2016年糖質制限食10大ニュース
こんばんは .

2016年もブログ読者の皆さんには、たくさんの応援をいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

2016年も恒例となった糖質制限食10大ニュースを、本ブログ記事のなかから、選んでみました。

それでは、良いお年をお迎えください。


2016年糖質制限食10大ニュース

1、宗田哲男医師ら、世界初の胎盤などケトン体値の英文論文発表。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3959.html
胎盤・臍帯・新生児のケトン体値の英文論文が、
2016年9月30日(金)、インターネットにアップされました。
http://www.toukastress.jp/webj/article/2016/GS16-10.pdf
Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,
newborn and mother in normal delivery
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),
Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)
以下の如く、世界初の革命的な内容の論文です。ヽ(*`▽´)ノ
【1)胎盤組織内のケトン体値(βヒドロキシ酪酸)は平均 2235.0 μmol/L、臍帯ケトン体値は、平均779.2μmol/Lであり、胎盤内は有意に高かった(p<0.001)。新生児(4日、30日)のケトン体濃度も標準値よりも高値だった。さらに、臍帯血と胎盤内の血糖値は同様であった(表1)。
2)胎盤組織内のケトン体値は、臍帯血よりも有意に高かった(p<0.001)(図1)。前者は後者の約3倍高く、通常の血液中濃度の標準値(85μmol/L以下)より20-30倍の高値を示した。
3)胎盤組織内の血糖値は75-80 mg/dLであり、すべての妊婦で臍帯血の血糖値と比べて有意差は見られなかった(図2)。】
例えば、胎盤組織内のケトン体値は60検体の平均で 2235.0 μmol/Lで、
標準値(85μmol/L以下)より、はるかに高値でした。
また生後4日目の新生児312名において、血中ケトン体の平均値は240.4μmol/L
生後1ヶ月の新生児40名において、血中ケトン体の平均値は400μmol/L
でした。
胎盤のケトン体値は、標準値の20~30倍、
臍帯血のケトン体値は、標準値の10倍、
新生児(4日、30日)のケトン体値は標準値の3~5倍、
が、それぞれ普通です。
この論文により、ケトン体の安全性を証明するエビデンスが確立されたと言えます。

2、世界初、子供の糖質制限の本、刊行。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4046.html
「糖質制限」が子供を救う
三島学/著 江部康二/監修
発行 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
発売 ㈱大垣書店
定価760円(税別) / 820円(税込)2016年11月1日刊行。
全国書店ネットワーク e-hon のサイトで
総合ランキングで7位と健闘しています。 ヾ(^▽^)  
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SE/Genre?dcode=06&ccode=99
楽天ブックスでも取り寄せ可能となりました。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/
ランキング2位と健闘しています。

3、深作秀春医師、一般向けの眼科の本を2冊、刊行。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4037.html
『やってはいけない目の治療』角川書店、2016年9月、刊行。
『視力を失わない生き方』光文社、2016年12月、刊行。
世界的眼科外科医・深作秀春医師は
「糖尿病専門医の治療でかえって網膜症が悪化」とご著書で述べておられます。
また「日本の眼科医療は、世界水準に達していない」と批判しておられます。
世界的眼科外科医として、英文論文は多数、ご発表ですが一般向けとしては、
この2冊です。ブログ読者の皆さん、是非この本を読んで、
世界最先端の眼科知識を学びご自分の眼の健康を守りましょう。

4、門脇孝日本糖尿病学会理事長、糖質制限食実践。
これは、嬉しいサプライズでした。
門脇孝日本糖尿病学会理事長によれば
東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給しているそうです。
また門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、
緩やかな糖質制限食を実践されているとのことです。
2016/7/1(金)東洋経済オンライン 
http://toyokeizai.net/articles/-/125237

5、NHKクローズアップ現代、糖質制限関連産業が3184億円。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3881.html
2016/7/20(水)22:00~22:25まで、
NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集されました。
糖質制限食が空前のブームだそうで、関連の市場は¥3184億円とのことでした。
どうやってこの金額を試算したのかは不明ですが、
私も半分くらいは貢献しているかな? (^^)

6、「○○ダイエット」の歴史をGoogleトレンドで振り返る
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3649.html
27種類のダイエット法が、キーワードで検索されていますが、
ほとんどにおいて、一時的な流行で終わっています。
「糖質制限」「体幹」ダイエットだけが、確実に長期にわたり検索されています。
そうそう、NHKさん、糖質制限食はブームなどではありませんぞ。
科学的な真理そのものなので、このまま継続して広がり続けると思います。

7、桐山秀樹さんご逝去。
ベストセラー『おやじダイエット部の奇跡』 (マガジンハウス)
の著者で、ノンフィクション作家の桐山秀樹さんが2016年2月6日土曜日、
滞在先の東京都内のホテルにて急逝されました。
高血糖の記憶による急性心筋梗塞でした。
桐山さんのご活躍により、日本における糖質制限食の普及が大きく加速したことは間違いなく、誠に惜しい人を失ってしまい、残念でなりません。
桐山さんは、多くの糖尿人・メタボ人の改善におおいに貢献され、
大変良い仕事をされました。
糖質セイゲニスト仲間として、桐山さんのご功績を讃えるとと共に、
心からご冥福を御祈り致します。

8、日本食品標準成分表2015年版(七訂)。追補2016年。公表。
 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会では、2015年12月、
日本食品標準成分表を年ぶりに改訂し、公表しました。
追補2016年も公表しました。
今回の改訂は、15年ぶりとなる収載食品の拡充や、
新たに炭水化物成分表を作成するなど、大幅なものとなりました。
炭水化物と利用可能炭水化物といった、項目もあります。
国際連合食料農業機関(FAO)が、炭水化物の成分量の算出にあたって、
利用可能炭水化物と食物繊維とを直接分析して求めることを推奨しています。
それを受けて日本食品標準成分表2015年版(七訂)において、
利用可能炭水化物(単糖当量)が新規登場したわけです。
しかし、利用可能炭水化物(単糖当量)が収載されている食品は限られるので、
実務的には結局は従来の「差し引き法」で求められた成分値「炭水化物」のデータを使うということになります。
つまりFAO推奨の「利用可能炭水化物」というのは、新規登場したものの、
実務的には利用しにくい代物で参考程度ということですね。
今はまだ「利用可能炭水化物」にとっては、過渡期ということでしょう。
結論としては、<炭水化物-食物繊維=糖質>であり、実務的には今まで通りです。

9、夏井睦医師主催の「豚皮揚げを食べる会」が元気。
http://www.wound-treatment.jp/1/glucide/porkskin/porkskin.htm
「豚皮揚げを食べる会」は2014年2月16日に始まり、
現在までほぼ毎月、全国各地で開催されています。
夏井先生と林さん(ポークおじさん)のコラボの会です。
参加募集人員は、30~40人としぼって、交流がしやすいように配慮してあります。
私も、京都開催のときは、参加しています。
豚皮揚げは、美味しく楽しい完全糖質制限食品であり、この会は、
糖質セイゲニスト御用達の「宴会&意見交換の場」となっています。
各人が糖質制限なお摘まみやお酒を持ち寄り、会を盛り上げます。

10、「糖質セイゲニストin北九州」月例会50回達成記念講演会開催。2016/5/22(日)
「糖質セイゲニストin北九州」月例会は、2012年5月に発足して、
以来一回も休むことなく50回連続ですから、凄いの一言です。
主催の三島学塾長のパワーと持続力には脱帽です。
三島塾長は、糖質制限食により、糖尿病腎症第3期から正常になっておられます。


*江部康二2016年度の本
「糖質オフ健康法」2016年2月(PHP研究所)
「人類最強の糖質制限論」2016年4月(SB新書)
「ハンディ版糖質制限の教科書」2016年4月(洋泉社)
「増補新版食品別糖質量ハンドブック」2016年6月(洋泉社)
「Dr.江部の健康食の新常識100 」(TJMOOK)2016年11月(宝島社)
マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法2016年12月、(PHP研究所 )

レシピ
電子レンジで糖質オフの作りおき 2016年10月(宝島社)

*英文論文
板東浩医師
江部康二
中村巧医師
板東正浩医師
米井米井嘉一医師
による英文論文が
2016/12/31(土)インターネッとにアップされました。
http://www.toukastress.jp/webj/article/2016/GS16-18.pdf
Low Carbohydrate Diet (LCD):
Long and short-term effects and hyperketonemia
糖質制限食とケトン体の論文です。



炎症シグナルの指揮者インフラマソームとケトン体。

2016年02月04日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3680.html

2015年のNATURE論文
『ケトン体の一種であるβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)が炎症の要となるインフラマソームを直接阻害することで炎症を抑制する可能性が示唆された』
という結論です。
ケトン体はとてもいい奴なんです。



糖質制限食は持久力アスリートにおいて、不利にはならない。

2016年10月06日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3966.html

米国の医学雑誌・代謝(Metabolism)に、2016年3月、興味深い論文が掲載されました。
『糖質制限食は、ウルトラマラソンやトライアスロンにおいて普通の高糖質食と比べて、遜色なし』
という内容です。



優勝の要因は「食事を変えたから」豪栄道関。糖質制限食。

2016年09月29日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3957.html

2016年9月25日(日)大相撲の豪栄道関が、全勝で初優勝を飾りました。
豪栄道関、おめでとございます。
優勝の要因を質問された豪栄道関はぽつりと
「食事を変えたからなぁ」と漏らしたそうです。
週4回の焼き肉店通いは不変で、
朝のけいこを終えた後のちゃんこでは炭水化物を口にせず。
これは、何と糖質制限食ではないですか。
素晴らしいです。
怪我に悩まされた豪栄道関ですが、糖質制限食のおかげで体調が非常に良いようです。



サッカー・インテル長友佑都選手の食事と糖質制限食とスタミナ。

2016年07月24日 (日)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3884.html

5月15日(日)テレビ朝日「やべっちFC」でサッカー長友選手が特集されました。
独占密着 長友佑都を変えた2つの事
『やべっちFC』の放送内容をユーチューブで見ました。
今、長友佑都選手が大事にしていることが2つあって、食事療法とヨガです。
インタビューでは、
「ケトン体回路にしたい。」「ケトン体体質にしたい。」と強調してました。



日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関が、
北海道から沖縄までラインアップされました。

http://carbofree.webnode.jp/partner-medical/



映画「あまくない砂糖の話」。トークショー(6/26、日曜日)。

2016年05月27日 (金)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3824.html

映画「あまくない砂糖の話」
監督・脚本・出演:デイモン・ガモー
ドキュメンタリー映画
2016年3月から、日本全国で順次公開開始されました。
2016/6/26(日)トークショーの司会者兼お相手は、田辺ユウキさんでした。



バーンスタイン医師の糖尿病の解決第4版刊行。江部康二の書評。

2016年05月28日 (土)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3812.html

「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」第4版が刊行されました。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版 
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳(総合病院南生協病院 名誉院長)
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
ISBN 978-4-7653-1674-3
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
少なくとも、私はビールの糖質で血糖値が上昇しました。
こんにちは。

ヤフーニュースで2012/12/25(日)
[ビールで血糖値は上がらない?ウワサの真相を調べてみた]
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mamoruichikawa/20161225-00065357/

という記事が掲載されました。

結局、結論は曖昧なままでした。(∵)?

「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、

『ビール100g中に、炭水化物が3.1g,利用可能炭水化物はTr(痕跡)ていど、食物繊維はなし。 』

となっています。

利用可能炭水化物は、通常は糖質を意味します。

しかし、利用可能炭水化物が痕跡ていどで、食物繊維なしなら、【残る炭水化物3.1g】の実態は何なのか、謎です。

それで、自分で実験をすることにしました。


12/29(木)
18:30 血糖値:114mg
缶ビール330mlを1缶(100mlあたり3.8gの糖質)、
実質、糖質は12.54gを摂取。
19:22 血糖値:154mg

私は体重が57kgなので、64kg÷57kg=1.123
体重64kgの2型糖尿人で、1gの糖質が、血糖値約3mg上昇。
体重57kgなら、1gの糖質が、血糖値約3.37mg上昇の予測。

缶ビール、330mlを1缶(12.54gの糖質)摂取して、40mg血糖値が上昇で、1gの糖質が約3.19mg血糖値を上昇させています。

まあ、ほぼ予測通りです。

少なくとも、2型糖尿人の江部康二においては、ビールは含有糖質通りに血糖を上昇させました。

他の糖尿人のご同輩も同様の可能性が高いですね。

実験したメーカー名は、何かの法律上、出せないのですが、日本のビールの製法は、どの大手メー-カーもほぼ一緒なので、どのメーカーのビールも血糖値を上昇させると考えられます。

世界のビールも、日本と同様に下面発酵ビールが9割なので、やはり血糖値を上昇させると思います。

下面発酵ビールは別名ラガータイプと呼ばれます。

上面発酵ビールはエールタイプと呼ばれます。

こちらは、今回実験していませんが、おそらく、糖質分は血糖値を上昇させると思います。

結論です。

缶ビールの糖質表示はそのまま、血糖値を上げると考えられます。

「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」の炭水化物は、現実にはそのまま糖質とみなす方が実態に即しています。


ブログ読者の糖尿人のご同輩の皆さん、年末年始のビールには、ご用心、ご用心。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)と腎障害、胃潰瘍。
こんにちは。

今朝、嵯峨の家を出る時は、1度でした。
高雄病院に着いたら、0度でした。
山は、しっかり雪景色です。
京都では、今冬一番の冷え込みのように思います。
インフルエンザや風邪に要注意です。

非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)に関して、サイトカインストームを生じて、脳症になるリスクがあるので、インフルエンザに使用してはいけないということを、記事にしました。

より正確には、ウィルス、細菌、原虫などの感染症が存在しての発熱には、NSAIDsは使用してはいけないということです。

また、この薬は、プロスタグランジンという物質の産生を抑えるために腎臓への血液の流れが悪くなり、急性腎不全を起こすことがあります。

結構頻度が高く、薬を飲んだ後に尿量が減るようでしたら、要注意です。

実際に、私の糖尿病のご高齢の患者さんで、帯状疱疹になり、受診した医療機関で、抗ウィルス薬と共に、ロキソニン3錠/日、一日3回食後に内服となった方がおられました。

7日分の薬を処方されて、すでに5日間内服した時点で、高雄病院を受診されました。

血液検査したところ、すでにクレアチニン値が悪化していて、腎不全の状態でした。

軽症でしたので、すぐにロキソニンを中止して、クレアチニン値はあるていど改善しました。

プロスタグランジンは全身の様々な組織や器官の細胞に存在します。

結局、NSAIDs単純に熱を下げるだけではなく、全身の細胞において、プロスタグランジンという物質の生合成を抑制するのです。

プロスタグランジンは、血圧低下作用や筋肉の収縮作用、黄体退行作用、血管拡張作用など色々な役割をもつホルモンです。

NSAIDsは、プロスタグランジンの生合成を抑制するのですから、様々な副作用が出て当たり前なのです。

さらに、痛みや炎症や、解熱の目的で長期に飲み続けると、胃炎や胃潰瘍の副作用が起こることがあります。

NSAIDsは痛みの元となる物質を作り出す酵素(シクロオキシゲナーゼ:COX:コックス)の働きを妨げて、解熱や鎮痛、抗炎症作用を発揮する薬です。

COXには2つの種類があり、COX-1は胃粘膜や血管にあって生体の恒常性の維持に、COX-2は主に刺激があった時に作られ、痛みや炎症に関係しています。

NSAIDsは、COX-2の働きを抑えて、解熱、鎮痛、抗炎症作用を示しますが、ほとんどのNSAIDsは、COX-2だけでなく、COX-1の働きも抑えるため、胃酸の分泌が増えたり、胃粘膜の血流が悪くなったりして、胃炎や胃潰瘍を起こす原因になるのです。

胃炎や胃潰瘍が起こると胃の痛み、吐き気などの症状が起こりますが、ピロリ菌が元凶の一般的な胃潰瘍に比べ、NSAIDsによる潰瘍は症状が出にくいのです。

そのため何も症状を感じないうちに、突然、胃から出血して吐血や下血することがあります。

調査によれば、リウマチなどでNSAIDsを4週間以上内服している場合、胃粘膜保護剤を内服していても、6割以上の人で、胃粘膜障害が認められたということです。

このように考察してくると、ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、アスピリン・・・これらの一般的なNSAIDsは、有害事象が非常に多いので、使用は極めて慎重にということです。

長期投与は勿論、基本的には不可です。

例えば、ロキソニン3錠/日とかは、非常に副作用リスクが高いです。

ロキソニン1~2錠/日は、リウマチなど、症例により、やむをえず投与することもあると思います。

私は、生理痛とか、頭痛に頓用でなら、許容範囲と思って、処方しています。

安全に使用できる、解熱剤、鎮痛剤は、アセトアミノフェンだけということです。

商品名はカロナール、コカール、アンヒバなどです。

発熱には、アセトアミノフェンを、成人なら、1回に300~500~600mg、1日2回なら安全です。

年齢、症状により適宜増減で、原則として1日最大1,500mgです。

腰痛や生理痛なら、 成人はアセトアミノフェンとして、

1回300~1000mgを経口服用し、服用間隔は4~6時間以上とし、年齢、症状により適宜増減しますが、1日総量として4000mgが限度です。

あと、痛みが強いときは、トラムセット(トラマドール+アセトアミノフェン)が有効です。
トラマドールは非麻薬性オピオイド受容体刺激薬です。
トラムセットには、NSAIDsのような副作用はありませんが、吐き気がすることがあります。
それで、初期の1~2週間は、吐き気止めと一緒に内服します。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
作りおきおかずで簡単! 糖質オフのダイエット弁当 好評発売中です。
こんにちは。

昨年8月31日に拙著

『作りおきおかずで簡単! 糖質オフのダイエット弁当』家の光協会
江部康二 大庭英子 著




が、第7版、2,500部の増刷が決定、2万部突破、累計で21000部達成ですと記事にしたところ、今年の4月13日には、第9版、2,000部の増刷の連絡が入りました(^O^)

これで累計26,000部となりました\(^o^)/

ブログ読者の皆様には、多くの応援をいただきありがとうございますm(__)m

家の光協会は、JAの出版部門になります。

あまり大々的な宣伝はしていないのですが、昨年から増刷のペースがかなり早まっています。

著名な料理研究家の大庭英子先生にメニューを考えて頂いてますので、レストランのメニューのようなレシピではなく、実際に簡単に作れてしかも美味しいといったところが好評のようです(^^)

糖質制限食でどんなお弁当を作ればよいか悩まれてる方はもちろん、日々のおかずの参考にもなりますので、是非ご一読いただければ幸いです。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食による体重減少効果、その理由。2016年12月。
こんにちは。

糖質制限食による体重減少効果に関して、よく質問があります。

スーパー糖質制限食なら、 運動量不変で、体脂肪が減ります。

例えば、血中総ケトン体の基準値は、26~122μM/Lですが、スーパー糖質制限食実践中は、 400~1000~2000μM/Lくらいに上昇します。

肝臓で脂肪酸の分解物のアセチルCoAからケトン体を作ります。

ケトン体の上昇は、まさに脂肪が燃えている証拠ですね。

かくいう私も、52歳のとき、167cm、67kgから、運動量は不変で、半年で57kgに減量し、学生時代の体重に戻りました。

階段は駆け上がるし、週1テニスは普通にしてましたので、 筋肉は落ちていないと思いますので、脂肪が燃えて減量できたと考えられます。

66歳現在も57kgで、階段は駆け上がります。

但し、4階くらいまでですが・・・。(^^;)

なお、筋肉は年齢相応ていどあると思いますが、増えてはいません。
筋肉を増やすには筋トレが必要です。

今回は、復習を兼ねて糖質制限食で何故、脂肪が燃えて減量できるのかを考えて見ます。

まず、インスリンについて考えて見ます。

◇インスリンは脂肪細胞内の中性脂肪分解を抑制します。
◇インスリンは血中の中性脂肪を分解し脂肪細胞内に蓄えます。
◇インスリンは筋肉細胞に血糖を取り込ませますが、余剰の血糖は脂肪細胞に取り込ませ て中性脂肪として蓄えます。
◇肥満のメカニズムはインスリンによる脂肪蓄積と考えられます。
◇インスリンを大量に分泌させるのは、糖質のみです。
◇インスリンは、別名肥満ホルモンと呼ばれています。


<スーパー糖質制限食の4つの利点>

◆<糖質制限食による体重減少効果>
①インスリン(肥満ホルモン)追加分泌が少量ですむ。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。

高蛋白食は、摂食時の食事誘発熱産生(DIT)が通常食に比べて増加します。

DITによる消費エネルギーは、実質吸収エネルギーの、糖質では6%、脂質では4%、タンパク質で30%です。

食事誘発熱産生(DIT)を、もっと簡単に説明すると、食事において
100キロカロリーの糖質だけを摂取した時は、6キロカロリーが、
100キロカロリーの脂質だけを摂取した時は、4キロカロリーが、
100キロカロリーのタンパク質だけを摂取した時は、30キロカロリーが
熱に変わり、消費エネルギーとしてカウントされるということです。


◆<糖質を摂取した場合>
A)血糖値が上昇してインスリン(肥満ホルモン)がたっぷり分泌される。
B)体脂肪は燃えなくなり、血糖値が中性脂肪に変わり蓄積される。
C)肝臓の糖新生はストップする。
D)高タンパク食よる亢進した食事誘発熱産生(DIT)はなくなる。


①②③④とA)B)C)D)両者を比べてみれば、高糖質食より糖質制限食の方が、体重減少効果が高いことが一目でわかると思います。

たとえ低脂質食でカロリー制限していても、糖質を摂れば体重減少への利点がすべて消えてしまうわけです。

これは食べ物に含まれるカロリーとは無関係の生理学的な特質であり、あくまで糖質を摂るかどうかがカギとなります。


<摂取エネルギーと消費エネルギー、基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>

1)摂取エネルギー > 消費エネルギー   → 体重増加
  摂取エネルギー = 消費エネルギー   → 体重不変
  摂取エネルギー < 消費エネルギー   → 体重減少

2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら
  「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発熱産生(DIT)」

3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い
 「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
 「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加 」
 が認められる。

1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少しやすいことは明白です。


<推定エネルギー必要量と糖質制限食>

減量を目指す時に、日本糖尿病学会推奨のように

男性:1400~2000kcal/日
女性:1200~1800kcal/日

といった、厳しいカロリー制限は必要ありません。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

推定エネルギー必要量/日
              男性                  女性
15-17才        2500 2850 3150          2050 2300 2550kcal
18-29才        2300 2650  3050          1650  1950   2200
30-49才        2300 2650  3050            1750  2000  2300
50-69才        2100 2450  2800           1650  1900 2200 
70才          1850 2200  2500            1500  1750 2000

身体活動レベル    低い 普通 高い         低い  普通  高い

くらいが目安です。

スーパー糖質制限食実践と「日本人の食事摂取基準」の標準的な摂取エネルギーなら、適正体重になると思います。


<倹約遺伝子タイプ>

なお、倹約遺伝子をもつ基礎代謝が体質的に低い方々は痩せにくいです。

この場合は「スーパー糖質制限食+カロリー制限食」が必要です。

身長にもよりますがおよそ

男性1600~1800kcal/日
女性1200~1400kcal/日

くらいが目安でしょうか?

倹約遺伝子タイプは、女性が多いと思います。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2017年2月12日(日)糖質制限食医療従事者対象セミナー in 大阪 開催
こんにちは

2016年度も、糖質制限食、医学界にも一般社会にもますます順調に普及が進んでいきました。
嬉しい限りです。

2016年、東京、京都にて開催し、ご好評いただいた医療従事者向けセミナーを
2017年2月12日(日)、大坂にて開催致します。

日本糖質制限医療推進協会主催 医療従事者向けセミナー(大阪)
「糖質制限食による糖尿病指導~理論と実践~」


第1部 理論編
糖尿病治療に関して、最新糖質制限食理論と共にエビデンスのお話を簡単に説明します。
2016年に得られた最新の糖質制限食情報もお話しします。
第1部は講義と質疑応答含めて40分間です。

第2部 栄養指導編
高雄病院の栄養指導の実際を、橋本眞由美管理栄養士がお話します。
第2部は講義と質疑応答を含めて60分間です。

第3部 臨床実践編

糖尿病合併症の現状や久山町の悲劇など、そして薬剤の使い方のコツをお話します。

また、「すぐに良くなった症例」「治療に難渋した症例」「1型のインスリン分泌ゼロの症例」などを、実際に入院された患者さんのデータを見ながら検討します。

第3部は100分間ありますので、参加者の皆さんと共にディスカッション形式の症例検討を導入したいと思っています。

ご参加頂いた皆さんには、前回と同様に講演PPTスライドの、CD(PDFファイル)をお配りします。

関西、中国、九州、北陸の医療従事者の皆さん、奮ってご参加くださいね。



江部康二


以下事務局からのお知らせです。

***********

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加
いただきましてありがとうございます。

2017年2月12日(日)、大阪にて医療従事者対象の糖質制限食
セミナーを開催致します。

2016年2月の京都セミナー同様に、糖質制限食指導に必要な
理論をさらいつつ、糖尿病治療におけるより実践的な内容に
ウェイトをおきます。新たな症例も盛り込んで、難渋症例についての
討議も予定しております。

医療従事者の皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。

◆掲載サイト: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

//////////////ご案内/////////////////

  (一社)日本糖質制限医療推進協会主催
 医療従事者向け糖質制限食セミナー in 大阪

 「糖質制限食による糖尿病指導 ~理論と実践 」

■日時:2017年2月12日(日)13:15~16:50頃 ※開場・受付は13:00~

■会場: 大阪大学中之島センター7F  講義室703
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

■講師:

A:江部 康二 医師
  (一財)高雄病院 理事長/(一社)日本糖質制限医療推進協会 理事長

B:橋本 眞由美 管理栄養士 (一財)高雄病院 栄養管理部 部長

■内容:

第1部:理論編(40分)   ※講師A 

糖質制限食指導に必要な生理学的基礎理論を説明。三大栄養素と
血糖、ケトン体の安全性、米国糖尿病学会の見解、CKDガイド2013
の記載などについて言及。糖質制限食の有効性と安全性について、
EBMの観点からRCT研究論文、長期のコホート研究により根拠を示し、
最新の話題についてもお話します。

第2部:栄養指導編(60分) ※講師B

高雄病院では、3食とも主食なしのスーパー糖質制限食を実施しており、
その具体的な食事内容を紹介します。また、外来時と入院時における
栄養指導の方法及びポイント、よくある問題点と改善のプロセスなど、
指導事例も交えつつ、糖質制限食を継続していただくための栄養士の
関わり方についてお話しします。糖質制限食導入を検討されている院
所にとりまして、少しでもヒントになるよう管理栄養士の立場からお話を
進めていきたいと思います。

第3部:臨床実践編(100分)  ※講師A

高雄病院の豊富な 臨床例を取り上げて検討。治療に難渋した症例を
提示して参加者と共に ディスカッション。メトホルミン・DPP-4阻害薬・
α-GI薬・速効型インスリン 分泌促進剤は比較的使用頻度が高いので
コツを伝授。SGLT阻害薬は糖毒解除などに有用、外部由来のブドウ糖を
減らすのが糖質制限食、体内の糖新生由来のブドウ糖も排泄するのが
SGLT阻害薬。SU剤とチアゾリジン誘導体の位置づけを示します。
糖質制限食実践中に生じうる好ましくない症状・ 変化について検討します。

*各所要時間は、質疑応答、ディスカッションの時間を含みます。

■対象: 医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、栄養士、鍼灸師など)

■受講費:

・医師・歯科医師:
 賛助会員 7,200円 / 一般(非会員) 9,000円

・上記以外の医療従事者:
 賛助会員 5,200円 / 一般(非会員) 6,500円

*参加頂いた皆様には、映写・配布資料のデータ(PDF)CDをお配りします。

■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替

※事前決済のみとなります。
※領収書をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。

■お申し込み方法:

★賛助会員の方

  事務局までメールにて、医療機関でのご職種をご記入の上、お申し込み下さい。

★賛助会員入会をご希望の方:

  1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
   http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up

 2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
   「通信」欄に以下をご記入下さい。
    ① 「2/12大阪セミナー、参加希望」 とご記入下さい。
    ② 医療機関でのご職種をご記入下さい。
    http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
  
★一般(非会員)で、セミナーの受講のみご希望の方:

  下のフォームからお申し込み下さい。
  http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-med

■その他:

・予約制です。当日参加はできません。

・キャンセルは2月10日(金)までに事務局までご連絡願います。
 それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承下さい。


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マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法。刊行のご案内。
こんにちは。

マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法 単行本(PHP研究所 )
江部 康二 (監修), 古賀 にこみ (イラスト)
¥972-




2016年12月22日、刊行です。

このマンガ本は、糖質オフ健康法をストーリー漫画に仕立てたものです。
京都が舞台なので私には親近感があり、一気に読みました。
私も登場人物として実名で出演です。
京都好きの人にもお奨めです。
マンガなので、とても読みやすくて、わかりやすいです。
ブログ読者の皆さん、是非、ご一読を!

江部康二


出版社の内容紹介

糖質制限食の第一人者によるメソッド、待望のコミック化!
ある日、雑誌社に勤める主人公・久慈川裕子の同僚が突然倒れた……。
原因は、まさかの糖尿病。マッチョで健康そのものだったのに、一体なぜ?
糖質制限食の第一人者・江部医師と出会うことで、その謎は徐々に解けていく。
メタボな旦那を心配した裕子は、一念発起して糖質オフの生活を実践。
すると、驚くべき変化が……! !
「いっぱい食べてもスルッとやせる」「お酒を飲みつつ健康を維持できる」
「運動ゼロで体脂肪が減る」「血液がサラサラになる」など、
糖質オフの「超カンタン&効果絶大」のメソッドが、マンガで楽しく学べる1冊!



まえがき 江部康二

この本は、糖質オフ健康法をストーリー漫画に仕立てたものです。京都が舞台なので私には親近感があり、一気に読みました。

京都好きの人にもお奨めです。「京都タウン」という架空の雑誌の編集者、久慈川裕子(26歳)が主人公で、その夫であるフリーデザイナー誠(28歳)が、肥満・メタボから生還する物語です。

私も糖質制限食アドバイザーとしてマンガのなかに実名で登場して、医学的な根拠をわかりやすく説明する役目をつとめています。コラムにも糖質制限食のポイントがまとめてあり参考になると思います。

結婚前は58kgだった誠が結婚後とうとう88kgまで育ってしまいます。京都出身の誠が地元に帰ってきて、地元の旧友達と「チームバッカス」なるものを結成して、飲むわ喰うわ・・・。

ビールをジョッキで何杯もお代わりして、糖質祭りのおつまみを食べ放題で、最後はしめのラーメン・・・、これってよくある光景ですし、私もどこかでと思ったら、自分の40代がそうでした。

ビールはエビスビール、お酒は純米酒、ご飯は玄米で、肉や油は控えめで、魚と野菜をしっかり摂るとか、結構こだわっていました。

当時、尾瀬あきらさんの漫画「夏子の酒」が愛読書で、たっぷり感動しながら涙しながら読んでいたので、純米酒だったのです。

そしてテニスに週2~3回は通い、普通のおじさんよりは、はるかに健康ライフを送っていたはずのに、52歳のとき、糖尿病が発覚し、メタボと高血圧も発症してしまったのです。まさに医者の不養生です。

玄米を食べて、少々運動をしていても、糖質たっぷりのビールに日本酒にしめのラーメンには太刀打ちできなかったのでしょう。

まあ、イモ類や根菜類もしっかり食べていましたし、講演などで玄米が食べれないときは、おにぎりとかご飯をたっぷり食べていましたし、蕎麦やうどんも食べていました。

幸い、糖質オフ健康法を実践して、167cm、67kgから半年で57kgとなり、全てのデータが正常になりました。

本書の久慈川裕子と誠夫婦も最初は、糖質制限食を奨める裕子に誠が抵抗して、ケンカしたり、泣いたり、笑ったり、悪戦苦闘しながらも、相互理解を深めながら無事減量に成功していきます。

簡単糖質オフ料理レシピや糖質オフスイーツレシピも紹介してありますし、糖質オフ健康法の理論や実践法もほとんど理解できる構成となっています。何と言っても、マンガですからとても読みやすく楽しいので、普通の本が苦手な人でも大丈夫です。

糖質オフの食事は、人類700万年間の狩猟採集時代の本来の食事であり、いわば人類の健康食ですので、是非読者の皆さんも実践して欲しいと思います。

ちなみに、私事で恐縮ですが、私は現在66歳で、57kgの体重を維持しています。背は167cmで縮んでいませんし、歯は全て残っていて歯周症もありません。目は裸眼で広辞苑が読めますし、聴力低下もありませんし、夜中の尿も昼の頻尿もなく、快適な日常を過ごしています。

読者の皆さんも糖質オフ健康法で健康ライフを目指して頂けば幸いです。




テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
<糖質制限食に関するお知らせ・お願い・ご注意など> 2016年12月
【本ブログのコメント・質問・記事に関するお願い】

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。

糖質制限食に関する質問についてですが、実際に高雄病院や江部診療所に来院されて診察した患者さんに対しては、医師としての責任・債務がありますので、個別に説明もしっかりさせて頂いていますし、フォローもしております。

一方、ブログ読者の皆さんの質問に関しては、糖質制限食に詳しい医師として、ボランティアで回答させていただいています。

診察もしておりませんしフォローもできませんので、責任もとれません。

私の回答は、あくまでも一般論としての参考意見とお考え頂けば幸いです。

また、ブログ記事や本に関しても同様に、糖質制限食に関する一般論としての参考意見とお考え下さい。

従いまして、読者の皆さんが私の参考意見を読まれて、どのように利用されるかは、自己責任でよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

そして読者の皆さんからもご意見いただきましたが、普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、ご自分の主治医にご相談頂けば助かります。

またネットで簡単に検索可能なことは、ご自分でお調べください。

質問が増えてきましたので、糖質制限食と関わりがないと判断した質問にはお答えできない場合もありますので、ご了承ください。m(_ _)m

普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)

掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文記事にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。

質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、質問がかなり増えてきていますので、なかなか即、お答えすることが困難となってきています。

糖質制限食に関わりのある全ての質問に、本文かコメントでお答えするようできるだけ努力はしていますが、できないときはご容赦願います。m(_ _)m

それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。


【糖質制限食を実践される時のご注意】

糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。

このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、減薬しないと低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。

一方、薬を使用してない糖尿人やメタボ人は、低血糖の心配はほとんどないので、自力で糖質制限食を実践して糖尿病やメタボ改善を目指していただけば幸いです。

内服薬やインスリン注射なしの糖尿人が糖質制限食を実践すると、食後高血糖は改善しますが、低血糖にはなりません。

血糖値が正常範囲である程度下がると、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロール(脂肪の分解物)などから、ブドウ糖を作るからです。

これを糖新生といいます。

診断基準を満たす膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症は、糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。

糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、診断基準を満たしている膵炎の患者さんには適応とならないのです。

進行した肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。

長鎖脂肪酸代謝異常症では、肉や魚などに含まれる長鎖脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。

腎機能に関して、日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」において、eGFR60ml/分以上あれば顕性たんぱく尿の段階でも、たんぱく質は過剰な摂取をしないという表現となっていて、制限という記載はなしです。

従いまして、糖尿病腎症第3期でも、eGFR60ml/分以上なら、糖質制限食OKです。

また、米国糖尿病学会(ADA)は

Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版

において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。

今後は、糖尿病腎症第3期以降で、eGFRが60ml/分未満の場合も、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、個別に対応することとなります。


なお、機能性低血糖症の場合、炭水化物依存症レベルが重症のとき、糖新生能力が低下していることがあり、まれに低血糖症を生じますので注意が必要です。

また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。

糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。


【糖質制限食とは】

米国糖尿病協会(ADA)の患者教育用のテキストブックLife With Diabetes(2004年版)には、以下の記載があります。

「摂取後直接血糖に影響を与えるのは糖質のみである。
糖質は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。
蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。
『炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。
炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。』」


これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 

1997年版のLife With Diabetes(ADA刊行)では、

「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」

という記載がありましたが、2004年版以降は変更されています。

このように糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが直接、血糖値を上昇させます。

従って、糖質を摂取した時にはインスリンが大量に追加分泌されます。

脂質を摂取しても、インスリンの追加分泌はありません。

タンパク質はごく少量のインスリンを追加分泌させます。

現在糖尿病において、食後の急激な高血糖(グルコーススパイク)が大きな問題として注目されています。

食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。

また一日における、食前・食後・空腹時など血糖値の変動幅(平均血糖変動幅)が大きいほど、酸化ストレスが増強し動脈硬化のリスクとなることがわかってきました。

そして、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、和牛サーロインステーキ(脂身つき)を200g(約1000キロカロリー)食べても、糖質含有量は1gもないので、食後血糖は3mg未満の上昇しかないのです。 

なお、1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。

簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは 、米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。

3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら、薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の白ご飯とステーキの例でも明らかなように、カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って、現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、一日の摂取カロリーを1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。


なお糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。

日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2014-2015」の

男性1400~2000kcal
女性1200~1800kcal

ほど厳しいカロリー制限は必要ありませんが、

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

推定エネルギー必要量(一日あたり)
              男性                  女性
15-17才        2500 2850 3150           2050 2300 2550kcal
18-29才        2300 2650  3050          1650  1950   2200
30-49才        2300 2650  3050            1750  2000  2300
50-69才        2100 2450  2800           1650  1900 2200 
70才          1850 2200  2500            1500  1750 2000

身体活動レベル    低い 普通 高い         低い  普通  高い

くらいが目安です。


そして2013年に糖尿病食事療法に関して画期的な変化がありました。

米国糖尿病学会が、
2013年10月発表の『栄養療法に関する声明』において、全ての糖尿病患者に適した唯一無二の治療食は存在しないと明記したのです。

これはそのまま、1969年の食品交換表第2版以降一貫して、糖尿病治療食として、唯一無二の「カロリー制限・高糖質食」を推奨し続けている日本糖尿病学会への痛烈な批判となっています。

さらに、米国糖尿病学会は『栄養療法に関する声明2013』において地中海食、ベジタリアン食、DASH食、低脂質食などと共に
「糖質制限食」も正式に受容しました。
このことは糖質制限食を推進する私達にとって、大変大きな追い風となりました。

なお、門脇孝日本糖尿病学会理事長によれば
東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給しているそうです。
また門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているとのことです。
2016/7/1(金)
東洋経済オンライン 
http://toyokeizai.net/articles/-/125237



<江部康二著 参考図書>


理論
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」2005年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年 宮本輝先生との対談本
「やせる食べ方」2010年
「うちの母は糖尿人」2010年 監修:江部康二 著:伊藤きのと
(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)
腹いっぱい食べて楽々痩せる『満腹ダイエット』 (ソフトバンク新書)2011年
「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)2011年
「血糖コントロールの新常識! 糖質制限 完全ガイド」 (別冊宝島)2012年
「食品別糖質量ハンドブック」2012年(洋泉社)、
「糖質オフ!健康法」(PHP文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病はよくなる!糖質制限食のすすめ」(文春文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」(文春文庫)2012年
「女性のための糖質制限ダイエットハンドブック」2012年(洋泉社)
「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」2013年(東洋経済新報社)
「医療の巨大転換を加速する」糖質制限食と湿潤療法のインパクト
 2013年(東洋経済新報社) 夏井睦先生との対談本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ 新版」2014年(東洋経済新報社)
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版」2014年(東洋経済新報社)
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」2014年(東洋経済新報社)
一生太らない「やせる! 食べ方」2014年 (PHP文庫)
江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?2015年(洋泉社)
「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」2015年(ナツメ社)
「糖質制限の教科書」2015年(洋泉社)監修
「人類最強の糖質制限論」2016年4月(SB新書)
「ハンディ版糖質制限の教科書」2016年4月(洋泉社)
「増補新版食品別糖質量ハンドブック」2016年6月(洋泉社)
「Dr.江部の健康食の新常識100 」(TJMOOK)2016年11月(宝島社)
マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法2016年12月、(PHP研究所 )
など多数。

レシピ
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」2006年(東洋経済新報社)
「糖質オフ」ごちそうごはん2009年(アスペクト)
dancyuプレジデントムック 「満腹ダイエット 」 2009年(プレジデント社)
「血糖値を上げない!健康おつまみ109」2010年(東洋経済新報社)
「やせる食べ方レシピ集」 2010年(東洋経済新報社)
「糖質オフダイエット 」2011年(レタスクラブ、角川マーケティング)
「誰もがストレスなくやせられる!糖質制限ダイエット」2011年(講談社)
「主食を抜けば糖尿病はよくなる」レシピ集2011年(東洋経済新報社)
高雄病院の「糖質制限」給食2012年(講談社)
糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」おすすめレシピ集2012年(ナツメ社)
糖質制限の「主食もどき」レシピ2013年(東洋経済新報社)
高雄病院Dr江部が食べている「糖質制限」ダイエット2013年(講談社)
糖質オフのダイエット弁当2013年(家の光協会)
高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム
糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 2013年(講談社)
2週間チャレンジ! 糖質制限の太らない生活 2014年(洋泉社mook)
電子レンジで糖質オフの作りおき 2016年10月(宝島社)
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インフルエンザワクチンに比し、麻疹ワクチンが有効な理由。関空麻疹集団発生。
こんにちは。

関西空港での麻疹の集団発生が、記憶に新しいです。

「関空を2016年7月31日に利用した誰かから広がったとみるのが有力だ」

関空を運営する関西エアポート幹部は、関空関係者らが次々と麻疹に感染する「関空ルート」の起点を7月末と推定しています。

国内で8月9~11日に、麻疹を発症した4人が全員、7月31日に関空にいたことがわかり、麻疹の潜伏期間(10~12日)から逆算すると、この時期に関空にいた「誰か」から感染したとみられるためです。

4人の内訳は1人が関西エアポートのグループ会社の従業員、残り3人は一般客で、麻疹の遺伝子型も同じ「H1」で中国やモンゴルで多い型でした。

結局、関空関連のはしか感染者は、計43人となりました。

そのほとんどが、関空の職員と関係者でした。

9月6日に感染が判明した女性従業員を最後に新たな患者は確認されず、大阪府は、集団感染は終息したと発表しました。

それにしても、麻疹ウィルス、ほんのちょっとしたすれ違いくらいで、すごい感染力です。
空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染です。

血中抗体は麻疹ワクチン接種後約2週間から出現しますが、麻しんの患者と接触して緊急に発症を予防したい場合、接触後72時間以内に予防接種を受けることで発症を防御できる可能性があります。

ただし、100%ではないので、事前に予防接種を受けておくことが重要です。

さて、麻疹ワクチンはインフルエンザワクチンと違って、明確に感染防御にも流行予防にも有効です。

今回は、麻疹とインフルエンザの違いと、ワクチンの有効性の違いを検討してみます。

まず、厚生労働省のサイト(*)を読んでみました。

それによると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。

またウイルス分離・検出状況からは、平成22年11月以降は海外由来型のみであり、平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は見られません。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。

つまり、麻疹ワクチンを2回摂取することを徹底した結果、平成22年11月以降は、日本発の麻疹は消滅したわけで、劇的な効果を示しています。

そして、平成27年3月27日、WHOにより「日本が麻疹の排除状態」にあることが認定されたわけです。

毎年、流行を繰り返しているインフルエンザに対して、毎年インフルエンザワクチンを多くの日本人が接種していますが、流行は防げていません。

麻疹とインフルエンザで、何が違うのでしょう?

麻疹ワクチンもインフルエンザワクチンも、IgG抗体は作るけれど、粘膜面のIgA抗体は作れませんので、粘膜表面での感染防御は困難なのは同一なのに、何故効果にこれほどの差があるのでしょう?

検討してみます。

インフルエンザワクチンを注射することにより、IgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。

従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。

普通のインフルエンザウィルス(弱毒型)は、呼吸器と消化器でだけ生存できて、血中には入れません。

鳥インフルエンザの変異した強毒型(今のところなし)が危険なのは、血中に侵入できて、全身にウィルスがばらまかれるからです。

つまり血中に侵入した強毒型インフルエンザウィルスは、脳にも侵入してインフルエンザ脳炎を生じ得るので危険なのです。

従って強毒型インフルエンザウィルスに対しては、IgG抗体をつくる今のインフルエンザワクチンが一定有効な可能性がありますが、普通の弱毒型インフルエンザウィルスには、現行のインフルエンザワクチンは、感染防御に関しては、効果は期待できませんし、流行予防も困難なのです。

一方、麻疹は、麻疹ウイルスへの曝露から、発症まで7~14日間程度かかります。

その後カタル期(口腔粘膜症状と37~38度前後の風邪症状)が3~4日間続き、いったん解熱したあと半日で39~40度の発熱と全身の発疹がでます。

麻疹ウィルスが口腔粘膜から血中に入って全身にばらまかれるので、カタル期のあと「39~40度の発熱と全身の発疹」が出現すると考えられます。

麻疹ワクチンを接種している場合、麻疹ウィルスが口腔粘膜内に侵入したら、粘膜内の体液中のIgG抗体が、麻疹ウィルスと戦いを開始します。

従って、カタル期には、すでに麻疹ウィルスを駆逐すべく、IgG抗体が活躍しているので、血中に入るのを予防できる可能性が高いのです。

インフルエンザウィルスと違って発病までが長いし、血中に入るまでに一定の期間があるので、粘膜細胞内のIgG抗体が間に合うのです。

この時点で、ほぼ防衛成功と考えられます。

麻疹ウィルスが血中に入るのを防ぐことができれば、「39~40度の発熱と全身の発疹」が防げるので、感染源となることが激減して、流行もしないと考えられます。


結論です。

1)麻疹ウィルスは血中に侵入して全身に播種されるが、麻疹ワクチン接種によるIgG抗体がそれを防ぐ。従って高熱や発疹が予防できる。

2)インフルエンザワクチン接種によるIgG抗体では、感染防御は困難である。
 インフルエンザウィルスは血中に侵入できないので、麻疹ワクチンほどのIgG抗体による顕著な効果は期待できない。



江部康二



(*)厚生労働症のサイト
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/

I 麻しんに関する基礎知識

I-1 麻しんとはどんな病気ですか?

「麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。

近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています。」


Ⅰ-2 麻しんはどうやって予防するのですか?

「麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法といえるでしょう。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。」http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/

I-3  近年の麻しんの流行はどのような状況ですか?

「麻しんは毎年春から初夏にかけて流行が見られます。過去5年の推移を見ると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。患者発生の中心は0~1歳となった一方で、20歳以上の成人例の割合も増加しています。

またウイルス分離・検出状況からは平成22年11月以降は海外由来型のみであり、平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は見られません。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。

麻しんの流行状況等に関する情報は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページで確認することができます。国立感染症研究所感染症情報センターのホームページアドレスは、( http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html)です。」


I-4 なぜ、平成19・20年に10代から20代の人を中心に流行したのですか?

「かつては小児のうちに麻しんに感染し、自然に免疫を獲得するのが通常でした。しかし、麻しんワクチンの接種率の上昇で自然に感染する人は少なくなってきています。

10代から20代の人たちの中には、今まで一度も麻しんの予防接種を受けていない人がいます。そのうえ、そもそも予防接種は、一度で十分な免疫が獲得できるとは限らず、麻しんワクチンを一回接種しても、数%程度の人には十分な免疫がつかないことが知られています。そのような人達が蓄積していたものと考えられています。

さらに、麻しんワクチンの接種率の上昇に伴って、麻しんの患者数が減り、麻しんウイルスにさらされる機会が減少しました。そのため、幼少時にワクチンを1回のみ接種していた当時の10代から20代の人は免疫が強化されておらず、時間の経過とともに免疫が徐々に弱まって来ている人がいたことも原因の一つと考えられています。

Ⅰ-3で述べられているように、平成21年以降の10~20代の麻しんは激減し、患者発生の動向は変化しています。」


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
インフルエンザと解熱剤。使ってもいいのはアセトアミノフェンだけ。
おはようございます。

インフルエンザが心配な季節です。

2016年12月14日現在で、全国で警報レベルを超えている地域はまだありませんが、注意報レベルを超えている地域は、北海道、大阪府と、あと10県あります。

京都は、今のところ注意報には至っていません。

インフルエンザに関して、ブログ読者の皆さんを始め、日本中の人に知っておいて欲しいことがあります。

それはインフルエンザ罹患のとき、使ってもいい解熱剤はアセトアミノフェンだけということです。

商品名はカロナール、コカール、アンヒバなどです。

それ以外の、ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、アスピリン・・・これらの一般的なNSAIDSは、脳症のリスクがあるので全て使用してはいけません。


<脳炎と脳症の違い>

病理学的には、脳炎( encepahlitis)と は、ウィルスが直接脳に侵入、脳細胞に感染して増殖し炎症を起こすもので、脳神経細胞がウィルスによって直接破壊されます。

脳症( encephalopathy) は、脳の中にウィルスが存在しないのに脳が腫脹します。

インフルエンザウィルス感染により、まれに脳症が生じますが、原因は不明とされています。

インフルエンザウィルス自体による脳細胞の直接障害ではなく、何らかの原因により高サイトカイン血症などが引き起こされて、脳に浮腫などの障害をひき起こします。

すなわち、病理学的にはインフルエンザ脳炎は存在せず、インフルエンザ脳症が存在するということになります。

<インフルエンザウィルスは血中に入れない>

現時点でインフルエンザウィルスはA型もB型も新型も血中に入れません。

従って、インフルエンザウィルスが脳に直接感染することはないのです。

インフルエンザウィルスは、上気道・下気道・肺と消化管以外には感染できません。

マスコミでインフルエンザ脳炎とかインフルエンザ脳症と言っているのは、正確には「インフルエンザ関連脳症」という病名が一番適切です。

<麻疹ウィルスやヘルペスウィルスは血中に入れる>

麻疹ウィルスは血中に入れるので、脳にも感染して、まれではありますが、麻疹脳炎を生じ得ます。

ウイルス感染性脳炎としては単純ヘルペス脳炎が最も多いです。

日本脳炎ウィルスや狂犬病ウィルスも、脳炎を起こします。

<インフルエンザ脳症とサイトカインストーム>

インフルエンザ脳症の鍵となる現象は、サイトカイン・ストームと呼ばれる免疫系の異常反応です。

免疫細胞の活性化や機能抑制には、サイトカインと総称される生理活性蛋白質が重要な役割を担っています。

サイトカインは免疫系のバランスの乱れなどによってその制御がうまくいかなくなると、サイトカインストームと呼ばれるサイトカインの過剰な産生状態を引き起こし、ひどい場合には致死的な状態に陥ります。

全身の細胞から通常量をはるかに超えるサイトカインが放出され、体内を嵐のように駆け巡ります。

この過剰なサイトカインストームにより、インフルエンザ関連脳症が生じると考えられています。

サイトカインストームが起こる原因は、今のところ不明です。

しかし解熱剤がサイトカインストームに悪影響を与えている可能性が示唆されています。


<解熱剤>

平成21年の厚生労働省のインフルエンザ脳症ガイドラインには、ジクロフェナクナトリウム(商品名ボルタレン)、メフェナム酸(商品名ポンタール)の内服は、インフルエンザ脳症の予後不良因子の一つに挙げられています。

これらの解熱剤が、インフルエンザ脳症の死亡率を上昇させている可能性が示唆されています。

また、これらの解熱剤が、サイトカインストームを生じたきっかけになっている可能性も否定できません。

結局、安全性が確立している、解熱剤は、アセトアミノフェンだけです。

アセトアミノフェンの商品名は、カロナール、コカール、アンヒバ座薬などです。

インフルエンザにかかったときは、アセトアミノフェン以外の他の解熱剤(ロキソニン、ボルタレン、ポンタール、インダシン、ブレシン、アスピリン・・・)は使用してはいけません。

要するにアセトアミノフェンだけです。

なお、風邪などのウィルス感染でも同様の危険性は有り得ますので、私は、子どもは勿論のこと、大人にも解熱剤は、基本的的にアセトアミノフェンしか処方しません。


☆☆☆

http://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/05.html
独立行政法人 科学技術振興機構のサイトから抜粋

免疫系におけるサイトカインの役割

 病原体に対する免疫系の攻撃としては、主に好中球やマクロファージなどの自然免疫系の貪食細胞による貪食作用、キラーT細胞による細胞傷害性物質の放出による宿主細胞の破壊、B細胞が産生する抗体による病原体の不活化などがあります。このような免疫細胞の活性化や機能抑制には、サイトカインと総称される生理活性蛋白質が重要な役割を担っています。サイトカインには白血球が分泌し、免疫系の調節に機能するインターロイキン類、白血球の遊走を誘導するケモカイン類、ウイルスや細胞の増殖を抑制するインターフェロン類など、様々な種類があり、今も発見が続いています。サイトカインは免疫系のバランスの乱れなどによってその制御がうまくいかなくなると、サイトカインストームと呼ばれるサイトカインの過剰な産生状態を引き起こし、ひどい場合には致死的な状態に陥ります。サイトカインは本来の病原体から身を守る役割のほかに、様々な疾患に関与していることが明らかになってきています。

 平野チームは、自ら発見したサイトカインの一種であるIL-6が自己免疫疾患の発症制御において、中心的な役割を担っていることを独自に開発した疾患モデルマウスを用いて明らかにしています。また、免疫細胞の中枢神経系への侵入口を発見したことから、神経系自己免疫疾患の発症仮説を提唱しています。岩倉チームは、炎症性サイトカインであるIL-17ファミリー分子の機能的役割を解析する中で、これらファミリー分子が感染防御と炎症抑制において、役割分担されていることを見出しています。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
京都江部粉を使った糖質制限パン
おはようございます。

先日入院された患者さんから、「普段は◯◯のパンを食べてましたが、食後に血糖値を測ると上がっているんです。」との話を聞きました。

確かに、読者の皆様から

「○○の糖質制限パンは食べて大丈夫なのでしょうか?」

と言った質問を頂きます。

糖質制限パンと名うっているメーカーのパンがいろいろと販売されていますが、 確かに一般の小麦のパンに比べたら、糖質が少ないことは間違いないと思います。

ただ残念ながら、糖質表示が過小の商品もあることは間違いないようです。

表示してある糖質量から換算するよりも、かなり大きく血糖値を上げてしまう糖質制限パンもあるので、一定の注意が必要ということです。

私自身、友人に頼んで某メーカーの糖質オフケーキを取り寄せて人体実験してみたところ、糖質表示量の、2.5倍くらい血糖値上昇がみられました。

普通のケーキよりはましですが、やはりこれではフェアではなく、如何なものかと思います。

また、あらてつさんに何社かのふすまパンと糖質制限パンの実験台にされましたが、こちらも同じく表示してある糖質量よりも大きな血糖値の上昇が見られました。

血糖自己測定器を持っている人は、自分で確かめた方が無難です。

血糖自己測定器を持っていない人は、ドラッグストアで尿糖試験紙を購入して、食後1時間程度の尿糖を測定してみましょう。

もし尿糖陽性なら、血糖値が180mgを超えた可能性が高いので注意が必要です。

その点、私が監修している糖質制限ドットコムの糖質制限パンは、私自身が開発段階から何度も試食と血糖検査を行い、大学の専門家の助言を受け完成した糖質制限ミックス粉、京都江部粉を使用しています。

膨大な手間と時間をかけて、研究・研鑽を積んできましたので、京都江部粉を使用した糖質制限ドットコムの糖質制限パンより、実際に血糖値をあげる糖質含有量が少ないパンは、この世に存在しないと自負しています。

タイプも3種ありますので、それぞれ食べ方に合わせて選んで頂けます。


おいしい糖質制限ぱん
おいしい糖質制限パン(5個入)
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail6.html


しょくぱん
おいしい糖質制限食パン(5枚入)
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail72.html


やまぱん
ローカーボ山形食パン
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail7.html


それぞれ、一流のパン職人さんに1点1点手作りで焼いて頂き、血糖値の上昇を最低限に抑え、尚且つ小麦のパンに限りなく近づいたおいしい糖質制限パンになっています。

また、ご家庭で糖質制限パンを焼きたい方は、京都江部粉を家庭用にアレンジした

えべこ

お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html

が良いでしょう。

これは、ホームベーカリーでも簡単に糖質制限パンを焼けるように京都江部粉を改良したものです。

京都江部粉を使った糖質制限パン、お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉とも、糖尿病人、メタボ人、ダイエッターと全ての糖質セイゲニストの皆さんに、自信を持ってお勧め致します(^^)

是非、お試しあれ。


なお、一部、マーガリンを使って「糖質制限食」と謳っているメーカーがあるそうですが、私が糖質制限食でマーガリンを勧めることはありえませんのでご注意下さい。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
「糖質制限」が子供を救う、三島学著、江部康二監修、大垣書店、刊行。
おはようございます。

「糖質制限」が子供を救う
三島学/著 江部康二/監修
発行 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
発売 ㈱大垣書店
定価760円(税別) / 820円(税込)2016年11月


北九州市三島塾、三島学塾長のご著書が刊行されました。

日本で初めての、いやいや世界で初めての、「子供の糖質制限」の本です。

世界で初めての本ですから、大変な価値があります。

現時点で、
全国書店ネットワーク e-hon のサイトで
総合ランキングで19位と健闘しています。 ヾ(^▽^)  

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SE/Genre?dcode=06&ccode=99

現在、発売されている全ての本のなかで、19位ですから価値があります。
8位が『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部』 
J.K.ローリング ジョン・ティファニー ジャック・ソーン/著 静山社
です。

楽天に出品しているオンラインの書店
http://product.rakuten.co.jp/product/-/7b935310829bcc05fb7f4190380b9612/
で、購入できるようです。

全国書店ネットワーク e-hon のサイトでも、購入できます。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SE/Genre?dcode=06&ccode=99

大垣書店の各店舗でも、ご購入頂けます。

■大垣書店: http://www.books-ogaki.co.jp/

日本全国の最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。

高雄病院売店
高雄病院京都駅前診療所
江部診療所
でも、購入可能です。

興味が湧いた方は是非、ご購入いただけば幸いです。

楽天自身の本屋でも取り寄せ可能となりました。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/
ランキング4位と健闘しています。


アマゾンの本屋でも、掲載されましたが、現在在庫切れです。



出版にこぎつけるまで、とても苦労しています。

以下の私の前書きを、ご一読いただけば、大変嬉しいです。


江部康二


糖質制限が子供を救う

前書き

「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)を日本初の糖質制限食の本として世に出したのが2005年です。

その後、糖質制限食はどんどん普及していき、2015年4月には東大病院でさえ緩やかな糖質制限食を提供する時代となりました。

そして今回の三島学さんの『「糖質制限」が子供を救う』は、日本で初めての子供の糖質制限の本です。

私が常々言っているように糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食ですので、大人は勿論のこと子供の健康にもおおいに役立つはずです。そのことを証明するため、子供の糖質制限に実績のある三島学さんに執筆をお願いしたのです。

実際、糖質制限食実践で、速やかに子供達の眠気がなくなり、多動がなくなり、集中力が増します。

結果、学力はどんどん向上して、偏差値も上昇、受験も成功です。そのような実例が本書には満載であり、読めば、まさに目から鱗が落ちると思います。

子供の糖質制限といえば、2013年8月31日(土)「日本糖質制限医療推進協会立ち上げ記念パーティーin大阪」での出来事を思い出します。

宴たけなわで、盛り上がっていた時に、私が、『「糖質制限」が子供を救うという本を、執筆中の、三島学塾長です。』と紹介したところ、大騒ぎになってしまったのです。50人の参加者で大盛況だったのですが、糖質制限賛成派の医師も、10名近くおられました。

その糖質セイゲニストの医師達のなかで、お二人ほど、「大人の糖質制限は大賛成だけど、子供の糖質制限はもっての外だ。」という立場の人がいて、大論争になってしまいました。

『「糖質制限」が子供を救う』という革命的なタイトルの本ですが、当時は自分で糖質制限をしている医師でさえも「子供にはNG」という立場の人もあり、子供の糖質制限には逆風だったのです。

その後、私自身が本を刊行している様々な出版社10社近くに声をかけたのですが、実に全滅でした。一社だけ、担当者は趣旨に賛成してくれたのですが、会社の全体会議で大反対されて、没となりました。ある程度、予測はしていたのですが、世間一般の常識からすると「子供の糖質制限」などとんでもないという認識だったのです。

ここに到って、私も覚悟を決めて、(一社)日本糖質制限医療推進協会から自費出版することにしました。幸い京都の大垣書店さんが、編集を引き受けて下さり、やっと日の目を見ることができました。

本書は、インターネット通販サイトや大垣書店の店舗でご購入頂けます。最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。大変、価値のある画期的な内容の本ですので、私のブログでどんどん紹介したいと思います。

また夏井睦先生や宗田哲男先生などにもご協力頂き、ネットの情報網を総動員で世に広めようと思っています。

本書が眠気や集中力のなさや多動などのため、学力不足で困っている多くの子供達のお役に立てれば幸いです。

一般財団法人高雄病院 理事長
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会 理事長
江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食と腎機能検査、シスタチンC、クレアチニン、BUN
こんばんは。

スーパー糖質制限食開始後は、食後血糖値はリアルタイムに改善します。
一方、尿素窒素(BUN)が上昇することがあります。

尿素窒素(BUN)の一般的な正常値は8~20gm/dlくらいですが、スーパー糖質制限食中は、21~30mg/dl程度に上昇することがあります。

腎機能検査の一つである、BUNが基準値より高値であれば、誰でも気になりますよね。

でも、血清クレアチニン値や血清シスタチンC値が基準値内なら、BUNが高値でも生理的なものであり、腎機能障害ではないので心配ないです。

それでは、尿素窒素(BUN)がスーパー糖質制限食実践で、何故生理的高値になるのかを考えてみます。

細胞内の蛋白質が限度まで満たされると、体液中のアミノ酸は分解され、エネルギーとして使われたり、主に脂質あるいは、わずかながらグリコーゲンとして貯蔵されます。この大部分は、肝臓で行われます。

アミノ酸分解産物であるアンモニアが、そのままでは神経毒性を有するため、肝で尿素サイクルの代謝をうけて無害な尿素が産生されます。

尿素のほとんどは、腎臓の糸球体で濾過されて尿中に排泄されますが、その一部は再吸収され、血中に戻されます。

一部再吸収されるので、高タンパク食(糖質制限食)により血中尿素窒素(BUN)が高値となることがありますが、これは生理的な現象で、腎機能障害ではありません。

また、高タンパク食(糖質制限食)で、正常な腎臓に負担がかかるということもありません。

従いまして糖質制限食実践中の方において、BUN軽度高値でも、血中クレアチニン値や血中シスタチンCの値が正常であれば問題ありませんのでご安心ください。

血清シスタチンCは、血清クレアチニンよりは、かなり鋭敏な腎機能検査の指標で、初期の腎機能障害を拾い上げることができます。

つまりクレアチンが異常値になった段階はすでに、腎障害はあるていど進んでいる段階なので要注意なのです。

血清クレアチニン値は、GFRが30ml/min前後に低下する時期から上昇するのに対し、血清シスタチンC値はGFR 70ml/min前後に低下したころから上昇します。

したがって、シスタチンCはクレアチニンより初期の段階から腎機能障害をチェックできる利点があります。

シスタチンCを用いた、eGFR (eGFRcys) は、食事や筋肉量、運動の影響を受けずに、糸球体濾過量を反映するので、実際の腎機能を示す最もよい指標と考えられます。

『CKD診療ガイド2012』において、 「るいそうまたは下肢切断者などの筋肉量の少ない場合には、eGFRcysがより適切である」と、クレアチニンを用いた場合よりもシスタチンCを用いたeGFRが望ましいとされています。

なお血清クレアチニンは、尿素窒素よりは腎機能以外の要素の影響は受けにくいのですが、筋トレとかで筋肉量が多い人は、やや高値となります。また検査前に運動で筋肉を酷使した後などにもクレアチニンは高値となります。

この場合は、血清クレアチニンが高値でも腎機能傷害ではありません。

このようなとき、血清シスタチンCを検査すれば本当の腎機能がわかります。

血液による腎機能検査の基準値
尿素窒素(BUN):8~20mg/dl
クレアチニン:0.6~1.1mg/dl
血清シスタチンC:0.53~0.95mg/dl


上記数値は、検査機関により差がありますが、およその基準値です。
血清シスタチンCは、男女で基準値が違う検査機関もあります。

eGFRの計算式は「シスタチンC eGFR」で、グーグルで検索すればすぐ表示されます。

年齢、性別、血清シスタチンC値を記入すれば計算できます。

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
名鉄ニューグランドホテル、低糖質フルコースとお話し。ご報告。
こんばんは。

2016/12/18(日)11:00から名鉄ニューグランドホテルで、糖質制限食のお話しをしました。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画
江部先生と幸せカラダになろう!
~ホテルの糖質制限スペシャルランチで、健康と美をあなたに~


¥8000-で、やや高額なので皆さんに来て頂けるのか、実は、やや心配でした。

ふたを開けてみると、94名の参加者があり、大賑わいで、嬉しい限りでした。

「フレンチフルコースランチディナー」と「講演会」のダブルですので、意外にお得感があったのかもしれませんね。

私の講演のあと、質疑応答が20分間でした。

お酒、緩やかな糖質制限への評価など多くの質問にしっかりお答えしました。

12:30から、榊原秀治料理長渾身の低糖質フルコースを堪能しました。

・クリームチーズのサーモン巻
・キノコのココット
・貝柱のバター焼き
・子羊のロースト
・糖質制限パン、バター、オリーブオイル
・チーズケーキ
・ミントのよく効いたハーブティー


結構なボリュームで、とても美味しかったです。
全部で、糖質は19.22gと「スーパー糖質制限食」クリアです。

食事のあとは、本の販売とサイン会でした。
たくさんの参加者の皆さんに、拙著をご購入頂き、ありがとうござました。

実は、夏井睦先生に、奨められて、インターネットのサイトで、オリジナルの「サイン」を注文していてもうすぐ完成の予定なのですが、今回は惜しくも間に合いませんでした。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画であり、女性らしい、きめ細やかな配慮の運営で、私としてもおおいに感謝です。

担当して頂いた丹羽由希子さん、ありがとうございました。

ブログ読者の皆さんも、いつも多数のご参加、ありがとうございます。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スーパー糖質制限食で血糖、グリヘモ、体重改善。尿中ケトン体は?
【16/12/17 あわわ

江部先生

おはようございます。
あわわと申します。

以前、9月末に先生に質問させていただき、10月からスーパー糖質制限を始めました。

それまでは緩い糖質制限を昨年11月からして、
(身長168 年齢35です)
昨年11月、糖尿病と診断
エクア、クレストール10 エパデール500服用
ヘモグロビンa1c 7.0
血糖値120
体重99
中性脂肪398
今年9月末 数値が下がっても薬を減らすことを検討いただけなかったので、糖質制限に理解のある病院に行ってみました。
クレストール2.5のみになる。
ヘモグロビンa1c5.9
血糖値88
体重79
中性脂肪66

現在 クレストール2.5のみ
ヘモグロビンa1c5.5
血糖値90
体重72
中性脂肪67
と、10月からスーパー糖質制限を始めたところ、すんなり体重も減りました。
ただ最近減り幅が小さくなってきてはいますが‥
江部先生ありがとうございました。
今後もスーパー糖質制限を続け、体重をBMI22まで落としたいとおもいます。

最後に質問させていただきたいのですが、ケトスティックでケトン体を測っていたのですが、2週間まえからケトン体が2+以上の検出が1日置き、2日置きとなり、先週半ばからケトン体が検出されなくなりました。食事内容は変えていないつもりなのですが、やはりなんらかの糖質をとってしまっているからでしょうか? 】


身長168cm 年齢35歳
2015年11月、糖尿病と診断
エクア、クレストール10 エパデール500服用
ヘモグロビンa1c 7.0 %
血糖値120mg/dl
体重99kg ・・・BMI:35.1
中性脂肪398mg/dl


緩い糖質制限を実践して
数値が下がっても薬を減らして貰えないので、
2016年9月、糖質制限に理解のある病院に転院。
クレストール2.5のみ服用。
ヘモグロビンa1c5.9%
血糖値88mg/dl
体重79 kg・・・BMI:27.99
中性脂肪66mg/dl

2016年10月からスーパー糖質制限食を開始。
2016年12月
クレストール2.5のみ服用。
ヘモグロビンa1c5.5%
血糖値90 mg/dl
体重72kg・・・BMI:25.51
中性脂肪67 mg/dl



あわわ さん
血糖値、HbA1c、中性脂肪が改善して、薬が減量できてよかったです。
薬は兎に角、少ない方がいいです。
体重減少も素晴らしいです。

BMIは22までならなくても、 23~24くらいでも大丈夫と思います。

スーパー糖質制限食で、その人の体調が一番いいあたりで体重は落ち着くと思います。

適切なBMIは、20以上25未満で、その個人により違います。

BMIが25を切ってくれば、クレストールの休薬も主治医と相談しましょう。


尿中ケトン体ですが、スーパー糖質制限食を開始したら、通常数日で、陽性になります。
血中ケトン体が高値となり、尿中に排泄されるからです。

個人差がありますが、スーパー糖質制限食実践者なら血中総ケトン体値は、300~1500μM/Lくらいです。
一般的な基準値は26~122μM/Lです。

血中ケトン体高値が、2~3ヶ月続くと体内の心筋や骨格筋など体細胞が、効率よく利用するようになります。
そのため少々、血中ケトン体が高値でも、尿中にはでなくなります。

あわわ さんも、スーパー糖質制限食開始後、2ヶ月半ですので血中ケトン体高値でも、尿中ケトン体陰性となっても自然経過と考えられます。

すなわち問題なしです。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
インフルエンザワクチンの効果は?
おはようございます。

そろそろインフルエンザが流行する季節となってきました。
2016年は、例年に比べて患者が多い傾向にあり、要注意です。

沖縄県では一足早く、10月にはインフルエンザの流行が始まっていました。
東京都は、2016年11月24日に流行開始宣言がだされました。

さて、インフルエンザワクチンを接種した人も接種してない人もいると思います。
今年のワクチンは、4種類のインフルエンザウイルス株が含まれています。

是非、知っておいて欲しいことは、インフルエンザワクチンは万能ではないということです。

感染防御力は基本的になくて、重症化を防ぐことが期待されるていどの効能です。

ワクチンを打っている人も打っていない人も、手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。

特に、手洗いが思った以上に有効です。

ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。

外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。

咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。

外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。

以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。

インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、マスク等せきエチケットも忘れないでください。


インフルエンザにかかった人は、必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です。

<インフルエンザワクチンの有効性>

インフルエンザワクチンは、季節性にも新型にも対応しています。

しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。

感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。

理論的に考えても、ワクチンを接種することによりIgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。

従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。


下記は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。

【7.インフルエンザワクチンの問題点

(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を完全に阻止することは難しいと考えられます。」

(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる気道の粘膜免疫や、回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では大きな短所であると考えられています。

しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには期待出来ると考えられています。」】


<院内感染>

例年と同様に2014年、2015年も全国各地の病院や施設で、職員や患者さんにインフルエンザの集団感染が発生しました。
高齢の患者さんの死亡者も出ています。

これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。

このように、感染防御にはワクチンは、実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。

そもそもインフルエンザワクチンは「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。

感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。


<誤解>

ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、水際で感染防御できると誤解しておられるのです。

私は、過去10年間以上、友人の医師などに、感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、皆なかなか信じてもらえませんでした。どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。

ここ数年、新聞などでもやっと、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。

逆に言えば、過去10年以上、あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。

インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、私はこのことを説明して、

「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」

と付け加えます。

<必要性>

別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。

65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、接種する意味はありますね。


<感染防御>

①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
 診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
 マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクをして乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクをする。
  その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
 できればノンタッチごみ箱に廃棄すること

ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。

これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。


<終わりに>

インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。

ブログ読者の皆さんには、インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて今回記事にしました。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
京都西院菓子職人さんから、糖質制限スティックケーキ新発売です。
おはようございます。

今日は、糖質制限スイーツの第一人者、京都西院、菓子職人さんから、新商品登場のお知らせです。

先月、菓子職人さんの糖質制限クッキーを紹介しましたが、今日はクッキーに続く新しい焼き菓子、糖質制限スティックケーキです。

スティック


京都西院の洋菓子店、菓子職人の稲井シェフは、私の依頼で、日本で初めて糖質制限スイーツを作ってくださったパティシエさんです。

世界初の糖質制限生チョコレート、ショコラ・ド・ゼロや、これまた世界で初めてホールケーキのクリスマスケーキシリーズを作ってくださった、まさに糖質制限スイーツの第一人者です(^^)

菓子職人さんは、日本全国の百貨店でも引っ張りだこで、クリスマスやバレンタイン、ホワイトデーなどは全国各地で出店されていました。

ですが稲井シェフ、「今年は糖質制限のスイーツに集中したい」と、百貨店からの依頼を全て断られ、糖質制限スイーツの開発に取り組まれました。

その乾坤一擲の新糖質制限スイーツの第一弾として、今年の糖質制限クリスマスケーキが発売され、大好評のうちに予約終了となりました(^^)

そして第二弾が前回紹介した糖質制限サクサククッキー、第三弾が今回の糖質制限スティックケーキになります。

菓子職人さんのクッキーやフィナンシェなどの糖質制限焼き菓子は以前もありましたが、原材料の入手が困難となり販売が休止していました。

今回は、全く新しい原材料とレシピで、一から製造方法を見直したそうです。

その結果、これまでは糖質制限で実現が難しかったスティックケーキが完成、お店にある小麦粉のスティックケーキと同じ、いや、それ以上のふんわりしっとりなスティックケーキが完成しました(^o^)

どれだけ通常のスティックケーキと変わらなかったかと言うと、初めて試作を食べた時、菓子職人さんで売られている小麦粉のスティックケーキと間違えて食べてしまったと思ったくらいです(^_^;)

糖質制限かどうかというレベルではなく、もう異次元の美味しさです\(^o^)/

百貨店の出店を全て断り、我々糖質セイゲニストの為に全精力をかけてスイーツの開発に取組んでくれる稲井シェフに、大きな感謝を送りたいと思います。m(_ _)mVV

今回発売されたスティックケーキは全部で5種類。

もちろん、5種類とも私江部康二が徹底して試食と血糖測定を行っていますので、糖尿人の皆さんにも自信を持ってお勧めできます。

以下、測定結果です。

チョコレート
2016/11/23(水)
10:30 血糖値:110mg
チョコレートスティックケーキ1本摂取
11:30 血糖値:111mg
12:30 血糖値:102mg

チーズ
2016/11/23(水)
16:05 血糖値:119mg
チーズスティックケーキ1本摂取
17:05 血糖値:128mg
18:05 血糖値:119mg

カフェ
2016/11/24(木)
18:00 血糖値:108mg
カフェスティックケーキ1本摂取
19:00 血糖値:120mg
19:40 血糖値:112mg

抹茶
2016/11/28(月)
17:00 血糖値:111mg
抹茶スティックケーキ1本摂取
18:00 血糖値:113mg
18:30 血糖値:106mg

紅茶
2016/12/1(木)
16:50 血糖値:101mg
紅茶スティックケーキ1本摂取
17:50 血糖値:105mg
18:20 血糖値:100mg

全て合格、稲井シェフ、グッジョブです\(^o^)/

糖尿人、メタボ人、ダイエッターの皆さん、稲井シェフの糖質制限スイーツにかける情熱と私、江部康二の血糖測定が生み出した究極の糖質制限サクサククッキー、是非一度お試しあれ(^^)


江部康二



詳細と予約受付はこちらです。
↓ ↓ ↓
糖質制限 スティックケーキ
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail184.html

稲井社長と康二先生



テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
ノロウィルス対策。厚生労働省Q&Aなどから引用・抜粋。
こんばんは。

ノロウィルスが、全国的に流行ってきました。
今年は例年より流行がきついようです。
高雄病院でも、ノロウィルスの第一号患者さんが、受診されました。

ノロウィルスはインフルエンザウィルスより、はるかに感染しやすいので注意が必要です。

ノロウィルスで直接死亡することは、まずありません。
しかし、高齢者などでは、下痢・嘔吐による脱水や、吐瀉物による気道閉塞で死亡する場合もあります。
脱水には点滴での水分補給が有効です。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、主として経口で感染します。

患者のふん便や吐瀉物には、大量のノロウィルスがいます。

とくに、感染源となりやすいのは吐瀉物です。

吐瀉物がじゅうたんにあって、乾燥しても12日間くらいは感染力があります。

また、乾燥した吐瀉物が微細な浮遊物となって感染源となります。

床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスク手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等で静かに拭き取ります。

拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(*)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。

おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。

食品からの感染予防には加熱が有効です。

二枚貝の加熱調理でウイルスを失活させるには、中心部が85~90℃で少なくとも90秒間の加熱が必要とされています。

手洗いは、感染予防に極めて有効です。
手指、手掌、手背、爪、指間、全てを万遍なく洗うことが必要です。
15秒ぐらいかけて洗います。
消毒タイプで液体の石鹸があれば、使用します。
石鹸がなければお湯洗い・水洗いだけでも充分有効です。
手に残った水分は素早く拭き取ります。使い捨てのペーパータオルがいいです。

(*)
■次亜塩素酸ナトリウムの消毒液の作り方(広島市、福山市のサイトから引用)

ノロウイルスに対しては塩素系消毒剤である 次亜塩素酸ナトリウム による消毒が有効です。
次亜塩素酸ナトリウムは、薄めて使用します。
市販されている家庭用塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチなど)の濃度は、約5%です。
■便やおう吐物が付着した床,衣類,トイレなどの消毒をする場合…
濃度が 0.1%(1,000ppm) の消毒液を作ります。(1リットルの水にハイター20ml))
■おもちゃ,調理器具,直接手で触れる部分などの消毒をする場合…
濃度が 0.02%(200ppm) の消毒液を作ります。(1リットルの水にハイター5ml))
●家庭用塩素系漂白剤のキャップの容量は通常20ml~25mlです。容器に書いてありますので、確認して使用してください。

【消毒液(次亜塩素酸ナトリウム溶液)を扱うときの注意】
・使用する時は換気を十分に行ってください。
・有毒な塩素ガスが発生しますので,酸性のものと絶対に混ぜないでください!
・皮膚への刺激が強いので,直接触れないよう,ビニール手袋などを使用してください。
・皮膚に付着した場合は,直ちに大量の水で十分洗い流してください。
・目に入った場合は,直ちに大量の水で十分洗い流し,医師の診察を受けてください。
・消毒液は,濃度が高いほどノロウイルスに対して有効ですが,反面,金属が錆びたり,
漂白(変色)作用が強くなったりしますので,注意してください。
・金属に使用した場合は,消毒後,水で洗い流すか,ふき取るなどしてください。

★ 感染経路(広島市のサイトから引用)
 感染経路は、基本的にはノロウイルスが口から入り、消化器に達して主に腸管で増殖して感染します。
ノロウイルスが口に達する経路は様々で、具体的な経路を下に示しました。
 感染性胃腸炎の原因となる病原体の中でも、ノロウイルスは他の病原体と異なり、経口感染や接触感染のみならず、
飛沫感染や空気感染を起こすことが最近になってわかってきました。
 これらの感染経路を理解することが、予防する上で大切です。

1. 経口感染(食中毒)
 ・ウイルスに汚染された食品(二枚貝に含まれていることがあります。)を、
  生または十分に加熱しないで食べた場合。
 ・感染した人が調理して食品や水が汚染され、それを食べたり飲んだりした場合。
2. 接触感染
 ・感染した人の便や吐物にふれ、手指をとおして口から入った場合。
 ・感染した人の手指や感染した人が触れた衣服、器具等に接触し、手指をとおして口から入った場合。
3. 飛沫感染
 ・患者の便や吐物が飛び散り、その飛沫(ノロウイルスを含んだ小さな水滴。1~2m飛散します。)を吸い込んだ場合。
 ・便や吐物を不用意に始末したときに発生した飛沫を吸い込んだ場合。
4. 空気感染
 ・患者の便や吐物の処理が不十分なため、それらが乾燥して飛沫よりもさらに細かい粒子となって空気中を  漂い、それを吸い込んだ場合。この場合感染源からかなり離れた場所でも、感染する可能性があります。


江部康二


☆☆☆
以下厚生労働省のサイトから引用・抜粋

厚生労働省・ノロウイルスに関するQ&A
(作成:平成16年2月4日 最終改定:平成27年6月30日)

 ノロウイルスによる食中毒及び感染症の発生を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識と予防対策等について理解を深めていただきたく、厚生 労働省において、次のとおりノロウイルスに関するQ&Aを作成しました。今後、ノロウイルスに関する知見の進展等に対応して、逐次、本Q&Aを更新してい くこととしています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

Q1 ノロウイルスによる胃腸炎はどのようなものですか?
A1 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、
特に冬季に流行します。
 ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
 ノロウイルスについてはワクチンがなく、
また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
 従って、皆様の周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。
患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
(1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
(2)下痢やおう吐等の症状がある方は、
  食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
(3)胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、
  感染を広げないようにしましょう。
  特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、
  加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。
  また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。


Q3 ノロウイルスはどうやって感染するのですか?
A3
 このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、
 次のような感染様式があると考えられています。
(1)患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感 染した場合
(2)家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫 感染等直接感染する場合
(3)食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を 行う者などが含まれます。)が感染しておりその者を介して汚染した食品を食べた場合
(4)汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
(5)ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合
 などがあります。
 特に、食中毒では(3)のように食品取扱者を介してウイルスに汚染された食品を原因とする事例が、近年増加傾向にあります。
 また、ノロウイルスは(3)、(4)、(5)のように食品や水を介したウイルス性食中毒の原因になるばかりでなく、(1)、(2)のようにウイルス性急性胃腸炎(感染症)の原因にもなります。この多彩な感染経路がノロウイルスの制御を困難なものにしています。


Q8  ノロウイルスに感染するとどんな症状になるのですか?
A8
 潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。


Q9 国内でノロウイルスの感染による死者はいますか?
A9
 病院や社会福祉施設でノロウイルスの集団感染が発生している時期に、当該施設で死者が出たことがあります。
 しかし、もともとの疾患や体力の低下などにより介護を必要としていた方などが亡くなった場合、ノロウイルスの感染がどの程度影響したのか見極めることは困難です。
 なお、吐いた物を誤嚥することによる誤嚥性肺炎や吐いた物を喉に詰まらせて窒息する場合など、ノロウイルスが関係したと思われる場合であっても直接の原因とはならない場合もあります。


Q10 発症した場合の治療法はありますか?
A10
 現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。このため、通常、対症療法が行われます。特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。
 止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。


Q13 ノロウイルス食中毒の予防方法は?
A13
 ノロウイルス食中毒を防ぐためには、(1)食品取扱者や調理器具などからの二次汚染を防止する (2)特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱することが重要です。特に、ノロウイルスに感染した人のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるため、大量調理施設の食品取扱者がノロウイルスに感染していると、大規模な食中毒となる可能性があります。


Q15 手洗いはどのようにすればいいのですか?
A15
手洗いは、 手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。 調理を行う前(特に飲食業を行っている場合は食事を提供する前も)、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず行いましょう。常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
なお、消毒用エタノールによる手指消毒は、石けんと流水を用いた手洗いの代用にはなりませんが、すぐに石けんによる手洗いが出来ないような場合、あくまで一般的な感染症対策の観点から手洗いの補助として用いてください。


Q16 ノロウイルスに汚染された可能性のある調理台や調理器具はどのように殺菌したらいいのですか?
A16
一般的な感染症対策として、消毒用エタノールや逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が用いられることがありますが、ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウム※や加熱による処理があります。
 調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。
 また、まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
 なお、二枚貝などを取り扱うときは、専用の調理器具(まな板、包丁等)を使用するか、調理器具を使用の都度洗浄、熱湯消毒する等の対策により、他の食材への二次汚染を防止するよう、特に注意するよう気をつけましょう。
※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)


Q18 ノロウイルスによる感染性胃腸炎のまん延を防止する方法は?
A18
 家庭内や集団で生活している施設においてノロウイルスが発生した場合、そのまん延を防ぐためには、ノロウイルスに感染した人のふん便や吐ぶつからの二次感染、ヒトからヒトへの直接感染、飛沫感染を予防する必要があります。
 毎年、11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行しますが、この時期の乳幼児や高齢者の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。


Q19 患者のふん便や吐ぶつを処理する際に注意することはありますか?
A19
 ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。したがって、嘔吐症状が強いときには、小腸の内容物とともにウイルスが逆流して、吐ぶつとともに排泄されます。このため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となりうるので、その処理には十分注意する必要があります。
 12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例も知られており、時間が経っても、患者の吐ぶつ、ふん便やそれらにより汚染された床や手袋などには、感染力のあるウイルスが残っている可能性があります。このため、これら感染源となるものは必ず処理をしましょう。
 床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
 おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)
 また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。
 11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児や高齢者の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。
※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)


Q20 吐ぶつやふん便が布団などのリネン類に付着した場合はどのように処理をすればよいですか。
A20
 リネン等は、付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いします。その際にしぶきを吸い込まないよう注意してください。下洗いしたリネン類の消毒は85℃・1分間以上の熱水洗濯が適しています。ただし、熱水洗濯が行える洗濯機がない場合には、次亜塩素酸ナトリウム※の消毒が有効です。その際も十分すすぎ、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。また、下洗い場所を次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で消毒後、洗剤を使って掃除をする必要があります。次亜塩素酸ナトリウム※には漂白作用があります。薬剤の「使用上の注意」を確認してください。
※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)


Q21 感染者が使用した食器類の消毒はどのようにしたらよいですか?
A21
 施設の厨房等多人数の食事の調理、配食等をする部署へ感染者の使用した食器類や吐ぶつが付着した食器類を下膳する場合、注意が必要です。可能であれば食器等は、厨房に戻す前、食後すぐに次亜塩素酸ナトリウム液に十分浸し、消毒します。
 また、食器等の下洗いや嘔吐後にうがいをした場所等も次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で消毒後、洗剤を使って掃除をするようにしてください。

※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)


Q22 感染者が発生した場合、環境の消毒はどのようにしたらよいですか?
A22
 ノロウイルスは感染力が強く、環境(ドアノブ、カーテン、リネン類、日用品など)からもウイルスが検出されます。感染者が発生した場合、消毒が必要な場合次亜塩素酸ナトリウム※などを使用してください。ただし、次亜塩素酸ナトリウム※は金属腐食性がありますので、消毒後の薬剤の拭き取りを十分にするよう注意してください。
※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2016/12/18(日)、名鉄ニューグランドホテルで、低糖質フルコースとお話し。
こんにちは。

2016/12/18(日)11:00から名鉄ニューグランドホテルで、糖質制限食のお話しをします。
70分間の講演と20分間の質疑応答です。

私の講演のあとは、12:30から、シェフ渾身の低糖質フルコースを堪能していただきます。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画となります。

名古屋、愛知、東海、中部の皆さん、是非、美味しく楽しく糖質制限食をご一緒しましょう。

現在、70名のご参加です。

ご予約の締め切りは、2016/12/14(水)です。


江部康二


☆☆☆


以下、事務局からのご案内です。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画
江部先生と幸せカラダになろう!
~ホテルの糖質制限スペシャルランチで、健康と美をあなたに~

糖質制限(ローカーボ)食は痩(そう)身の他、糖尿病や生活習慣病、認知症予防、長寿などの観点からも普及しています。しかし、誤解や注意点も。正しく理解し、実践していただくための企画。糖質制限はカロリー制限ではありません。おなかいっぱいめしあがれ、長く続けられるライフスタイル。自らも長年実践される江部医師が正しい糖質制限についてお話し、実践するうえでのご疑問やご心配にも明快にお答え。学び、味わうランチディナーショーです。

江部 康二医師

えべ・こうじ 内科医・漢方医、(財)高雄病院理事長。1950年、京都府生まれ、京都大医学部卒。2001年、糖質制限食への取り組みを本格化。翌年、自身に糖尿病が発覚したことから、更に糖尿病治療の研究に力を注ぎ、数多くの臨床活動の中から糖質制限食の体系を確立。自らも実践し、メタボ・糖尿病を克服した糖質制限食の第一人者。

人気ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』で、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信や、寄せられる質問にも回答し、精力的に糖質制限の普及に努める。著書に『主食を抜けば糖尿病は良くなる』(東洋経済新報社)、『主食をやめると健康になる』(ダイヤモンド社)、『人類最強の「糖質制限」論』(SB新書)等、監修書も多数。

~大満足!低糖質フルコース~

ゆったりと、カラダにやさしい、美味しいランチをおなかいっぱい
ポッコリおなかに悩む方、血糖値が気になる方も全部食べてOK!
低糖質の食材・味付けで、バリエーションに富んだ驚きのフレンチです。

☆ホテルシェフ考案の糖質制限レシピもプレゼント!
☆アンケートに回答いただいた方に、アサヒビールの糖質ゼロ2缶をプレゼント!
☆当日は江部医師の著書を販売(正文館書店)。


◆開催日:平成28年12月18日(日)

◆会場:名鉄ニューグランドホテル 7階 椿の間 *指定席となります

10:30~ 受付
11:00~ 江部先生のお話
12:30~ お食事
14:00頃 終了

*名鉄ニューグランドホテル
 JR「名古屋駅」太閤通口(新幹線口)徒歩2分
 名古屋市中村区椿町6-9

◆料金:1名様 8,000円 コーヒー+ウーロン茶付 *税金・サービス料が含まれます

*当日の状況により予定時間を変更する場合があります
*参加費は当日会場でお支払いください(現金のみ)
*会場までの交通費はお客様のご負担となります
*お申込後のキャンセルは12月11日(日)まで可能です
以降のお取り消しはキャンセル料(参加費100%)を申し受けます
*定員を超えるお申込があった場合は、キャンセル待ちのご予約となります

☆掲載サイト http://www.meitetsu-ngh.jp/event/37

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テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
『視力を失わない生き方』深作秀春著、光文社、2016年12月刊行
こんにちは。

世界的眼科外科医の深作秀春先生が
『やってはいけない目の治療』角川書店、2016年9月


に続いて

『視力を失わない生き方』光文社、2016年12月


を刊行されました。

世界的眼科外科医として、英文論文は多数、ご発表ですが一般向けとしては、2冊目のご著書です。

ブログ読者の皆さん、是非この本を読んで、世界最先端の眼科知識を学びご自分の眼の健康を守りましょう。


☆☆☆

以下は、深作先生ご自身が書かれた紹介文です。

角川書店刊の私の眼科一般書の「やってはいけない目の治療」は、多くの方々に読んでいただいている為に、ベストセラーになっております。読みやすくを心がけた本です。

続いて、この度新たに光文社から新書『視力を失わない生き方』を12月15日に発刊となりました。この新書は、より詳しく眼科医療を知りたい方々に答えたものです。内容が非常に多く、誰もが何らかの目の健康を保つヒントを得られると思いますし、万一自分や家族が目の病気になっても、心配いりません。世界最先端の医療なら、全ての困難な病気に対応できます。

皆様方には、ぜひこの本をお読みいただいて、生涯健やかな良い視力を保っていただきたいと思います。

現在の日本では、糖尿病性網膜症、網膜剥離、緑内障、加齢黄斑変性症,、白内障などで、毎年数万人以上の失明者が出ています。いずれも正しい世界最先端の治療を行えれば救える方たちなのです。

ところが、日本がこと眼科分野では世界に遅れを取っている為に、救えるはずの毎年数万人の眼を失っているのです。なんとかしたいとの切実な思いで、この眼科啓蒙書を書きました。内容は新書ですので、かなり充実した重い内容です。それだけ読みごたえがあると信じています。

アマゾンの予約サイトは以下のとおりです。



別の70才の患者さんですが、10歳の時に熱病などで東大病院にかかりましたが、失明し、そのまま治療法が無いと60年間も3月ごとに東大病院に通っていた患者さんが、手を引かれて来院しました。

この方は盲人協会の役員でもありました。私が診察して、可能性は少ないが、手術でわずかに見えるかもしれない、と話しました。患者さんはどんな可能性にも懸けてみたいと手術を希望しました。角膜移植と白内障手術と硝子体手術を両眼に施行しました。

すると光をわずかに感じるだけだった失明眼が、何と両眼とも0・5に改善しました。両眼とも60年振りに見えるようになったのです。

この患者さんは今度は一人で歩いて帰りました。再来時にお礼の手紙をくれました。でも点字なのです。字が見えないのですか?と聞くと、「字は良く見えます。でも10歳で失明したので、字を見えても字を勉強していないのです。」と答えました。60年は戻らないのです。

でも、その方は明るく言いました。眼が見えるようになったので、日本中の素晴らしい場所を旅して、美しい景色を写真に撮っていきます。と見えるようになった喜びを語っていました。

 あきらめてはいけないのです。日本の大学病院の眼科レベルが低い為に、治せる病気を放置したり失明しています。正しい判断をする為にも、私の「視力を失わない生き方」(光文社)をぜひお読みください。

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
京都市の糖質制限OKレストラン
カフェハルディン(スペイン料理)
 京都市右京区鳴滝本町77  TEL.(075)-464-8850
 http://www008.upp.so-net.ne.jp/cafejardin/


エヴァンタイユ(フランス料理)
 京都市左京区岩倉西五田町1-2  TEL:075-712-0750
 http://www.eventail.jp/index.html


南山(焼き肉)
 京都市左京区下鴨北野々神町31 北山通ノートルダム小前   TEL:075-722-4131
 http://www.nanzan-net.com/


メゾン・ド・ヴァン鶉亭(フランス料理)  TEL:075-351-4005
 京都市下京区木屋町四条南団栗上る 
 http://www.caille.jp/


アスペルジュ・ブランシュ(フランス料理) TEL:075-352-4570
 地下鉄烏丸線「五条」駅より南へ徒歩1分
 五条駅(京都市営。西南出口)から67m
 烏丸五条の1つ西の細い通りを南へ60m
 フェイスブック https://ja-jp.facebook.com/aspergeblanche
 ホームページ http://www.aspergeblanche.com/


西陣はしもと(日本料理) TEL:075-203-4813
 住所 〒602-8441 京都市上京区大宮通今出川上ル観世町109
 HP: http://www.nishijin-hashimoto.com/
 MAIL:info@nishijin-hashimoto.com

魚棚、ふみ文 TEL:075-212-3266
中京区三条木屋町下ル石屋町121
先斗町松屋ビルB1
https://www.facebook.com/kyotofumibun/photos/a.1375019212785555.1073741827.1374998999454243/1375019179452225/?type=3&theater



こんにちは。

上記は、
京都市で私がよく行く糖質制限OKレストランを主に、
リストアップしてみました。

いずれも、
電話で予約して、糖質制限食を食べることを告げていくのが、確実です。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
1型糖尿病。抗GAD抗体140。インスリン注射は?
おはようございます。

1型糖尿病のあやさんから、コメントを頂きました。
ありがとうございます。

1型糖尿病で、抗GAD抗体140。
インスリン注射は今後なしにできる可能性はあるのでしょうか?

【16/12/10 あや

江部先生こんにちは。

私も妊活の検査でたまたま早めに緩徐型一型糖尿病が発覚して、五年目になります。
すぐ江部先生のブログや本で勉強させていただいて、それから糖質制限をずっとさせていただいます。

A1cは発覚時7.7ありましたが、すぐ下がり今はだいたい5.6程度です。
寝る前の基礎インスリンを2単位と食前に2か3入れるだけで血糖値もほぼ基準値内です。

先日、主人の転勤で大阪の大きい大学病院に転院したのですが、初診の時先生が一型でこんないい血糖値がずっと保ててる人は初めて見たとびっくりされていました。

前の病院では糖質制限を反対されてたのですが、今回糖質制限をしているとその時話したら、一型でもこんな効果があるとは思わなかったと感心しておられました。

これからもっとその病院でも広まればいいなぁと嬉しい気持ちになりました。

もうすぐ私のβ細胞が完全に壊れたら、今のような血糖値は保てないんだろうと不安な毎日を送っていましたが、今日のブログを読ませていただいてすごく希望が湧きました!

このまま糖質制限を続けて、内因インスリンが少しでも長く保てれるようにがんばります。

江部先生いつもブログで情報をいただきありがとうございます!】


あや さん

拙著のご購入、ありがとうございます。

「A1cは発覚時7.7ありましたが、すぐ下がり今はだいたい5.6程度です。
寝る前の基礎インスリンを2単位と食前に2か3入れるだけで血糖値もほぼ基準値内です。」



1型としては、大阪のドクターがびっくりされたように、素晴らしいデータです。
インスリンの単位数が少ないのも、極めて好ましいです。
インスリンを多く打つと、肥満、高血圧、がん、アルツハイマー病などのリスクとなります。

5年間、内因性インスリンが保てたのなら、当分行けそうですね。

ちなみに、「血清Cペプチド値」と「抗GAD抗体値」はどのくらいでしょう?

江部康二


【16/12/11 あや

江部先生、コメントの返信をいただきありがとうございました。

抗GAD抗体とCペプチド値ですが、今調べてみましたら、抗GADは5年前発覚した時は140で、今回転院先の病院では48.2となっています。
先生には何も指摘されなかったのですが、5年前より低くなっているということはやはり糖質制限で血糖値を保てているからでしょうか。

Cペプチドの方は前の病院では調べていただいたことはなくて、今回初めて検査していただいたのですが、0.9ng/mLという結果で、先生から「まだある程度インスリンが保てているね」とおっしゃっていただきました。(すいません。血清かどうかはわからなかったです。)

今までは、ご飯や小麦粉などの大きい炭水化物は食べずに2か3単位程度ヒューマログを打ってその他のおかずは割と自由に食していましたが、やはりインスリンを打てば少なからずいろんなリスクがあるということなので、これからはもう少し減らしていけたらなぁと思いました。

これだけ効果が見えるのだから、もっと頑張れそうです!

江部先生ありがとうございます。】



あや さん

一般的な空腹時血中C-ペプチドの基準値は「1.2~2.0ng/ml」くらいです。

0.9ならやや少なめですが、内因性インスリンが分泌されています。

「抗GAD抗体が発覚時140で、今回転院先の病院では48.2」

抗GAD抗体の値が下がったのは、自然経過中にそういうことはあると思います。

一方、抗GAD抗体が140とかで、5年間、内因性インスリンが保たれているのは素晴らしいことです。

スーパー糖質制限食なら、一日1回の長時間作用型のインスリン注射だけで、食前のインスリン注射3回は中止できる可能性がありますね。

寝る前の基礎インスリンを2単位もごく少量ですので、早朝空腹時血糖値をSMBGで検査して場合により中止できる可能性があります。

主治医とも相談しながら、慎重に試してみましょう。

英語の数値データがコメントにあると
「禁止キーワードが含まれています。」とFC-2ブログが拒否するので
記事にしました。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
 糖質制限食とアトキンス式ダイエット(低インスリンダイエット)
おはようございます。

「糖質制限食とアトキンス式ダイエットは同じなのか、違うのか?」

よくある質問ですが、今回はこれについて検討してみます。

「低炭水化物ダイエット」「ローカーボダイエット」という言葉も、アトキンス式ダイエット(低インスリンダイエット)と同じ意味で使用されています。

まずは言葉の定義からですが、「炭水化物=糖質+食物繊維」です。

食物繊維は、1gあたり、0kcal、1kcal、2kcalの3タイプにわかれます。

大腸内の細菌が食物繊維を餌にして短鎖脂肪酸産生するので、カロリーがあるのです。

しかし短鎖脂肪酸なので、血糖値は上げません。

即ち、血糖値を直接上昇させるのは糖質ですので、本ブログではもっぱら糖質を使用します。

糖質を摂取すると、消化管から吸収されたブドウ糖は、門脈血からまず肝臓に約50%取り込まれて、それ以外が血液の大循環に回ります。

また、糖質を摂食して血糖値が上昇すれば、正常人では速やかにインスリンが大量に追加分泌されます。

肝臓に取り込まれなかったブドウ糖は、肝静脈から血中に入り、動脈血中に入ったブドウ糖は、インスリン追加分泌により骨格筋細胞や脂肪細胞に取り込まれます。

肝に取り込まれたブドウ糖は、インスリンによりグリコーゲンとして蓄えられます。

筋肉細胞に取り込まれたブドウ糖は、エネルギー源として利用されたあとグリコーゲンとして蓄えられます。

しかし、余った血糖はインスリンにより中性脂肪に変えられ、脂肪組織(皮下脂肪と内臓脂肪)に貯蔵され肥満につながりますので、インスリンは、肥満ホルモンと呼ばれるわけです。

ここで大切なのは、血糖値を直接上昇させるのは、糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素のうち、糖質だけという生理学的事実です。

糖質を摂取しなければ、血糖値は上昇せず、インスリンの分泌も少量ですむので、肥満もしません。

ちなみに脂質はインスリンを分泌させません。
タンパク質は少量のインスリを分泌させます。

この基本的な考えは、アトキンス式ダイエット(低インスリンダイエット)と高雄病院の糖質制限食の理論は同一であり、両者共に、糖尿病治療にもダイエットにも、著明な効果があります。

違う点で言うと、糖質制限食は、糖尿病治療のために考え出されたものです。

2016年現在まで高雄病院で800人以上の入院患者さん、3000人以上の外来患者さんのデータを検証し積み重ね、学術的な立場で糖質制限食の治療効果を確立させました。

従って、糖尿病患者さんと糖質制限食という観点においては、高雄病院には世界で最も多くのデータが揃っていると思います。

アトキンス式低炭水化物ダイエットは、文字通りダイエットを目的に考え出されたもので、外来通院患者さんのデータや、肥満改善のデータは豊富にありますが、高雄病院のように、糖尿病入院患者さんの詳細な学術的データはありません。

1999年に私の兄、江部洋一郎が高雄病院で初めて糖質制限食を開始した時は、「シュガーバスター」「砂糖病―甘い麻薬の正体」といった本や、探検家の植村直己さんのイヌイットの村での食生活体験記、愛媛の同級生釜池豊秋先生との会談などを参考にして出発したようです。

その後しばらくして、私が「アトキンス博士のローカーボダイエット」同朋舎 (2000/10)のことを知り、2002年頃に手に入れて読んでみました。

その結果、サプリメントや病原性イースト菌の話など、一部内容は、高雄病院の糖質制限食とは乖離していますが、基本線は同じであると思いましたし、参考にもなりました。

米国で「Dr. Atkins DietRevolution」の原本が出版されたのは1970年代初頭です。

さらに「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」メディカル・トリビューン(2005/12)が、翻訳本として出版され、こちらは著者が1型糖尿病ということもあり、糖尿病治療食としての糖質制限食という意味で、非常に参考になりました。

バーンスタイン医師は、1972年頃から糖質制限食を始められて、1999年に米国で原本を出版されています。

アトキンス医師とバーンスタイン医師は、米国の近年の糖質制限食(低糖質食)の先駆者といえます。

糖質制限食を実践していく中で、糖尿病のみならず、肥満、メタボリックシンドローム、脂質異常症、アレルギー疾患など、様々な生活習慣病全般に効果があることがわかりました。

私自身、2002年の糖尿病発覚時には、メタボリック・シンドロームの基準をしっかり満たしていましたが、スーパー糖質制限食実践半年で10kg減量して、全ての検査データが正常となりました。

それ以後2016年現在まで、スーパー糖質制限食を続けていますが、糖尿病合併症は皆無で、血液・尿検査も正常です。

66歳現在、歯は全て残り、聴力低下はなく、身長も縮んでいませんし、夜間尿もなく、目は裸眼で広辞苑が読めます。

糖質制限食により、糖化が防げるので、老化もあるていど防げる可能性があります。

糖質制限食により、代謝全てが改善するので、人体の自然治癒力も高まると考えられます。

また血糖値、脂質がコントロール良好となるので、血流が毛細血管にいたるまで改善すると考えられます。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
1型糖尿病と内因性インスリン、インスリン注射。
【16/12/07 リコ

先日コメント欄で質問させていただきましたリコと申します。
返信ありがとうございました。

今日1型糖尿病か検査してもらった結果を聞きに行ってきました。

結果、抗GAD抗体の数値が2000以上となっていて1型糖尿病と診断されてしまいました…

なりたてで発見できたんじゃないかとの事です。

1週間前に空腹時血糖値135という結果を見て1週間、三食糖質制限をして空腹時は90台に下がりました。

まだ空腹時が低い状態なので超即効型インスリン毎食前2単位で様子を見る事になりました。

ちなみに食後血糖値は糖質制限をして140〜170台になり、一度上がると3〜4時間後に下がりだす感じです。

主治医には食事の取り方や内容は特に指示されておらず糖質制限は続けていくつもりなのですが、それでもいずれは抗体が膵臓を破壊して空腹時血糖値や食後血糖値も上がっていくのでしょうか?

治らないにしても高血糖にならないようにコントロールしていきたいです。

糖質制限によって1型糖尿病の進行を遅らせる事は可能でしょうか? 】




おはようございます。

1型糖尿病のリコさんから、コメント・質問を頂きました。

リコさん、抗GAD抗体が、2000U/ml以上という数値なので、1型糖尿病の診断は間違いないと思います。

一方、抗GAD抗体陽性なら、必ず膵臓のβ細胞をリアルタイムにどんどん壊すということではありません。
抗体が陽性でも活動してないパターンもあります。

従って抗GAD抗体の数字が高いほど、β細胞がたくさん破壊されるということではありません。

実は、1型糖尿病でインスリン分泌がゼロとなるのは、高血糖によるβ細胞の破壊の方が主と思います。

小学校低学年で発症の1型糖尿病などは、現実には診断が遅れることがほとんどです。

痩せてきたり、水をガブガブ飲むなどの症状は、発症からかなり経過してから出現します。

従って、知らないうちに高血糖が半年、1年持続して、そのためにβ細胞が壊れるというケースが多いのです。

リコさんの場合、早く発見できたので、ラッキーと思います。

まずは、自分自身のインスリン分泌能がどのくらいなのかを知りましょう。

10時間以上絶食で、早朝空腹時のインスリンを検査します。

1型糖尿病でインスリン注射なしの方は、私が直接知る限りでも数名はおられます。

リコさんも、内因性インスリンがあるていど分泌されていれば、スーパー糖質制限食なら、インスリンフリーが可能かもしれません。

『緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準(2012) 日本糖尿病学会
http://www.jds.or.jp/modules/study/index.php?content_id=17

において、

「GAD抗体やICAの抗体価にかかわらず、インスリン分泌能の低下がごく緩徐であるため、あるいは変化しないため、
発症(診断)後10年以上たってもインスリン依存状態まで進行しない例がある。」


という記載があります。

食後高血糖を必ず生じる従来の糖尿病食でも、まれに10年以上インスリンフリーな緩徐進行1型糖尿人がおられるということですので、食後高血糖を生じないスーパー糖質制限食なら、もっと長期にわたり、インスリンフリーを達成できる可能性があります。

美味しく楽しくスーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好を保ち、できるだけ長くインスリンフリーを目指しましょう。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スーパー糖質制限食で、血圧改善、減量成功。コレステロールは?
スーパー糖質制限食で、血圧改善、肝機能改善、減量成功。

【16/12/07 daiki

スーパー糖質制限実施成果

はじめまして。
初めて投稿させて頂きます。
私は現在42歳・男性・越智大起と申します。

20歳代の頃から高血圧に悩まされ続けてきました。だいたい 当時から通常値・上が160代・下が90代前後です。

血圧を下げる薬も、20年程、飲んできましたが、どれも効果は見られませんでした。総合病院でかなり詳細に検査をしたのですが
原因はハッキリわかりませんでした。祖母が高血圧であったので、遺伝的 なものと諦めておりました。高血圧緊急症で1度搬送されたこともあります。

そんな折、先生の書籍を見つけ、当初はダイエット目的で、16年の3月から~16年の9月までの半年間、高雄病院でされておられる「スーパ糖質制限」を実施してみました。

すると、身長170cm、体重82kgだったのですが、体重が71kgまでになりました。

それよりも驚いたことは、血圧が上が130代・下が80代と安定したことです。もちろん薬は一切飲んでいません。会社の健康診断の血液検査ではっきりしたのですが、昨年の9月と比べて、 肝機能の評価が「F」(要精検)から「A」(異常ナシ)になりました。

詳細には 「AST」が44から17へ、「ALT」が70から19へ、「γーGTP」が93から29へ と改善しました。

その他では、「尿酸」B→Aに、「糖代謝」C→Aに、「炎症」D→A と、軒並み改善したのでびっくりしています。

ただ、例外なのはLDLコレステロール値が123→227と上がっています。

おそらく、糖質を抑えたぶん、肉や卵を常食しましたので、上がったのでは?と思っています。コレステロールに関しては、いろいろ言われていますが、先生のご教授をいただければ幸いです。

その後も毎月血液検査をしていますが、今のところ血圧も安定、上記数値を維持しています。
現在はスーパー糖質制限からローカーボの食生活を継続しています。

先生のおかげでもう通院の煩わしさと、高額な薬代から解放されて有難く思っております。来年の神戸の会には参加希望しております。】



おはようございます。

daiki さん から
スーパー糖質制限食で、血圧改善、肝機能改善、減量成功という嬉しいコメントをいただきました。

20年来、降圧剤を服用しても、160~/90前後でコントロール不良であった血圧が、スーパー糖質制限食実践、半年で降圧剤なしで、130~/80~とは素晴らしい改善です。

170cm 82kg BMI:28.4
スーパー糖質制限半年で、71kgでBMIは24.6と肥満脱却です。

肝機能も「F」から「A」になったので、減量成功による脂肪肝の改善と考えられます。

「尿酸」「糖代謝」「炎症」も、Aに改善です。
炎症というのは、CRPのことと思われます。

「LDLコレステロール値 が123→227」

おそらくHDLコステロールが増加して、中性脂肪が正常でも低めになっていると思います。

その場合は、LDLコレステロールも、肝臓から末梢組織にコレステロールという細胞膜の原料を運んでいる 善玉のLDLコレステロールなので、問題ないです。

糖質制限食実践者の場合はこのパターンなので心配ないのです。

HDLコレステロールは、細胞膜の原料として使われたあと余ったコレステロールを肝臓まで回収しています。

すなわち、LDLコレステロールもHDLコレステロールも人体の生命活動において必要不可欠の大切な物質なのです。

すなわち、普通の大きさのLDLコレステロールは善玉なのです。

HDLコレステロールが低く、中性脂肪が多い場合は悪玉の小粒子LDLコレステロールが増加して真の悪玉の酸化LDLコレステロールに変化するので危険なのです。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食で使えるこれからの季節にぴったりの糖質制限万能だし醤油
だし醤油

おはようございます。

今朝は随分と冷え込みました。

そろそろ冬本番ですね(^_^;)

これだけ寒いと温かい鍋が食べたくなります。

鍋料理自体は、具材を選べば糖質制限OKな料理なのですが、水炊きの時のポン酢や出汁を作る時の調味料など、一般に売られて居るものは結構砂糖が入っているので、味付けに困る時があります。

鍋料理以外でも、時折、読者の方から

『糖質制限で使っていい調味料は具体的に何がありますでしょうか?』

との質問を頂きます。

パンやケーキやチョコレートなどは、糖質制限でも通常のものと遜色の無い、いやそれ以上のものが完成していますが、取り敢えず困るのが調味料(^_^;)

基本的に市販の調味料は、砂糖が入っているものが多いので、糖質制限食には向きません。

ですから自ずと塩だけの味付けになるのですが、なんぼなんでも、塩味ばかりで飽きてくると口をそろえておっしゃいます。

私が監修している糖質制限ドットコムでは、

糖質制限万能だし醤油
糖質制限 みりん風調味料
糖質制限焼き肉のタレ
糖質制限万能ごまドレッシング
糖質制限サウザンアイランドドレッシング
糖質制限ケチャップ
糖質制限中濃ソース
糖質制限ぽん酢

などなど、糖質制限食対応の調味料をいろいろと発売していますので、これらを使ってもらうのもいいでしょう。

特に、糖質制限万能だし醤油は、糖質制限ドットコムのお客さんからの開発して欲しいリクエスト、ナンバーワン商品でした。

発売と同時に大人気で、今でも生産が間に合わない時があるというので驚きですね。

私自身は料理をしないので、だし醤油を何に使うのかすら分かってませんが、使われた患者さんに聞いたところ、これまで砂糖を使うので糖質制限食を始めてから食べられなかった和風の煮物が食べられるようになったと、大変喜んでおられました(^^)

煮物以外では、すき焼きのタレに使ったり、糖質制限麺と合わせてうどんや蕎麦の出汁にしたり、寒い季節は鍋やおでんの出汁にも使うそうです。

だし醤油って正に万能なんですね(^_^;)

糖尿人、メタボ人、ダイエッター、全ての糖質セイゲニストの皆さん、料理のレパートリーが広がる糖質制限万能だし醤油、是非一度お試しあれ\(^o^)/


江部康二


詳細はこちらです。
↓ ↓ ↓
糖質制限 万能だし醤油
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail49.html


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2016/12/18(日)、名鉄ニューグランドホテルで、低糖質フルコースとお話し。
こんにちは。

2016/12/18(日)11:00から名鉄ニューグランドホテルで、糖質制限食のお話しをします。

私の講演のあとは、12:30から、シェフ渾身の低糖質フルコースを堪能していただきます。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画となります。

名古屋、愛知、東海、中部の皆さん、是非、美味しく楽しく糖質制限食をご一緒しましょう。


江部康二


☆☆☆


以下、事務局からのご案内です。

名鉄女性社員マーケティング部会特別企画
江部先生と幸せカラダになろう!
~ホテルの糖質制限スペシャルランチで、健康と美をあなたに~

糖質制限(ローカーボ)食は痩(そう)身の他、糖尿病や生活習慣病、認知症予防、長寿などの観点からも普及しています。しかし、誤解や注意点も。正しく理解し、実践していただくための企画。糖質制限はカロリー制限ではありません。おなかいっぱいめしあがれ、長く続けられるライフスタイル。自らも長年実践される江部医師が正しい糖質制限についてお話し、実践するうえでのご疑問やご心配にも明快にお答え。学び、味わうランチディナーショーです。

江部 康二医師

えべ・こうじ 内科医・漢方医、(財)高雄病院理事長。1950年、京都府生まれ、京都大医学部卒。2001年、糖質制限食への取り組みを本格化。翌年、自身に糖尿病が発覚したことから、更に糖尿病治療の研究に力を注ぎ、数多くの臨床活動の中から糖質制限食の体系を確立。自らも実践し、メタボ・糖尿病を克服した糖質制限食の第一人者。

人気ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』で、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信や、寄せられる質問にも回答し、精力的に糖質制限の普及に努める。著書に『主食を抜けば糖尿病は良くなる』(東洋経済新報社)、『主食をやめると健康になる』(ダイヤモンド社)、『人類最強の「糖質制限」論』(SB新書)等、監修書も多数。

~大満足!低糖質フルコース~

ゆったりと、カラダにやさしい、美味しいランチをおなかいっぱい
ポッコリおなかに悩む方、血糖値が気になる方も全部食べてOK!
低糖質の食材・味付けで、バリエーションに富んだ驚きのフレンチです。

☆ホテルシェフ考案の糖質制限レシピもプレゼント!
☆アンケートに回答いただいた方に、アサヒビールの糖質ゼロ2缶をプレゼント!
☆当日は江部医師の著書を販売(正文館書店)。


◆開催日:平成28年12月18日(日)

◆会場:名鉄ニューグランドホテル 7階 椿の間 *指定席となります

10:30~ 受付
11:00~ 江部先生のお話
12:30~ お食事
14:00頃 終了

*名鉄ニューグランドホテル
 JR「名古屋駅」太閤通口(新幹線口)徒歩2分
 名古屋市中村区椿町6-9

◆料金:1名様 8,000円 コーヒー+ウーロン茶付 *税金・サービス料が含まれます

*当日の状況により予定時間を変更する場合があります
*参加費は当日会場でお支払いください(現金のみ)
*会場までの交通費はお客様のご負担となります
*お申込後のキャンセルは12月11日(日)まで可能です
以降のお取り消しはキャンセル料(参加費100%)を申し受けます
*定員を超えるお申込があった場合は、キャンセル待ちのご予約となります

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糖尿病、戦後の「国民病」、高脂肪食が一因?・・・門脇孝氏への反論。
こんばんは。

毎日新聞のウェブサイト
http://mainichi.jp/articles/20161204/ddm/016/040/006000c に
達医
糖尿病 生活見直す機会

という記事が載りました。

精神科医師Aさん、情報をありがとうございます。

以下、一部引用します。

達医
糖尿病 生活見直す機会 
門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科学)


毎日新聞2016年12月4日 東京朝刊

 糖尿病は患者とその予備群が合計2000万人以上と推計される国民病だ。日本人は、糖を分解するために働くホルモン「インスリン」の分泌量が欧米人よりも少なく、戦後の生活習慣の変化によってインスリンが十分に働かない人が増えている。予防には食生活の見直しと運動が有効だ。それらのポイントを門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科学)に聞いた。【高野聡】

戦後の「国民病」、高脂肪食が一因
 戦後、日本人の糖尿病患者は増えてきた。2014年の国民健康・栄養調査によると、血糖値が高めの予備群は減少傾向にあるものの、患者数は増えていた。「日本人は、インスリンの分泌量が欧米人の半分。そこにインスリンの効きを悪くする高脂肪食と運動不足が加わった。その結果、内臓脂肪が蓄積され、糖尿病が増えたと考えられる」と門脇さんは指摘する。

 糖尿病の一因は肥満だが、日本人の食事からのエネルギー摂取量が高かったのは、1965~75年ごろ。1日平均2100キロカロリーを超えていた。しかし最近は1900キロカロリーを下回る。終戦直後と比べた最大の変化は、エネルギー摂取に占める炭水化物(糖質)が減り、脂質が全体の6~7%から26%程度に増えたことだ。脂質でも、肉のような動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸が増え、魚などに含まれる多価不飽和脂肪酸が減っている。

 高脂肪食が肥満につながる理由には、「レプチン」というホルモンがかかわる。脂肪細胞から分泌されるレプチンは、食べ過ぎると分泌が増え、脳の視床下部にある「レプチン受容体」に働き食欲を抑えたり、エネルギー消費を増やしたりして肥満にブレーキをかける。ところが、肥満が進むと、レプチンが分泌されてもブレーキが働きにくい状態になるという。その現象を起こすのが飽和脂肪酸だ。門脇さんは「肥満を予防するには、動物性脂肪を取り過ぎないようにする必要がある」と指摘する。

以下略』



門脇孝氏は、高脂肪食で糖尿病が増えたと述べていますが、正確ではありません。

2007年→2012年にかけて
糖尿病の増加率は激減し、糖尿病予備群は初めて減少しています。
この間、
2008年から2010年にかけて、炭水化物の摂取比率は1%減少し、
脂質摂取比率が、1%増えているのです。


スライド1


スライド2


「糖尿病疑い950万人 厚労省推計2007年から60万人増」

炭水化物摂取比率が減少して、糖尿病の増加が急減し、糖尿病予備軍は減少。


2013年12月19日に厚生労働省が発表。

厚生労働省は、毎年国民健康・栄養調査を実施しています。

その中で、5年に1回、糖尿病有病率を集計しています。

今回2012年の糖尿病有病率は、2007年に比し、約60万人増加で、かなり歯止めがかかっています。

1990年:560万人
1997年:690万人(130万人増加)
2002年:740万人(50万人増加)
2007年:890万人(5年間で150万人増加)
2012年:950万人(5年間で60万人増加)

これで見ると、2002年→2007年の増加率が、半端じゃないですね。

2007年→2012年の増加は、60万人で
1997年→2002年の増加、50万人と似たようなもので、
2002年→2007年の増加、150万人に比しかなり少ないです。

さらに、糖尿病予備軍は、約1100万人で、2007年から約220万人減少で、国民健康・栄養調査が始まって以来の快挙です。

冷静に考えて、糖尿病増加の勢いが、弱まったことになります。

実はずっと増え続けいた炭水化物摂取比率が、2008年から2010年にかけて、60.4%から59.4%に減ってるのです。

そして、ずっと減少傾向だった脂質摂取比率が、2008年から2010年にかけて、24.9%から25.9%に増えているのです。

そして、これを受けて、20007年から2012年にかけて糖尿病の増加が急減して、糖尿病予備群は220万人も減少しているのです。

保健所や一般の医師・栄養士の食事指導は、旧態依然たる日本糖尿病学会推奨で唯一無二のカロリー制限食で、数十年来不変ですので、今更この影響はないと思います。

こうなると、あくまでも仮説ですが、炭水化物摂取が減って脂質摂取が増えて、糖尿病の激増に歯止めがかかったのは、糖質制限食の影響の可能性がありえますね。 

なお、2000年~2012年まで日本の人口は1億2000万ちょっとで大きな変化はありません。

そして、この間、高齢化はどんどん進んでいるので、普通に考えると高齢者に多い病気である糖尿病は、より増加し易い状況だったと言えます。それが歯止めがかかったというわけです。

また、高脂肪食で肥満するということはありません。

複数のRCT論文により、少なくとも同一カロリーなら糖質制限食(高脂肪食)の方が、脂肪制限食(高糖質食)より減量効果が高いというエビデンスがあります。

肥満ホルモンインスリンを大量に分泌させるのは、糖質なのです。

「脂肪を操るインスリンを、炭水化物(糖質)が操る」ということです。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
NHKカルチャー柏教室のご報告とNHKカルチャー神戸教室のご案内。
こんばんは。

NHKカルチャー柏教室で糖質制限食のお話しをして、先ほど帰京しました。
86名のご参加で大入り満員でした。
ブログ読者の皆さんも多数、ご参加いただき、ありがとうございました。

70分間の講座と20分間の質疑応答でしたが、質問が相次ぎ、大変活発な状況で、帰りの電車の時刻が心配になるほどでした。

兄の同級生の広島の修道高校の2年先輩が来ておられて、40数年ぶりの再開で、びっくりするやら嬉しいやらでした。


さて、次はNHKカルチャー神戸教室のご案内です。

2017年1月28日(土)16:30~18:30 
NHKカルチャー神戸教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ


のご案内です。

糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
合計2時間の講座ですので、90分間の講演と30分間の質疑応答でゆっくりたっぷりです。

神戸、大阪、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。

なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。

あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、

「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」

と発言されています。

そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。

まさに、今昔の感ありですね。


江部康二


☆☆☆
以下、NHKカルチャー神戸教室のサイトから抜粋です。

美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二

家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。


近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!


受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー神戸教室
電話 078-360-6198
兵庫県神戸市中央区東川崎町1-2-2 HDC神戸6F
開催期間 2017/1/28(土) 16:30~18:30 
受講料 (税込み)会員 3,369円  一般(入会不要) 3,931円

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
『「糖質制限」が子供を救う』三島学/著、出版記念パーティーのご案内
こんにちは。

『「糖質制限」が子供を救う』三島学/著 江部康二/監修
(日本糖質制限医療推進協会発行)
の出版記念パーティーを2017年1月29日(日)
京都ロイヤルホテル&スパ 2F「翠峰の間」で開催します。

パーティーでは、三島学塾長、私のお話し、ゲストの小児科医、岡田清春先生のご講演、を行います。

子供の糖質制限に興味のある皆さん、奮ってご参加くださいね。


江部康二


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以下、事務局からのお知らせです。

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数参加いただき、ありがとうございます。

このたび、書籍『「糖質制限」が子供を救う』三島学/著 江部康二/監修(当協会発行)の出版記念パーティーを来年1月29日(日)に
京都市内で催す運びとなりました。

パーティーでは、著者、監修者の講話に加えて、ゲストに小児科医の岡田清春先生(おかだ小児科医院)をお迎えし、岡田先生のご講話も予定しております。

ホテルでのほんの少し贅沢な糖質制限ビュッフェのお食事に、素敵な糖質制限グッズが貰えるかも?のゲームも計画中です。

お祝いの席にふさわしく晴れやかで、楽しい場となることを目指しております。

関西圏の皆様をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。

★出版記念パーティー情報URL:http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

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(一社)日本糖質制限医療推進協会主催

『「糖質制限」が子供を救う』出版記念パーティー

■日時:2017年1月29日(日) 12:30~14:30 ※受付は12:10~ 

■会場:京都ロイヤルホテル&スパ 2F「翠峰の間」

〒604-8005 京都市中京区河原町三条上ル
http://kyoto-royal.ishinhotels.com/location/

■パーティーの流れ(予定):

著者、監修者、ゲスト(※)講話→乾杯→お食事、フリートーク、ゲームなど

※ゲスト: 小児科医 岡田 清春先生(おかだ小児科医院 院長)

■形式:立食ビュッフェ ※フリードリンク付(アルコールを含む)

■参加費(飲食費): 大人 6,000円、中高生 4,500円、小学生 3,000円

          ※小学生未満は、お一人は無料、お二人目から1,500円

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。


■お申し込み方法:

★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
   http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
 2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
   「通信」欄に「1/29出版記念パーティー参加希望」とご記入下さい。

   また、複数名でご参加の場合は、ご参加人数(お子様同伴の場合は、
  「小学生未満、小学生、中高生」の別とそれぞれの人数)および、参加者
全員のご氏名をご記入下さい。
  http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
  
★一般(非会員)で、出版記念パーティーのみ参加ご希望の方:
 下のフォームからお申し込み下さい。
https://goo.gl/forms/fmE4YnQwomoTRFVj2

■その他:

・予約制です。当日参加はできません。
・ご予約後のキャンセルは、1月24日(火)までにお 知らせ願います。
・1月25日(水)以降のキャンセルは、ご返金いたしかねますので あしからずご了承ください。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット