2010年06月30日 (水)
おはようございます。
今回は、suguruさんから、「糖尿病が治った?」というコメント・質問をいただきました。
「10/06/22 suguru
ご報告。
こんにちは。
いつも、楽しみに、拝読させていただいております。先生の本を参考に糖質制限をさせていただいております。糖尿病と診断されてかれこれ半年が過ぎました。運良く、発病と共に、当サイトと、先生の本を知ることが出来、投薬経験無しで現在に至ります。
私の場合、当初、HbA1cが8.6空腹時が236でした。1年前の健康診断が5.8 88ですから急に発病したのでしょうか?
糖質制限を実施して2ヶ月でそれぞれ6.1 110まで改善し、担当医も驚いてます。もともと、体重よりも体脂肪率を気にしてましたが、それも23%から16%に落とすことが出来、見た目でも満足してます。そのころ、付き合いなどで通常レストラン等の定食を食べると、1時間後250 2時間後200くらいの血糖値がありました。
現在、半年を過ぎ、たまに炭水化物を取りますが、通常の白米(約150g)付の定食で1時間後140 2時間後120位に安定してきました。空腹時も、80-95くらいで、寝る前に食べた時、100-110の数値になります。明らかに、糖質制限食の成果ではないでしょうか?
うれしいことにγーGTPが以前は200位あり脂肪肝といわれてましたが、現在は、25と大幅改善しました。仕事が水商売なので、お酒を多く飲む生活は、今も、昔も変わっておりません。
今は、平日、糖質制限を引き続き続け、休日の日曜日に、少し羽目を少しはずしといった生活をしています、また、これからも続けていこうと思います。早い時期に、糖質制限を始めたことがよかったのでしょうか?
このようなケースは聞かれたことありますでしょうか?
まずは、感謝とご報告まで。」
suguruさん。
コメントそして本のご購入ありがとうございます。
また、糖質制限食にて血糖値やγ-GTPの劇的改善、おめでとうございます。(^-^)v(^-^)v
「発症初期には定食摂取1時間後250 2時間後200くらいの血糖値」 だったのが
「現在、半年を過ぎ、たまに炭水化物を取りますが、通常の白米(約150g)付の定食で1時間後140 2時間後120位に安定してきました。空腹時も、80-95くらいで、寝る前に食べた時、100-110の数値になります。」
確かに、このデータだと、suguruさんの場合は、一旦確定診断された糖尿病が、糖質制限食実践半年後には、治ったように見えます。
一般には、「一旦糖尿病になったら決して治らない。」というのが定説ですが、本当のところはどうなのでしょう。糖尿病は治るのでしょうか?治らないのでしょうか?
それではまず、どのようにして糖尿病が発症するのかを考えてみます。
日本人の糖尿病発症は、食後高血糖が数年間続いているのを見逃しているうちに、遂に空腹時血糖値が上昇してきて、健康診断で発見されたというパターンが多いです。
即ち、当初は食後高血糖にならないように、膵臓のβ細胞がインスリン追加分泌を頑張って沢山出し続けていくのですが、ある日とうとう疲弊して分泌が追いつかなくなってきて、食後高血糖の段階に至ります。
この段階では、インスリン追加分泌の軽度の不足があり、食後2時間値が140~199mgの境界型レベルになりますが、まだ基礎分泌は保たれていて早朝空腹時血糖値は、110mg/dl未満で正常範囲を保つことがほとんどです。
食後高血糖の段階になると、高血糖そのものが膵臓のβ細胞を障害します。食後高血糖が180mgを超えてくると、β細胞への直接のダメージでインスリン分泌不足を悪化させ、また体細胞のインスリン抵抗性も増してきて、糖毒と呼ばれる悪循環を生じます。
食後高血糖が数年間続くと、膵臓は徐々に疲弊していき、インスリン追加分泌の不足に加えて、インスリン基礎分泌不足となり、とうとう早朝空腹時血糖値が高値となるのです。
空腹時血糖値が126mg/dl以上、随時血糖値が200mg/dl以上で糖尿病型と診断されます。糖毒状態が1日の中でも長時間続くようになれば、急速に糖尿病が悪化していきます。
糖尿病は、インスリン分泌不足とインスリン抵抗性が合わさって発症しますが、日本人は、インスリン分泌不足が主で、欧米人は、インスリン抵抗性が主とされています。インスリン分泌不足とインスリン抵抗性を合わせて、インスリン作用不足と言います。
インスリン分泌不足が主の場合、糖尿病と診断された時点でインスリンを作っている膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の1~2割が壊れていて、インスリン作用そのものは本来の半分以下になっていると考えられます。残っているβ細胞も疲弊しているものとまだ健常なものにわかれます。
一般に、糖尿病が治らないと言われるのは、既に壊れてしまったβ細胞は、元に戻らないと言う意味です。
しかし、糖質制限食を実践して、膵臓が充分休養できれば、疲弊していたβ細胞が、正常に回復することが期待できます。
実際、入院時の空腹時血糖値が200mg近かった方が、糖質制限食実践数日で、110mgを切ってくることもあります。
食後高血糖の期間・年数が長いほど、β細胞がダメージを受けている割合が徐々に増えていき、ダメージが大きい細胞は、回復しにくくなっていくということになります。
次にインスリン抵抗性が主の糖尿病を考えてみます。
この場合、インスリン分泌能力は保たれていることが多いのです。日本人でもこのタイプが少し増えてきています。
例えば、肥満や脂肪肝がありインスリン抵抗性が高まれば、インスリンは分泌されていても、糖尿病を発症することがあります。このとき、何らかの方法で肥満や脂肪肝が改善すれば、インスリン抵抗性も減少します。
そうすると、適量のインスリンで筋肉細胞や脂肪細胞内にブドウ糖を取り込むことが可能となり、インスリン分泌不足はそんなにないので血糖値は正常化し、糖尿病が治ることになります。
治るという言い方に語弊があるなら、インスリン作用不足が改善し健常のパターンに戻るということです。
実際、そういう患者さんを数名経験しました。
例えば、空腹時血糖値218mg/dl、HbA1c11.7%、163cm、72kgだった人が、内服薬なしで糖質制限食を1年続けて、60kgと肥満が解消し、HbA1cは5%前後で保ち、糖質を普通に摂取しても食後2時間血糖値が140mg/dl未満となりました。勿論空腹時血糖値も正常範囲です。
血液検査のデータでは、診断基準上は正常人としかいいようがありませんので、糖尿病のレッテルも消えました。ヾ(^▽^)
現段階なら、この患者さんが糖尿病専門医を受診して、いろいろ血液検査をされたとしても「糖尿病ではありません。診断基準からみて正常です。」という診断となるでしょう。
suguruさんも、同様のパターンでしょうかね。
江部康二の場合は、日本人に多いインスリン分泌不足が主でインスリン抵抗性が従の糖尿病でして、スーパー糖質制限食を続けているかぎりは正常人ですが、糖質を普通に摂取すれば、残念ながら食後時間血糖値は200mgを超えて、立派な糖尿病です。
β細胞が既に1~2割壊れていて、決して治らないパターンですね(×_×)
結論です。
「インスリン抵抗性が主の糖尿病なら、抵抗性が改善すれば、糖代謝が正常人のパターンに戻る人もまれにいる。」ということですね。
江部康二
今回は、suguruさんから、「糖尿病が治った?」というコメント・質問をいただきました。
「10/06/22 suguru
ご報告。
こんにちは。
いつも、楽しみに、拝読させていただいております。先生の本を参考に糖質制限をさせていただいております。糖尿病と診断されてかれこれ半年が過ぎました。運良く、発病と共に、当サイトと、先生の本を知ることが出来、投薬経験無しで現在に至ります。
私の場合、当初、HbA1cが8.6空腹時が236でした。1年前の健康診断が5.8 88ですから急に発病したのでしょうか?
糖質制限を実施して2ヶ月でそれぞれ6.1 110まで改善し、担当医も驚いてます。もともと、体重よりも体脂肪率を気にしてましたが、それも23%から16%に落とすことが出来、見た目でも満足してます。そのころ、付き合いなどで通常レストラン等の定食を食べると、1時間後250 2時間後200くらいの血糖値がありました。
現在、半年を過ぎ、たまに炭水化物を取りますが、通常の白米(約150g)付の定食で1時間後140 2時間後120位に安定してきました。空腹時も、80-95くらいで、寝る前に食べた時、100-110の数値になります。明らかに、糖質制限食の成果ではないでしょうか?
うれしいことにγーGTPが以前は200位あり脂肪肝といわれてましたが、現在は、25と大幅改善しました。仕事が水商売なので、お酒を多く飲む生活は、今も、昔も変わっておりません。
今は、平日、糖質制限を引き続き続け、休日の日曜日に、少し羽目を少しはずしといった生活をしています、また、これからも続けていこうと思います。早い時期に、糖質制限を始めたことがよかったのでしょうか?
このようなケースは聞かれたことありますでしょうか?
まずは、感謝とご報告まで。」
suguruさん。
コメントそして本のご購入ありがとうございます。
また、糖質制限食にて血糖値やγ-GTPの劇的改善、おめでとうございます。(^-^)v(^-^)v
「発症初期には定食摂取1時間後250 2時間後200くらいの血糖値」 だったのが
「現在、半年を過ぎ、たまに炭水化物を取りますが、通常の白米(約150g)付の定食で1時間後140 2時間後120位に安定してきました。空腹時も、80-95くらいで、寝る前に食べた時、100-110の数値になります。」
確かに、このデータだと、suguruさんの場合は、一旦確定診断された糖尿病が、糖質制限食実践半年後には、治ったように見えます。
一般には、「一旦糖尿病になったら決して治らない。」というのが定説ですが、本当のところはどうなのでしょう。糖尿病は治るのでしょうか?治らないのでしょうか?
それではまず、どのようにして糖尿病が発症するのかを考えてみます。
日本人の糖尿病発症は、食後高血糖が数年間続いているのを見逃しているうちに、遂に空腹時血糖値が上昇してきて、健康診断で発見されたというパターンが多いです。
即ち、当初は食後高血糖にならないように、膵臓のβ細胞がインスリン追加分泌を頑張って沢山出し続けていくのですが、ある日とうとう疲弊して分泌が追いつかなくなってきて、食後高血糖の段階に至ります。
この段階では、インスリン追加分泌の軽度の不足があり、食後2時間値が140~199mgの境界型レベルになりますが、まだ基礎分泌は保たれていて早朝空腹時血糖値は、110mg/dl未満で正常範囲を保つことがほとんどです。
食後高血糖の段階になると、高血糖そのものが膵臓のβ細胞を障害します。食後高血糖が180mgを超えてくると、β細胞への直接のダメージでインスリン分泌不足を悪化させ、また体細胞のインスリン抵抗性も増してきて、糖毒と呼ばれる悪循環を生じます。
食後高血糖が数年間続くと、膵臓は徐々に疲弊していき、インスリン追加分泌の不足に加えて、インスリン基礎分泌不足となり、とうとう早朝空腹時血糖値が高値となるのです。
空腹時血糖値が126mg/dl以上、随時血糖値が200mg/dl以上で糖尿病型と診断されます。糖毒状態が1日の中でも長時間続くようになれば、急速に糖尿病が悪化していきます。
糖尿病は、インスリン分泌不足とインスリン抵抗性が合わさって発症しますが、日本人は、インスリン分泌不足が主で、欧米人は、インスリン抵抗性が主とされています。インスリン分泌不足とインスリン抵抗性を合わせて、インスリン作用不足と言います。
インスリン分泌不足が主の場合、糖尿病と診断された時点でインスリンを作っている膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の1~2割が壊れていて、インスリン作用そのものは本来の半分以下になっていると考えられます。残っているβ細胞も疲弊しているものとまだ健常なものにわかれます。
一般に、糖尿病が治らないと言われるのは、既に壊れてしまったβ細胞は、元に戻らないと言う意味です。
しかし、糖質制限食を実践して、膵臓が充分休養できれば、疲弊していたβ細胞が、正常に回復することが期待できます。
実際、入院時の空腹時血糖値が200mg近かった方が、糖質制限食実践数日で、110mgを切ってくることもあります。
食後高血糖の期間・年数が長いほど、β細胞がダメージを受けている割合が徐々に増えていき、ダメージが大きい細胞は、回復しにくくなっていくということになります。
次にインスリン抵抗性が主の糖尿病を考えてみます。
この場合、インスリン分泌能力は保たれていることが多いのです。日本人でもこのタイプが少し増えてきています。
例えば、肥満や脂肪肝がありインスリン抵抗性が高まれば、インスリンは分泌されていても、糖尿病を発症することがあります。このとき、何らかの方法で肥満や脂肪肝が改善すれば、インスリン抵抗性も減少します。
そうすると、適量のインスリンで筋肉細胞や脂肪細胞内にブドウ糖を取り込むことが可能となり、インスリン分泌不足はそんなにないので血糖値は正常化し、糖尿病が治ることになります。
治るという言い方に語弊があるなら、インスリン作用不足が改善し健常のパターンに戻るということです。
実際、そういう患者さんを数名経験しました。
例えば、空腹時血糖値218mg/dl、HbA1c11.7%、163cm、72kgだった人が、内服薬なしで糖質制限食を1年続けて、60kgと肥満が解消し、HbA1cは5%前後で保ち、糖質を普通に摂取しても食後2時間血糖値が140mg/dl未満となりました。勿論空腹時血糖値も正常範囲です。
血液検査のデータでは、診断基準上は正常人としかいいようがありませんので、糖尿病のレッテルも消えました。ヾ(^▽^)
現段階なら、この患者さんが糖尿病専門医を受診して、いろいろ血液検査をされたとしても「糖尿病ではありません。診断基準からみて正常です。」という診断となるでしょう。
suguruさんも、同様のパターンでしょうかね。
江部康二の場合は、日本人に多いインスリン分泌不足が主でインスリン抵抗性が従の糖尿病でして、スーパー糖質制限食を続けているかぎりは正常人ですが、糖質を普通に摂取すれば、残念ながら食後時間血糖値は200mgを超えて、立派な糖尿病です。
β細胞が既に1~2割壊れていて、決して治らないパターンですね(×_×)
結論です。
「インスリン抵抗性が主の糖尿病なら、抵抗性が改善すれば、糖代謝が正常人のパターンに戻る人もまれにいる。」ということですね。
江部康二
先生、先日はありがとうございました。
お尋ねしたいことがあるのですが、私も四ヶ月前、ヘモグロビンの数値が12.2と高かったので、当初ジャヌビアとベイスンを処方され、一ヶ月後に9.5になり、二ヶ月後には7.3、三ヶ月後には6.2となり、ジャヌビアはなくしてベイスンのみになり、現在は5.8です。糖質はとらないようにしてきた成果もあると思います。このような経過は膵臓が良くなっているのでしょうか?それとも負担をかけてるのでしょうか?
ちなみに体重は25キロくらい落として現在は58キロです。
宜しければ先生のご見解をお願い致します。
お尋ねしたいことがあるのですが、私も四ヶ月前、ヘモグロビンの数値が12.2と高かったので、当初ジャヌビアとベイスンを処方され、一ヶ月後に9.5になり、二ヶ月後には7.3、三ヶ月後には6.2となり、ジャヌビアはなくしてベイスンのみになり、現在は5.8です。糖質はとらないようにしてきた成果もあると思います。このような経過は膵臓が良くなっているのでしょうか?それとも負担をかけてるのでしょうか?
ちなみに体重は25キロくらい落として現在は58キロです。
宜しければ先生のご見解をお願い致します。
2010/06/30(Wed) 18:08 | URL | すけ | 【編集】
本当に何度も申し訳ありません(T_T)
教えていただきたいこと
(1)30Rを10単位はとても少ない単位かと思うのですがそれが朝1回打ちになりました
その患者さんは低血糖が判明しインスリン30Rを減らすうちに1日30R 8単位まで減りました
HbA1cや随意血糖値に合わせていたらどんどん減っていったのです
朝5単位夕3単位+アマリール3mgで
低血糖が起きないギリギリでした
その後この患者さんが毎年恒例の下痢嘔吐症になりまして
sick day対策ではブドウ糖服用しながらインスリンを4単位かと思うのですが事情がありインスリンはなし(それでも下痢嘔吐症で低血糖あり)
3週間続きましたが今は治ってます
で、この期間の尿中1日蓄尿プロインスリンが7μg?で低値ですが
(GAD抗体は陰性でした)
この低値でⅠ型だと言えるのでしょうか?
私みたいな落ちこぼれではなく
ちゃんとした先生にも非常勤としてきていただいてるのですが
この患者さんはⅠ型でしょう。と
それから14単位程度なら30Rは1回打ちの方がいいのでしょうか?
利点は何でしょうか?
少ない単位ならば一回打ちも二回も差異がないのでしょうか?
教えていただきたいこと
(1)30Rを10単位はとても少ない単位かと思うのですがそれが朝1回打ちになりました
その患者さんは低血糖が判明しインスリン30Rを減らすうちに1日30R 8単位まで減りました
HbA1cや随意血糖値に合わせていたらどんどん減っていったのです
朝5単位夕3単位+アマリール3mgで
低血糖が起きないギリギリでした
その後この患者さんが毎年恒例の下痢嘔吐症になりまして
sick day対策ではブドウ糖服用しながらインスリンを4単位かと思うのですが事情がありインスリンはなし(それでも下痢嘔吐症で低血糖あり)
3週間続きましたが今は治ってます
で、この期間の尿中1日蓄尿プロインスリンが7μg?で低値ですが
(GAD抗体は陰性でした)
この低値でⅠ型だと言えるのでしょうか?
私みたいな落ちこぼれではなく
ちゃんとした先生にも非常勤としてきていただいてるのですが
この患者さんはⅠ型でしょう。と
それから14単位程度なら30Rは1回打ちの方がいいのでしょうか?
利点は何でしょうか?
少ない単位ならば一回打ちも二回も差異がないのでしょうか?
すけ さん。
勿論膵臓はよくなっていますよ。
糖質制限食により疲弊していたβ細胞が休養できて、しっかり回復したと思います。
「ヘモグロビンの数値が12.2と高かったので、当初ジャヌビアとベイスンを処方され、一ヶ月後に9.5になり、二ヶ月後には7.3、三ヶ月後には6.2となり、ジャヌビアはなくしてベイスンのみになり、現在は5.8」
これは従来の治療ではありえない、糖質制限食による奇跡的な改善ですね。
勿論膵臓はよくなっていますよ。
糖質制限食により疲弊していたβ細胞が休養できて、しっかり回復したと思います。
「ヘモグロビンの数値が12.2と高かったので、当初ジャヌビアとベイスンを処方され、一ヶ月後に9.5になり、二ヶ月後には7.3、三ヶ月後には6.2となり、ジャヌビアはなくしてベイスンのみになり、現在は5.8」
これは従来の治療ではありえない、糖質制限食による奇跡的な改善ですね。
2010/06/30(Wed) 21:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
atok さん。
すいません。
現時点で
患者さんを診察もしていない
私が回答するような問題ではありません。
まずは糖尿病専門医としっかりご相談いただき患者さんのコントロール良好を
目指して下さい。
その後糖質制限食も関わる状況となればまたご相談いただけば幸いです。
すいません。
現時点で
患者さんを診察もしていない
私が回答するような問題ではありません。
まずは糖尿病専門医としっかりご相談いただき患者さんのコントロール良好を
目指して下さい。
その後糖質制限食も関わる状況となればまたご相談いただけば幸いです。
2010/06/30(Wed) 22:04 | URL | ドクター江部 | 【編集】
「低炭水化物食に男性の2型糖尿病リスクを高める可能性」
6.29付けで上記の記事が載りました。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2010/201006/515815.html
ざっと読んでも良くわかりません。
先生の解説いただければ幸いです。
6.29付けで上記の記事が載りました。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2010/201006/515815.html
ざっと読んでも良くわかりません。
先生の解説いただければ幸いです。
2010/06/30(Wed) 22:05 | URL | ヤセ子 | 【編集】
ヤセ子さん。
私も読んで不思議に思い現在検討中です。
まとまりましたら記事にします。
私も読んで不思議に思い現在検討中です。
まとまりましたら記事にします。
2010/06/30(Wed) 22:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ご返答ありがどうございます。数値があまりにも早く下がったので、逆に膵臓に負担をかけていたのかと不安になっておりました。主治医の先生もも江部先生と同様に奇跡的だと言っていました。今までに見たことがないと。
今後も今までと同じように糖質をとらないようにして頑張ります。
ありがとうございます。
今後も今までと同じように糖質をとらないようにして頑張ります。
ありがとうございます。
2010/06/30(Wed) 23:16 | URL | すけ | 【編集】
下痢嘔吐症が3週間続いてる時の
尿中1日蓄尿プロインスリンが7μgは一回の測定だけでⅠ型と言えるのでしょうか?
患者とは別に一般的なことで教えていただきたいのですがm(__)m
自分は刑務所の常勤医なのですが
意外と検査項目(検査会社が検体を取りにくる)もインスリンの種類(グラルギンもアスパルトもあります)も内服もあります
刑務所に入所しただけで
(一般社会では)インスリン30R1日40単位だった人間が
(刑務所入所後は)今は1日10単位
夜18時以降は翌朝7時まで食事はなく
1日総熱量2220kcalという毎日を続けただけで
糖尿病が良くなるので
一般社会での投薬内容をそのまま続けてると
しらないうちに慢性低血糖
(交感神経症状が現れない)
減らしていくことになります
(良いことなのですが)
相談した収容者も
階段で転倒(軽傷)したり
ふらついてたので
職員が連れてきたら低血糖が発覚しブドウ糖内服
インスリンを減らし
3日後も測定すると低血糖
インスリンを減らし
と週2回ペースでインスリンが減り
HbA1cは4%台
で30単位が3ヶ月で10単位へ減った収容者です
自分はアマリール3mg+グラルギン8単位もいいかなと考えてますが
尿中1日蓄尿プロインスリンが7μgは一回の測定だけでⅠ型と言えるのでしょうか?
患者とは別に一般的なことで教えていただきたいのですがm(__)m
自分は刑務所の常勤医なのですが
意外と検査項目(検査会社が検体を取りにくる)もインスリンの種類(グラルギンもアスパルトもあります)も内服もあります
刑務所に入所しただけで
(一般社会では)インスリン30R1日40単位だった人間が
(刑務所入所後は)今は1日10単位
夜18時以降は翌朝7時まで食事はなく
1日総熱量2220kcalという毎日を続けただけで
糖尿病が良くなるので
一般社会での投薬内容をそのまま続けてると
しらないうちに慢性低血糖
(交感神経症状が現れない)
減らしていくことになります
(良いことなのですが)
相談した収容者も
階段で転倒(軽傷)したり
ふらついてたので
職員が連れてきたら低血糖が発覚しブドウ糖内服
インスリンを減らし
3日後も測定すると低血糖
インスリンを減らし
と週2回ペースでインスリンが減り
HbA1cは4%台
で30単位が3ヶ月で10単位へ減った収容者です
自分はアマリール3mg+グラルギン8単位もいいかなと考えてますが
おはようございます。
ゆうです。すみません、また質問なのですが、
ケーキを食べる等ここぞという時にベイスンを服用した時に、
例えばその後約一時間後にさらにラーメンを食べる場合に、さらなる連続した服用は有効なのでしょうか?
一般に痛み止めなどは数時間の間隔をおいてとききますが、ベイスンの類の薬はどうなのでしょう?
ご多忙中いつもすみませんがよろしくお願いいたします。
ゆうです。すみません、また質問なのですが、
ケーキを食べる等ここぞという時にベイスンを服用した時に、
例えばその後約一時間後にさらにラーメンを食べる場合に、さらなる連続した服用は有効なのでしょうか?
一般に痛み止めなどは数時間の間隔をおいてとききますが、ベイスンの類の薬はどうなのでしょう?
ご多忙中いつもすみませんがよろしくお願いいたします。
2010/07/01(Thu) 05:44 | URL | ゆう | 【編集】
太字の文
ご無沙汰しています。ハーモニカドクターのTMです。私のブログのアクセス解析でも「糖質制限食のすすめ」1-3がいつもトップです。とても関心の深い情報ですね。私の老健でも境界型のDMが実に多いです。認知症があるので油断禁物ですね。
ご無沙汰しています。ハーモニカドクターのTMです。私のブログのアクセス解析でも「糖質制限食のすすめ」1-3がいつもトップです。とても関心の深い情報ですね。私の老健でも境界型のDMが実に多いです。認知症があるので油断禁物ですね。
とおりすがりさん。
情報ありがとうございます。
情報ありがとうございます。
2010/07/01(Thu) 19:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
yukaさん。
本のご購入、ありがとうございます。
まずは、お薬なしで、スーパー糖質制限食で、どのくらい改善するか
様子をみては如何でしょうか?
本のご購入、ありがとうございます。
まずは、お薬なしで、スーパー糖質制限食で、どのくらい改善するか
様子をみては如何でしょうか?
2010/10/27(Wed) 08:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
時々 ブログを読んでいる者です。
私は 会社の健康診断で3年前にひっかかり 再検査までの半月頑張って 食べる量を減らして a1c6.5から6.0で 再検査をパスして その後気が緩んで 去年 春 7.1 その後 カロリー制限で6.0になり ご飯の量 1日に50カロリー分に減らしてるにもかかわらず 秋の健康診断では 6.5になりました。それで、ご飯を全部やめて 12/31から 糖質制限食で なおかつカロリー制限食を始めまして、1/15に病院に行った結果が5.8です。その後も 糖質制限とカロリー制限を続けてるから今は も少し 改善してるかもですが 劇的に 数値が下がり 糖質制限食バンザイでいます。
病院に行くこと2回目の今日、数値が劇的に改善してるのに 薬 メトグルコを出されました。
数値的には コレステロール他も正常値で ネットを見ると どうしても 食事と運動で改善しない時に飲むようにとあり。16日目で体重は61キロから59キロになったし で 糖質制限食バンザイでいます。
副作用が心配だからこれは黙って飲まないつもりですが
糖質制限食はまだ続けます。血糖測定機も取り寄せ中なので計りながら。
糖質制限食を続けて行こうと思ってます。
私は 一時 傷が治らなく
私は 会社の健康診断で3年前にひっかかり 再検査までの半月頑張って 食べる量を減らして a1c6.5から6.0で 再検査をパスして その後気が緩んで 去年 春 7.1 その後 カロリー制限で6.0になり ご飯の量 1日に50カロリー分に減らしてるにもかかわらず 秋の健康診断では 6.5になりました。それで、ご飯を全部やめて 12/31から 糖質制限食で なおかつカロリー制限食を始めまして、1/15に病院に行った結果が5.8です。その後も 糖質制限とカロリー制限を続けてるから今は も少し 改善してるかもですが 劇的に 数値が下がり 糖質制限食バンザイでいます。
病院に行くこと2回目の今日、数値が劇的に改善してるのに 薬 メトグルコを出されました。
数値的には コレステロール他も正常値で ネットを見ると どうしても 食事と運動で改善しない時に飲むようにとあり。16日目で体重は61キロから59キロになったし で 糖質制限食バンザイでいます。
副作用が心配だからこれは黙って飲まないつもりですが
糖質制限食はまだ続けます。血糖測定機も取り寄せ中なので計りながら。
糖質制限食を続けて行こうと思ってます。
私は 一時 傷が治らなく
正子 さん
血糖値改善、良かったです。
糖質制限食は、カロリー制限食ではありません。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
を摂取しましょう。
メトグルコは欧米では第一選択剤ですが、1/15に病院に行った結果が5.8%なら、必要ないと思います。
血糖値改善、良かったです。
糖質制限食は、カロリー制限食ではありません。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
を摂取しましょう。
メトグルコは欧米では第一選択剤ですが、1/15に病院に行った結果が5.8%なら、必要ないと思います。
2016/01/31(Sun) 09:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お忙しい中、コメントありがとうございます。
私は 最初 痛くもないし 油断してて 傷が 治らない、足の指が 爪を切ったところから どす黒く変色していくので2年前 カロリー制限して 71、72キロ→63キロに減らし 足の指の色は元に戻り、傷は治るようになりました。ご飯は1日に100カロリー分を2回から、1日に1回にしたけど体重が減らないから 1日に50カロリー分に。去年12/31からは糖質制限して 今、58.7キロ。血糖値計 買いましたし。糖質は1日60-80グラム以内でいます。難消化性デキストリンを買って飲み物に入れてるから あんまり お腹は空かないで 糖質制限バンザイです。体脂肪率36→32になりましたし 続けます
私は 最初 痛くもないし 油断してて 傷が 治らない、足の指が 爪を切ったところから どす黒く変色していくので2年前 カロリー制限して 71、72キロ→63キロに減らし 足の指の色は元に戻り、傷は治るようになりました。ご飯は1日に100カロリー分を2回から、1日に1回にしたけど体重が減らないから 1日に50カロリー分に。去年12/31からは糖質制限して 今、58.7キロ。血糖値計 買いましたし。糖質は1日60-80グラム以内でいます。難消化性デキストリンを買って飲み物に入れてるから あんまり お腹は空かないで 糖質制限バンザイです。体脂肪率36→32になりましたし 続けます
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