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現行の糖尿病治療の問題点⑧インスリン抵抗性改善剤
こんばんは。今日は久しぶりに朝からじめじめ・しとしとと梅雨らしい雨が降り続いています。

まずは、嬉しい報告です。
糖尿病が良くなるごちそうレシピ」「 糖質制限食 春のレシピ」「 糖質制限食 夏のレシピ」の共著者である、野邦子先生が先日ブログを開始されました。

<糖尿病・ダイエットにも使える糖質制限食レシピ>です。

第1回目は、アボカドをつかった料理を写真入りで紹介してあります。

果物の中で唯一 糖質制限食合格のアボカドですが、やや癖のある味で実は私もやや苦手でした。

でも野レシピの料理を高雄病院の医局で手作りで食べさせてもらって、アボカドへの偏見が消えました。いやはや、とってもおいしいではないですか。 \(⌒∇⌒)/

皆さん、是非一度、野先生のブログも覗いてみてくださいね。

さて、

糖尿病の内服薬、順番に説明してきましたが、今日はインスリン抵抗性改善剤のお話です。

日本ではアクトス(塩酸ピオグリタゾン)が発売されています。

名の如く、インスリン抵抗性の改善を介して血糖降下作用を発揮します。膵臓には働かずインスリン分泌促進作用はないので、単独の使用では低血糖は起こしません。

肥満や内臓脂肪が多くて、インスリン抵抗性がベースにある糖尿人には有効率が高いようです。

問題点として、体内に水分を貯めやすくなることがあります。従って、心不全の傾向がある人には使用できません

また、むくみやすい、体重が増加しやすい、まれに肝障害.貧血などの欠点もあります。

糖質制限食を実践している糖尿人は、内臓脂肪や肥満も減少しインスリン抵抗性も改善するので、副作用を考慮すれば特に必要はない薬ですね。

糖質制限食がうまくできない人においては、副作用がでなければ使ってもよいかなという位置づけです。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
慢性膵炎で糖尿病の人は糖質制限はキツいですか?
2007/07/05(Thu) 13:11 | URL |  | 【編集
慢性膵炎で糖尿病の人に関しては、今まで経験がないので、ハッキリ言ってよくわかりません。
よくわかりませんが、まあ糖質制限食は相対的に脂肪の摂取量が増えますので、一応膵炎の人は避ける方が無難ですね。
江部康二
2007/07/05(Thu) 22:37 | URL |  | 【編集
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