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米国のローカーボ事情は様々
おはようござます。

糖尿東京人さんとusaさんから、米国のローカーボ事情について興味深いコメントをいただきました。
米国でも、州によりローカーボ食品の事情が異なるようですね。

「10/01/09 糖尿東京人
タイトルなし
江部先生、こんにちは
ロサンゼルスの紀伊国屋書店に「主食を抜けば 糖尿病は良くなる」がJapanese Low Carbと紹介されて並んでいました($24,99)

昼食の話題が上がったので米国に出張や旅行される 方のためにローカーボ対応の外食チェーン情報を書かせていただきます。

ファストフード系列
McDonald's、Wendy's、Burger King
ほぼ全てのバーガー類がバンレス注文可能
レタスを敷いた皿に注文バーガーのパン以外がドンと乗っています

Carl's Jr.、Hardee's バンレス注文可能なほか、 朝食時にはLowCarb Bowlといってcarb 3gのふすまトルティアに卵、ソーセージ、トマト

Taco Bell タコス、ブリトー類のトルティアなしをオーダー出来ますがサラダメニューとほとんど変わりません

Subway 日本同様にサラダ注文可能、かなり巨大です
KFC、Pizza Hutはローカーボ対応なし

コーヒーショップ系列
Dunkin Donuts ローカーボベーグルあり
Krispy Kreme シュガーフリードーナツあり
Starbucks, Coffee Bean, 意外にもローカーボ対応なし
独立系ベーグルショップはほとんどローカーボがありますがダイエット用にオートミール粉で低GIにしているものも多く Low carb wheat branを選んだほうが無難かもしれません

テーブルレストラン系列
Denny's 全米最大手、日本のメニューとは全く違います
都市部店舗ではCarb-Watchというローカーボメニューあり、その他でも肉類の付け合わせを10数種類から選ぶので
自身でローカーボディッシュを組み立てられます *朝食時はハイカーボメニューだらけなので注意

COCO's カリフォルニア発祥のベーカリーレストラン
日本でいえば神戸屋、fat 15g未満とcarb 15g未満のメニューには印が付いていて、パンにもローカーボやシュガーフリーが各種あります

Cracker Barrel 南部発祥のチェーンにもLow Carb Choice というメニューが数種できましたがcarb 30g~50gと多め

I-HOP  かつて日本にあったパンケーキチェーン
ローカーボ対応なし

ステーキチェーンは元来ローカーボなので省略、TGI Friday's、Tony Roma's、Chilli's、Cheesecake Factory等
Denny'sよりもやや高めなチェーンはウェイターがAtkinsダイエット対応のメニューを熟知しています。
とくにCheesecake FactoryのLowcarb チーズケーキは健常者にも好評です

独立系レストランのローカーボ対応、 西海岸の都市部とミネアポリス、ラスベガス、マンハッタンでは ほとんど個別に付け合わせや調理法を工夫してもらえますがパンやパスタまでローカーボな店舗は高級店に限られます

アメリカでは炭水化物はデンプン類、糖類、繊維類の3グループ分けが一般的で、健康のため糖類だけ控える人と、糖尿や減量でデンプンも控える人がいるので独立店の対応はまちまちだと思います。」



「10/01/10 usa
アメリカのローカーボ事情
コメントで、アメリカの各レストランなどでのローカーボ情報が載っていました。
とてもよく調べられていると思いますが、「アメリカでは、、」とか、「米国では」という表現は誤解が生じると思いますよ。
カリフォルニア州とNY州の一部なのではないでしょうか? ネバダもですか?
私の住んでいる州では Cheescake Factory 以外ではローカーボという字をメニューに見た事がありません。(かなりレストランには通っていました)
先日、これまた違う州ですが、Wendey'sの肉しか食べていないのに数値が跳ね上がりました。
つなぎに何か糖質を使っていたのだと思われます。小麦粉とか、コーンスターチとか、、。
外食ではサラダとステーキ、刺身以外は食べられないのが現状です。野菜スープにも大量の糖質が入っていますし。かといって外食をゼロにもできないし、家での食事作りは正直精神的に限界があるし、同じ米国でもこのような外食生活しか出来ない州、または糖質制限に理解のない州もあるのです。というかほとんどです。」


「10/01/12 糖尿東京人
usaさん、心配性さん
米国の事情について、不快な思いをさせてしまったようで申し訳ありません。
 
自分は人生の半分以上が米国ですが、ニューヨークとカリフォルニアにしか住んでいないのでまさにご指摘どおりでした。

ローカーボ不浸透な州に住んでおられるようなので逆に伺いたいのですが、メニューに明記されていないにしても、
大手ハンバーガーチェーンでのバンレス対応や、個人経営のレストランでウェイターに「ローカーボダイエット中」
だと伝えても対応してもらえない感じなのですか?
それなりの金額をとる個人店くらいは対応してもらいたいものです。

ダイエット、健康維持、糖尿のいずれかでしょうが カリフォルニア、とくにLAではローカーボがかなり浸透しているので、中~高級店では対応しない店のほうが 少ないです。 仕事柄いろいろな店に行く機会があれど、東京のBotanicaのようにローカーボを感じさせないほど自然で美味しい料理に巡り会う確率は低いですが。

糖質制限食で糖尿とは共生できても、美味しく食べることは難しいんですね。

最後に、江部先生還暦おめでとうございます。
先生の長生きは自分たちに希望を与えてくれます。」


糖尿東京人さんとusaさん、コメントありがとうございます。
米国事情、いろいろ異なっており、参考になります。

【ロサンゼルスの紀伊国屋書店に「主食を抜けば糖尿病は良くなる」がJapanese Low Carbと紹介されて並んでいました($24,99)】

1ドルが92~93円ですから、¥2300円で、日本の¥1500円より高いですね。
それでも嬉しい情報です。 (^^)

糖尿東京人さん、米国暮らしが人生の半分以上とは、糖尿米国人でもありますね。

糖尿東京人さんの住んでおられるカリフォルニア州とかニューヨーク州では、ローカーボ食品、ローカーボレストランが、かなり一般的なのですね。

糖尿東京人さんご紹介の
ファーストフードのMcDonald's、Wendy's、Burger King 、
テーブルレストラン系列、Denny's 全米最大手、
TGI Friday's、Tony Roma's、Chilli's、Cheesecake Factory等やや高めなチェーン、

などは、全米に展開しているはずなのに、州によってはusaさんご指摘の如く、ローカーボメニューがないこともあるのでしょうね。( ̄_ ̄|||)

そういえば、米国在住の糖尿人の日本人患者さんがたまたま日本に帰国して、高雄病院の外来に2007年7月に来られました。

有名な病院の糖尿病専門外来に受診されたのですが、ドクターは忙しくてあまり説明はなく、ナースがいろいろアドバイスしてくれたそうです。

ナースはとくに炭水化物を減らせとは指導しませんでしたが、その時、糖尿病患者会に入会するよう言われて、米国で一番大きな患者会に入会したそうです。その糖尿病患者会では、食事療法として炭水化物を減らすことを奨められたそうです。

その意味では、カリフォルニア以外にもいろんな州でスーパーとかで、探せばローカーボ食品とかあるのかもしれませんね。


usaさんも、米国の糖尿病患者会をネットなどで調べて加入されたら、ローカーボ食品やローカーボレストランの情報が手に入るかもしれませんよ。一度調べてみられたら如何でしょう。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
絶好調継続です。
先生お久しぶりでございます!英吉は先生と同じ虎年生まれ今年48才の年男です。先生のブログに出会う事ができて以来糖質制限食にてA1c 5、4 食後3時間値でも97と良好な状態がずっと続いています。が、今回初めて腎症の項目において、正常アルブミン尿が30mgより少ないのに対し微量アルブミン量が出てますね!まあ、ごく初期の段階なので、タンパク質、特に動物性タンパク質、塩分に注意して下さい。と言われました!このまま、糖質制限で高タンパク食を続けても、カロリー制限食にして食後高血糖になるよりは、健康的には良いのでしょうか?私の家系は親兄弟、親戚一同 尿道結石が何個も出来る腎臓が悪い家系なんですが、主治医の話が気になり今回投稿しました。私が何回か投稿してた時に比べて先生のブログ信者様も増えて賑やかで又糖質制限を続けておられる同志が頑張ってるのを見て、お互い顔は知らないけれど良かったね!頑張ってるね!と、皆様のコメントを読んでおります。お忙しい先生ですが、お時間のある時にコメント頂ければ嬉しいです。今年も糖質制限頑張ります!有難うございました。
2010/01/12(Tue) 12:52 | URL | 英吉 | 【編集
Re: 絶好調継続です。
英吉さん。

「A1c 5、4 食後3時間値でも97」

仰有るとおり絶好調ですね。
微量アルブミンは心配要りません。
このまま糖質制限食で血糖コントロール良好を保てば
正常に戻る可能性があります。

米国のバーンスタイン医師(バーンスタイン医師の糖尿病の解決の著者)は、ご自身が1型糖尿病です。小児期12才に1型糖尿病を発症され、以後インスリンを打ち続けておられます。

35才、糖尿病腎症の初期となった頃、SMBGで血糖自己測定をしながら食事療法を研究し、徹底した糖質制限食を開始。蛋白尿が出現する段階の糖尿病腎症第3期から、糖質制限食で回復しタンパク尿消失。

45才で医学部に入学、49才で医師になり、糖尿病を徹底的に研究。以後、多数の糖尿病患者を診察。73才現在、糖尿病合併症もなく、現役医師としてお元気にお過ごしです。
2010/01/12(Tue) 14:42 | URL | 江部康二 | 【編集
外食時の糖質量判別法について
江部先生こんばんは。
先日はコカコーラゼロの件でコメントをいただきましてありがとうございました。
12/14より、経口薬3種をやめ糖質制限食を始めてから、初めての診察に行ってきました。
数値は以下のとおりです。
食前血糖値128
HbA1C 6.5
LDL-C 155
HDL-C 47
中性脂肪 118
でした。
これも先生の本と出合えたおかげだと思います。本当にありがとうございます。
主治医にお褒めの言葉をいただいた後、薬をやめ、糖質制限食始めたことを話すとぶち切れされました。(当たり前ですね)
そこでこの療法に理解をされている病院に移りたいと考えているのですがお勧めのところがありましたらご紹介くださいませんでしょうか?(埼玉県在住・東南部です。)

さて、朝食は納豆2パックとか、ゆで卵と粗引きウィンなー5本とか温奴などを自宅で摂ります。
問題は外食となる昼食です。
コンビニやスーパーで食品成分表示を見ても、
炭水化物量や熱量は記載があるけれど、糖質量について表示されているものは想像以上に少なく、砂糖・水あめ・でんぷん、などと書かれ、炭水化物量の多いものは避けて食べているという状況です。
単純に炭水化物量で判断してよいものなのでしょうか?それとも炭水化物量は少なくても砂糖はたくさん入っているということはあるのでしょうか?
その逆に炭水化物量は多くても、成分表示に糖類の使用が記載されてなければ大丈夫なのでしょうか?
食材や調味料を手にじっと眺めながら日々店頭で悩んでいます。

最後に昼食時に使いやすいお店として 大戸屋を挙げておきます。
焼き魚メニューやお一人様なべなどが豊富で、単品で納豆や、豆腐が頼め、おかずのみでオーダーできるからです。少し高いですけど。。。

毎晩いろいろなウィスキーを舐めながら幸せな暮らしを送っています。これからも制限食がんばっていきます。だらだらと長文失礼いたしました。
2010/01/13(Wed) 01:02 | URL | しばぞう | 【編集
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