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米国の糖尿病事情とLDLコレステロール
おはようございます。

段々クリスマスが近づいてきます。

今年は早めに、

糖質制限ドットコムhttp://www.toushitsuseigen.com/

のクリスマスケーキ、京都「菓子職人」稲井敬一郎シェフ入魂の「クリスマス・ショコラ」をゲットしました。

あっという間に売り切れたので間に合って良かったです。 (^^)

買い損ねた皆さん、どうもすいません。m(_ _)m

クリスマスまでは、

ノンシュガー生チョコレート ショコラ・ドゥ・ゼロ
ノンシュガーチョコケーキ フォンダンショコラ
ローカーボチーズケーキ・ピュア

で、スイーツ三昧です。

私、あまり甘いものはいらないのですが、チョコレートだけは昔から好きでした。ベリーチョコも時々、半分くらい食べます。

ベリーチョコの甘味料は、糖アルコールのマルチトールなので、砂糖の半分くらい血糖値をあげますが、美味しいですね。

さて今回は、米国在住のusaさんから、興味深いコメント・質問をいただきました。

「09/12/08 usa
米国の日帰り糖尿病教育プログラムについて
 11月24日のコメント、大変興味深かったです。しかし、カリフォルニアでの大学病院でそのようなことを行っているというのは同じ米国在住の私からみると、信じがたいです。
というのは、私の経験上、州によって糖尿病自体の見解、治療さえも統一されていないのが現状と、思わざるをえないからです。正直、大変混乱しています。
ぜひ、治療方針を全米統一させていただきたいものです。

「米国都市部では糖尿に限らず一般人にも広くローカーボが
ライフスタイル化して肥満と糖尿に効果を上げています 」

テレビの料理番組や、出版本では確かにローカーボのものがあります。
数冊読みましたが、糖尿というよりはダイエットを対象にしているようです。
糖尿用ダイエットレシピは一応、カーボは控えていますが、日本人患者からするとありえない量です。
 
 さて、先日3つ目の糖尿病専門病院を受診いたしました。この病院は今までの個人病院とちがい、都市部にある小児糖尿病患者の教育なども受け持っている大病院でした。
その結果、前2病院では1型と診断され、即インスリン、内服薬を処方されましたが、やっとこの医師に、抗体がないので、2型であると診断されました。
 米国では1型患者の割合が日本より多いと読みましたが、私のような患者をすべて1型として、インスリン治療をしているので、各国統一の診断基準があったらもっと、少ないはずだと思います。

 2回の診察で体重が増えていないことで (何を食べても増えません、これ以上ローカーボを増やすと血糖値があがります)、もっと、カーボをとるべきだと念をおされ、さらにLDLコレステロールの値(日本の人間ドックの結果を参照し)7月時点で166と高値であるため、薬を飲むべきだといわれました。

「米国(日本より心筋梗塞が3倍多い)のガイドラインにしたがい、

低リスクの人の薬物療法開始は190mg/dl、
中程度リスク者で160mg/dl、
高リスク者で130mg/dl      」

中程度リスクの私は6gオーバーなので、薬をすすめられたということでしょうか?
私は糖質制限食、約5か月目ですが、ここで、薬を飲んで下げたほうがよいのか、様子をみるべきなのか教えていただけないでしょうか?

検診は11月にいったのですが、その時点では検査は一切しません。
近所のファミリードクターに薬を処方してもらうようにとのことでした。
分業化されているので、糖尿に直接関係無いものは、自分のところでは見ないという感じでした。
合併症が心配なので、検査をお願いすると、発病から5年以内では絶対におこらないから、大丈夫だと言われ、やってもらえませんでした。何の根拠が?と信じがたい発言でしたが、それ以上は患者としては何も言えません。
江部先生の病院のように尿検査はおろか、腎機能や他の検査は一切やりません。
もし、こちらのブログに出会っていなかったら、1型と診断され、とっくにインスリン注射のお世話になっていたことでしょう。信じがたいと思いますが、これがアメリカの現状です。3つの病院すべて納得のいく糖質制限食の説明は聞いたことがありません。
カリフォルニア大学病院でやっていることが、全州に広まっていただきたいものです。

 バーンスタイン医師の診察には約3日間で約6000ドルかかります。NY以外の患者は宿泊費、交通費を含めると10000ドルは下りません。本を読むとありとあらゆる検査をしてくれて、これぞ糖尿病治療の本質だと思わせてくれますが、なかなか手が出ないものです。
私としては、こちらのブログを頼りに自分で治療方法を探っていくしかありません。何のために糖尿病医がいるのかわかりません。
それに比べればCAの日帰り教育プログラムはとても身近な手段ですね。が、このお話がごく1部の患者のみにしか知られていないのは残念です。どのようにしたらこのような情報が手に入るのでしょうか?
以上、現状をお伝えいたしたくコメントさせていただきました。」


usaさん。
コメントありがとうございます。

3つ目の糖尿病専門病院で、やっと1型ではなくて2型の診断ですか。まあとりあえず良かったです。

先月、スイス在住の糖尿人の日本人女性、フランス在住の糖尿人の日本人女性からも本ブログにコメントをいただきました。

お二人ともそれぞれ糖尿病専門医に診察してもらった結果、抗GAD抗体(-)にも関わらず痩せ型の糖尿病というだけで、やはり1型糖尿病と断定されたそうです。

まあ、それが欧米の常識なのでしょう。

勿論私からみれば、usaさんと同様、お二人とも2型糖尿病です。

米国人の2型糖尿病の平均BMIが約32で、日本人の2型糖尿病の平均BMIが約24です。BMI32というのは、例えば身長160cmで体重82kgです。これは、日本では半端じゃない肥満ですね。

日本人では、やせ型の2型糖尿人が結構いるのに対して、欧米では、そもそもやせ型の2型糖尿人がほとんどいないということです。

米国・スイス・フランスの糖尿病専門医が皆さんそろって藪医者だったということではなく、それぐらい、やせ型の2型糖尿人が欧米では少ないと言う事実があるのですね。

「私の経験上、州によって糖尿病自体の見解、治療さえも統一されていないのが現状と、思わざるをえないからです。正直、大変混乱しています。 ぜひ、治療方針を全米統一させていただきたいものです。」

私も同感ですが、米国でも統一は難しそうです。

11月24日、25日のブログ「米国の日帰り糖尿病教育プログラム」に登場したカリフォルニア州立大(UCSF)の糖尿病教育日帰りプログラムは、糖質制限食的にもなかなかの優れものでしたが、本当に全米各州で治痒方針がばらつくようです。

先月、高雄病院に入院されていた、ペンシルバニア在住の日本人糖尿人女性に伺ったところ、ペンシルバニア州立大学では、糖尿病専門医は、基本的にカロリー制限食を勧めるそうです。

「LDLコレステロールの値(日本の人間ドックの結果を参照し)7月時点で166と高値であるため、薬を飲むべきだといわれました。」

usaさんの糖尿病のコントロールは現在どのていどでしょうか?

LDL-Cの値、どのくらいから薬物介入が意義があるのか、現在、医学界で論争中となっています。 (∵)?

東海大学の大櫛陽一先生の大規模疫学調査では、少なくとも日本人女性の場合、家族制高コレステロール血症(人口の0.2%)の人以外は、薬は必要ないとのことです。

LDL-コレステロールについては、最新の情報を調べて、その内ブログ記事にします。

「合併症が心配なので、検査をお願いすると、発病から5年以内では絶対におこらないから、大丈夫だと言われ、やってもらえませんでした。」

食後高血糖が数年以上続いて、合併症がでることがほとんどですので、米国医師の仰有ることにも一理あります。
一方、糖尿病予備軍の段階の食後高血糖(140~199mg)レベルでも数年続けば、心臓の血管に動脈硬化を起こすことがわかってますので、油断は禁物です。

「バーンスタイン医師の診察には約3日間で約6000ドルかかります。NY以外の患者は宿泊費、交通費を含めると10000ドルは下りません。本を読むとありとあらゆる検査をしてくれて、これぞ糖尿病治療の本質だと思わせてくれますが、なかなか手が出ないものです。」

バーンスタイン先生、3日間で60万~100万円・・・。

この料金設定はびっくりしましたが、米国では当たり前なのですね。

これは以前にも記事に書きましたが、日本の医療費が、欧米に比べたら極端に安いということです。

道路もダムもしばし凍結でも、日本国民の命に別状はありません。民主党さん、鳩山さん、ちゃんと初心を貫いて、医療費増加政策で、これ以上の医療崩壊・福祉崩壊をくいとめることが、国民の命を守る最優先の課題ですよ。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
米国の糖尿病事情とLDLコレステロール
先生、コメントありがとうございます。
発病当時、このブログが私に生きる希望を与えてくれたと言っても過言ではありません。

「スイス在住の糖尿人の日本人女性、フランス在住の糖尿人の日本人女性からも本ブログにコメントをいただきました。」
ヨーロッパでも同じような診断がされていたのですね。
その方たちもこのブログで救われたことでしょう。

おかげさまで私の今の血糖コントロールは良好(だと思います)です。
発病当時HbA1c 5.8 ,
3ヶ月後 〃  5.4
4ヶ月後 〃  5.6

Creatinine 0.5
Blood Urea Nitrogen 17
AST/SGOT 16
ALT/SGPTgpt 36
LDL 147

すみません、関係ない値まで書き込んだかもしれません。この結果を見て医師からは現状では腎臓、肝臓は異常なしと言われていますが、どの程度なのかはわかりません。

かなりやせ形なのでもしかすると、家族制高コレステロールかも??

クレアチニンが最低ラインということはどういうことなのでしょうか?
現在はLDLを気にしているので、運動が増え、それまで楽しみにしていた肉、卵を控えているので、体重減少がきになるところです。
それにしてもLDLを70まで下げるというのは、素人の私でも異常ではないかと考えます。
A1cは、先生のように5%前半になるようにがんばります。
2009/12/15(Tue) 17:23 | URL | usa | 【編集
同じ野菜ジュースでも
先生 今晩は
同じ野菜ジュースでもカゴメとデルモンテでは、大違いです。
カゴメ野菜ジュース 糖質5.9g 蔗糖0
デルモンテ 野菜ジュース 糖質3.6g 蔗糖0.3g
私は、長年デルモンテ 野菜ジュースを1日200~250cc飲み続けています。
カゴメは野菜の他に糖分が添加されており甘過ぎて飲めませんが、デルモンテなら飲めますので野菜不足を補えます。
糖質も許容範囲かと思いますが如何でしょうか。
2009/12/15(Tue) 20:21 | URL | 世迷い人 | 【編集
Re: 米国の糖尿病事情とLDLコレステロール
usaさん

「かなりやせ形なのでもしかすると、家族制高コレステロールかも?? 」
LDL 147 ていどの家族性はありませんのでご心配なく。

「クレアチニンが最低ラインということはどういうことなのでしょうか? 」
クレアチニンは低いのは心配ないです。腎機能OKです。

LDL-C、
米国基準の2004年改定は、薬メーカーとの癒着という
大きな批判を浴びて論争となりました。
2001年基準がOKで、2004年基準ははヨーロッパでも疑問視されているようです。
近日中にそのようなことを記事にします。
2009/12/15(Tue) 21:59 | URL | 江部康二 | 【編集
Re: 同じ野菜ジュースでも
世迷い人 さん。

糖質含有量がデルモンテのほうが、2g少ないです。
当然デルモンテがいいですね。
2009/12/15(Tue) 22:00 | URL | 江部康二 | 【編集
江部先生、こんばんは。
先日SMBGについて質問させていただいたゆきんこです。

先生のブログを最初から遡って拝見している途中なのですが、08/6/6のブログで

「病院の機械による血糖値と血糖自己測定器の比較」
について書いてありました。

それで疑問なのですが、病院の機械とはSMBGとは違うものなのでしょうか?

母は医大入院時も現在入院している病院でもたぶんSMBGで血糖を計って貰っていたように思います。

これから両親を説得してSMBGを購入して自己測定をするようにしようとしているところで浮かんだ疑問です。

見当はずれかもしれませんが、お返事頂ければと思います。
2009/12/15(Tue) 23:22 | URL | ゆきんこ | 【編集
SMBG
ゆきんこさん

通常、病院の器械はSMBGより大きいもので、
静脈血を対象です。
簡易には病院でもSMBGのことがあります。
SMBGは毛細血管血なので、静脈血より
10mg~20mgくらい高くでることがあります。

2009年10月19日 (月) のブログ
「血糖自己測定(SMBG)と簡易血糖自己測定器」
もご参照いただけば幸いです。
2009/12/15(Tue) 23:39 | URL | 江部康二 | 【編集
ヘモグロビン7%での妊娠。。
いつも拝見し勉強させていただいてます。

一昨年から一年、先生のブログで糖質制限を知り、ヘモグロビン6、4→5、7%に下げ、体重も7キロ落としました。
しかし、今年から引越しをし、新たな病院は糖質制限に全く理解なく、妊娠希望しているので、いうことを聞き、カロリー制限食にしました。
1400カロリーなんですが、糖質制限で生活していたので、なかなか切り替えが難しく、
体調を崩したり、ストレスで、数値が上がり今月は7、2%になってしまいました。

食後は睡魔に襲われるようになり、これは高血糖なんでしょうか。
妊娠を望んでるので、薬は飲んでませんし、インシュリンもしてません。

そして、不規則もありますが今月生理が遅れてます。
来月始めには通院日ですが、今妊娠した場合、先生の病院では即入院ですか?

来月通院日までに、クリスマスも正月もしっかり管理して行きますが、医師に内緒で糖質制限食を再開し、少しでもヘモグロビンを下げようとしてます。

支離滅裂な文章で申し訳ありませんが、あんなに望んでいた妊娠が不安になって来ました。
医師に秘密にしながら、糖質制限で妊婦生活送れるでしょうか。
2009/12/16(Wed) 00:14 | URL | 妊娠希望ママ | 【編集
Re: ヘモグロビン7%での妊娠。。
妊娠希望ママ さん。

産婦人科的には、HbA1c7.2%では妊娠許可されません。
どうしても妊娠希望なら、インスリン注射が開始されます。

妊娠許可の条件として
HbA1c6%以下が設定されています。

妊娠中は
HbA1c5.8%以下が目標です。

血糖値の目安としては
妊娠前
食前血糖100mg/dL 未満、食後2時間血糖120mg/dL 未満、
妊娠中
食前血糖100mg/dL 未満、食後1時間糖値140mg/dL未満、食後2時間血糖120mg/dL 未満、

となっています。

2009.9.9と2009.9.2のブログをご参照ください。

2009/12/16(Wed) 08:14 | URL | 江部康二 | 【編集
同じ野菜ジュースでも
早速のご回答 有難う御座いました。
糖質含有量が2g少ないデルモンテ野菜ジュースは、許容範囲と解釈させて頂き、今後も飲み続けます。
2009/12/16(Wed) 10:26 | URL | 世迷い人 | 【編集
江部先生 お返事ありがとうございました。
ブログを遡るのもやっと2008/6まで来ました。まだまだ先が長いですが、このブログに毎日、勇気と気力を貰っています。
2009/12/16(Wed) 13:19 | URL | ゆきんこ | 【編集
江部先生へ

いつも質問に丁寧にご回答頂きありがとうございます。最近は殆ど糖質をとらない生活をしているおかげで、安定した血糖値を保つことが出来ております。ただ1つ疑問が・・・。

最近、起床時(7:30頃)に血糖値を計ると105から115程度なのですが、お昼(12:00頃)に計ると起床時に比べて10程上昇しています。
そして夕方(18:00頃)に計ると平均90台の半ばから90を切ることもあります。
ちなみに最近朝食は摂取しておりません。
このように朝から昼に掛けて血糖値が上昇し夕方に掛けて下がるというのは暁現象という物なのでしょうか?またインスリンの基礎分泌が低下していると仮に丸一日食事をとらなかった場合でも血糖値は正常型の基準値を超えている物でしょうか?

それともう一つ、糖質制限食をしている場合ケトン体が発生?するとのことですが、このケトン体もうまく体に吸収されなければ血糖値を上げる原因となるのでしょうか?


2009/12/16(Wed) 13:37 | URL | mk | 【編集
予約診療
先生こんにちは。

先日、先生の診療所についてご案内いただいたのですが、ちょっと質問があります。

私は現在別の病院で二ヶ月に一度、月曜日の午前中に診療を受けていますが、先生のほうで予約する場合、月曜日の午前中に予約するとしたら、どの診療施設になりますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

2009/12/16(Wed) 13:55 | URL | 飯山忍 | 【編集
Re: 予約診療
飯山忍 さん。

月曜日の午前中なら
高雄病院京都駅前診療所での外来となります。

高雄病院京都駅前診療所  電話:075-352-5050
京都市下京区七条通り烏丸東入ル(50M)北側 ネオフィス 七条烏丸4F
http://www.takao-hospital.net/
2009/12/16(Wed) 22:18 | URL | 江部康二 | 【編集
ありがとうございます
先生ご案内をありがとうございます。

現在の病院に1/18の予約がありますので、それ以降にさせていただきます。

2009/12/17(Thu) 06:29 | URL | 飯山忍 | 【編集
USAさん
江部先生、USAさん

こんにちは、コメントをしてよいものか迷った末
書かせていただきます。

USAさんの住んでいる州での状況がわからないのですが、
おそらくカーボコントロール治療をする先生が各州に
いると思います。
カリフォルニアではカロリー制限指導と、
カーボコントロールのどちらに重点をおくかは先生により違います。
良いか悪いかはさておき、米国ではガイドラインが絶対でなく
個々の医師により診療方針に幅がありますね。
患者も通う病院や医師を自分の好みや、相性で選ぶことができますが、
それには相応の対価が必要となります。
同じ糖尿診察でも先生により報酬額が大きく違うと思います。
この点が、いま米国でも話題になっている「自由か平等か」の問題で
お金、保険のある人のみが自由に医療を選択でき、保険のない人は
インフルエンザにかかってもドラッグストアで$5くらいの
風邪薬しか使えない状態になっています。

私の知る範囲ですが、アメリカの糖尿治療でカーボコントロールを
推している先生は、カリフォルニア、ワシントン州、オレゴン、ミネソタ
とマンハッタンに多いようで、健常者のあいだでローカーボ食習慣が
浸透している地域と重なる気がします。
少なくともカリフォルニアの沿海部ではアトキンスや
ナチュラルハイジーンといった高度なダイエットプログラムでなく
一般人もカーボを減らす傾向にあります。
一般のパン屋でもローカーボと記した種類がおかれ、チェーンのハンバーガー店も
バンレスで注文でき、LAから全米に広がった「Cheesecake Factory」では
砂糖小麦不使用のローカーボチーズケーキが売れ行き2番なはずです。

このような地域性もあると思いますが、糖尿になったらまずはパンはローカーボ、
パスタはDreamfieldsというのがデフォルトになっています。
検査で確定診断が出たら、減量のためにカロリーを減らし、
食後高血糖予防にカーボコントロールというアドバイスを与えられ、
最終的に自分で治療方針を決めるようになります。
私の場合は、まだインスリン分泌がある2型なので、
まずはカーボを減らし血糖を低値安定させ維持、それが上手くいかなくなって投薬、
さらに将来薬もきかなくなるか、インスリン分泌がなくなってきたら
注射をするという方針になりました。
食事制限をしない場合、現時点で糖質吸収を鈍らせたり、肝臓で
糖を作らないようにする薬を使う選択もありました。

あとは、加入している保険のカバー範囲によって病院側も治療を決めるようです。
手厚い保険に加入していて治療選択に自由がきいたのでプログラムに参加したり
セカンドオピニオンとして数名の医師からお話を聞き、自分にあった先生に
委ねることが出来ました。最高級な保険だと治療を受けるため他州まで
の旅費をもカバーするようです。
保険によってセカンドオピニオンが自費になる場合等は最初に診てもらった
先生の方針が全てになってしまいます。
やはり高い医療費を保険でカバーして自由な医療を受けるという、
米国の事情は良し悪しではないかと思います。
個人の推測ですが、しっかり医療選択のできた糖尿患者とそうでない患者の
病状進行は大きく違う気がするので、平均値でしっかりと医療の受けられる
日本の制度は優れていると思います。それだから医療崩壊が始まっているのかも
しれませんが。








2009/12/18(Fri) 12:43 | URL | 糖尿東京人 | 【編集
追記
ホームドクターや病院で紹介してもらえるところは
その医療機関のグループ、学会同僚が多く
治療方針も似ていることが多いです。

米国でセカンドオピニオン等、代替治療を
試してみたいときには、加入している医療保険の
カウンセラーに尋ねるのが一般的です。
どのような治療を望んでいるか伝え、
保険のカバーする範囲と自費に分けて
様々な選択肢を出してもらえます。

カウンセリングがカバーされていない場合は
自身で医師を探し、相談した治療法を
保険会社にカバーするか確認しないとならず
少々面倒なことになります。
2009/12/18(Fri) 16:31 | URL | 糖尿東京人 | 【編集
もう一点、アジア系や先住民が少ない地域では
白人に合った治療しか受けられないかもしれませんね。
先住民、アジア系の多いLA、SF、Seattle等では
痩せ形(あくまで米国基準)なのに2型が多く、
インスリン分泌が極端に少ない
アジア系の患者はカーボを減らすだけでかなり
改善すると大抵の医師は把握しています。

おそらく糖尿病レシピ等も白人体質が基準で
白人健常者に比べてローカーボなのでしょうから、マイノリティのアジア系は
体質に合わせてアレンジする必要がありますね。
江部先生の糖質制限食は米国でもアジア、先住民系に合うのだと思います。
私もプチ糖質制限でA1cは4%台に収まっています。

州自治がしっかりしているので単一疾患の医療方針を
連邦で統一するのはほぼ不可能だと思います。
地域による食習慣も全く違い、糖尿食に対する
医師の考えにも地域性があると思います。
病状が悪化してからの治療は全米で同じで、
初期段階から投薬をするか、食事を工夫して無投薬で
過ごすかの違いですから、患者にはおおごとでも
医師にとってはそれほど大きな違いではないのかもしれません。
居住国の医療が不満であれば帰国するか、妥協する
しかないわけで、その国なりの活路もあるはずです、
食事や医療機関情報、口コミは各都市にある
Diabetic Communityで活発に交わされていますので
参加なさってみるのもいいかと。



2009/12/18(Fri) 18:02 | URL | 糖尿東京人 | 【編集
川崎医科大学内科(肝・胆・膵) 日野啓輔教授へのメッセージ

 > 今も垂水好青年に敬意を表します <
2010/02/01(Mon) 13:51 | URL | 小泉純一郎前首相の医師久松篤子 | 【編集
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