から立ち上がる時筋肉痛が取れません 糖質制限と関係あるのでしょうか 長々申し訳ありませんが主治医には聞けないのでお聞きしたいです
2010/10/22(Fri) 08:59 | URL | せっつん | 【編集
Re: CK値
せっつん さん。

糖質制限食とCPKは関係はありません。

筋肉痛がありますのでそのせいかと思います。

よく歩いたとか、思いものをもったとか、ぶつかったとか、こむら返りとか・・・

もしこむら返りなら、干しエビや煮干しを食べるとか、
面倒くさいならカルシウム・マグネシウムの錠剤をのむといいです。
2010/10/22(Fri) 09:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 追加です。申し訳ありません。
あず さん。

お子さんは、いまの食事で充分と思います。
美味しく楽しくが長続きのこつなので、我慢はいりません。

2007年10月06日 (土)のブログ「食育3・テーラーメードダイエット」
をご参照ください。

ラカントやパルスイートゼロの主成分は、糖アルコールのエリスリトールです。
アスパルテーム、アセスルファムカリウムなどの総量規制がある合成甘味料とは違います。
エリスリトールの安全性は確立しています。

2008年12月30日 (火) のブログ「天然甘味料と人工甘味料と糖質制限食」
2007年05月29日 (火) のブログ「砂糖と糖アルコールと糖尿病」
をご参照ください。
2010/10/22(Fri) 09:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
もう一つ報告を忘れていました
江部先生

大事なご報告を忘れていました。それは尋常性乾癬の改善です。
私は20代後半から尋常性乾癬持ちでした。発症はスキーが趣味だった頃、新しく
購入したスキーブーツが足にあまりあわなかったのでしょうか、
スキー操作は脛で板を押さえる感じで操作しますよね。それで、脛が酷く擦れてしまいました。
それ以降、両足の脛に尋常性乾癬が発生しました。
酷いときは肉が盛り上がってとても赤く、とくに冬は大きなフケが落ちるような感じでした。
また、とても痒く、ひっかいて血をだしてしまうこともしょっちゅうでした。
ステロイド軟膏を塗って少しよくなった時期もありましたが、今のようにはよくならず、
少しするとまたぶり返すような感じずーっと過ごしていました。
それが昨年11月から糖質制限をはじめてその症状がかなり改善しました。今でもお風呂で洗うと
他の部分より垢が出る量は多いですが、かゆみもなく人前で脛をみせるのにためらいも少なくなりました。
本日昼休みに写真を撮りました。

※注意!会社のトイレで撮った中年ヲヤジのスネなので、尋常性乾癬に悩んでいる人で
※もの好きな人以外は見ないほうがいいと思います(笑)もう片足もこれと同じくらいです。

さくらの画像アップローダーです。
http://uploader.sakura.ne.jp/src/up29886.jpg

ついでに食後1時間の血糖値も写っています。
今日も炭水化物25gのサンドイッチとゆで卵2個です。
食前にファセオラミンとギムネマを摂っています。
今日は起床時も珍しく80代後半がでて調子よいようです。
だんだん基礎インスリンの量も回復してきたのだと嬉しいです。


2011/03/04(Fri) 14:16 | URL | 糖質制限一年生 | 【編集
Re: もう一つ報告を忘れていました
糖質制限一年生さん。

尋常性乾癬の改善良かったですね。
他にも、糖質制限食で尋常性乾癬が良くなった方は複数おられますよ。
2011/03/04(Fri) 18:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: No title
ぬま さん。

症状の改善良かったです。
このまま美味しく楽しく糖質制限食をお続けください。
2011/06/01(Wed) 14:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生へ
はじめまして、1954年生、東京在住の者です。

宮本輝さんとの対談本をよみ、
また「しんさん」という方から教えていただき
このブログにたどりついた次第です。

江部先生がコメントに応えられる姿勢を
リスペクトいたします。また自分のブログ
「ケトン体と糖質制限」という記事を本日
載せました。

私は糖尿病ではありませんが、
2010年5月に直腸がん手術をし
2年たった現在転移なくすごせております。

ただほかに乾癬とC型肝炎を患っており
ます。今般、乾癬に対する
糖質制限の効果を信じて
4日前から「ゆるやかな糖質制限」を
チャレンジしています。

が、きのうきょうと
糖質をとってしまいました。
そこで2つ質問があります。

1.糖尿病でない乾癬患者の場合は
 どの程度の糖質制限をしたらよいのでしょうか。私は酒はあまり飲みませんが、ごはん、
パン、麺類は大好きです1日3食のうち、
1食だけ糖質制限でも改善があるように思うのですがいかがでしょうか?

2.私はウィルス量の多いC型肝炎患者ですが、
 糖質制限とC型肝炎との、何か知見が
 おありでしょうか?エビデンスの類はないことは
 想像できるのですが、経験知で何かあれば
 ご教示ください。

以上、よろしくお願いいたします。 

2012/05/22(Tue) 15:21 | URL | 山口つとむ | 【編集
Re: タイトルなし
山口つとむ さん。

「1.糖尿病でない乾癬患者の場合」

個人差がありますが、やはり効果はスーパーが一番あります。


「2.私はウィルス量の多いC型肝炎患者」
C型肝炎というウィルス感染には糖質制限食でもたちうちできないと思います。
2012/05/22(Tue) 16:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
江部先生

さっそくの回答をくださり
ありがとうございました。

スーパーをできるように
頑張ってみます。http://cgatakanen.blog78.fc2.com/
2012/05/22(Tue) 17:53 | URL | 山口つとむ | 【編集
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