FC2ブログ
 京都の名医がおしえる「やせる食べ方」東洋経済新報社
おはようございます。

2010年4月5日に出版されました

京都の名医がおしえる「やせる食べ方」(東洋経済新報社)

おかげさまで、発売2週間で再版となりました。

今までは、糖尿病と糖質制限食ということで、どちらかというと硬派路線で理論派おじさん(おばさま)対象の本を書いてきました。

今回は、ぐっとやわらかく、若い女性もターゲットのダイエット本です。

京都の名医・・・て、何か気恥ずかしいもいいとこですね。(-_-;)

ともあれ、「やせる食べ方」、徹底的にやさしくわかりやすく書かれています。理屈っぽいのが苦手な方にも、大丈夫と思いますよ。

おいしいものをたくさん食べて、きれいにやせる!

キーワードは「糖質制限」 だけで、あとは面倒なカロリー計算は不要で、ステーキもOK、お酒(蒸留酒、赤ワイン)も飲めます。

あんまり簡単なので、「ずぼらダイエット」
美味しいものいっぱい食べれるので、「美食ダイエット」
食べたいだけ食べてもOKなので、「満腹ダイエット」

糖質制限食ダイエットの特徴をとらえて、皆さんいろんなニックネームをつけてくれます。

日本全国のきれいにやせたい方々、是非ご一読いただき、糖質制限食ダイエットを実践してみてくださいね。(^^)


江部康二


以下は
京都の名医がおしえる「やせる食べ方」(東洋経済新報社)
のプロローグです。


☆☆☆
プロローグ


○ 最も自然な食事で、本来の美しさを取り戻しましょう

私たちがお勧めしている食事法は糖質制限食というものです。これは食事の「糖質」をなるべく減らす食事法なんですが、人によっては美食ダイエットなんて呼ぶ人もいます(糖質については●ページ参照)。

肉料理も揚げ物も、炒め物や魚料理も好きなだけ食べてかまいませんから、世の中のおいしい料理をかなり自由に食べられる、それで確実にやせられる、これは美食ダイエットだと、そう思われているようです。しかも、食べたいだけ食べても大丈夫。それで満腹ダイエットと呼ぶ人もいますね。さらに、種類さえ選べば、お酒を飲んでも大丈夫なんです。

おいしいものを好きなだけ食べられて、お酒まで飲めるので、「あれもこれも我慢して」というこれまでのダイエット法に比べると、嘘のように幸せなやり方だと喜ばれているようです。

また、カロリーを計算するような面倒はありませんし、運動も必要ありません。非常に簡単で楽なので、ずぼらダイエット、という人もいるほどなんです。

あまりにも良いことずくめで、信じられないという人もいらっしゃるでしょう。でも、糖質制限食の体重減少効果にはきちんとした医学的な裏づけがあり、非常に効果が高いだけでなく、健康的な食事法でもあるんです。

ところで、美食ダイエット、ずぼらダイエットなどと皆さんに喜ばれているのは嬉しいんですが、私たちは別に、そのようなものを狙ってこの食事法を考え出したわけではないんですよ。

糖質制限食は元々とても効果の高い糖尿病の治療食で、私はこれまで一〇〇〇人を超える患者さんに直接指導してきました。ネットや書籍などで私たちの食事法を知る方も多いので実行されている人は数万というケタになりますが、始めた方のうち八割ほどの人はきちんと実行され、その方たちのほぼ全員に治療効果が出ています。

糖尿病は肥満と深いつながりがありますから、その治療には肥満の改善も含まれてきます。糖質制限食による治療効果には肥満の解消も当然含まれるんです。そこで、この食事法はダイエットにも非常に効果が高いということで、糖尿病とは無関係に、ダイエットに使う人も増えてきているんです。

ですから、美食ダイエットであり満腹ダイエットであるのは、あくまでも結果なんです。治療に有効な食事がたまたま楽なダイエット法でもあったというだけなんですよ。ただ、この食事の本質から言えば、これも当然の結果かもしれません。

考えてみれば、良い治療食が良い美容法でもあるのは不思議でもなんでもない話で、健康と美にはどちらも食事が大切ですからね。そして、糖質制限食は人にとって本来のもの、ごく自然な食事なんです。こう言うと意外に聞こえるかもしれませんが、人の食の歴史を考えると、理解していただけると思うんです。

人という動物が地球に登場したのが約四〇〇万年前と言われています。そして、米や小麦などの穀物を栽培し主食にするようになったのがせいぜい一万年くらい前のことです。それ以前の三九九万年は、狩で獲った動物の肉や漁で獲った魚なんかを中心に食べていたんですから、糖質を食べる機会はとても少なかったんです。

そして、人の身体は、三九九万年かけて、糖質の少ない食生活に合わせた仕組みを備えてきたんですよ。裏返して言えば、糖質の多い食事は、本来、人の身体には合っていないということです。

それでも、つい半世紀前ほどまではまだ良かったんです。運動の量が多かったですし、穀物も現代のような白いお米や白い小麦粉ではなく、玄米や全粒粉という形でした。だから、糖質を多く食べても、インスリンという肥満ホルモンをそれほど出さずにすんだんですよ。

でも、現代の食生活だと肥満ホルモンがたくさん必要になってしまいます。現代人に肥満や糖尿病が多いのも、糖質の多い食事の無理が表面に出てきた結果なんです。

つまり、今の時代の人が太りやすいのは、糖質の多い食事に原因があるわけです。

糖質制限食は、人という動物にとって本来のもの、自然なものです。だから、病気にも肥満にも効果があり、美容にも良いと考えられるんです。だって、自然な食事が人を自然な姿に戻して、本来の美しさを与えてくれるのは当たり前のことですからね。

なお本書の第二章は、糖質制限食でやせるわけを医学的にご説明したものですが、もしむずかしくお感じのようなら、飛ばして読んでいただいても差し支えありません。

では、最も自然な食事で、皆さんもご自分の本来の美しさを取り戻されますように。

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
こんにちは!

先日質問させて頂きましたゆうやんです^^

またわからないことがあったので質問させて下さい。

1、2010/4/7の記事に
『運動量に関しては、明治のころの日本人は、お米たっぷりで糖質60~70%も摂取していましたが、糖尿病はほとんどありませんでした。』
とありますが、健常者で、運動量が明治時代と同じくらい多ければ、糖質を60%摂取しても問題はないのでしょうか?もし摂取して良い場合、どのような理由からでしょうか?

2、糖新生で高エネルギーを消費する、とありますが、どのくらいの消費カロリーなのでしょうか?

3、糖質制限食を始めてから、体が柔らかくなった(良い意味で)ような気がするのですが、これは糖質制限食による代謝が原因なのでしょうか?また筋肉だけでなく、硬くなってしまった血管が柔らかくなったり、神経の通りが良くなったりもするものなのでしょうか?それと代謝には皮膚や骨など、28日や90日といったサイクルがそれぞれあるみたいですが、どこからのデータなのか、よく分かりません。医学の教科書にもこれらのデータは常識として載っているのでしょうか?初歩的な質問ですみません。

4、基礎代謝が1360で摂取カロリー約3000と、大幅に上回っているのですが、あまり体重が増加しません。運動はまったくしていません。
かかりつけの医師によると『お腹がすいたときは低血糖になってるからカロリーは気にせずどんどん食べてもいい(卵やチーズなどの糖質が少ないものに限る)』とのことだったのですが、カロリーを気にせず、このまま食べ続けても問題はないでしょうか?体脂肪率は14%で骨格筋は42%です。

以上になります。お忙しいとは思いますが、宜しくお願いします<○>
2010/05/06(Thu) 12:37 | URL | ゆうやん | 【編集
四谷の講演で先生の声を聞いていて、京都の人じゃないな、、、イントネーションが広島だなぁと感じました。私が備後地方ですから、きつい口調から安芸かな?と、、、、。
ま、勝手な想像ですけど
2010/05/07(Fri) 18:44 | URL | くわぽん | 【編集
Re: 低血糖症
reonaさん。

釜池先生は糖質ゼロ食で1日1食なので、糖質は6g/日以下くらいかもしれません。
1型糖尿病のバーンスタイン先生は、朝6g、昼12g、夕12gで合計30g/日です。
イヌイットも3ヶ月くらい、完全脂肪食をすることがあるようです。

体調が良くて、体重も保てているなら、肝臓で糖新生しているので心配は少ないと思います。

野菜をあるていど摂取している私には、
1回3gの糖質の経験がないので、確定的なことは言えませんが、
上記を参考にしていただけば幸いです。
2010/05/07(Fri) 18:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
くわぽんさん。

京都府生まれの広島育ちです。
生後3ヶ月で、広島県山県郡戸河内町に引っ越しました。
小学校3年生から広島市です。
18才から、京都市で現在にいたります。

イントネーションはいろいろ混ざっていると思います。
2010/05/07(Fri) 19:59 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック