2010年08月04日 (水)
こんにちは。
8月3日(火)夜、無事帰京しました。
信州・八ヶ岳山麓・富士見高原、標高1250m・・・。
涼しかったです。朝夕は寒いくらいでしたよ。天候にも恵まれ、テニスも毎日できました。
よく飲み、よく喋り、よく食べました。
富士見町にある、富士見高原療養所に入院したときの体験や恋愛が、堀辰雄の名作「風立ちぬ」の題材となったそうです。
すいません。読んでません。(-_-;)
さて今回は、糖存人さんから貴重な情報をコメントいただきました。
糖存人さん、「Diabetes Cafe」のこと、ありがとうございます。
糖尿専門医の書いておられる
「Diabetes Cafe」というブログ http://www.diabetes-cafe.com/largetable/
に、以下の記事が載りました。
「Diabetes Cafe」のマスター杉本先生、ありがとうございます。
勝手に転載しましたがご容赦願います。
【2010年07月29日
食品交換表を使ったカーボカウント指導法
日本糖尿病学会が発行する学会誌「糖尿病」vol.53,No.6,p391~395に大変重要な原著論文が発表されました。タイトルは「食品交換表に基づく新たなカーボカウント指導法」、著者は大阪大学の黒田暁生先生(内分泌代謝内科)、長井直子先生(栄養マネージメント部)他です。この論文で著者らははじめて食品交換表を用いた、簡便なカーボカウント指導法について述べています。医療関係者の皆様はぜひご一読ください。私はこの論文を読んで、いよいよ全国津々浦々どの医療機関でも「食品交換表を用いたカーボカウント指導」ができる時代が到来すると感じました。
これまでカーボカウントは血糖管理には有用な方法でしたが、炭水化物量の計算法が確立しておらず、栄養バランスやエネルギー指示と両立させる方法が確立していないため、導入が困難でした。著者らは本論文の中で「食品交換表」に基づく食事療法とカーボカウントを融合させる、簡便な方法を紹介しています。
これまでカーボカウントは血糖管理には有用な方法でしたが、炭水化物量の計算法が確立しておらず、栄養バランスやエネルギー指示と両立させる方法が確立していないため、導入が困難でした。著者らは本論文の中で「食品交換表」に基づく食事療法とカーボカウントを融合させる、簡便な方法を紹介しています。
彼らは、食品交換表に準拠した15~22単位食を検討し、以下のことを述べています。
1)主食以外の糖質量はエネルギー設定にかかわらず、「1食約20g」であり、糖質量は主食量で規定されていた。
2)五訂増補日本食品標準成分表から、それぞれの主食に含まれる糖質の重量%を検討した結果、米飯は40%、パン50%、ゆで麺20%と簡便に推定した。
3)このため、主食以外を20g、主食に含まれる糖質量を(2)で求めて1食の糖質量を算出すると、真の糖質量との差はいずれの単位食でも90%以上の確立で± 10g以内に算出できた。
4)食品交換表で副食に含まれる炭水化物量は1日量でエネルギー設定にかかわらず約50gであった。表1をすべて主食で摂取し、3食均等に分けて食べると仮定すると、1食あたりの副食の炭水化物量は約17gとなった。そこで、著者らはこの簡易計算法の妥当性を検討するため。栄養価が表示された市販の「健康食」100食に含まれる糖質量を計算してみた結果、ファンデリー社健康プラス 19.4± 4.9g、トオカツフーズ社健康三彩 21.7± 6.2g、ニチレイフーズ社ニチレイ糖尿病食 25.7± 5.4g程度であった。・・・】
『主食以外の糖質量はエネルギー設定にかかわらず、「1食約20g」』
『副食に含まれる炭水化物量は1日量でエネルギー設定にかかわらず約50gであった』
これは、糖質制限食の立場からみても、興味深いですね。
従来のカロリー制限が主の糖尿病食で、主食を抜いたら、1食約20gの糖質ということは、病院の給食などで摂取カロリーを増やすときは、ご飯やパンの量で調整していて、おかずの量は一定ということですね。
そして、1日量のおかずの糖質が約50gなので、現実には、1食あたりで平均17g弱の糖質量となります。
これなら、糖尿人が、普通の病院に入院して従来の糖尿病食を出されても、おかずだけ食べて主食を抜けば、糖質制限食の1回の糖質摂取量の目標10~20gを、アバウトですがギリギリでクリアしてます。
あと、お腹が空けば、チーズやゆで卵やハムなどでしのげば、糖質はほとんどないのでOKですね。
『五訂増補日本食品標準成分表から、それぞれの主食に含まれる糖質の重量%を検討した結果、米飯は40%、パン50%、ゆで麺20%と簡便に推定』
こちらも、インスリン注射でカーボカウントしている糖尿人には、わかりやすくて、とても便利ですね。
糖質制限食は、まだまだ糖尿病専門医の間でも、理解していない人がほとんどです。
一方、糖質管理食(カーボカウント)は、糖尿病専門医の間にもかなり浸透しつつあります。
血糖値を上げるのは糖質だけという生理学的事実を前提に、3食主食を食べるけど糖質のグラム数を計算して、
例えば食前のインスリン注射の適量を決めるのが糖質管理食です。つまり、単純なカロリー制限食に比べれば、合理的であり、はるかに優れものです。
主治医が糖質制限食に理解がないとき、カーボカウントなら許容されるかもしれません。
スーパー糖質制限食でも、1回に10~20gくらいの野菜分の糖質を摂取します。つまり糖質ゼロではありません。
主治医への説明の仕方としては、「糖質管理食をしています。」なら「ああ、そうですか。」となるかもしれません。まあ、究極の糖質管理食が、糖質制限食といえないこともありませんし・・・
糖尿人の皆さん、できれば主治医とは仲良くしたいので、上記のような技も試してみて下さいね。
江部康二
8月3日(火)夜、無事帰京しました。
信州・八ヶ岳山麓・富士見高原、標高1250m・・・。
涼しかったです。朝夕は寒いくらいでしたよ。天候にも恵まれ、テニスも毎日できました。
よく飲み、よく喋り、よく食べました。
富士見町にある、富士見高原療養所に入院したときの体験や恋愛が、堀辰雄の名作「風立ちぬ」の題材となったそうです。
すいません。読んでません。(-_-;)
さて今回は、糖存人さんから貴重な情報をコメントいただきました。
糖存人さん、「Diabetes Cafe」のこと、ありがとうございます。
糖尿専門医の書いておられる
「Diabetes Cafe」というブログ http://www.diabetes-cafe.com/largetable/
に、以下の記事が載りました。
「Diabetes Cafe」のマスター杉本先生、ありがとうございます。
勝手に転載しましたがご容赦願います。
【2010年07月29日
食品交換表を使ったカーボカウント指導法
日本糖尿病学会が発行する学会誌「糖尿病」vol.53,No.6,p391~395に大変重要な原著論文が発表されました。タイトルは「食品交換表に基づく新たなカーボカウント指導法」、著者は大阪大学の黒田暁生先生(内分泌代謝内科)、長井直子先生(栄養マネージメント部)他です。この論文で著者らははじめて食品交換表を用いた、簡便なカーボカウント指導法について述べています。医療関係者の皆様はぜひご一読ください。私はこの論文を読んで、いよいよ全国津々浦々どの医療機関でも「食品交換表を用いたカーボカウント指導」ができる時代が到来すると感じました。
これまでカーボカウントは血糖管理には有用な方法でしたが、炭水化物量の計算法が確立しておらず、栄養バランスやエネルギー指示と両立させる方法が確立していないため、導入が困難でした。著者らは本論文の中で「食品交換表」に基づく食事療法とカーボカウントを融合させる、簡便な方法を紹介しています。
これまでカーボカウントは血糖管理には有用な方法でしたが、炭水化物量の計算法が確立しておらず、栄養バランスやエネルギー指示と両立させる方法が確立していないため、導入が困難でした。著者らは本論文の中で「食品交換表」に基づく食事療法とカーボカウントを融合させる、簡便な方法を紹介しています。
彼らは、食品交換表に準拠した15~22単位食を検討し、以下のことを述べています。
1)主食以外の糖質量はエネルギー設定にかかわらず、「1食約20g」であり、糖質量は主食量で規定されていた。
2)五訂増補日本食品標準成分表から、それぞれの主食に含まれる糖質の重量%を検討した結果、米飯は40%、パン50%、ゆで麺20%と簡便に推定した。
3)このため、主食以外を20g、主食に含まれる糖質量を(2)で求めて1食の糖質量を算出すると、真の糖質量との差はいずれの単位食でも90%以上の確立で± 10g以内に算出できた。
4)食品交換表で副食に含まれる炭水化物量は1日量でエネルギー設定にかかわらず約50gであった。表1をすべて主食で摂取し、3食均等に分けて食べると仮定すると、1食あたりの副食の炭水化物量は約17gとなった。そこで、著者らはこの簡易計算法の妥当性を検討するため。栄養価が表示された市販の「健康食」100食に含まれる糖質量を計算してみた結果、ファンデリー社健康プラス 19.4± 4.9g、トオカツフーズ社健康三彩 21.7± 6.2g、ニチレイフーズ社ニチレイ糖尿病食 25.7± 5.4g程度であった。・・・】
『主食以外の糖質量はエネルギー設定にかかわらず、「1食約20g」』
『副食に含まれる炭水化物量は1日量でエネルギー設定にかかわらず約50gであった』
これは、糖質制限食の立場からみても、興味深いですね。
従来のカロリー制限が主の糖尿病食で、主食を抜いたら、1食約20gの糖質ということは、病院の給食などで摂取カロリーを増やすときは、ご飯やパンの量で調整していて、おかずの量は一定ということですね。
そして、1日量のおかずの糖質が約50gなので、現実には、1食あたりで平均17g弱の糖質量となります。
これなら、糖尿人が、普通の病院に入院して従来の糖尿病食を出されても、おかずだけ食べて主食を抜けば、糖質制限食の1回の糖質摂取量の目標10~20gを、アバウトですがギリギリでクリアしてます。
あと、お腹が空けば、チーズやゆで卵やハムなどでしのげば、糖質はほとんどないのでOKですね。
『五訂増補日本食品標準成分表から、それぞれの主食に含まれる糖質の重量%を検討した結果、米飯は40%、パン50%、ゆで麺20%と簡便に推定』
こちらも、インスリン注射でカーボカウントしている糖尿人には、わかりやすくて、とても便利ですね。
糖質制限食は、まだまだ糖尿病専門医の間でも、理解していない人がほとんどです。
一方、糖質管理食(カーボカウント)は、糖尿病専門医の間にもかなり浸透しつつあります。
血糖値を上げるのは糖質だけという生理学的事実を前提に、3食主食を食べるけど糖質のグラム数を計算して、
例えば食前のインスリン注射の適量を決めるのが糖質管理食です。つまり、単純なカロリー制限食に比べれば、合理的であり、はるかに優れものです。
主治医が糖質制限食に理解がないとき、カーボカウントなら許容されるかもしれません。
スーパー糖質制限食でも、1回に10~20gくらいの野菜分の糖質を摂取します。つまり糖質ゼロではありません。
主治医への説明の仕方としては、「糖質管理食をしています。」なら「ああ、そうですか。」となるかもしれません。まあ、究極の糖質管理食が、糖質制限食といえないこともありませんし・・・
糖尿人の皆さん、できれば主治医とは仲良くしたいので、上記のような技も試してみて下さいね。
江部康二
江部先生
いつも大変お世話になっております。
親族の2型糖尿病で何度か質問させていただいておりますfumiです。
13年間ずっと通い続けた病院を変え、心機一転、東京:北里病院 山田悟医師の指導のもと、6月から糖質制限食を開始した親族ですが
<開始前>
■5月上旬の数値
朝食前血糖値 300mg/dl HbA1c 8.1%
<3ヶ月後>
■8月2日の数値
昼食後血糖値 65mg/dl HbA1c 5.8%
※同一時間帯の数値、忘れてしまいました・・・低血糖気味なので逆に心配。案の定、インスリン注射単位は減らされました。こちらも嬉しい!※
と、言うことで、HbA1c、大幅に改善いたしましたo(^▽^)o
テコでも動かなかったはずのこの数字の変化を見たときは、静かな病院内の診察室で、親族と二人「キャァー!!!」と、非常識にも声をあげて驚き喜んでしまいました。
山田悟先生にも、とても褒められ、うちの親族は闘病生活13年で初めて医師から『よく頑張っていますね。他の数値にもちゃんと頑張っているのが出ていますよ!』と爽やかに褒められ、次の瞬間、涙がこみ上げてきました。
発症済み(負の遺産)の合併症治療でお世話になっている別の病院で、担当医師・看護師・栄養士糖質制限食に理解がなく、傷つき果てていた最中の吉報でしたので、感無量となってしまいました。
世間?(関東にある多くの病院)での糖質制限食に対する風当たりが強いことも身を持って体験・理解し、江部先生や山田悟先生等理解のある先生方のご苦労をほんの少しかもしれませんが理解することが出来ました。
本当にうちの親族にはぴったりの食事療法だったのだと思います。
コツコツと地道に結果を示して、周りにすこぉーしずつでも理解いただけるよう、引き続き(4.8目指して)頑張っていこうね!と、親族と約束しました。
余談ですが、私自身(糖尿病ではありませんが)の糖質制限食経過は、2ヶ月半で体重8キロ減となりました。
体重160㎝(女)53㎏ (体脂肪率23%)⇒ 45㎏(体脂肪率14%)となっております。
本当にありがとうございます。以上、御礼まで。
いつも大変お世話になっております。
親族の2型糖尿病で何度か質問させていただいておりますfumiです。
13年間ずっと通い続けた病院を変え、心機一転、東京:北里病院 山田悟医師の指導のもと、6月から糖質制限食を開始した親族ですが
<開始前>
■5月上旬の数値
朝食前血糖値 300mg/dl HbA1c 8.1%
<3ヶ月後>
■8月2日の数値
昼食後血糖値 65mg/dl HbA1c 5.8%
※同一時間帯の数値、忘れてしまいました・・・低血糖気味なので逆に心配。案の定、インスリン注射単位は減らされました。こちらも嬉しい!※
と、言うことで、HbA1c、大幅に改善いたしましたo(^▽^)o
テコでも動かなかったはずのこの数字の変化を見たときは、静かな病院内の診察室で、親族と二人「キャァー!!!」と、非常識にも声をあげて驚き喜んでしまいました。
山田悟先生にも、とても褒められ、うちの親族は闘病生活13年で初めて医師から『よく頑張っていますね。他の数値にもちゃんと頑張っているのが出ていますよ!』と爽やかに褒められ、次の瞬間、涙がこみ上げてきました。
発症済み(負の遺産)の合併症治療でお世話になっている別の病院で、担当医師・看護師・栄養士糖質制限食に理解がなく、傷つき果てていた最中の吉報でしたので、感無量となってしまいました。
世間?(関東にある多くの病院)での糖質制限食に対する風当たりが強いことも身を持って体験・理解し、江部先生や山田悟先生等理解のある先生方のご苦労をほんの少しかもしれませんが理解することが出来ました。
本当にうちの親族にはぴったりの食事療法だったのだと思います。
コツコツと地道に結果を示して、周りにすこぉーしずつでも理解いただけるよう、引き続き(4.8目指して)頑張っていこうね!と、親族と約束しました。
余談ですが、私自身(糖尿病ではありませんが)の糖質制限食経過は、2ヶ月半で体重8キロ減となりました。
体重160㎝(女)53㎏ (体脂肪率23%)⇒ 45㎏(体脂肪率14%)となっております。
本当にありがとうございます。以上、御礼まで。
2010/08/04(Wed) 19:53 | URL | fumi | 【編集】
いつもアドバイス有難うございます。
今日は嬉しいご報告です。
前回尿タンパクがーで続いているとご報告させて頂きましたが、今日尿中アルブミン検査で前回数値も40だったのが13になっていて一応正常になりました!(健康な人は1もないのかどうか分からないのですが。。。)
これは早い段階で糖質制限食を実践出来たこと、そして先生から適切なアドバイスを頂けたおかげと本当に感謝しております。
本当に有難うございます。
もしこのサイトを見つけることが出来なかったら今頃どこまで悪くなっていたのでしょう?
考えるだけでおそろしいです!
ひとつご質問があるのですが、糖負荷検査も行ったのですが、
開始が血糖値99 CIA3.4
1時間値254 CIA22.9
2時間値156 CIA25.9
という結果だったのですが、主治医は耐糖能異常ですねと言われただけだったのですが、このインスリン値は少なくないでしょうか?
他の方を見ると1時間値で60とかあるのが普通のようなので・・・
今後は更なる糖質制限食を続け、血糖値の管理をきっちり行なっていこうと思います。
本当に有難うございました!
今日は嬉しいご報告です。
前回尿タンパクがーで続いているとご報告させて頂きましたが、今日尿中アルブミン検査で前回数値も40だったのが13になっていて一応正常になりました!(健康な人は1もないのかどうか分からないのですが。。。)
これは早い段階で糖質制限食を実践出来たこと、そして先生から適切なアドバイスを頂けたおかげと本当に感謝しております。
本当に有難うございます。
もしこのサイトを見つけることが出来なかったら今頃どこまで悪くなっていたのでしょう?
考えるだけでおそろしいです!
ひとつご質問があるのですが、糖負荷検査も行ったのですが、
開始が血糖値99 CIA3.4
1時間値254 CIA22.9
2時間値156 CIA25.9
という結果だったのですが、主治医は耐糖能異常ですねと言われただけだったのですが、このインスリン値は少なくないでしょうか?
他の方を見ると1時間値で60とかあるのが普通のようなので・・・
今後は更なる糖質制限食を続け、血糖値の管理をきっちり行なっていこうと思います。
本当に有難うございました!
2010/08/04(Wed) 20:32 | URL | けい | 【編集】
炭水化物制限だけでなく、一般糖尿病食+食後のグルコーススパイクを抑えることで可能なのではないでしょうか。
たとえばグリニド系薬剤とかですね。
先生ご自身の論文をどこかで拝見したいのですが、お教え願えれば幸甚ですm(__)m
たとえばグリニド系薬剤とかですね。
先生ご自身の論文をどこかで拝見したいのですが、お教え願えれば幸甚ですm(__)m
ちょっと考えたのですが、糖質制限によって血糖値が良くなり腎臓がもとに戻ったのなら、糖質制限食を続けていれば糖尿からの腎症にはならないということですね!
これは凄い事です!!
これは凄い事です!!
2010/08/05(Thu) 06:52 | URL | けい | 【編集】
江部先生 いつもお世話になっております
3年前に糖尿病が発覚し 発覚当初から江部先生のブログに辿りつき
糖質制限食で血糖値をコントロールしているkokoroです
お蔭様でその後の血糖コントロールは良好で
健康診断を受けても数値だけでは
見つけることが難しいくらいの数値前後でコントロールしています
体重が47.5kg 身長156・5cm
数値を見た限りでは そんなに痩せてはいないのですが
見た感じが凄く痩せて見え 会う人ごとにどうしたの?
病気じゃないの?とか言われます
それが苦痛で仕方ありません
血糖値が上がらず太れる方法ってないものでしょううか
江部先生が 体重を増やすには果物を…
と書いていらっしゃったので試してみましたが
果物に反応しやすい体みたいで
食べたらすぐ血糖値があがりますので無理みたいです
果物の他に方法がありましたらご指導いただければ幸いです
体重は減ってますが すこぶる身体の調子は良好で元気いっぱいです
ご多忙のところ申し訳ございません
よろしくお願いいたします
3年前に糖尿病が発覚し 発覚当初から江部先生のブログに辿りつき
糖質制限食で血糖値をコントロールしているkokoroです
お蔭様でその後の血糖コントロールは良好で
健康診断を受けても数値だけでは
見つけることが難しいくらいの数値前後でコントロールしています
体重が47.5kg 身長156・5cm
数値を見た限りでは そんなに痩せてはいないのですが
見た感じが凄く痩せて見え 会う人ごとにどうしたの?
病気じゃないの?とか言われます
それが苦痛で仕方ありません
血糖値が上がらず太れる方法ってないものでしょううか
江部先生が 体重を増やすには果物を…
と書いていらっしゃったので試してみましたが
果物に反応しやすい体みたいで
食べたらすぐ血糖値があがりますので無理みたいです
果物の他に方法がありましたらご指導いただければ幸いです
体重は減ってますが すこぶる身体の調子は良好で元気いっぱいです
ご多忙のところ申し訳ございません
よろしくお願いいたします
2010/08/05(Thu) 08:00 | URL | kokoro | 【編集】
江部先生
少しでもお役にたてて光栄です
そして、とっても
驚いたのが先生の下のコメントです
「これなら、糖尿人が、病院に入院して従来の糖尿病食を出されても、おかずだけ食べて主食を抜けば、糖質制限食の1回の糖質摂取量の目標10~20gを、アバウトですがギリギリでクリアしてます。
あと、お腹が空けば、チーズやゆで卵やハムなどでしのげば、糖質はほとんどないのでOKですね。」
まるで、入院中の自分そのものでした。(それから、外出の際、糖質ほぼゼロのおでんの具もいっちゃいました)
たぶんやせタイプなど8~9割の方だとカロリー不足になる可能性もあるでしょうから、なるべく目立たぬように
こういった対策をとることが必要なのでしょう。
自分の場合は肥満タイプのたぶん1~2割族だと思われますが、単純に病院食がさびしい上に主食を抜いたので、
何とかおなかを満足させてやりたい一心で、先生のブログを思い出して考えた上で控えめにしのいでました。
おかげで、少量のインスリン投与で血糖値は看護婦さん担当医さんも大満足。早々退院となりました。そこで、退院後の現実的食生活のヒントを得たような気がします。(捕食には気づいていなかったのか血糖の結果がよかったので黙認していたのかは定かではありませんが。ただし→<次の¥~¥部分の情報はあまり参考にしない方がいいと思いますが!>、¥その時も今も自分の場合、糖質10グラムのトマトジュースを飲んでもなぜかほとんど血糖はあがらない気がします。¥。そこで食堂で堂々とデザート代わりに飲んでいたのですが、そこは教育入院の方もいらっしゃったので、その方たちの前では遠慮するようしっかり指導を看護師さんにうけました。自主捕食はあくまでも控えめにが重要だと思いました。)。
大多数の糖尿人の方ほどの完璧なコントロールではなく、限界はありますが、自分も主治医も驚くほどの低下を実現できました。
ただ、1~2割族の場合は、捕食もやめれば体重もコントロール→さらに完璧血糖コントロールといきそうだと
頭では理解できるのですが、現実は困難なところが、悩ましいところです。
ところで、先生
*50g/日の糖質というと
先生のスーパー、スタンダードなどの糖質制限の基準ではどれに当てはまるのでしょうか?
少しでもお役にたてて光栄です
そして、とっても
驚いたのが先生の下のコメントです
「これなら、糖尿人が、病院に入院して従来の糖尿病食を出されても、おかずだけ食べて主食を抜けば、糖質制限食の1回の糖質摂取量の目標10~20gを、アバウトですがギリギリでクリアしてます。
あと、お腹が空けば、チーズやゆで卵やハムなどでしのげば、糖質はほとんどないのでOKですね。」
まるで、入院中の自分そのものでした。(それから、外出の際、糖質ほぼゼロのおでんの具もいっちゃいました)
たぶんやせタイプなど8~9割の方だとカロリー不足になる可能性もあるでしょうから、なるべく目立たぬように
こういった対策をとることが必要なのでしょう。
自分の場合は肥満タイプのたぶん1~2割族だと思われますが、単純に病院食がさびしい上に主食を抜いたので、
何とかおなかを満足させてやりたい一心で、先生のブログを思い出して考えた上で控えめにしのいでました。
おかげで、少量のインスリン投与で血糖値は看護婦さん担当医さんも大満足。早々退院となりました。そこで、退院後の現実的食生活のヒントを得たような気がします。(捕食には気づいていなかったのか血糖の結果がよかったので黙認していたのかは定かではありませんが。ただし→<次の¥~¥部分の情報はあまり参考にしない方がいいと思いますが!>、¥その時も今も自分の場合、糖質10グラムのトマトジュースを飲んでもなぜかほとんど血糖はあがらない気がします。¥。そこで食堂で堂々とデザート代わりに飲んでいたのですが、そこは教育入院の方もいらっしゃったので、その方たちの前では遠慮するようしっかり指導を看護師さんにうけました。自主捕食はあくまでも控えめにが重要だと思いました。)。
大多数の糖尿人の方ほどの完璧なコントロールではなく、限界はありますが、自分も主治医も驚くほどの低下を実現できました。
ただ、1~2割族の場合は、捕食もやめれば体重もコントロール→さらに完璧血糖コントロールといきそうだと
頭では理解できるのですが、現実は困難なところが、悩ましいところです。
ところで、先生
*50g/日の糖質というと
先生のスーパー、スタンダードなどの糖質制限の基準ではどれに当てはまるのでしょうか?
2010/08/05(Thu) 10:51 | URL | 糖存腎 | 【編集】
けい さん。
尿中アルブミン検査正常化、よかったです。
健康な人でも30未満はでてます。
糖負荷検査
開始が血糖値99 CIA3.4
1時間値254 CIA22.9
2時間値156 CIA25.9
診断基準では境界型です。
一方、一時間値が180mgを超えているので、将来糖尿病になりやすいです。
1時間値が254mgあるのは、インスリン分泌がやや少なめで出遅れの要素があります。
糖質制限食で将来の糖尿病を予防できると思います。
尿中アルブミン検査正常化、よかったです。
健康な人でも30未満はでてます。
糖負荷検査
開始が血糖値99 CIA3.4
1時間値254 CIA22.9
2時間値156 CIA25.9
診断基準では境界型です。
一方、一時間値が180mgを超えているので、将来糖尿病になりやすいです。
1時間値が254mgあるのは、インスリン分泌がやや少なめで出遅れの要素があります。
糖質制限食で将来の糖尿病を予防できると思います。
2010/08/07(Sat) 16:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
kokoroさん
体重が47.5kg 身長156・5cm
なら、BMIが19.4で
丁度いいところです。
私もBMIが20程度です。
糖質制限食実践でその人における一番いい体重に落ち着くようです。
体重が47.5kg 身長156・5cm
なら、BMIが19.4で
丁度いいところです。
私もBMIが20程度です。
糖質制限食実践でその人における一番いい体重に落ち着くようです。
2010/08/07(Sat) 16:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖存腎さん。
スーパー糖質制限食では、1回の糖質摂取量を10~20gにします。
高雄病院の給食では、朝7~10g、昼・夕12~16gくらいです。
私自身は1日2食なので、糖質摂取量は、10~20g×2/日です。
やむを得ず、スタンダードで昼に主食を摂る場合も、少ないほどいいです。
スーパー糖質制限食では、1回の糖質摂取量を10~20gにします。
高雄病院の給食では、朝7~10g、昼・夕12~16gくらいです。
私自身は1日2食なので、糖質摂取量は、10~20g×2/日です。
やむを得ず、スタンダードで昼に主食を摂る場合も、少ないほどいいです。
2010/08/07(Sat) 16:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖存腎さん。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
2010/08/07(Sat) 17:04 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限を始めて3年目に入ります
その間体重は1kgを前後するくらいで
常に安定しています
血糖値も落ち着いていて
体重も落ち着いているって
言うことなしなしですよね
有難うございました
その間体重は1kgを前後するくらいで
常に安定しています
血糖値も落ち着いていて
体重も落ち着いているって
言うことなしなしですよね
有難うございました
2010/08/08(Sun) 14:11 | URL | kokoro | 【編集】
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