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英国の医療
こんにちは。

旧英国領の国に住んでおられる、まぬーかさんから、海外の医療(英国)について、貴重なコメントをいただきました。


「09/12/22 まぬーか
松さんの参考になれば
 私は英国在住ではなく、旧英国領の国に住んでおりますが、医療事情はかなり似ていますので、ご参考になればと思いコメントさせていただきます。
 まず、各先進国の医療制度はマイケルムーア監督のシッコという映画を観られると良いです。ただしかなり誇張はあります。
 英国ではGP制度(ジェネラルプラクティス)で主治医を登録し、病院は主治医を通して利用できます。病院は手術、入院費も無料です。緊急の場合はGPを通さなくても利用できます。
 しかし現実は病院の予約はかなり時間がかかります。
 私の友人は英国の永住権を持っていて、現在はスペイン在住ですが、歯の治療、一般的な健康チェックは英国に戻らず、タイへ行くそうです。これが現実を物語っていると思われます。
 糖尿病の治療はわかりませんが、アジア人が白人に比べてインスリン分泌能が半分という認識はあると思います。
 検査の単位が違うので覚えておかれると便利です。血糖値の単位はmmol/Lですので、mg/dlの数値を18で割ります。またコレステロールの値は38で割ります。TGは日本と同じと思います。
 A1cは最近mmol/mmolでも表示されます。正常値は4.0-6.0パーセント、20-42mmol/mmoldです。たぶん英国のA1cは米国と同じく日本の数値から0.3か0.4%引いたものと思います。
 また食料品ですが、成分表示がついていますのでCarb量を知るのに便利です。
 ご参考になれば幸いです。」


まぬーかさん。
興味深い情報をありがとうございます。とても参考になります。

「しかし現実は病院の予約はかなり時間がかかります。
私の友人は英国の永住権を持っていて、現在はスペイン在住ですが、歯の治療、一般的な健康チェックは英国に戻らず、タイへ行くそうです。これが現実を物語っていると思われます。」


最近、米国の患者さんが、タイで手術を受けるケースが増えているそうです。

これは、米国本土で手術すれば莫大な医療費が必要なのに、タイなら数分の一ですむので、往復の旅費を差し引いても充分おつりがくるからです。

米国の民間保険会社がビジネスとしてとらえて、利潤をあげるために、米国の契約患者に勧めています。

患者さんにとっても、早くて安くて親切で、タイのほうが好ましい側面も多いようです。米国で勉強したタイ人医師が多くて、タイの医療レベルは結構良いのです。

まぬーかさんのご友人は、英国永住権があるので、英国で歯の治療をして、健康チェックなら無料なのに、わざわざ金を払ってもタイのほうがメリットが大きいということですね。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
Re: こんばんは
みやびぃさん。

血液検査で、クレアチニンやシスタチンCが正常範囲なら、
糖質制限食OKです。

一方、糖尿病腎症を早期に発見するためには、1/3ヶ月~6ヶ月
尿中微量アルブミンという検査をするのが良いです。

尿中微量アルブミンが基準値を超えると、糖尿病腎症の「早期腎症期」です。
この段階なら糖質制限食で正常に戻ることが期待できます。
2009/12/23(Wed) 07:38 | URL | 江部康二 | 【編集
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