2010年09月30日 (木)
こんばんは。
日経メディカル オンラインの記事(2010年9月28日)を見ました。
「運動を継続的に行うことで、たとえ減量できなくても、空腹時血糖値や食後2時間血糖値が改善する可能性がある。」
と、英レスター大学の心臓血管科学のT. Yates氏が、2010年9月20日から24日まで、スウェーデンのストックホルムで開催された第46回欧州糖尿病学会で報告したそうです。
2006年10月~2007年4月にかけて、英レスター大学で募集した体重過多または肥満でIGT(境界型食後高血糖)がある98人。
かれらを、
①アドバイスが記載された小冊子を受け取るだけの群(対照群、34人)
②身体活動を高める運動を推奨、3時間の教育プログラムをグループ単位で行う群、31人。
③1日の活動目標と万歩計使用による歩行運動を含んだ3時間の教育プログラムを個別に行う群、33人。
の3グループに分けて、研究が行われました。
教育プログラムによる介入を行った②③群には3カ月後と6カ月後にカウンセリングを行い、すべての群で3カ月後、6カ月後、12カ月後にフォローアップを実施しました。その上で、24カ月後に血糖状態を評価する追加検査を行い、空腹時血糖値と食後2時間血糖値、WHO基準による2型糖尿病への進行の評価、体重などを調べました。
結果は③群のみが、空腹時血糖値と食後2時間血糖値で有意な改善が認められました。
また、IGT(境界型食後高血糖)から糖尿病への移行も③群が一番少ないという結果でした。
①②③群とも、24ヶ月後の体重に差はありませんでした。
体重に差がなかったので、継続的な運動そのものに、空腹時血糖値と食後2時間血糖値改善効果と糖尿病発症予防効果があったことになります。
欧米人の糖尿病発症時の主たる要因は、インスリン抵抗性で、その時点ではインスリン分泌能力は、正常に残っていることがほとんどです。
上記の結果から、導き出される仮説は、
「英国人で肥満のIGTでは、継続的な運動そのものに、インスリン抵抗性を改善させる効果がある。」
ということになるでしょうか。
日本人の場合は、インスリン分泌能力低下が糖尿病発症の主たる要因なので、この点は欧米人とは全く異なっています。
従って、BMIが正常な日本人のIGTには、上記の仮説を単純にあてはめることはできないかもしれません。
一方、日本人でも肥満のIGTには、そのままあてはまる可能性がありますね。
また、肥満でない日本人の糖尿病においても、長期にわたる継続的な運動は軽度のものであっても、身体のインスリン感受性を改善させるとされていますので、やはり運動はできたらしたほうがいいのでしょうね。
江部康二
☆☆☆☆☆以下は日経メディカル オンラインの記事(2010年9月28日)です。
たとえ減量できなくても、身体活動を高めれば血糖値を改善できる
『減量できなくても、身体活動そのものを高めることで、2時間後血糖値や空腹時血糖は改善する可能性があることが示された。PREPAREプログラム研究で明らかになったもので、英レスター大学の心臓血管科学のT. Yates氏が、9月20日から24日までスウェーデンのストックホルムで開催された第46回欧州糖尿病学会(EASD2010)で報告した。』
PREPAREプログラム研究は、糖尿病前症の患者に対し糖尿病についての体系的な教育を行い、万歩計を使って積極的に歩行運動を行うよう勧め、糖尿病の発症予防効果や患者の健康状態の変化などを調べたもの。これまでの検討で、耐糖能異常(IGT)の患者において12カ月後の血糖の調整機能が改善することが確認されている。Yates氏らは、今回の研究でPREPAREプログラムの効果が24カ月後も維持されているかを調べた。
プログラムの参加者は、2006年10月~2007年4月にかけて、英レスター大学で募集した体重過多または肥満でIGTがある98人。これらを、アドバイスが記載された小冊子を受け取るだけの群(対照群、34人)、身体活動を高める運動を推奨し3時間の教育プログラムをグループ単位で行う群(E群、31人)、1日の活動目標と万歩計使用による歩行運動を含んだ3時間の教育プログラムを個別に行う群(EP群、33人)にランダムに割り付けた。群間でベースライン時の患者背景や生化学的測定値に差はなかった。
教育プログラムによる介入を行った2つの群(E群、EP群)には3カ月後と6カ月後にカウンセリングを行い、すべての群で3カ月後、6カ月後、12カ月後にフォローアップを実施した。その上で、今回の調査では、参加者には24カ月後に血糖状態を評価する追加検査を行い、空腹時血糖値と食後2時間血糖値、WHO基準による2型糖尿病への進行の評価、体重などを調べた。ベースラインからの変化に見られる差は、共分散分析(ANCOVA;Analysis of covariance)で分析した。
結果、74人の参加者(76%、女性38%、南アジア系20%)において、24カ月後のフォローアップデータを得た。
解析の結果、2時間後血糖値は、EP群のみが有意な減少を維持した。具体的には、ベースラインで8.7±2.3 mmol/Lだったものが、24カ月後は7.3±2.2mmol/Lに減少した。ベースライン値で調整した対照群と比較した変化は、-1.5 mmol/L(95%信頼区間:-2.8~-0.3、p=0.012)だった。
空腹時血糖についても、EP群のみで有意な減少傾向が見られた。ベースラインで5.6±0.6mmol/Lだったものが、24カ月後 には5.4±0.7mmol/Lと減少した。ベースライン値で調整した対照群と比較した変化は、-0.3mmol/L(95%信頼区間:-0.7~0.0、p=0.073)だった。
追跡期間中に診断された24カ月間の2型糖尿病累積発生率は、対照群で18%、E群で16%、EP群で6%となり、EP群でもっとも少ないという結果だった。一方、いずれの群も、24カ月後の体重に差はなかった。
Yates氏は、「糖尿病に関する教育と運動の推奨を個別に指導することで、体重が減少しなくても、血糖状態が改善することが分かった。患者指導においては、減量が治療の目標になるのではなく、身体活動の向上が重要になるのではないか」と述べた。
(日経メディカル別冊編集)
日経メディカル オンラインの記事(2010年9月28日)を見ました。
「運動を継続的に行うことで、たとえ減量できなくても、空腹時血糖値や食後2時間血糖値が改善する可能性がある。」
と、英レスター大学の心臓血管科学のT. Yates氏が、2010年9月20日から24日まで、スウェーデンのストックホルムで開催された第46回欧州糖尿病学会で報告したそうです。
2006年10月~2007年4月にかけて、英レスター大学で募集した体重過多または肥満でIGT(境界型食後高血糖)がある98人。
かれらを、
①アドバイスが記載された小冊子を受け取るだけの群(対照群、34人)
②身体活動を高める運動を推奨、3時間の教育プログラムをグループ単位で行う群、31人。
③1日の活動目標と万歩計使用による歩行運動を含んだ3時間の教育プログラムを個別に行う群、33人。
の3グループに分けて、研究が行われました。
教育プログラムによる介入を行った②③群には3カ月後と6カ月後にカウンセリングを行い、すべての群で3カ月後、6カ月後、12カ月後にフォローアップを実施しました。その上で、24カ月後に血糖状態を評価する追加検査を行い、空腹時血糖値と食後2時間血糖値、WHO基準による2型糖尿病への進行の評価、体重などを調べました。
結果は③群のみが、空腹時血糖値と食後2時間血糖値で有意な改善が認められました。
また、IGT(境界型食後高血糖)から糖尿病への移行も③群が一番少ないという結果でした。
①②③群とも、24ヶ月後の体重に差はありませんでした。
体重に差がなかったので、継続的な運動そのものに、空腹時血糖値と食後2時間血糖値改善効果と糖尿病発症予防効果があったことになります。
欧米人の糖尿病発症時の主たる要因は、インスリン抵抗性で、その時点ではインスリン分泌能力は、正常に残っていることがほとんどです。
上記の結果から、導き出される仮説は、
「英国人で肥満のIGTでは、継続的な運動そのものに、インスリン抵抗性を改善させる効果がある。」
ということになるでしょうか。
日本人の場合は、インスリン分泌能力低下が糖尿病発症の主たる要因なので、この点は欧米人とは全く異なっています。
従って、BMIが正常な日本人のIGTには、上記の仮説を単純にあてはめることはできないかもしれません。
一方、日本人でも肥満のIGTには、そのままあてはまる可能性がありますね。
また、肥満でない日本人の糖尿病においても、長期にわたる継続的な運動は軽度のものであっても、身体のインスリン感受性を改善させるとされていますので、やはり運動はできたらしたほうがいいのでしょうね。
江部康二
☆☆☆☆☆以下は日経メディカル オンラインの記事(2010年9月28日)です。
たとえ減量できなくても、身体活動を高めれば血糖値を改善できる
『減量できなくても、身体活動そのものを高めることで、2時間後血糖値や空腹時血糖は改善する可能性があることが示された。PREPAREプログラム研究で明らかになったもので、英レスター大学の心臓血管科学のT. Yates氏が、9月20日から24日までスウェーデンのストックホルムで開催された第46回欧州糖尿病学会(EASD2010)で報告した。』
PREPAREプログラム研究は、糖尿病前症の患者に対し糖尿病についての体系的な教育を行い、万歩計を使って積極的に歩行運動を行うよう勧め、糖尿病の発症予防効果や患者の健康状態の変化などを調べたもの。これまでの検討で、耐糖能異常(IGT)の患者において12カ月後の血糖の調整機能が改善することが確認されている。Yates氏らは、今回の研究でPREPAREプログラムの効果が24カ月後も維持されているかを調べた。
プログラムの参加者は、2006年10月~2007年4月にかけて、英レスター大学で募集した体重過多または肥満でIGTがある98人。これらを、アドバイスが記載された小冊子を受け取るだけの群(対照群、34人)、身体活動を高める運動を推奨し3時間の教育プログラムをグループ単位で行う群(E群、31人)、1日の活動目標と万歩計使用による歩行運動を含んだ3時間の教育プログラムを個別に行う群(EP群、33人)にランダムに割り付けた。群間でベースライン時の患者背景や生化学的測定値に差はなかった。
教育プログラムによる介入を行った2つの群(E群、EP群)には3カ月後と6カ月後にカウンセリングを行い、すべての群で3カ月後、6カ月後、12カ月後にフォローアップを実施した。その上で、今回の調査では、参加者には24カ月後に血糖状態を評価する追加検査を行い、空腹時血糖値と食後2時間血糖値、WHO基準による2型糖尿病への進行の評価、体重などを調べた。ベースラインからの変化に見られる差は、共分散分析(ANCOVA;Analysis of covariance)で分析した。
結果、74人の参加者(76%、女性38%、南アジア系20%)において、24カ月後のフォローアップデータを得た。
解析の結果、2時間後血糖値は、EP群のみが有意な減少を維持した。具体的には、ベースラインで8.7±2.3 mmol/Lだったものが、24カ月後は7.3±2.2mmol/Lに減少した。ベースライン値で調整した対照群と比較した変化は、-1.5 mmol/L(95%信頼区間:-2.8~-0.3、p=0.012)だった。
空腹時血糖についても、EP群のみで有意な減少傾向が見られた。ベースラインで5.6±0.6mmol/Lだったものが、24カ月後 には5.4±0.7mmol/Lと減少した。ベースライン値で調整した対照群と比較した変化は、-0.3mmol/L(95%信頼区間:-0.7~0.0、p=0.073)だった。
追跡期間中に診断された24カ月間の2型糖尿病累積発生率は、対照群で18%、E群で16%、EP群で6%となり、EP群でもっとも少ないという結果だった。一方、いずれの群も、24カ月後の体重に差はなかった。
Yates氏は、「糖尿病に関する教育と運動の推奨を個別に指導することで、体重が減少しなくても、血糖状態が改善することが分かった。患者指導においては、減量が治療の目標になるのではなく、身体活動の向上が重要になるのではないか」と述べた。
(日経メディカル別冊編集)
江部先生ご無沙汰しておりますm(__)m
糖質制限食を開始して丸1年が経ちました。
最近は、SMBGをしながら、耐糖能と習慣化した運動の条件下で、許容範囲で糖質をとる生活になってきました。が、ベースに糖質制限を置いた生活を継続している効果もあり、8月の定期検診はA1c4.5%と推移しております。
あと、運動ですが。今は、週4ほどでジムに通い、1時間の筋トレ(かなり追い込んでます(^-^))と20分の有酸素運動をこなしてましたところ、筋質量は67Kgで体脂肪9%。BMIは24に増えましたが( ̄□ ̄;)私的な実感では筋質量が増えていくほど食後血糖値が上がりにくく下がりやすく感じるように思えております。
基礎代謝向上は空腹時血糖値に対しては低く保つ効果があると認識していたのですが、運動の効果と糖質制限との併用効果に『何か』があり、それが食後血糖値にも好影響を与えているのかというところに今現在、自分の身体への興味となっています。
まだまだ試行錯誤してますが、糖尿人すべてが合併症にならない時代を望みつつ、先生のご活躍を心より切に願います!
糖質制限食を開始して丸1年が経ちました。
最近は、SMBGをしながら、耐糖能と習慣化した運動の条件下で、許容範囲で糖質をとる生活になってきました。が、ベースに糖質制限を置いた生活を継続している効果もあり、8月の定期検診はA1c4.5%と推移しております。
あと、運動ですが。今は、週4ほどでジムに通い、1時間の筋トレ(かなり追い込んでます(^-^))と20分の有酸素運動をこなしてましたところ、筋質量は67Kgで体脂肪9%。BMIは24に増えましたが( ̄□ ̄;)私的な実感では筋質量が増えていくほど食後血糖値が上がりにくく下がりやすく感じるように思えております。
基礎代謝向上は空腹時血糖値に対しては低く保つ効果があると認識していたのですが、運動の効果と糖質制限との併用効果に『何か』があり、それが食後血糖値にも好影響を与えているのかというところに今現在、自分の身体への興味となっています。
まだまだ試行錯誤してますが、糖尿人すべてが合併症にならない時代を望みつつ、先生のご活躍を心より切に願います!
2010/09/30(Thu) 21:44 | URL | 蝶々 | 【編集】
蝶々さんいきなりの横スレで失礼します
すばらしい結果うらやましい限りです!
蝶々さんは
筋トレ前後の
お食事では
糖質は
どうされてますか
もし、ご覧になって
お手すきで
お差支えなければ
ご回答いただければ
幸いです
すばらしい結果うらやましい限りです!
蝶々さんは
筋トレ前後の
お食事では
糖質は
どうされてますか
もし、ご覧になって
お手すきで
お差支えなければ
ご回答いただければ
幸いです
2010/10/01(Fri) 09:41 | URL | 海物語 | 【編集】
先生の糖質制限食を実行してから空腹血糖値が下がり、血圧も下がって健康的な毎日を過ごせています。
最近では全く主食を摂らない生活をしてたのですが、先日たまたま同僚との外食でパスタを食べました。
2年ぶりぐらいの炭水化物だったのですが、食後の血糖値も120以下と好結果♪
しかし、食後1時間ぐらいしてから何故か頭痛がしてきました。
念のため血圧とその後の血糖値も測定しましたが問題なく、糖分を摂りすぎた時のようなボーッとする感覚です。
普段糖質をほとんど摂らないような生活をしていて急激な糖質摂取をするとこのようなことはあるのでしょうか?
最近では全く主食を摂らない生活をしてたのですが、先日たまたま同僚との外食でパスタを食べました。
2年ぶりぐらいの炭水化物だったのですが、食後の血糖値も120以下と好結果♪
しかし、食後1時間ぐらいしてから何故か頭痛がしてきました。
念のため血圧とその後の血糖値も測定しましたが問題なく、糖分を摂りすぎた時のようなボーッとする感覚です。
普段糖質をほとんど摂らないような生活をしていて急激な糖質摂取をするとこのようなことはあるのでしょうか?
2010/10/01(Fri) 09:49 | URL | ユウ | 【編集】
先生のブログいつも拝見させていただいております。
妊娠中に行った負荷試験より、将来糖尿病になる可能性が高いと指摘され、半年前の血液検査で空腹時血糖96 HbA1cが5.4%と上がってきたため、糖質制限の食事に取り組んできました。
先日半年ぶりに血液検査を受けたところ、空腹時血糖90 HbA1c 5.4%と全く効果が見られませんでした。
糖質制限食といっても、自己流ですし、まだ予防の気持ちからか、時々甘いものを食べてしまったりする事もあったのは正直なところですが、効果が見られないということは、このやり方は自分にはあってないということなのでしょうか。
毎日の定期的な運動も行っており、BMIも現在19でこれ以上体重を落とすこともできません。(元々19前後です)
かといって、主食を取らない食生活でこの値ということは主食をとったらどうなってしまうのか、こわくてそれも出来ません。
この値でコントロールできていれば、よしとすべきなのでしょうか。
効果が見られず、少しモチベーションが下がってしまい、ストレスがたまりそうです・・・。
妊娠中に行った負荷試験より、将来糖尿病になる可能性が高いと指摘され、半年前の血液検査で空腹時血糖96 HbA1cが5.4%と上がってきたため、糖質制限の食事に取り組んできました。
先日半年ぶりに血液検査を受けたところ、空腹時血糖90 HbA1c 5.4%と全く効果が見られませんでした。
糖質制限食といっても、自己流ですし、まだ予防の気持ちからか、時々甘いものを食べてしまったりする事もあったのは正直なところですが、効果が見られないということは、このやり方は自分にはあってないということなのでしょうか。
毎日の定期的な運動も行っており、BMIも現在19でこれ以上体重を落とすこともできません。(元々19前後です)
かといって、主食を取らない食生活でこの値ということは主食をとったらどうなってしまうのか、こわくてそれも出来ません。
この値でコントロールできていれば、よしとすべきなのでしょうか。
効果が見られず、少しモチベーションが下がってしまい、ストレスがたまりそうです・・・。
2010/10/01(Fri) 15:14 | URL | 千咲 | 【編集】
千咲さん。
HbA1c 5.4%ということは、平均血糖値は111mg/dlです。
勿論正常なのですが、年齢からすれば、やや高値ですね。
普通に主食を摂取していれば、もっと上がっていたと思います。
毎日、定期的な運動もしておられますので、もう少し筋肉量がつけば、
血糖値も下がると思います。
HbA1c 5.4%ということは、平均血糖値は111mg/dlです。
勿論正常なのですが、年齢からすれば、やや高値ですね。
普通に主食を摂取していれば、もっと上がっていたと思います。
毎日、定期的な運動もしておられますので、もう少し筋肉量がつけば、
血糖値も下がると思います。
2010/10/01(Fri) 16:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ユウ さん。
血糖値が正常範囲内でも、30~60分で
あるていど落差があると、ぼーっとすることがあります。
140mg→80mg
120mg→60mg
とかです。
血糖値の差もほとんどなければ、料理に使われた化学調味料(例えば味の素)の量によっては
頭痛が生じることがあります。
血糖値が正常範囲内でも、30~60分で
あるていど落差があると、ぼーっとすることがあります。
140mg→80mg
120mg→60mg
とかです。
血糖値の差もほとんどなければ、料理に使われた化学調味料(例えば味の素)の量によっては
頭痛が生じることがあります。
2010/10/01(Fri) 16:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生いつも迅速なご回答ありがとうございます。
糖質制限をするにあたり、本当に初歩的な質問で申し訳ないのですが、今回半年取り組んでみて、明らかにそれまでより糖質の摂取量が減っているのに、血糖値が下がっていないというのは、摂取量うんぬんよりも、私自身の耐糖能が悪くなっている、またはストレスによるものなど、他の要因が起因していると考えてよいのでしょうか?
糖質制限をするにあたり、本当に初歩的な質問で申し訳ないのですが、今回半年取り組んでみて、明らかにそれまでより糖質の摂取量が減っているのに、血糖値が下がっていないというのは、摂取量うんぬんよりも、私自身の耐糖能が悪くなっている、またはストレスによるものなど、他の要因が起因していると考えてよいのでしょうか?
2010/10/01(Fri) 18:28 | URL | 千咲 | 【編集】
千咲さん。
「半年前の血液検査で空腹時血糖96 HbA1cが5.4%と上がってきた。」
この時点で、同年齢の人に比べれば、耐糖能が低下してきていますね。
「糖質制限食+軽い運動の継続」で回復が望めると思いますよ。
「半年前の血液検査で空腹時血糖96 HbA1cが5.4%と上がってきた。」
この時点で、同年齢の人に比べれば、耐糖能が低下してきていますね。
「糖質制限食+軽い運動の継続」で回復が望めると思いますよ。
2010/10/01(Fri) 18:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限を始めて初めての検査だったので、劇的な効果を期待してしまっていました。
ここで諦めず地道にこつこつと続けていこうと思います。
ありがとうございました。
ここで諦めず地道にこつこつと続けていこうと思います。
ありがとうございました。
2010/10/01(Fri) 21:29 | URL | 千咲 | 【編集】
江部先生コメント欄お借りすること、糖質制限と関係ないコメント使用してしまうことをお詫び申し上げますm(__)m
海物語さんへ
トレーニング前の糖質量はSMBGをした上で、一時間値が100前後になるようにしています。私の耐糖能では糖質20~30g程度に相当します。
その後、食後1時間までにストレッチを済ませて、一番血糖値が上昇している時間から筋トレを開始して、血糖を筋肉に取り込む感じです。
アドレナリンや成長ホルモンなどの作用で筋トレ後に上がる血糖値はクールダウンを兼ねたジョギング20分~40分で落ち着かせる感じです。
海物語さんへ
トレーニング前の糖質量はSMBGをした上で、一時間値が100前後になるようにしています。私の耐糖能では糖質20~30g程度に相当します。
その後、食後1時間までにストレッチを済ませて、一番血糖値が上昇している時間から筋トレを開始して、血糖を筋肉に取り込む感じです。
アドレナリンや成長ホルモンなどの作用で筋トレ後に上がる血糖値はクールダウンを兼ねたジョギング20分~40分で落ち着かせる感じです。
2010/10/02(Sat) 15:17 | URL | 蝶々 | 【編集】
江部先生、こんにちは^@^あきです。
病院に行って、検査してきました。
空腹時血糖96 HbA1c5.2%でした。
体重は9㎏減っていました。
血圧も正常で、薬も出ませんでした。
ひとまず、安心しましたが、これからも
気をつけて行きたいと思っております。
病院に行って、検査してきました。
空腹時血糖96 HbA1c5.2%でした。
体重は9㎏減っていました。
血圧も正常で、薬も出ませんでした。
ひとまず、安心しましたが、これからも
気をつけて行きたいと思っております。
2010/10/02(Sat) 18:13 | URL | あき | 【編集】
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