2010年06月06日 (日)
こんばんは。
昨日は、名古屋で日本東洋医学界総会が開かれており、江部診療所終了後、遅ればせに参加しました。
「垣根を越えた伝統医学フォーラム2010」では、質疑応答を含めて2時間くらい糖質制限食のお話しをさせて頂きました。
医師や薬剤師の先生方に、糖質制限食を広める機会を与えていただき、会長の仙頭先生、ありがとうございました。 m(_ _)m
本日も朝一番で、「漢方専門医指導医講習会」に参加しました。
その後適宜帰京して、テニスクラブに直行しました。
が、
テニスの調子はイマイチでした。(-_-;)
さきほどクラブから帰宅してシャワーを浴び、アサヒスタイルフリーを飲みながら枝豆を食べて、今ブログを書いています。
さて今回は、 鑑 餅子 さんから、コメント・質問をいただきました。
本ブロク、今まで糖尿病関係の記事が多かったのですが、「やせる食べ方」(東洋経済新報社)出版以来、ダイエットに興味がある読者のコメントが増えています。
脳とブドウ糖とエネルギー源・・・。
復習も兼ねて考えてみましょう。
「10/06/06 鑑 餅子
タイトルなし
初めまして
アラフォーの女性です。
書店で、偶然、先生の「やせる食べ方」を手にして、スーパー糖質制限に挑戦し、1か月で、4.5キロの減量に成功しました。
今まで、ありとあらゆるダイエットを試してきましたが、どれも長続きせず、途中で挫折することがほとんどでしたが、おかげさまで、何とか、ここまでこられました。本当にありがとうございました。
ところで、ひとつ質問なのですが、
炭水化物を控えていると、脳に栄養が行かず、自立神経の活動が低下して、満腹感を得ることが出来なくなるということが、ある雑誌に書いてありましたが、実際はどうなのでしょうか?
御忙しいところ、申訳ありません。
お時間がある時で、構いませんんので、よろしくお願い致します。
もう、先生に足を向けて寝られません。
もう少し、しぼりたいので、このままスーパーを続けるつもりです。
本当にありがとうございました。」
鑑 餅子さん。
「やせる食べ方」のご購入ありがとうございます。
また、4.5kgの減量成功、おめでとうございます。(⌒o⌒)v
さて、
「炭水化物を控えていると、脳に栄養が行かず、自立神経の活動が低下して、満腹感を得ることが出来なくなるということが、ある雑誌に書いてありましたが、実際はどうなのでしょうか?」
結論からいえばそんなことはありません。
作家の宮本輝先生は、スーパー糖質制限食開始後、血糖値やHbA1cは正常値となられ、執筆活動も、書き下ろし、雑誌連載、新聞連載・・・。
今まで以上に仕事を増やしておられます。まさに脳細胞フル回転で、お元気に仕事をこなしておられます。
かくいう江部康二も本年還暦を迎えましたが、高雄病院や駅前診療所や江部診療所で月・火・水・木・金・土と外来、
高雄病院で入院患者さんも担当、本の出版、雑誌やマスコミの取材、学会への参加、ほぼ毎日のブログ更新、結構な数の講演会・・・と、人生で一番忙しく働いて脳細胞はやはりフル回転ですが、すこぶる元気です。
鑑 餅子さんのご覧になった雑誌、あるいはNHKの「ためしてガッテン」を初めとして、いろんなマスコミでご質問にあるような誤った情報が発信されてますので、困りものですね。(-_-メ)
それでは、検証してみましょう。
まず、「炭水化物=糖質+食物繊維」です。
食物繊維は吸収されないので、ゼロカロリーで勿論血糖値も上げません。
本ブログ記事では糖質という語句で、お話しをすすめます。
<脳とエネルギー源、ブドウ糖とケトン体、糖新生>
まず、糖質制限食で高血糖は改善しますが、別に低血糖になるわけではありません。糖質制限食実践で、高血糖がある人が正常の血糖値になるだけです。正常血糖値の人は、糖質制限食を実践しても正常のままです。
糖質制限食を実践して糖質の摂取量が減少しても、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロールなどからブドウ糖をつくるからです。このことを、「糖新生」といいます。
肝臓の糖新生は、人体においてごく日常的に行われています。糖質を摂取している人においても、夜間睡眠中とか、食後数時間経過したら、誰でも肝臓で糖新生を行っています。
食物吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲン分解が、循環血液中に入るブドウ糖の主要な供給源です。
食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供給源は、肝のグリコーゲン分解から糖新生に切り替わります。
ですから、人類の400万年の歴史において、ごく普通に肝臓の糖新生は行われてきたわけで、珍しいことでも何でもありません。
①脂肪組織→グリセロール(脂肪の分解物)や脂肪酸→肝臓→糖新生→脂肪組織・筋肉
②筋肉→アミノ酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
③ブドウ糖代謝→乳酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
①②③はごく日常的に誰でも行っており、肝臓、筋肉、脂肪組織の間で行ったり来たり、日々糖新生の調節が行われているわけです。
次に、脳は、ブドウ糖だけでなく、脂肪酸の代謝産物のケトン体をいくらでも利用します。
ですから「脳がエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」というのは、明確に間違いです。
日常生活では、心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としているのに対し、脳・赤血球・網膜などの特殊な細胞は、ブドウ糖を利用しています。
そして赤血球は、ミトコンドリアを持っていないので、ブドウ糖だけが唯一のエネルギー源です。
しかし、脳を含めて赤血球以外の細胞は、全て内部にミトコンドリアを有すので、脂肪酸・ケトン体をエネルギー源にできます。
確かに生理学的には、脳は骨格筋や心筋と違って、安静時にもブドウ糖を利用していることは間違いありません。このことが誤解されて「脳はブドウ糖しか利用できない」という誤った情報が一人歩きしたのでしょう。しかし、脳はケトン体という脂肪の分解産物もいつでも利用できるのです。
例えばガイトン臨床生理学(有名な医師用の生理学の教科書です)によれば、
「イヌイットは時々完全脂肪食を摂取するが、通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用しない脳細胞も、この時は50~75%のエネルギ-を脂質(ケトン体)から得られるようになる」
そうです。
<満腹感>
東京都神経科学総合研究所のホームページによると、古典的な説では、
①血糖値の上昇
②胃壁の拡張による迷走神経刺激
①②が視床下部の満腹中枢に伝わって満腹感が生じるとされてきました。
最近はこれに加えて、
「脂肪細胞の分泌するレプチンや摂取したアミノ酸も満腹中枢に影響をあたえる。」
とか
「視床下部に摂食に関連する神経ペプチドが多種存在する。」
とか、いろいろ複雑になってきているそうです。
要するに案外、満腹感に関して、きっちり理論的に説明できているわけではないようです。
人間はともかくとして、ライオンなどの肉食獣は、血糖値が上昇しなくても満腹になりますよね。
また、牛や馬といった草食獣も、血糖値が上昇することはありませんが、満腹になります。
人類も農耕前の399万年間は、血糖値の上昇はほとんどなくて満腹しています。伝統的食生活だったころのイヌイットも4000年間、血糖値の上昇はなくても満腹しています。
そうすると、あくまでも、仮説ですが、糖質制限食実践中の人、農耕前の人類、イヌイットにおいては、
「胃壁の拡張による迷走神経刺激」と「脂肪細胞の分泌するレプチンや摂取したアミノ酸」
「視床下部に摂食に関連する神経ペプチド」などが、満腹中枢に影響を与えていたと考えられます。
「血糖値の上昇」による満腹中枢の刺激というのは、人類においては農耕以後の比較的新しいシステムと考えられます。
糖質制限食実践中の人は、農耕前の399万年間のシステムにより、満腹感を得ていると考えられます。
鑑 餅子さん、安心してスーパー糖質制限食を続けられて
標準体重を目指してくださいね。
江部康二
昨日は、名古屋で日本東洋医学界総会が開かれており、江部診療所終了後、遅ればせに参加しました。
「垣根を越えた伝統医学フォーラム2010」では、質疑応答を含めて2時間くらい糖質制限食のお話しをさせて頂きました。
医師や薬剤師の先生方に、糖質制限食を広める機会を与えていただき、会長の仙頭先生、ありがとうございました。 m(_ _)m
本日も朝一番で、「漢方専門医指導医講習会」に参加しました。
その後適宜帰京して、テニスクラブに直行しました。
が、
テニスの調子はイマイチでした。(-_-;)
さきほどクラブから帰宅してシャワーを浴び、アサヒスタイルフリーを飲みながら枝豆を食べて、今ブログを書いています。
さて今回は、 鑑 餅子 さんから、コメント・質問をいただきました。
本ブロク、今まで糖尿病関係の記事が多かったのですが、「やせる食べ方」(東洋経済新報社)出版以来、ダイエットに興味がある読者のコメントが増えています。
脳とブドウ糖とエネルギー源・・・。
復習も兼ねて考えてみましょう。
「10/06/06 鑑 餅子
タイトルなし
初めまして
アラフォーの女性です。
書店で、偶然、先生の「やせる食べ方」を手にして、スーパー糖質制限に挑戦し、1か月で、4.5キロの減量に成功しました。
今まで、ありとあらゆるダイエットを試してきましたが、どれも長続きせず、途中で挫折することがほとんどでしたが、おかげさまで、何とか、ここまでこられました。本当にありがとうございました。
ところで、ひとつ質問なのですが、
炭水化物を控えていると、脳に栄養が行かず、自立神経の活動が低下して、満腹感を得ることが出来なくなるということが、ある雑誌に書いてありましたが、実際はどうなのでしょうか?
御忙しいところ、申訳ありません。
お時間がある時で、構いませんんので、よろしくお願い致します。
もう、先生に足を向けて寝られません。
もう少し、しぼりたいので、このままスーパーを続けるつもりです。
本当にありがとうございました。」
鑑 餅子さん。
「やせる食べ方」のご購入ありがとうございます。
また、4.5kgの減量成功、おめでとうございます。(⌒o⌒)v
さて、
「炭水化物を控えていると、脳に栄養が行かず、自立神経の活動が低下して、満腹感を得ることが出来なくなるということが、ある雑誌に書いてありましたが、実際はどうなのでしょうか?」
結論からいえばそんなことはありません。
作家の宮本輝先生は、スーパー糖質制限食開始後、血糖値やHbA1cは正常値となられ、執筆活動も、書き下ろし、雑誌連載、新聞連載・・・。
今まで以上に仕事を増やしておられます。まさに脳細胞フル回転で、お元気に仕事をこなしておられます。
かくいう江部康二も本年還暦を迎えましたが、高雄病院や駅前診療所や江部診療所で月・火・水・木・金・土と外来、
高雄病院で入院患者さんも担当、本の出版、雑誌やマスコミの取材、学会への参加、ほぼ毎日のブログ更新、結構な数の講演会・・・と、人生で一番忙しく働いて脳細胞はやはりフル回転ですが、すこぶる元気です。
鑑 餅子さんのご覧になった雑誌、あるいはNHKの「ためしてガッテン」を初めとして、いろんなマスコミでご質問にあるような誤った情報が発信されてますので、困りものですね。(-_-メ)
それでは、検証してみましょう。
まず、「炭水化物=糖質+食物繊維」です。
食物繊維は吸収されないので、ゼロカロリーで勿論血糖値も上げません。
本ブログ記事では糖質という語句で、お話しをすすめます。
<脳とエネルギー源、ブドウ糖とケトン体、糖新生>
まず、糖質制限食で高血糖は改善しますが、別に低血糖になるわけではありません。糖質制限食実践で、高血糖がある人が正常の血糖値になるだけです。正常血糖値の人は、糖質制限食を実践しても正常のままです。
糖質制限食を実践して糖質の摂取量が減少しても、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロールなどからブドウ糖をつくるからです。このことを、「糖新生」といいます。
肝臓の糖新生は、人体においてごく日常的に行われています。糖質を摂取している人においても、夜間睡眠中とか、食後数時間経過したら、誰でも肝臓で糖新生を行っています。
食物吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲン分解が、循環血液中に入るブドウ糖の主要な供給源です。
食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供給源は、肝のグリコーゲン分解から糖新生に切り替わります。
ですから、人類の400万年の歴史において、ごく普通に肝臓の糖新生は行われてきたわけで、珍しいことでも何でもありません。
①脂肪組織→グリセロール(脂肪の分解物)や脂肪酸→肝臓→糖新生→脂肪組織・筋肉
②筋肉→アミノ酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
③ブドウ糖代謝→乳酸→肝臓→糖新生→筋肉・脂肪組織
①②③はごく日常的に誰でも行っており、肝臓、筋肉、脂肪組織の間で行ったり来たり、日々糖新生の調節が行われているわけです。
次に、脳は、ブドウ糖だけでなく、脂肪酸の代謝産物のケトン体をいくらでも利用します。
ですから「脳がエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」というのは、明確に間違いです。
日常生活では、心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としているのに対し、脳・赤血球・網膜などの特殊な細胞は、ブドウ糖を利用しています。
そして赤血球は、ミトコンドリアを持っていないので、ブドウ糖だけが唯一のエネルギー源です。
しかし、脳を含めて赤血球以外の細胞は、全て内部にミトコンドリアを有すので、脂肪酸・ケトン体をエネルギー源にできます。
確かに生理学的には、脳は骨格筋や心筋と違って、安静時にもブドウ糖を利用していることは間違いありません。このことが誤解されて「脳はブドウ糖しか利用できない」という誤った情報が一人歩きしたのでしょう。しかし、脳はケトン体という脂肪の分解産物もいつでも利用できるのです。
例えばガイトン臨床生理学(有名な医師用の生理学の教科書です)によれば、
「イヌイットは時々完全脂肪食を摂取するが、通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用しない脳細胞も、この時は50~75%のエネルギ-を脂質(ケトン体)から得られるようになる」
そうです。
<満腹感>
東京都神経科学総合研究所のホームページによると、古典的な説では、
①血糖値の上昇
②胃壁の拡張による迷走神経刺激
①②が視床下部の満腹中枢に伝わって満腹感が生じるとされてきました。
最近はこれに加えて、
「脂肪細胞の分泌するレプチンや摂取したアミノ酸も満腹中枢に影響をあたえる。」
とか
「視床下部に摂食に関連する神経ペプチドが多種存在する。」
とか、いろいろ複雑になってきているそうです。
要するに案外、満腹感に関して、きっちり理論的に説明できているわけではないようです。
人間はともかくとして、ライオンなどの肉食獣は、血糖値が上昇しなくても満腹になりますよね。
また、牛や馬といった草食獣も、血糖値が上昇することはありませんが、満腹になります。
人類も農耕前の399万年間は、血糖値の上昇はほとんどなくて満腹しています。伝統的食生活だったころのイヌイットも4000年間、血糖値の上昇はなくても満腹しています。
そうすると、あくまでも、仮説ですが、糖質制限食実践中の人、農耕前の人類、イヌイットにおいては、
「胃壁の拡張による迷走神経刺激」と「脂肪細胞の分泌するレプチンや摂取したアミノ酸」
「視床下部に摂食に関連する神経ペプチド」などが、満腹中枢に影響を与えていたと考えられます。
「血糖値の上昇」による満腹中枢の刺激というのは、人類においては農耕以後の比較的新しいシステムと考えられます。
糖質制限食実践中の人は、農耕前の399万年間のシステムにより、満腹感を得ていると考えられます。
鑑 餅子さん、安心してスーパー糖質制限食を続けられて
標準体重を目指してくださいね。
江部康二
江部先生、ありがとうございます。
こんなに早く、しかも詳細に分かりやすく
ご説明していただき、感謝の気持ちで一杯です。
これからも、スーパー糖質制限食を続けて行きます。
4.5キロですが、やせてみると世界が変わりました。
小さなことですが、あごのラインがすっきりして
お肌もきれいになったような気がします。
外へ出るのが楽しくなりました。身体も軽いです。動くのが苦でなくなりました。
大袈裟ですが、毎日毎日が愛おしいです。
もっと早く、先生の本と出会えていたらよかった。
でも何をするにも、遅すぎるということはないですよね。私は48キロ~45キロが目標です。
先生、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
今後益々のご活躍を期待しております。
こんなに早く、しかも詳細に分かりやすく
ご説明していただき、感謝の気持ちで一杯です。
これからも、スーパー糖質制限食を続けて行きます。
4.5キロですが、やせてみると世界が変わりました。
小さなことですが、あごのラインがすっきりして
お肌もきれいになったような気がします。
外へ出るのが楽しくなりました。身体も軽いです。動くのが苦でなくなりました。
大袈裟ですが、毎日毎日が愛おしいです。
もっと早く、先生の本と出会えていたらよかった。
でも何をするにも、遅すぎるということはないですよね。私は48キロ~45キロが目標です。
先生、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
今後益々のご活躍を期待しております。
2010/06/06(Sun) 20:11 | URL | 鑑 餅子 | 【編集】
おはようございます。何度も申し訳ございません。実は、今日診察日で主治医に糖質制限食について話そう思っていましたが、夕べの就寝時86で今朝早朝血糖値が63になってしまいました。このような状態は大丈夫でしょうか。先生の説では低血糖にはならないと書かれており、先日は暁現象で高くなったりで少々不安になっております。ご回答頂けると幸いです。
2010/06/07(Mon) 06:23 | URL | おどりこ | 【編集】
はじめまして。長尾と申します。
「やせる食べ方」を購入し、実践中、
只今16日目です。
スーパーを実践し、
(とはいえ、ほんとにスーパーになっているのか、非常にアバウトなのですが)
開始3日目までにスルスルと2kgが減りました!
どこまで減るのかとワクワクしていましたが、
その後の2週間は、
開始より1~2kg減の状態で停滞。
停滞とはいえ、
空腹感なく、おいしく食べていますので、
ストレスはそれほど感じません。
停滞の2週間の後、生理がきましたので、
体重が減らなかったのは
そのせいかなとも思いました。
(が、どうなのでしょうか?)
そして、この2週間が過ぎたタイミングで
深緑色の粘った便が毎日少しずつ出ています。
(それまでは、あまりすっきりした便が出ない状態でした。)
ほうれん草や小松菜を精出してたべてるから緑色なのかと最初はおもいましたが、
異常な粘りなので、色々ネットで調べてみて、滞留便かなと。
これは、そのうち改善されるものなのでしょうか。
(先生のブログをざっとみる限りでは、解消されるようですが)
それと、もう一点。
小学5年の息子と二人暮らしで、
別メニューで食事をしています。
子供が「ごはんがなかったらいやや!」と言うので、しかたありません。
が、あらためて子供の食べているものを見ていると(つまり、今まで自分も食べていたものです)、
ほんとに糖質の多い食事だな・・・と心配になります。
結構、野菜も肉もバランスよくいれてるつもりでしたが、ご飯やパスタなど、普通の食事には糖質がいっぱいで。
朝食などは、ヨーグルト、食パン、カフェオレ・・・悲惨ですよね。朝から野菜を食べさせると、遅刻してしまいます。(嫌々食べるので遅い!)
子供は今のままの食事でも、
大丈夫なのでしょうか。
なにせ、糖質制限食で自分の体調がいいもので、子供の食事が不安になりました。
長文ですみません。疑問点がもうひとつありました。
糖質制限食を始めて1週間目くらいから、
早朝に、尿意を感じ目覚めてしまいます。
我慢できないほどの尿意なんです。
目覚めるタイミングは決して不快なものでなく、
そのまま起きれそうな感じでスッキリしているのですが、何せ朝4:30とかなので・・・
この原因も糖質制限食にあるのでしょうか。
いつでもよいので、ご回答いただけると、励みになります。
先生、この本は、
私が初めてダイエットを続けられている唯一の本です。
ありがとうございました。がんばります。
「やせる食べ方」を購入し、実践中、
只今16日目です。
スーパーを実践し、
(とはいえ、ほんとにスーパーになっているのか、非常にアバウトなのですが)
開始3日目までにスルスルと2kgが減りました!
どこまで減るのかとワクワクしていましたが、
その後の2週間は、
開始より1~2kg減の状態で停滞。
停滞とはいえ、
空腹感なく、おいしく食べていますので、
ストレスはそれほど感じません。
停滞の2週間の後、生理がきましたので、
体重が減らなかったのは
そのせいかなとも思いました。
(が、どうなのでしょうか?)
そして、この2週間が過ぎたタイミングで
深緑色の粘った便が毎日少しずつ出ています。
(それまでは、あまりすっきりした便が出ない状態でした。)
ほうれん草や小松菜を精出してたべてるから緑色なのかと最初はおもいましたが、
異常な粘りなので、色々ネットで調べてみて、滞留便かなと。
これは、そのうち改善されるものなのでしょうか。
(先生のブログをざっとみる限りでは、解消されるようですが)
それと、もう一点。
小学5年の息子と二人暮らしで、
別メニューで食事をしています。
子供が「ごはんがなかったらいやや!」と言うので、しかたありません。
が、あらためて子供の食べているものを見ていると(つまり、今まで自分も食べていたものです)、
ほんとに糖質の多い食事だな・・・と心配になります。
結構、野菜も肉もバランスよくいれてるつもりでしたが、ご飯やパスタなど、普通の食事には糖質がいっぱいで。
朝食などは、ヨーグルト、食パン、カフェオレ・・・悲惨ですよね。朝から野菜を食べさせると、遅刻してしまいます。(嫌々食べるので遅い!)
子供は今のままの食事でも、
大丈夫なのでしょうか。
なにせ、糖質制限食で自分の体調がいいもので、子供の食事が不安になりました。
長文ですみません。疑問点がもうひとつありました。
糖質制限食を始めて1週間目くらいから、
早朝に、尿意を感じ目覚めてしまいます。
我慢できないほどの尿意なんです。
目覚めるタイミングは決して不快なものでなく、
そのまま起きれそうな感じでスッキリしているのですが、何せ朝4:30とかなので・・・
この原因も糖質制限食にあるのでしょうか。
いつでもよいので、ご回答いただけると、励みになります。
先生、この本は、
私が初めてダイエットを続けられている唯一の本です。
ありがとうございました。がんばります。
2010/06/07(Mon) 11:05 | URL | 長尾 | 【編集】
先ほどの長尾です。
すみません。何度も。
子供は現在、標準身長、体重で、太ってもやせてもいません。
現在は惚れ惚れするほどの素敵なスタイルです。
すみません。何度も。
子供は現在、標準身長、体重で、太ってもやせてもいません。
現在は惚れ惚れするほどの素敵なスタイルです。
2010/06/07(Mon) 11:10 | URL | 長尾 | 【編集】
はじめまして。宇宙少年と申します。
いつも拝読させていただいております。
ところで「人類の歴史=400万年」というデータは色々と論争があると聞いたことがあります。
猿人の化石から時代を推定するための方法としてカリウム・アルゴン法という手法が用いられているそうですが、非常にバラつきが大きいそうです。
現在知られているデータは、進化論にそぐわないデータを削除された結果であるそうです。
つまり進化論をとるか、創造論をとるかで人類の歴史の長さは異なるということのようです。
先生はこのような事実についてどうお考えでしょうか。
(無論、先生の栄養療法そのものに対して否定する気は毛頭ございません)
いつも拝読させていただいております。
ところで「人類の歴史=400万年」というデータは色々と論争があると聞いたことがあります。
猿人の化石から時代を推定するための方法としてカリウム・アルゴン法という手法が用いられているそうですが、非常にバラつきが大きいそうです。
現在知られているデータは、進化論にそぐわないデータを削除された結果であるそうです。
つまり進化論をとるか、創造論をとるかで人類の歴史の長さは異なるということのようです。
先生はこのような事実についてどうお考えでしょうか。
(無論、先生の栄養療法そのものに対して否定する気は毛頭ございません)
2010/06/07(Mon) 11:18 | URL | 宇宙少年 | 【編集】
朝から書き込みしてすみませんでした。寝起きでパニック状態でしたが、病院ではかったら103になっていました(T.T)
ケトン体も+で「飢餓状態だよ」と言われてしまいました。
暫くはこっそり継続するしかなさそうです。また何かありましたら質問させて下さい。
ケトン体も+で「飢餓状態だよ」と言われてしまいました。
暫くはこっそり継続するしかなさそうです。また何かありましたら質問させて下さい。
2010/06/07(Mon) 12:59 | URL | おどりこ | 【編集】
わたしも糖質制限をして体重を落としました。ひとつ質問なのですが、ドクダミ茶というのは糖尿病の患者が飲んで良い物でしょうか。
甘さもなく普通のお茶と同じでむしろ健康に良いとすすめられて毎日コップに1-2杯程度飲んでいます。いまのところ効果はわかりませんが。。。。。
普通のお茶と同じように考えて良いでしょうか。
どなたか飲んでいる方がいたらと思うのですがまわりにいないので質問させていただきました。
甘さもなく普通のお茶と同じでむしろ健康に良いとすすめられて毎日コップに1-2杯程度飲んでいます。いまのところ効果はわかりませんが。。。。。
普通のお茶と同じように考えて良いでしょうか。
どなたか飲んでいる方がいたらと思うのですがまわりにいないので質問させていただきました。
2010/06/07(Mon) 14:29 | URL | rei | 【編集】
おどりこさん。
血糖値のコントロールが全体に改善したことにより、
インスリン抵抗性が減少したと考えられます。
それにより暁現象も改善したのかもしれません。
正常空腹時血糖値は60~109mgなので
問題ないと思います。
日頃血糖値200の人が100になると低血糖症状を訴えることがあります。
徐々になれます。
一方正常人の青年では、血糖値50台で全く症状のない人もいます。
おどりこさんが血糖値63で無症状なら大丈夫です。
血糖値のコントロールが全体に改善したことにより、
インスリン抵抗性が減少したと考えられます。
それにより暁現象も改善したのかもしれません。
正常空腹時血糖値は60~109mgなので
問題ないと思います。
日頃血糖値200の人が100になると低血糖症状を訴えることがあります。
徐々になれます。
一方正常人の青年では、血糖値50台で全く症状のない人もいます。
おどりこさんが血糖値63で無症状なら大丈夫です。
2010/06/07(Mon) 16:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おどりこさん。
スーパー糖質制限食なら尿中ケトン体陽性は生理的現象です。
3~6ヶ月で血中ケトン体が今の基準値より高値でも、尿中にはでなくなります。
スーパー糖質制限食なら尿中ケトン体陽性は生理的現象です。
3~6ヶ月で血中ケトン体が今の基準値より高値でも、尿中にはでなくなります。
2010/06/07(Mon) 16:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
宇宙少年さん。
興味深い話題ですが、断定的な結論は困難でしょうね。
私の立場は進化論でも創造論でもなく、世界の考古学で現在主流である考えを、基本にしたいと
思っています。
興味深い話題ですが、断定的な結論は困難でしょうね。
私の立場は進化論でも創造論でもなく、世界の考古学で現在主流である考えを、基本にしたいと
思っています。
2010/06/07(Mon) 16:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんばんは、始めまして。
アラ還のおばちゃんですが、少し前からダイエットを始めまして、今回先生の『満腹ダイエット』を購入しましたが、1日に摂取しても良い糖質がどのくらいなのか?よく分かりません。
夫は普通食なので、私の分だけなのですが、もちろん普通のお砂糖などは使わない方が良いのですね。
1日に摂取できる糖質が分かれば、やってみようと思っていますので、宜しくお願いします。
アラ還のおばちゃんですが、少し前からダイエットを始めまして、今回先生の『満腹ダイエット』を購入しましたが、1日に摂取しても良い糖質がどのくらいなのか?よく分かりません。
夫は普通食なので、私の分だけなのですが、もちろん普通のお砂糖などは使わない方が良いのですね。
1日に摂取できる糖質が分かれば、やってみようと思っていますので、宜しくお願いします。
2010/06/07(Mon) 22:11 | URL | さくらおばちゃん | 【編集】
先生ご回答ありがとうございました。焦らずやっていきます。
2010/06/07(Mon) 22:45 | URL | おどりこ | 【編集】
さくらおばちゃん様
1回に摂取する糖質が10~20gとしていただけば
OKです。
2010/06/07(Mon) 23:24 | URL | ドクター江部 | 【編集】
6月から糖質制限食実施中です。10日ほど前から1日2食で糖質制限ドットコムの商品も使用中です。
7月9日の検査データのアドバイスお願いします。
体重6月1日 88.1kg 7月16日 81.3kg
尿酸 7.9 LDH 167 総コレステロール 194
LDL 137 HDL 47 中性脂肪 62
HbA1c 5.0 血糖 86 尿タンパク定性 (±)
ケトン体 (2+) 尿中アルブミン 32.7
クレアチニン換算値 15.0
インシュリン 4.07
アルブミン 4.4 尿素窒素 18
クレアチニン 0.78
7年前にHbA1c 9.0でした ここ数年は、異常なし
体重最大時 112kgでした
7月9日の検査データのアドバイスお願いします。
体重6月1日 88.1kg 7月16日 81.3kg
尿酸 7.9 LDH 167 総コレステロール 194
LDL 137 HDL 47 中性脂肪 62
HbA1c 5.0 血糖 86 尿タンパク定性 (±)
ケトン体 (2+) 尿中アルブミン 32.7
クレアチニン換算値 15.0
インシュリン 4.07
アルブミン 4.4 尿素窒素 18
クレアチニン 0.78
7年前にHbA1c 9.0でした ここ数年は、異常なし
体重最大時 112kgでした
伊藤さん。
尿中アルブミン 32.7 (30以下が正常値?)がギリギリですが、
他はOKですね。
体重も減って、尿ケトン体 (2+) なので、しっかり脂肪が燃えていて
糖質制限食を上手く実践されていると思います。
このままいい状態を保っていけば、尿中アルブミンも正常化する可能性がありますね。
尿中アルブミン 32.7 (30以下が正常値?)がギリギリですが、
他はOKですね。
体重も減って、尿ケトン体 (2+) なので、しっかり脂肪が燃えていて
糖質制限食を上手く実践されていると思います。
このままいい状態を保っていけば、尿中アルブミンも正常化する可能性がありますね。
2010/07/16(Fri) 17:19 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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