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糖尿病と久山町研究
こんばんは。梅雨も明けて京都は今日も一日晴天でした。
明日から、いよいよ八ヶ岳・富士見高原のペンション・ジョナサンにて、テニス合宿です。

従いましてブログも3日間は夏休みですのであしからず。

テニス合宿とはいっても、私と同世代が中心なので、年々テニスの割合が減ってきてますね。

お酒の量も、糖尿病に気がつく以前は、エビスビールに純米大吟醸は体にいいとか言って結局飲み過ぎて、二日酔いに苦しむ選手続出でした。 (×_×)

近年、私の糖尿病が発覚してからは、焼酎・赤ワインで統一して、まあ皆さん以前ほどは飲まなくなって二日酔いも反吐も激減したのは年の功ですかね。

ああそうだ、アサヒのスタイルフリーをジョナサンのオーナーに頼んでおかなくては・・・

さて、今日はとても興味深い新聞記事を見たので、早速取りあげてみました。

福岡県にある久山町は、人口約8000人の町ですが、1961年から九州大学医学部が、ずっと継続して40才以上の全住民を対象に研究を続けていて、日本の医療におおいに貢献してきました。

5年に一度の健康診断の受診率は約80%もあり、他の市町村に比し高率です。また死後の解剖検査も82%の住民において実施されていて精度の高い研究の支えとなっています。

1961年当時、日本の脳卒中死亡率は非常に高く問題となっていましたが、久山町の研究により、高血圧が脳出血の最大の原因であることが判明しました。

それを受けて、食事の減塩指導や降圧剤の服用で血圧のコントロールを行ったところ、久山町の脳卒中は1970年代には1/3に激減し画期的な成果をあげました。

その後、久山町では糖尿病が最重要テーマとなっています。その研究の結果、糖尿病心筋梗塞脳梗塞悪性腫瘍アルツハイマー病などの発症要因となることが判明しました。

1988年の健診では、受診者の11%が糖尿病と診断され、当時の常識よりはるかに増えてきていることがわかりました。

1988年以降、九州大学のグループは運動や食事療法を住民に徹底的に指導して、糖尿病の増加を防ごうと努力しました。

しかし、2002年の調査では予想に反して、糖尿病とその予備軍を併せると男性の54%、女性の36%に激増してしまいました。

脳卒中高血圧の時は、大成功を収めたのに、糖尿病でははっきり言って、大失敗です。

九大の清原裕教授も「88年以後、運動や食事指導など手を尽くしたのに糖尿病は増える一方。どうすれば減るのか、最初からやり直したい」とのコメントを述べておられます。

日本糖尿病学会推奨の「糖質60%、脂質20%、タンパク質20%」で食事指導を行う限りは、運動療法を頑張っても糖尿病の増加をくい止めることは極めて困難ということが、久山町研究ではっきり証明されたわけですから、これは大変なことですね。

当ブログ常連の、賢明なる読者の皆さんには「糖尿病の発症がどうすれば減るか」ということも「なぜ糖尿病発症予防に失敗したか」も極めて明白ですよね。

そうです。切り札は、糖質制限食です。

せめて、精製された炭水化物をやめるだけでも、大分違うと思うのですが・・・

日本の医学界も、久山町研究のデータを素直に受け止めて、今までの常識(糖尿病には高糖質食)を見直して 糖質制限食に目を向けて頂けば、糖尿病も心筋梗塞脳梗塞アルツハイマー病も医療費も全て減少すること疑いなしなのですが・・・。

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今日のブログは、7月27日(金)毎日新聞朝刊の記事を参考にしました。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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