2016年09月30日 (金)
こんにちは。
朋友かつ畏友、夏井睦先生と静岡でジョイントコンサート(夏井先生、ピアノがとても上手)ではなくて、ジョイント講演会、開催です。
2016年11月20日(日)
清水テルサが会場です。
辛口糖質セイゲニスト二人が、目一杯、面白おかしく語ります。
静岡県や東海地方の糖尿人、メタボ人・・・そして生活習慣病(糖質病)の方々是非、ご参加くださいね。
目から鱗が落ちること請け合いです。
江部康二
☆☆☆
以下、事務局の長谷川 幸男先生(歯科)からのご案内です。
***************
糖質制限、糖質制限医療を確立し、普及に努めておられる2大医師、江部康二先生、夏井睦先生に静岡でご講演いただきます。
ぜひこの機会に 糖質制限・糖質制限医療について深く知っていただき、医療界に巻き起こっている大転換(パラダイムシフト)の目撃者になりましょう!
ジョイント講演会(糖質制限医療講座)
~ 医学会の革命児が牽引する糖質制限医療
『医療のパラダイムシフト』を見届けよう!~
■日時: 2016年11月20日(日) 13:30〜16:00 (開場13:00)
■会場: 清水テルサ(静岡市東部勤労者福祉センター) 7階大会議室
JR清水駅 みなと口より徒歩約5分 静鉄新清水駅から徒歩約7分
■講師:
・江部康二 医師
高雄病院理事長
日本糖質制限医療推進協会理事長
・夏井 睦 医師
練馬光が丘病院 傷の治療センター科長
日本糖質制限医療推進協会顧問
■受講料: 3,000円
■お申し込み方法:
お申し込みは、メールにて承ります。
①ご氏名 ②メールアドレス ③参加人数(お連れの方の氏名)を明記し、
下記アドレスに「11/20講演会受講希望」というタイトルでお送りください。
手続き方法をお知らせいたします。
■お問い合わせ・お申し込み:
長谷川 幸男 toushitsuseigeniryou@gmail.com
(日本糖質制限医療推進協会会員・ろかぼしぞーか
ブログ: http://green-dental-clinic.com/blog/ )
***************
朋友かつ畏友、夏井睦先生と静岡でジョイントコンサート(夏井先生、ピアノがとても上手)ではなくて、ジョイント講演会、開催です。
2016年11月20日(日)
清水テルサが会場です。
辛口糖質セイゲニスト二人が、目一杯、面白おかしく語ります。
静岡県や東海地方の糖尿人、メタボ人・・・そして生活習慣病(糖質病)の方々是非、ご参加くださいね。
目から鱗が落ちること請け合いです。
江部康二
☆☆☆
以下、事務局の長谷川 幸男先生(歯科)からのご案内です。
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糖質制限、糖質制限医療を確立し、普及に努めておられる2大医師、江部康二先生、夏井睦先生に静岡でご講演いただきます。
ぜひこの機会に 糖質制限・糖質制限医療について深く知っていただき、医療界に巻き起こっている大転換(パラダイムシフト)の目撃者になりましょう!
ジョイント講演会(糖質制限医療講座)
~ 医学会の革命児が牽引する糖質制限医療
『医療のパラダイムシフト』を見届けよう!~
■日時: 2016年11月20日(日) 13:30〜16:00 (開場13:00)
■会場: 清水テルサ(静岡市東部勤労者福祉センター) 7階大会議室
JR清水駅 みなと口より徒歩約5分 静鉄新清水駅から徒歩約7分
■講師:
・江部康二 医師
高雄病院理事長
日本糖質制限医療推進協会理事長
・夏井 睦 医師
練馬光が丘病院 傷の治療センター科長
日本糖質制限医療推進協会顧問
■受講料: 3,000円
■お申し込み方法:
お申し込みは、メールにて承ります。
①ご氏名 ②メールアドレス ③参加人数(お連れの方の氏名)を明記し、
下記アドレスに「11/20講演会受講希望」というタイトルでお送りください。
手続き方法をお知らせいたします。
■お問い合わせ・お申し込み:
長谷川 幸男 toushitsuseigeniryou@gmail.com
(日本糖質制限医療推進協会会員・ろかぼしぞーか
ブログ: http://green-dental-clinic.com/blog/ )
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2016年09月29日 (木)
こんばんは。
2016年9月25日(日)
大相撲の豪栄道関が、全勝で初優勝を飾りました。
豪栄道関、おめでとございます。
豪栄道関に関して、ウェブのにっぽん放送のサイトに、、面白い記事が載りました。
三島学さんから、コメントを頂きました。
ありがとうございます。
【16/09/28 北九州 三島
豪栄道 復活優勝のわけ
http://www.1242.com/lf/articles/18100/
相撲界まで。
サッカー、テニス、ボクシング、・・・に続き】
優勝の要因を質問された豪栄道関はぽつりと「食事を変えたからなぁ」と漏らしたそうです。
週4回の焼き肉店通いは不変で、朝のけいこを終えた後のちゃんこでは炭水化物を口にせず。
これは、何と糖質制限食ではないですか。
素晴らしいです。
怪我に悩まされた豪栄道関ですが、糖質制限食のおかげで体調が非常に良いようです。
「オフロードサイクリストにおける運動代謝と身体能力へのケトン食の影響」
Nutrients 2014, 6, 2493-2508
という題のポーランドの研究は、
『低から中等度の強度のトレーニング負荷のトレーニング過程においては、ケトン食は優位である可能性がある。
筋肉のダメージも少ない。』
と結論しています。
筋肉のダメージも少ないというのが肝要で、スーパー糖質制限食やケトン食は、怪我をしにくいし、筋肉の回復も早いと思われます。
豪栄道関のさらなる活躍を期待したいと思います。
それから、長友佑都選手、ノバク・ジョコビッチ選手、井岡一翔選手の活躍も楽しみです。
我らが錦織圭選手、せめてジョコビッチのように夜だけでも糖質制限食をお願いいます。
江部康二
☆☆☆
以下、にっぽん放送のサイトから抜粋
http://www.1242.com/lf/articles/18100/
2016/09/26
優勝の要因は「食事を変えたから」大相撲大関・豪栄道豪太郎(30歳)
スポーツ人間模様
秋場所の優勝を決めていた豪栄道が千秋楽も快勝、
カド番から史上初の全勝優勝を飾りました。
1996年秋場所の横綱貴乃花以来20年ぶりの日本人力士全勝制覇など
記録づくしの初優勝です。
その貴乃花親方は現在、巡業部部長をつとめているだけに
「巡業中のけいこの賜物」と大絶賛のメッセージを送りました。
優勝の要因を質問された豪栄道はぽつりと「食事を変えたからなぁ」と漏らしました。
週4回の焼き肉店通いは変わらないものの、
朝のけいこを終えた後のちゃんこでは炭水化物を口にせず、
サプリメントなどを摂るなど食生活を改善。
さまざまな故障も癒え、夏巡業でも意欲的なけいこを連日熱心に行っていました。
元々力はあり、条件が揃っただけに、優勝しても不思議ではありませんでした。
思い出すのは2010年に発覚した野球賭博問題に豪栄道も関与していたということで、
名古屋場所の休場を勧告され十両へ陥落しました。
この時は境川親方(元小結両国)も謹慎。
唯一の楽しみの散歩も封印して、けいこが終わった後、
土俵のまわりを何週も歩く姿をみた豪栄道は
「オヤジ(境川親方)のために、必ず恩返しをする」と誓ったそうです。
2014年には大関へ昇進しましたが、それからは今ひとつ振るわず、
今場所、4度目のカド番からようやく復活しました。
横綱昇進の内規は2場所連続優勝、または、それに準ずる成績ということで、
昨日あたりの二所ノ関審判部長の話によると、3横綱を総ナメにして、
少なくとも14勝くらいすれば一気に昇進というようなことを言っていました。
そうなれば今場所休場の白鵬も黙っていません。
もちろん稀勢の里も狙っています。締めの九州場所が楽しみです。
2016年9月25日(日)
大相撲の豪栄道関が、全勝で初優勝を飾りました。
豪栄道関、おめでとございます。
豪栄道関に関して、ウェブのにっぽん放送のサイトに、、面白い記事が載りました。
三島学さんから、コメントを頂きました。
ありがとうございます。
【16/09/28 北九州 三島
豪栄道 復活優勝のわけ
http://www.1242.com/lf/articles/18100/
相撲界まで。
サッカー、テニス、ボクシング、・・・に続き】
優勝の要因を質問された豪栄道関はぽつりと「食事を変えたからなぁ」と漏らしたそうです。
週4回の焼き肉店通いは不変で、朝のけいこを終えた後のちゃんこでは炭水化物を口にせず。
これは、何と糖質制限食ではないですか。
素晴らしいです。
怪我に悩まされた豪栄道関ですが、糖質制限食のおかげで体調が非常に良いようです。
「オフロードサイクリストにおける運動代謝と身体能力へのケトン食の影響」
Nutrients 2014, 6, 2493-2508
という題のポーランドの研究は、
『低から中等度の強度のトレーニング負荷のトレーニング過程においては、ケトン食は優位である可能性がある。
筋肉のダメージも少ない。』
と結論しています。
筋肉のダメージも少ないというのが肝要で、スーパー糖質制限食やケトン食は、怪我をしにくいし、筋肉の回復も早いと思われます。
豪栄道関のさらなる活躍を期待したいと思います。
それから、長友佑都選手、ノバク・ジョコビッチ選手、井岡一翔選手の活躍も楽しみです。
我らが錦織圭選手、せめてジョコビッチのように夜だけでも糖質制限食をお願いいます。
江部康二
☆☆☆
以下、にっぽん放送のサイトから抜粋
http://www.1242.com/lf/articles/18100/
2016/09/26
優勝の要因は「食事を変えたから」大相撲大関・豪栄道豪太郎(30歳)
スポーツ人間模様
秋場所の優勝を決めていた豪栄道が千秋楽も快勝、
カド番から史上初の全勝優勝を飾りました。
1996年秋場所の横綱貴乃花以来20年ぶりの日本人力士全勝制覇など
記録づくしの初優勝です。
その貴乃花親方は現在、巡業部部長をつとめているだけに
「巡業中のけいこの賜物」と大絶賛のメッセージを送りました。
優勝の要因を質問された豪栄道はぽつりと「食事を変えたからなぁ」と漏らしました。
週4回の焼き肉店通いは変わらないものの、
朝のけいこを終えた後のちゃんこでは炭水化物を口にせず、
サプリメントなどを摂るなど食生活を改善。
さまざまな故障も癒え、夏巡業でも意欲的なけいこを連日熱心に行っていました。
元々力はあり、条件が揃っただけに、優勝しても不思議ではありませんでした。
思い出すのは2010年に発覚した野球賭博問題に豪栄道も関与していたということで、
名古屋場所の休場を勧告され十両へ陥落しました。
この時は境川親方(元小結両国)も謹慎。
唯一の楽しみの散歩も封印して、けいこが終わった後、
土俵のまわりを何週も歩く姿をみた豪栄道は
「オヤジ(境川親方)のために、必ず恩返しをする」と誓ったそうです。
2014年には大関へ昇進しましたが、それからは今ひとつ振るわず、
今場所、4度目のカド番からようやく復活しました。
横綱昇進の内規は2場所連続優勝、または、それに準ずる成績ということで、
昨日あたりの二所ノ関審判部長の話によると、3横綱を総ナメにして、
少なくとも14勝くらいすれば一気に昇進というようなことを言っていました。
そうなれば今場所休場の白鵬も黙っていません。
もちろん稀勢の里も狙っています。締めの九州場所が楽しみです。
2016年09月28日 (水)
こんにちは。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
2013年10月、米国糖尿病学会が、「栄養療法に関する声明」を5年ぶりに改定して、糖質制限食を正式に容認したことは、私達糖質セイゲニストにおいて大きな追い風となりました。
改定委員の一人であるヤンシー氏は、デューク大学の医師です。
デューク大学では、炭水化物を20g/日未満に制限する「糖質制限-ケトジェニック食」(ケトン食)を臨床で用いています。
日本でも、東大病院の糖尿病代謝内科で、2015年4月から糖質摂取比率40%の糖質制限食を提供する時代となりました。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
2013年10月、米国糖尿病学会が、「栄養療法に関する声明」を5年ぶりに改定して、糖質制限食を正式に容認したことは、私達糖質セイゲニストにおいて大きな追い風となりました。
改定委員の一人であるヤンシー氏は、デューク大学の医師です。
デューク大学では、炭水化物を20g/日未満に制限する「糖質制限-ケトジェニック食」(ケトン食)を臨床で用いています。
日本でも、東大病院の糖尿病代謝内科で、2015年4月から糖質摂取比率40%の糖質制限食を提供する時代となりました。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年09月27日 (火)
【16/09/27 魚田フラント
『血糖値は、ご飯やパンを食べても、砂糖と比べてかなりゆっくりと進み、それほど高くなりません』は本当ですか?
江部先生、いつもブログでのご提案を拝見し寄せられているたくさんのコメントでも勉強させていただいています。有り難う御座います。
さて、先日、例の「あまくない砂糖の話」のDVDを購入したのですが、付録にAGE牧田クリニック医師・牧田善二氏のコラムが寄せられていました。その中に次のようなくだりがありました。
『~略。糖質には4つの形があります。単糖類、二糖類(単糖が2つ結合)、オリゴ糖類(単糖が3-10程度結合)、多糖類(単糖が10以上結合)です。シュガー=砂糖は二糖類でブドウ糖と果糖が2つ結合した形をしています。
この砂糖を摂取すると速やかに(15分後から)急激に血糖値が上がります。同じ糖質でも多糖類のご飯やパンはまず単糖にまで細かく分解されないと体に吸収されません。その分解(消化)と吸収にかなりの時間がかかります。(30分から60分後)。そのため血糖値の上昇は砂糖と比べてかなりゆっくり進み、それほど高くなりません。~略』
以上。
今更ですが、このコラムは糖尿病患者にも当てはまりますでしょうか?
江部先生のお考えを伺えますか?あるいはすでにご解説されていましたら、そのところをお教え下さいませ。
宜しくお願い申し上げます。
魚田フラント】
魚田フラント さん
糖尿人だと、多糖類のご飯やパンでも速やかに血糖値が上昇します。
単糖のブドウ糖とほとんど変わりません。
例えば、2型糖尿人の私が、ご飯を一膳食べれば、1時間値は200mg/dlを軽く超えます。
以下は米国糖尿病学会が糖尿病患者用のテキストブックとして出版している書物に記載してある表です。
でんぷんが、血糖に与える影響は、「大きい、速い」と明記されています。でんぷんは多糖類です。
糖尿人にとっては、単糖類だ、多糖類だという分類は役に立ちません。
糖尿人は糖質の絶対量をカウントすることが優先順位の一番です。
食物グループ中の栄養素 米国糖尿病学会
食物グループ 血糖に与える影響 血糖に与える影響の速度
でんぷん 大きい 速い
果物 大きい 速い
牛乳(甘味料あり) 大きい 速い
野菜 小さい 速い
肉 ー ー
脂質 ー ー
Life With Diabetes A Series of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center 2004
『血糖値は、ご飯やパンを食べても、砂糖と比べてかなりゆっくりと進み、それほど高くなりません』は本当ですか?
江部先生、いつもブログでのご提案を拝見し寄せられているたくさんのコメントでも勉強させていただいています。有り難う御座います。
さて、先日、例の「あまくない砂糖の話」のDVDを購入したのですが、付録にAGE牧田クリニック医師・牧田善二氏のコラムが寄せられていました。その中に次のようなくだりがありました。
『~略。糖質には4つの形があります。単糖類、二糖類(単糖が2つ結合)、オリゴ糖類(単糖が3-10程度結合)、多糖類(単糖が10以上結合)です。シュガー=砂糖は二糖類でブドウ糖と果糖が2つ結合した形をしています。
この砂糖を摂取すると速やかに(15分後から)急激に血糖値が上がります。同じ糖質でも多糖類のご飯やパンはまず単糖にまで細かく分解されないと体に吸収されません。その分解(消化)と吸収にかなりの時間がかかります。(30分から60分後)。そのため血糖値の上昇は砂糖と比べてかなりゆっくり進み、それほど高くなりません。~略』
以上。
今更ですが、このコラムは糖尿病患者にも当てはまりますでしょうか?
江部先生のお考えを伺えますか?あるいはすでにご解説されていましたら、そのところをお教え下さいませ。
宜しくお願い申し上げます。
魚田フラント】
魚田フラント さん
糖尿人だと、多糖類のご飯やパンでも速やかに血糖値が上昇します。
単糖のブドウ糖とほとんど変わりません。
例えば、2型糖尿人の私が、ご飯を一膳食べれば、1時間値は200mg/dlを軽く超えます。
以下は米国糖尿病学会が糖尿病患者用のテキストブックとして出版している書物に記載してある表です。
でんぷんが、血糖に与える影響は、「大きい、速い」と明記されています。でんぷんは多糖類です。
糖尿人にとっては、単糖類だ、多糖類だという分類は役に立ちません。
糖尿人は糖質の絶対量をカウントすることが優先順位の一番です。
食物グループ中の栄養素 米国糖尿病学会
食物グループ 血糖に与える影響 血糖に与える影響の速度
でんぷん 大きい 速い
果物 大きい 速い
牛乳(甘味料あり) 大きい 速い
野菜 小さい 速い
肉 ー ー
脂質 ー ー
Life With Diabetes A Series of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center 2004
2016年09月26日 (月)
こんばんは。
2016年9月25日(日)開催の(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
午前、午後合わせて、約280名の参加者で満員御礼でした。
ブログ読者のみなさんにもたくさんご参加頂き、感謝です。 m(_ _)m
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演会、宗田先生には「ケトン体の奇跡」と題して、豊富なデータを基に思い切り語って頂きました。
ケトン体はインスリン作用さえあれば、とても安全で有用な物質です。
それを証明するエビデンスとなる宗田先生のケトン体研究の英文論文が、2016/9/30、いよいよインターネットで公開されます。
乞うご期待です。
またブログでお知らせします。
私は、「糖質制限食は、人類の健康食」と題して、「門脇孝日本糖尿病学会理事長が、糖質制限容認」などの最新情報と、糖質制限の基礎理論、人類の食生活、症例報告などをお話しました。
トークイベントは、松本桃代管理栄養士のたくみな司会進行で、おおいに盛り上がりました。
トークイベント後は、予想通り質問が目一杯で、とても充実した質疑応答となりました。
講演後の賛助会員交流会には、70名の参加者があり、大盛況で私もほとんど、質問責め状態でした。
まあお陰様で赤ワインの飲み過ぎにはならずにすみました。
講演会、交流会には深作清春先生が参加しておられました。
帰りの新幹線では、深作清春先生(眼科外科医、深作眼科院長)のご著書
『やってはいけない目の治療』角川書店、2016年9月
を、一気によみました。
世界的眼科外科医として、英文論文は多数、ご発表ですが一般向けとしては、初めてのご著書です。
とてもわかりやすく、日本の大学病院眼科の問題点や白内障、レーシック手術、網膜剥離、緑内障、加齢黄斑変成などの解説がしてあります。
何と日本で初めてのレーシック手術は、深作先生が1994年にされたそうです。
ブログ読者の皆さん、是非この本を読んで、世界最先端の眼科知識を学びご自分の眼の健康を守りましょう。
江部康二
2016年9月25日(日)開催の(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
午前、午後合わせて、約280名の参加者で満員御礼でした。
ブログ読者のみなさんにもたくさんご参加頂き、感謝です。 m(_ _)m
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演会、宗田先生には「ケトン体の奇跡」と題して、豊富なデータを基に思い切り語って頂きました。
ケトン体はインスリン作用さえあれば、とても安全で有用な物質です。
それを証明するエビデンスとなる宗田先生のケトン体研究の英文論文が、2016/9/30、いよいよインターネットで公開されます。
乞うご期待です。
またブログでお知らせします。
私は、「糖質制限食は、人類の健康食」と題して、「門脇孝日本糖尿病学会理事長が、糖質制限容認」などの最新情報と、糖質制限の基礎理論、人類の食生活、症例報告などをお話しました。
トークイベントは、松本桃代管理栄養士のたくみな司会進行で、おおいに盛り上がりました。
トークイベント後は、予想通り質問が目一杯で、とても充実した質疑応答となりました。
講演後の賛助会員交流会には、70名の参加者があり、大盛況で私もほとんど、質問責め状態でした。
まあお陰様で赤ワインの飲み過ぎにはならずにすみました。
講演会、交流会には深作清春先生が参加しておられました。
帰りの新幹線では、深作清春先生(眼科外科医、深作眼科院長)のご著書
『やってはいけない目の治療』角川書店、2016年9月
を、一気によみました。
世界的眼科外科医として、英文論文は多数、ご発表ですが一般向けとしては、初めてのご著書です。
とてもわかりやすく、日本の大学病院眼科の問題点や白内障、レーシック手術、網膜剥離、緑内障、加齢黄斑変成などの解説がしてあります。
何と日本で初めてのレーシック手術は、深作先生が1994年にされたそうです。
ブログ読者の皆さん、是非この本を読んで、世界最先端の眼科知識を学びご自分の眼の健康を守りましょう。
江部康二
2016年09月25日 (日)
こんばんは。
今、東京から帰ってました。
東京講演会のご報告は、明日とします。
今日は、
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、その正しい知識と治療効果、カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
今、東京から帰ってました。
東京講演会のご報告は、明日とします。
今日は、
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、その正しい知識と治療効果、カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年09月24日 (土)
おはようございます。
精神科医師Aさんから、久山町(ひさやままち)研究の情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
週刊ポストの記事です。
A)
久山町研究において、1988年から2002年まで、14年間も運動療法と食事療法(従来の糖尿病食)をしっかり指導したにも関わらず、糖尿病発症予防に失敗して、かえって激増させてしまったことは、過去本ブログ記事で再三、述べてきました。
端的に言って、従来の糖尿病食(高糖質食)が、糖尿発症を激増させたという信頼度の高い結論がでたということです。
男性
1988 2002
糖尿病 15.0 23.6%
IGT 19.2 21.6%
IFG 8.0 14.7%
合計 42.2 59.9%
女性
1988 2002
糖尿病 9.9 13.4%
IGT 18.8 21.3%
IFG 4.9 6.6%
合計 33.6 41.3%
B)
「久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増。
認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。」
今回は、認知症が増加して、アルツハイマー病は、実に27年間で9倍に増加です。
1985年から2012年までの調査結果ですが、A)の1988~2002年の、従来の糖尿病食での食事療法介入期間もしっかり含まれています。
糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍ですから、従来の糖尿病食で、久山町の糖尿病を激増させたことが、久山町のアルツハイマー病激増に、おおいに関わっていると考えられます。
「従来の糖尿病食は、糖質摂取比率60%で、しっかりご飯を摂取する」というものです。
C)
「米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がる」
その通りだと思います。
このパターンに、魚と肉と卵を加えたら、何とそのまま『糖質制限食』ではありませんか。
しかし、清原裕氏、米の摂取を減らして『野菜の多い和食+牛乳・乳製品』が望ましい食事・・・
米を減らして乳製品?・・・これのどこが和食なのでしょうね。
かなり苦しいコメントです。
スーパー糖質制限食なら、そもそも糖尿病発症予防ができますし、すでに糖尿病を発症した人も、コントロール良好が維持できます。
糖尿病患者において『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』という酸化ストレスリスクを予防できるのは、糖質制限食だけです。
糖尿病患者における酸化ストレスが、糖尿病合併症だけでなく、アルツハイマー病、がん、動脈硬化、老化・・・様々な生活習慣病の元凶です。
血糖コントロール良好なら、酸化ストレスリスクは生じず、合併症は発生せず、アルツハイマー病などのリスクもありません。
私は、現在66歳、糖尿病歴が足かけ15年の前期高齢者です。
スーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好で、認知症とも合併症とも無縁です。
歯は全部残っていますし、前立腺肥大もありません。
ブログ読者の皆さんも、久山町のように、アルツハイマー病が激増しないように美味しく楽しく末長く糖質制限食に取り組みましょう。
江部康二
☆☆☆
以下 週刊ポストのサイトから抜粋
http://www.news-postseven.com/archives/20160915_445476.html?PAGE=1#container
50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事
2016.09.15 07:00
認知症を防ぐメニューは?
【認知症を防ぐメニューは?】
50年以上にわたる疫学研究として国際的にも評価が高い「久山町研究(ヒサヤマ・スタディ)」のリーダーを務めてきた清原裕氏はこの春、
九州大学大学院第二内科での研究の舵取りのバトンを40代の二宮利治教授に渡し、サポート役へと退いた。プロジェクトは進化を遂げながら、新たな課題に挑戦している。
「現在の最大のターゲットは認知症です。患者の爆発的な増加は国の将来を左右する危機と考えており、チームの主力を割いています」(清原氏)
厚労省は2012年時点の認知症患者数を462万人と推計しているが、「この推計値は低すぎる」と清原氏はいう。
「久山町の認知症発症の割合を全国に適用すると、国の推計より約90万人多い551万人に上る」
久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施しており、
受診率は92~99%と驚異的なレベルに達している(国推計の根拠となる調査の受診率は69%)。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増している。認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。
「脳卒中が減っていくのと反対に急激に増えたのが認知症でした。調査ごとの年齢構成の違いを考慮しても増えており、認知症の発生率は高齢化のスピードを上回っているといえます。
そこで、認知症増加の要因は、高齢化以外にもあると考えたのです」
その要因は追跡調査によって明らかになった。これも「糖尿病」だ。
15年間の糖負荷試験の結果と認知症発症の関係をみると、糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍に上ったのだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20160915_445476.html?PAGE=2
久山での研究結果をきっかけに、病理の研究も進みつつある。
東京医科大学病院の羽生春夫・副院長が説明する。
「糖尿病はアルツハイマー型の原因物質であるアミロイドβというたんぱく質を増やし、それが神経細胞を死滅させ記憶障害を引き起こします。
また、高血糖が続くことで糖を燃やしてできる有害物質が処理しきれなくなり、神経細胞にダメージを与えることもある」
清原氏は大規模疫学調査の意義を改めて訴える。
「疫学の強みは、病気が発症するメカニズムが完全に解明されていない段階から、危険因子を取り除く予防につなげられる点です。
久山町研究は1995年、世界に先駆けて『運動がアルツハイマー型認知症発症のリスクを引き下げる』と報告しました。
さらにその後の追跡調査では、そのリスク引き下げ効果が40%もあると明らかにしています。
どのような運動をどれだけやるのが効果的かは、今も追跡中です」
認知症予防に関しては、久山町では食事パターンの追跡例もある。
1988年の健診で食事調査を受けた認知症を発症していない高齢者をその後17年間追跡。
その結果を踏まえ、清原氏はこういう。
「望ましい食事のイメージは『野菜の多い和食+牛乳・乳製品』です。
住民の皆さんの食生活の中に見られるいくつかのパターンのうち、
米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がることがわかってきた。
だからといって、米の摂取量を単独で見ても認知症のリスクとは相関はありません」
あくまでバランスのよい食事がリスクを減らすとの考えだ。
※週刊ポスト2016年9月16・23日号
精神科医師Aさんから、久山町(ひさやままち)研究の情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
週刊ポストの記事です。
A)
久山町研究において、1988年から2002年まで、14年間も運動療法と食事療法(従来の糖尿病食)をしっかり指導したにも関わらず、糖尿病発症予防に失敗して、かえって激増させてしまったことは、過去本ブログ記事で再三、述べてきました。
端的に言って、従来の糖尿病食(高糖質食)が、糖尿発症を激増させたという信頼度の高い結論がでたということです。
男性
1988 2002
糖尿病 15.0 23.6%
IGT 19.2 21.6%
IFG 8.0 14.7%
合計 42.2 59.9%
女性
1988 2002
糖尿病 9.9 13.4%
IGT 18.8 21.3%
IFG 4.9 6.6%
合計 33.6 41.3%
B)
「久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増。
認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。」
今回は、認知症が増加して、アルツハイマー病は、実に27年間で9倍に増加です。
1985年から2012年までの調査結果ですが、A)の1988~2002年の、従来の糖尿病食での食事療法介入期間もしっかり含まれています。
糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍ですから、従来の糖尿病食で、久山町の糖尿病を激増させたことが、久山町のアルツハイマー病激増に、おおいに関わっていると考えられます。
「従来の糖尿病食は、糖質摂取比率60%で、しっかりご飯を摂取する」というものです。
C)
「米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がる」
その通りだと思います。
このパターンに、魚と肉と卵を加えたら、何とそのまま『糖質制限食』ではありませんか。
しかし、清原裕氏、米の摂取を減らして『野菜の多い和食+牛乳・乳製品』が望ましい食事・・・
米を減らして乳製品?・・・これのどこが和食なのでしょうね。
かなり苦しいコメントです。
スーパー糖質制限食なら、そもそも糖尿病発症予防ができますし、すでに糖尿病を発症した人も、コントロール良好が維持できます。
糖尿病患者において『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』という酸化ストレスリスクを予防できるのは、糖質制限食だけです。
糖尿病患者における酸化ストレスが、糖尿病合併症だけでなく、アルツハイマー病、がん、動脈硬化、老化・・・様々な生活習慣病の元凶です。
血糖コントロール良好なら、酸化ストレスリスクは生じず、合併症は発生せず、アルツハイマー病などのリスクもありません。
私は、現在66歳、糖尿病歴が足かけ15年の前期高齢者です。
スーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好で、認知症とも合併症とも無縁です。
歯は全部残っていますし、前立腺肥大もありません。
ブログ読者の皆さんも、久山町のように、アルツハイマー病が激増しないように美味しく楽しく末長く糖質制限食に取り組みましょう。
江部康二
☆☆☆
以下 週刊ポストのサイトから抜粋
http://www.news-postseven.com/archives/20160915_445476.html?PAGE=1#container
50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事
2016.09.15 07:00
認知症を防ぐメニューは?
【認知症を防ぐメニューは?】
50年以上にわたる疫学研究として国際的にも評価が高い「久山町研究(ヒサヤマ・スタディ)」のリーダーを務めてきた清原裕氏はこの春、
九州大学大学院第二内科での研究の舵取りのバトンを40代の二宮利治教授に渡し、サポート役へと退いた。プロジェクトは進化を遂げながら、新たな課題に挑戦している。
「現在の最大のターゲットは認知症です。患者の爆発的な増加は国の将来を左右する危機と考えており、チームの主力を割いています」(清原氏)
厚労省は2012年時点の認知症患者数を462万人と推計しているが、「この推計値は低すぎる」と清原氏はいう。
「久山町の認知症発症の割合を全国に適用すると、国の推計より約90万人多い551万人に上る」
久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施しており、
受診率は92~99%と驚異的なレベルに達している(国推計の根拠となる調査の受診率は69%)。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増している。認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。
「脳卒中が減っていくのと反対に急激に増えたのが認知症でした。調査ごとの年齢構成の違いを考慮しても増えており、認知症の発生率は高齢化のスピードを上回っているといえます。
そこで、認知症増加の要因は、高齢化以外にもあると考えたのです」
その要因は追跡調査によって明らかになった。これも「糖尿病」だ。
15年間の糖負荷試験の結果と認知症発症の関係をみると、糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍に上ったのだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20160915_445476.html?PAGE=2
久山での研究結果をきっかけに、病理の研究も進みつつある。
東京医科大学病院の羽生春夫・副院長が説明する。
「糖尿病はアルツハイマー型の原因物質であるアミロイドβというたんぱく質を増やし、それが神経細胞を死滅させ記憶障害を引き起こします。
また、高血糖が続くことで糖を燃やしてできる有害物質が処理しきれなくなり、神経細胞にダメージを与えることもある」
清原氏は大規模疫学調査の意義を改めて訴える。
「疫学の強みは、病気が発症するメカニズムが完全に解明されていない段階から、危険因子を取り除く予防につなげられる点です。
久山町研究は1995年、世界に先駆けて『運動がアルツハイマー型認知症発症のリスクを引き下げる』と報告しました。
さらにその後の追跡調査では、そのリスク引き下げ効果が40%もあると明らかにしています。
どのような運動をどれだけやるのが効果的かは、今も追跡中です」
認知症予防に関しては、久山町では食事パターンの追跡例もある。
1988年の健診で食事調査を受けた認知症を発症していない高齢者をその後17年間追跡。
その結果を踏まえ、清原氏はこういう。
「望ましい食事のイメージは『野菜の多い和食+牛乳・乳製品』です。
住民の皆さんの食生活の中に見られるいくつかのパターンのうち、
米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がることがわかってきた。
だからといって、米の摂取量を単独で見ても認知症のリスクとは相関はありません」
あくまでバランスのよい食事がリスクを減らすとの考えだ。
※週刊ポスト2016年9月16・23日号
2016年09月23日 (金)
おはようございます。
2016年10月29日(土)、30日(日)
日本糖質制限医療推進協会主催の低糖質・京都料理教室を開催します。
講師は当会アドバイザーの佐々木栄子管理栄養士です。
29日は、「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」
30日は、「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」
というテーマでの料理教室です。
皆さん、奮ってご参加くださいね(*^^)v!
定員は各日24名様です。
予約、先着順とさせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会や料理教室へご参加いただきまして、ありがとうございます。
料理教室「糖質制限 基本をマスター」(講師:佐々木栄子 管理栄養士)、10月教室(Part4)をご案内申し上げます。
5月~7月にPart1~3を開催し、おかげさまでご好評いただいた当教室、年内は10月、12月に開催することとなりました。
10月教室のテーマは、「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」と、「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」です。
10/29(土)のスイーツ部門では、5月からご紹介してきた基本の低糖質スイーツのおさらいをしながら、”おもてなしのスイーツ”にもできるアレンジ法をご紹介します。
また、秋・冬におすすめの和菓子(餅菓子やきな粉菓子)、糖質制限では難しいとされている「粉糖」や3分でできる「カスタードクリーム」も作りましょう!
10/30(日)の料理部門では、シチューにポタージュ、グラタン、ニョッキ、チーズフオンデュ・・・これからの季節に食べたくなる、とろみのある、クリーム系の料理を低糖質で習得していただきます。
糖質制限では、片栗粉を使ってのとろみづけ、小麦粉を使ったクリーム系の料理は難題です。
身近な食材を使い、失敗なくできる低糖質レシピをマスターして、糖質制限食をますます楽しく、豊かなものにしませんか♪
もちろん、寒い季節にぴったりな「あったかスイーツ」も、さらに素敵なラスクもご紹介します。
関西にお住まいの方をはじめ、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◇イベント情報掲載URL:http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 料理教室
「~糖質制限 基本をマスター:Part4~ 10月教室」
♪スイーツ部門(ショートレッスン)♪
◆日時: 2016年10月29日(土)13時~16時頃
◆テーマ: 「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」
◆メニュー数: 5~6品を予定
◆参加費: 賛助会員料金 1,600円/一般料金 2,000円
♪料理部門♪
◆日時: 2016年10月30日(日)11時~15時半頃
◆テーマ: 「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」
◆メニュー数: 7~8品を予定
◆参加費: 賛助会員料金 3,000円/一般料金 3,800円
(以下、両部門共通)
◆会場: 京都テルサ 東館2F・調理実習室
京都市南区東九条下殿田町70番地新町通九条下ル
(京都府民総合交流プラザ内)
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
♪講師: 佐々木栄子 管理栄養士/健康運動実践指導者
ローカーボクラブ代表/医療法人鴻生会 小室クリニック(埼玉
県)/医療法人まゆき会 菊池クリニック(栃木県)/(一社)日本
糖質制限医療推進協会アドバイザー
◆当日の流れ: レシピ説明 → 実習 → 試食(復習・歓談) →
片付け後、解散
◆持参いただくもの: エプロン・三角巾・ハンドタオル1枚(食器ふき用)、
筆記用具
◆定員: 各日24名様
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:参加ご希望の教室の「開催日と教室名(スイーツ、料理)」を
ご明記の上、 事務局までメールにてお申し込みください。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に参加ご希望の教室の「開催日と教室名(スイーツ、料理)」 をご記入下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、料理教室参加のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/lesson-a
◆その他
・お申し込み後、キャンセルされる場合は、10月25日(火)までに
ご連絡ください。
・10月26日(水)以降のキャンセルは、
参加費の半額をキャンセル料金としていただきますので、予めご了
承ください。
・当日の開場・受付開始は、レッスン開始時間の15分前からです。
・実習室で作ったもの以外の飲食はできません。ご自宅で作ったお
料理やお菓子などの持ち込みはできませんのでご注意ください。
◇12月教室について◇
12月は10日(土)、11日(日)に開催いたします。
2日間とも、「低糖質のおせち・大特集」を予定しております。
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
2016年10月29日(土)、30日(日)
日本糖質制限医療推進協会主催の低糖質・京都料理教室を開催します。
講師は当会アドバイザーの佐々木栄子管理栄養士です。
29日は、「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」
30日は、「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」
というテーマでの料理教室です。
皆さん、奮ってご参加くださいね(*^^)v!
定員は各日24名様です。
予約、先着順とさせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会や料理教室へご参加いただきまして、ありがとうございます。
料理教室「糖質制限 基本をマスター」(講師:佐々木栄子 管理栄養士)、10月教室(Part4)をご案内申し上げます。
5月~7月にPart1~3を開催し、おかげさまでご好評いただいた当教室、年内は10月、12月に開催することとなりました。
10月教室のテーマは、「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」と、「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」です。
10/29(土)のスイーツ部門では、5月からご紹介してきた基本の低糖質スイーツのおさらいをしながら、”おもてなしのスイーツ”にもできるアレンジ法をご紹介します。
また、秋・冬におすすめの和菓子(餅菓子やきな粉菓子)、糖質制限では難しいとされている「粉糖」や3分でできる「カスタードクリーム」も作りましょう!
10/30(日)の料理部門では、シチューにポタージュ、グラタン、ニョッキ、チーズフオンデュ・・・これからの季節に食べたくなる、とろみのある、クリーム系の料理を低糖質で習得していただきます。
糖質制限では、片栗粉を使ってのとろみづけ、小麦粉を使ったクリーム系の料理は難題です。
身近な食材を使い、失敗なくできる低糖質レシピをマスターして、糖質制限食をますます楽しく、豊かなものにしませんか♪
もちろん、寒い季節にぴったりな「あったかスイーツ」も、さらに素敵なラスクもご紹介します。
関西にお住まいの方をはじめ、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◇イベント情報掲載URL:http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 料理教室
「~糖質制限 基本をマスター:Part4~ 10月教室」
♪スイーツ部門(ショートレッスン)♪
◆日時: 2016年10月29日(土)13時~16時頃
◆テーマ: 「基本のスイーツ総集編と秋の和菓子」
◆メニュー数: 5~6品を予定
◆参加費: 賛助会員料金 1,600円/一般料金 2,000円
♪料理部門♪
◆日時: 2016年10月30日(日)11時~15時半頃
◆テーマ: 「とろみと煮込み ~クリーム系の料理を低糖質に!」
◆メニュー数: 7~8品を予定
◆参加費: 賛助会員料金 3,000円/一般料金 3,800円
(以下、両部門共通)
◆会場: 京都テルサ 東館2F・調理実習室
京都市南区東九条下殿田町70番地新町通九条下ル
(京都府民総合交流プラザ内)
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
♪講師: 佐々木栄子 管理栄養士/健康運動実践指導者
ローカーボクラブ代表/医療法人鴻生会 小室クリニック(埼玉
県)/医療法人まゆき会 菊池クリニック(栃木県)/(一社)日本
糖質制限医療推進協会アドバイザー
◆当日の流れ: レシピ説明 → 実習 → 試食(復習・歓談) →
片付け後、解散
◆持参いただくもの: エプロン・三角巾・ハンドタオル1枚(食器ふき用)、
筆記用具
◆定員: 各日24名様
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:参加ご希望の教室の「開催日と教室名(スイーツ、料理)」を
ご明記の上、 事務局までメールにてお申し込みください。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に参加ご希望の教室の「開催日と教室名(スイーツ、料理)」 をご記入下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、料理教室参加のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/lesson-a
◆その他
・お申し込み後、キャンセルされる場合は、10月25日(火)までに
ご連絡ください。
・10月26日(水)以降のキャンセルは、
参加費の半額をキャンセル料金としていただきますので、予めご了
承ください。
・当日の開場・受付開始は、レッスン開始時間の15分前からです。
・実習室で作ったもの以外の飲食はできません。ご自宅で作ったお
料理やお菓子などの持ち込みはできませんのでご注意ください。
◇12月教室について◇
12月は10日(土)、11日(日)に開催いたします。
2日間とも、「低糖質のおせち・大特集」を予定しております。
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
2016年09月22日 (木)
【16/09/20 shushumama
糖負荷検査結果
ブログ、楽しく拝読しております。49歳女性です。ここ2,3年人間ドッグの糖代謝で、基準値を超えており、(空腹時血糖116←113←109、HbA1c6.2←6.2←6.0)再検査と言われていたにも関わらず、見て見ぬふりをしてきました。
身長165cmなのですが、体重増加も激しく(68.4←68.4←66.9)、いよいよまずいと思い、今年7月より、『エススリー』というパーソナルトレーニングジムで、食事指導と筋トレを開始しました。
その時点では、恥ずかしながら江部先生のお名前も知らず、もちろん江部先生が提唱されている糖質制限食についてもまったく存知あげませんでしたが、そのジムのあまりに過酷な食事制限(糖質8g/食、脂質も可能な限り抑える)に違和感(糖質8g/食、脂質も可能な限り抑える)を覚え、糖質制限ダイエットをキーワードにネット検索したところ、江部先生のブログにたどり着き、現在に至っています。
前置きが長くなりましたが、先生のご著書「糖質制限の教科書」も購入し、正しい糖質制限食を実践、筋トレも併用した結果、2か月で体重は68.9→62に減り、ジムでの筋トレ期間(2か月)が終了した現在でも少しずつ体重が減少しております。このままBMI20を目指してスーパー糖質制限食を行っていくつもりです。
さて、問題の再検査のほうですが、9月1日に糖負荷検査を実施しました。結果、空腹時血糖96、HbA1c5.7と大幅改善していましたし、インスリンは(17.7→32.5→60.4→41.7)とそこそこの量はでているのですが、グルコース 30分/192、60分/285、90分/283、120分/241で、立派な糖尿人と認定されてしまいました。
ただし、3月の人間ドッグの数値より大幅改善されているので、薬は不要、食事療法継続するように、との指導でした。
ただ主治医から指導されている食事療法は糖質制限ではなく、いわゆる普通の糖尿病患者向けカロリー制限の食事療法です。
ちらっと、糖質制限しているんです、というお話を初回の問診時にお伝えしたところ、表情が険しくなり、主食をまったくとらないなんてなんてこと!!とお怒りで・・・。それ以上、何も申し上げられなくなってしまいました。
ですから、主治医は、自分の食事指導の賜物、と思っていることでしょう・・・。
私自身は、スーパー糖質制限食を実施し、実際に自分の体で、その効果を実感しているので、何の迷いもなく、今後も継続していくつもりですが、月に1度くらいは、フレンチやイタリアンのコースをいただく機会があり、その際は最後のデザートまで味わいたいと思っております。こ
の時の食後高血糖が心配なのですが、やはり糖質の吸収を抑えるお薬を服用した方がよいのでしょうか?また糖質制限そのものに効果を感じていない主治医にどのようにお話すれば、処方してもらえるか甚だ不安です。
何かよいお知恵があれば、お教えいただきたく。】
こんにちは。
shushumama さんから、糖質制限食で体重、血糖値改善、一方耐糖能悪化?
というコメントと質問を頂きました。
shushumama さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
体重、血糖値改善、良かったですね。
前 30分 60分 90分 120分
血糖値 96 192 285 283 241mg/dl
インスリン 17.7 32.5 60.4 41.7µU/ml
75g経口ブドウ糖負荷試験実施前3日間は、150g/日以上の糖質摂取が、日本糖尿病学会の推奨となっています。
これは糖質制限をある程度の期間続けた正常人が、いきなりブドウ糖負荷試験をすると、耐糖能低下のデータがでることが、時にあるからです。
私見ですが、このようなケースは、追加分泌インスリンを出す必要がほとんどない糖質制限食を続けていた場合には、久しぶりの急な大量の糖質摂取に対して、β細胞が準備ができていない状態であった可能性があります。
従って、150g/日以上の糖質を3日間摂取することで準備を整えてから検査をすると、β細胞の準備ができているので、もともと正常型だったのなら耐糖能が普通に戻ると思われます。
スーパー糖質制限食実践でβ細胞は休養できていて、なおかつ血糖コントロール良好ならば、β細胞が障害されている可能性はありません。
ですから、β細胞のインスリン分泌能力も準備さえ整えば、正常に作用すると考えられます。
つまり、正常人が糖質制限中にいきなり糖質摂取したとき、一見耐糖能が低下したようなデータが出ることがありますが、これは本当にβ細胞が障害されて耐糖能が落ちたのではないので、心配ないということです。
糖質制限食実践者においては、食後高血糖によるβ細胞の障害はないので、本当にインスリン分泌能が低下するということは考えられません。
shushumama さんの場合もこのケースと思います。
もともと境界型レベルだったと思われる耐糖能が今回の75gブドウ糖負荷試験では、糖尿病型を呈しています。
空腹時血糖96mg/dl、HbA1c5.7%ならまったくの正常ですので、このまま糖質制限食を続けられれば、合併症の発症はありません。
今後、75g経口ブドウ糖負荷試験をする必要はありません。
バトルをするよりは、主治医を変更した方がリーズナブルと思います。
日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏が自ら「緩やかな糖質制限食」を実践しておられる時代です。
糖質制限食賛成派の医師も随分、増えています。
以下の提携医療機関をご参照ください。
このまま美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けいただけば幸いです。
月に1回のフレンチやイタリアンのフルコースの時は、α-GI薬などを食直前に内服して、できるだけ食後高血糖を防ぎましょう。
日本糖質制限医療推進協会
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
提携医療機関
http://www.toushitsuseigen.or.jp/med-institution
江部康二
糖負荷検査結果
ブログ、楽しく拝読しております。49歳女性です。ここ2,3年人間ドッグの糖代謝で、基準値を超えており、(空腹時血糖116←113←109、HbA1c6.2←6.2←6.0)再検査と言われていたにも関わらず、見て見ぬふりをしてきました。
身長165cmなのですが、体重増加も激しく(68.4←68.4←66.9)、いよいよまずいと思い、今年7月より、『エススリー』というパーソナルトレーニングジムで、食事指導と筋トレを開始しました。
その時点では、恥ずかしながら江部先生のお名前も知らず、もちろん江部先生が提唱されている糖質制限食についてもまったく存知あげませんでしたが、そのジムのあまりに過酷な食事制限(糖質8g/食、脂質も可能な限り抑える)に違和感(糖質8g/食、脂質も可能な限り抑える)を覚え、糖質制限ダイエットをキーワードにネット検索したところ、江部先生のブログにたどり着き、現在に至っています。
前置きが長くなりましたが、先生のご著書「糖質制限の教科書」も購入し、正しい糖質制限食を実践、筋トレも併用した結果、2か月で体重は68.9→62に減り、ジムでの筋トレ期間(2か月)が終了した現在でも少しずつ体重が減少しております。このままBMI20を目指してスーパー糖質制限食を行っていくつもりです。
さて、問題の再検査のほうですが、9月1日に糖負荷検査を実施しました。結果、空腹時血糖96、HbA1c5.7と大幅改善していましたし、インスリンは(17.7→32.5→60.4→41.7)とそこそこの量はでているのですが、グルコース 30分/192、60分/285、90分/283、120分/241で、立派な糖尿人と認定されてしまいました。
ただし、3月の人間ドッグの数値より大幅改善されているので、薬は不要、食事療法継続するように、との指導でした。
ただ主治医から指導されている食事療法は糖質制限ではなく、いわゆる普通の糖尿病患者向けカロリー制限の食事療法です。
ちらっと、糖質制限しているんです、というお話を初回の問診時にお伝えしたところ、表情が険しくなり、主食をまったくとらないなんてなんてこと!!とお怒りで・・・。それ以上、何も申し上げられなくなってしまいました。
ですから、主治医は、自分の食事指導の賜物、と思っていることでしょう・・・。
私自身は、スーパー糖質制限食を実施し、実際に自分の体で、その効果を実感しているので、何の迷いもなく、今後も継続していくつもりですが、月に1度くらいは、フレンチやイタリアンのコースをいただく機会があり、その際は最後のデザートまで味わいたいと思っております。こ
の時の食後高血糖が心配なのですが、やはり糖質の吸収を抑えるお薬を服用した方がよいのでしょうか?また糖質制限そのものに効果を感じていない主治医にどのようにお話すれば、処方してもらえるか甚だ不安です。
何かよいお知恵があれば、お教えいただきたく。】
こんにちは。
shushumama さんから、糖質制限食で体重、血糖値改善、一方耐糖能悪化?
というコメントと質問を頂きました。
shushumama さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
体重、血糖値改善、良かったですね。
前 30分 60分 90分 120分
血糖値 96 192 285 283 241mg/dl
インスリン 17.7 32.5 60.4 41.7µU/ml
75g経口ブドウ糖負荷試験実施前3日間は、150g/日以上の糖質摂取が、日本糖尿病学会の推奨となっています。
これは糖質制限をある程度の期間続けた正常人が、いきなりブドウ糖負荷試験をすると、耐糖能低下のデータがでることが、時にあるからです。
私見ですが、このようなケースは、追加分泌インスリンを出す必要がほとんどない糖質制限食を続けていた場合には、久しぶりの急な大量の糖質摂取に対して、β細胞が準備ができていない状態であった可能性があります。
従って、150g/日以上の糖質を3日間摂取することで準備を整えてから検査をすると、β細胞の準備ができているので、もともと正常型だったのなら耐糖能が普通に戻ると思われます。
スーパー糖質制限食実践でβ細胞は休養できていて、なおかつ血糖コントロール良好ならば、β細胞が障害されている可能性はありません。
ですから、β細胞のインスリン分泌能力も準備さえ整えば、正常に作用すると考えられます。
つまり、正常人が糖質制限中にいきなり糖質摂取したとき、一見耐糖能が低下したようなデータが出ることがありますが、これは本当にβ細胞が障害されて耐糖能が落ちたのではないので、心配ないということです。
糖質制限食実践者においては、食後高血糖によるβ細胞の障害はないので、本当にインスリン分泌能が低下するということは考えられません。
shushumama さんの場合もこのケースと思います。
もともと境界型レベルだったと思われる耐糖能が今回の75gブドウ糖負荷試験では、糖尿病型を呈しています。
空腹時血糖96mg/dl、HbA1c5.7%ならまったくの正常ですので、このまま糖質制限食を続けられれば、合併症の発症はありません。
今後、75g経口ブドウ糖負荷試験をする必要はありません。
バトルをするよりは、主治医を変更した方がリーズナブルと思います。
日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏が自ら「緩やかな糖質制限食」を実践しておられる時代です。
糖質制限食賛成派の医師も随分、増えています。
以下の提携医療機関をご参照ください。
このまま美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けいただけば幸いです。
月に1回のフレンチやイタリアンのフルコースの時は、α-GI薬などを食直前に内服して、できるだけ食後高血糖を防ぎましょう。
日本糖質制限医療推進協会
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
提携医療機関
http://www.toushitsuseigen.or.jp/med-institution
江部康二
2016年09月21日 (水)

おはようございます。
時折、読者の方から
『糖質制限で使っていい調味料は具体的に何がありますでしょうか?』
との質問を頂きます。
パンやケーキやチョコレートなどは、糖質制限でも通常のものと遜色の無い、いやそれ以上のものが完成していますが、取り敢えず困るのが調味料(^_^;)
基本的に市販の調味料は、砂糖が入っているものが多いので、糖質制限食には向きません。
ですから自ずと塩だけの味付けになるのですが、なんぼなんでも、塩味ばかりで飽きてくると口をそろえておっしゃいます。
あらてつさんの糖質制限ドットコムでは、
・糖質制限ケチャップ
・糖質制限中濃ソース
・糖質制限焼き肉のタレ
・糖質制限万能だし醤油
・糖質制限万能ごまドレッシング
・糖質制限サウザンアイランドドレッシング
・糖質制限ぽん酢
などなど、糖質制限食対応の調味料をいろいろと発売していますので、これらを使ってもらうのもいいでしょう。
特に、糖質制限万能だし醤油は、糖質制限ドットコムのお客さんからの開発して欲しいリクエスト、ナンバーワン商品でした。
発売と同時に大人気で、今でも生産が間に合わない時があるというので驚きですね。
私自身は料理をしないので、だし醤油を何に使うのかすら分かってませんが、使われた患者さんに聞いたところ、これまで砂糖を使うので糖質制限食を始めてから食べられなかった和風の煮物が食べられるようになったと、大変喜んでおられました(^^)
煮物以外では、すき焼きのタレに使ったり、糖質制限麺と合わせてうどんや蕎麦の出汁にしたり、寒い季節は鍋やおでんの出汁にも使うそうです。
だし醤油って正に万能なんですね(^_^;)
これからだんだん気温が下がってくると、焼酎のお湯割りと鍋や煮物が恋しい季節になります。
糖尿人、メタボ人、ダイエッター、全ての糖質セイゲニストの皆さん、料理のレパートリーが広がる糖質制限万能だし醤油、是非一度お試しあれ\(^o^)/
江部康二
詳細はこちら
↓ ↓ ↓
糖質制限 万能だし醤油
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail49.html
2016年09月20日 (火)
こんばんは。
今まで、「脂肪酸は血液脳関門(BBB)を通過できないがケトン体は通過できる」と述べてきました。
しかし、脂肪酸も血液脳関門を通過できると思われます。
夏井睦医師著「炭水化物が人類を滅ぼす」(光文社新書、2013年)の231、232ページにも記載してあるように、少なくともEPAやDHAという有名な脂肪酸が、現実に脂肪酸は血液脳関門を通過していることは確実です。
1)脂肪酸は血液脳関門を通過する。
2)脂肪酸はアストロサイトのミトコンドリア内でβ酸化されてエネルギー源となる。
3)神経細胞(ニューロン)では細胞膜の原料となるがエネルギー源としては使われない。
現時点で、1)2)3)が正解と考えられます。
アストロサイト(astrocyte)とは、中枢神経系に存在するグリア細胞の1つです。
グリア細胞 ( glial cell)は神経系を構成する神経細胞ではない細胞の総称であり、ヒトの脳では細胞数で神経細胞の50倍ほど存在しているとされています。
アストロサイトは神経細胞を支えて支持してる細胞です。
毛細血管の周囲はアストロサイトの足突起に覆われていて、神経細胞と毛細血管の間には常にアストロサイトが介在しています。
『毛細血管-アストロサイト-神経細胞』を一つの構成単位として捉えるとわかりやすいです。
脂肪酸は神経細胞の細胞膜の原料となりますが、エネルギー源としてはほとんど使われません。
これは、エネルギー源として利用するとき、酸素消費が一番少ないのがケトン体で次がブドウ糖であり、脂肪酸は酸素消費が多いからと思われます。
仮説ではありますが、進化の過程で脳が酸素不足にならないように、神経細胞のミトコンドリアは脂肪酸をエネルギー源としないように脂肪酸を分解する酵素を減らしたと考えられます。
アストロサイトは脂肪酸を分解してケトン体を産生します。
ケトン体は神経細胞に輸送されてミトコンドリアで代謝されてエネルギー源になります。
江部康二
今まで、「脂肪酸は血液脳関門(BBB)を通過できないがケトン体は通過できる」と述べてきました。
しかし、脂肪酸も血液脳関門を通過できると思われます。
夏井睦医師著「炭水化物が人類を滅ぼす」(光文社新書、2013年)の231、232ページにも記載してあるように、少なくともEPAやDHAという有名な脂肪酸が、現実に脂肪酸は血液脳関門を通過していることは確実です。
1)脂肪酸は血液脳関門を通過する。
2)脂肪酸はアストロサイトのミトコンドリア内でβ酸化されてエネルギー源となる。
3)神経細胞(ニューロン)では細胞膜の原料となるがエネルギー源としては使われない。
現時点で、1)2)3)が正解と考えられます。
アストロサイト(astrocyte)とは、中枢神経系に存在するグリア細胞の1つです。
グリア細胞 ( glial cell)は神経系を構成する神経細胞ではない細胞の総称であり、ヒトの脳では細胞数で神経細胞の50倍ほど存在しているとされています。
アストロサイトは神経細胞を支えて支持してる細胞です。
毛細血管の周囲はアストロサイトの足突起に覆われていて、神経細胞と毛細血管の間には常にアストロサイトが介在しています。
『毛細血管-アストロサイト-神経細胞』を一つの構成単位として捉えるとわかりやすいです。
脂肪酸は神経細胞の細胞膜の原料となりますが、エネルギー源としてはほとんど使われません。
これは、エネルギー源として利用するとき、酸素消費が一番少ないのがケトン体で次がブドウ糖であり、脂肪酸は酸素消費が多いからと思われます。
仮説ではありますが、進化の過程で脳が酸素不足にならないように、神経細胞のミトコンドリアは脂肪酸をエネルギー源としないように脂肪酸を分解する酵素を減らしたと考えられます。
アストロサイトは脂肪酸を分解してケトン体を産生します。
ケトン体は神経細胞に輸送されてミトコンドリアで代謝されてエネルギー源になります。
江部康二
2016年09月19日 (月)
こんばんは。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、
自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、
80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、
自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、
80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年09月19日 (月)
こんにちは。
4月20日のブログ記事で紹介しました、私が監修して完成した糖質制限ミックス粉、京都江部粉の家庭用、
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
販売している糖質制限ドットコムのあらてつさんによると、想像していた以上の売れ行きだそうで、監修した身としては、嬉しい限りです(^o^)
糖質制限食の広がりと共に、ご自分で糖質制限パンを焼かれる方も増え、いろいろなレシピがネット上に公開されています。
私の患者さんもレシピを参考にパンを焼かれるのですが、どうもうまく膨らみませんと皆さん仰います。
グルテンをベースにしたパンは少し慣れが必要なので、最初のうちは難しいかも知れませんね(^_^;)
実は、以前から家で簡単にパンが焼けるミックス粉を出して欲しいとリクエストを多数頂いておりました。
そこで、業務用の京都江部粉を、どなたでもご家庭でカンタンに糖質制限パンを焼いて頂ける家庭用のミックス粉に改良しました。
それが前回ご紹介した

お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
です。
ベースになった京都江部粉ですが、糖質制限ドットコムのあらてつさんによりますと…
「特に多いのが、「京都江部粉ってナニ?」という、もっとも基本的(笑)な質問でして、まあ、一口に言えば粉なので、「粉です」とお答えすれば手っ取り早いのですが、それでは身も蓋もないので解説致します。
『京都江部粉とは、ABS株式会社のマジック粉部長こと、私Sが開発した糖質制限ミックス粉で、麺用、パン用とあり、汎用性が高く、麺・パンだけでなく様々なものが作れるのが特徴です。
もちろん、パッチもん屋のミックス粉のように、表記してある以上に血糖値が上がったり、糖質量が倍違う商品企画書が後から出てくるなどといったことはありません。
江部康二先生が人体実験を繰り返して完成した、正に血と汗の結晶と言えるミックス粉です。』
by ABS株式会社 マジック粉部長
これ以上の詳細は、私も聞かされておりません(笑)
こちらがそのマジック粉部長。

因みに、私ども糖質制限ドットコムで販売している
おいしい糖質制限パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail6.html
おいしい糖質制限食パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail72.html
ローカーボ山型食パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail7.html
おいしい糖質制限シナモンパン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail8.html
糖質制限 PIZZA
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail69.html
は、全て 京都江部粉パン用ミックス粉を、
糖質制限 うどん/そば粉入り麺
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail47.html
糖質制限 中華麺
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail77.html
糖質制限 パスタ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail46.html
は、京都江部粉麺用ミックス粉を使っております。
さらに因みに、
カフェ・ハルディン
http://www008.upp.so-net.ne.jp/cafejardin/home.html
ドルチェ&パスタ ピキタン
http://dolcepastapichitan.web.fc2.com/pichitan.html
のパン、麺、スイーツも京都江部粉パン用&麺用ミックス粉を使った手作りです。
利野先生の
天然酵母のパン教室 アタサンテ
http://a-ta-sante.com/
では、
京都江部粉・麺ミックスで『水ナスの花山椒風味のマリネ』
京都江部粉・麺ミックスで『担々麺』
京都江部粉・麺ミックスで『カレーうどん』
京都江部粉麺ミックスで『三色素麺』
京都江部粉・パンミックスで『シフォンケーキ』
などなど、様々なメニューにチャレンジされ、京都江部粉の汎用性の高さを示して頂いてます。
今後、京都江部粉パン用&麺用ミックス粉を使用した、カフェ・ハルディン開発の新商品や、ドルチェ&パスタ ピキタン開発の新商品の発売、利野先生のパン教室&料理教室をどんどん開催していく予定なので、これからの京都江部粉にご期待ください。」
とのことです。
Ⅰ型糖尿病+管理栄養士Cocoroの糖質制限Blog
http://cocolowcarb.blog.fc2.com/
のCocoroちゃんとカフェ・ハルディンの宮本マスターの料理教室でも、もちろん「お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉」を使っております。
Cocoroちゃんによりますと、今後、関東でも料理教室を開催したいとのことなので、関東方面の読者の皆さん、乞うご期待です\(^o^)/
江部康二
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉の詳細とお求めはこちらから
↓ ↓ ↓
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
4月20日のブログ記事で紹介しました、私が監修して完成した糖質制限ミックス粉、京都江部粉の家庭用、
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
販売している糖質制限ドットコムのあらてつさんによると、想像していた以上の売れ行きだそうで、監修した身としては、嬉しい限りです(^o^)
糖質制限食の広がりと共に、ご自分で糖質制限パンを焼かれる方も増え、いろいろなレシピがネット上に公開されています。
私の患者さんもレシピを参考にパンを焼かれるのですが、どうもうまく膨らみませんと皆さん仰います。
グルテンをベースにしたパンは少し慣れが必要なので、最初のうちは難しいかも知れませんね(^_^;)
実は、以前から家で簡単にパンが焼けるミックス粉を出して欲しいとリクエストを多数頂いておりました。
そこで、業務用の京都江部粉を、どなたでもご家庭でカンタンに糖質制限パンを焼いて頂ける家庭用のミックス粉に改良しました。
それが前回ご紹介した

お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
です。
ベースになった京都江部粉ですが、糖質制限ドットコムのあらてつさんによりますと…
「特に多いのが、「京都江部粉ってナニ?」という、もっとも基本的(笑)な質問でして、まあ、一口に言えば粉なので、「粉です」とお答えすれば手っ取り早いのですが、それでは身も蓋もないので解説致します。
『京都江部粉とは、ABS株式会社のマジック粉部長こと、私Sが開発した糖質制限ミックス粉で、麺用、パン用とあり、汎用性が高く、麺・パンだけでなく様々なものが作れるのが特徴です。
もちろん、パッチもん屋のミックス粉のように、表記してある以上に血糖値が上がったり、糖質量が倍違う商品企画書が後から出てくるなどといったことはありません。
江部康二先生が人体実験を繰り返して完成した、正に血と汗の結晶と言えるミックス粉です。』
by ABS株式会社 マジック粉部長
これ以上の詳細は、私も聞かされておりません(笑)
こちらがそのマジック粉部長。

因みに、私ども糖質制限ドットコムで販売している
おいしい糖質制限パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail6.html
おいしい糖質制限食パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail72.html
ローカーボ山型食パン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail7.html
おいしい糖質制限シナモンパン
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail8.html
糖質制限 PIZZA
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail69.html
は、全て 京都江部粉パン用ミックス粉を、
糖質制限 うどん/そば粉入り麺
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail47.html
糖質制限 中華麺
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail77.html
糖質制限 パスタ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail46.html
は、京都江部粉麺用ミックス粉を使っております。
さらに因みに、
カフェ・ハルディン
http://www008.upp.so-net.ne.jp/cafejardin/home.html
ドルチェ&パスタ ピキタン
http://dolcepastapichitan.web.fc2.com/pichitan.html
のパン、麺、スイーツも京都江部粉パン用&麺用ミックス粉を使った手作りです。
利野先生の
天然酵母のパン教室 アタサンテ
http://a-ta-sante.com/
では、
京都江部粉・麺ミックスで『水ナスの花山椒風味のマリネ』
京都江部粉・麺ミックスで『担々麺』
京都江部粉・麺ミックスで『カレーうどん』
京都江部粉麺ミックスで『三色素麺』
京都江部粉・パンミックスで『シフォンケーキ』
などなど、様々なメニューにチャレンジされ、京都江部粉の汎用性の高さを示して頂いてます。
今後、京都江部粉パン用&麺用ミックス粉を使用した、カフェ・ハルディン開発の新商品や、ドルチェ&パスタ ピキタン開発の新商品の発売、利野先生のパン教室&料理教室をどんどん開催していく予定なので、これからの京都江部粉にご期待ください。」
とのことです。
Ⅰ型糖尿病+管理栄養士Cocoroの糖質制限Blog
http://cocolowcarb.blog.fc2.com/
のCocoroちゃんとカフェ・ハルディンの宮本マスターの料理教室でも、もちろん「お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉」を使っております。
Cocoroちゃんによりますと、今後、関東でも料理教室を開催したいとのことなので、関東方面の読者の皆さん、乞うご期待です\(^o^)/
江部康二
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉の詳細とお求めはこちらから
↓ ↓ ↓
お家de簡単♪糖質制限 ミックス粉
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail140.html
2016年09月18日 (日)
こんにちは。
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年09月17日 (土)
こんにちは。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
柴田寿彦南医療生協名誉理事長が翻訳された最新の本が、2016年5月23日に発売されました。
2016年9月4日(日)、コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)にて出版記念講演会が開催され、私が講師をつとめました。
会場、満席の430名が参加されて、大盛況でした。
昼食後の午後1時半からの講演会でしたが、誰一人居眠りする人もなく、とても集中して聞いて頂きました。
おおいに笑いもあり、楽しい講演会でした。
ブログ読者の皆さんも多数、ご参加頂きありがとうございました。
講演会の様子が
メディカルトリビューンの健康百科
http://kenko100.jp/articles/160916004083/#gsc.tab=0
に記事としてアップされました。
写真もあります。
是非、ご覧いただけば幸いです。
以下は、一部を抜粋です。
☆☆☆
糖質制限食はもはやブームではない
江部康二氏の講演に400人、名古屋・南生協病院
糖質制限食は、「血糖値を上昇させるのは糖質だけ」というシンプルな事実をもとに、食事で摂取する糖質(炭水化物から食物繊維を引いたもの)をできるだけ減らして、血糖を良好にコントロールしようというもの。今では治療の一貫として、もしくは独自に食生活に取り入れ、糖尿病、メタボリックシンドロームといった生活習慣病の改善に取り組んでいる人も多い。「糖質制限食」という言葉が広まっておよそ10年。最初は流行のダイエット法のごとく捉えられてもいたが、数多に消えてはなくなるダイエット法と違い、治療食、健康食として確かな功績を残している。もはやブームではない。このたび、名古屋・総合病院南生協病院で、糖質制限のバイブルともいわれる書籍『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』(原著名「Dr. Bernstein's Diabetes Solution」、発行:メディカルトリビューン、販売:金芳堂)の出版記念講演会が9月4日に開かれ、本書の翻訳者である同病院の柴田寿彦名誉理事長、日本での「糖質制限」のパイオニアである高雄病院(京都市)の江部康二理事長が出席した。
糖質制限食は人類本来の食生活
江部康二氏は高雄病院で院長の兄が1999年に導入していた糖質制限食を2001年から糖尿病患者に実践し、目覚ましい成果を上げたことから、その後は病院全体で研究を取り組んだ。その後2002年には自身が糖尿病は発症し、糖質制限食を自分自身で実践。それから足かけ15年間にわたり実践中。いわば糖質制限の生き証人と言える。
「糖質制限は人類本来の食生活であり、健康食。変わった食事ではない」と江部氏は強調する。農耕が始まるまでは、木の実、魚介類、果物、野菜、動物の肉、昆虫類などが日常的な食事であり、糖質が少なく血糖の上昇が少なかった。農耕の始まりとともに穀物を摂取するようになり、虫歯も増えたという。糖質制限食は人類進化過程700万年の本来の食事であり「人類の健康食」と語った。
糖質が肥満の真犯人、脂肪は無実
糖質制限食の対象と適応外
*診断基準を満たす膵炎は対象とならない
*肝硬変も適応とならない
*長鎖脂肪酸代謝異常症も適応外
*糖尿病の経口薬を内服している人やインスリン注射を打っている人は低血糖発作予防のため糖質制限食開始前に必ず医師と相談すること
*腎機能eGFR60mL/分までは、日本腎臓病学会CKDガイド2013に従いOK
*腎不全は米国糖尿病学会2013年の声明を考慮し個別対応
*糖尿病・肥満・メタボ・生活習慣病などが対象
*糖尿病1型、2型を問わず、インスリンの減量が可能
(江部氏発表資料より)
米国では脂質摂取率が減ったにもかかわらず、肥満が倍増し、糖尿病患者が増え続けた。この原因は「精製炭水化物の頻回過剰摂取。糖質の多い甘い清涼飲料水。糖質・脂質・蛋白質のうち食後に高血糖、血糖幅増大を生じるのは糖質のみである」という事実にあると江部氏は語る。糖尿病の真犯人はまさにそこにある。糖尿病の人は糖質を摂取した場合、血糖が異常な高値になる。例えば茶碗一杯(150g)のご飯を摂取した場合、血糖値を165mg/dL上昇させるが、和牛サーロインステーキ(脂身つき・200g)を食べても血糖は3mg/dLも上昇しない。肉・魚・卵・チーズ・豆腐・大豆製品などはタンパク質や脂質が主成分であり、糖質は少ない。「糖質制限食こそが、糖尿病・肥満などの生活習慣病には最適」と指摘するが、糖質制限食の対象にもいくつかの条件(上表)があるので、気をつけたい。
注意したいのが「高血糖の記憶」と呼ばれる概念。江部氏は「一定期間血糖コントロール不良があれば、その後良好なコントロールが得られても血管合併症リスクが残る」という。「糖質制限食で血糖コントロール良好になっても、過去の高血糖の記憶がある糖尿人は油断禁物です」と話す。頸動脈エコー、心エコー、眼底検査などが定期的に必要という。また、糖質制限食で血糖値が良好になっても、続けなければ血糖コントロールはでなきないという点も勘違いしてはいけない。
もはやブームではない!健康食としての糖質制限食
糖質制限食10カ条~糖尿病や肥満が気になる人に~
●魚介・肉・卵・豆腐・チーズなどタンパク質や脂質が主な食品はしっかり食べる
●ご飯・パン・麺・イモおよび菓子・砂糖・ジュースなどの糖質の摂取は極力控える
●やむを得ず主食(糖質)を取るときは少量にとどめる
●飲料は牛乳・果汁は飲まず、成分未調整豆乳、水、番茶、麦茶、ほうじ茶はOK
●糖質含有量の少ない野菜・海藻・キノコ類は適量OK。果物は少量にとどめる
●オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に取り、リノール酸を減らす
●マヨネーズ(砂糖なしのもの)やバターもOK
●酒は蒸留酒(焼酎など)はOK、醸造酒(ビール、日本酒)は不可
●間食はチーズ類やナッツ類を中心に適量取る。菓子類、ドライフルーツは不可
●できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
(江部氏発表資料より)
江部氏が繰り返し強調していたのは「糖質制限食は人類本来の食事、人類の健康食」ということ。生活習慣病の予防と治療になるばかりでなく、風邪をひきにくくなるなどの免疫向上、食後の眠気がなくなるなどの能率向上、全身の血流・代謝が改善する自然治癒力向上などさまざまなメリットがあるという。
ブームは3カ月で消えるというが、糖質制限食は2005年から広がり早10年。米国糖尿病学会も2013年に糖質制限食を受け入れた。東京大学医学部附属病院でも、2015年4月から糖質を40%に控える糖質制限食を提供しているという。江部氏は「糖尿病や肥満でなければ、スタンダード糖質制限食(朝と夕に主食を抜く)、プチ糖質制限食(夕だけ主食を抜く)といった自分に合った糖質制限を実践しつつ、動物性脂肪やタンパク質をしっかり食べて病気の予防に生かしてもらいたい」と話した。
江部康二
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
柴田寿彦南医療生協名誉理事長が翻訳された最新の本が、2016年5月23日に発売されました。
2016年9月4日(日)、コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)にて出版記念講演会が開催され、私が講師をつとめました。
会場、満席の430名が参加されて、大盛況でした。
昼食後の午後1時半からの講演会でしたが、誰一人居眠りする人もなく、とても集中して聞いて頂きました。
おおいに笑いもあり、楽しい講演会でした。
ブログ読者の皆さんも多数、ご参加頂きありがとうございました。
講演会の様子が
メディカルトリビューンの健康百科
http://kenko100.jp/articles/160916004083/#gsc.tab=0
に記事としてアップされました。
写真もあります。
是非、ご覧いただけば幸いです。
以下は、一部を抜粋です。
☆☆☆
糖質制限食はもはやブームではない
江部康二氏の講演に400人、名古屋・南生協病院
糖質制限食は、「血糖値を上昇させるのは糖質だけ」というシンプルな事実をもとに、食事で摂取する糖質(炭水化物から食物繊維を引いたもの)をできるだけ減らして、血糖を良好にコントロールしようというもの。今では治療の一貫として、もしくは独自に食生活に取り入れ、糖尿病、メタボリックシンドロームといった生活習慣病の改善に取り組んでいる人も多い。「糖質制限食」という言葉が広まっておよそ10年。最初は流行のダイエット法のごとく捉えられてもいたが、数多に消えてはなくなるダイエット法と違い、治療食、健康食として確かな功績を残している。もはやブームではない。このたび、名古屋・総合病院南生協病院で、糖質制限のバイブルともいわれる書籍『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』(原著名「Dr. Bernstein's Diabetes Solution」、発行:メディカルトリビューン、販売:金芳堂)の出版記念講演会が9月4日に開かれ、本書の翻訳者である同病院の柴田寿彦名誉理事長、日本での「糖質制限」のパイオニアである高雄病院(京都市)の江部康二理事長が出席した。
糖質制限食は人類本来の食生活
江部康二氏は高雄病院で院長の兄が1999年に導入していた糖質制限食を2001年から糖尿病患者に実践し、目覚ましい成果を上げたことから、その後は病院全体で研究を取り組んだ。その後2002年には自身が糖尿病は発症し、糖質制限食を自分自身で実践。それから足かけ15年間にわたり実践中。いわば糖質制限の生き証人と言える。
「糖質制限は人類本来の食生活であり、健康食。変わった食事ではない」と江部氏は強調する。農耕が始まるまでは、木の実、魚介類、果物、野菜、動物の肉、昆虫類などが日常的な食事であり、糖質が少なく血糖の上昇が少なかった。農耕の始まりとともに穀物を摂取するようになり、虫歯も増えたという。糖質制限食は人類進化過程700万年の本来の食事であり「人類の健康食」と語った。
糖質が肥満の真犯人、脂肪は無実
糖質制限食の対象と適応外
*診断基準を満たす膵炎は対象とならない
*肝硬変も適応とならない
*長鎖脂肪酸代謝異常症も適応外
*糖尿病の経口薬を内服している人やインスリン注射を打っている人は低血糖発作予防のため糖質制限食開始前に必ず医師と相談すること
*腎機能eGFR60mL/分までは、日本腎臓病学会CKDガイド2013に従いOK
*腎不全は米国糖尿病学会2013年の声明を考慮し個別対応
*糖尿病・肥満・メタボ・生活習慣病などが対象
*糖尿病1型、2型を問わず、インスリンの減量が可能
(江部氏発表資料より)
米国では脂質摂取率が減ったにもかかわらず、肥満が倍増し、糖尿病患者が増え続けた。この原因は「精製炭水化物の頻回過剰摂取。糖質の多い甘い清涼飲料水。糖質・脂質・蛋白質のうち食後に高血糖、血糖幅増大を生じるのは糖質のみである」という事実にあると江部氏は語る。糖尿病の真犯人はまさにそこにある。糖尿病の人は糖質を摂取した場合、血糖が異常な高値になる。例えば茶碗一杯(150g)のご飯を摂取した場合、血糖値を165mg/dL上昇させるが、和牛サーロインステーキ(脂身つき・200g)を食べても血糖は3mg/dLも上昇しない。肉・魚・卵・チーズ・豆腐・大豆製品などはタンパク質や脂質が主成分であり、糖質は少ない。「糖質制限食こそが、糖尿病・肥満などの生活習慣病には最適」と指摘するが、糖質制限食の対象にもいくつかの条件(上表)があるので、気をつけたい。
注意したいのが「高血糖の記憶」と呼ばれる概念。江部氏は「一定期間血糖コントロール不良があれば、その後良好なコントロールが得られても血管合併症リスクが残る」という。「糖質制限食で血糖コントロール良好になっても、過去の高血糖の記憶がある糖尿人は油断禁物です」と話す。頸動脈エコー、心エコー、眼底検査などが定期的に必要という。また、糖質制限食で血糖値が良好になっても、続けなければ血糖コントロールはでなきないという点も勘違いしてはいけない。
もはやブームではない!健康食としての糖質制限食
糖質制限食10カ条~糖尿病や肥満が気になる人に~
●魚介・肉・卵・豆腐・チーズなどタンパク質や脂質が主な食品はしっかり食べる
●ご飯・パン・麺・イモおよび菓子・砂糖・ジュースなどの糖質の摂取は極力控える
●やむを得ず主食(糖質)を取るときは少量にとどめる
●飲料は牛乳・果汁は飲まず、成分未調整豆乳、水、番茶、麦茶、ほうじ茶はOK
●糖質含有量の少ない野菜・海藻・キノコ類は適量OK。果物は少量にとどめる
●オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に取り、リノール酸を減らす
●マヨネーズ(砂糖なしのもの)やバターもOK
●酒は蒸留酒(焼酎など)はOK、醸造酒(ビール、日本酒)は不可
●間食はチーズ類やナッツ類を中心に適量取る。菓子類、ドライフルーツは不可
●できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
(江部氏発表資料より)
江部氏が繰り返し強調していたのは「糖質制限食は人類本来の食事、人類の健康食」ということ。生活習慣病の予防と治療になるばかりでなく、風邪をひきにくくなるなどの免疫向上、食後の眠気がなくなるなどの能率向上、全身の血流・代謝が改善する自然治癒力向上などさまざまなメリットがあるという。
ブームは3カ月で消えるというが、糖質制限食は2005年から広がり早10年。米国糖尿病学会も2013年に糖質制限食を受け入れた。東京大学医学部附属病院でも、2015年4月から糖質を40%に控える糖質制限食を提供しているという。江部氏は「糖尿病や肥満でなければ、スタンダード糖質制限食(朝と夕に主食を抜く)、プチ糖質制限食(夕だけ主食を抜く)といった自分に合った糖質制限を実践しつつ、動物性脂肪やタンパク質をしっかり食べて病気の予防に生かしてもらいたい」と話した。
江部康二
2016年09月16日 (金)
こんにちは。
昨日は、日中は蒸し暑かったのですが、夜になると気温が下がり、今朝は肌寒いと感じるくらいの気温でした(^_^;)
猛暑もようやく終わり、秋が近づいて来ましたね(^^)
今日は、秋の夜長にお勧めの糖質制限ワイン、サーメンタムシリーズのご紹介です。


カロリー制限食では真っ先に禁止される「アルコール」ですが、糖質制限食では、種類を選べばOKとしています。
焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒は糖質が0なので飲んでも血糖値に影響を与えません。
一方、ビールや日本酒なのど醸造酒は糖質量が多く、糖質制限食ではNGとなります(^_^;)
同じ醸造酒でも、赤ワインや辛口の白ワインは糖質量が少いので、適量であればOKとしました(^O^)
ですが、この「適量」が分かりませんとよくご質問を頂きます。
確かに、尿糖試験紙で測るにもワインを開けてしまわないといけませんし、沢山のワインの中でどんなワインを選んでいいのか正直なところ分かりにくいです。
糖質制限食実践中でも安心して飲めるワインはないものか?
そう考えたあらてつさん、オリーブオイルのモリドル社との商談にスペインに行った時、ワインの醸造所に「糖質制限でワイン作って!」と頼み込んできました。
紆余曲折を経て完成したのが、Sarmentum(サーメンタム)
糖質制限専門ワインです。
あらてつさんが現地で尿糖試験紙で検査、合格したものを日本に持ち帰り、例によって、私、江部康二自らが血糖測定、見事に合格です。
空腹時でボトル半分開けるのはさすがにキビシイものがありましたが、これで糖質セイゲニストに皆さんに安心して飲んでもらえるワインが出来ると思うと、感無量です(^O^)
糖質制限食の定番、赤ワインに加え、本格白ワイン、ロゼ、カバも糖質制限で醸造です。
醸造元、コビデス社クリストフ氏より解説をご紹介します。
●Vino tinto(赤ワイン)
Sarmentum Merlot Barrica 2011
100%ペネデスのブドウ畑原産メルローを使い醸造。
収穫物は厳選し、精製には細心の注意を払っています。
アメリカンオーク樽で6ヶ月間寝かせ、当社ワイナリーにて最終調整したものです。
樽がもつザクロ色のトーンをもつ、鮮紅色が特徴です。
口の中では、パワフルでありながらまろやかで、後味が長く続き、バランスが取れています。テイスティングをすると、最初にメルローの品種の味が来て、あとからアメリカンオーク樽による、木の優しい味がします。
メルロー独自の、カカオやコーヒーといった類の香りと、樽から来る香ばしい感じがします。
米料理、チーズ、ソーセージ、鳥肉、肉の煮込み料理などのおともにおすすめです。
*Barricaはスペイン語で「樽」を意味し、600リットル以下の木樽で熟成した
ワインに表示できます。
●Vino blanco(白ワイン)
Sarmentum Xarel.lo
ブドウ品種は、100%ペネデス原産地のブドウ畑産チャレロです。
このワインは、当社の他の製品同様、厳選されたブドウからとれたフリーラン果汁(高品質のワインを精製するために、ブドウから圧搾するのではなく、流れ出てくる果汁を使用している)によって精製されたものです。
若々しい白ワインで、ほんのり緑がかった青白い黄色をしています。
地中海のフルーツや白い花の、フルーティーな香りがします。
口の中ではさわやかで、バランスが取れた感じがします。味わいは、長く広がりをもっていて、非常にまろやかです。
果物や白い花の後味がします。
魚料理や癖の少ないチーズ、米料理や白身の肉料理に合わせるのが理想的です。
*サーメンタム チャレロは、果皮浸漬によって精製された特別なワインです。 これ(果皮浸漬)は、ブドウの果皮がより味わいと香りのある、特徴が際立つ部位であることから、フリーラン果汁にブドウの粒を入れて、非常に低い温度下で数時間浸すことで、官能特性の部分を形成させるというものです。
●Cava (カバ スパークリングワイン)
通常のCavaは、ドサージュといって、砂糖や甘いリキュールを添加し、味わいの最終調整を行いますが、このSarmentum Cava Brut Natureは、それらを一切加えずに仕上げています。
ブドウ品種は、ペネデス原産のXarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種です。
穏やかな黄金色の反射のある、青白みかかった黄色。グラスに注ぐと数珠状の輪を形成しながら上昇する泡が、程よい感じで長時間放出されます。
ボトルの中で、わずかに熟した果実や花のニュアンスを帯びた、はちみつのようなクリアンサ独特の非常に心地よい香りがします。
飲んで頂くと爽やかな後味で、口の中で大変な心地よさを演出すします。ドライな感じで始まりますが、まろやかで温かみをもった感じで終わります。
香り高く、素直に後に残るまろやかな後味がたいへん心地良いCavaです。
●Rosé (ロゼ)
100%ペネデスのブドウ畑原産テンプラニージョを使い醸造した、透明感のある桜色がかった赤のロゼワイン。
コルクを抜けば、フルーティーな特徴を持った上質で心地よい香りが拡がります。
口に含むと、ほどよい酸味のあるフレッシュさがありながら、口当たりがまろやかで飲みやすく、エレガントかつフルーティーな後味が残ります。
テンプラニージョの果実を思わせる香りと、重厚かつ繊細な味わい、酸味と渋みがバランスよく感じられるロゼは、どのような料理にも合わせて頂けるでしょう。
もちろん、赤・白・ロゼ・カバ、全て飲みましたが、赤はタンニンの程よい強さと繊細な後味のバランスが取れたワイン、白はとてもフルティーで飲みやすく、カバはドサージュしてないとは思えないほど口当たりがよく、ロゼはテンプラニージョの独特の香りがなんとも言えず、どれもグイグイ飲んでしまいます(^_^;)
すべて私が自ら実験台になり、血糖測定を実施、どれも血糖値に影響を与えませんので、安心してワインを楽しむことができます(^O^)
作ってくださったクリストフさんに大きな拍手を送りたいと思います\(^o^)/
この糖質制限ワイン、Sarmentum(サーメンタム)について、詳細&お買い求めはこちらから。
↓ ↓ ↓
糖質制限ワイン サーメンタム 赤・白・ロゼ
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail66.html
サーメンタム カバ
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail137.html
サーメンタム カバ レゼルバ エスペシャル
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail95.html
言うなれば、私の血と汗と涙の結晶のサーメンタムシリーズ、左党の糖質セイゲニストの皆さん、是非一度お試しあれ\(^o^)/
江部康二
昨日は、日中は蒸し暑かったのですが、夜になると気温が下がり、今朝は肌寒いと感じるくらいの気温でした(^_^;)
猛暑もようやく終わり、秋が近づいて来ましたね(^^)
今日は、秋の夜長にお勧めの糖質制限ワイン、サーメンタムシリーズのご紹介です。


カロリー制限食では真っ先に禁止される「アルコール」ですが、糖質制限食では、種類を選べばOKとしています。
焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒は糖質が0なので飲んでも血糖値に影響を与えません。
一方、ビールや日本酒なのど醸造酒は糖質量が多く、糖質制限食ではNGとなります(^_^;)
同じ醸造酒でも、赤ワインや辛口の白ワインは糖質量が少いので、適量であればOKとしました(^O^)
ですが、この「適量」が分かりませんとよくご質問を頂きます。
確かに、尿糖試験紙で測るにもワインを開けてしまわないといけませんし、沢山のワインの中でどんなワインを選んでいいのか正直なところ分かりにくいです。
糖質制限食実践中でも安心して飲めるワインはないものか?
そう考えたあらてつさん、オリーブオイルのモリドル社との商談にスペインに行った時、ワインの醸造所に「糖質制限でワイン作って!」と頼み込んできました。
紆余曲折を経て完成したのが、Sarmentum(サーメンタム)
糖質制限専門ワインです。
あらてつさんが現地で尿糖試験紙で検査、合格したものを日本に持ち帰り、例によって、私、江部康二自らが血糖測定、見事に合格です。
空腹時でボトル半分開けるのはさすがにキビシイものがありましたが、これで糖質セイゲニストに皆さんに安心して飲んでもらえるワインが出来ると思うと、感無量です(^O^)
糖質制限食の定番、赤ワインに加え、本格白ワイン、ロゼ、カバも糖質制限で醸造です。
醸造元、コビデス社クリストフ氏より解説をご紹介します。
●Vino tinto(赤ワイン)
Sarmentum Merlot Barrica 2011
100%ペネデスのブドウ畑原産メルローを使い醸造。
収穫物は厳選し、精製には細心の注意を払っています。
アメリカンオーク樽で6ヶ月間寝かせ、当社ワイナリーにて最終調整したものです。
樽がもつザクロ色のトーンをもつ、鮮紅色が特徴です。
口の中では、パワフルでありながらまろやかで、後味が長く続き、バランスが取れています。テイスティングをすると、最初にメルローの品種の味が来て、あとからアメリカンオーク樽による、木の優しい味がします。
メルロー独自の、カカオやコーヒーといった類の香りと、樽から来る香ばしい感じがします。
米料理、チーズ、ソーセージ、鳥肉、肉の煮込み料理などのおともにおすすめです。
*Barricaはスペイン語で「樽」を意味し、600リットル以下の木樽で熟成した
ワインに表示できます。
●Vino blanco(白ワイン)
Sarmentum Xarel.lo
ブドウ品種は、100%ペネデス原産地のブドウ畑産チャレロです。
このワインは、当社の他の製品同様、厳選されたブドウからとれたフリーラン果汁(高品質のワインを精製するために、ブドウから圧搾するのではなく、流れ出てくる果汁を使用している)によって精製されたものです。
若々しい白ワインで、ほんのり緑がかった青白い黄色をしています。
地中海のフルーツや白い花の、フルーティーな香りがします。
口の中ではさわやかで、バランスが取れた感じがします。味わいは、長く広がりをもっていて、非常にまろやかです。
果物や白い花の後味がします。
魚料理や癖の少ないチーズ、米料理や白身の肉料理に合わせるのが理想的です。
*サーメンタム チャレロは、果皮浸漬によって精製された特別なワインです。 これ(果皮浸漬)は、ブドウの果皮がより味わいと香りのある、特徴が際立つ部位であることから、フリーラン果汁にブドウの粒を入れて、非常に低い温度下で数時間浸すことで、官能特性の部分を形成させるというものです。
●Cava (カバ スパークリングワイン)
通常のCavaは、ドサージュといって、砂糖や甘いリキュールを添加し、味わいの最終調整を行いますが、このSarmentum Cava Brut Natureは、それらを一切加えずに仕上げています。
ブドウ品種は、ペネデス原産のXarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種です。
穏やかな黄金色の反射のある、青白みかかった黄色。グラスに注ぐと数珠状の輪を形成しながら上昇する泡が、程よい感じで長時間放出されます。
ボトルの中で、わずかに熟した果実や花のニュアンスを帯びた、はちみつのようなクリアンサ独特の非常に心地よい香りがします。
飲んで頂くと爽やかな後味で、口の中で大変な心地よさを演出すします。ドライな感じで始まりますが、まろやかで温かみをもった感じで終わります。
香り高く、素直に後に残るまろやかな後味がたいへん心地良いCavaです。
●Rosé (ロゼ)
100%ペネデスのブドウ畑原産テンプラニージョを使い醸造した、透明感のある桜色がかった赤のロゼワイン。
コルクを抜けば、フルーティーな特徴を持った上質で心地よい香りが拡がります。
口に含むと、ほどよい酸味のあるフレッシュさがありながら、口当たりがまろやかで飲みやすく、エレガントかつフルーティーな後味が残ります。
テンプラニージョの果実を思わせる香りと、重厚かつ繊細な味わい、酸味と渋みがバランスよく感じられるロゼは、どのような料理にも合わせて頂けるでしょう。
もちろん、赤・白・ロゼ・カバ、全て飲みましたが、赤はタンニンの程よい強さと繊細な後味のバランスが取れたワイン、白はとてもフルティーで飲みやすく、カバはドサージュしてないとは思えないほど口当たりがよく、ロゼはテンプラニージョの独特の香りがなんとも言えず、どれもグイグイ飲んでしまいます(^_^;)
すべて私が自ら実験台になり、血糖測定を実施、どれも血糖値に影響を与えませんので、安心してワインを楽しむことができます(^O^)
作ってくださったクリストフさんに大きな拍手を送りたいと思います\(^o^)/
この糖質制限ワイン、Sarmentum(サーメンタム)について、詳細&お買い求めはこちらから。
↓ ↓ ↓
糖質制限ワイン サーメンタム 赤・白・ロゼ
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail66.html
サーメンタム カバ
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail137.html
サーメンタム カバ レゼルバ エスペシャル
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail95.html
言うなれば、私の血と汗と涙の結晶のサーメンタムシリーズ、左党の糖質セイゲニストの皆さん、是非一度お試しあれ\(^o^)/
江部康二
2016年09月16日 (金)
おはようございます。
「急速な血糖値・HbA1cの改善により、網膜症の一時的な悪化や眼底出血を起こすことがある」
という従来からの定説があります。
確かに、インスリン注射やSU剤などにより急速に血糖値が改善した場合、改善速度が速いほど、網膜症の悪化率が高かったという論文報告があります。
実際に日常臨床上、糖尿人を診察しておられる医師においては経験があることと思われます。
とは言え、一時的な悪化はあっても、長期的には血糖コントロールが良い方が網膜症にも良いということも報告されています。
それでは 糖質制限食によって、血糖値が急速に改善した場合はどうなのでしょう?
網膜症の悪化や眼底出血の心配はないのでしょうか?
実は当初、私達も糖質制限食でインスリン注射以上に速やかに血糖コントロールが良くなるので、このことを懸念していました。
幸い、1999年、高雄病院で糖質制限食開始以来の経験で、糖質制限食による改善では基本的に網膜症の悪化はありませんでしたので、今は全く心配はしていません。
しかし、
(A)インスリン注射やSU剤による急速なHbA1c改善:網膜症悪化や眼底出血あり。
何故、網膜症の悪化や眼底出血があるのか、現時点では原因不明。
(B)糖質制限によるより急速なHbA1c改善:網膜症の悪化なし
こちらも、何故、網膜症が悪化しないのか現時点では理由は不明。
同じようにHbA1cが改善するのに、なぜこうも違うのか、疑問が残ります。
平均血糖値(HbA1c)が同じように良くなるにもかかわらず、インスリンやSU剤の投与による場合と糖質制限食による場合で、このように明暗がわかれるのには、必ず理由があるはずです。
それで、以下、あくまでも仮説ですが考察してみました。
以前は、長年にわたって血糖コントロールの評価基準として、空腹時血糖値とHbA1cが使用されてきました。
しかし、近年の信頼度の高い研究により、空腹時血糖値とHbA1cがコントロール良好でも、糖尿病合併症は防げないことがわかってきたのです。
それどころか、糖質を普通に摂取しながら、インスリン注射やSU剤で厳格に治療すると、総死亡率が上昇するという信頼度の高いエビデンスが報告されました。(*)
すなわち、食後高血糖と平均血糖変動幅の増大が、最大の酸化ストレスリスクであり、糖尿病合併症の元凶ということがわかってきたのです。
空腹時血糖値とHbA1cだけによる評価では、食後高血糖と平均血糖変動幅の増大は全く知ることができないのです。
人体は、酸化反応と抗酸化反応のバランスがとれていると、正常に機能します。
酸化反応が抗酸化反応を上まわった状態を酸化ストレスといいます。
酸化ストレスが、糖尿病合併症・動脈硬化・老化・癌・アルツハイマー・パーキンソン等、様々な疾病の元凶とされています。
このことは、世界中の医学界において、認められています。
糖質を普通に摂取しながら、インスリンやSU剤で厳格に治療してHbA1cを急速に下げると、低血糖も生じやすくなるし、平均血糖変動幅の増大も必発となります。
つまり、(A)の場合は、見かけ上はHbA1cは急速に改善したように見えても、その実態は、「低血糖」と「平均血糖変動幅増大」という最大の酸化ストレスリスクをともなう『質の悪いHbA1c』だったのです。
従って、網膜症悪化や眼底出血を生じた可能性が高いのです。
世界的眼科外科医の深作秀春先生も私と同意見で、以下のコメントを頂きました。(**)
『まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。』
一方、(B)糖質制限食でHbA1cが改善した場合には、薬も使用していないので、「低血糖」も「平均血糖変動幅増大」もない『質のいいHbA1c』なのです。
そのため急速なHbA1c改善にもかかわらず、網膜症の悪化がないと考えられます。
これらにより、糖質制限食の場合、急速な血糖値改善にもかかわらず、網膜症の悪化が生じにくいと考えられます。
既にインスリン注射やSU剤を内服していて、ある時に糖質制限食を開始して、血糖値・HbA1cが急速に改善していく場合も、インスリン注射やSU剤の量は基本的に減量されていくし、代謝全般も改善されていくので、糖尿病網膜症は起こりにくいと思います。
糖質を摂取して、インスリンやSU剤の効能だけに依存して血糖値を下げた場合と、糖質制限食で薬物に頼らずに自然に血糖値が改善した場合との差、すなわち「低血糖、食後高血糖、平均血糖変動幅増大」の酸化ストレスリスクが、両者で全く異なることがお解りいただけたでしょうか。
なお、過去の高血糖のため、すでに糖尿病網膜症が存在している時は、糖質制限食で血糖コントロール良好を維持していれば糖尿病網膜症の進行は、徐々に止まると思います。
そして時間をかけて、ある程度改善する可能性はあります。
しかし、糖質制限食で血糖コントロール良好となっても、既存の糖尿病網膜症が、メキメキ治るわけではありませんので、念のため。
それから、一定の糖尿病罹病期間があって、血糖コントロールが悪かったけれど、その時点では網膜症はないと言われていた人が、糖質制限食を開始して血糖コントロール良好となり、数ヶ月後眼底検査をしたら軽症単純網膜症が発見された、というようなことがまれにあります。
これは糖質制限食開始時点で既に潜在的な網膜症はあったのが、時間的経過で顕在化したもので、高血糖の記憶(***)によるものと思われます。
すなわち糖質制限食で網膜症になったのではなく、過去の高血糖の借金が顕在化したものと思われます。
以上、仮説の段階ではありますが、それなりに説得力のある説明と自負しています。
(*)2011/07/18 の本ブログ記事
「ACCORD試験の死亡リスクと低血糖とSMBGサブ解析2011」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1741.html
をご参照ください。
(**)2016年05月09日 (月)の本ブログ記事
「眼科・深作秀春先生のコメント。糖尿病専門医の治療で網膜症が悪化。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3791.html
をご参照ください。
(***)2010-11-14のブログ
「高血糖の記憶とAGE」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1432.html
をご参照ください。
江部康二
「急速な血糖値・HbA1cの改善により、網膜症の一時的な悪化や眼底出血を起こすことがある」
という従来からの定説があります。
確かに、インスリン注射やSU剤などにより急速に血糖値が改善した場合、改善速度が速いほど、網膜症の悪化率が高かったという論文報告があります。
実際に日常臨床上、糖尿人を診察しておられる医師においては経験があることと思われます。
とは言え、一時的な悪化はあっても、長期的には血糖コントロールが良い方が網膜症にも良いということも報告されています。
それでは 糖質制限食によって、血糖値が急速に改善した場合はどうなのでしょう?
網膜症の悪化や眼底出血の心配はないのでしょうか?
実は当初、私達も糖質制限食でインスリン注射以上に速やかに血糖コントロールが良くなるので、このことを懸念していました。
幸い、1999年、高雄病院で糖質制限食開始以来の経験で、糖質制限食による改善では基本的に網膜症の悪化はありませんでしたので、今は全く心配はしていません。
しかし、
(A)インスリン注射やSU剤による急速なHbA1c改善:網膜症悪化や眼底出血あり。
何故、網膜症の悪化や眼底出血があるのか、現時点では原因不明。
(B)糖質制限によるより急速なHbA1c改善:網膜症の悪化なし
こちらも、何故、網膜症が悪化しないのか現時点では理由は不明。
同じようにHbA1cが改善するのに、なぜこうも違うのか、疑問が残ります。
平均血糖値(HbA1c)が同じように良くなるにもかかわらず、インスリンやSU剤の投与による場合と糖質制限食による場合で、このように明暗がわかれるのには、必ず理由があるはずです。
それで、以下、あくまでも仮説ですが考察してみました。
以前は、長年にわたって血糖コントロールの評価基準として、空腹時血糖値とHbA1cが使用されてきました。
しかし、近年の信頼度の高い研究により、空腹時血糖値とHbA1cがコントロール良好でも、糖尿病合併症は防げないことがわかってきたのです。
それどころか、糖質を普通に摂取しながら、インスリン注射やSU剤で厳格に治療すると、総死亡率が上昇するという信頼度の高いエビデンスが報告されました。(*)
すなわち、食後高血糖と平均血糖変動幅の増大が、最大の酸化ストレスリスクであり、糖尿病合併症の元凶ということがわかってきたのです。
空腹時血糖値とHbA1cだけによる評価では、食後高血糖と平均血糖変動幅の増大は全く知ることができないのです。
人体は、酸化反応と抗酸化反応のバランスがとれていると、正常に機能します。
酸化反応が抗酸化反応を上まわった状態を酸化ストレスといいます。
酸化ストレスが、糖尿病合併症・動脈硬化・老化・癌・アルツハイマー・パーキンソン等、様々な疾病の元凶とされています。
このことは、世界中の医学界において、認められています。
糖質を普通に摂取しながら、インスリンやSU剤で厳格に治療してHbA1cを急速に下げると、低血糖も生じやすくなるし、平均血糖変動幅の増大も必発となります。
つまり、(A)の場合は、見かけ上はHbA1cは急速に改善したように見えても、その実態は、「低血糖」と「平均血糖変動幅増大」という最大の酸化ストレスリスクをともなう『質の悪いHbA1c』だったのです。
従って、網膜症悪化や眼底出血を生じた可能性が高いのです。
世界的眼科外科医の深作秀春先生も私と同意見で、以下のコメントを頂きました。(**)
『まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。』
一方、(B)糖質制限食でHbA1cが改善した場合には、薬も使用していないので、「低血糖」も「平均血糖変動幅増大」もない『質のいいHbA1c』なのです。
そのため急速なHbA1c改善にもかかわらず、網膜症の悪化がないと考えられます。
これらにより、糖質制限食の場合、急速な血糖値改善にもかかわらず、網膜症の悪化が生じにくいと考えられます。
既にインスリン注射やSU剤を内服していて、ある時に糖質制限食を開始して、血糖値・HbA1cが急速に改善していく場合も、インスリン注射やSU剤の量は基本的に減量されていくし、代謝全般も改善されていくので、糖尿病網膜症は起こりにくいと思います。
糖質を摂取して、インスリンやSU剤の効能だけに依存して血糖値を下げた場合と、糖質制限食で薬物に頼らずに自然に血糖値が改善した場合との差、すなわち「低血糖、食後高血糖、平均血糖変動幅増大」の酸化ストレスリスクが、両者で全く異なることがお解りいただけたでしょうか。
なお、過去の高血糖のため、すでに糖尿病網膜症が存在している時は、糖質制限食で血糖コントロール良好を維持していれば糖尿病網膜症の進行は、徐々に止まると思います。
そして時間をかけて、ある程度改善する可能性はあります。
しかし、糖質制限食で血糖コントロール良好となっても、既存の糖尿病網膜症が、メキメキ治るわけではありませんので、念のため。
それから、一定の糖尿病罹病期間があって、血糖コントロールが悪かったけれど、その時点では網膜症はないと言われていた人が、糖質制限食を開始して血糖コントロール良好となり、数ヶ月後眼底検査をしたら軽症単純網膜症が発見された、というようなことがまれにあります。
これは糖質制限食開始時点で既に潜在的な網膜症はあったのが、時間的経過で顕在化したもので、高血糖の記憶(***)によるものと思われます。
すなわち糖質制限食で網膜症になったのではなく、過去の高血糖の借金が顕在化したものと思われます。
以上、仮説の段階ではありますが、それなりに説得力のある説明と自負しています。
(*)2011/07/18 の本ブログ記事
「ACCORD試験の死亡リスクと低血糖とSMBGサブ解析2011」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1741.html
をご参照ください。
(**)2016年05月09日 (月)の本ブログ記事
「眼科・深作秀春先生のコメント。糖尿病専門医の治療で網膜症が悪化。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3791.html
をご参照ください。
(***)2010-11-14のブログ
「高血糖の記憶とAGE」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1432.html
をご参照ください。
江部康二
2016年09月15日 (木)
おはようございます。
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
2016/9/25(日)13:20~16:10午後の部が早々と満員御礼で募集終了となりました。
しかし、その後も参加ご希望のメールが相次ぎましたので、急遽、
午前の部、
2016年9月25日(日)9:50~12:30
※開場・受付開始は9:30~
を追加開催することとなりました。
構成は午後の部とまったく同様です。
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演・トークイベントなのでとても楽しみです。
二人で楽しくわかりやすいお話を目指します。
トークの進行は、芸達者な松本桃代管理栄養士なので、トークイベント、乞うご期待です。
関東方面の方々、多数のご参加をお待ちしております。
午前の部も残席がわずかとなっていますので、お早めにお申し込みいただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、9/25(日)に東京(千代田区)で開催します、講演・トークイベント「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」へ多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
当イベントは、おかげさまで早々に満員御礼となりましたが、多くの方からキャンセル待ちのお問い合わせをいただきまして、このたび、午前の部の追加開催を決定いたしました。
9月25日(日)、午前9:50から下記のとおり午後の部と同じ構成にて開催いたします。
お申し込みそびれた方、午前ならご都合がつくという方をはじめ、皆さまこの機会に奮って参加いただけますと幸いです。
◆イベント情報掲載URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
【午前の部】 *追加開催!*
■日時:2016年9月25日(日)9:50~12:30 ※開場・受付開始は9:30~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
http://www.waterrascommon.com/access.html
■内容:
◆講演
1.「糖質制限食は、人類の健康食」
講師:江部 康二 医師 一般財団法人 高雄病院 理事長/当会理事長
2.「ケトン体の奇跡」
講師:宗田 哲男 医師 宗田マタニティクリニック 院長
◆両講師によるトーク 「糖質制限で日本が変わる!」
進行役:松本 桃代 管理栄養士 永井マザーズホスピタル/当会アドバイザー
◆質疑応答
※講演各40分、トーク40分、質疑応答20分程度を予定しております。
■参加費:賛助会員 2,500円 / 一般 3,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「9/25午前の部、参加希望」とご記入下さい。
(賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは9月23日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
*募集終了【午後の部】
※午後の部は、募集終了しております。たくさんのお申し込みありがとうございました。
■日時:2016年9月25日(日)13:20~16:10 ※開場・受付開始は13:00~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
2016/9/25(日)13:20~16:10午後の部が早々と満員御礼で募集終了となりました。
しかし、その後も参加ご希望のメールが相次ぎましたので、急遽、
午前の部、
2016年9月25日(日)9:50~12:30
※開場・受付開始は9:30~
を追加開催することとなりました。
構成は午後の部とまったく同様です。
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演・トークイベントなのでとても楽しみです。
二人で楽しくわかりやすいお話を目指します。
トークの進行は、芸達者な松本桃代管理栄養士なので、トークイベント、乞うご期待です。
関東方面の方々、多数のご参加をお待ちしております。
午前の部も残席がわずかとなっていますので、お早めにお申し込みいただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、9/25(日)に東京(千代田区)で開催します、講演・トークイベント「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」へ多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
当イベントは、おかげさまで早々に満員御礼となりましたが、多くの方からキャンセル待ちのお問い合わせをいただきまして、このたび、午前の部の追加開催を決定いたしました。
9月25日(日)、午前9:50から下記のとおり午後の部と同じ構成にて開催いたします。
お申し込みそびれた方、午前ならご都合がつくという方をはじめ、皆さまこの機会に奮って参加いただけますと幸いです。
◆イベント情報掲載URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
【午前の部】 *追加開催!*
■日時:2016年9月25日(日)9:50~12:30 ※開場・受付開始は9:30~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
http://www.waterrascommon.com/access.html
■内容:
◆講演
1.「糖質制限食は、人類の健康食」
講師:江部 康二 医師 一般財団法人 高雄病院 理事長/当会理事長
2.「ケトン体の奇跡」
講師:宗田 哲男 医師 宗田マタニティクリニック 院長
◆両講師によるトーク 「糖質制限で日本が変わる!」
進行役:松本 桃代 管理栄養士 永井マザーズホスピタル/当会アドバイザー
◆質疑応答
※講演各40分、トーク40分、質疑応答20分程度を予定しております。
■参加費:賛助会員 2,500円 / 一般 3,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「9/25午前の部、参加希望」とご記入下さい。
(賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは9月23日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
*募集終了【午後の部】
※午後の部は、募集終了しております。たくさんのお申し込みありがとうございました。
■日時:2016年9月25日(日)13:20~16:10 ※開場・受付開始は13:00~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
2016年09月14日 (水)
【16/09/14 mama
Dr.かるぴんちょのサイトで生化学の教科書が紹介されていて、それによると絶食時でさえも脳のエネルギー源は100%ケトン体にはならないようですが、
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat18/post_247.html
糖質制限で脳のエネルギーをどの程度ケトン体に頼っているのかというデータはあるのでしょうか。】
こんにちは。
mamaさんから、脳のエネルギー源としてのケトン体についてコメント・質問をいただきました。
ストライヤー生化学の第5版に
「絶食、3日目には脳がエネルギーの33%をケトン体に頼り、数週間後は脳はエネルギーの70%をケトン体に頼る。」
と記載されていると、カルピンチョ先生のサイトにありました。
カルピンチョ先生、いつも信頼できる、貴重な情報をありがとうございます。
さて、ご質問の
「糖質制限食実践者において、エネルギー源として、どのていどケトン体を利用しているか」
について検討してみます。
『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書27版』(丸善)p154
には、脳はそのエネルギー要求の20%をケトン体でまかなうことができると記載してあります。
それで、脳はどの程度までケトン体をエネルギー源とできるかということなのですが、ハーパー生化学のいう約20%までということはありません。
例えば、
『ガイトン臨床生理学』(米国の有名な医学の教科書です)
監訳・早川弘一、医学書院、1999年、870ページ
によれば、
「炭水化物がエネルギー源として使用できない時、生体のほとんどの細胞のエネルギー源は脂質の代謝により賄われる」
「エスキモー人種は時々完全な脂肪食をとるが・・・中略、・・・前略、通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用しない脳の細胞でさえ、数週間後には50~75%のエネルギ-を脂質(ケトン体)から得られるようになっている」
という記載があります。
さらに、糖輸送体(GLUT)1欠損症の場合は、「ケトン食」(☆)が唯一の治療法です。
細胞が血液中のブドウ糖を取り込むためには、糖輸送体が必要です。
現在までGLUT1~14までが発見されています。
脳・赤血球・網膜・生殖腺胚上皮の糖輸送体はGLUT1です。
GLUT1欠損症では、GLUT1に機能不全があるため、脳細胞が血液中のブドウ糖をエネルギー源としてほとんど利用できないので、通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食は、脂質摂取比率87%の、スーパー糖質制限食(脂質摂取比率56%)を上回る糖質制限食です。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値(3000~5000μM/L)となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、GLUT1欠損症の患者さんも健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳細胞は、ブドウ糖をエネルギー源として使いにくいので、ケトン体が脳の主要なエネルギー源となるのです。
この場合、エスキモーの50~75%より、さらに高い比率で脳はケトン体をエネルギー源としている可能性があります。
また私が34才で、本断食(カロリーゼロ、塩ゼロ、水のみ摂取)をしたとき、血糖は35mg/dlまで下がりました。
しかし普通に意識は清明で外来もしてましたので、この時私の脳は、ブドウ糖ではなくケトン体を主たるエネルギー源として利用していたと考えられます。
本断食でもケトン体は、2000~4000μM/Lになります。
ケトン体が基準値(26~122μM/L)しかなくて、血糖値が35mg/dlなら、脳はエネルギー源が全く不足するので、意識不明で昏睡になります。
糖新生(肝臓でアミノ酸、乳酸、グリセロールなどからブドウ糖を作る)は、脳ではなくて赤血球のために必要なのだと思います。
赤血球は血糖値35mg/dlくらいでも生きていけるようです。
脳に続いて、赤血球のエネルギー源について考えてみます。
赤血球は、脳とは異なり、ミトコンドリアがないので、ブドウ糖しかエネルギー源にできません。
GLUT-1欠損症でも、赤血球のエネルギー源はブドウ糖だけです。
さて、血液脳関門にあるGLUT-1が正常に機能すれば、脳脊髄液中のブドウ糖は、血液中のブドウ糖濃度の60%くらいです。
髄液糖/血糖比、正常は0.6-0.7です。
髄液(脳脊髄液)とは、脳室系とクモ膜下腔を満たす、リンパ液のように無色透明な液体です。
GLUT-1欠損症の場合は、血液中の血糖値が正常値でも髄液検査では、髄液糖は 40 mg/dL 以下です。
髄液糖/血糖比は 0.45 以下(平均 0.35)です。
ということは、平均正常の半分くらいは、ブドウ糖を取り込めていることとなります。
つまりGLUT-1欠損症という診断名がついていても、ブドウ糖取り込み能力がかなり低下しているけれど、ゼロではないということです。
GLUT-1欠損症の赤血球も、脳の血液脳関門と同様にブドウ糖取り込み能力が低下していますが、平均、正常の半分程度は取り込めます。
そうすると、血糖値が100mgとすれば、赤血球内に約50mgくらいは取り込めます。
私が本断食をしたとき、血糖35mg/dlでしたが、脳はケトン体(断食中で高値:2000~3000)をエネルギー源として意識を保ち、赤血球は血糖35mg/dlでも事足りていたのだと思います。
通常、血糖値35mg/dlなら、脳脊髄液のブドウ糖濃度は21mg/dlとなりますので、ケトン体髙値がなければ、意識不明ですね。
血液脳関門にあるGLUT-1が正常に機能すれば、脳脊髄液中のブドウ糖は、血液中のブドウ糖濃度の60%くらいです。
糖尿病専門医研修ガイドブック(改訂第4版、2009年)293ページには、低血糖症の定義として、
「低血糖症状があり血糖値60mg/dl以下」
と記載されています。
血糖値が60mg/dlなら、脳脊髄液のブドウ糖濃度は36mg/dlです。
このように考察すると、赤血球も脳細胞も、それぞれブドウ糖濃度が35~36~37mg/dlくらいで、エネルギー源としては何とか足りているということのようです。
(☆)
1)Ketogenic Diet(ケトン食)は、
2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)
という国際的に有名な公的治療ガイドラインに難治性小児てんかん治療に採用されました。
2)
日本の厚生労働省も、てんかん食を食事療法として2016年4月1日より保険適用としました。
てんかん食とはケトン食のことです。
江部康二
Dr.かるぴんちょのサイトで生化学の教科書が紹介されていて、それによると絶食時でさえも脳のエネルギー源は100%ケトン体にはならないようですが、
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat18/post_247.html
糖質制限で脳のエネルギーをどの程度ケトン体に頼っているのかというデータはあるのでしょうか。】
こんにちは。
mamaさんから、脳のエネルギー源としてのケトン体についてコメント・質問をいただきました。
ストライヤー生化学の第5版に
「絶食、3日目には脳がエネルギーの33%をケトン体に頼り、数週間後は脳はエネルギーの70%をケトン体に頼る。」
と記載されていると、カルピンチョ先生のサイトにありました。
カルピンチョ先生、いつも信頼できる、貴重な情報をありがとうございます。
さて、ご質問の
「糖質制限食実践者において、エネルギー源として、どのていどケトン体を利用しているか」
について検討してみます。
『イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書27版』(丸善)p154
には、脳はそのエネルギー要求の20%をケトン体でまかなうことができると記載してあります。
それで、脳はどの程度までケトン体をエネルギー源とできるかということなのですが、ハーパー生化学のいう約20%までということはありません。
例えば、
『ガイトン臨床生理学』(米国の有名な医学の教科書です)
監訳・早川弘一、医学書院、1999年、870ページ
によれば、
「炭水化物がエネルギー源として使用できない時、生体のほとんどの細胞のエネルギー源は脂質の代謝により賄われる」
「エスキモー人種は時々完全な脂肪食をとるが・・・中略、・・・前略、通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用しない脳の細胞でさえ、数週間後には50~75%のエネルギ-を脂質(ケトン体)から得られるようになっている」
という記載があります。
さらに、糖輸送体(GLUT)1欠損症の場合は、「ケトン食」(☆)が唯一の治療法です。
細胞が血液中のブドウ糖を取り込むためには、糖輸送体が必要です。
現在までGLUT1~14までが発見されています。
脳・赤血球・網膜・生殖腺胚上皮の糖輸送体はGLUT1です。
GLUT1欠損症では、GLUT1に機能不全があるため、脳細胞が血液中のブドウ糖をエネルギー源としてほとんど利用できないので、通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食は、脂質摂取比率87%の、スーパー糖質制限食(脂質摂取比率56%)を上回る糖質制限食です。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値(3000~5000μM/L)となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、GLUT1欠損症の患者さんも健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳細胞は、ブドウ糖をエネルギー源として使いにくいので、ケトン体が脳の主要なエネルギー源となるのです。
この場合、エスキモーの50~75%より、さらに高い比率で脳はケトン体をエネルギー源としている可能性があります。
また私が34才で、本断食(カロリーゼロ、塩ゼロ、水のみ摂取)をしたとき、血糖は35mg/dlまで下がりました。
しかし普通に意識は清明で外来もしてましたので、この時私の脳は、ブドウ糖ではなくケトン体を主たるエネルギー源として利用していたと考えられます。
本断食でもケトン体は、2000~4000μM/Lになります。
ケトン体が基準値(26~122μM/L)しかなくて、血糖値が35mg/dlなら、脳はエネルギー源が全く不足するので、意識不明で昏睡になります。
糖新生(肝臓でアミノ酸、乳酸、グリセロールなどからブドウ糖を作る)は、脳ではなくて赤血球のために必要なのだと思います。
赤血球は血糖値35mg/dlくらいでも生きていけるようです。
脳に続いて、赤血球のエネルギー源について考えてみます。
赤血球は、脳とは異なり、ミトコンドリアがないので、ブドウ糖しかエネルギー源にできません。
GLUT-1欠損症でも、赤血球のエネルギー源はブドウ糖だけです。
さて、血液脳関門にあるGLUT-1が正常に機能すれば、脳脊髄液中のブドウ糖は、血液中のブドウ糖濃度の60%くらいです。
髄液糖/血糖比、正常は0.6-0.7です。
髄液(脳脊髄液)とは、脳室系とクモ膜下腔を満たす、リンパ液のように無色透明な液体です。
GLUT-1欠損症の場合は、血液中の血糖値が正常値でも髄液検査では、髄液糖は 40 mg/dL 以下です。
髄液糖/血糖比は 0.45 以下(平均 0.35)です。
ということは、平均正常の半分くらいは、ブドウ糖を取り込めていることとなります。
つまりGLUT-1欠損症という診断名がついていても、ブドウ糖取り込み能力がかなり低下しているけれど、ゼロではないということです。
GLUT-1欠損症の赤血球も、脳の血液脳関門と同様にブドウ糖取り込み能力が低下していますが、平均、正常の半分程度は取り込めます。
そうすると、血糖値が100mgとすれば、赤血球内に約50mgくらいは取り込めます。
私が本断食をしたとき、血糖35mg/dlでしたが、脳はケトン体(断食中で高値:2000~3000)をエネルギー源として意識を保ち、赤血球は血糖35mg/dlでも事足りていたのだと思います。
通常、血糖値35mg/dlなら、脳脊髄液のブドウ糖濃度は21mg/dlとなりますので、ケトン体髙値がなければ、意識不明ですね。
血液脳関門にあるGLUT-1が正常に機能すれば、脳脊髄液中のブドウ糖は、血液中のブドウ糖濃度の60%くらいです。
糖尿病専門医研修ガイドブック(改訂第4版、2009年)293ページには、低血糖症の定義として、
「低血糖症状があり血糖値60mg/dl以下」
と記載されています。
血糖値が60mg/dlなら、脳脊髄液のブドウ糖濃度は36mg/dlです。
このように考察すると、赤血球も脳細胞も、それぞれブドウ糖濃度が35~36~37mg/dlくらいで、エネルギー源としては何とか足りているということのようです。
(☆)
1)Ketogenic Diet(ケトン食)は、
2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)
という国際的に有名な公的治療ガイドラインに難治性小児てんかん治療に採用されました。
2)
日本の厚生労働省も、てんかん食を食事療法として2016年4月1日より保険適用としました。
てんかん食とはケトン食のことです。
江部康二
2016年09月13日 (火)
こんにちは。
私、江部康二、実は大のチョコレート好きで、小さい頃から甘いものはそんなに好きではなく、ケーキや饅頭など無くても全く困らないタイプでした。しかし、なぜかチョコレートだけは大好物でした。
50年間くらいチョコレートは嫌と言うほど食べましたが、歯は丈夫で全部残ってます。大学1年生の時1回だけ、奥歯を1本虫歯の治療をしましたが、その後歯の治療はしたことはありません。
そんな私ですが、52歳で、糖尿病になってからは砂糖入りのチョコレートなどもってのほかなので、つらいものがありましたが当初はもうあきらめてました。
ですが、ないのならいっその事作ってしまおうと、糖質制限ドットコムのあらてつさんに「糖質制限のチョコレートを作るように」と指示を出し、紆余曲折ありながら完成したのが、こちらのモリドル 糖質制限チョコレートです。

モリドル 糖質制限チョコレート
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail94.html
このモリドル糖質制限チョコレートですが、私の指示で、甘味料をエリスリトールとステビアにしてもらいました。
エリスリトールはもちろん血糖値を上げませんが、日本で販売されているステビアにはけっこう混ぜ物が多いので、血糖値を上昇させてしまうことがあります。
ステビアの選定時から私が血糖値検査を行い、上昇が認められなかったものだけを指定材料にしました。
また、モリドルチョコレートの製造は、チョコレートの本場であるヨーロッパで行いました。
それは何故でしょう?
ヨーロッパでは、チョコレートを植物油脂でかさ増ししたりしないのと、コンチングの時間が日本と圧倒的に違うからです。
ブログ読者の皆さんも、チョコレートの原材料に「植物油脂」と書かれているのを見たことがあると思います。
日本のチョコレートのほとんどが、コストを減らしてかさ増しするために、カカオバターの割合を減らし植物油脂を使います。
ところが、チョコレートの国際基準では、植物油脂が5%以上入っているものは、チョコレートと呼んで販売できません。
なので日本のほとんどのチョコレートは、国際基準では“チョコレート”として認められないのです。
さらにヨーロッパでチョコレートの伝統を重んじる国では、植物油脂を入れたものをチョコレートとは認めていません。
今回発売のモリドルノンシュガーチョコレートは、植物油を一切使わず、ちゃんとカカオバターだけを使っています。
またヨーロッパでのチョコレート作りにおいて、コンチングに掛ける時間も日本の比ではありません。
コンチングとは、微粒子状に粉砕した原材料を高温で練り合わせる、チョコレート作製におけるとても重要な工程です。
このコンチングでチョコレートの味が決まると入っても過言ではないでしょう。
コンチングの時間が短いとカカオの風味が出ずチョコレートに酸味が残ってしまいます。
日本のチョコレートメーカーのコンチング時間は、コストを下げるため12~24時間ていどしか行いません。
日本製のチョコレートに独特の酸味があるのはこのためです。
それに比べ、ヨーロッパでは72時間のコンチングが通常です。
モリドルノンシュガーチョコレートのコンチングは、なんと78時間。
じっくりと手間と時間を掛けてしっかりコンチングすることにより、なめらかな舌ざわりとカカオの風味を最大限に引き出しています。
お土産でもらう海外の安いチョコレートが意外と美味しかったりするのは、これらの理由があるからです。
モリドルノンシュガーチョコレートは、ヨーロッパの伝統に基づく、本物のチョコレートです(^O^)
さて、美味しさもさることながら、糖尿人の皆さんが一番気になるのは、血糖値の上昇でしょう。
以下は、私、江部康二自らの測定結果です。
モリドルノンシュガーチョコレート ダーク
1枚100g中の糖質 0.5ḡ
2014年1月7日(火)
午後4:45 空腹時血糖値:119mg
スペイン新作ダークチョコレート60g摂取
午後5:45 食後1時間血糖値宇:111mg・・・
びっくりして測定し直して104mg
大成功です。
モリドルノンシュガーチョコレート ミルク
1枚100gあたりの糖質14.6g
2014年1月6日(月)
午後5:55 血糖値:114mg
スペイン新作ミルクチョコレート:60g摂取
午後6:55 血糖値:124mg
60gを丸ごと食べて、10mgの上昇。
60g中に3.33gの糖質。
10g中に0.555gの糖質。
100g中なら、5.55gの糖質。
合格ですね。
ミルクチョコレートの方は、100ḡあたりの糖質量が14.6gと多く表記されていますが、これは原材料の分析方法が日本と違うため、「糖質」に分類されてしまう成分が多いからだと思われます。
なので、血糖測定から逆算した糖質量と分析値に違いが出たのでしょう。
因みに、この原材料単体でも私が血糖測定しましたが、全く血糖値を上昇させませんでした(^O^)
チョコレートの本場ヨーロッパで私がとことん監修し、見事に血糖測定にも合格した モリドルノンシュガーチョコレート、糖尿人、メタボ人、ダイエッターなどの糖質セイゲニストはもちろん、一般の方に食べて頂いても充分以上に満足してもらえるでしょう\(^o^)/
ブログ読者の皆さん、是非お試しあれ。
江部康二
詳細と販売はこちらから
モリドル 糖質制限チョコレート
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail94.html

私、江部康二、実は大のチョコレート好きで、小さい頃から甘いものはそんなに好きではなく、ケーキや饅頭など無くても全く困らないタイプでした。しかし、なぜかチョコレートだけは大好物でした。
50年間くらいチョコレートは嫌と言うほど食べましたが、歯は丈夫で全部残ってます。大学1年生の時1回だけ、奥歯を1本虫歯の治療をしましたが、その後歯の治療はしたことはありません。
そんな私ですが、52歳で、糖尿病になってからは砂糖入りのチョコレートなどもってのほかなので、つらいものがありましたが当初はもうあきらめてました。
ですが、ないのならいっその事作ってしまおうと、糖質制限ドットコムのあらてつさんに「糖質制限のチョコレートを作るように」と指示を出し、紆余曲折ありながら完成したのが、こちらのモリドル 糖質制限チョコレートです。

モリドル 糖質制限チョコレート
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail94.html
このモリドル糖質制限チョコレートですが、私の指示で、甘味料をエリスリトールとステビアにしてもらいました。
エリスリトールはもちろん血糖値を上げませんが、日本で販売されているステビアにはけっこう混ぜ物が多いので、血糖値を上昇させてしまうことがあります。
ステビアの選定時から私が血糖値検査を行い、上昇が認められなかったものだけを指定材料にしました。
また、モリドルチョコレートの製造は、チョコレートの本場であるヨーロッパで行いました。
それは何故でしょう?
ヨーロッパでは、チョコレートを植物油脂でかさ増ししたりしないのと、コンチングの時間が日本と圧倒的に違うからです。
ブログ読者の皆さんも、チョコレートの原材料に「植物油脂」と書かれているのを見たことがあると思います。
日本のチョコレートのほとんどが、コストを減らしてかさ増しするために、カカオバターの割合を減らし植物油脂を使います。
ところが、チョコレートの国際基準では、植物油脂が5%以上入っているものは、チョコレートと呼んで販売できません。
なので日本のほとんどのチョコレートは、国際基準では“チョコレート”として認められないのです。
さらにヨーロッパでチョコレートの伝統を重んじる国では、植物油脂を入れたものをチョコレートとは認めていません。
今回発売のモリドルノンシュガーチョコレートは、植物油を一切使わず、ちゃんとカカオバターだけを使っています。
またヨーロッパでのチョコレート作りにおいて、コンチングに掛ける時間も日本の比ではありません。
コンチングとは、微粒子状に粉砕した原材料を高温で練り合わせる、チョコレート作製におけるとても重要な工程です。
このコンチングでチョコレートの味が決まると入っても過言ではないでしょう。
コンチングの時間が短いとカカオの風味が出ずチョコレートに酸味が残ってしまいます。
日本のチョコレートメーカーのコンチング時間は、コストを下げるため12~24時間ていどしか行いません。
日本製のチョコレートに独特の酸味があるのはこのためです。
それに比べ、ヨーロッパでは72時間のコンチングが通常です。
モリドルノンシュガーチョコレートのコンチングは、なんと78時間。
じっくりと手間と時間を掛けてしっかりコンチングすることにより、なめらかな舌ざわりとカカオの風味を最大限に引き出しています。
お土産でもらう海外の安いチョコレートが意外と美味しかったりするのは、これらの理由があるからです。
モリドルノンシュガーチョコレートは、ヨーロッパの伝統に基づく、本物のチョコレートです(^O^)
さて、美味しさもさることながら、糖尿人の皆さんが一番気になるのは、血糖値の上昇でしょう。
以下は、私、江部康二自らの測定結果です。
モリドルノンシュガーチョコレート ダーク
1枚100g中の糖質 0.5ḡ
2014年1月7日(火)
午後4:45 空腹時血糖値:119mg
スペイン新作ダークチョコレート60g摂取
午後5:45 食後1時間血糖値宇:111mg・・・
びっくりして測定し直して104mg
大成功です。
モリドルノンシュガーチョコレート ミルク
1枚100gあたりの糖質14.6g
2014年1月6日(月)
午後5:55 血糖値:114mg
スペイン新作ミルクチョコレート:60g摂取
午後6:55 血糖値:124mg
60gを丸ごと食べて、10mgの上昇。
60g中に3.33gの糖質。
10g中に0.555gの糖質。
100g中なら、5.55gの糖質。
合格ですね。
ミルクチョコレートの方は、100ḡあたりの糖質量が14.6gと多く表記されていますが、これは原材料の分析方法が日本と違うため、「糖質」に分類されてしまう成分が多いからだと思われます。
なので、血糖測定から逆算した糖質量と分析値に違いが出たのでしょう。
因みに、この原材料単体でも私が血糖測定しましたが、全く血糖値を上昇させませんでした(^O^)
チョコレートの本場ヨーロッパで私がとことん監修し、見事に血糖測定にも合格した モリドルノンシュガーチョコレート、糖尿人、メタボ人、ダイエッターなどの糖質セイゲニストはもちろん、一般の方に食べて頂いても充分以上に満足してもらえるでしょう\(^o^)/
ブログ読者の皆さん、是非お試しあれ。
江部康二
詳細と販売はこちらから
モリドル 糖質制限チョコレート
https://www.toushitsuseigen.com/products/detail94.html

2016年09月12日 (月)
【16/09/12 OgTomo
2016年全米オープンSFで疲労のために錦織選手がバブリンカ選手に敗退
こんにちは。
錦織圭選手がセミファイナル敗退後の記者会見で、ジョークとして、全米オープンで優勝するにはドーピングが必要と述べたそうです。
合法的なドーピングとして、スタミナを長期間維持できる脂質強化食(糖質制限食+ケトン食)を強くお奨めしたいです。声が届かないのが残念です。】
こんばんは。
OgTomo さんから、錦織圭選手とスタミナについてコメントをいただきました。
錦織選手は、今や技術やメンタル面では、ジョコビッチ選手、マリー選手、フェデラー選手、バブリンカ選手、ナダル選手にも勝てるレベルに達していると思います。
事実、負け越してはいますが、上記の全員に勝利しています。
問題は錦織選手自身が言っているように、スタミナですね。
2016年8月14日、錦織圭選手、ラファエル・ナダル選手を6-2、6-7、6-3で撃破して、リオ五輪テニス、男子シングルス、銅メダルを獲得です。ヽ(*`▽´)ノ
1920年(大正10年)に、アントワープ五輪大会(ベルギー)の男子シングルスで熊谷一弥選手が、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎選手組が銀メダルを獲得して以来、実に日本勢96年ぶりの快挙です。
オリンピックは、3セットマッチだったので、通常のトーナメント戦ではない、3位決定戦という追加の試合でもスタミナを保ち、勝利することができました。
4大オープンのように5セットマッチだと、あくまでも私見ですが、錦織選手、徐々に疲労が蓄積していき、準々決勝や準決勝くらいで、疲労のために、パフォーマンスが落ちて敗退することが多いと思います。
今回の全米オープンも第1セットはバブリンカ選手を圧倒していましたが、第2セットから、疲労困憊して結局、体力負けしてしまいました。技術的には劣っていないだけに、大変残念です。
私も、OgTomoさんのご指摘のように、サッカーの長友佑都選手が実践している脂質強化食(スーパー糖質制限食~ケトン食)を、錦織選手も取り入れてくれれば、ジョコビッチ選手やバブリンカ選手にもスタミナ負けしなくなると思います。
是非取り入れて欲しいですね。
長友選手と錦織選手、交流はないのかな?
もし、急激な食事の変化が不安なら、せめて、ジョコビッチ選手の食事を取り入れて欲しいです。
ジョコビッチ選手は、朝食と昼食の練習量が多いときは、普通に小麦以外の米などの糖質を摂取していますが、夕食は糖質制限食です。
糖質制限食と普通食を比べた場合、最高強度の運動以外は、全て糖質制限食の方がパフォーマンスが良くて、筋肉のダメージも少ないという研究報告があります。
テニスは最高強度の運動の持続はまずないので、糖質制限食が向いている可能性があります。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
ノバク・ジョコビッチ (著), タカ大丸 (翻訳)三五館 (2015/3/21)
に載っている、ジョコビッチ選手の食事メニューを、高雄病院の橋本眞由美管理栄養士に計算して貰いました。
そうすると、グルテンフリーは勿論のことですが、
夕食は糖質制限食で、糖質量は、ざっとですが15~35g程度でした。
練習で運動量の多い、朝と昼の食事は糖質を普通に摂取しています。
朝食:70~100gの糖質
昼食:70~140g・・・時に11~32g(運動量少ないときか?)
朝後の間食:50~86g・・・時に9~21g(運動量少ないときか?)
昼食後の間食:32~69g・・・時に15~24g(運動量少ないときか?)
運動がない夕食は、間違いなく糖質制限食です。
それから、昼食と間食で糖質制限なパターンがたまにありますが、これは運動量が少ないときに調節しているのかもしれません。
運動量が多いときは、糖質を普通に摂取してもインスリン非依存的に筋肉が血糖を取り込むので、インスリンの弊害がなくてすみます。
しかし、運動量が少ないときに糖質を摂取するとインスリンが大量に分泌され、酸化ストレスリスクなどの弊害が生じるので、糖質制限するのが良いと考えられます。
ともあれ、ジョコビッチ選手という成功例が存在するのですから錦織選手も、夕食だけでも糖質制限食にしてみたらどうでしょう。
そうすれば、インスリン過剰分泌による酸化ストレスリスクが生じないので、筋肉もスムースに回復し、怪我予防に役に立つ可能性があると思います。
以下は、長友佑都選手の「ケトン体回路にしたい。」「ケトン体体質にしたい。」ための食事療法です。
<長友佑都選手の食事療法>
•2016年1月から糖質制限食開始。
•夕食では炭水化物は摂らない。
•ナッツ類やココナツオイルなどのオーガニック食品を摂る。
•お米や小麦粉などは摂らない。
•朝食はスムージーなど野菜や消化に良いものを摂る。
•姉の真穂さんが食事を作る。
長友選手は、
朝食は、果物と92%チョコとマヌカハニーなどありの、少し緩い糖質制限食、
昼食は、99%チョコありの、糖質制限食、
夕食は厳格な糖質制限食、
です。
朝と昼は、穀物や芋などは食べませんが、果物、92%チョコ、99%カカオチョコ、ナッツ、アサイー、チアシード、マヌカハニーなどを食べていますのでやや糖質ありですが、それ以外はココナッツオイル、鶏肉やサラダなど糖質制限食です。
まあ、穀物や芋はなしなので、朝・昼の糖質量も少なめなことは確かです。
2015年は怪我にも苦しみ、スタメン落ちしていたのですが、
2016年1月から糖質制限食を開始して、長友選手、現在インテルの中心選手として見事に結果を出していますね。
長友選手のある日の食事
朝食
スムージー(バナナ、りんご、キウイ、ほうれん草、ココナッツオイル、チアシード、アサイ、豆乳)。
ピスタチオ。チョコレート(92%カカオ)
昼食
ミックスサラダ、野菜たっぷりスープ、鶏肉、ピスタチオ、ダークチョコ(99%カカオ)
夕食
ミックスサラダ、鶏肉、魚、アスパラ、ほうれん草、くるみ、ピスタチオ、アーモンド
長友選手の食生活、プロスポーツ選手は勿論のこと、一般のアマチュアスポーツ選手にも参考になると思います。
また、週末だけのスポーツ好きの人とかにも役に立つと思います。
私事で恐縮ですが、私も週1、或いは二週に1回のおじさんテニスしてますが、テニスクラブの他のおじさんに比べると、スタミナは抜群です。(^^)
江部康二
2016年全米オープンSFで疲労のために錦織選手がバブリンカ選手に敗退
こんにちは。
錦織圭選手がセミファイナル敗退後の記者会見で、ジョークとして、全米オープンで優勝するにはドーピングが必要と述べたそうです。
合法的なドーピングとして、スタミナを長期間維持できる脂質強化食(糖質制限食+ケトン食)を強くお奨めしたいです。声が届かないのが残念です。】
こんばんは。
OgTomo さんから、錦織圭選手とスタミナについてコメントをいただきました。
錦織選手は、今や技術やメンタル面では、ジョコビッチ選手、マリー選手、フェデラー選手、バブリンカ選手、ナダル選手にも勝てるレベルに達していると思います。
事実、負け越してはいますが、上記の全員に勝利しています。
問題は錦織選手自身が言っているように、スタミナですね。
2016年8月14日、錦織圭選手、ラファエル・ナダル選手を6-2、6-7、6-3で撃破して、リオ五輪テニス、男子シングルス、銅メダルを獲得です。ヽ(*`▽´)ノ
1920年(大正10年)に、アントワープ五輪大会(ベルギー)の男子シングルスで熊谷一弥選手が、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎選手組が銀メダルを獲得して以来、実に日本勢96年ぶりの快挙です。
オリンピックは、3セットマッチだったので、通常のトーナメント戦ではない、3位決定戦という追加の試合でもスタミナを保ち、勝利することができました。
4大オープンのように5セットマッチだと、あくまでも私見ですが、錦織選手、徐々に疲労が蓄積していき、準々決勝や準決勝くらいで、疲労のために、パフォーマンスが落ちて敗退することが多いと思います。
今回の全米オープンも第1セットはバブリンカ選手を圧倒していましたが、第2セットから、疲労困憊して結局、体力負けしてしまいました。技術的には劣っていないだけに、大変残念です。
私も、OgTomoさんのご指摘のように、サッカーの長友佑都選手が実践している脂質強化食(スーパー糖質制限食~ケトン食)を、錦織選手も取り入れてくれれば、ジョコビッチ選手やバブリンカ選手にもスタミナ負けしなくなると思います。
是非取り入れて欲しいですね。
長友選手と錦織選手、交流はないのかな?
もし、急激な食事の変化が不安なら、せめて、ジョコビッチ選手の食事を取り入れて欲しいです。
ジョコビッチ選手は、朝食と昼食の練習量が多いときは、普通に小麦以外の米などの糖質を摂取していますが、夕食は糖質制限食です。
糖質制限食と普通食を比べた場合、最高強度の運動以外は、全て糖質制限食の方がパフォーマンスが良くて、筋肉のダメージも少ないという研究報告があります。
テニスは最高強度の運動の持続はまずないので、糖質制限食が向いている可能性があります。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
ノバク・ジョコビッチ (著), タカ大丸 (翻訳)三五館 (2015/3/21)
に載っている、ジョコビッチ選手の食事メニューを、高雄病院の橋本眞由美管理栄養士に計算して貰いました。
そうすると、グルテンフリーは勿論のことですが、
夕食は糖質制限食で、糖質量は、ざっとですが15~35g程度でした。
練習で運動量の多い、朝と昼の食事は糖質を普通に摂取しています。
朝食:70~100gの糖質
昼食:70~140g・・・時に11~32g(運動量少ないときか?)
朝後の間食:50~86g・・・時に9~21g(運動量少ないときか?)
昼食後の間食:32~69g・・・時に15~24g(運動量少ないときか?)
運動がない夕食は、間違いなく糖質制限食です。
それから、昼食と間食で糖質制限なパターンがたまにありますが、これは運動量が少ないときに調節しているのかもしれません。
運動量が多いときは、糖質を普通に摂取してもインスリン非依存的に筋肉が血糖を取り込むので、インスリンの弊害がなくてすみます。
しかし、運動量が少ないときに糖質を摂取するとインスリンが大量に分泌され、酸化ストレスリスクなどの弊害が生じるので、糖質制限するのが良いと考えられます。
ともあれ、ジョコビッチ選手という成功例が存在するのですから錦織選手も、夕食だけでも糖質制限食にしてみたらどうでしょう。
そうすれば、インスリン過剰分泌による酸化ストレスリスクが生じないので、筋肉もスムースに回復し、怪我予防に役に立つ可能性があると思います。
以下は、長友佑都選手の「ケトン体回路にしたい。」「ケトン体体質にしたい。」ための食事療法です。
<長友佑都選手の食事療法>
•2016年1月から糖質制限食開始。
•夕食では炭水化物は摂らない。
•ナッツ類やココナツオイルなどのオーガニック食品を摂る。
•お米や小麦粉などは摂らない。
•朝食はスムージーなど野菜や消化に良いものを摂る。
•姉の真穂さんが食事を作る。
長友選手は、
朝食は、果物と92%チョコとマヌカハニーなどありの、少し緩い糖質制限食、
昼食は、99%チョコありの、糖質制限食、
夕食は厳格な糖質制限食、
です。
朝と昼は、穀物や芋などは食べませんが、果物、92%チョコ、99%カカオチョコ、ナッツ、アサイー、チアシード、マヌカハニーなどを食べていますのでやや糖質ありですが、それ以外はココナッツオイル、鶏肉やサラダなど糖質制限食です。
まあ、穀物や芋はなしなので、朝・昼の糖質量も少なめなことは確かです。
2015年は怪我にも苦しみ、スタメン落ちしていたのですが、
2016年1月から糖質制限食を開始して、長友選手、現在インテルの中心選手として見事に結果を出していますね。
長友選手のある日の食事
朝食
スムージー(バナナ、りんご、キウイ、ほうれん草、ココナッツオイル、チアシード、アサイ、豆乳)。
ピスタチオ。チョコレート(92%カカオ)
昼食
ミックスサラダ、野菜たっぷりスープ、鶏肉、ピスタチオ、ダークチョコ(99%カカオ)
夕食
ミックスサラダ、鶏肉、魚、アスパラ、ほうれん草、くるみ、ピスタチオ、アーモンド
長友選手の食生活、プロスポーツ選手は勿論のこと、一般のアマチュアスポーツ選手にも参考になると思います。
また、週末だけのスポーツ好きの人とかにも役に立つと思います。
私事で恐縮ですが、私も週1、或いは二週に1回のおじさんテニスしてますが、テニスクラブの他のおじさんに比べると、スタミナは抜群です。(^^)
江部康二
2016年09月11日 (日)
こんにちは。
糖質、たんぱく質、脂質のうち、食べて直接血糖に変わるのは糖質だけです。
1型糖尿病で、内因性インスリンがゼロの場合は、たんぱく質摂取で、間接的に血糖値が上昇します。
脂質は間接的にも血糖値は上昇させません。
すなわち、たんぱく質摂取で、インスリンとグルカゴンが同時に分泌されるので、2型糖尿病や健常人では、血糖値の変化は通常ほとんどありません。
しかし、インスリン分泌能力がゼロの1型糖尿病では、グルカゴンだけが分泌されて、糖新生により間接的に血糖値が上昇します。
高雄病院の内因性インスリンゼロの1型の患者さん数人の検査で、個人差がありますが、1gのたんぱく質で、1.0~3.6mg/dl上昇しました。
4時間まで計測した1型症例では、
ササミ210g(たんぱく質51.7g)
前70 1時間:119 2時間:201 3時間:251 4時間:256mg/dl
と、糖新生が結構長く続いています。
2型糖尿病でも、内因性インスリン分泌能がかなり不足している場合は、たんぱく質摂取で『グルカゴン分泌量 > インスリン分泌量』 となり、血糖値が上昇することがあると思います。
それでは、インスリン分泌能がしっかりあって、血糖コントロール良好の2型糖尿病では、どうなのでしょう。
2型糖尿病において、たんぱく質摂取時に
1)グルカゴン分泌=インスリン分泌・・・血糖値不変
2)グルカゴン分泌>インスリン分泌・・・血糖値上昇
3)グルカゴン分泌<インスリン分泌・・・血糖値低下
理論的には、1)2)3)のパターンがありえます。
ほとんどが1)のパターンなのですが、臨床的に診ていて、2)のパターンがあり得るのではないかと思っていました。
16/08/04にサワさんからササミ実験(200g摂取)の結果をコメント頂いてます。
サワさんはHbA1c:4.9%で、コントロール良好であり、インスリン分泌能はしっかりあります。
空腹時 84
1時間 123
2時間 133
3時間 124
4時間 102
5時間 92
6時間 89
ササミ200g摂取(たんぱく質46g)で、2時間後がピークで49mg/dl血糖値上昇です。
1gのたんぱく質が、ピーク1.065mg、血糖値を間接的に上昇させています。
サワさんは、インスリン分泌能はしっかりあるけれど、2)のパターンと思われます。
HbA1c:4.9%なら、平均血糖値は94mg/dlなので、たんぱく質が間接的に血糖値を上げるとしても、糖質制限食で血糖コントロール極めて良好で、問題なしです。
今回、コントロール良好の2型糖尿病患者さんにお願いして実験して頂いたところ、しっかり血糖値が上昇して、仮説が一定証明されました。
50代女性。
2型糖尿病。
コントロール良好。.
HbA1c:6.1%
GA:14.3%
空腹時血糖値:107mg/dl・・・午前7:50
ささみ200g(210kcal)摂取
たんぱく質:46g
脂質:1.6g
糖質:0g
30分後:138mg/dl
60分後:139mg/dl
2時間後:112mg/dl
3時間後:106mg/dl
1gのたんぱく質が約0.7mgほど、糖新生により間接的に血糖値を上昇させています。
幸い60分値がピークで、その後は下がっています。
GA:14.3%と良好で、食後血糖値もOKですので、たんぱく質が間接的に血糖値を上昇させても、糖質制限食で問題なしです。
このように考えると
2)のパターン、思ったより多く存在している可能性がありますね。
今度、自分でも実験してみようと思います。
なお、
3)のパターンで、たんぱく質を食べて、血糖値が低下したという事例は、今まで経験したことがありません。
江部康二
糖質、たんぱく質、脂質のうち、食べて直接血糖に変わるのは糖質だけです。
1型糖尿病で、内因性インスリンがゼロの場合は、たんぱく質摂取で、間接的に血糖値が上昇します。
脂質は間接的にも血糖値は上昇させません。
すなわち、たんぱく質摂取で、インスリンとグルカゴンが同時に分泌されるので、2型糖尿病や健常人では、血糖値の変化は通常ほとんどありません。
しかし、インスリン分泌能力がゼロの1型糖尿病では、グルカゴンだけが分泌されて、糖新生により間接的に血糖値が上昇します。
高雄病院の内因性インスリンゼロの1型の患者さん数人の検査で、個人差がありますが、1gのたんぱく質で、1.0~3.6mg/dl上昇しました。
4時間まで計測した1型症例では、
ササミ210g(たんぱく質51.7g)
前70 1時間:119 2時間:201 3時間:251 4時間:256mg/dl
と、糖新生が結構長く続いています。
2型糖尿病でも、内因性インスリン分泌能がかなり不足している場合は、たんぱく質摂取で『グルカゴン分泌量 > インスリン分泌量』 となり、血糖値が上昇することがあると思います。
それでは、インスリン分泌能がしっかりあって、血糖コントロール良好の2型糖尿病では、どうなのでしょう。
2型糖尿病において、たんぱく質摂取時に
1)グルカゴン分泌=インスリン分泌・・・血糖値不変
2)グルカゴン分泌>インスリン分泌・・・血糖値上昇
3)グルカゴン分泌<インスリン分泌・・・血糖値低下
理論的には、1)2)3)のパターンがありえます。
ほとんどが1)のパターンなのですが、臨床的に診ていて、2)のパターンがあり得るのではないかと思っていました。
16/08/04にサワさんからササミ実験(200g摂取)の結果をコメント頂いてます。
サワさんはHbA1c:4.9%で、コントロール良好であり、インスリン分泌能はしっかりあります。
空腹時 84
1時間 123
2時間 133
3時間 124
4時間 102
5時間 92
6時間 89
ササミ200g摂取(たんぱく質46g)で、2時間後がピークで49mg/dl血糖値上昇です。
1gのたんぱく質が、ピーク1.065mg、血糖値を間接的に上昇させています。
サワさんは、インスリン分泌能はしっかりあるけれど、2)のパターンと思われます。
HbA1c:4.9%なら、平均血糖値は94mg/dlなので、たんぱく質が間接的に血糖値を上げるとしても、糖質制限食で血糖コントロール極めて良好で、問題なしです。
今回、コントロール良好の2型糖尿病患者さんにお願いして実験して頂いたところ、しっかり血糖値が上昇して、仮説が一定証明されました。
50代女性。
2型糖尿病。
コントロール良好。.
HbA1c:6.1%
GA:14.3%
空腹時血糖値:107mg/dl・・・午前7:50
ささみ200g(210kcal)摂取
たんぱく質:46g
脂質:1.6g
糖質:0g
30分後:138mg/dl
60分後:139mg/dl
2時間後:112mg/dl
3時間後:106mg/dl
1gのたんぱく質が約0.7mgほど、糖新生により間接的に血糖値を上昇させています。
幸い60分値がピークで、その後は下がっています。
GA:14.3%と良好で、食後血糖値もOKですので、たんぱく質が間接的に血糖値を上昇させても、糖質制限食で問題なしです。
このように考えると
2)のパターン、思ったより多く存在している可能性がありますね。
今度、自分でも実験してみようと思います。
なお、
3)のパターンで、たんぱく質を食べて、血糖値が低下したという事例は、今まで経験したことがありません。
江部康二
2016年09月10日 (土)
おはようございます。
【10/2 東京ケトン体講演会〜万病予防のケトン体の奇跡とその栄養学・妊娠・子供の糖質制限〜】
のご案内です。
ベストセラー『ケトン体が人類を救う』の宗田哲男先生、
三島塾で、糖質制限により抜群の合格成績を上げておられる三島学塾長、
予防医学に見識の深い小幡歯科医院の小幡宏一先生、
のお三方による豪華3本立の講演会が
2016年10月2日(日)
東京、五反田アリアル会議室アネックスAルーム
にて開催されます。
ケトン体のこと、
妊娠中の食事、
妊娠糖尿病、
糖尿病妊娠、
子供の糖質制限食、
予防医学、
に興味のある方々は、是非、ご参加いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
以下事務局からのご案内です。
【10/2 東京ケトン体講演会〜万病予防のケトン体の奇跡とその栄養学・妊娠・子供の糖質制限〜】
この夏、大盛況のうちに終わりました東京、大阪、福岡、金沢、北海道、沖縄の全国6箇所のケトン体講演会。
子供の糖質制限の内容も組み込んだ、福岡・大阪講演会の内容を、是非東京でもという声が多かったので、10月2日(日)に五反田にて、内容を更にブラッシュアップさせて開催したいと思います。
この夏の7月3日に行われた東京講演会とはまた違った内容になります。
予防医学に精通している小幡歯科医院の小幡先生に、ケトン体の仕組みや、なぜケトン体が良しとされているのか、また栄養学的観点から、腸内環境の問題まで言及して頂き、より良い身体にステップアップする為のアドバイス含めお話し頂きます。
北九州で受験塾を経営され、子供の指導に糖質制限を取り入れて高い合格率を誇る三島先生には、『子供の糖質制限』をどのように取り入れたらいいかなどについて、お話し頂きます。
そして、ご存知『ケトン体が人類を救う』の宗田先生。
9月末にケトン体の英語論文を発表、その後、最初の講演会になります。
ケトン体は世間の常識となる日も近く、これから大きな変化を遂げていきます。
2016年のカサブランカ企画による合同講演会は今年はこれが最後となる予定です。
皆様のお越しをお待ちしております!
日時 )10月2日 13時半〜17時(受付13時開始予定)
場所) 五反田アリアル会議室アネックスAルーム
費用) 4,500円
募集人数)振込順で先着90名
(振り込み後のキャンセルは5日前までなら返金致しますが、それを超えますと返金不可とさせて頂きます。ご了承くださいませ)
※今回、増席が殆ど出来ないお部屋で席数が限られているため、お子様は席を1つ使う場合は大人と同料金が発生することご了承ください。大人の膝の上など、椅子を使わない場合は無料になります。
お申し込み・お振り込みはこちらから。
http://ketontai.com/schedule
担当・お問い合わせ: カサブランカ企画 関口
(sekiguchi@ketontai.com/携帯 090 3086 8585)
【10/2 東京ケトン体講演会〜万病予防のケトン体の奇跡とその栄養学・妊娠・子供の糖質制限〜】
のご案内です。
ベストセラー『ケトン体が人類を救う』の宗田哲男先生、
三島塾で、糖質制限により抜群の合格成績を上げておられる三島学塾長、
予防医学に見識の深い小幡歯科医院の小幡宏一先生、
のお三方による豪華3本立の講演会が
2016年10月2日(日)
東京、五反田アリアル会議室アネックスAルーム
にて開催されます。
ケトン体のこと、
妊娠中の食事、
妊娠糖尿病、
糖尿病妊娠、
子供の糖質制限食、
予防医学、
に興味のある方々は、是非、ご参加いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
以下事務局からのご案内です。
【10/2 東京ケトン体講演会〜万病予防のケトン体の奇跡とその栄養学・妊娠・子供の糖質制限〜】
この夏、大盛況のうちに終わりました東京、大阪、福岡、金沢、北海道、沖縄の全国6箇所のケトン体講演会。
子供の糖質制限の内容も組み込んだ、福岡・大阪講演会の内容を、是非東京でもという声が多かったので、10月2日(日)に五反田にて、内容を更にブラッシュアップさせて開催したいと思います。
この夏の7月3日に行われた東京講演会とはまた違った内容になります。
予防医学に精通している小幡歯科医院の小幡先生に、ケトン体の仕組みや、なぜケトン体が良しとされているのか、また栄養学的観点から、腸内環境の問題まで言及して頂き、より良い身体にステップアップする為のアドバイス含めお話し頂きます。
北九州で受験塾を経営され、子供の指導に糖質制限を取り入れて高い合格率を誇る三島先生には、『子供の糖質制限』をどのように取り入れたらいいかなどについて、お話し頂きます。
そして、ご存知『ケトン体が人類を救う』の宗田先生。
9月末にケトン体の英語論文を発表、その後、最初の講演会になります。
ケトン体は世間の常識となる日も近く、これから大きな変化を遂げていきます。
2016年のカサブランカ企画による合同講演会は今年はこれが最後となる予定です。
皆様のお越しをお待ちしております!
日時 )10月2日 13時半〜17時(受付13時開始予定)
場所) 五反田アリアル会議室アネックスAルーム
費用) 4,500円
募集人数)振込順で先着90名
(振り込み後のキャンセルは5日前までなら返金致しますが、それを超えますと返金不可とさせて頂きます。ご了承くださいませ)
※今回、増席が殆ど出来ないお部屋で席数が限られているため、お子様は席を1つ使う場合は大人と同料金が発生することご了承ください。大人の膝の上など、椅子を使わない場合は無料になります。
お申し込み・お振り込みはこちらから。
http://ketontai.com/schedule
担当・お問い合わせ: カサブランカ企画 関口
(sekiguchi@ketontai.com/携帯 090 3086 8585)
2016年09月09日 (金)
【16/09/07 ひぃ
インスリン追加分泌能について
江部先生
先日、8月21日中之島での講演会で食後2時間値について質問させていただきました、ひぃと申します。
その節はわかりやすい回答と説明をありがとうございました。
(お礼が遅くなり、申し訳ありません)
先生の過去ブログでインスリン分泌能については何度も読んではいるのですが、自分のデータではどうなるのか不安になり、こちらで質問させていただくことにしました。
昨年9月、検診にて2型糖尿病と脂肪肝を診断されました。
(空腹時血糖200mg/dl、HbA1c11,2)
幼少時より肥満ぎみでした。
診断後3日後よりスーパー糖質制限食を開始しました。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(現在)
血糖値 200→89→87
HbA1c 11.2→5.5→5.1
8月の血液検査でインスリンも測定してもらいました。
結果IRI前2.8 CPR(前)1.2
このデータから計算すると、HOMA-βは42となり正常値(低値)となるので、インスリン抵抗性による糖尿病発症ではないかと考え、一度普通に糖質をとってみようと実験しました。
9月6日朝食ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
9月昼食パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
もしインスリン抵抗性による糖尿病だったのなら、2日目の血糖値は上がりすぎで、この場合β細胞が多少壊れていると解釈するのがよいでしょうか? (ちなみに9月5日夜から生理がきましたが、今までの測定経験からあまり変動がありません)
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。】
おはようございます。
ひぃ さん から、スーパー糖質制限食実践で、糖尿病と肥満が劇的に改善というとても嬉しいコメントをいただきました。
興味深いデータをコメントいただきましたので、考察してみます。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(1年後、現在)
BMI 31.2 → 25.5 → 24.0
血糖値 200→ 89 → 87mg/dl
HbA1c 11.2→ 5.5→ 5.1%
見事な改善です。
良かったです。
朝食:ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
朝食で、1gの糖質が、ピークで1.5mg血糖値を上昇させています。
昼食:パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
昼食で、1gの糖質が、ピークで1.3mg上昇させています。
一般に糖尿病型だと、体重64kgの人で、通常、1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。
体重が、32kgの人なら、「64kg/32kg」×3mgで6mg上昇という計算です。
ひぃ さんは、57kgなので、糖尿病型とすれば、1gの糖質が「64kg/57kg」×3mgで、3.37mg上昇という計算になります。
ひぃ さんの現状は、1gの糖質が、<1.3~1.5mg>しか血糖を上昇させていないので境界型レベルに改善していて、糖尿病型からは、脱却しています。
ひぃ さんは、スーパー糖質制限1年後の2016年8月時点で、
HOMA-β:42 で正常。
Cペプチドインデックス(CPI):1.38 で正常。
HOMA-R:0.6 で正常。インスリン抵抗性もなし。
インスイリン分泌能が正常で、インスリン抵抗性も正常なので発覚時のHbA1cが11.2%と重症だったことを思うと、1年間のスーパー糖質制限食実践で、劇的改善です。
糖尿病発覚時は、「身長154cm、体重74kg、BMI31.2」と著明な肥満があるので、インスリン抵抗性はかなり強くあったと思います。
それが、標準体重にまで減量成功して、インスリン抵抗性が正常になったのでしょう。
ご指摘通り、インスリン抵抗性が主たる要因で、インスリン分泌能は保たれていたタイプの糖尿病発症と考えられます。
いわゆる欧米人タイプの糖尿病ですね。
現時点で境界型レベルですが、糖質50gくらいの摂取なら、血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124 と、全く正常型なので、ごく緩やかな糖質制限食(1回の糖質量が30~50g)でも、経過良好と思います。
糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食食ですので、このままスーパー糖質制限食を続けられてもOKです。
☆☆☆
インスリン分泌指標
HOMA-β
<HOMA-β=360×空腹時インスリン値(μU/mL)/(空腹時血糖値(mg/dL)-63)>
空腹時の検査であるが経口血糖負荷試験時の2時間値のインスリン分泌量と、
よく相関する。
空腹時血糖値130mg以下なら信頼度高い。
正常値:40-60
30%以下は軽度、15%以下は顕著なインスリン分泌低下。
Cペプチドインデックス(CPI)
空腹時CPR(ng/ml)×100/空腹時血糖値(mg/dl)
1.2以上は正常。0.8以下でインスリン分泌低下。
インスリン抵抗性指標
HOMA-R
<HOMA-R=空腹時血糖値(mg/dL)×空腹時インスリン値(μU/mL)/405 >
1.6以下が正常、2.5以上は抵抗性あり。
空腹時血糖値140mg以下なら信頼度高い。
江部康二
インスリン追加分泌能について
江部先生
先日、8月21日中之島での講演会で食後2時間値について質問させていただきました、ひぃと申します。
その節はわかりやすい回答と説明をありがとうございました。
(お礼が遅くなり、申し訳ありません)
先生の過去ブログでインスリン分泌能については何度も読んではいるのですが、自分のデータではどうなるのか不安になり、こちらで質問させていただくことにしました。
昨年9月、検診にて2型糖尿病と脂肪肝を診断されました。
(空腹時血糖200mg/dl、HbA1c11,2)
幼少時より肥満ぎみでした。
診断後3日後よりスーパー糖質制限食を開始しました。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(現在)
血糖値 200→89→87
HbA1c 11.2→5.5→5.1
8月の血液検査でインスリンも測定してもらいました。
結果IRI前2.8 CPR(前)1.2
このデータから計算すると、HOMA-βは42となり正常値(低値)となるので、インスリン抵抗性による糖尿病発症ではないかと考え、一度普通に糖質をとってみようと実験しました。
9月6日朝食ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
9月昼食パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
もしインスリン抵抗性による糖尿病だったのなら、2日目の血糖値は上がりすぎで、この場合β細胞が多少壊れていると解釈するのがよいでしょうか? (ちなみに9月5日夜から生理がきましたが、今までの測定経験からあまり変動がありません)
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。】
おはようございます。
ひぃ さん から、スーパー糖質制限食実践で、糖尿病と肥満が劇的に改善というとても嬉しいコメントをいただきました。
興味深いデータをコメントいただきましたので、考察してみます。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(1年後、現在)
BMI 31.2 → 25.5 → 24.0
血糖値 200→ 89 → 87mg/dl
HbA1c 11.2→ 5.5→ 5.1%
見事な改善です。
良かったです。
朝食:ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
朝食で、1gの糖質が、ピークで1.5mg血糖値を上昇させています。
昼食:パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
昼食で、1gの糖質が、ピークで1.3mg上昇させています。
一般に糖尿病型だと、体重64kgの人で、通常、1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。
体重が、32kgの人なら、「64kg/32kg」×3mgで6mg上昇という計算です。
ひぃ さんは、57kgなので、糖尿病型とすれば、1gの糖質が「64kg/57kg」×3mgで、3.37mg上昇という計算になります。
ひぃ さんの現状は、1gの糖質が、<1.3~1.5mg>しか血糖を上昇させていないので境界型レベルに改善していて、糖尿病型からは、脱却しています。
ひぃ さんは、スーパー糖質制限1年後の2016年8月時点で、
HOMA-β:42 で正常。
Cペプチドインデックス(CPI):1.38 で正常。
HOMA-R:0.6 で正常。インスリン抵抗性もなし。
インスイリン分泌能が正常で、インスリン抵抗性も正常なので発覚時のHbA1cが11.2%と重症だったことを思うと、1年間のスーパー糖質制限食実践で、劇的改善です。
糖尿病発覚時は、「身長154cm、体重74kg、BMI31.2」と著明な肥満があるので、インスリン抵抗性はかなり強くあったと思います。
それが、標準体重にまで減量成功して、インスリン抵抗性が正常になったのでしょう。
ご指摘通り、インスリン抵抗性が主たる要因で、インスリン分泌能は保たれていたタイプの糖尿病発症と考えられます。
いわゆる欧米人タイプの糖尿病ですね。
現時点で境界型レベルですが、糖質50gくらいの摂取なら、血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124 と、全く正常型なので、ごく緩やかな糖質制限食(1回の糖質量が30~50g)でも、経過良好と思います。
糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食食ですので、このままスーパー糖質制限食を続けられてもOKです。
☆☆☆
インスリン分泌指標
HOMA-β
<HOMA-β=360×空腹時インスリン値(μU/mL)/(空腹時血糖値(mg/dL)-63)>
空腹時の検査であるが経口血糖負荷試験時の2時間値のインスリン分泌量と、
よく相関する。
空腹時血糖値130mg以下なら信頼度高い。
正常値:40-60
30%以下は軽度、15%以下は顕著なインスリン分泌低下。
Cペプチドインデックス(CPI)
空腹時CPR(ng/ml)×100/空腹時血糖値(mg/dl)
1.2以上は正常。0.8以下でインスリン分泌低下。
インスリン抵抗性指標
HOMA-R
<HOMA-R=空腹時血糖値(mg/dL)×空腹時インスリン値(μU/mL)/405 >
1.6以下が正常、2.5以上は抵抗性あり。
空腹時血糖値140mg以下なら信頼度高い。
江部康二
2016年09月08日 (木)
おはようございます。
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
2016/9/25(日)13:20~16:10午後の部が早々と満員御礼で募集終了となりました。
しかし、その後も参加ご希望のメールが相次ぎましたので、急遽、
午前の部、
2016年9月25日(日)9:50~12:30
※開場・受付開始は9:30~
を追加開催することとなりました。
構成は午後の部とまったく同様です。
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演・トークイベントなのでとても楽しみです。
二人で楽しくわかりやすいお話を目指します。
トークの進行は、芸達者な松本桃代管理栄養士なので、トークイベント、こうご期待です。
関東方面の方々、多数のご参加をお待ちしております。
午前の部も残席がわずかとなっていますので、
お早めにお申し込みいただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、9/25(日)に東京(千代田区)で開催します、講演・トークイベント「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」へ多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
当イベントは、おかげさまで早々に満員御礼となりましたが、多くの方からキャンセル待ちのお問い合わせをいただきまして、このたび、午前の部の追加開催を決定いたしました。
9月25日(日)、午前9:50から下記のとおり午後の部と同じ構成にて開催いたします。
お申し込みそびれた方、午前ならご都合がつくという方をはじめ、皆さまこの機会に奮って参加いただけますと幸いです。
◆イベント情報掲載URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
【午前の部】 *追加開催!*
■日時:2016年9月25日(日)9:50~12:30 ※開場・受付開始は9:30~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
http://www.waterrascommon.com/access.html
■内容:
◆講演
1.「糖質制限食は、人類の健康食」
講師:江部 康二 医師 一般財団法人 高雄病院 理事長/当会理事長
2.「ケトン体の奇跡」
講師:宗田 哲男 医師 宗田マタニティクリニック 院長
◆両講師によるトーク 「糖質制限で日本が変わる!」
進行役:松本 桃代 管理栄養士 永井マザーズホスピタル/当会アドバイザー
◆質疑応答
※講演各40分、トーク40分、質疑応答20分程度を予定しております。
■参加費:賛助会員 2,500円 / 一般 3,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「9/25午前の部、参加希望」とご記入下さい。
(賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは9月23日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
*募集終了【午後の部】
※午後の部は、募集終了しております。たくさんのお申し込みありがとうございました。
■日時:2016年9月25日(日)13:20~16:10 ※開場・受付開始は13:00~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
2016/9/25(日)13:20~16:10午後の部が早々と満員御礼で募集終了となりました。
しかし、その後も参加ご希望のメールが相次ぎましたので、急遽、
午前の部、
2016年9月25日(日)9:50~12:30
※開場・受付開始は9:30~
を追加開催することとなりました。
構成は午後の部とまったく同様です。
ケトン体のスペシャリスト宗田哲男先生(宗田マタニティクリニック)とのコラボ講演・トークイベントなのでとても楽しみです。
二人で楽しくわかりやすいお話を目指します。
トークの進行は、芸達者な松本桃代管理栄養士なので、トークイベント、こうご期待です。
関東方面の方々、多数のご参加をお待ちしております。
午前の部も残席がわずかとなっていますので、
お早めにお申し込みいただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、9/25(日)に東京(千代田区)で開催します、講演・トークイベント「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」へ多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
当イベントは、おかげさまで早々に満員御礼となりましたが、多くの方からキャンセル待ちのお問い合わせをいただきまして、このたび、午前の部の追加開催を決定いたしました。
9月25日(日)、午前9:50から下記のとおり午後の部と同じ構成にて開催いたします。
お申し込みそびれた方、午前ならご都合がつくという方をはじめ、皆さまこの機会に奮って参加いただけますと幸いです。
◆イベント情報掲載URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演&トークイベント
「”正しく”知らなきゃ損!糖質制限食とケトン体のこと 」
【午前の部】 *追加開催!*
■日時:2016年9月25日(日)9:50~12:30 ※開場・受付開始は9:30~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
http://www.waterrascommon.com/access.html
■内容:
◆講演
1.「糖質制限食は、人類の健康食」
講師:江部 康二 医師 一般財団法人 高雄病院 理事長/当会理事長
2.「ケトン体の奇跡」
講師:宗田 哲男 医師 宗田マタニティクリニック 院長
◆両講師によるトーク 「糖質制限で日本が変わる!」
進行役:松本 桃代 管理栄養士 永井マザーズホスピタル/当会アドバイザー
◆質疑応答
※講演各40分、トーク40分、質疑応答20分程度を予定しております。
■参加費:賛助会員 2,500円 / 一般 3,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「9/25午前の部、参加希望」とご記入下さい。
(賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは9月23日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
*募集終了【午後の部】
※午後の部は、募集終了しております。たくさんのお申し込みありがとうございました。
■日時:2016年9月25日(日)13:20~16:10 ※開場・受付開始は13:00~
■会場:WATERRAS COMMON (ワテラスコモン) 3F「ワテラスコモンホール」
2016年09月07日 (水)
こんばんは。
紅茶が好き さん から、福岡市薬剤師会サイトからの引用としていた飲料別カフェイン含有量に間違いがあるとご指摘頂きました。
ありがとうございます。
私のミスです。
申し訳ないです。
早速、福岡市薬剤師会のサイトの正しいデータに、赤字で訂正しました。
【16/09/06 都内河北 鈴木
私の糖質制限食生活料理について。
都内河北 鈴木です。
糖質制限料理について、以前から本ブログでエンゲル係数・料理内容などについて、理論提唱者の江部先生に相談されていますが、チト疑問湧きます。
糖質制限理論・世界医学情報を惜しげもなく提供して頂けるだけでもありがたい事で、料理内容、安価食材購入方法などは専門外かと思います。
元気な中高年さんのコメントもあり、以前から私自身30年余り会席料理調理師の知識から自身のストレス無く、満足して益々改善生還してきた食生活・料理などを話してみます。
全ては江部先生の著書・ブログで説明されている事を基本念頭に
「食生活」1日1~2回。大抵1日1.5食が多いです。
1、起床してから、8時間位迄コ~ヒ~1リットル・6Pチ~ズ2~3個基本。
2、起床後5~8時間以降を目安に糖質制限理論食事します。
気持ち無理ならペ~ス配分・量は自身のスタイルで。
「食事内容」
ストレス無く継続して行く為に、既存の食事配膳スタイルを変える事無く、楽しみながらやろうと考えました。
食事配膳器5種・料理内容(開始当時から同じ)
1、大皿
常に卵2~3個¥40~60
鶏豚肉時たま牛肉100~200グラム1食¥250~350位
肉類は基本、塩・コショウ・醤油・適量(ニンニク、生姜)
オリ~ブオイル使用
2、深皿・丼器
常に豆腐食材料理、1食¥45~70(豆腐は全て木綿使用)
・茹で大豆・厚揚げ・高野豆腐・納豆
料理例
・高野豆腐含め煮、厚揚げとワカメやキノコなど含め煮、茹で大豆・豆腐のカレ~、水きり豆腐(賽の目切り湯でこぼし水出し)に市販ふりかけで味付け、市販マ~ボ~豆腐素使用で大皿肉使用、肉豆腐時は大皿肉を使用。
煮物味付け市販麺つゆ使用、薄味で。
健康改善の料理は楽しみながら無限大!!
3、汁物(味噌汁)1食2合¥80位
常に薄揚げ刻みと他にキノコ・ワカメ・大根・モヤシ・葉物野菜など。
具材タップリ!!食物繊維豊富に!!必須栄養素!!
本だし使用。
4、小鉢1~2種、各¥100~200位
市販P¥100位の物、箸休めと気持ち優雅にする為。
刺激有る物・低糖質物選択。
緑黄葉物野菜御浸し美味だし¥80位
5、魚介類各種
1食¥100~250位目安。
切り身魚は焼きの時の味付けは、市販麺つゆ少量をビニ~ル袋で30分以上和えておく。
以上5器種です。
*豆腐含め煮料理・味噌汁などは、調理時1度に3~4食分仕込みます。
食べるときは暖めるだけ。
上記食事量を1回で完食するのでなく1日と考えてください。
目で満足して少し食べて満足する事多々あります。
何しろ糖質食材を食生活から排除するほどに日増しに空腹感が無くなります。
日増しに体調改善自覚するほど体感あります。
私の知人達も1様に異口同音発言します。
実践しなければ判らない体感です。
ス~パ~糖質制限実践すると、江部先生の説明にある様に、改善を思い起こすと2週間位から効果出たかと体感ありました。
体重はBMI自覚して、自身の食事適量を理解把握する迄確認した方が良いかと考えます。
上記以外に私が食べる飲食物は、
主に飲料1日前半コ~ヒ~、後半紅茶・レモンソ~ダ・レモン水・月に5本程ゼロコ~ラ。
食べ物は、チ~ズ・煮干・市販糖質ゼロチョコレ~ト・ピ~ナッツ・するめなどティ~タイム時などに、口休め程度に。
時間経過で食事が気になりだしたら、2食目と言うほどではなく軽食程度に、 レトルトマッシュル~ムカレ~豆腐や、まとめて作り於きした厚揚げ含め煮などを適量つまみます。
スウィ~ツなど最近はコンビになどでも安価で種類増えています。
私も時々利用しています。
以上の食生活で、私身長176センチ・体重80キロ・BMI25,82で筋肉質体型を、病態正常化してから現在迄4年間維持して、益々健康改善しています!!
エンゲル係数悩む相談者は、基準が人様々かと思いますが、無用な経費は控える事は当然です。
江部先生著書食品表を理解把握して、料理など工夫次第で上がらないかと思うのですが。
文才無いからこんな感じですかね。
どこかで会話出来れば、江部先生に感謝込めいくらでも話します。
敬具】
こんにちは。
都内河北 鈴木 さんから、具体的で詳細な糖質制限食メニューをコメントして頂きました。
ありがとうございます。
鈴木さんは、30年余り会席料理調理師をしておられたので料理のプロです。
自分で料理を作っている方々にはとても参考になると思います。
鈴木さんがご指摘のように、私は自分ではほとんど料理をしないので料理内容、安価食材購入方法などは専門外です。
せいぜい、閉店30分くらい前に生協に行ったら、刺身などが3割引きになることを知っているくらいです。
生協8時半の男ですね。
その点、鈴木さんは料理のプロなので、料理内容、安価食材購入方法などおおいに参考になります。
なおコーヒー滲出液100g中に糖質は0.7gです。
1リットルのむと7gですが、そのくらいの糖質量は大丈夫と思います。
一方、カフェインです。
1リットルのコーヒーなら、カフェインが600mgです。
福岡市薬剤師会のサイト
http://www.nagano-c.ed.jp/seiho/risuka/2007/2007-05.pdf
飲料別カフェイン含有量、100mlあたり
玉露 160mg
煎茶 20mg
番茶 10mg
ほうじ茶 20mg
釜炒り茶 10mg
玄米茶 10mg
ウーロン茶 20mg
紅茶 30mg
コーヒー 60mg
麦茶 0mg
カフェインを1日200~300mg以上摂取した場合は 個人差はありますが、不眠・動悸・いらいら・頭痛・振戦・神経過敏などのカフェイン過剰症状がでることがありますので、飲みすぎにはご注意いただけば幸いです。
麦茶、杜仲茶、ルイボスティーなどは、カフェインゼロです。
爽健美茶、十六茶もカフェインゼロです。
江部康二
紅茶が好き さん から、福岡市薬剤師会サイトからの引用としていた飲料別カフェイン含有量に間違いがあるとご指摘頂きました。
ありがとうございます。
私のミスです。
申し訳ないです。
早速、福岡市薬剤師会のサイトの正しいデータに、赤字で訂正しました。
【16/09/06 都内河北 鈴木
私の糖質制限食生活料理について。
都内河北 鈴木です。
糖質制限料理について、以前から本ブログでエンゲル係数・料理内容などについて、理論提唱者の江部先生に相談されていますが、チト疑問湧きます。
糖質制限理論・世界医学情報を惜しげもなく提供して頂けるだけでもありがたい事で、料理内容、安価食材購入方法などは専門外かと思います。
元気な中高年さんのコメントもあり、以前から私自身30年余り会席料理調理師の知識から自身のストレス無く、満足して益々改善生還してきた食生活・料理などを話してみます。
全ては江部先生の著書・ブログで説明されている事を基本念頭に
「食生活」1日1~2回。大抵1日1.5食が多いです。
1、起床してから、8時間位迄コ~ヒ~1リットル・6Pチ~ズ2~3個基本。
2、起床後5~8時間以降を目安に糖質制限理論食事します。
気持ち無理ならペ~ス配分・量は自身のスタイルで。
「食事内容」
ストレス無く継続して行く為に、既存の食事配膳スタイルを変える事無く、楽しみながらやろうと考えました。
食事配膳器5種・料理内容(開始当時から同じ)
1、大皿
常に卵2~3個¥40~60
鶏豚肉時たま牛肉100~200グラム1食¥250~350位
肉類は基本、塩・コショウ・醤油・適量(ニンニク、生姜)
オリ~ブオイル使用
2、深皿・丼器
常に豆腐食材料理、1食¥45~70(豆腐は全て木綿使用)
・茹で大豆・厚揚げ・高野豆腐・納豆
料理例
・高野豆腐含め煮、厚揚げとワカメやキノコなど含め煮、茹で大豆・豆腐のカレ~、水きり豆腐(賽の目切り湯でこぼし水出し)に市販ふりかけで味付け、市販マ~ボ~豆腐素使用で大皿肉使用、肉豆腐時は大皿肉を使用。
煮物味付け市販麺つゆ使用、薄味で。
健康改善の料理は楽しみながら無限大!!
3、汁物(味噌汁)1食2合¥80位
常に薄揚げ刻みと他にキノコ・ワカメ・大根・モヤシ・葉物野菜など。
具材タップリ!!食物繊維豊富に!!必須栄養素!!
本だし使用。
4、小鉢1~2種、各¥100~200位
市販P¥100位の物、箸休めと気持ち優雅にする為。
刺激有る物・低糖質物選択。
緑黄葉物野菜御浸し美味だし¥80位
5、魚介類各種
1食¥100~250位目安。
切り身魚は焼きの時の味付けは、市販麺つゆ少量をビニ~ル袋で30分以上和えておく。
以上5器種です。
*豆腐含め煮料理・味噌汁などは、調理時1度に3~4食分仕込みます。
食べるときは暖めるだけ。
上記食事量を1回で完食するのでなく1日と考えてください。
目で満足して少し食べて満足する事多々あります。
何しろ糖質食材を食生活から排除するほどに日増しに空腹感が無くなります。
日増しに体調改善自覚するほど体感あります。
私の知人達も1様に異口同音発言します。
実践しなければ判らない体感です。
ス~パ~糖質制限実践すると、江部先生の説明にある様に、改善を思い起こすと2週間位から効果出たかと体感ありました。
体重はBMI自覚して、自身の食事適量を理解把握する迄確認した方が良いかと考えます。
上記以外に私が食べる飲食物は、
主に飲料1日前半コ~ヒ~、後半紅茶・レモンソ~ダ・レモン水・月に5本程ゼロコ~ラ。
食べ物は、チ~ズ・煮干・市販糖質ゼロチョコレ~ト・ピ~ナッツ・するめなどティ~タイム時などに、口休め程度に。
時間経過で食事が気になりだしたら、2食目と言うほどではなく軽食程度に、 レトルトマッシュル~ムカレ~豆腐や、まとめて作り於きした厚揚げ含め煮などを適量つまみます。
スウィ~ツなど最近はコンビになどでも安価で種類増えています。
私も時々利用しています。
以上の食生活で、私身長176センチ・体重80キロ・BMI25,82で筋肉質体型を、病態正常化してから現在迄4年間維持して、益々健康改善しています!!
エンゲル係数悩む相談者は、基準が人様々かと思いますが、無用な経費は控える事は当然です。
江部先生著書食品表を理解把握して、料理など工夫次第で上がらないかと思うのですが。
文才無いからこんな感じですかね。
どこかで会話出来れば、江部先生に感謝込めいくらでも話します。
敬具】
こんにちは。
都内河北 鈴木 さんから、具体的で詳細な糖質制限食メニューをコメントして頂きました。
ありがとうございます。
鈴木さんは、30年余り会席料理調理師をしておられたので料理のプロです。
自分で料理を作っている方々にはとても参考になると思います。
鈴木さんがご指摘のように、私は自分ではほとんど料理をしないので料理内容、安価食材購入方法などは専門外です。
せいぜい、閉店30分くらい前に生協に行ったら、刺身などが3割引きになることを知っているくらいです。
生協8時半の男ですね。
その点、鈴木さんは料理のプロなので、料理内容、安価食材購入方法などおおいに参考になります。
なおコーヒー滲出液100g中に糖質は0.7gです。
1リットルのむと7gですが、そのくらいの糖質量は大丈夫と思います。
一方、カフェインです。
1リットルのコーヒーなら、カフェインが600mgです。
福岡市薬剤師会のサイト
http://www.nagano-c.ed.jp/seiho/risuka/2007/2007-05.pdf
飲料別カフェイン含有量、100mlあたり
玉露 160mg
煎茶 20mg
番茶 10mg
ほうじ茶 20mg
釜炒り茶 10mg
玄米茶 10mg
ウーロン茶 20mg
紅茶 30mg
コーヒー 60mg
麦茶 0mg
カフェインを1日200~300mg以上摂取した場合は 個人差はありますが、不眠・動悸・いらいら・頭痛・振戦・神経過敏などのカフェイン過剰症状がでることがありますので、飲みすぎにはご注意いただけば幸いです。
麦茶、杜仲茶、ルイボスティーなどは、カフェインゼロです。
爽健美茶、十六茶もカフェインゼロです。
江部康二
2016年09月06日 (火)
こんにちは。
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年09月06日 (火)
【16/09/05 あゆみ
北海道での糖質制限推進医師はいらっしゃいますか
はじめまして。
人間ドッグにてHbA1c5.6の糖尿病境界型数値が出てしまい、それからは緩く糖質制限を自分なりに実行しております。
その後の経過を知りたく、近医をはじめ、数件ドクターショッピングをしましたが、 皆様、この数値では受診の必要がない、と口々におっしゃいます。
祖母が糖尿病であることと、 糖質制限をすると露骨に眠気がおきますので 定期的に診察しても門前払いを受けない医師を探しております。
食後の高血糖を疑う医師には未だ出会えておりません。
北海道内で、江部先生のような先進的なお考えをお持ちの医師はいらっしゃらないのでしょうか。】
あゆみ さん
糖質を摂取すると食後の眠気が生じます。
糖質制限食実践で、食後の眠気はなくなります。
糖尿病は、HbA1c5.6%なら、基準値内ですね。
ただ、食後眠気ということなら、食後60分で、50~60mg/dl以上血糖値が上昇している可能性があります。
血糖自己測定器が安くなっているので、購入されて、食前・食後血糖値を測定されると良いと思います。
数年前に比べたら、随分安価に手に入るようになりました。
ニプロトゥルーピコ
http://sales.nipro.co.jp/freestyle/product/true_pico/
三和化学のグルテストNeoアルファ
http://med.skk-net.com/diagnostics/products/post_9.html
などが安価で測定も早いです。
なお、北海道では、札幌などに提携医療機関があります。
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
提携医療機関
http://www.toushitsuseigen.or.jp/#!med-institution/cpo5
北海道での糖質制限推進医師はいらっしゃいますか
はじめまして。
人間ドッグにてHbA1c5.6の糖尿病境界型数値が出てしまい、それからは緩く糖質制限を自分なりに実行しております。
その後の経過を知りたく、近医をはじめ、数件ドクターショッピングをしましたが、 皆様、この数値では受診の必要がない、と口々におっしゃいます。
祖母が糖尿病であることと、 糖質制限をすると露骨に眠気がおきますので 定期的に診察しても門前払いを受けない医師を探しております。
食後の高血糖を疑う医師には未だ出会えておりません。
北海道内で、江部先生のような先進的なお考えをお持ちの医師はいらっしゃらないのでしょうか。】
あゆみ さん
糖質を摂取すると食後の眠気が生じます。
糖質制限食実践で、食後の眠気はなくなります。
糖尿病は、HbA1c5.6%なら、基準値内ですね。
ただ、食後眠気ということなら、食後60分で、50~60mg/dl以上血糖値が上昇している可能性があります。
血糖自己測定器が安くなっているので、購入されて、食前・食後血糖値を測定されると良いと思います。
数年前に比べたら、随分安価に手に入るようになりました。
ニプロトゥルーピコ
http://sales.nipro.co.jp/freestyle/product/true_pico/
三和化学のグルテストNeoアルファ
http://med.skk-net.com/diagnostics/products/post_9.html
などが安価で測定も早いです。
なお、北海道では、札幌などに提携医療機関があります。
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
提携医療機関
http://www.toushitsuseigen.or.jp/#!med-institution/cpo5
2016年09月05日 (月)
こんばんは。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年10月16日(日)札幌市にて、一般向け糖質制限食講演会を開催します。
数年前に、一回だけ、札幌で一般向け講演会を開催しましたが、本当に久し振りとなります。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)です。
「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
山本心管理栄養士は、自らが1型糖尿病であり、その分、実践的なノウハウを沢山持っていますので、乞うご期待です。
第2部は私の講演です。
「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食」
~糖質制限食は人類の健康食~
と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、最新の話題も含めて、80分たっぷりとお話しします。
楽しくわかりやすいお話を目指しますので、札幌市、小樽市、北海道の方々、是非奮ってご参加いただけば幸いです。
江部康二
*********
以下、事務局からのお知らせです。
ブログ読者の皆様、弊会の講演会、料理教室へいつも多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
9/25(日)の東京での講演&トークイベントは、定員(160名様)に達し、キャンセル待ちいただいている方も多数となりましたので、募集終了致しました。大変申し訳ありません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
10月16日(日)、札幌市内で一般の方向けの講演会を開催いたします。
第1部の講師は、山本心 管理栄養士(江部診療所/当会アドバイザー)で、「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」と題して、実践の基本から、実際にあった陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行うポイントまで分かりやすくお話しします。
第2部は、当会理事長、江部康二による講演で、「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食~糖質制限食は、人類の健康食 」 と題して、15年に渡り実践・指導してきた「糖質制限食」の基礎理論やその有効性と安全性などについて、80分たっぷりとお話しします。
道央にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。
*講演会の前夜(10月15日(土))に、賛助会員交流会を開催致します。
◆講演会・賛助会員交流会情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
///////////////////ご案内/////////////////////
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
糖質制限食講演会 in さっぽろ
■日時: 2016年10月16日(日)12:30~15:10頃 ※開場・受付は12:00~
■会場: 札幌市教育文化会館 研修室305
〒060-0001 札幌市中央区北1条西13丁目
https://www.kyobun.org/etc/access.html
■内容:
◇第1部: 「正しい糖質制限~実践のコツ、教えます!」
講師: 山本 心 管理栄養士
江部診療所/株式会社 京都高雄倶楽部/当会アドバイザー
◇第2部: 「 糖尿病・生活習慣病がどんどんよくなる、糖質制限食
~糖質制限食は、人類の健康食 」
講師: 江部 康二 医師 一般財団法人高雄病院理事長/当会理事長
※第1部は30分、第2部は80分、その後、質疑応答を30分程度、予定しております。
■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般 2,500円
■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越し下さい。
■お申し込み方法:
★賛助会員の方:事務局までメールにてお申し込み下さい。
※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
★賛助会員入会をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「通信」欄に「10/16札幌講演会、参加希望」とご記入下さい。
(10/15の賛助会員交流会へ参加ご希望の場合は、その旨をご記入下さい。)
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月14日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は原則、対応致しかねますので予めご了承ください。
2016年09月05日 (月)
こんにちは。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
柴田寿彦南医療生協名誉理事長が翻訳された最新の本が、2016年5月23日に発売されました。
私がこの本の書評を書きました。→☆☆☆
2016年9月4日(日)、コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)にて出版記念講演会が開催され、私が講師をつとめました。
会場、満席の430名が参加されて、大盛況でした。
昼食後の午後1時半からの講演会でしたが、誰一人居眠りする人もなく、とても集中して聞いて頂きました。
おおいに笑いもあり、楽しい講演会でした。
ブログ読者の皆さんも多数、ご参加頂きありがとうございました。
会場入口で、メディカルトリビューンさんが、本の販売をされました。
講演会終了後、参加者の方々がどんどん売り場を通り過ぎていくので、ライブで鍛えた良く通る声で私が客寄せしたところ、沢山のお客さんが押し寄せて、60冊が完売となりました。
こちらもありがとうございました。
江部康二
********
柴田寿彦南医療生協名誉理事長「バーンスタインの「糖尿病の解決」」出版記念講演会
・日時:2016年9月4日(日) 13:00開場 13:30開会(2時間程度を予定)
・場所:コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)
JR南大高駅徒歩1分
https://www.minami-hp.jp/access/index.html
・内容:江部康二医師講演「糖質制限食に関する全ての疑問にお答えします」、質疑応答
・会費:参加費500円(当日お支払)
・定員:400名
・お申し込み方法: 下記①~③をご記入の上、FAX又は、メールでお申し込みください。
要記入事項: ①お名前 ②お電話番号 ③一般か医療関係者か
FAX: 052-625-0621 / メール: a-murou@minami.or.jp
・お問合せ先:実行委員会事務局 052(625)0620(担当:室生、熊谷)
☆☆☆
以下メディカルトリビューンのサイトから転載
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/0526503509/
氏の生き様が詰まった書
【書評】バーンスタイン医師の糖尿病の解決第4版
高雄病院理事長 江部 康二
ワーク・ライフ | 2016.05.26 17:30
2007年にDr.Bernstein's Diabetes Solution(第3版)が出版され,その後糖尿病治療において新しい発展があり,
2011年にDr.Bernstein's Diabetes Solution(第4版)が改訂出版された。
本書はその訳本であり,
新型のインスリン注射薬,DPP-4阻害薬,インクレチン関連注射薬などの解説も追加してありバージョンアップしている。
本書にはバーンスタイン医師の生き様そのものが詰まっているが,まずはその波瀾万丈の軌跡をたどってみたい。
バーンスタイン医師は,1946年,12歳のときに1型糖尿病を発症し,
当初から糖尿病専門医に通院して従来の「低脂肪・高炭水化物食(カロリーの45%は炭水化物)」と
大量のインスリン注射というパターンを20年以上続けた。
その結果,30歳代でとうとう蛋白尿が出現し糖尿病腎症第3期となり,さまざまな合併症も出現した。
この間,頻回の低血糖発作に苦しみ,蛋白尿は次第に増加していった。
1969年,35歳のとき,血糖自己測定器が新発売され,技師という職業柄,
血糖値と食事の関係を3年間にわたって徹底的に検証した。
当時はまだ「血糖値の正常化によって,糖尿病合併症を予防する」という概念がどこにもなかったが,転機が訪れる。
動物実験ではあるが「血糖値の正常化で合併症の予防・改善ができる」という論文を発見したのである。
しかし主治医に言っても「動物と人間は同じじゃない,人間の血糖値を正常化することはできない」と否定された。
そこで1973年,糖尿病発症後27年目の39歳のときから,彼は彼自身の身体を実験台にして,
「血糖値を正常に保つ」ように食事の糖質量とインスリン単位を調節し始めた。
いろいろな人体実験をして血糖値を正常範囲に保つ方法を確認していった。
この過程において,彼はついに『厳格な糖質制限食』を導入し,
主治医が決めたインスリン投与量を激減させることに成功し目標を達成した。
蛋白尿も改善・消失し,何年も続いた全身疲労感がなくなった。
彼は彼自身の発見を他の糖尿病患者にも知らせたいと思い,医学雑誌に論文を投稿するが相手にされない。
医師でないものが発言しても説得力を持たないと判断した彼は,自らが医師になることを決意し,
1979年,45歳のときにアルバート・アインシュタイン医科大学に入学した。
1983年に49歳で医師になり,糖尿病治療学を徹底的に研究し,診療所を開設して多数の患者さんを診察し,
そのデータを参考に本を出版して,厳格な糖質制限食を中心とした糖尿病治療の普及に努めてきた。
糖質制限食こそが,従来の治療法ではどうしようもなかった1型糖尿病患者であるバーンスタイン医師の命を救ったのである。
2016年4月現在,合併症もなく元気に過ごしておられ,現在は82歳くらいと思う。
彼の生存そのものが提唱する治療法の有効性の証明といえる。
糖尿病治療に当たる医師はもちろんのこと,
1型および2型糖尿病患者にも本書の数々の実戦的なノウハウは大いに役立つと思うので,ぜひご一読あれ。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳(総合病院南生協病院 名誉院長)
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
ISBN 978-4-7653-1674-3
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
本書は1997年5月に初版が刊行され,それまでの糖尿病治療を覆す内容から全米ベストセラーとなった。
日本語版は2005年に原著2版を刊行,読者の声に応えて第3版を刊行し,このたび第4版がついに刊行―。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
柴田寿彦南医療生協名誉理事長が翻訳された最新の本が、2016年5月23日に発売されました。
私がこの本の書評を書きました。→☆☆☆
2016年9月4日(日)、コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)にて出版記念講演会が開催され、私が講師をつとめました。
会場、満席の430名が参加されて、大盛況でした。
昼食後の午後1時半からの講演会でしたが、誰一人居眠りする人もなく、とても集中して聞いて頂きました。
おおいに笑いもあり、楽しい講演会でした。
ブログ読者の皆さんも多数、ご参加頂きありがとうございました。
会場入口で、メディカルトリビューンさんが、本の販売をされました。
講演会終了後、参加者の方々がどんどん売り場を通り過ぎていくので、ライブで鍛えた良く通る声で私が客寄せしたところ、沢山のお客さんが押し寄せて、60冊が完売となりました。
こちらもありがとうございました。
江部康二
********
柴田寿彦南医療生協名誉理事長「バーンスタインの「糖尿病の解決」」出版記念講演会
・日時:2016年9月4日(日) 13:00開場 13:30開会(2時間程度を予定)
・場所:コープ健診フィットネスセンター3階会議室(総合病院南生協病院建物内)
JR南大高駅徒歩1分
https://www.minami-hp.jp/access/index.html
・内容:江部康二医師講演「糖質制限食に関する全ての疑問にお答えします」、質疑応答
・会費:参加費500円(当日お支払)
・定員:400名
・お申し込み方法: 下記①~③をご記入の上、FAX又は、メールでお申し込みください。
要記入事項: ①お名前 ②お電話番号 ③一般か医療関係者か
FAX: 052-625-0621 / メール: a-murou@minami.or.jp
・お問合せ先:実行委員会事務局 052(625)0620(担当:室生、熊谷)
☆☆☆
以下メディカルトリビューンのサイトから転載
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/0526503509/
氏の生き様が詰まった書
【書評】バーンスタイン医師の糖尿病の解決第4版
高雄病院理事長 江部 康二
ワーク・ライフ | 2016.05.26 17:30
2007年にDr.Bernstein's Diabetes Solution(第3版)が出版され,その後糖尿病治療において新しい発展があり,
2011年にDr.Bernstein's Diabetes Solution(第4版)が改訂出版された。
本書はその訳本であり,
新型のインスリン注射薬,DPP-4阻害薬,インクレチン関連注射薬などの解説も追加してありバージョンアップしている。
本書にはバーンスタイン医師の生き様そのものが詰まっているが,まずはその波瀾万丈の軌跡をたどってみたい。
バーンスタイン医師は,1946年,12歳のときに1型糖尿病を発症し,
当初から糖尿病専門医に通院して従来の「低脂肪・高炭水化物食(カロリーの45%は炭水化物)」と
大量のインスリン注射というパターンを20年以上続けた。
その結果,30歳代でとうとう蛋白尿が出現し糖尿病腎症第3期となり,さまざまな合併症も出現した。
この間,頻回の低血糖発作に苦しみ,蛋白尿は次第に増加していった。
1969年,35歳のとき,血糖自己測定器が新発売され,技師という職業柄,
血糖値と食事の関係を3年間にわたって徹底的に検証した。
当時はまだ「血糖値の正常化によって,糖尿病合併症を予防する」という概念がどこにもなかったが,転機が訪れる。
動物実験ではあるが「血糖値の正常化で合併症の予防・改善ができる」という論文を発見したのである。
しかし主治医に言っても「動物と人間は同じじゃない,人間の血糖値を正常化することはできない」と否定された。
そこで1973年,糖尿病発症後27年目の39歳のときから,彼は彼自身の身体を実験台にして,
「血糖値を正常に保つ」ように食事の糖質量とインスリン単位を調節し始めた。
いろいろな人体実験をして血糖値を正常範囲に保つ方法を確認していった。
この過程において,彼はついに『厳格な糖質制限食』を導入し,
主治医が決めたインスリン投与量を激減させることに成功し目標を達成した。
蛋白尿も改善・消失し,何年も続いた全身疲労感がなくなった。
彼は彼自身の発見を他の糖尿病患者にも知らせたいと思い,医学雑誌に論文を投稿するが相手にされない。
医師でないものが発言しても説得力を持たないと判断した彼は,自らが医師になることを決意し,
1979年,45歳のときにアルバート・アインシュタイン医科大学に入学した。
1983年に49歳で医師になり,糖尿病治療学を徹底的に研究し,診療所を開設して多数の患者さんを診察し,
そのデータを参考に本を出版して,厳格な糖質制限食を中心とした糖尿病治療の普及に努めてきた。
糖質制限食こそが,従来の治療法ではどうしようもなかった1型糖尿病患者であるバーンスタイン医師の命を救ったのである。
2016年4月現在,合併症もなく元気に過ごしておられ,現在は82歳くらいと思う。
彼の生存そのものが提唱する治療法の有効性の証明といえる。
糖尿病治療に当たる医師はもちろんのこと,
1型および2型糖尿病患者にも本書の数々の実戦的なノウハウは大いに役立つと思うので,ぜひご一読あれ。
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 第4版
リチャード・K・バーンスタイン著
柴田 寿彦訳(総合病院南生協病院 名誉院長)
体 裁 A5判,482ページ
定 価 本体5,800円+税
ISBN 978-4-7653-1674-3
発 行 メディカルトリビューン
発 売 金芳堂
本書は1997年5月に初版が刊行され,それまでの糖尿病治療を覆す内容から全米ベストセラーとなった。
日本語版は2005年に原著2版を刊行,読者の声に応えて第3版を刊行し,このたび第4版がついに刊行―。