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糖尿人・江部康二、1年5ヶ月ぶりに眼科受診してきました。
こんにちは。

2015年8月4日(火)夕、1年5ヶ月ぶりに眼科を受診してきました。

私は病歴13年間に及ぶ糖尿病患者ですから、本来は年1回くらいの眼科検診は必須なのです。

高雄病院や江部診療所に来られる糖尿病患者さんには、

「年に一回くらいは必ず眼科受診をしてください。糖尿病網膜症が発見されれば眼科主治医の指示に従ってください。」

と説明している私ですが、医者の不養生というか忙しかったというか、言い訳ばかりですが、ずっと眼科受診していませんでした。

2014年3月に、やっと約10年ぶりに眼科受信したときは、必ず1/年は検診と心に決めたのですが、結局、また間延びしていましました。2014年の眼科検診は、アレルギー性結膜炎以外は全く異常なしでした。

ともあれ

HbA1c(NGSP):5.6~5.9%
空腹時血糖値:90~110~125mg/dl
食後血糖値:140mg/dl未満


が、2002年6月に糖尿病発症(発覚?)以降の52歳~65歳までの13年間の検査データです。

ちなみに私は血糖自己測定器(SMBG)を持っています。

空腹時血糖値が時に境界型になることがありますが、あとは基本的に基準値内です。

<日本糖尿病学会2013年5月までの目標値>
空腹時血糖値:110mg/dl未満
食後血糖値:1時間180mg/dl、2時間140mg/dl未満
HbA1c:6.2%(NGSP)未満


<日本糖尿病学会2013年6月からの目標値>
HbA1c(NGSP):7.0%未満 → 合併症予防のための目標
空腹時血糖値:130mg/dl未満
食後2時間血糖血:180mg/dl未満
*血糖正常化を目指す際の目標:HbA1c6.0%未満


なので、日本糖尿病学会の2013年6月以降の目標値は完全にクリアですし、2013年5月までの、より厳しい目標値も、早朝空腹時血糖値が時に境界型になるくらいであとはクリアなので、合併症は、まあ大丈夫だろうとは思っています。

江部診療所の近くの西村眼科医院を受診しました。

連れ合いをはじめ、江部診療所のスタッフもお世話になっています。

眼科医院のスタッフによりまず各種検査(眼底、眼圧、視力・・・)をして頂きました。

次いで西村先生の診察で、拡大鏡で角膜の傷の有無など確認して頂きました。

西村先生は女性医師です。

眼底写真の検査結果などてきぱきと説明していただき、待ち時間5分、検査・診察時間15分くらいで、サクサクと診察終了でした。

西村先生、ありがとうございました。

結果は、

眼底検査は両目共正常。
勿論糖尿病網膜症なし。
眼圧右13、左15で正常。
視力:右1.0、左0.6・・・近眼、老眼、乱視あり
白内障なし。
角膜も綺麗。

ただし両目ともアレルギー性結膜炎ありでしたが、点眼薬なしでOKとのことでした。

近眼・老眼・乱視ありですが、相変わらず裸眼で広辞苑も見えますし、日常生活もまったく不自由はないです。


視力ですが
右:2014年0.6・・・2015年1.0
左:2014年0.2・・・2015年0.6


と、大幅に改善していました。

自分ではとてもびっくりして、スーパー糖質制限食の成果かと早速同級生の眼科医にメールしたところ、裸眼の視力は、ちょっとしたことで結構変動するとのことでした。特に乱視がある場合は変動しやすいそうです。

まあ安心したような、ちょっぴり残念なような気持ちですが・・・。 (n^。^)/

糖尿人の皆さん、糖質制限食開始時には、必ず眼科検診をしてくださいね。

その後、何もなくても、1/年は眼科検診を習慣としましょう。


☆☆☆
西村眼科医院
〒606-0862
京都府京都市左京区下鴨本町11
久米衣料品店ビル1階
075-712-0190


江部康二

テーマ:糖尿病
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小4の1割、おじさん化?…肝機能・脂質に異常。香川県。HbA1c高値は?

【小4の1割、おじさん化?…肝機能・脂質に異常

読売新聞(ヨミドクター) 8月3日(月)

小学4年生を対象に、香川県が昨年行った血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かった。

食生活や運動不足の影響が大きいとみられ、研究者は全国調査を求めている。

調査は同県の17市町のうち、小学4年生の採血を行う16市町が対象。保護者が同意した8264人(全体の約96%)について、肝機能、脂質、血糖の検査値を集計した。肝機能は、肝臓の負担が増すと数値が上がるALTなど3項目を調べた。

このうち一つでも異常値を示した割合は男子12・4%、女子9・5%だった。

総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、男子12%、女子10・9%だった。各検査項目の小児基準値は、国内の研究や医師の意見を基に、同県が設定した。

学校健診で血液検査を行う自治体は少ないが、同県は2012年、市町への補助を開始。同県の調査で、検査値異常の子どもは「腹いっぱい食べる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことが分かっている。

高松市では異常値の子どもの家庭に、養護教諭らが「肉を減らし野菜を多く」「お菓子やジュースを減らす」「休日は家族で運動を」などの生活指導を行い、数値が改善する例が相次ぐなど成果が表れている。

取り組みを推進する香川短大の北川博敏名誉学長は「異常値の多くは生活習慣の見直しで改善できる。子どもの血液検査は、将来の病気予防のために重要で、国の主導で全国に広げてほしい」と話している。】



こんにちは

小4の1割、おじさん化?…肝機能・脂質に異常

というニュースが、香川県からまたまた飛び込んできました。

香川県では2012年度から、県内小中学校で実施する血液検査を含む、小児生活習慣病予防健診にもとづく実態把握を開始しています。

糖尿病予防のため、全県の都道府県単位で小学生の血液検査が実施されるのは、全国でも初めてのことですので、なかなか素晴らしい試みです。

そして今回、2015年8月、2014年度の香川県の小学生の検診データが、発表されました。
HbA1cの高値が、男子12%、女子10.9%でした。
2013年度は男子11.3%(2012年度10.5%)、女子11.1%(2012年度8.9%)でした。

つまり、2012年度に調査が始まって以来、大体1割くらいが糖尿病の疑いがあるか、発症リスクが高いレベルであり、2012年度に比べると、2013年度、2014年度とやや増加傾向です。

養護教諭が食事指導や生活指導をしているはずなのに、どちらかというとHbA1cが増加傾向なのは如何なものでしょう。(-д-;)

小学生の血液検査による健診は、全国でも初めてのことらしいので、他の県との比較はできません。

しかし、どう考えても香川県のこの数字は多いように思えます。

普通に考えて親と同じようなものを子供も食べると思います。

そうすると、うどんを二玉・三玉食べて、天ぷらやおにぎりも併せてとか「うどん+いなり寿司・巻きずし」という大人と一緒の最凶のダブル炭水化物パターンが、子供でも日常の可能性があります。( ̄_ ̄|||)

「ダブル炭水化物→糖尿病」

「ダブル炭水化物→脂肪肝」


というパターンは、私達、糖質セイゲニストから見ると、脂肪肝や糖尿病発症の王道のようなもので、本当に困ったものです。 (→ο←)

香川県以外では、ここまでのダブル炭水化物食は、一般的ではないと思いますので、

「小学校4年生の、1割強が、血液検査で肝機能や脂質異常があり、HbA1cも1割強が糖尿病の疑いがあるか、発症リスクが高いレベル」

というようなことは考えにくいです。


「炭水化物の頻回・過剰摂取こそが、糖尿病・肥満・生活習慣病発症の元凶である。」

という本質に気がつかない限りは、香川県では、成人も子供も、糖尿病・脂肪肝・生活習慣病の罠から逃れることは、不可能に思えます。

是非とも、なんとかせにゃ、なりませんね。

日時:2015年4月26日(日)に開催の
『糖質制限食講演会 in 高松』
が変化のきっかけになってくれれば嬉しい限りなのですが・・・。



江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
『α-グルコシダーゼ阻害薬』(グルコバイ、ベイスン、セイブル)
【15/08/03 ゆき

ベイスンとグルコバイの違いについて

江部先生、いつもブログを拝見し、みなさんのコメントや質問を励みに、糖質制限を続けています。

幼い頃からのアトピーも今は症状が治まり、リンデロンやプロトピック軟膏も卒業することができました。しかし今の季節、発汗によるコリン性蕁麻疹や、あと温度差による寒冷蕁麻疹、温熱蕁麻疹は今もあります。糖質制限を続けていたら蕁麻疹の症状も良くなるのでしょうか?

あと、もうひとつお聞きしたいのですが、2型糖尿病もあり外食時はベイスンを服用しています。そこで質問なのですが、ベイスンはαグルコシターゼ阻害剤、グルコバイはαグルコシターゼ阻害に加えαアミラーゼ阻害もあると先生のブログにありますが、αアミラーゼとはでんぷんの事でしょうか?

片栗粉やコーンスターチ、じゃがいもやとうもろこし等に含まれるでんぷんは、ベイスンを服用していてもそのまま血糖値に影響されてしまうのであれば、グルコバイに変更してもらおうかと思っています。

先生、質問ばかりで申し訳ございませんが、よろしくお願いします。】


こんにちは。
ゆきさんから、ベイスンとグルコバイの違いについて、コメント・質問を頂きました。

ゆきさん、アトピーが改善して良かったですね。

スーパー糖質制限食を続けていれば、全身の血流・代謝がよくなるので様々な生活習慣病が改善します。
じんましんの改善も期待できると思いますよ。

今回はα(アルファ)-グルコシターゼ阻害薬剤(α-GI薬)について考えてみます。

デンプンのような多糖類は、α-アミラーゼという消化酵素の作用を得て、二糖類(麦芽糖や蔗糖)やオリゴ糖に分解されます。

つまり、α-アミラーゼは、穀物や芋のデンプンと呼ばれる多くの糖の集合体をまず第一段階で分解して少し大きさを小さくしています。

その後、この二糖類やオリゴ糖は、マルターゼ、スクラーゼ、グルコアミラーゼなどの酵素により、単糖(ブドウ糖、果糖、ガラクトース等)に分解されて小腸から体内に吸収されます。

マルターゼ、スクラーゼ、グルコアミラーゼなどの酵素を総称して、α-グルコシダーゼと呼びます。

この、α-グルコシダーゼの働きを阻害することにより、腸管からの糖質の分解・吸収を遅延させて、食後高血糖を抑制するお薬が、『α-グルコシダーゼ阻害薬』(グルコバイ、ベイスン、セイブル)です。

グルコバイ(アカルボース)はα-グルコシダーゼだけではなく、α-アミラーゼに対する阻害作用も、もっています。

ベイスン(ボグリボース)やセイブル(ミグリトール)は、α-グルコシダーゼの活性を阻害しますが、α-アミラーゼには影響を与えません。

従って、グルコバイの方が少し効果が強いですが、副作用もやや生じやすい。

副作用とは、ガス、腹満、腹痛、軟便などです。

それぞれ常用量で下記程度に血糖値を下げるとされています。

グルコバイ: 1時間値50mg、 2時間値40mg
ベイスン: 1時間値40mg、 2時間値30mg
セイブル: 1時間値60mg、 2時間値20mg

しかし、これほど下がらない人もあります。

セイブルは1時間値を下げるけれど、2時間値はあまり下げないのが特徴です。

いずれの薬も結構個人差が大きいですし、印象としては上記の数字ほど下がらない人のほうが多いです。

作用機序から考えて、膵臓のβ細胞には全く影響を与えないので、SU剤のように疲れた膵臓を鞭打つといった欠点はありません。(^^)

しかし、比較的頻度の多い副作用として、分解が遅れて腸管に残った糖質が醗酵してガスがでたり、お腹が張ったり、下痢をすることがあります。(-_-;)

ガスの貯留により、腸閉塞(イレウス)のような症状になる事があるので、腹部手術歴の有る方は、禁忌とされています。

私自身で行った人体実験では、かなり興味深いことがありました。

グルコバイの常用量を食直前に服用して何種類かの食品を試食してみました。

蕎麦はほとんど腹満がなかったのですが、お餅は最悪で、腹満・腹痛・ガスのフルコースで、病院に行こうか?(∵)?と思ったくらいでした。

うどんやご飯は、蕎麦に比べたらやや腹満・ガスなど出やすかったですね。

個人差はあると思いますが、参考にしていただけばと思います。

現在は、私は、食事の工夫をしてますので、内服薬は一切なしです。

糖尿人でスーパー 糖質制限食の場合は、ほとんど薬はなしですが、お昼だけ主食ありの『スタンダード 糖質制限食』の時は、α-GI薬を内服してもらうことがあります。

従いまして、「糖尿病には糖質制限食」の高雄病院でも比較的使用頻度の高いのが『α-グルコシダーゼ阻害薬』です。

高雄病院入院中にグルコバイ100mgを、食時開始30秒前に内服して、昼食に例えば炊いたご飯100gなどで実験し、食後2時間血糖値値が180mgを超えない量をリサーチすることも多いです。

炊いたご飯お茶碗一杯は約150gで、糖質を55g含んでいますが、それでは糖質が多すぎて太刀打ちできないので、約100gに減らして実験します。

グルコバイ・ベイスン・セイブルを飲み忘れた場合、食べ始めてから飲んでもそれなりに有効です。
食事終了時に内服しても無効です。

基本的に安全性の高い薬ですが、まれに肝障害を来す例があるので、定期的な血液検査を推奨します。


なお、

【片栗粉やコーンスターチ、じゃがいもやとうもろこし等に含まれるでんぷんは、ベイスンを服用していてもそのまま血糖値に影響されてしまう。】

というようなことは、ありません。

でんぷんは、人体のアミラーゼで分解されて、二糖類やオリゴ糖になります。

そのあと、α-グルコシダーゼが二糖類やオリゴ糖を単糖類に分解するのをベイスンが阻害するわけです。

またグルコバイが、アミラーゼを阻害するといっても、ある程度阻害するという意味で100%阻害というようなことはありません。




江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
三大栄養素と血糖値。直接影響を与えるのは糖質のみ。タンパク質は?
こんにちは。

三大栄養素と血糖値について、相変わらず質問がありますので再考察してみます。

手元に、以下の米国糖尿病学会の本(英文の原書)があります。
糖尿病患者さん教育用のテキストブックです。

American Diabetes Association
Life With Diabetes:A Siries of Teaching Outlines 
by the Michigan Diabetes Research and Training Center ,
-4th Edition-,2009


57ページに

「Carbohydrate,protein,and fat contain calories.
Only Carbohydrates directly affect blood glucose levels. 」


という文章が記載してあります。

-3th Edition-2004年版から、継続してこの記載があります。

直訳すると

「炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有して
いる。
炭水化物のみが、血糖値に直接影響を及ぼす。」


つまりADAによれば、タンパク質と脂肪は血糖値に直接影響を及ぼすことはないのです。

直接という言葉が意味深で、下記2)のようなケースがあっても矛盾しない表現にしたのでしょうね。

ADA(米国糖尿病学会)、流石です。

<三大栄養素と血糖値上昇に関する考察>

さて「血糖に直接影響を与えるのは糖質のみ。」

というADA(米国糖尿病学会)の記載に関連する事柄を、1)~8)まで整理してまとめてみました。

1)「血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみである」

2)「1型糖尿病で内因性インスリンが枯渇している場合や2型糖尿病でも内因性インスリンが枯渇に近いときは、グルカゴン分泌を介してタンパク質が間接的に血糖値を上昇させる」「タンパク質に含まれるアミノ酸がグルカゴンを分泌させるが、インスリンは分泌できない病態だからである」

3)「上記の2)を除く大多数の内因性インスリンが残っている糖尿病患者においては、摂取後血糖値を上昇させるのは糖質のみである。」「摂取したタンパク質によりグルカゴンが分泌されるが、同時にインスリンも分泌され効果が相殺されるからである」

4)「1)2)3)より、大多数の内因性インスリンが残っている糖尿病患者においては、糖質制限食が極めて有効である」

5)「脂質は直接的にも間接的にも血糖値を上昇させない」
  「脂質はインスリンもグルカゴンも分泌させない。」

6)「タンパク質はインスリンとグルカゴンを両方分泌させるので2)のケースを除いては効果は相殺されて、血糖値にほとんど影響を与えない。」

7)「2)のようなケースでも、糖質制限食を導入することで、インスリンの量を大幅に減らすことができる。」

8)「2)のようなケースでは糖質制限に加えてタンパク質のカウントもするとコントロールはさらに良くなる。」


<タンパク質と血糖値上昇に関する考察>

①健常人では、タンパク質摂取で臨床上意味のある血糖値上昇はない。
②ほとんどの2型糖尿人においても、タンパク質摂取で臨床上意味のある血糖値上昇はない。
③1型糖尿人で、内因性インスリンがゼロレベルの場合、臨床上意味のある血糖値上昇がみられる。個人差が大きく、1gのタンパク質がグルカゴンを介して間接的に1~4mg/dlくらい血糖値を上昇させる。
④2型糖尿人でも、罹病期間が長くて、一定レベル以上β細胞が傷害されて、インスリン分泌能力が低下していれば、臨床上意味のある血糖値上昇が見られる。勿論こちらもグルカゴンを介しての間接的な血糖値上昇である。個人差があるので、血糖自己測定器で確かめるのがよい。

*③④の場合の血糖上昇は、インスリン分泌能力が非常に低下しているので、グルカゴンの糖新生による間接的血糖値上昇を、内因性インスリンで相殺できないからである。

*タンパク質と血糖値に関して実験する場合は鳥のササミだけを摂取して、含有タンパク量を計算して、
 食前血糖値、30分後血糖値、1時間後血糖値、2時間後血糖値、3時間後血糖値・・・
 と測定すれば、それぞれの個人のデータがわかる。


<余談>

2013/3/9日のNHKEテレ、名医にQ、糖尿病②(2012/12/8の再放送)での順天堂大学大学院教授河盛隆造氏の

「ステーキを食べても血糖値が上昇する。」

という発言は、聞いた人が、

「健常人や2型糖尿人がステーキを食べても血糖値が上昇する」

というふうに誤解する可能性が高いので、好ましくありません。

『内因性インスリンゼロレベルの1型糖尿病』や
『内因性インスリンゼロレベルの2型糖尿病』という
少数例における所見を一般化して表現するのは、フェアではありません。

「ステーキを食べても血糖値が上昇しない人がほとんどであり、上昇する人はごく少数例である。」というのが、正確な情報です。


江部康二

テーマ:糖質制限食
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江部康二のブログ内の検索方法。欲しい情報をより早く簡単に入手。
【15/07/30  J

Googleで江部先生のブログを検索するには

>ともあれ、グーグルで
>「甘味料 江部」
>「糖質 血糖上げない 江部」
>「人工甘味料 天然甘味料 江部」
>とかで検索すると、早いです。

Googleでサイト内のみを検索することも可能です。

「人工甘味料」で江部先生のブログ内をGoogle検索したかったら、Googleの検索ボックスに:

site:koujiebe.blog95.fc2.com 人工甘味料

このように入力します。

あるいはGoogleカスタム検索というサービスを利用すれば、このブログ内にGoogle検索ボックスを挿入することも可能ですが、これはブログを管理している方でないと出来ません。

※FC2のブログ内検索は検索結果がちょっと使いづらいですね 】


おはようございます。

J さんから、Googleで私のブログサイト内をスムースに検索する手法を、ご教示頂きました。
ありがとうございます。

「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
2007年2月から開始です。

情報のデータベースとして、かなり巨大となっています。

自分のサイトなのですが、欲しい情報を探すのが一苦労で、私自身もGoogleで、FC2ブログ内の自分のサイトを検索していました。

今回、Jさんに教えて頂いた方法で、早速

「site:koujiebe.blog95.fc2.com ○○」

で検索してみると、とても速やかに江部康二のブログ内の関連記事が羅列されます。
これは大変、便利です。

ブログ読者の皆さんも、是非試して頂けば幸いです。

FC2のブログ内検索は遅いし、かなり使いづらいので、J さんの方式が、はるかに優れています。

site:koujiebe.blog95.fc2.com 人工甘味料

site:koujiebe.blog95.fc2.com 糖質制限 安全性

site:koujiebe.blog95.fc2.com  暁現象

site:koujiebe.blog95.fc2.com  糖新生

site:koujiebe.blog95.fc2.com  ケトン体

site:koujiebe.blog95.fc2.com  ケトン体 安全性


などなど、適宜検索していただけば、本当にサクサクと情報を手に入れることができますよ。

是非お試しあれ。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
一日の必要水分量。固形食事の水分と液体として飲む水分。
【15/07/31 田中鈴木佐藤

糖質制限で体に起こった水分の変化

スーパー糖質制限を始めて5ヶ月が経ちました。

読者の皆様が多く書かれていますが、あまり喉が乾かなくなりました。

代謝が良くなったのか、マスクをしているわけでもない、冬でも無いのに呼気で鼻の下や口周りに頻繁に結露ができます。

毎年夏はガブガブ水分を摂っていましたが、今年は500mLを一気に飲むのがしんどいです。1日摂取水料は飲水+食事で2L強ぐらいですね。

これは良い傾向ととらえて良いのでしょうか?また、水分量はこれで足りてるでしょうか?】



田中鈴木佐藤さんから、一日に必要な摂取水分量について、コメント・質問を頂きました。

私も、詳細な知識がなかったので、ネットで信頼できそうなサイトを複数調べてみました。

以下は、自分なりの考察ですが、より生理学に詳しい読者がおられたら、コメントでアドバイスを頂ければ嬉しいです。


1)日常生活において、尿、便、不感蒸泄などで水分が排出されます。
  1日あたりが約2000~2500ミリリットルです。
*不感蒸泄とは発汗として意識することなく気道や皮膚から蒸散する水分です
*有感蒸泄である発汗があるときは、水分の喪失量は上記より、さらに増えます。
*1日に失われる水分の一般例:不感蒸泄(900ml)+尿(1300ml)+便(100ml)

2)各栄養素が代謝されて、エネルギーなどとして用いられる時に発生する水分を代謝水といいます。
代謝水は食事に含まれている水分ではなくて、糖質・脂質・タンパク質が代謝されたときに発生する水分で、
これが一日に約300ミリリットルあります。
 
3)2000kcal 程度の食事をすれば、固形物の食事中に、
  約 800ml の水分が含まれています。

4)液体として、水やお茶や味噌汁としてのむ水分もあります。


A):一日に失われる水分の総量 = 「1) 尿 + 便 + 不感蒸泄 + 発汗」

B):一日に得る水分の総量 = 「2)代謝水 + 3)摂取固形物の水分 + 4)飲む水分」


A) = B)

ならば、バランスがいいと言えます。

気温が高いと不感蒸泄も有感蒸泄も増加しますし、運動すれば有感蒸泄(発汗)は増えます。

従いまして、A)はかなり流動的ですね。

田中鈴木佐藤さんは、3)と4)を合計して、約2000ml強ということですので、有感蒸泄(発汗)があまりないなら、それでいいと思います。

しかし、この暑さで、明らかに発汗があるなら、その分は、飲水を増やす必要があります。

大量の汗なら、1リットル中に1~2gの塩も補給するのが安全です。

糖質制限食実践で、全身の血流・代謝が良くなるので、水分代謝も効率が良くなる可能性はあると思います。

糖質制限食開始、1~2日で、1~2kg体重が減少することがありますが、これは、水分の排泄によるもので、脂肪分解はほとんど関与していません。

約3日目以降からは、脂肪の分解がメインとなって体重が減少していきます。


江部康二

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