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アルコールと糖質制限食
おはようございます。

今回は、のばやんさんから、アルコールと糖質制限食についてコメント・質問をいただきました。


「10/09/25 のばやん
アルコールについて質問です。
昨日、調子に乗って飲み過ぎてしまいました、酒好きの、のばやんです。

以前、どなたかのコメントにもありましたが、お酒は気が大きくなって、つい飲み過ぎたり、食べ過ぎたりしてしまい、後悔しますが、まず適量を、守ることが第一でしょうね。
ただ、今朝、寝起きの血糖値は111でしたので、少しほっとしました。

しかし、お酒は適量?であっても、脈拍は上がりますし、飲んだ後、血圧を測るとかなり低くなります。

私の場合、現在プロブレスとサイモチンを飲んでいますが、普段の血圧は120/70ぐらい。でも飲んで寝る前の血圧は、95/56ということもあります。 脈拍も一週間ほど飲まなければ、寝る前は、60以下ですが、4,5日連続で飲むと、70ぐらいまであがります。 

先生のおっしゃるホメオスターシスを考えるとこれは良くないのでは?  とくに合併症に対する影響を考えるとどうでしょう。

お忙しいところ恐縮ですが、一般論でお答えできる範囲で、回答頂ければ幸せです。

どうぞ、よろしくお願いします。」


のばやん様。

アルコールそのものは、体内に蓄積されませんので体重に影響を与えないし、血糖値も上昇させません。

一方、飲酒後肝臓で解毒できていない分のアルコールが、循環して体内に存在する間は、各組織への影響はあるでしょう。

アルコールは、末梢血管拡張作用があるので、血圧を一時的に下げることもありますが、長い間、飲み続けると、血圧を上げ、高血圧症の原因になると考えられています。

多くの研究で、日々の飲酒量が多いほど血圧の平均値が上がって、高血圧症になるリスクも高まることがはっきりしてきました。

アルコールで血圧が上がる理由については、血管の収縮反応が高まるほか、心臓の拍動を速める交感神経の活動、腎臓からマグネシウムやカルシウムが失われるため、などと考えられています。

糖質制限食ではアルコール(蒸留酒や糖質ゼロ発泡酒や辛口赤ワイン)の摂取は禁止しませんが、やはり飲みすぎには気をつけましょう。

米国糖尿病協会では、コントロール良好の糖尿人においては、アルコール24g(30ml)/日を食事と共にとるていどなら適量としています。ビール350ml缶を2本、ワイン150ml×2杯、ウイスキー45ml×2杯です。

しかし、米国糖尿病協会にも禁酒の指針があります。

糖尿病患者で、アルコール依存症の前歴がある人と、妊婦は禁酒です。膵炎、中性脂肪の高い脂質異常症、神経障害のある人達も原則禁酒です。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ご回答有難うございます。
江部先生、早速のご回答、本当に有難うございます。 いつもながら、解りやすく丁寧な内容で、本当に感謝します。

糖尿病性網膜症は、神経障害とは違いますよね。

出来るだけ適量を守りながら、そして休肝日も設けながら、これからも、しっかりと、たしなみたいと思います。(あくまでも自己責任で。)

先生の「健康おつまみ109」と「糖質制限食秋のレシピ」を、購入させていただきました。

何よりも、心の健康も考えて、「美味しく、楽しく」糖質制限ライフを楽しんでいきたいと思います。

また、出来るだけ私の回りの人達にも、糖質制限食を勧めていきたいと思います。

これからも、よろしくお願いします。




2010/09/26(Sun) 13:49 | URL | のばやん | 【編集
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