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チャンドラーとお酒と肥満、英国・米国
おはようございます。

早見さんから、とても面白いコメントをいただきましたので、記事にしました。


「10/10/19 早見

江部先生、チャンドラーはアメリカ生まれでイギリス育ちの作家です。だから、彼の文章はスノッブで難解で非常に読みにくいです。私もペーパーバックに挑戦して何度も挫折しました。それなのに、江部先生はきちんと読みこなしておられる。改めて、先生への尊敬の念が湧き起こりました。

さて。イギリスへは1度しか行ったことがありませんが、やっぱり変な国、変な国民性だと思いました。というのは、
●ウイスキーの“本場”なのに、多くの人(特に男性)はウォッカ、ジンを好む
●バーやパブで供されるビール(エール)もカクテルも、とにかく生ぬるい。もっと冷えていれば、さぞかし、おいしいだろうに。
●ヒースロー空港のデリで食べた定食が、この世のものとは思えないぐらい、まずかった。くたくたに煮込んだ野菜、冷え切った肉……それも無味無臭の上にうっすらと生臭い。どうしたら、この素材からこれほどまずい料理を作ることができるのか、感心したほどです。
●それなのに、中国料理店やインド料理店は、他のヨーロッパの店を寄せ付けないぐらいおいしい。
本当に、変な国だと思いました。

本題です。そんな変な国ですが、アメリカやドイツほど、イギリスでは極端な肥満者をあまり見かけなかったような気がします(特に男性)。
基本的に蒸留酒文化の国だからではないかしら、とも思いました。まずいツマミを避けて、ウォッカやジンばかり飲んでいれば、自然に糖質制限になりますよね。
他方、アメリカやドイツでは航空母艦のような、ラクダのこぶのように腹が突き出た肥満漢によく出会います。アメリカ人やドイツ人はビールとジャガイモの食品をとりわけ好みます。糖質的には問題ある組み合わせですね。
もしかしたら、それぞれのお国柄が人々の体形に表れているのかなあ、と妄想した私でした。

※上記の話は実データに基づいていません。単なる、読み物としてお楽しみください。」



早見さん。
大変興味深い読み物、そしてチャンドラーの情報をありがとうございます。

アメリカ生まれでイギリス育ちで文章が難解とは、全く知りませんでした。(=_=;) 

バーでカクテルを飲みながら、嫌われないていどに蘊蓄を語るときなどに、おおいに役立ちそうな知識ですね。(^^)

ところで自慢じゃないですが、私、英語はさっぱりです。( ̄_ ̄|||)

「長いお別れ」も、勿論訳本です。すいません。

生島次郎さんらの翻訳が素晴らしかったので、

「プレイバック」のフィリップ・マーロウの名台詞
「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない」
(生島次郎訳)
(If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.)

も、かっこよく決まったのでしょうかね?


「イギリスへは1度しか行ったことがありませんが、やっぱり変な国、変な国民性だと思いました。というのは、
●ウイスキーの“本場”なのに、多くの人(特に男性)はウォッカ、ジンを好む
●バーやパブで供されるビール(エール)もカクテルも、とにかく生ぬるい。もっと冷えていれば、さぞかし、おいしいだろうに。
●ヒースロー空港のデリで食べた定食が、この世のものとは思えないぐらい、まずかった。くたくたに煮込んだ野菜、冷え切った肉……それも無味無臭の上にうっすらと生臭い。どうしたら、この素材からこれほどまずい料理を作ることができるのか、感心したほどです。
●それなのに、中国料理店やインド料理店は、他のヨーロッパの店を寄せ付けないぐらいおいしい。
本当に、変な国だと思いました。」


英国の男性が、ウォッカ、ジンを好むとは面白いですね。

生ぬるいといえば、私の場合は中華人民共和国で、ホテルではなくて街で飲んだビールです。

だいぶ前ですが、店の床に置いてある室温の大樽から柄杓でジョッキに汲んでました・・・。

大樽にはハエが沢山たかっておりました。 (*_*)

英国料理がまずいのは、他の人もよく言ってますね。(-_-;)

これも大分以前、ドイツからの京大留学生が、ドイツの学生食堂のまずさを、豚の餌なみと強調してました。

彼は、日本留学後、ドイツに帰ったあとも二度と学食で食べることは無かったそうです。

ドイツから出国したことのない学生は、それがまずいということを知らないので、平然と学食の食事を食べるのだそうです。

「本題です。そんな変な国ですが、アメリカやドイツほど、イギリスでは極端な肥満者をあまり見かけなかったような気がします(特に男性)。
基本的に蒸留酒文化の国だからではないかしら、とも思いました。まずいツマミを避けて、ウォッカやジンばかり飲んでいれば、自然に糖質制限になりますよね。」


英国の成人約8,000人を対象にした調査によると、BMIが30以上の肥満の割合は1993年時点で男性13.2%、女性16.4%だったのが、2004年時点ではそれぞれ23.6%、23.8%に増えたそうです。英国の成人のうち、ほぼ4人に1人が肥満と判定されます。

米国の2000年の調査では、男性の30.9%がBMIが30以上の肥満ですから、英国より米国のほうが大分多いですね。早見さんの観察、鋭いものがありますよ。

「アメリカ人やドイツ人はビールとジャガイモの食品をとりわけ好みます。」

これは、まるで効率良く肥満を生み出すための理想的なシステムのような食習慣ですね。 ε-(-Д-)

米国人、ドイツ人・・・恐るべし!

かの国々では、今後も肥満は増える一方でしょうね。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ビールと日本酒を断つ
江部様
初めてコメントさせていただきます。私先生のブログを読み、本を買い求め、糖質制限食に入って本日で満2週間。実は私も25年来の尋常性乾癬罹患者で満60才。一昨年、京都で新薬治験を受け一旦完治しましたが、当然再発。その薬が承認されるまでに既に認可されているレミケードを10月12日、13日と一泊入院で点滴投与が決まっていました。9月全身のボデイチェックを受け異常なしの上でした。
高額費用であること、またそれが継続すること、そして免疫力を落とすことに疑問を持ち、たまたま検索しておりましたら、このブログの乾癬記事に出合いました。
その場で(大阪の会社勤務中)決意し、決意を不動のものにするため、すぐ主治医に電話し、レミケードの投与をキャンセルいたしました。とにかく一ヶ月試してみようと思ったからです。
主治医からはそんなんで治るわけが無いとなじられましたが、本日で2週間。
尋常性乾癬の皮膚盛り上がりが収まり、部分的には軽快傾向になっています。本日からは、試みでそれまで塗布してきたステロイドとオキサロールを控えました。
この2週間で2回、本日もこれから名古屋で、宴席がありますが、ビールと日本酒を完全に抜き、焼酎とウイスキーに替え、つまみも気をつける。ブログの記事にあったお方の通り、私も最初から牛肉を抜いています。
これまでの検査で、空腹時血糖値154、A1C6.8まで上昇しました。6年前から異常値として再検査が出ていました。(ギリギリでしたが投薬はしていません。)
身長167、体重76.5が2週間で体重が73.5と減り、同時に永年付き合った尋常性乾癬の盛り上がりが収まっています。日本酒大好き人間には苦しいものですが、この変化に驚いています。
あと2週間、実践本の通り実践して見ます。今後どう医師と向き合えばよいのか、どう検査を受診していけばよいのか不安に思う今日この頃です。
2010/10/20(Wed) 11:58 | URL | ボルボックス | 【編集
早々にお返事頂きありがとうございました。
目指している体重になった暁には ご報告しますね。 
2010/10/20(Wed) 12:27 | URL | のらたろう | 【編集
ボルボックスさんへ
はじめまして。
私も糖質制限食でアトピーが軽快しました。
大変興味があるので、よろしければ、また経過を教えていただければ幸いです。
2010/10/20(Wed) 20:05 | URL | チワワ | 【編集
ボルボックスさんへ
尋常性乾癬が部分的には軽快傾向になっているとのこと。
おめでとうございます。

スーパー糖質制限&牛肉抜きで必ずやさらに快方に向かうと信じています。

でも、最初の1ヶ月だけでもオキサロールは使用したほうが楽なのでは?とも思います。

2ヶ月目からはさらに急速に治癒していくとも思いますので、オキサロールをやめるのはそれからでも遅くはないのではないでしょうか?

2010/10/21(Thu) 12:46 | URL | さわ | 【編集
江部先生へ
こんにちは^^、毎日のお仕事、ブログの更新ご苦労様です。

今日は、今月あった健康診断の結果についてのご報告です。

2年間の糖質制限にて、見事にLH比が改善されました。(主食はほぼ卵と豚肉状態です。)

乾癬も100%治癒した状態を保てています。

http://sunap21.blog14.fc2.com/blog-entry-898.html

2010年10月 健康診断の結果
2010-10-18 Mon
「BMI」(体格指数)
(参考レベル:18.5~24.9)
2010年→18.8
2009年→18.1
2008年→19.9

2006年→22.5
2005年→21.8

------------------------------
「体重」
2010年→52.0
2009年→49.9
2008年→55.3
(2008年春には65.0kgまで肥大していた→半年後に糖尿病発症)

2006年→61.0
2005年→63.8

------------------------------

「腹囲」
(参考レベル:~84.9cm)
2010年→71.2
2009年→69.0
2008年→76.4
(2008年春には88cmまで肥大していた→半年後に糖尿病発症)

------------------------------

「血圧」

最大
(参考レベル:最大~129mgHg)
2010年→96
2009年→105
2008年→93

2006年→96
2005年→115

最小
(参考レベル:最小~84mgHg)
2010年→57
2009年→59
2008年→62

2006年→60
2005年→82

------------------------------

「脂質」

総コレステロール
(参考レベル:120~219mg/dl)
2010年→162
2009年→164
2008年→150

2006年→183
2005年→193


中性脂肪
(参考レベル:50~149mg/dl)
2010年→36
2009年→28
2008年→90

2006年→191
2005年→94


HDLコレステロール
(参考レベル:40~mg/dl)
2010年→71
2009年→60
2008年→46

2006年→45
2005年→49


LDLコレステロール
(参考レベル:70~119mg/dl)
2010年→77
2009年→92
2008年→97

2006年→99
2005年→125

LH比(糖尿病患者は1.5以内が望ましいらしい:LH比=LDL÷HDL)
2010年→1.08
2009年→1.53
2008年→2.10

2006年→2.20
2005年→2.55

------------------------------

「糖尿病」

血糖
(参考レベル:~99mg/dl)
2010年→167
2009年→130
2008年→242

2006年→87
2005年→93

ヘモグロビンA1c
(参考レベル:~5.29%)
2010年→6.74 (10日後の再検査では6.1)
2009年→6.1
2008年→10.9

尿糖定性
(参考レベル:(-))
2010年→(+)(10日後の再検査では(-))
2009年→(-)
2008年→(3+)

2006年→(-)
2005年→(-)

------------------------------

「痛風」

尿酸
(参考レベル:2.0~7.0mg/dl)
2010年→5.4
2009年→6.5
2008年→3.1

2006年→6.1
2005年→6.3

------------------------------

「肝機能・血清蛋白」

GOT
(参考レベル:~30IU/l)
2010年→18
2009年→17
2008年→16

2006年→27
2005年→26

GPT
(参考レベル:~30IU/l)
2010年→14
2009年→9
2008年→14

2006年→23
2005年→22

アルフォス
(参考レベル:100~300IU/l)
2010年→214
2009年→231
2008年→308

2006年→286
2005年→206

γ-GPT
(参考レベル:~50IU/l)
2010年→15
2009年→16
2008年→16

2006年→20
2005年→21

------------------------------

「腎機能」

クレアチニン
(参考レベル:~1.10mg/dl)
2010年→0.59
2009年→0.6
2008年→0.6

2006年→0.8
2005年→0.8


尿素窒素
(参考レベル:5~22mg/dl)
2010年→22
2009年→17
2008年→10

2006年→15
2005年→15

尿潜血
(参考レベル:(-)(+-))
2010年→(-)(10日後の再検査では(+-))
2009年→(+)
2008年→(+)

2006年→(+)
2005年→(+)

尿蛋白定性
(参考レベル:(-)(+-))
2010年→(+-)(10日後の再検査では(-))
2009年→(-)
2008年→(+)

2006年→(-)
2005年→(-)


------------------------------

「貧血・血球数」

赤血球数
(参考レベル:427~570万/μl)
2010年→388
2009年→448
2008年→494

2006年→481
2005年→494


ヘモグロビン
(参考レベル:13.5~17.6g/dl)
2010年→13.7
2009年→14.7
2008年→15.8

2006年→15.5
2005年→16.1


ヘマトクリット
(参考レベル:39.8~51.8%)
2010年→39.9
2009年→44.4
2008年→45.8

2006年→46.1
2005年→47.5

白血球数
(参考レベル:4.0~8.0千/μl)
2010年→4.4
2009年→7.7
2008年→7.7

2006年→8.7
2005年→8.4


2010/10/21(Thu) 13:05 | URL | さわ | 【編集
チャンドラーと生ぬるいビール
ご無沙汰してます。チャンドラーといえば・・・

「長いお別れ」ってことはレイモンド・チャンドラーですよね。

私にとってチャンドラーというと、オーストラリアのSF作家、アーサー・B・チャンドラー、愛称「キャプテン・チャンドラー」です。

キャプテンが晩年に来日された際、現在は進々堂のベーカリーレストランになっている、丸太町馬代のレストランで食事をご一緒した思い出があるんです。


それと、中国のぬるいビールですが、ビールに限らずあちらでは冷たい飲み物ってのは少ないですね。

中国からのお客さんは日本に来ると、必ず冷たい水が出てくるから体調が悪くなるって怒る人が多いです。

中国ではレストランの「お冷や」も「温水」ですから。

どちらかというと、「日本人はビールを冷やして飲む変なやつ」って言う目で見られます。(笑)

2010/10/21(Thu) 16:11 | URL | 飯山 忍 | 【編集
Re: 江部先生へ
さわさん。

データ改善、おめでとうございます。
尋常性乾癬も完璧の自己管理ですね。
2010/10/21(Thu) 21:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: チャンドラーと生ぬるいビール
飯山 忍さん。

お久しぶりです。

オーストラリアのSF作家、アーサー・B・チャンドラー、愛称「キャプテン・チャンドラー」のことは
知りませんでしたが、食事をご一緒とは素晴らしい体験ですね。

そうすると中国のぬるいビールは、文化の違いだったのでしょうかね。
そうなれば文句言っても仕方ないですね。あきらめましょう。


2010/10/21(Thu) 21:22 | URL | ドクター江部 | 【編集
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