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英国のコロナ変異株「死亡率高い可能性」  ジョンソン首相が発表
こんばんは。
新型コロナ関連で、また懸念される記事が、
毎日新聞に掲載されました。

英国のコロナ変異株「死亡率高い可能性」 
ジョンソン首相が発表

2021年1月23日(土)毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210123/k00/00m/030/035000c

英国の変異株は、これまで、「感染力が7割高まっているが重症率や死亡率は
変わらない」
とされてきましたが、
ここにきて、死亡率も30%高まっているということです。
さらなる検証が必要とはいえ、困ったことです。

日本国内では、新型コロナ感染が、2020年12月以降、増え続け、
さらに年末年始を経て、加速して激増している感があります。
感染者が増えれば、高齢者を中心に一定の割合で重症者数・死者数も増えます。
もし英国変異株が日本で蔓延していけば、感染力増大と毒力増大で
今以上に重症者数・死者数が増えていくと思われ、医療逼迫が懸念されます。

宿主が死亡すればウイルスも消滅するので、
年単位の長い目でみれば、変異により徐々に毒力は低下していき、
死亡率も低下していくのが自然の摂理です。
しかし今回の英国のコロナ変異株のようなごく短期間での変異では
毒力が増すこともありえます。

国内で確認された新型コロナウイルスの変異株は、2021年1月18日時点で計45例とななっています。
英国のコロナ変異株が36例と大半を占めますが、
南アフリカ共和国で確認された変異株も5例、ブラジル渡航者からの変異株も4例確認されています。

国立感染症研究所によると南アフリカの変異株は、
英国変異株と同様、感染性が高まっている可能性があるようです。
ブラジルの変異株では感染力、重症度、ワクチンの有効性への影響を示唆する証拠はなく、
現在調査中とのことです。


江部康二

☆☆☆
以下の青字の記載は毎日新聞記事の要約です。

『 https://mainichi.jp/articles/20210123/k00/00m/030/035000c
英国のコロナ変異株「死亡率高い可能性」 
ジョンソン首相が発表


毎日新聞2021年1月23日

英国のジョンソン首相は22日の記者会見で、英国で感染が拡大している新型コロナウイルスの変異株について、「より高い死亡率と関連している可能性があることを示す証拠がある」と述べた。英国の変異株は日本を含む50カ国・地域以上で検出されており、懸念が高まる可能性がある。
 会見に同席した英政府のバランス首席科学顧問によると、60歳の感染者1000人のうち、従来株による感染の場合は10人程度が死亡するのに対し、変異株だと13人もしくは14人が死亡するという試算になるという。この数字が正しければ、変異株の死亡率は従来株より30%高いことになる。ただ、バランス氏は「数字には不確かな部分も多い」と述べ、さらなる検証が必要との見解を示した。
 またバランス氏は南アフリカとブラジルで確認された別の変異株について、「これまでのものより、ワクチンが効きにくいかもしれない」と述べた。一方、英国の変異株について英政府は、米製薬大手ファイザー製と英製薬大手アストラゼネカ製のワクチンが、変異株に対して有効との見方を示している。
 英国の変異株は2020年9月、イングランド南東部ケント州やロンドンで確認され、その後、世界に感染が拡大した。
 英政府によると、英変異株は従来株に比べ、最大で7割、感染力が強まっている可能性がある。一方、重症率や死亡率についてはこれまで、従来株に比べ高いことを示す証拠はないとされ、イングランド公衆衛生局も重症化率が高いとは言えないとの調査結果を出していた。【ロンドン服部正法】 』
新型コロナワクチン。インフルエンザワクチン。意義は?
こんばんは。
新型コロナワクチン、インフルエンザワクチンの役割や意義について、考察してみます。

<従来のワクチン>
従来のワクチンは、弱毒化したウイルスを利用する「生ワクチン」や、
ウイルスの感染力を失わせた「不活化ワクチン」が主で、
卵でウイルスを大量培養するなどに時間がかかり、
感染防御や安全性確保のためもあり、
開発に10年単位の期間を要していました。

<インフルエンザワクチン>
インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンで、皮下注射です。
そして、IgG抗体を産生させますが、IgA抗体は産生させません。
従って、粘膜面にあるIgA抗体はできないので、
感染を防ぐことは理論的に不可能です。
インフルエンザウイルスが粘膜細胞に感染したあと、
はじめてIgG抗体が駆けつけてウイルスと戦ってくれます。
つまり感染防御はできないけれど、重症化を防いでくれる役割です。

<新型コロナワクチン>
 今回のファイザーやモデルナの新型コロナワクチンは
「遺伝子ワクチン」と呼ばれ、
ウイルスの遺伝子の一部「メッセンジャーRNA(mRNA)」を
人工的に作って利用するタイプです。
ウイルスのゲノム(全遺伝情報)が解明できれば遺伝子の合成は比較的容易で、
開発の時間とコストを大幅に削減できます。
現実にわずか10ヶ月で完成したということで、
そのあまりの速度に驚きました。
この「遺伝子ワクチン」を接種すれば
体内でウイルス特有のたんぱく質が作られます。
これを体が異物として記憶して、このたんぱく質を攻撃する抗体ができれば、
実際にウイルスそのものが侵入してきても攻撃できるようになる仕組みです。
しかし、産生されるのは、IgG抗体であり、IgA抗体は産生されません。
従って、理論的には、インフルエンザワクチンと同様に
感染防御はできないけれど、重症化を防いでくれる役割です。

<新型コロナワクチンの副反応>
このようなタイプのワクチンは、人類は未経験であり、
遺伝子ワクチンが、未知の副反応を起こす可能性もあります。
短期的なアナフィラキシーショックは、
すでに米国でも英国でも発症しています。
アナフィラキシーショックの頻度は、
インフルエンザワクチンの約8.5倍です。

短期的な副反応も、頭痛、悪寒、全身倦怠感、疲労感、発熱
注射部位の疼痛などがあります。
こちらもインフルエンザワクチンよりはるかに多い頻度です。
さらに長期的な未知の副反応が起こる可能性もあり、
長期的安全性は全く担保されていません。

<人口100万人あたりの新型コロナ死者数、ノルウェイとワクチンと死者数>
人口100万人あたりの死者数(2021/1/22現在)は、
米国では65.0人で、日本の6.1人の10.6倍です。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
札幌医大統計の直近7日間の新規死者数です。

この数字を考慮すると、米国で重症化を防ぐワクチンを接種する意義は日本よりかなり大きいです。
ノルウェイで、42000人の高齢者に新型コロナワクチンを接種して
因果関係は不明ですが33名の死者がでています。
100万人の高齢者に接種すれば、単純計算で786人が死亡する可能性があります。
これは大変な数字であり、
少なくとも、高齢者には新型コロナワクチン接種は慎重になる必要があるでしょう。

<新型コロナウイルスと新型コロナワクチンに対する私のスタンス>
私自身は、新型コロナワクチンを接種するつもりは全くありません。
スーパー糖質制限食で、粘膜免疫自然免疫を高めて
感染予防あるいは発症予防を目指します。
ただ、持病がある人などは、新型コロナワクチンの副反応も考慮したうえで
接種するか否かを自分の頭で考えて、選択する必要があると思います。

江部康二

医師アンケート。ワクチン接種の意向。収束の見通し。
こんばんは。
新型コロナ感染の流行は
GoToイートやトラベルや年末年始を経て
勢いは止まりそうにありません。
2021年1月7日、2度目の緊急事態宣言が
東京、神奈川、千葉、埼玉に出されました。
1月13日、大阪、兵庫、京都にも
緊急事態宣言が出されました。

このような状況の中で、AERAが
現役の医師、1726人に新型コロナに対する
アンケート調査を行っています。(アエラ1/25号)
2020年12月24日に開始して、
1日で1726人の回答を得ています。

<ワクチン接種の意向>
新型コロナウイルスのワクチンについては
政府が2月下旬にも接種開始できるように
準備を進めています。

医師達に自身の接種の意向を聞いたところ
「接種する」が、31.4%
「ワクチンの種類によっては接種する」が、27.3%
「接種しない」が、11.8%
「わからない」が、29.5%

でした。

日本感染症学会ワクチン委員会委員長の
西順一郎・鹿児島大学教授も
「安全性の情報がはっきりわからないと接種の判断は難しい」

と話しています。

菅義偉首相の政治判断で
緊急性が優先されて安全性が確認されていない状況での、
ワクチン接種開始は、いかがなものかと私は思います。

前もって医師会から、
ワクチンを接種する人数の問い合わせが
江部診療所にもありましたが、
私は接種しません。

<新型コロナと免疫力>
スーパー糖質制限食で
『ケトン体』を高め、
『AGEs蓄積』を最小限にし、
『食後血糖値上昇による酸化ストレス』を抑え、
『血糖変動幅増大による酸化ストレス』を抑えることで、
免疫力向上を目指すのが、
最も安全であり、副反応もない王道と思います。

免疫力が健常なら、新型コロナに感染しないか
あるいは感染しても発病しないと思います。
若い人には、感染しても無症状な人が多く、
高齢者は、感染すると重症化しやすいのは
免疫力の差だと思います。

肺疾患、腎疾患、心血管疾患、糖尿病などの持病がある人も
重症化しやすいのですが、
これも持病があれば、免疫力が落ちるからです。
糖尿病があっても、コントロール良好なら
同年齢の健康な人とリスクは一緒です。


<収束の見通し>

2021年夏のオリンピック予定までに
収束すると考える医師は、わずか7.1%です。
「夏までに収束」7.1%
「2年後(2022年)」35.8%
「3年後」14.1%
「4年後以降」12.5%
「その他」6.5%

26%を超える医師が収束には3年以上かかると答えています。

私も、収束には3年くらいかかると考えています。
今回の新型コロナウイルス、突然変異を繰り返しながら変化していくと
思われますが、そのたびに毒力は低下していくと考えられます。

ウイルスにとっても、感染した人が死亡すればウイルス自体も消滅するので、
毒力は低くする方が都合が良いのです。
おそらく3年くらい経過した時点で、
『新型コロナウイルス⇒普通の風邪のコロナウイルス』
になって落ち着くのではないかと思います。


江部康二
「ミネルスダイナー」から、『糖質制限入門セット』販売です。
こんにちは。
2020年度は、「ミネルスダイナー」の糖質制限食品を
私の人体実験を経て、いろいろ本ブログで紹介してきました。

今回は、『糖質制限入門セット』が販売開始されましたので、
紹介いたします。
https://milnesdiner.jp/goods/index.html?ggcd=drbeginnersset

株式会社フォワードはサラヤグループで新たに誕生した
食品を専門に取り扱う会社です。
ミルネスダイナーは株式会社フォワードが運営するECサイトです。

以下は、私の実験結果です。
( )内は、想定糖質量です。


①ミネストローネ
2020年6月26日(金)
17時06分 血糖値:118mg
低糖質スープミネストローネ150g摂取(糖質5.9g)
18時06分 血糖値:132mg
18時08分 血糖値:128mg
14mgの上昇で、糖質は4.67gと合格です。

②海老のビスク
2020年7月3日 金曜日 海老のビスク 
午後17時05分 食後3時間血糖値:128mg
海老のビスク 150g (糖質:5.3g )
午後18時05分 食後60分血糖値:132mg
4mgの上昇で、計算上の糖質は1.3gしかなく、合格です。

③クラムチャウダー
2020年7月6日(月)
17時03分 血糖値:123mg 食後4時間血糖値
クラムチャウダー 150g摂取 (糖質7.2g) 
18時03分 血糖値:143mg
20mg上昇なので、糖質は6.7gで、ほぼ想定範囲です。

④低糖質ミルクチョコレート
2020年8月11日(火)
午前9時25分血糖値:95mg
糖質制限ミルクチョコ35g摂取(糖質4.9g)
午前10時25分血糖値:108mg
午前10時26分血糖値:107mg 
13mg上昇と、今回も良い結果です。
35g中に糖質4.3gで、想定よりほんの少し少なめでした。

⑤低糖質白がゆ
2020年8月28日(金)
17時10分 血糖値:123mg
低糖質お粥80g摂取(糖質4.56g)
18時10分 血糖値:136mg
18時11分 血糖値:127mg
13mgの上昇で、糖質量は4.3gでり、ほぼ想定通りで、合格です。

江部康二

☆☆☆
以下の青字の記載は、「ミネルスダイナー」からのメッセージです。

【ご紹介を頂きました、低糖質食品をメインに販売を行っている「ミルネスダイナー」(https://milnesdiner.jp/)です。

この度は今まで江部先生にご試食、血糖測定いただきました商品を揃えた
「糖質制限入門セット」をご紹介いただきました。
https://milnesdiner.jp/goods/index.html?ggcd=drbeginnersset

クーポンをプレゼントしたいところですが、限界ギリギリまでセット割引をしておりますので、
今回はご紹介のみとさせていただきます。

また糖質制限入門セットは「日本糖質制限医療推進協会」の提携医療機関様にチラシも配布させていただいております!
冬季限定、特別価格のセットですので、是非この機会にお買い求めくださいませ。

皆様の糖質制限食のお手伝いができましたら私共も嬉しいです。
今後もミルネスダイナーをよろしくお願いいたします。】
コロナ自宅療養に殺されかけた話。32歳。健康な男性の体験。
こんにちは。
Taka さんから、
新型コロナ、32歳健康な男性、重症肺炎で入院という
衝撃的な情報をコメント頂きました。
非常に示唆に富む内容で、教訓となります。
ありがとうございます。

32歳の持病のない健康な男性が、新型コロナに罹患されて、
重症肺炎発症で、入院です。
1/6から1/15まで自宅療養で、いよいよしんどくなって
1/16から入院です。
幸い、入院後ステロイド薬投与で、かなり回復しておられます。
まれなケースですが、ここまで悪化したのは、
ご指摘通り、ロキソニン過剰内服の影響があると思います。
やはり、アセトアミノフェン以外の解熱鎮痛薬は、リスクがあります。

この32歳男性、1/19現在まだ入院中ですが、
自ら体験した厳しい体験を書かねばなるまいということで、
一般の人のために情報発信しておられます。
https://note.com/kudou_snuff/n/n152e9788f9d4
貴重な体験談であり、ありがたいことです。


江部康二


以下の青字の記載は、ご本人の最初の文です。

コロナ自宅療養に殺されかけた話
2021/01/19
1/8、コロナ陽性と診断され、
保健所の指示で10日間の自宅療養をすることになりました。
この時はまだ良かった。
このあと、生死を彷徨うことになる危険な経緯について、
私が書かねばなるまいと思ったので筆を取らせていただきます。


以下、要約(青字)と私の解説(黒字)です。

1/6から、風邪症状がありました。
1/8に、コロナ陽性と診断され、保健所の指示で10日間の自宅療養開始です。

目次
①感染者情報
②発症から陽性まで(1/6〜1/8)
③自宅療養開始(1/8〜)
④頭痛・下痢・嘔吐(1/9〜)
⑤39度を超えはじめる(1/11〜)
⑥効かない解熱剤(1/12〜)
⑦嗅覚消失からのラストスパート(1/14〜)
⑧保健所・相談センターの対応
⑨自宅療養終了・入院(1/16)
⑩入院生活
⑪どうしてこうなった/こうならないために


①感染者情報</span>
32歳男性、一人暮らし。基礎疾患など特に無く健康。タバコなし。酒はまあまあ飲む。在宅勤務。人に会うのは月に2回程度。生活のほとんどを家で過ごす。大晦日→元旦に仲間たち数名と家で会食。 ⇒このときウイルスの健康保有者がいた可能性あり。

②発症から陽性まで(1/6〜1/8)
/6(水)微熱が出ました。少し倦怠感がある程度で、喉の痛みもなし。
翌日7日、朝38.0度の発熱。不安になり、まずは発熱相談センターに連絡。
木曜で休診の病院が多く、唯一紹介されたのが隣町のクリニック。
驚いたのは、発熱外来の患者は外で待たされたこと。感染対策のため、名前が呼ばれるまで外にあるベンチで待機。軽く問診とPCR検査をし、解熱剤(カロナール)を処方されて終了。 ⇒ どの病院でも発熱者は別の空間で待機です
翌日1/8、コロナ陽性との連絡。熱は38.8。
連絡の内容は「陽性ですので、保健所からの連絡をお待ちください」のみ。

「特効薬はありませんので、解熱剤を飲んで経過を見ていただくしかありません」。
③自宅療養開始(1/8〜)
陽性と診断を受けてから3時間ほど経ち、保健所から連絡あり。
これまでの行動や現在の症状などについて詳細なヒアリング。
結果、高熱以外には特に症状がないので、「軽症」と判断され自宅療養。
この時点で自分の不安はかなりのものでした。⇒軽症や中等症は自宅待機です。
悔しさもかなりありました。ほとんど家から出かけない、普段は色んなことを自粛している自分がどうして……なんで自分なんだ……と。
しかし感染者は東京都だけで日に2,000人を超える現状、誰がかかってもおかしくないということを実感せざるを得ません。
幸い、その日のうちに友人が食料などの物資を届けてくれて、家族からも大量にご飯などを送ってもらえたので、買い物に出かける必要がなかったのは救いでした。

④頭痛・下痢・嘔吐(1/9〜)
陽性発覚の翌日9日は一旦37.5度くらいまで熱が落ち着き安心していたのですが、少し頭痛がするようになってきました。
また、ご飯を食べてもすべてそのまま下してしまうなどお腹も緩くなっています。夜にはまた38度を超え、解熱剤を飲みます。⇒新型コロナ、結構、下痢や嘔吐ありです。
ウイルスに戦う手段がもう発熱しかないので、なるべく解熱剤を飲みたくなかったのですが、38度を超える熱と偏頭痛に耐えられず、飲み続けました。
しかし熱は下がっても偏頭痛は消えず、左のこめかみがズキズキと傷み続けます。
それに伴って吐き気まで込み上げてきて、1/10に一度嘔吐しました。
その時点でほとんど何も食べられていなかったので、ヨーグルトとスポーツドリンクしか出てきませんでした。⇒脱水に注意が必要です。

⑤39度を超えはじめる(1/11〜)
1/11。4日以上発熱が続き頭痛や下痢にも悩まされ、ほとんど眠ることができずすでに消耗しきっているところ、追い討ちをかけるように熱が39.2度を記録します。
幸いにも頭痛はかなり消えていました。
39度付近まで熱が上がると、今まで体験したことのない鋭い寒気が襲い掛かります。
本当に刃物のようにするどく、体の内側から震え上がるような寒気で、痙攣しているかのように体がガクガクと震えます。
かと思うと今度は一気に発汗し、数時間でTシャツが何枚もダメになる程ベチャベチャに汗をかくのですが、
発汗の間は本当に意識が朦朧とし、体が痺れ、震え、少し体を動かすだけで嘔吐しそうになります。
この状態になるのが本当に辛すぎて(大声で「苦しい!助けて!」と本気で叫んでいました)、39度付近まで上がってはすぐに解熱剤を飲んでいました。
⇒解熱剤には注意が必要です。
しかしこの状態はここからさらに一週間以上続くことになります。

⑥効かない解熱剤(1/12〜)
39度を超え始めたあたりからカロナールの効き目が悪くなりました。
飲んでも全く熱が下がらない、運良く下がっても3時間持たないなどが続き、保健所にも相談してうちにあった市販のロキソニンを代用することに。
⇒ロキソニンは危険です。保健所の指導としては不適切です。
ロキソニンの方が効き目が強いので、これはかなり効きます。
熱もだいぶ下がって楽になり、効き目がなくなるまでの6時間おきくらいのペースでロキソニンを飲み続けました。
しかしある日の朝、便の色が腐った苔のような色になっていました。この世にあってはいけない便の色でした。
どす黒くて、毒のような緑色の液体(汚い話でごめんなさい)。理由はロキソニンの飲み過ぎのようでした。
ご飯がほぼ食べられていなかったので、空腹状態でロキソニンを乱用していた、1日の摂取量をオーバーしていたので、当然と言えば当然です。
保健所・病院へ連絡しましたが、胃薬を処方されて終了。1/13ごろの話です。

⑦嗅覚消失からのラストスパート(1/14〜)
1/14(発症から8日)、嗅覚が消えていることに気づきました。
気づいたきっかけは洗い物をしていて、洗剤の匂いがしなかったこと。慌ててシャンプーや石鹸、ウイスキーに鼻を当ててみても匂いはゼロ。
幸い味覚はあったのですが、すべて問題ないわけではなくフルーツ系の味覚は感じられなくなっており、リンゴジュースは鉄のような味しかしなくなっていました。
この辺りからラストスパートが始まり、少し出る程度だった咳が気づくとだいぶ酷くなってきていました。⇒肺炎の発症と思われます。この方の仰るようにオキシメーターがあれば、酸素飽和度の低下が確認できたと思います。
呼吸が気持ち浅い感じもあり、常に息が切れていました。
ついにはロキソニンも効き目がなくなり、相談センターからはロキソニンとカロナールを2錠一気に飲むという荒技を紹介され、それで耐え忍びました。
このときにはもう発熱から10日経過していました。
一時的に熱は下がっても、ご飯はヨーグルトを1カップ食べ切ることができず、なんとかチョコレートを頬張る程度で完全に衰弱しきっていました。
⇒脱水と低エネルギーの両方で体力消耗とおもいます。
点滴すれば脱水はすぐに改善するので、
この時点で入院できたら良かったと思います。
何もできず横になって時間が過ぎ去るのを待つだけの、無限にも近い苦痛の時間。また、ずっと横になっているため身体中が痛く、背中や腰が悲鳴をあげていました。
それなのに体勢をわずかに変えるだけで酷く息が切れます。実際一週間以上、まともに取れる睡眠はよくて一度に1時間程度、という状態が続いていました。
眠れもせずご飯も食べられず高熱が下がらない。本当に地獄の毎日でした。

⑧保健所・相談センターの対応
これだけしんどい思いをしてこちらから何もしなかったわけではありません。体調の変化は何度も保健所に連絡しました。
連絡するのはすべてこちらからで、最初の自宅療養決定の連絡以降、保健所から電話がかかってくることはありません。
基本的に連絡先は世田谷保健所、営業時間外は東京都の発熱相談センター(途中から自宅療養者用のフォローアップセンターに切り替え)に連絡することとなっていました。
最初に連絡したのは頭痛や嘔吐の症状が出たとき。あくまでそれらは軽症の症状として、横になるだけで息ができないとかそのレベルでない限りは心配しなくて良いと言われました。
とても優しく接していただいたのでこのときは素直に安心していました。
その後もカロナールが効かなくなったり、熱が39まで上がったりするたびに連絡していましたが、「効く解熱剤があるうちはそれを飲んで様子見」の一点張りでした。
段々雲行きが怪しくなります。
あまりに回復の兆しが見えない不安から、毎日のように連絡をしていました。一度39度を超えて意識が朦朧とする中で電話したこともありました。
喘ぎ声に近いほどの苦しい声で話しましたが、「まずは解熱剤を飲んで、それでも効かなかったら連絡してください。ご自身の抵抗力でなんとかするしかありません」と言われました。
また、あまりに何もしてもらえないので#7119(救急相談センター)にも2回ほど連絡しましたが、2回とも「緊急度の高い状態ではない」という評価になり、
救急車を呼ぶほどではないけど、病院には診てもらったほうがいいと言われました。
どうやって?病院を紹介してくれず、結局「保健所の指示を仰いでください」のたらい回し。
保健所に連絡してもご自身で病院を探して見てもらってくださいと言われます。だからどうやって??
なんとか、陽性の診断を受けたクリニックに連絡をつけるものの、結局電話越しで簡単に症状伝えて、解熱剤と胃薬を処方されて終了。
1/14過ぎた頃から、咳の悪化とあまりの回復しなさに「もうとっくに肺炎なのでは?」と疑っていて(実際Twitterなどで調べると、ここまで高熱をこじらせているのは肺炎者のみでした)、
そのこともはっきりと保健所に伝えました。入院か、せめてCT検査だけでもさせてくれと。
しかし、「CT検査は入院が前提になるので簡単に受けられない。入院はそもそも受け入れ先が少なくて難しい」と言われました。
これ、はっきりとは言われてませんが「自分は入院が必要と判断されていない」ということでもあったと思います。⇒32歳の若い男性で、持病なしなので重症化のリスクが少ないと保健所も判断していたのだと思います。ここでもオキシメーターがあれば、
肺機能低下が確認できたと思います。動脈血酸素飽和度(SpO2)が、96%が正常なのが
92~94%とか下がっていたと思います。

基本、入院は「呼吸器系に異常がある」「自ら水分を補給できない」場合に初めて検討されるようです。
自分の場合、呼吸器系に対する自覚症状がほとんど無く、むしろ呼吸はある程度落ち着いているとすら考えていたので、危機感が伝わっていなかったようです。
実際はかなり大変なことになっていたのですが………。

⑨自宅療養終了・入院(1/16)
1/15の夜から、自宅療養終了になる1/16の朝までも頻繁に相談センターに連絡していました。
この時には自分の症状をかなり大袈裟に伝えていました(結果、これは大袈裟どころかかなり控えめな報告だったことがのちにわかります)
というのも、自宅療養終了時にもまだ全快でなかった場合には、入院ではなく「自宅療養延長になる」と言われていたからです。
これ以上の自宅療養で自然治癒は絶対に有り得ないという確信があり、
呼吸がかなり浅いこと(実際そこまで浅いとは感じていなかった)、咳が酷く肺が痛むこと(実際そこまで肺は痛まなかった)を救急センターやフォローアップセンターに伝えていました。
やはり「保健所の指示待ち」以外何もしてもらえませんでしたが…。
1/16の11時ごろ、本来ならば自宅療養終了となるため保健所から連絡が来ました。
しかしこの段階での保健所の対応は早く、これまでの状況・症状をしっかり把握してすぐに入院の調整をしてくれました。 ⇒肺炎発症と保健所が判断したのだと思います。
自分でも驚くほど急激なデレです。
なんとか一つ、大部屋のベッドが一つ空いていて入院できることになりました。
ただし大きな病院ではないため、大掛かりな呼吸器はつけられず、重症化した場合にはまた別の病院に行く(行けたら)という条件でしたが、
もはや入院できればどこでも良かったので何も気にしませんでした。
かなり大きな隔離車(?)に乗って病院へ。防護服のスタッフに連れられすぐにCTスキャンを撮ります。
病室は大部屋で相部屋でしたが、広いスペースをカーテンで仕切ってあるのでそこまでキツい印象はありません。
何より病院に来られた安堵は凄まじいものでした。
少し時間が経つと担当医の方が神妙な顔でやってきました。開口一番に言われたのが「工藤さん………相当、相当お辛かったでしょう」の一言。
「肺炎がかなりのところまで進行しています。さらにここからまだ広がる芽も残っています。
すぐにでもステロイド剤を使用した治療に取り掛からなければいけません」と言われました。
「ここまで肺の炎症がひどいことになっていると、どんなに解熱剤を飲んでも意味がありません。炎症を抑えなければ……これではまともに食事を取れなくても仕方ないです。背中の方まで炎症が進んでいるので、寝ることも難しかったでしょう。この状態を10日間も……」とお医者様も絶句されていました。
⇒サイトカインストームになりかけ状態だったと思います。
もし入院できずあと数日遅かったら…と思うとゾッとします。
⇒数日どころか、1日遅れでも危険だったと思います。
一旦サイトカインストームを発症してしまえば、治りがたいです。
ギリギリで間に合ったと思います。

酸素濃度も、正常値が96〜99%とされているところ、92%まで下がっていました。
93切ると結構やばいラインとされてるので、息苦しさは何も間違ってなかったです。

⑩入院生活
入院してから言われた通りステロイド剤を飲み、点滴を打ち、鼻から酸素を吸入していると、
もはやその日のうちに見違えるくらい体調がよくなり、翌日には熱が収まり、ご飯も完食できるようになりました。⇒ステロイド剤の抗炎症作用が有効であり、サイトカインストームも未然に防ぐことができたのだと思います。
咳がまだ少し残りますが、ほぼ快調と言っていいほどです。
ただし炎症の進行が酷かったので、しっかり一週間ステロイド剤を飲み、さらに72時間の経過を持って退院となるため、まだ入院生活は続きますが、
高熱がなくご飯を食べられる生活はもはや天国。地獄のような自宅療養から救われた今、入院は何の苦痛もありません。

⑪どうしてこうなった/こうならないために
入院できてめでたしめでたしなんですが、その前にどうしてここまで入院できなかったのかについて振り返っておきたいと思います。
先程も書いたように、入院の基準となるのは(世田谷区の場合)、呼吸困難の状態にある、自ら水分を補給できないというのが大きくあるように思います。
もちろん年齢などもあると思いますが、電話するたびに特に上の二つを気にされていたからです。
この点、自分は極端に自覚症状が弱かったというのがありました。
高熱が一切おさまらないのもコロナという風邪症状が長引く病気の一環だと思っていましたし、呼吸が苦しい自覚はありませんでした。
⇒新型コロナの場合、オキシメーターでSaO2が92%(正常は96%)とかに落ちていても
呼吸困難がないことがあるので要注意なのです。

もっと早く肺炎に気づけていれば入院の相談がしやすかったかもしれません。
そう考えると、やはり「パルスオキシメーター」は所持していた方が良さそうです。
⇒こうなるとパルスオキシメーターは必需品と言えます。
外食が減った分をパルスオキシメーター購入に回せばいいと思います。
正直もう中国製の怪しいやつとかばっかり出回っていて結局僕は買いませんでしたが、これで測った酸素濃度がひとつ入院の判断材料になるようです。

こういうやつ。もはや必須アイテムと言えるでしょう。みなさん余裕があるうちに買っておきましょう。
また、呼吸不全に陥って自宅療養中に危険な状態にならないためのマニュアルとして、
このかたのツイートがとてもわかりやすく、私も参考にしていたので僭越ながら引用させていただきます。
やはり自覚症状は何も当てにならないみたいです。病院で簡単に検査をしてもらえない現実、簡単に入院させてもらえない現実のなかで、
自分で入院させてもらえるよう努力をし、自分で自分を守らなければいけない…….変な話ですが……。
自分の場合も、保健所の対応がクソだったというわけではなく、ここまで医療が逼迫している状況下では仕方なかったのだと思います。
最終手段として入院があって、そこに運良くありつけるか、そういう覚悟をしなければいけません。
コロナはただの風邪、軽症なら問題ない、と絶対に甘く見てはいけません。
徹底した感染対策をし、自分がならないように、そして人に知らない間にうつさないように行動することが大切です。
新型コロナワクチン接種に懸念も。アナフィラキシー。死亡例。
こんばんは。
新型コロナワクチンの副反応ですが、
アナフィラキシーショックがあり得ます。
2021/1/6の時点で、米国で29人が発症しています。
これまでに米国で530万人に接種されています。
比率としては、100万人あたり11.1人であり
インフルエンザワクチンの、
100万人あたり1.3人と比べると8.5倍の頻度で発生
しています。
発熱、頭痛、吐き気、下痢、全身倦怠感、接種部の痛みも、
インフルエンザワクチンより、かなり多いようです。

そして、2021/1/18の共同通信の記事で、
ノルウェーで、基礎疾患のある高齢者が
新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンを受けた後に死亡する例が出ています。
ワクチンを接種された約4万2000人のうち33人が亡くなったと1月半ばに報告されました。
全員が接種後数日以内に死亡し、年齢は75歳以上で、余命数週間から数カ月の末期患者も含まれていました。
ノルウェー医薬品庁は、ワクチン接種と直接関係があるか否かは不明としています。

1回目の接種を80万人余りが受けたドイツでは、接種後間もなく亡くなった高齢者が少なくとも7人いますが、
独医薬品規制当局パウル・エールリヒ研究所は、
死因はワクチン接種ではないと判断しています。

ともあれ、さすがに死亡例まで出現したら、ワクチン接種には慎重にならざるを得ません。

人口100万人あたりの死者数(2021/1/18)
英国:1326人
米国:1205
ドイツ:564
イタリア:1365
フランス:1085
日本:34.5
韓国:25.0
中国:3.3


米国では、日本の約35倍の死者数ですから、
少々の副反応がでても、新型コロナワクチンを接種する意味はあるかもしれません。
しかし、死者数が少ない日本においては、米国や欧州に比較すると
ワクチンの意義も相対的に少ないと思われます。

以下の青字の記載は共同通信の記事です。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/78497
米でアナフィラキシー症状29人 コロナワクチン接種後
2021年1月7日 13時09分 (共同通信)
【ワシントン共同】
米疾病対策センター(CDC)は6日、新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種後、アレルギー反応の中でも特に重いアナフィラキシー症状を29人が起こしたと電話記者会見で発表した。米国では米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンと米バイオ企業モデルナのワクチンが実用化され、これまでに少なくとも530万人に接種された。
 CDCは昨年12月14~23日にファイザー製を接種しアナフィラキシーを起こした21人の報告書を公表。当時接種した約189万人に占める発生割合は100万人当たり11・1人。インフルエンザワクチンの同1・3人と比べると頻度が高い。』


https://www.tokyo-np.co.jp/article/80585
高齢患者へワクチン接種に懸念も ノルウェーで死亡例
2021年1月18日 14時55分 (共同通信) 
【ロンドン共同】
ノルウェーで、基礎疾患のある高齢者が
新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンを受けた後に死亡する例が出ている。
接種との因果関係は不明だが、ノルウェーの医薬品当局は18日までに、
高齢患者への接種時には副作用のリスクを考慮するよう勧告した。 
医薬品当局やブルームバーグ通信によると、
死亡したのは重い基礎疾患のある高齢者ら30人近くで、大半は80歳以上。
いずれもファイザーとドイツのビオンテックが開発したワクチンを接種し、
多くの場合、発熱や吐き気などの副作用を示し数日後に死亡した。』



本日の本ブログ記事は
ブルームバーグ通信の、2021/1/19(火)の記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-18/QN3XOKDWRGGC01
コロナワクチン接種後に高齢者死亡、知っておくべきこと
も参照させて頂きました。


江部康二


空腹時血糖値、コレステロール値とスーパー糖質制限食。
【日付 21/01/17 いっきょ

はじめてご質問させていただきます。
江部先生、こんにちは。いっきょと申します。

当記事とは関係ないコメントですが、江部先生のご見解をお尋ねしたくてメールしました。

2015年の健康診断の結果から糖尿病予備軍なのではないのかと心配になり、
実母が糖尿病を患っていたこともあり、
自身で調べた結果、江部先生のブログにたどり着き、
2015年12月よりスーパー糖質制限を実施している者です。
とはいえ、たまに糖質をとってしまうこと
もありますが…(平均2週間に1回ほど)

いままでの人間ドッグの結果から2点、心配な事がありご質問させていただきます。

46歳 女性 162.6センチ 51.1キロ 体脂肪率 24.4 BMI 19.3
空腹時血糖値  HbA1C  TC  TG   HDL LDL
2015年10月  103     5.6    205    57   88    111
2016年10月  95      5.6     248    35  110   136
2017年10月  111     5.4    244   35   114    125
2018年10月  113     5.5    232    40   117    111
2019年11月  130     5.7    243   40   103    131
2020年12月  120     5.5    261   42   124    140
※左の数値から順に
空腹時血糖値 HbA1C(NGSP値) 総コレステロール 中性脂肪 HDL-コレステロールLDL-コレステロールです。(11~12時間以上空けて検査)

1点目は今回(2020年12月実施)の結果、
総コレステロールとHDL-コレステロールについて
再検査を実施してくださいという事でした。

江部先生のブログを拝見しますと、
HDL-コレステロールは60以上、中性脂肪が60以下であれば
小粒子LDLコレストロールは、ほぼなしというご見解ですが、
このままでは薬を飲まなければいけないのでしょうか。

2点目は、2017年からの空腹時血糖値が3桁と高くなっています。
これは、すでに糖尿病を発症しており、糖尿人特有の「暁現象」なるものでしょうか?
今回はHbA1c5.5、空腹時血糖値は120でした。

関係ないかもしれませんが、2019年9月よりタンボコール錠(2錠/1日)、
メインテート錠(半錠/1日)服用しています。

お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスをいただければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。】


こんばんは。
いっきょさんから、
『空腹時血糖値、コレステロール値とスーパー糖質制限食。』について
コメント・質問を頂きました。

私は、常々、『中性脂肪が低めでHDLコレステロールが高め』
なら、LDLコレステロールが高値でも人体に害はないので
スタチン系薬剤などで下げる必要はないと、患者さんに言っています。

それならば、中性脂肪低値というのは、具体的にどの程度を
指しているのかが、皆さん、気になると思います。

信頼度の高い論文によれば、空腹時の中性脂肪値が、70mg/dl以下なら、
小粒子LDLコレステロールの存在はごく少量となります。
60mg/dl以下なら、小粒子LDLlコレステロールは、ほとんど存在しません。
中性脂肪値80mg/dlくらいで、小粒子LDLコレステロールは約10%くらいと少ないです。

従って、いっきょさんのデータ『TG40mg/dl、HDL-C124mg/dl』なら
LDL-Cが高値であっても、小粒子LDLは皆無であり、
スタチン内服は必要ないと思います。
気になれば、不安を除くために
「頸動脈エコー」「心電図、心エコー」を検査して、動脈硬化や狭窄がないことを確認しましょう。

①標準の大きさのLDLコレステロール:
 肝臓から末梢組織にコレステロールという細胞膜の原料を運ぶ善玉。
②小粒子LDLコレステロール:
 コレステロール輸送という本来の仕事をほとんどせずに、血管壁の傷などに入り込んで
 活性酸素に触れ、酸化して酸化LDLコレステロールになりやすいので危険。
③酸化LDLコレステロール:
 異物であり血管壁にこびりついて動脈硬化の元凶となる真の悪玉


つまり、危険なのは②と③であり、
①はなくてはならない大切なものなのです。

http://promea2014.com/blog/?p=1101
ドクターシミズのひとりごと

に掲載してある、図を見て頂ければ上記が確認できます。
(図はAtherogenic lipoprotein phenotype. A proposed genetic marker for coronary heart disease risk.M A Austin, M C King, K M Vranizan and R M Krauss Circulation. 1990;82:495-506より抜粋)
清水先生、ありがとうございます。


次にHbA1cですが、スーパー糖質制限食で、5.4~5.7%と安定しています。
そしてこのHbA1cは、
『食後高血糖』『平均血糖変動幅増大』のない『質の良いHbA1c』なので安心です。
カロリー制限高糖質食である従来の糖尿病食は、
見かけ上のHbA1cが良好であっても
『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』を伴う『質の悪いHbA1c』なので
合併症を予防できないことが多いのです。

空腹時血糖値が、103⇒95⇒111⇒113⇒130⇒120mg/dlという経過です。
スーパー糖質制限食を実践中でも、空腹時血糖値は結構バラツキます。
睡眠不足や寝過ぎ、イライラやうつうつ、夕食が遅い、生理前、風邪気味・・・
などいろいろな条件で朝の空腹時血糖値は上昇します。
いっきょさんの空腹時血糖値もあまり気にしなくても良いと思います。

ちなみに、この1週間の私の早朝空腹時血糖値ですが以下の如くです。
1/11:108mg/dl
  12:111
   13:126
   14:106
  15:96
   16:111
   17:103
   18:109mg/dl


52歳から71歳現在までスーパー糖質制限食を続けていますが、
早朝空腹時血糖値は結構バラツイています。
この間HbA1cは、5.6~5.8%です。


江部康二
三密があっても、会話がなければ感染リスクなし。パチンコ店。
こんばんは。
読売新聞オンラインに、2021/1/17、

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210117-OYT1T50082/
若者の感染目立つ…帰省した知人と飲食、県外の成人式に出席
2021/01/17  新型コロナ   大分市


https://www.yomiuri.co.jp/national/20210117-OYT1T50072/
居酒屋でクラスター、従業員5人陽性
…まかない食べたのが要因か  富山市


上記記事が掲載されました。
いずれも新型コロナのクラスター発生です。
大分市と富山市の事例ですが、
会食やまかないで、複数の人が一緒に食事したり喋ったりしたのが原因です。

要するに、複数の人が集まって、対面や横並びで
三密(密閉、密集、密接)があり、会話するというのが
最も感染を誘発しやすいと思います。
会話で飛沫が飛ぶのが一番大きな要因です。

同様に、複数の人が参加するカラオケも三密(密閉、密集、密接)があり、
大きな声で歌うので、飛沫が大変飛びやすく、
感染の大きな要因となります。

一方、新型コロナ感染の当初から、非難され続けた「パチンコ店」ですが、
2020年度も2021年度も、一回もクラスターは発生していません。
パチンコ・パチスロ参加人口は、約1000万人に達しますが、
一度もクラスターは発生なしです。

このことは、三密(密閉、密集、密接)があっても、会話がなければ
感染リスクはないという証明
になっています。

このように、会話するかしないかで、感染リスクには、決定的な差があります。
極めてわかりやすい教訓と言えます。
ちなみに私も、高雄病院理事長という立場もあるので、
2020年3月以来、外食、会食は一切していません。
もっぱら、家でアマゾンで本を購入してキンドルで読んでいます。


江部康二


☆☆☆
以下の青字の記載は、読売新聞オンラインの記事の要約です。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210117-OYT1T50082/
若者の感染目立つ…帰省した知人と飲食、県外の成人式に出席
2021/01/17  新型コロナ

 大分県と大分市は16日、男女19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
若者の感染が目立ち、成人の日の連休中の飲食で感染が広がる可能性があるとして、
注意を呼びかけている。

 発表によると、20歳代の感染者は6人。
連休中に帰省した知人と飲食した人や県外の成人式に出席して戻った後に
感染が判明した人がいた。

 8人はクラスター(感染集団)が発生した日出町のサンライズ酒井病院の
医療スタッフと患者だった。
病院の全スタッフと入院患者計344人の検査が終わり、
陽性は15人になった。

 中津市と国東市で職員1人の感染も確認された。
 医療機関の負担を示す病床使用率は15日と同じ26・7%となっている。】



☆☆☆
以下の青字の記載は、読売新聞オンラインの記事の要約です。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210117-OYT1T50072/
居酒屋でクラスター、従業員5人陽性
…まかない食べたのが要因か

2021/01/17  新型コロナ
 
 富山県は16日、富山市や高岡市など6市町の10歳未満~70歳代の男女13人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者数は796人になった。
 また、富山市は同日、市内の居酒屋でクラスター(感染集団)が発生したとの認識を示した。県内12例目で、市によると、従業員計10人のうち5人の陽性が確認された。11日に感染が判明した30歳代男性と、15日に判明した20~40歳代男性4人で、ほかの5人は陰性だった。
 市は、6日から10日にかけて店内でまかないを食べたのが要因と見ている。大雪などの影響で同期間中の客は5人ほどといい、市は同店を通じて、検査を受けるよう呼びかけている。】
新型コロナワクチンはむしろ感染を拡大させる危険が…日本人研究者が警鐘
こんばんは。

ヤフーニュース、2021/1/16(土)に

新型コロナワクチンはむしろ感染を拡大させる危険が
…日本人研究者が警鐘
日刊ゲンダイDIGITAL

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec7ec5ac7ec6fbb1c87baeb4eff985d8a7563e76

という記事が掲載されました。

新型コロナワクチンはIgG抗体を生成しますが、IgA抗体は生成しません。
従って、理論的には、粘膜面で感染防御することは無理です。
粘膜細胞に感染したあと、IgG抗体が駆けつけて新型コロナウイルスと
戦ってくれますが、感染予防できる可能性は理論的にはないです。
感染したあと、IgG抗体が速やかに頑張ってくれたら、
発症予防できる可能性はありますが、これもそんなに期待できないと思います。
つまり、現状のインフルエンザワクチンと同程度の効果であり、
感染・発症予防は困難であるが、重症化を防ぐことが期待されるということです。

一方、ワクチン接種した個人において、IgG抗体が速やかに活躍してくれたら
サイトカインストームを起こす確率が減る可能性はあります。
従って、ワクチン接種により、新型コロナ重症化の元凶であるサイトカインストームが
防げる可能性はあると思います。

さらに、この記事にあるように
ワクチンを接種して発症しなかった人の中には、
感染しても発症しない無症状感染者が含まれていた可能性があるということです。

この方々は、新型コロナウイルスを周囲にばらまく可能性があるので、
ワクチン接種して無症状でも、油断は禁物なのです。

もともと、ワクチンとは無関係に、
新型コロナウイルス感染者のうち約45%は無症状です。
だからこそ、感染を防御し流行をくいとめることが困難なのです。
この点が、インフルエンザのような無症状感染者が少ないタイプのウイルスとの違いです。
インフルエンザは感染したら発症する人がほとんどなので、
隔離したり感染防御しやすいのです。

また、この新型コロナワクチンは『mRNAワクチン』と呼ばれるまったく新しいタイプのワクチンであり、
実際の効果とか副反応とかは、まだまだ不明ですので、
経過を見ていくしかない側面が大きいのです。


江部康二



☆☆☆
以下の青字の記載は、ヤフーニュースの記事の要約です。

新型コロナワクチンはむしろ感染を拡大させる危険が
…日本人研究者が警鐘


 新型コロナウイルスのワクチン接種が2月下旬から日本でもスタートする。
現時点で承認申請が行われているのはファイザー社のワクチンで、
当面は16歳以上が対象になる予定だ。
ワクチンによって集団免疫が獲得できれば、感染拡大に歯止めがかかると期待されている。多くの人がワクチンを接種すると感染しない人が増えて、結果的に周囲の人たちも感染する機会が減って感染拡大が収束する――という考え方だ。

 しかし、今回のワクチンが感染拡大を抑制できるかは未知数で、
むしろ感染を広げてしまう危険がある。

 ファイザーの臨床第3相試験では約95%の有効率が確認された。
これは、参加した約4万人を「ワクチンを接種する2万人」と「偽薬(プラセボ)を接種する2万人」に振り分け、新型コロナウイルス感染症を「発症した人」の人数を数えて比較した数字である。

 接種した2万人のうち発症したのが8人、
偽薬を接種した(ワクチンを接種しなかった)2万人のうち発症したのが162人だから、ワクチンを接種すれば接種せずに発症した162人を8人に減らせる効果は期待できる。しかし、カウントされたのはあくまでも「発症した人数」で、
ワクチンを接種して発症しなかった人の中には、
感染しても発症しない無症状感染者が含まれていた可能性があるのだ。

 米国の研究機関で遺伝子研究に携わってきた岡山大学病院薬剤部の神崎浩孝氏は言う。

「新型コロナウイルスは無症状でも感染させてしまうのが大きな特徴です。ワクチンを接種した人が、『これで自分は感染しないし、人にうつす心配もない』と過信して、手洗い、マスク着用、3密回避といった感染対策をやらなくなり、大人数での飲み会に参加するなどして他人と濃厚接触する人が増えると、感染を拡大させてしまう恐れがあります」

■ワクチン効果で作られる抗体が不十分だと…

 また、ワクチン接種で作られる抗体の量や効果も未知数なため、どこまで感染を抑制できるかどうかがはっきりしていないという。

「今回のワクチンは『mRNAワクチン』と呼ばれるまったく新しいタイプのワクチンです。新型コロナウイルスがヒトの細胞に侵入する時に使うスパイクタンパク質(Sタンパク質)を作り出す遺伝情報を粒子に封入して投与し、血液内にSタンパク質を作って抗体を作り出す仕組みです。ただ、接種によってどれくらいの量の抗体が作られるか、有効な期間がどれくらい持続するかはっきりわかっていません。体内で迅速に十分な量の抗体が作られれば、発症だけでなく感染も予防できます。しかし、抗体の量が不十分だと、発症は防げても、鼻や喉などの粘膜に感染を広げてしまう程度のウイルスを保有している人が出てくる可能性もあります」(神崎氏)

 現段階では、ワクチンはあくまで「発症」を防ぐ効果が期待できるだけで、感染しなくなったり、他人にうつしたりするケースがなくなるわけではない。ワクチンを接種すれば何の制限もなく行動できるようになるという考えは大きな勘違いで、手洗い、マスク着用、3密回避といった感染対策は欠かせないのだ。
英リウマチ薬を重症者に投与へ、中外製薬開発「トシリズマブ」他
【21/01/12 久堀
英リウマチ薬を重症者に投与へ、中外製薬開発「トシリズマブ」他

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac1f644a5210f5caf506c6a977b6b6c545b64b00


こんばんは。
久堀さんから、中外製薬開発のリウマチ薬「トシリズマブ」が、
英国で新型コロナ重症患者に投与されるという情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。

<トシリズマブ>
トシリズマブは、
炎症をおこす要因となるIL-6(インターロイキン-6)の働きを抑えることで
リウマチの関節の腫れや痛みなどを改善し、骨などの損傷を防ぐ薬です。
炎症をおこす要因となるインターロイキン6という物質があるのですが、
この物質がインターロイキン-6受容体に結合してその作用をあらわします。

トシリズマブはインターロイキン-6受容体を阻害することで、
インターロイキン-6に由来する過剰な炎症反応などを抑える効果があります。
本剤は関節リウマチや若年性特発性関節炎などに使用されます。

<生物学的製剤>
生物学的製剤とは化学的に合成したものではなく、生体が作る物質を薬物と使用するものです。現在日本で関節リウマチに使用できる生物学的製剤は8剤あります。
腫瘍壊死因子(TNF)という分子と結合してその作用を抑制するものが5剤あり、
インフリキシマブ、エタネルセプト、アダリムマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブペゴルで、それぞれレミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジアという商品名で使用されています。
また、インターロイキン-6受容体に対する抗体製剤であるトシリズマブ(商品名:アクテムラ)とサリルマブ(商品名:ケブザラ)も使用されています。

<サイトカインストーム>
新型コロナ感染症は「サイトカインストーム症候群」といっても過言ではありません。
新型コロナに感染して急激に重症化するケースには、サイトカインストームが関わっていると思われます。
サイトカインとは細胞から分泌されるたんぱく質の総称です。
ウイルスが細胞に侵入すると、サイトカインが出て免疫細胞が活性化し、
ウイルスに感染した細胞を攻撃します。 
何らかの原因でサイトカインが過剰に分泌されて制御不能となると、
正常な細胞まで攻撃してしまう場合があり、
嵐のように急激に起こるため、サイトカインストームと呼ばれます。 
サイトカインストームになると、肺だけでなく腎臓や肝臓などにも重度の疾患を引き起こし、血管の内壁の細胞を傷つけ血管炎を起こし、血栓を作り出す恐れがあります。
さまざまな種類のサイトカインの中でも特にサイトカインストームの元凶と考えられているのが「インターロイキン-6」です。

<新型コロナ重症化とサイトカインストーム>
新型コロナ感染症重症化の原因がサイトカインストームであり、
サイトカインストームを起こす犯人がインターロイキン-6です。
従って、インターロイキン-6の働きをブロックしてやれば、
サイトカインストームを生じることがなく、
新型コロナ感染症の重症化を防ぐことができます。
このインターロイキン-6をピンポイントにブロックするのが
トシリズマブ(商品名:アクテムラ)などです。
トシリズマブ(商品名:アクテムラ)投与により、
サイトカインストームを予防し、新型コロナ感染症の重症化を阻止することが
可能となります。

<トシリズマブの意義>
このようにトシリズマブは、サイトカインストームを防ぎ、
新型コロナ感染の重症化を阻止してくれます。
しかし、感染を防ぐとか発症を防ぐような効果はありません。

<免疫力>
感染を防ぎ、発症を防ぐのは、あくまでも自分自身の免疫力ということです。
実際、45%の人は感染しても無症状ですし、35%の人は軽症で、
残りの20%が重症化します。
高齢者や持病がある人は重症化しやすいというのは、
高齢や持病により免疫力が落ちていることが原因なのです。
免疫力の向上には、糖質制限食で「ケトン体を高める」「AGEs蓄積を減らす」
ことがことが肝要です。

江部康二


☆☆☆
以下の青字の記載はジャパン・ニュース・ネットワーク記事の要約です。
英リウマチ薬を重症者に投与へ、中外製薬開発「トシリズマブ」他
1/11(月) 配信
ジャパン・ニュース・ネットワーク
 イギリス政府は日本で開発された関節リウマチ治療薬が、新型コロナの死亡率を下げる効果があるとして、
重症患者に投与する方針を発表しました。  
「トシ、トシリズマブ・・・すみません、もう一度言います。
トシリズマブとサリルマブ」(イギリス ジョンソン首相)  
イギリス政府は7日、ICUで治療中の新型コロナの重症患者に対して、
2種類の関節リウマチ治療薬を投与すると発表しました。
このうち、トシリズマブは日本の中外製薬が開発し、
「アクテムラ」の名前で流通しているもので、過剰な免疫反応を抑える働きがあります。
イギリス政府によりますと、トシリズマブは重症患者がICUに移されて24時間以内に投与が開始された場合、
死亡率を24%減少させる効果が認められました。  
ICUで治療中の重症患者およそ800人を対象に調べたところ、
ステロイド系の抗炎症薬のみを投与した患者の死亡率は35.8%だったのに対し、
トシリズマブも併用した場合、28%と、7ポイント以上下がったということです。
またICUでの治療日数も7日から10日、短縮されたとしています。
 変異ウイルスがまん延するイギリスでは、死者、入院患者ともに急増していて、
これら治療薬の使用で死者数と医療機関のひっ迫の度合いが少しでも減ることが期待されています。
医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート(宝島社)刊行。
こんばんは。
新刊のご案内です。
 
医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート
宝島社 江部康二監修


医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート

Amazon商品ページ

2020年10月12日に刊行されました。
以下、五つのチャプターに分けて、それぞれ簡潔に
わかりやすく糖質制限食の基礎知識を述べてあります。
通勤の合間とかでも気軽に読めてとても役に立ってくれる優れものと
自負しております。
ブログ読者の皆さん、是非、ご一読頂ければ、幸いです。
 
Chapter 01
糖質制限がからだにいい理由

14項目
 
Chapter 02
糖質制限でやせる仕組み

12項目
 
Chapter 03
糖質制限の実践法

18項目
 
Chapter 04
糖質制限のエビデンス

5項目
 
Chapter 05
糖質制限で大病を予防

7項目
 
column
01 糖質制限中のお酒との付き合い方
  お酒の選び方
02   糖質制限中のお酒との付き合い方
飲んではいけないカクテル
03  糖質制限中のお酒との付き合い方
  飲んでもいい醸造酒
04 糖質制限中のお酒との付き合い方
さっぱり系スナックにご用心
05 生活習慣・体質別
  糖質制限活用テクニッック


 
以下の青字の記載は本書の「はじめに」です。
 
はじめに
「糖質制限」は人類本来の食事のとり方
 
人類が誕生してから約700万年が経ったと言われています。
そして農耕が始まったのが約1万年前。
長い人類の歴史の中で、穀類を主食にしたのはたった700分の1の期間に過ぎません
つまり、人類にとっては穀物を主食としなかった
「糖質制限食」のほうが馴染み深いのです。
 
人類が農耕生活を始める以前、糖質を含んだ食物は、
たまに食べることができる貴重なエネルギー源でした。
人類の祖先は、果物やナッツ類、ヤマイモやユリネなどの根菜類を
たまに見つけて食べていました。
摂取されたそれら糖質を含んだ食物が消化されると、
血糖値が上がり、インスリンが分泌され筋肉に取り込まれます。
そして余った血糖は中性脂肪に変わり脂肪組織に蓄えられます。
この脂肪が、冬などの食物が手に入りづらい時期や、
大干ばつといった危機的な飢餓から人類を救う役割を果たしてきました。
 
 狩猟・採集時代にはたまにしか口にされなかった糖質ですが、
農耕が始まり穀類が人類の主食になっていきます。
時代がさらに進むと、玄米は白米に、小麦は小麦粉にと、
精製された穀類が人類の食卓を彩るようになります。
 そして現代、食卓にはパンやご飯、麺といった精製された炭水化物が並び、
自販機には糖分が大量に入った清涼飲料水があふれています。
もともとは飢餓をしのぐために重要な役割を果たしていた糖質ですが、
飽食の時代にあっては肥満や糖尿病など生活習慣病の原因となっています。
 
 人類の身体の消化、吸収、栄養、代謝システムは、
人類誕生以来行われてきた糖質制限食によって突然変異を繰り返して完成されたもの。
そもそも人間の身体は糖質制限が前提になっているのです。
現代は総摂取カロリーの50~60%が糖質という、超糖質食が主流になっています。
これは、人間本来の食の在り方としては
とても不自然でアンバランスなものであると言わざるを得ません。
糖質制限食は、人類本来の食事であり、現代人にとっては健康食でもあります。
糖尿病などの生活習慣病を遠ざける上に、
脂質やたんぱく質、蒸留酒は摂っても大丈夫なので、
食事制限のストレスも少ないのが特徴。
ダイエット効果も高いことから、現在では多くの人たちが実践しています。
 
糖尿病と認知症、どちらも日本人の生活に密着した悩ましい病気です。
糖尿病には遺伝や生活習慣によって発症する「2型糖尿病」と
自己免疫疾患によりインスリンを分密するすい臓のβ細胞が破壊されて発症する
「1型糖尿病」の2種類がありますが、日本人の糖尿病患者の95%以上は2型です。
 
一方、近年ではインスリンが記憶の定着と関係していることが分かってきています。
糖尿病や認知症の原因は老化にあります。
老化は体内の糖化や酸化が進むことによって起こります。
近年、糖質のとり過ぎでぽっちゃり体型であることは、
ただの見た目の問題ではないということが一般的な認識になりつつあります。
心臓病、脳卒中、がんといった生活習慣病のリスクを高めることがわかっているからです。それらを防ぐには人間本来の食事、つまり糖質制限食を実践することが有効です。
 
 最近では、糖質制限には高いダイエット効果が見込まれることが、
巷に浸透してきました。
糖質制限開始当初は、2~3kg程度の体重はストンと落ちます。
しかし問題は、ダイエットとして糖質制限に取り組んだ人が、
一定の目標を達成したら、糖質制限を止めてしまいリバウンドしてしまうことです。
確かに、糖質を含む食物には美味しい物が多いです。
しかもそれを1日に3食も習慣的に食べ、巷には糖質を多く含んだ食物であふれています。そのような状況では、
糖質制限を新しい習慣として定着させることは難しいのかもしれません。
 
一時的なダイエット法として糖質制限を捉えている人にまず理解して欲しいのは、
糖質制限は、糖尿病治療として開発されたということです。
糖尿病の人にとって糖質制限は、「食後高血糖」という
シリアスな合併リスクに立ち向かうための手段になります。
20~30代の頃には、あまりリアリティを感じないかもしれませんが、
40代に入ると、生活習慣病は現実感をもって
そこにあるリスクとして立ちはだかってきます。
 
「糖質を含んだ食物を摂らない」。
そのことに高いハードルを感じる人も多いかと思いますが、
食材選びにもちょっとしたコツがあります。
糖質を避けて高い満足感を食事から得ることは、実はそれほど難しいことではないのです。毎日の運動やストレス回避するための心の持ちよう、睡眠への意識などと同じく、
糖質制限を生活に取り入れ続けていくことは、
長いあなたの人生をきっと豊かにするはずです。
 
 

江部康二
食事でがんを予防できるか。国立がん研究センター。糖質制限の意義。
こんにちは。
 
2021.01.06
時事メディカルのサイトに
 
食事でがんを予防できるか
特定の食品の過剰摂取で弊害も(国立がん研究センター社会と健康研究センター 津金昌一郎センター長)
https://medical.jiji.com/topics/1857

 
という記事が掲載されました。
 
<国立がん研究センター社会と健康研究センター>

〔1〕野菜と果物が食道がんのリスクをほぼ確実に下げる
〔2〕食塩・塩蔵食品が胃がんのリスクをほぼ確実に上げる
〔3〕食道の粘膜を傷つける熱い飲食物が
   食道がんのリスクをほぼ確実に上げる

 
一般的な納得できる内容です。
ただ、近年の果物は、糖度が高く大きさも増していて、
血糖値を上昇させやすいことと、果糖がAGEsをブドウ糖の数十倍生じやすいことを
考慮すれば、私は摂取しないことを奨めます。
 
【加工肉や赤肉は大腸がんのリスクを上げる可能性が高いが、赤肉には鉄や亜鉛、ビタミンB12など必要な栄養素も多い。日本人は欧米人に比べて肉の摂取量が少ないため、「国際的な基準である週に500グラム(調理済み摂取量。生肉では1日約100グラム)を超えない範囲で積極的に取ることが望ましい」と津金センター長は話す。】
 
加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)には、
発色剤(亜硝酸塩)、リン酸塩などの添加物が使われていることが多いので、
少量に止めるのが良いですが、一般的な日本人の摂取量なら問題ないです。
赤身肉も同様で、欧米人に比し日本人の摂取量はかなり少ないので、
私も普通に食べて大丈夫と思います。
 
【津金センター長は「がん予防にこだわり、特定の食品を過剰に摂取したり避けたりすると、予防効果がないばかりか何かしらの弊害が生じることが多いのです」と指摘する。】
 
これは、仰る通りで、いろんなものを満遍なく摂取するのが良いと思います。
 
<糖質制限食の意義>

糖化ストレス酸化ストレスの蓄積により慢性炎症を生じます。
そして、その延長上に老化やがんを始めとして、
様々な生活習慣病(糖尿病、動脈硬化、高血圧、パーキンソン病、アルツハイマー病など)の発症があります。
糖質を摂取すると血糖値が上昇し、血糖値が高いほどAGEsがたくさん蓄積していき
糖化ストレスとなっていきます。
すなわち、三大栄養素のうち、糖化ストレスを生じるのは糖質だけであり、
脂質・タンパク質では生じません。
 
すなわち、糖質制限食を実践すれば、糖化ストレスを大幅に減らすことができるので
老化やがんや慢性炎症を予防することが可能となります。
また、『食後高血糖』『血糖変動幅増大』『インスリン過剰分泌』
活性酸素を発生させて、酸化ストレスの元となります。
糖質制限食なら、食後高血糖、血糖変動幅増大、インスリン過剰分泌を、
防ぐことが可能です。
 
このように、糖質制限食なら、糖化ストレスも酸化ストレスも
最小限ですみますので、がん、老化、生活習慣病を予防できる可能性が高いのです。
 
ブログ読者の皆さん、是非、美味しく楽しく末長く糖質制限食実践で、
がん、老化、生活習慣病を予防し、健康長寿を目指しましょう。
 
 
江部康二
 
 
☆☆☆
以下の青字の記載は、時事メディカル記事の要約です。
【時事メディカル
https://medical.jiji.com/topics/1857
 
食事でがんを予防できるか
特定の食品の過剰摂取で弊害も(国立がん研究センター社会と健康研究センター 津金昌一郎センター長)
 がんの予防の観点から、食生活とがんとの関連についての研究が進みつつある。最新の科学的根拠(エビデンス)に基づき、がんのリスクを高める食品や予防効果のある食品について、国立がん研究センター(東京都中央区)社会と健康研究センターの津金昌一郎センター長に聞いた。
 
 ▽リスクを減らす食事
 津金センター長らが、がんと食生活について複数の研究結果を基にリスク評価を行ったところ、〔1〕野菜と果物が食道がんのリスクをほぼ確実に下げる〔2〕食塩・塩蔵食品が胃がんのリスクをほぼ確実に上げる〔3〕食道の粘膜を傷つける熱い飲食物が食道がんのリスクをほぼ確実に上げる―ことが明らかになったという。予防の可能性が示唆される食品はほかにもあり、今後エビデンスが増えた場合に「ほぼ確実」への移行も考えられる。
 加工肉や赤肉は大腸がんのリスクを上げる可能性が高いが、赤肉には鉄や亜鉛、ビタミンB12など必要な栄養素も多い。日本人は欧米人に比べて肉の摂取量が少ないため、「国際的な基準である週に500グラム(調理済み摂取量。生肉では1日約100グラム)を超えない範囲で積極的に取ることが望ましい」と津金センター長は話す。

 ▽全身の健康も考慮する
 一方、サプリメントで高用量のβカロテンを摂取すると肺がんのリスクが増加するという国際的な研究報告もあるが、食事から摂取する場合はがんや心血管疾患の予防も期待できる。津金センター長は「がん予防にこだわり、特定の食品を過剰に摂取したり避けたりすると、予防効果がないばかりか何かしらの弊害が生じることが多いのです」と指摘する。
 重要なのは摂取量だ。野菜と果物は1日当たり約400グラム、塩分は1日当たり成人の男性が7.5グラム、女性は6.5グラムまで、塩蔵食品は週に1回程度が推奨されている。熱い飲食物は極力控えること。また、過度な飲酒はがんのリスクを確実に上げるとされるため、アルコール換算で1日約23グラム(ビールなら大瓶1本分)にとどめるとよい。
 食物繊維やカルシウムが大腸がんのリスクを低下させるというエビデンスも増えつつある。どちらも不足しがちな栄養素であるため、「積極的な摂取を勧めます」と津金センター長。成人の場合、食物繊維の摂取量は1日24グラム以上、カルシウムは男性720~790ミリグラム、女性620~670ミリグラム程度を推奨している。】
新型コロナの動向。NHK。厚生労働省。重症者数。死者数。
こんにちは。
新型コロナの動向を、NHKと厚生労働省のサイトで
調べてみました。

<NHKのデータ>
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
NHKのコロナ特集サイト(2021/1/11時点)によると、
感染者数、重症者数、死亡者数全て右肩上がりで増えています。
感染者数の増加は、PCR検査が増えたためという見方もありますが、
重症者数と死亡者数が増えているので、
ベースの感染者数も増えていると思われます。
新型コロナの終息は、まだまだ見通しが立ちません。

感染者数は
2020年11月1日(613人)から2021年1月8日(7882人)まで
少し凸凹はありますが、ほぼ右肩上がりで増加。
1月9日からはやや減少傾向。

重症者数は、
2020年11月1日(160人)から2021年1月11日(864人)まで、
右肩上がりで増加。

死亡者数は2020年11月6日(4人)くらいから2021年1月8日(78人)まで、
少し凸凹はありますが、基本右肩上がりで増加。
1/9からやや減少傾向。



<厚生労働省のデータ(2020年12月25日時点)>
https://www.mhlw.go.jp/content/000712224.pdf

Q 日本では、これまでにどれくらいの人が
 新型コロナウイルス感染症と診断されていますか。


A 日本では、これまでに約209,980人が新型コロナウイルス感染症と診断されており、
 これは全人口の約0.2 %に相当します。
 国内の発生状況などに関する最新の情報は、以下のリンクをご参照ください
 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

※ 感染していても症状が現れず医療機関を受診しない人などがいるため、
 必ずしも感染した人すべてを表す人数ではありません。
※ 人数は2020年12月25日0時時点


Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、
重症化する人や死亡する人はどれくらいですか。


A 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、
 高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。
 重症化する割合や死亡する割合は以前と比べて低下しており、
 6月以降に診断された人の中では、
・重症化する人の割合は 約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)、
・死亡する人の割合は 約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)

 となっています。

※「重症化する人の割合」は、新型コロナウイルス感染症と診断された症例(無症状を含 む)のうち、集中治療室での治療や人工呼吸器等による治療を行った症例または死亡した症例の割合。

Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、
 重症化しやすいのはどんな人ですか。


A 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、
 高齢者と基礎疾患のある方です。
 重症化のリスクとなる基礎疾患には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、
 慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満があります。
 また、妊婦や喫煙歴なども、重症化しやすいかは明らかでないものの、
 注意が必要とされています。


江部康二
新型コロナ。シンガポールのデータ。日本のデータ。重症化率。
【21/01/10 駐在君
新型コロナの実態
これまでのデータを見るとやはり、アジアと西欧の差、「ファクターX」 が存在すると考えます。
人口あたり検査数が世界トップクラスのシンガポールのケースでは新型コロナ死亡率は0.05%です。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/005.php

上記は昨年9月時点のデータ記事ですが、今ではほぼ全国民90%以上が検査済みで、今でも死亡率は0.05%のままです。
https://www.worldometers.info/coronavirus/
さらに言いますとシンガポールの約30万人の出稼ぎ労働者の約半数が陽性者で、ほぼ全員が無症状で死者と重症はゼロ。この出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者です。少なくとも基礎疾患のある高齢者以外の人にとっては新型コロナはインフルエンザ以下であると言えそうです。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-12-16/nearly-half-of-migrant-workers-in-singapore-dorms-have-had-virus

重要な点ですが、高血糖がコロナの重症化リスクを増大すると言う研究です。ブドウ糖の過剰が炎症を促し、活性酸素(ROS)を生成、サイトカインストームの一因となります。この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。つまりこれは糖尿病と診断されているかどうかではなく、新型コロナが怖い人は普段からはしっかり糖質制限をした方が良いということですね。できればCGMなどで普段からグルコーススパイクがないかを確認しておけばさらに安心ですね。
https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research


駐在君 
シンガポールの興味深いデータをコメント頂き、ありがとうございます。
国民の90%以上が検査済みで、死亡率が0.05%というのは、少ないですね。
日本では、50歳代以下だと0.06%でほぼ一緒ですが、
60歳以上だと5.7%と高く、合計すると1%あります。
シンガポールの約17倍です。
シンガポールは、高齢者も含めたデータで死亡率0.05%なので極めて少ないです。

シンガポールへの出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者ということで、
駐在君ご指摘のようにファクターXの一つは、BCGワクチンだと私も思います。
日本では、1949年、BCGによる結核予防接種が法制化されました。
1948年以前の出生の人は、BCGを接種していない人が多いと思います。
私は1950年生まれで、BCG接種しています。
日本の高齢者の死者が多いのには、年齢以外にも、BCG未接種も関与しているかもしれません。

https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
札幌医科新型コロナデータベース大学サイト(2021/1/9)

各国の人口100万人あたりの新型コロナウィルスの死亡者数が少ない国は、
中国:0.0人(ロシア株継続)
トルコ:15.8人(ロシア株継続)
韓国:3.7人(BCG?株継続)
オーストラリア:0.0人(コンノート株継続)
日本:3.4人(日本株継続)
イラク:1.3人(日本株継続)
台湾:0.0人(日本株継続)

日本株、ロシア株を継続接種している上記の国々は
人口100万人あたりの死亡者数が、圧倒的に少ないです。

WHOが推奨しているデンマーク株は、新型コロナウィルスへの効果は
ほとんど期待できないと思われます。

デンマーク株を継続しているポルトガルは、スペインより死者数が多いです。
ポルトガル:64.3人(デンマーク株継続)
スペイン:22.2人(デンマーク株:中止)


人口100万人あたりの死者数が多い国は以下ですが、
BCGワクチン(日本株、ロシア株)は、未接種と思われます。
リトアニア:204.6
チェコ:107.5
スロバキア:107.3
スロベニア:95.7
イギリス:93.1
ハンガリー:80.0
ラトビア:79.5
クロアチア:79.4
ドイツ:73.0
スウェーデン:69.9
アメリカ:66.9
フランス:41.1



https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research
【・・・この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。・・・】

興味深い論文の情報をありがとうございます。
糖尿病診断とは無関係に、入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は
新型コロナによる合併症が有意に少ないということなら、
駐在君の仰るように、糖尿人も非糖尿人も、常日頃、糖質制限食で
血糖値を下げておくのが良いですね。


江部康二
「菓子職人糖質制限マンスリーケーキ」のご案内。チョコレートシフォン。
こんにちは。

私が監修をつとめる「菓子職人糖質制限マンスリーケーキ」のご案内です。

2021年、1・2月は、
風味豊かなしっとり生地 チョコレートシフォンケーキ
糖質 3.19g 
カロリー 339kcal
※100gあたり
※エリストールを除く糖質

2019年1月チョコレートシフォンケーキホール

表示糖質は100gあたり3.19gですが、
江部康二の人体実験で、

2021/1/9
17時30分 血糖値:114mg
チョコレートシフォン 100g 摂取 
糖質含有量は3.1g(エリスリトールを除く)
18時30分 血糖値:116mg

2mgしか上昇しませんでした。
私の場合は、糖質1gが血糖値を3mg上昇させるので
菓子職人チョコレートシフォンケーキ(1個100g)で、
私にとっては、1g以下の糖質という計算となります。

従って表示成分よりかなり低くて素晴らしいです。
勿論個人差はあると思いますが、
これなら糖質セイゲニストにも安心です。

甘味料はもっぱら、
血糖上昇ゼロのエリスリトールです。
糖質制限中の方にも、美味しいケーキで季節を感じていただけます。
菓子職人さんの『糖質制限マンスリーケーキ』
我々糖質セイゲニストの強い味方です。
菓子職人さん、ありがとうございます。

ブログ読者の皆さん、是非ご賞味あれ!!

お問い合わせは以下です。

☆☆☆
彩韻菓子工房有限会社

〒615-0032 京都府京都市右京区西院西高田町19
TEL:075-311-4606
FAX:075-311-4123
営業時間:午前9:00から午後8:00(年中無休)

ホームページ: http://www.kashishokunin.co.jp/
お問い合わせ: info@kashishokunin.co.jp



江部康二


☆☆☆
菓子職人
【チョコレートシフォンケーキ 美味しさのヒミツ】


A チョコレート・シフォンケーキ
モリドール社のノンシュガーダークチョコレートとカカオマス(カカオパート100%)、ノンシュガーミルクチョコレートを
たっぷりシフォンケーキに溶かして練り込み、北海道産生クリームやヘーゼルナッツオイル、ラム酒で
香りづけをしました。
糖質制限ミックス粉、ココナッツフラワー、ココアでつなぎをつくりシフォン風に仕上げチョコチップで食感を出しました。

B 仕上げの生クリーム
北海道産生クリームとマスカルポーネパウダーを加えて風味をあげ、エリスリトールや有機アガベイヌリン、羅漢果で
品のいい甘さに仕上げました。
インフルエンザ。新型コロナ。違い。血栓。後遺症。欧米。日本。
こんばんは。

おそらくウイルス間干渉により、2020~2021の冬は、インフルエンザが極端に少ないです。
つまり新型コロナウイルスがでばったために、縄張り争いに敗れたインフルエンザは、
全く流行できなかったわけです。

2020年の夏頃から、
新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル感染が懸念されて大変だと
煽っていたマスコミや一部医師はどう言い訳するのでしょうね。

2020年夏の時点で新型コロナが流行していた南半球のオーストラリアやチリや南アフリカでは、
インフルエンザがほぼ皆無という事実を知っていながらの騒ぎでしたので、
私としては、如何なものかと思います。

さてインフルエンザと新型コロナとはどう違うのでしょう。
どちらがより怖いのでしょう。
インフルエンザと新型コロナウィルスの、大きな違いは血中に侵入できるか否かです。
新型コロナは、ACE2受容体を介して、血管内に侵入できるので、全身の臓器に感染できます。
インフルエンザは血中に侵入できず、脳にも入れません。
インフルエンザは、呼吸器と消化器粘膜細胞だけに感染して、血中には入れません。

このため、欧米で血栓により若い人でも心筋梗塞や脳梗塞を発症して問題になりました。
日本では欧米に比しまれですが、血栓による症状は若者でもあり得ると思います。

また、インフルとのもう一つの違いは、後遺症を残すことです。
例えば、新型コロナの肺炎は間質性肺炎ですが、
これはかなりの確率で後遺症を残す可能性があると思います。

さらに、新型コロナはインフルエンザに比べて無症状の健康保有者が多いです。
それで、感染流行が阻止しにくいのです。

①血中に侵入できるか否か
②後遺症を残すか否か
③健康保有者が多いか否か


この三点があるので
新型コロナはインフルエンザより、厄介です。

ただ、パチンコ店でのクラスターは、一貫してゼロですので、
密閉・密集でも、喋らなければ感染しないということですね。


江部康二
新型コロナ。吸入型ワクチンの意義は。IgA抗体とIgG抗体の役割。
こんばんは。
2021年1月5日(火)のヤフーニュースに

新型コロナ克服へ 
「吸入型」ワクチン開発進む 
長崎大 ネズミで有効性 


という記事が掲載されました。
この開発が成功すれば、結構、画期的な効果が期待できると思います。

今までの、ファイサザー社やアストラゼネカ社のワクチンは
皆、筋肉注射でありIgG抗体の産生を促すものです。
IgG抗体は血中や細胞内には存在しますが、粘膜面にはありません。
従って理論的には、新型コロナウイルスを粘膜面でブロックして、
感染防御するということは不可能です。
新型コロナウイルスが粘膜面を突破して細胞内に侵入したあと、
はじめてIgG抗体が駆けつけて戦うということとなります。
つまりIgG抗体は、感染が成立したあとに、はじめて活躍できるのです。

これに対して、吸入型ワクチンなら、
粘膜面で新型コロナウイルスに対するIgA抗体が産生されることなります。
粘膜面にIgA抗体が存在すれば、外部から新型コロナウイルスが侵入しようとしても
水際で防御して感染を予防できる可能性があるのです。

米国でも、経鼻吸入型ワクチンが開発されつつあります。
ワシントン大のチームは、2020年8月にマウスを使った研究で、
鼻腔経由でのワクチン接種で体全体に強力な免疫反応が生じることを発見しました。

すなわち、鼻腔吸入型でも肺吸入型でも、
全身の粘膜にIgA抗体が産生される可能性が高い
と思われます。

鼻腔内でのスプレー型や吸入型のワクチンは、もう一つメリットがあります。
それは、注射針が不必要で、低温での保管・出荷が不要になる可能性もあることです。
そうなれば、医師や看護師が注射しなくても、
一般人が自分で吸入できるようになります。


江部康二

☆☆☆
以下の青字の記載はヤフーニュースの要約です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f891c728052ed69722f3f29ac572c5bb7d0f296
新型コロナ克服へ 
「吸入型」ワクチン開発進む 
長崎大 ネズミで有効性 

1/5(火) 11:00配信

 新型コロナウイルス感染症を克服しようと、
長崎大は企業や他大学などと共同でワクチン開発に挑んでいる。
動物実験で抗体ができることを確認した研究もあり、
新年度に臨床試験の可能性を検討する。

米製薬大手ファイザーのワクチンが米国など複数の国で承認され接種が始まっており、より効果的なワクチンを目指し、またポストコロナ時代の新たな感染症も見据えて研究を進めている。

 長崎大学病院と同大熱帯医学研究所(熱研)が開発を進めているのは肺に吸入して免疫を作るワクチン。  
新型コロナは気道や肺の細胞に感染し、ウイルスの遺伝情報を持つタンパク質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を介して自己を複製し増殖する。
ワクチンは、ウイルスの抗原タンパク質を解析して、
人工的にmRNAを作成。
これを肺の細胞に届くように小さな粒子「標的型微粒子製剤」に入れて保護し、肺に吸い込んで免疫を作る。  
研究では、モデル抗原のmRNAをネズミに投与して肺の中で免疫ができることを確認した。
年度内に動物レベルのワクチンを開発し、有効性が認められれば資金を募り、1、2年かけて安全性の試験と臨床試験に入る。  
研究代表者の佐々木均教授は「吸入型ワクチンは発展途上国や医療にアクセスしにくい人々でも服用が可能。有効性、安全性、経済性、簡便性を兼ね備え、今後発生する新しいウイルス病にも応用することができる」としている。

 熱研は吸入型ワクチンとは別に、独自の設計をしたmRNAワクチンを研究し、動物実験で有効性を確認。
新年度に臨床試験の可能性を検討する。森田公一所長は「ワクチンは一つで終わりではなく、改良する余地がある。
より効果的なものができれば、第2世代ワクチンとして供給できる」と意義を語る。  

同大はほかに、新型コロナの遺伝情報の運び役にアデノウイルスを用いる「ウイルスベクターワクチン」を東京都医学総合研究所などと、ウイルスの抗原タンパク質を遺伝子組み換え技術で作る「組み換えタンパクワクチン」を島根大などと共同研究している。  森田所長は、この10年間でジカウイルスや中東呼吸器症候群(MERS)、新型インフルエンザ、エボラ出血熱などが流行したと指摘し「世界を震え上がらせる感染症は数年に1回出てきている。ワクチンの迅速な開発は喫緊の課題」と話した。】
医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート(宝島社)刊行。
こんばんは。
新刊のご案内です。
 
医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート
宝島社 江部康二監修


医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート

Amazon商品ページ

2020年10月12日に刊行されました。
以下、五つのチャプターに分けて、それぞれ簡潔に
わかりやすく糖質制限食の基礎知識を述べてあります。
通勤の合間とかでも気軽に読めてとても役に立ってくれる優れものと
自負しております。
ブログ読者の皆さん、是非、ご一読頂ければ、幸いです。
 
Chapter 01
糖質制限がからだにいい理由

14項目
 
Chapter 02
糖質制限でやせる仕組み

12項目
 
Chapter 03
糖質制限の実践法

18項目
 
Chapter 04
糖質制限のエビデンス

5項目
 
Chapter 05
糖質制限で大病を予防

7項目
 
column
01 糖質制限中のお酒との付き合い方
  お酒の選び方
02   糖質制限中のお酒との付き合い方
飲んではいけないカクテル
03  糖質制限中のお酒との付き合い方
  飲んでもいい醸造酒
04 糖質制限中のお酒との付き合い方
さっぱり系スナックにご用心
05 生活習慣・体質別
  糖質制限活用テクニッック


 
以下の青字の記載は本書の「はじめに」です。
 
はじめに
「糖質制限」は人類本来の食事のとり方
 
人類が誕生してから約700万年が経ったと言われています。
そして農耕が始まったのが約1万年前。
長い人類の歴史の中で、穀類を主食にしたのはたった700分の1の期間に過ぎません
つまり、人類にとっては穀物を主食としなかった
「糖質制限食」のほうが馴染み深いのです。
 
人類が農耕生活を始める以前、糖質を含んだ食物は、
たまに食べることができる貴重なエネルギー源でした。
人類の祖先は、果物やナッツ類、ヤマイモやユリネなどの根菜類を
たまに見つけて食べていました。
摂取されたそれら糖質を含んだ食物が消化されると、
血糖値が上がり、インスリンが分泌され筋肉に取り込まれます。
そして余った血糖は中性脂肪に変わり脂肪組織に蓄えられます。
この脂肪が、冬などの食物が手に入りづらい時期や、
大干ばつといった危機的な飢餓から人類を救う役割を果たしてきました。
 
 狩猟・採集時代にはたまにしか口にされなかった糖質ですが、
農耕が始まり穀類が人類の主食になっていきます。
時代がさらに進むと、玄米は白米に、小麦は小麦粉にと、
精製された穀類が人類の食卓を彩るようになります。
 そして現代、食卓にはパンやご飯、麺といった精製された炭水化物が並び、
自販機には糖分が大量に入った清涼飲料水があふれています。
もともとは飢餓をしのぐために重要な役割を果たしていた糖質ですが、
飽食の時代にあっては肥満や糖尿病など生活習慣病の原因となっています。
 
 人類の身体の消化、吸収、栄養、代謝システムは、
人類誕生以来行われてきた糖質制限食によって突然変異を繰り返して完成されたもの。
そもそも人間の身体は糖質制限が前提になっているのです。
現代は総摂取カロリーの50~60%が糖質という、超糖質食が主流になっています。
これは、人間本来の食の在り方としては
とても不自然でアンバランスなものであると言わざるを得ません。
糖質制限食は、人類本来の食事であり、現代人にとっては健康食でもあります。
糖尿病などの生活習慣病を遠ざける上に、
脂質やたんぱく質、蒸留酒は摂っても大丈夫なので、
食事制限のストレスも少ないのが特徴。
ダイエット効果も高いことから、現在では多くの人たちが実践しています。
 
糖尿病と認知症、どちらも日本人の生活に密着した悩ましい病気です。
糖尿病には遺伝や生活習慣によって発症する「2型糖尿病」と
自己免疫疾患によりインスリンを分密するすい臓のβ細胞が破壊されて発症する
「1型糖尿病」の2種類がありますが、日本人の糖尿病患者の95%以上は2型です。
 
一方、近年ではインスリンが記憶の定着と関係していることが分かってきています。
糖尿病や認知症の原因は老化にあります。
老化は体内の糖化や酸化が進むことによって起こります。
近年、糖質のとり過ぎでぽっちゃり体型であることは、
ただの見た目の問題ではないということが一般的な認識になりつつあります。
心臓病、脳卒中、がんといった生活習慣病のリスクを高めることがわかっているからです。それらを防ぐには人間本来の食事、つまり糖質制限食を実践することが有効です。
 
 最近では、糖質制限には高いダイエット効果が見込まれることが、
巷に浸透してきました。
糖質制限開始当初は、2~3kg程度の体重はストンと落ちます。
しかし問題は、ダイエットとして糖質制限に取り組んだ人が、
一定の目標を達成したら、糖質制限を止めてしまいリバウンドしてしまうことです。
確かに、糖質を含む食物には美味しい物が多いです。
しかもそれを1日に3食も習慣的に食べ、巷には糖質を多く含んだ食物であふれています。そのような状況では、
糖質制限を新しい習慣として定着させることは難しいのかもしれません。
 
一時的なダイエット法として糖質制限を捉えている人にまず理解して欲しいのは、
糖質制限は、糖尿病治療として開発されたということです。
糖尿病の人にとって糖質制限は、「食後高血糖」という
シリアスな合併リスクに立ち向かうための手段になります。
20~30代の頃には、あまりリアリティを感じないかもしれませんが、
40代に入ると、生活習慣病は現実感をもって
そこにあるリスクとして立ちはだかってきます。
 
「糖質を含んだ食物を摂らない」。
そのことに高いハードルを感じる人も多いかと思いますが、
食材選びにもちょっとしたコツがあります。
糖質を避けて高い満足感を食事から得ることは、実はそれほど難しいことではないのです。毎日の運動やストレス回避するための心の持ちよう、睡眠への意識などと同じく、
糖質制限を生活に取り入れ続けていくことは、
長いあなたの人生をきっと豊かにするはずです。
 
 

江部康二
スーパー糖質制限食実践5ヶ月目、血糖・脂質データ改善。
【日付 名前 21/01/04 ボーン

新年明けましておめでとうございます。
糖質制限5ヶ月経過のボーンでございます。
55歳、男性、身長168cm。

本日、スーパー糖質制限を始めて3回目の検査日でした。
前々回からの主な結果は
血糖値:125→115 →87
HbA1c:5.9→6.1 →6.0
尿中ケトン体:2+→1+ → 2+
血中ケトン体(3HBA):840!
中性脂肪:157→62 →40
HDLコレステロール:54→62 →82
LDLコレステロール:255→321 →241
体重:70.1 (開始当初) →62.1(現在)
でした。
全て糖質制限開始後の数値となります。
午後一の採血なので朝・昼食事抜きでの結果です。

血中ケトン体は前回採血の血液で追加検査してもらいました。
基準値の85に対して10倍となりました。
案の定、ケトアシドーシスの危険ガーと始まりましたが
江部先生の著書などで問題無しと分かっているのでスルー。
自分としては上がって嬉しい限り。
この所為かわかりませんが元旦から4日連続で午前中に除雪作業したんですが
全く疲れない事に驚きです。
以前は一日でダウンしてました。
コレステロールに関してもグダグダ言われましたが、こちらもスルー。
もう本当に糖尿病専門医など不要だとつくづく思う今日この頃です。

今後は同じ様な数値が続くと思いますので、
何か数値に変化があった場合にご報告させていただきます。】



こんばんは。
ボーンさんから、
スーパー糖質制限食実践5ヶ月目で、
血糖・脂質データが順調に改善という嬉しいコメントを頂きました。
ありがとうございます。

【血糖値:125→115 →87
HbA1c:5.9→6.1 →6.0】

空腹時血糖値は、開始当初の125mg/dlから、87mg/dlと著明な改善です。
しかしHbA1cの変化はほとんどありません。
これは、HbA1cは、過去1~2ヶ月間の平均血糖値を反映していますので、
開始当初の5.9%というのは、「食後高血糖」「空腹時低血糖」「血糖値の乱高下」のある、
質の悪いHbA1cだったと思います。
これでは、酸化ストレスがあるので合併症発症リスクがあります。
スーパー糖質制限食開始後の、6.1%、6.0%は、値はほぼ不変ですが、
「食後高血糖」「空腹時低血糖」「血糖値の乱高下」のない質の良いHbA1cです。
こちらは、合併症発症のリスクはありません。


【尿中ケトン体:2+→1+ → 2+
血中ケトン体(3HBA):840!】

血中ケトン体は840で基準値の10倍であり、
よく脂肪が燃えていてとても好ましいです。
上手にスーパー糖質制限食が実践できています。
インスリン作用が確保されていれば、血中ケトン体高値は何の問題もありません。
もう2~3ヶ月すると、体内でケトン体がしっかり利用されるようになるので
尿中ケトン体は陰性になっていくと思います。


【中性脂肪:157→62 →40
HDLコレステロール:54→62 →82
LDLコレステロール:255→321 →241】

中性脂肪値が、40mg/dlで、60mg/dl以下となり、
HDL-Cが、82mg/dlと、60以上に上昇です。
これなら、悪玉の小粒子LDL-Cや酸化LDL-Cは、皆無なので
LDL-Cが基準値より高くても心配要りません。
このLDL-Cは、標準の大きさの末梢組織にコレステロールという細胞膜の原料を
運んでくれる善玉です。
また早くも肝臓がコレステロールの生産を減らし始めて、
321mg/dlから、241mg/dlと下り始めています。


【身長:168cm
体重:70.1 (開始当初) →62.1(現在)】

BMIが、24.8から22.0と改善しています。
そろそろ体重減少は落ち着くと思います。
糖質制限食では、しっかり脂質とタンパク質は摂取して、
厚生労働省のいう<推定エネルギー必要量>を確保しましょう。


【元旦から4日連続で午前中に除雪作業したんですが
全く疲れない事に驚きです。
以前は一日でダウンしてました。】

血中ケトン体が840と高値なので、
肉体労働中、筋肉はケトン体や脂肪酸をエネルギー源として
しっかり利用したのだと思います。
それで、筋肉中のグリコーゲンが節約できて、
スタミナがついたのだと思います。


江部康二
エリスリトールとフラクトオリゴ糖の違い。改訂版。
こんばんは。

エリスリトールフラクトオリゴ糖はどちらも血糖値を上昇させない甘味料で、
糖質制限OK食材です。
しかし、現実にはエリスリトールはよく使用されていますが、
フラクトオリゴ糖はあまり利用されていません。
その理由について、オスティナートさんから、
詳細でわかりやすい解説をコメント頂きました。
オスティナートさん、ありがとうございます。
なお、オリゴというのはギリシア語で、少ないという意味です。

エリスリトールとフラクトオリゴ糖の価格については、
西村典彦さんと跡部康子さんのコメントにより整理整頓できました。
ありがとうございます。

エリスリトールは、ネットで1gが1円くらいで購入でき、
フラクトオリゴ糖は1gが3円で、薬局で購入できます。


価格が3分の1ということも、フラクトオリゴ糖よりエリスリトールのほうが
よく使われる理由の一つと思われます。

なお甘味料は、以下のように分類できます。

<甘味料>
A)糖質系甘味料
 ①砂糖
 ②でんぷん由来の糖・・・ブドウ糖、麦芽糖、果糖など
 ③その他の糖・・・フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖など
 ④糖アルコール・・・ソルビトール、マルチトール、エリスリトールなど

B)非糖質系甘味料

 ①天然甘味料・・・ステビア、甘草(グリチルリチン)
 ①人工甘味料・・・サッカリン、アステルパーム、スクラロースなど



江部康二


【日付 名前
20/12/28 オスティナート
血糖値に影響を与えない甘味料として、エリスリトールが使用されている理由
〇まず、血糖値に影響を与えない甘味料として、フラクトオリゴ糖が、
あまり甘味料として使用されていない理由を、私なりに考えてみました。

・一つ目として、
甘味度の問題があります。
フラクトオリゴ糖の甘味度は、砂糖(しょ糖)を100とした場合 約30~60です。
http://blog.livedoor.jp/rekoreko11-red/archives/1290101.html
これを砂糖の代わりに料理に使おうとすると、
砂糖に換算した量を計算する必要が生じます。
家庭で料理に使うとなると面倒です。

・二つ目として、
1日の摂取量(フラクトオリゴ糖6g相当)目安の問題があります。
フラクトオリゴ糖はほぼ小腸で吸収されない為、大腸まで運ばれ、
腸内細菌(発酵)により短鎖脂肪酸としてエネルギー(2cal/1g)として吸収されます。
これにより、摂りはじめ初期は、個人の体質・体調により、
おなかがはったり、ゆるくなる場合(緩下作用)があります。
αグルコシダーゼ阻害薬を服用したり、
菊芋(イヌリン)を多量に食べたりしても同じですが、慣れると収まります。


〇次に、血糖値に影響を与えない甘味料として、
エリスリトールが使われる理由についてです。

・一つ目として、
甘味度の問題があります。
エリスリトールの甘味度は、砂糖(しょ糖)を100とした場合約75~85です。
これを、羅漢果などの高甘味成分で調整し、砂糖と同量の使用量として製品化された「ラカントs」などが家庭でも使われています。

・二つ目として、
エリスリトールは、体内でほとんどエネルギーにならない甘味料です。
経口摂取したエリスリトールの大部分が速やかに小腸で吸収されますが、生体内で酵素作用を受けにくいために代謝されず、その90%以上が尿中に排泄されます。
一方、小腸から吸収されなかった微量のエリスリトールもほとんど代謝されずに排泄されます。

厚生労働省により、糖質では唯一「カロリーゼロ」であると認められています。

なお、エリスリトールは体内(小腸)に吸収されるので、大腸内の浸透圧を高める効果が少なく、他の糖アルコールの甘味料に比べて下痢(緩下作用)が起きにくいと言われています。


●下記のサイトを参考にさてていただきました。
なお、下記製品はフラクトオリゴ糖シロップとして、ブドウ糖や砂糖が含まれ(32,5g/100g)ています、オリゴ糖は全体の40%でかなり高糖質ですのでご注意ください。

日本オリゴ株式会社
Q&A
https://www.nihon-oligo.co.jp/qa.html

・成分は?

製品100gあたり、フラクトオリゴ糖40g、ブドウ糖+砂糖[てんさい糖]が32.5g、水分27.5gです。重さの40%がオリゴ糖です。
炭水化物=糖質:72.5g中にフラクトオリゴ糖40g、糖類:てんさい糖12.5g+(ブドウ糖+微量の果糖)20g=32.5g の内容です。
*(原料であるてんさい糖を発酵させるフラクトオリゴ糖製造の際、複生成物としてブドウ糖(および微量の果糖),てんさい糖がシロップ中に残ります。添加している糖質ではありません。)

・どれくらいとればよいですか?

成人で1日/シロップで15g(製品量、フラクトオリゴ糖6g相当)程度が目安とされています。コーヒー約1杯に入れる量に相当します。甘味として紅茶、コーヒーなどの飲料、ヨーグルトなどの乳製品、お料理の甘味つけなどに砂糖同様にお使いいただけます(甘味は砂糖の約65%)。摂りはじめ初期は、個人の体質・体調により、おなかがはったり、ゆるくなる場合がありますが、そのときは少量から徐々に量を調整されてご使用ください。(通常は数日で落ちついてきます)】
EPA/DHA製剤と糖質制限食と頸動脈プラーク消失。
【21/01/02 neiri
EPA/DHA製剤のことについてのご質問です
江部先生
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

糖質制限を始めて今年で10年になります。現在、HbA1cは、5.5、ありがたい限りです。糖尿病予備軍と診断され、紹介された食事療法で栄養失調となり物が二重に見え、筋肉が削がれて歩けなくなり、それでも栄養失調と気づかずさらに運動療法を続けていた10年前、江部先生の糖質制限を知り、生還しました。仕事の集中力も増して現在に至っています。
このブログ上でも何度もアドバイスをくださり、いつも乗り越えて来られました。いつも、ずっと、心より、心より感謝しております。ありがとうございます。ありがとうございます。
本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日は、昨年見つけた記事についてお尋ねいたしたく存じます。
ここで取り上げられているお薬は日本では未発売のものですが、いわゆるEPA/DHA製剤4gです。この製剤の服用を続けても心血管イベントに効果は認められなかった、そればかりか、心房細動のリスクが有意に上昇したとあります。
これって、ロトリガも該当するのでしょうか。私は、ロトリガを結構信望しておりまして、糖質制限食ありきの上で、ゼチーアとの服用でLDLを適度に下げ、僅かに存在したらしい頸動脈プラークもゼロに等しく消滅させてくれたものと信じております。因みに、1ヵ月前の会社の健康診断で、HDL: 92 LDL: 95でした。
このURLは会員しか読めないものかもしれませんが、先生はご登録でしょうか。
いかがお読みになりますでしょうか。
ご見解をお聞かせくださいますれば幸いです。

https://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_499472_--_182654_--_5


こんばんは。
neiri さんから、「EPA/DHA製剤に関する研究」についての日経メディカルの記事に対して
コメント・質問を頂きました。
EPA/DHA製剤は、日本ではロドリガがあります。
neiri さん
私は、日経メディカルの会員なので、記事を見てみました。

この研究、STRENGTHでは
『スタチンによりLDLコレステロールが100mg/dL未満、
ないしは最大耐容量のスタチンが投与されていること』

ということで、対象患者さんは、皆かなりの量のスタチンを内服しています。
スタチンには横紋筋融解症、ミオパシー(広範な筋肉痛・筋肉圧痛)、肝機能障害、黄疸、血小板減少、うつ病など、様々な副作用があります。
そして、スタチン剤で糖尿病リスク上昇というのは、もはや常識レベルです。
またコレステロールを作らせないように、
メバロン酸経路という体内システムを阻害します。
従ってコレステロールを下げるだけでなく、
メバロン酸経路を経て合成される人体に必要な物質の生産も
主作用として阻害すると思われますので、私はほとんど処方しません。

この多彩なスタチンの副作用や主作用により、「心血管イベント」に対する
EPA/DHA製剤の有効性がマスクされてしまった可能性があります。

「心房細動のリスクが有意に上昇」
というのも、理論的に考えてあり得ません。
EPAやDHAが心房細動のリスクとなるなら、
魚をよく食べる日本人は、心房細動が多くなるはずです。
しかし、そんなことはありません。

研究というものは、その結果をそのまま信用するというのは、賢明ではありません。
現に、過去、EPAやDHAが心血管イベントに有効という研究も多数あります。
いろんな研究結果をみて、最終的には自分の頭で考えて判断することが大切です。

【私は、ロトリガを結構信望しておりまして、糖質制限食ありきの上で、
ゼチーアとの服用でLDLを適度に下げ、
僅かに存在したらしい頸動脈プラークもゼロに等しく
消滅させてくれたものと信じております。
因みに、1ヵ月前の会社の健康診断で、HDL: 92 LDL: 95でした。】


頸動脈プラークが消失して、脂質データも良好です。
少なくとも、neiri さん個人においては、
<糖質制限食+ロドリガ+ゼチーア>
がとても有効であることは間違いありませんのでそれで良いと思います。


江部康二
新型コロナに感染しても「軽症で済む人」と「重症化する人」の決定的な違い
【21/01/01 久堀
新型コロナに感染しても「軽症で済む人」と「重症化する人」の決定的な違い
江部先生、新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します

順天堂大学医学部教授小林先生による説です

「レギュラトリーT細胞」が命を守る

新型コロナに感染しても「軽症で済む人」と「重症化する人」の決定的な違い

https://president.jp/articles/-/41729



こんばんは。
久堀 さんから、とても興味深い情報をコメントして頂きました。
ありがとうございます。

新型コロナに感染しても無症状や軽症ですむのは、
レギュラトリーT細胞が機能している人です。
重症化するのは
レギュラトリーT細胞が機能していない人です。

新型コロナ感染症の重症化の主たる要因は
「サイトカインストーム」です。

インターロイキン-6は、炎症性サイトカインおよび抗炎症性サイトカインの両方として作用するインターロイキンです。
このインターロイキン-6の増幅回路(IL-6アンプ)が活性化され、
炎症性サイトカインの産生が異常に増加し起こる状態がサイトカインストームです。

そして、インターロイキン-6が暴走しないように制御しているのが
レギュラトリーT細胞なのです。

糖尿病、肥満、呼吸器疾患、腎疾患、心疾患、高血圧など持病がある場合は、
レギュラトリーT細胞の機能が低下していることが多く重症化しやすいです。

糖尿病の場合は、コントロール良好ならば、大丈夫です。

あと、高齢になるほど、レギュラトリーT細胞の機能が低下するので
高齢者ほど重症化しやすいのです。


腸内環境と自律神経を整えれば病気知らず
免疫力が10割
小林弘幸著 プレジデント社


早速、キンドルで購入して読みました。
とてもわかりやすい内容で、おおいに役に立ちました。

ダイヤモンド社の記事では、あえて触れておられないのですが、
新型コロナワクチンの効能に関しては、下記の緑文字のように
感染予防困難としておられます。

『P94
抗体をつくるワクチンでは、感染予防が困難である。

P96
重症患者ほど、抗体の値が高かった。

P97
抗体は新型コロナウイルス感染症からの回復にあまり役立っていない。

P97
回復した患者の体内から、抗体が消えていく。

P98
1~2ヶ月で抗体が消えてしまう。

P99
つまり、抗体をつくるワクチンでは、感染予防が困難である。』



そして、個人の健康度を高めることが感染予防と重症化予防において、
最も重要と強調しておられ、私も賛成です。


江部康二



以下の青字はPRESIDENT Online の記事の要約です。

https://president.jp/articles/-/41729

新型コロナに感染しても「軽症で済む人」と「重症化する人」の決定的な違い
「レギュラトリーT細胞」が命を守る


PRESIDENT Online /PRESIDENT BOOKS
小林 弘幸順天堂大学医学部教授

新型コロナの感染者のうち、どんな人が重症化しやすいのか。順天堂大学医学部の小林弘幸教授は「原因は、本来、身体を守るはずの免疫細胞が暴走するサイトカインストームだ。免疫の暴走を食い止めるには、『レギュラトリーT細胞』が欠かせない」という——。

「重症化」はICUでの治療が必要な状態

国内における新型コロナウイルス感染症では、感染しても約80%の患者が無症状か軽症で済むものの、高齢者や基礎疾患のある患者を中心に約15%は重症肺炎になり、約5%は致死的なARDS(急性呼吸促拍症候群)という呼吸不全に至ります。

新型コロナウイルス感染症において「重症化」というのは、この5%を指します。

ARDSに陥り、ICU(集中治療室)での治療が必要となった状態です。

重症化から回復しない場合、数日のうちに呼吸不全は呼吸困難へと進行し、深刻な炎症に陥った心肺は機能しなくなるため、ECMO(エクモ)という人工心肺装置を装着。
ここまで至ると、残念ながら8割方の患者は命を落としてしまいます。

ウイルスの毒性だけならインフルエンザのほうが怖い

これを聞くと、「新型コロナウイルスはなんと恐ろしい毒性を持っているんだ」と思うのですが、こうした症状の悪化の原因はウイルスの病原性だけではないことがわかっています。

ウイルス単体の毒性でいえば、インフルエンザウイルスのほうがよほど怖いのです。

では、なぜ世界で100万人以上もの方が命を落としているのか?

その答えが、「サイトカインストーム」です。

本来、わたしたちの身体を守るはずの免疫細胞が火の嵐のように暴走し、全身に炎症を引き起こす免疫の過剰反応が、この感染症の重症化の原因なのです。

これは、2020年5月に、量子科学技術研究開発機構理事長で前大阪大学総長の平野俊夫先生によってあきらかにされています。


https://president.jp/articles/-/41729?page=2


「免疫の暴走」サイトカインストーム

「サイトカイン」とは、免疫細胞同士が互いに協力したり、ウイルスとの戦いを有利に進めたりするために使う、免疫細胞が出す物質のことを指します。

例えば、司令官役のヘルパーT細胞が、抗体をつくるようB細胞に指示したり、ウイルス撃退の実行を担うキラーT細胞に出動要請をかけたりするのにも使います。

しかし、サイトカインにはガソリンのように危険な側面もあります。サイトカインの産生量が度を越せば、炎症は拡大して内臓や血管の機能不全を引き起こします。

その「やり過ぎ」の状態がサイトカインストームです。

平野先生の研究によれば、主に肺組織にいるマクロファージ(ウイルスを貪食したり、ウイルスの情報をヘルパーT細胞に伝えたりする免疫細胞の一種)から放出されるサイトカインが“主犯”とされています。

ウイルスに感染した細胞がSOS物質を放出し、免疫細胞を呼び寄せ活性化したり、マクロファージからサイトカインを放出させたりします。そのサイトカインに刺激された免疫細胞や組織細胞がさらにサイトカインを放出します。

このようにして、新型コロナウイルスの感染が引き金となり、免疫細胞や組織細胞によるサイトカインの産生が続いたのち、その共鳴を一気に増幅させる「IL-6アンプ」というスイッチが押されます。

そして、細胞間のサイトカイン放出の呼応が一気に増加し、サイトカインによる炎症はまたたく間に広がり、心肺が機能不全を起こすほどの肺炎となるのです。


サイトカインストームを未然に防ぐには


サイトカインストーム自体は、インフルエンザなどほかの重症化リスクのあるウイルスでも起こり得ることですが、新型コロナウイルスはとくに起きやすいことが脅威となっています。

そして、このサイトカインストームにおいて、もうひとつ炎症を悪化させるファクターがあります。

それが、「免疫ブレーキの故障」です。

免疫の働きが正常な状態であれば、ウイルスの感染に対して免疫応答(ウイルスなどの外敵に対処する免疫細胞の一連の反応)が行われたあと、免疫細胞たちに「撤収」を呼びかける細胞がいます。

それが、「レギュラトリーT細胞」です。

ヘルパーT細胞、キラーT細胞と同じT細胞の一種で、免疫細胞たちを制御することが役割です。この細胞が正常に機能していれば、サイトカインストームも抑制されたはずなのです。

しかし、新型コロナウイルスに感染し、重症化した患者の血液中からは、このレギュラトリーT細胞を含むT細胞全般が極端に減ってしまっていることがわかっています。原因はまだまだ研究途上ですが、ふたつの理由が想定されています。



https://president.jp/articles/-/41729?page=3

レギュラトリーT細胞が減少する2つの理由

ひとつめは、新型コロナウイルスの感染によってT細胞が減少しているのではないか、というものです。

どうやら新型コロナウイルスは組織細胞だけでなく、免疫細胞であるT細胞にも感染し、減少させている可能性があると考えられています。ただこれはまだ仮説の段階で、今後の研究が待たれます。

そのほか、炎症を起こしているほかの箇所へ動員されてしまっている可能性や、T細胞が生き続けるために必要な因子が枯渇してしまっている可能性などがあります。

重症者の体内では、キラーT細胞も減少していますが、司令官の役割を担うヘルパーT細胞と調節役のレギュラトリーT細胞の減少が著しく、これが免疫力低下の一因となり、サイトカインストームの発生を食い止めることができなくなっていると考えられています。

ふたつめは、基礎疾患や生活習慣の乱れです。

免疫細胞はわたしたちの身体から生み出される、身体の一部分です。そのため、健康状態を悪化させるような生活習慣や、基礎疾患による臓器の不調があれば、免疫細胞も不健康となり、正常に機能しません。

とくに、レギュラトリーT細胞は腸に多く生息する免疫細胞です。腸内環境が著しく悪化している身体では、新型コロナウイルスが感染する前からレギュラトリーT細胞が少なく、サイトカインストームを起こしやすい状態にあることが予想されます。

“不健康”が重症化を招く

これらの要因のなかでも、基礎疾患や生活習慣の乱れによる“不健康”がレギュラトリーT細胞減少の原因となっている点は、極めて重要です。

なぜなら、実際に国内外における新型コロナウイルスの死亡者の多くは、肥満症、あるいは糖尿病や高血圧などの基礎疾患を抱える患者であるからです。

そのような患者は、レギュラトリーT細胞の減少や機能低下によって、そもそもサイトカインの産生を誘発しやすい状態にあると考えられます。

こうした重症化の仕組みからわかるのは、新型コロナウイルスへの対処においては、外からの感染予防のみならず、自らの身体を“健康”に保ち、レギュラトリーT細胞を含む免疫細胞が適切に活動できるような「10割の免疫力」を維持することが非常に重要である、ということなのです。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 
ブログ読者の皆さん

明けましておめでとうございます。
旧年中は、糖質制限なコメント・質問など
いろいろ応援頂き、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。 

江部康二