高雄倶楽部の新人、山本さんがブログデビューです。
おはようございます。

あらてつさんでお馴染みの京都高雄倶楽部に、4月から新入社員が入社しました。

山本さんといって、学生のときにアルバイトをしていて、そのまま就職だそうです。

京都高雄倶楽部の糖質制限食販売サイト、糖質制限ドットコムの店長を目指して、現在猛勉強中とのことです。

その店長候補山本さんが、ブログを書くことになりました。

新人山本の糖質制限を目指す日々
http://sinzinyamamoto.blog.fc2.com/

あらてつさん曰く、

「皆さんに鍛えられていっちょ前になりますので、情け容赦ないコメントお願い致します。」

ブログ読者の皆様、糖質制限食の明日を担う貴重な若者です。

是非山本さんのブログを覗いて、温かいコメントを入れてあげてください。(^_^)/~

宜しくお願いします。(^^)

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペイン産エクストラヴァージンオリーブオイル モリドルオリーブオイル
スペイン産エクストラヴァージンオリーブオイル モリドルオリーブオイル、入荷致しました。

3月に今年の初搾りを輸入して、お陰様で早々に売り切れとなりました。

今回は、今年の通常のエクストラヴァージンオリーブオイルとなりますが、初搾りに負けないくらいフルーティーで美味しい出来上がりとなっています。

昨年のスペイン出張で、オリーブ畑とオリーブ工場を見学してきましたが、いやはや、ほんまに手間暇かけて愛情注いでオリーブオイルを作っておられるのが、よ~くわかりました。

そりゃ機械は使っていますが、オリーブの収穫からオイルの製造・瓶詰めまで、行程がほとんど手作業に近いんですよね。

正直、「ここまで手かけてんねや!」と驚きましたもん。

あとね、オリーブ畑で生産農家の方とお話させて頂いた際に、

「うちでは化学肥料や農薬は一切使っていない。この栽培方法で州からメダルをもらったんだ。」

と誇らしげに語っておられましたし、

モリドルオリーブオイルの方は

「このオイルは、私の子どものようなものです。」

と仰ってましてね、なるほど、モリドルオリーブオイルは、この方たちが作っているから美味しんだ、このオイルの販売を決めた私の目に狂いはなかったと、思いっきり自画自賛しました(笑)

まあ、冗談さておき、

「江部康二先生はオリーブオイルを推奨されてるけど、正直どれを選んでいいのかわからない」



「よく店でエクストラヴァージンオリーブオイルって書いてあるけど、ほんまなんか?」

とお悩みや疑問のお声を頂戴します。

そんなお悩みの皆様に、本場スペインから直輸入、少量生産のエクストラヴァージンオリーブオイル、モリドルオリーブオイル、あらてつが全身全霊をもってお勧め致します。

モリドル社のパトリシアさんからのメッセージを紹介します。


モリ・ドルのエクストラバージン・オリーブオイル


モリ・ドルは、私たちの地域の人々や農作業員が、黄金の液体とも呼ばれるエクストラバージン・オリーブオイルを抽出するために、一年を通じてその大地に施してきた入念な作業と手入れの結晶です。

オイル百年の伝統のあるシウラナ地方(スペイン北東部、カタルーニャ地方)では、最高のシェフや料理批評家から最も高い評価を受けている、アルベキナ種と言うオリーブオイル生産用の品種のみを使用しています。

モリ・ドルのオリーブは、木から直接採取し、フライス(オリーブを碾く作業)は、果実の自然な特性を保持するため、冷温で行われます。その優れた特性と官能特性をそのまま維持するために、モリ・ドルは、フィルタリングされていないエクストラバージン・オリーブオイルとなっています。

この製法によって密度、香り、ボディが保たれている、という、極めて例外的ともいえる評価を受けています。瓶の底に堆積物が沈降することがありますが、健康上全く無害であり、自然由来のものであることの証拠でもあります。

つまり、これは100%純粋な天然オリーブ果汁なのです。

オリーブオイルには、多くの種類と品種があります。しかしその中でも、酸性度を1°未満に保持したものだけが、エクストラバージンと呼ばれる最高ランクのカテゴリとして(EEC規則1513/2001による)最も高い評価を得ることができます。私たちは、モリ•ドルが酸性度を0.3°に抑えてこのカテゴリに入っていることを、誇りに思っています。

オリーブそのものの持つ天然成分によって、このオイルが、抗酸化成分やポリフェノール性化合物を豊富に含んでいるため、酸化を抑えたり、体の諸器官に非常に有益な効果をもたらしたりするということも、忘れてはいけません。

その複雑な香りと味わいは、料理のうま味を引き立たせることができます。フルーティーかつ丸みのある味わいがあり、収斂性が低く、バナナ、イチゴ、リンゴ、クルミ、アーモンドやアーティチョークの熟したような非常にバランスのとれた香りがします。トマトを思わせる懐かしい趣を鼻腔に感じます。そして、非常に表現力のある、すっきりとしたナッツのような後味がします。

料理に使えば、味に力を与え、個性を引き立たせます。生鮮食品(パン、サラダ、野菜など)に使用すれば、より一層の官能特性を感じることができます。オイルを加熱して使用する際も、食品がカリっとした状態で形よく保持し、オイルに含まれている脂肪酸と抗酸化物質が食品に回って安定し、ボリュームが増すことから、高温にもよく対応すると言えます。

これらすべての特性のおかげで、モリ・ドルは、最高レベルのエクストラバージン・オリーブオイルであると同時に、健康的でよく知られている地中海料理を作る際に欠かせない食品の一つとして、認められるようになりました。


パトリシアさん_convert_20130222094359


さて、まだお試し頂いてない方で、買う前に食べてみたいなと思われた方は、江部康二先生行きつけの糖質制限なスペイン料理屋さん カフェ・ハルディンでモリドルオリーブオイルを使った料理を出していただけますので、糖質制限なスペイン料理と共に味わって頂ければと思います。

江部康二先生と宮本マスター

先生と宮本さん

カフェハルディン
http://www008.upp.so-net.ne.jp/cafejardin/
京都市右京区鳴滝本町77
TEL:075(464)8850
火曜定休日

※糖質制限食ご希望の方は、お電話で「糖質制限で」とお伝え頂けると嬉しいです。


ではでは、本場スペインから直輸入、少量生産のエクストラヴァージンオリーブオイル、モリドルオリーブオイルの詳細&お求めはこちらからどうぞ

↓ ↓ ↓

モリドル オリーブオイル
http://www.toushitsuseigen.com/shop/etc_oliveoil.html

ご注文、お待ちしております♪



糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム

糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
「朝日カルチャー中之島教室 糖質制限食講座 満腹ダイエット」のご報告
こんばんは。

私は34才で本断食をしたときから現在まで、ずっと1日2食で、朝食抜きです。

m3.comに現在、「糖質制限3◆江部康二の食生活日記」を連載中なので、ついでに本ブログにもちょっと書いてみます。

今朝は、インスタントコーヒーに生クリームを少量入れて、1杯。

昼食は、糖質制限ドットコムの糖質制限なお好み焼き(豚玉)1個:糖質9.3g
   豚肉とレタスとズッキーニの炒め物。
   昼からは、朝日カルチャー中之島教室で、糖質制限食の講演。

2012年5月29日(火)13:30~15:00、 朝日カルチャーセンター中之島教室にて、糖質制限食講座を担当。

90人収容の教室に80人の参加者でしたので、ほぼ満員でした。

普通の講座は45人収容の教室なので、大勢の人に来ていただいてありがたいことです。

平日の真っ昼間なので、通常は高齢の方が多いのですが、今回は、30才代、40才代、50才代、60才代、70才代・・・と、幅広い年齢層でした。

私のブログをみたり、本を購入されて、すでに10kg、15kgの減量に成功しているかたもおられました。糖尿病が改善して薬なしになった方も来ておられました。約20分間、活発な質疑応答もあり充実した90分間でした。

朝日カルチャーから帰宅して、午後5時、小岩井オードブルチーズを3個、ミックスナッツを30粒、サントリーオールフリー350mlを1缶摂取。

一息ついて、高雄病院までいって、病棟を回診して、再び帰宅したところです。

職住接近で、高雄病院と自宅は車で5分くらいなので便利です。

ブログ記事とコメントへの回答、m3.comの記事が一段落したら、今夜は近所のいきつけの小料理屋「万吉」で、刺身やゴーヤチャンプルーや鰤かまなど食べながら、焼酎の水割りをちびちびやりたいと思います。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
1型糖尿病とタンパク質、血糖値を上げる?上げない?
こんにちは。

正常人及び2型糖尿病患者では、

「糖質だけが血糖値を上昇させ、タンパク質・脂質は血糖値を上げない」

というのが、2004年以降の米国糖尿病学会(ADA)の見解です。

一方、1型糖尿病に関しては、脂質が血糖値を上昇させないことはまず問題ないと思いますが、タンパク質が上昇させるか否かが判然としません。

1型糖尿病で、タンパク質が血糖値を上昇させるか否か、適切な文献がないのでよりどころがありません。

自らが1型糖尿病のバーンスタイン医師は、

「1型糖尿病では1gの糖質が約0.94mg血糖値を上昇させる」

という見解です。


私は現時点で、

「1型でも内因性インスリンがあるていど残っている場合は、タンパク質は血糖値をほとんど上げない。
しかし、内因性インスリンがゼロの場合は、バーンスタイン医師が言うように、体重64kgとして0.94mg上昇させる。」

と考えています。

これは高雄病院に入院された30人の1型糖尿病患者さんを、糖質制限食で治療して得た見解です。


参考資料1)の今回の大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏の発表は、小児から継続の1型糖尿病で、焼き肉グループが平均年齢23.3才、寿司グループが平均年齢25.7才であり、おそらく全員が内因性インスリンがゼロレベルと考えられます。

従って、タンパク質が血糖値を0.94mg上昇させると考えられます。

脂質がたっぷりからむと食材の吸収がゆっくりとなり、タンパク質分の上昇が遅れ気味になり、焼き肉グループでは、数時間から翌朝に血糖値が上昇しています。

一方、寿司グループは脂質摂取が少なかったので、摂取したタンパク質は3~4時間までに血糖値を上昇させて、その後の数時間から翌朝には、影響を持ち越さなかったものと考えれれます。


参考資料2)の金沢大グループのポスターセッションの研究では、1型糖尿病患者に、10%の糖質制限食を食べさせて、持続型インスリンの単独投与を行っています。

その結果食前の超速効型インスリン注射を打たないのに、食後血糖値の上昇はみられず、翌朝の暁現象も生じませんでした。

10%糖質制限食なら、高タンパク・高脂質食ですから、この研究データは、タンパク質が血糖値をほとんど上昇させてないことを示しています。

この研究では、1型ながらも、この2例は内因性インスリンが少し残っていた可能性があります。


参考資料3)は、ブログ読者、北の糖尿人さんの貴重な体験報告です。
北の糖尿人さん、ありがとうございます。北の糖尿人さんの内因性インスリンはゼロレベルとのことです。

「たんぱく質は本当に血糖に影響がありました。
たんぱく質メインの食事なら3~4時間後に摂取1グラムに対し1mgほど上昇し、焼肉など脂質とからんだ食事だと6時間ほど経ってから上昇し始めます。糖質と脂質を絡めると糖質分も2~4時間経過後に上昇を始めます。」

北の糖尿人さんの場合も、脂質と同時にタンパク質や糖質を摂取すると、吸収がゆっくりとなり、血糖上昇のピークが後にずれこんでいます。

そして、内因性インスリンがゼロレベルなので、タンパク質が血糖値を上昇させています。

結論です。

まだまだ仮説段階ですが、参考資料1)2)3)とバーンスタイン医師の見解、高雄病院での1型糖尿病患者さんの経験から

「1型でも内因性インスリンがあるていど残っている場合は、タンパク質は血糖値をほとんどあげない。しかし内因性インスリンがゼロの場合は、バーンスタイン医師が言うように、体重64kgとして0.94mg上昇させる。」

と考えられます。



江部康二



参考資料1)
第55回日本糖尿病学会年次学術集会での発表
2012年5月17日~19日 横浜
2012. 5. 20
1型糖尿病患者、夕食に焼肉で翌朝血糖が上昇、寿司では上昇せず
大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏

1型糖尿病患者のインスリン治療においては食事の糖質量に応じて必要なインスリンを打つ応用カーボカウントが確立している。しかし、食後数時間後の血糖上昇に関与するとされる蛋白質や脂質の摂取については、その調整方法は確立されていない。1型糖尿病患者を対象に、CGM(持続血糖モニタリング)を用いて夕食に焼肉を摂取してもらったところ、カーボカウントでノーマルボーラスのみだと夜間から翌朝にかけて血糖上昇が見られた一方、寿司の場合には夜間の血糖上昇が見られなかったことが示された。大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏らが、5月17日から横浜で開催中の第55回日本糖尿病学会(JDS2012)で発表した。

対象は、平均年齢23.3歳の1型糖尿病患者6人(男性3人、女性3人)。平均罹患期間は16.2年、1日総インスリン量は54.1単位。夕食に焼肉を食べる日の前後の日の食事は、極端に蛋白質や脂質の高い食事を避け、標準食を摂取した。CGMは焼肉を食べる日の前日に装着し、翌々日に外した。インスリン・カーボ比、インスリン効果値、目標血糖値は通常通りに行った。

焼肉の摂取カロリーは、平均2148.1kcalで、摂取量は蛋白質96.1g、 脂質103.9g、炭水化物182.8gで、脂質の摂取カロリーは総カロリーの半分近くを占めていた(蛋白質18.1%、脂質44.6%、炭水化物33.5%)。19時半から食事を開始し、22時に解散した。

その結果、カーボカウントでノーマルボーラスしか行わなかった5人には、数時間後から翌朝にかけて血糖の上昇が一様に見られた。残る1人は、普段からスクエアボーラスを行っている患者で、今回の実験でも本人の希望でノーマルボーラス(14.1単位)に加え、スクエアボーラス(8時間3.1単位)、およびテンポラリーベーサル(10時間ベース基礎インスリン量130%、2.25単位)を行った。その結果、夜間の血糖上昇は見られず、翌朝に低血糖となった(朝食前に乳酸菌飲料を摂取)。

一方、高蛋白でも、低脂質の寿司を摂取した場合の血糖上昇について調べるため、同様の検討を行った。

こちらの対象者は、平均年齢25.7歳の1型糖尿病患者10人(男性8人、女性2人)。平均罹患期間14.3年、1日総インスリン量59.5単位/日。

寿司の摂取カロリーは平均1460.3kcalで、摂取量は蛋白質77.0g、 脂質31.3g、炭水化物205.2g。炭水化物の摂取量が多く、普段の数倍に及んだ(蛋白質21.0%、脂質19.7%、炭水化物55.9%)。

 
血糖上昇については、52貫食べた1人だけは眠前血糖補正を行っても夜間に血糖上昇が見られたが、それ以外の対象者では、食べた量はさまざまだったが(17~47貫)、焼肉で見られたような夜間の血糖上昇はなかった。

渡邊氏は、「高蛋白でも低脂質の寿司の場合には、酢飯のカーボカウントをしっかり行えば、血糖管理が可能であることが示唆された。焼肉のような高蛋白・高脂質の食事に対しては、スクエアボーラスかテンポラリーベーサルによるインスリン増量が必要で、どれくらい増量すればよいかを検討し、投与方法を確立する必要がある」とまとめた。

(日経メディカル別冊編集)




参考資料2)
第55回日本糖尿病学会年次学術集会2012.5.18・ポスターセッション・Ⅱ-P55
【金沢大学付属病院栄養管理部などのグループが、2名の1型糖尿病患者に10%糖質食と60%糖質食を摂取させ、CGMS(持続血糖測定システム)を用いて比較検討した結果を発表。
1型糖尿病患者の10%糖質食では、60%糖質食に比べて、インスリンの必要量が半分以下となり、平均血糖値も低く、平均血糖変動幅も半分以下。
10%糖質食では、持効型インスリンのみでも食後の血糖上昇がなく、しかも暁現象が見られないという結果。
症例1:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は66単位、
MAGE(平均血糖変動幅)17.6、平均血糖値149
10%糖質食ではインスリン必要量は32単位、
MAGE(平均血糖変動幅)8.1、平均血糖値134
症例2:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は23単位、
MAGE(平均血糖変動幅)39.0、平均血糖値154
10%糖質食ではインスリン必要量は10単位、
MAGE(平均血糖変動幅)10.4、平均血糖値108】



参考資料3)
2012.5.24
北の糖尿人
江部先生お久しぶりです!!!
1型(自己インスリンはほぼゼロ)の北の糖尿人です。コメントはしていませんでしたが、毎日ブログを見させて頂き、日々勉強させて頂いてました!!!
前回のコメントの通り1型だと判明してからも、糖質制限食を続け、a1cも4.6~4.9を維持しています!!!
久々の1型たんぱく質の話題が出ましたので、気になってコメントさせて頂きました。前回のコメント時からも自分でたんぱく質の血糖への影響を実験していました。

私は、たんぱく質は本当に血糖に影響がありました。

たんぱく質メインの食事なら3~4時間後に摂取1グラムに対し1mgほど上昇し、焼肉など脂質とからんだ食事だと平気で6時間ほど経ってから上昇し始めます(糖質と脂質を絡めると糖質分も2~4時間経過後に上昇を始めます(泣))!!!

何とか最近上手にコントロール出来るようになってきました。江部先生から頂いたコメントを参考にしてきたおかげだと思っております。本当にありがとうございました。少しコントロールも落ち着いて来ましたのでご報告させていただきます!!

最後に一つ質問させて頂きたいのですが、直近の尿検査でphが5.5と出たのですが問題ありますでしょうか??ちなみに糖質制限を始めてからケトンは毎回±か1+です。お時間があるときで構いませんのでよろしくお願いします。
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
朝日カルチャー中之島教室 満腹ダイエット、今話題の糖質制限食
こんばんは。

2012年5月29日(火)13:30~15:00、 

朝日カルチャーセンター中之島教室にて、講演を行います。

定員が90名と大きな教室なので、現在80名であと10名ぐらいOKとのことです。

今回は、『満腹ダイエット -今話題の糖質制限食』と題してお話しします。

糖質制限食の体重減少効果には、今まで4つの利点があるとしてきたのですが、2011年11月に上梓した「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)からは、以下の5つの利点となりました。

①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②常に体脂肪が燃えているので、余分な脂肪がたまりにくい。
③肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食よる亢進した特異動的作用(SDA)。
⑤ケトン体がエネルギーを持ったまま尿中や呼気中に排泄される。(これは少ない)

上記の最新理論の説明と糖質制限食で減量成功した疫学論文や症例の紹介など、盛りだくさんの内容をわかりやすく解説しますので、大阪をはじめ近畿の皆さん、是非奮ってご参加くださいね。


江部康二


以下、

朝日カルチャーセンター中之島教室
http://www.asahiculture.com/nakanoshima/

のサイトから転載

☆☆☆

満腹ダイエット
- 今話題の糖質制限食

講師名
高雄病院理事長 江部 康二

講座内容
美味しく楽しくたくさん食べて、きれいにやせる!
キーワードは「糖質制限」 だけ。
あとは面倒なカロリー計算は不要で、ステーキも脂ののった魚もOKで、
お酒(蒸留酒、赤ワイン)も飲めます。
あんまり簡単なので、「ずぼらダイエット」
美味しいものをいっぱい食べられるので、「美食ダイエット」
食べたいだけ食べてもOKなので、「満腹ダイエット」、
糖質制限食ダイエットの特徴をとらえて、
皆さんいろんなニックネームをつけてくれます。
関西のきれいにやせたい方々、
是非講演にご参加いただき、糖質制限食ダイエットを実践してみてください。


日時
2012年5月29日(火) 13:30-15:00

申し込み
朝日カルチャーセンター中之島教室のWebサイト
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=151966&userflg=0

朝日カルチャーセンター中之島教室の窓口

電話
06-6222-5222(朝日カルチャーセンター中之島教室)

インターネット、電話でお申し込みの場合、
数日中に「ご予約・ご継続承り書」と払込用紙をお送りします。
お近くのコンビニエンスストアでお払い込みください。


受講料(税込み)
会員 2,415円
一般 2,835円

資料を配布予定。(実費)


講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。
1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
 にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。

内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長/NPO法人 糖質制限食ネット・リボーン理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、
「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。

著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
高雄病院の『糖質制限』給食2012年(講談社)
などがある。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記(http://koujiebe.blog95.fc2.com/
は日に10000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
金沢大グループ、1型糖尿病に10%糖質食が有効、再報告
おはようございます。

第55回日本糖尿病学会年次学術集会

2012.5.18・ポスターセッション・Ⅱ-P55
1型糖尿病患者における炭水化物10%食の急性効果
-CGMSを用いた検討-
金沢大学付属病院栄養管理部、金沢大学付属病院看護部、金沢大学付属病院リハビリテーション部、
金沢大学医薬保健研究域医学系恒常性制御学
竹森千尋など

上記、興味深い発表があり、2012年05月20日 (日)のブログに、きよすクリニックの伊藤先生のご報告を記事にさせていただきました。

CGMSというのは、持続血糖測定システムで、数日間連続的に血糖を測定し続けることが可能です。

その後、私も日本糖尿病学会の会員であり、第55回日本糖尿病学会年次学術集会の抄録を持っていたので、この研究を調べてみました。

それで、以下抄録から少し詳しく再報告いたします。


【金沢大学付属病院栄養管理部などのグループが、2名の1型糖尿病患者に10%糖質食と60%糖質食を摂取させ、CGMS(持続血糖測定システム)を用いて比較検討した結果を発表。

1型糖尿病患者の10%糖質食では、60%糖質食に比べて、インスリンの必要量が半分以下となり、平均血糖値も低く、平均血糖変動幅も半分以下。

10%糖質食では、持効型インスリンのみでも食後の血糖上昇がなく、しかも暁現象が見られないという結果。

症例1:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は66単位、
MAGE(平均血糖変動幅)17.6、平均血糖値149
     
10%糖質食ではインスリン必要量は32単位、
MAGE(平均血糖変動幅)8.1、平均血糖値134

症例2:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は23単位、
MAGE(平均血糖変動幅)39.0、平均血糖値154
     
10%糖質食ではインスリン必要量は10単位、
MAGE(平均血糖変動幅)10.4、平均血糖値108】



症例は2例と少ないのですが、60%糖質食に比べると、10%糖質食は見事な治療効果です。

インスリンの量が半減以下なのに、平均血糖値も平均血糖変動幅も10%糖質食のほうがコントロール良好で、60%糖質食とは顕著な差があります。

スーパー糖質制限食の有効性が、明確に証明された研究報告です。

すべての1型で、ランタスやレベミルのみの1回注射というわけにはいかないと思いますが、スーパー糖質制限食の実践で、従来のカロリー制限食ではありえない素晴らしい効果が期待できますね。

今後糖質制限食による糖尿病治療の学術報告が増加すると思われます。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食で、血糖値、HbA1c改善、体重減少
こんにちは。

今日も、ゆうっこさんから、糖質制限食で、血糖値、HbA1c改善という嬉しいコメントをいただきました。


【12/05/25 ゆうっこ
糖質制限の効果でしょうか?
初めまして。いつもブログ読ませていただいてます。
今年の2月に糖尿病が発覚し、書店でたまたま見つけた江部先生の本に出会ったのがきっかけで糖質制限を始めました。糖質制限のおかげか、血糖値・ヘモグロビン値ともに改善しましたので是非ご報告させて下さい!

身長158.0 

2月8日 血液検査時
血糖値338 HbA1c13.8

3月1日 (糖質制限を始めて最初の血液検査)
血糖値119 HbA1c11.9

4月28日
血糖値114 HbA1c6.7(新基準だと7.1)

薬は毎朝、グラクティブ25mgを1錠飲んでいます。

さらに、体重も2月8日の時点で87kgあったのですが、今は10kgほど減って77kgになりました。

特に食事量も減らしていないのに体重が自然と落ちたのには本当にびっくりしました!

糖尿と診断されてすぐに糖質制限と出会えて本当に幸運だったと思います。

これからも頑張ります。ありがとうございました! 】


ゆうっこさん。
コメントありがとうございます。

2月8日 糖尿病発覚時血液検査
血糖値338 HbA1c13.8 (JDS) 体重:87kg 身長:158.0cm

4月28日 糖質制限食開始約11週間後
血糖値114 HbA1c6.7(JDS) 体重:77kg 身長:158.0cm



とても素晴らしい改善です。

上手に糖質制限食ができているのでしょう。

たとえインスリン注射をしていてもカロリー制限食(高糖質食)では、ここまで速やかな改善は極めて困難です。

このまま美味しく楽しく糖質制限食を続けられて
BMI:25未満・・・62kg
くらいを目指しましょう。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食で血糖値改善、減量成功、血圧改善
こんばんは。

にこるさんから
糖質制限食で血糖値改善、減量成功、血圧改善という
嬉しいコメントをいただきました。


【12/05/23 にこる
報告します!!
先生、糖質制限をはじめて2ケ月の38歳2型糖尿病女性患者にこるです。
4月ごろ目標体重について一度コメントさせていただきました。
回答いただきありがとうございました。
今回は、糖質制限をはじめて2ケ月の私の検査結果の報告をさせてください。

身長155cmです。

3/27内科受診時
体重:72.1kg
GLU 144
HbA1c 6.7
尿検査すべて(-)
LDL 108
HDL 64
TG  124

5/22(糖質制限はじめて初検査)
体重:66.7kg
GLU 99
HbA1c 5.7 新基準では6.1
尿糖、尿蛋白(-)、尿ケトン(+)
LDL 91
HDL 60
TG  38

血圧も下がってきたので、降圧剤も減量になりました。

と大幅に改善!!

主治医は糖質制限にわりと理解がある方ですが、やはりケトンが出たことに対しては、「朝と昼は炭水化物とりましょう」と指導を受けましたが、私は、ケトンが出たことで、自分の糖質制限がうまくいっていることがうれしいので、目標体重の55kgまでは、このままの生活を続けるつもりです!!

もう、うれしくてうれしくて、江部先生へぜひ報告と、お礼を言いたくて!!

糖尿病と診断され7年近く、いろいろなダイエットをためしましたが、一向にやせない。やせても続かないからリバウンド、血糖不良・・・となってましたが、こんなにつらくないダイエットははじめてです!!
遠くて診察には伺えませんが、この場をかりて御礼もうしあげます。

これからの一方的に検査結果報告させてください!!

先生もお忙しいとおもいますが、お体ご自愛ください。】




にこるさん。
コメントありがとうございます。


3/27内科受診時
体重:72.1kg
GLU 144
HbA1c 6.7
尿検査すべて(-)
LDL 108
HDL 64
TG  124

5/22(糖質制限はじめて初検査)
体重:66.7kg
GLU 99
HbA1c 5.7 新基準では6.1
尿糖、尿蛋白(-)、尿ケトン(+)
LDL 91
HDL 60
TG  38

血圧も下がってきたので、降圧剤も減量になりました。


素晴らしい改善ですね。
良かったです。

尿中ケトン体が陽性なのは、全く心配いりません。

仰るとおり、糖質制限食がうまく実践できている証拠です。

これからも美味しく楽しく糖質制限食をお続けくださいね。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
m3.comカンファレンス、江部康二の「糖質制限」道場、スタート
おはようございます。

2012年5月22日(火)からm3.comの臨床道場というコーナーで質問を受けて回答しています。

また今後2週間、江部康二の食生活日記も、編集さんに依頼されて開始してます。

医師の方は、m3comを覗いていただければ幸いです。

ブログの更新とm3comの記事との二足のわらじで、しばらく忙しそうです。

ブログの質問への回答が困難な場合はご容赦願います。

m3.comにインタビュー記事が掲載されています。

m3.comカンファレンス「臨床道場」もスタートです。

インタビュー記事はこちらです↓
http://www.m3.com/clinical/news/article/153102/

質問を受け付ける掲示板は3つあります。↓

「糖質制限1◆有効性や安全性に関する質問」
http://medqa.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?messageId=130512

「糖質制限2◆実践、継続についての相談」
http://medqa.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?messageId=130511

「糖質制限3◆江部康二の食生活日記」
http://medqa.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?messageId=130510

*スレッド一覧ページをご覧いただくと、現状がすぐ把握できます。
http://medqa.m3.com/doctor/showDojoSummary.do



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
朝日カルチャー中之島教室 満腹ダイエット、今話題の糖質制限食 
おはようございます。

2012年5月29日(火)13:30~15:00、 

朝日カルチャーセンター中之島教室にて、講演を行います。

今回は、『満腹ダイエット -今話題の糖質制限食』と題してお話しします。

糖質制限食の体重減少効果には、今まで4つの利点があるとしてきたのですが、2011年11月に上梓した「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)からは、以下の5つの利点となりました。

①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②常に体脂肪が燃えているので、余分な脂肪がたまりにくい。
③肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食よる亢進した特異動的作用(SDA)。
⑤ケトン体がエネルギーを持ったまま尿中や呼気中に排泄される。(これは少ない)

上記の最新理論の説明と糖質制限食で減量成功した疫学論文や症例の紹介など、盛りだくさんの内容をわかりやすく解説しますので、大阪をはじめ近畿の皆さん、是非奮ってご参加くださいね。


江部康二

以下、朝日カルチャーセンター中之島教室 http://www.asahiculture.com/nakanoshima/
のサイトから転載


☆☆☆
満腹ダイエット
- 今話題の糖質制限食

講師名
高雄病院理事長 江部 康二

講座内容
美味しく楽しくたくさん食べて、きれいにやせる!
キーワードは「糖質制限」 だけ。
あとは面倒なカロリー計算は不要で、ステーキも脂ののった魚もOKで、
お酒(蒸留酒、赤ワイン)も飲めます。
あんまり簡単なので、「ずぼらダイエット」
美味しいものをいっぱい食べられるので、「美食ダイエット」
食べたいだけ食べてもOKなので、「満腹ダイエット」、
糖質制限食ダイエットの特徴をとらえて、
皆さんいろんなニックネームをつけてくれます。
関西のきれいにやせたい方々、
是非講演にご参加いただき、糖質制限食ダイエットを実践してみてください。


日時
2012年5月29日(火) 13:30-15:00

申し込み
朝日カルチャーセンター中之島教室のWebサイト
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=151966&userflg=0

朝日カルチャーセンター中之島教室の窓口

電話
06-6222-5222(朝日カルチャーセンター中之島教室)

インターネット、電話でお申し込みの場合、
数日中に「ご予約・ご継続承り書」と払込用紙をお送りします。
お近くのコンビニエンスストアでお払い込みください。


受講料(税込み)
会員 2,415円
一般 2,835円

資料を配布予定。(実費)


講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。
1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
 にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。

内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長/NPO法人 糖質制限食ネット・リボーン理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、
「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。

著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
高雄病院の『糖質制限』給食2012年(講談社)
などがある。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記(http://koujiebe.blog95.fc2.com/
は日に10000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」ナツメ社、第11刷に
こんにちは

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」ナツメ社(2010年12月)が

おかげさまで第11刷となりました。

004996.jpg

レシピ集ではなく、理論篇に属する糖尿病の本です。

アマゾンのレビュー

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4816349960/ref=dp_db_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

楽天のレビュー

http://review.rakuten.co.jp/rd/2_213310_14198947_0/

でも、図解が多くてわかりやすいなど好評です。

糖質制限食や糖尿病関連の最新情報が満載ですので、是非ご一読くださいね。

最新糖質制限食理論、症例、図表、食材のカラー写真・・・、糖尿病・妊娠糖尿病の最新の診断基準・・・

Q&Aなど、わかりやすくて豊富な内容となったと自負しています。

特徴として、巻頭に、ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」の記事にさせていただいたコメントと
私の回答を、個人情報が特定できないように一部加工して、10症例報告しています。

コメントいただいた皆さんにはこの場を借りて、御礼申し上げます。m(_ _)mVV


さて、この本の86ぺージ下段の記載について、

omoinokakera さんからご質問をいただきました。

【12/05/21 omoinokakera

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」ナツメ社。

「空きっ腹に焼酎で低血糖を起こす人もいる」と言う記事があります。

この記事で、理解できないというか合点のいかない部分がありまして質問いたします。

記事を要約すると・・・

蒸留酒は血糖値を上げない。

肝臓はアルコールを毒物ととらえ真っ先に分解。

その分、糖新生が後回しになる。

よって空腹で飲酒すると低血糖になる(場合もある)。

・・・と言うようなことで、ここまでは納得、理解できます。

ただ、その後の一文。

「しっかり糖質制限OKなつまみをとって飲酒しましょう」

これがどうにも腑に落ちないのですが・・・。

そもそも、糖質制限食は「血糖値を上げない」為のものだと思うのですが?

このように低血糖に対処するためにも有効なのですか?

たとえば、飲酒で低血糖を疑うような状況で、塩焼き鳥串(糖質制限つまみの代表のようなもの?)
を何本食べようと低血糖を解消することにはならないと思うのです。

むしろ、そんな状況ではある程度(あくまである程度)の糖質を摂取するほうが
理にかなっているような気がするのです。

たとえば、肉じゃが少々、ポテトサラダ等々・・・。

もちろん、急を要するならブドウ糖を舐めるのがベストでしょうが・・・。

この記事の低血糖を危惧する状況でも糖質制限を推す根拠(糖質制限食が低血糖を解消するメカニズム)
をご指南いただきたく思います。】




omoinokakera さん。

拙著のご購入、および記載に関するご指摘をありがとうございます。

本の記載は説明不足で、申し訳ありませんでした。

実際に低血糖が発生したときは、仰有るとおり、

ブドウ糖、ぽてと、ジュース、おにぎり・・・が適切な対応と思います。

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」ナツメ社、

86ページの下段の記載の意図するところは、

空きっ腹でアルコールだけ飲むのは低血糖の恐れがあるので良くないということです。


糖質制限OKなおかず(野菜やナッツなど)にも、

少量の糖質は含まれているので

しっかりおかずを食べながらのアルコール摂取なら、

低血糖にならずにすむという意味です。


つまり、低血糖が発生したときのことではなくて、

飲酒により低血糖が起きないように予防するために

糖質制限な野菜・枝豆・豆腐・納豆・ナッツ類などを適宜食べながら

適量の飲酒をしようという意味です。

よろしくお願い申し上げます。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
北九州 三島さんの糖質制限食の”つどい”
おはようございます。

北九州 三島さんから「糖質制限食の ”つどい”in 北九州」 第一回目のご案内です。

【12/05/21 北九州 三島

in北九州、お片づけ終了

申し込んだが、参加できなかった方、 協賛メーカー各社に、 配布資料、サイン本などを、それぞれに送付。

これで、一区切りです。(ほっ。)

あとは、草の根で、仲間を増殖し、大ホールで、 先生の基調講演、 体験発表後、大柳先生から講評を受ける、 前夜祭も、糖質オフ立食パーティ形式にするなど、 夢の実現に向けて一歩一歩前進です。

6月2日(土)、初回の”つどい”は、 サークルの命名、活動方針、 そして、「お弁当」について語り合います。

お弁当を持参していただいて、 写真を撮り、栄養成分の分析をし、 プロジェクターで映し出し、改善策を話し合います。

デザートは、京都高雄倶楽部のフォンダンショコラ、 紅茶は妻が、コーヒーは私が心をこめて淹れさせていただきます。

定員を、10から15に。
時間を13~15時を12~16時に。
現在9名の希望が来ています。

お申し込みは、
misimyk@yahoo.co.jp
090-2391-4923

当日の概要は、ブログ三島塾に掲載します。】


北九州 三島 さん。

やっと一段落ですね。

北九州糖質制限食講演会の準備・運営・事後処理、本当にありがとうございした。ご苦労様でした。

6月2日(土)、初回の”つどい”

楽しみです。

糖質制限食の輪が北九州の地に着実に広がってますね。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2012年5月20日(日)「医療関係者向け糖質制限食セミナー」のご報告
こんにちは。

2012年5月20日(日)「医療関係者向け糖質制限食セミナー」
おかげさまで、無事終了しました。

56名の予約で、当日やむを得ない事情でキャンセルされた方が4名おられ、合計52名の参加でした。

意外だったのは、京都からの参加は10名足らずで、後は、大阪・兵庫・奈良・滋賀・福井・・・遠くは宮城・福岡からも来ておられ、遠方の方が多かったことです。

結局、タイミングさえあえば、遠距離を厭わず駆けつけていただける熱心な医師・栄養士・薬剤師さんが結構沢山おられるということがわかり、嬉しい限りでした。(^^)

講演時間も90分間しっかりあり、質疑応答時間も70分間ほど確保しましたが、質問が相次いで、結局は定刻ギリギリで、あとは会場の外でもお話ししました。

糖質制限食と医療に関わる質問がほとんどで、かなり深い内容のお話しが展開できて大変よかったと思います。 (^_^)

司会をつとめて頂いた、リボーン会員の江崎グリコの八木さんから
1月15日(日)の日本病態栄養学会ディベートの非側の主張や
5月18日(金)の日本糖尿病学会のディベートの経過とかの報告もあり、
最新の話題で盛り上がりました。

日本病態栄養学会ディベートの非側の主張に対しては、その場で全て反論して会場の皆さんに納得して頂きました。

司会の八木さん、お疲れ様でした。

ありがとうございました。m(_ _)m


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
第55回日本糖尿病学会年次学術集会と糖質制限食
おはようございます。

横浜で開催された第55回日本糖尿病学会年次学術集会、私は参加できなかったのですが

きよすクリニック 
http://www.kiyosu8823.com/index.htm

の伊藤喜亮先生から、学会報告メールをいただきました。

伊藤先生は、「糖質制限食」「傷の湿潤療法」ともに精通しておられます。

【本日のポスターセッション
II P 54 では、北里大学のグループがインスリン依存患者への低糖質ケーキを食べてもらった研究を、

II P 55 では、金沢大学のグループが、1型糖尿病患者に10%糖質食を食べてもらった研究を発表していましたが、聴衆の関心は高く、座長や質問者も糖質制限への否定的な反応はなかったようです。1型糖尿病患者の10%糖質食では、持効型インスリンのみでも食後の血糖上昇がなく、しかも暁現象が見られないという結果でした。低血糖の頻度が増えたようですが、これはインスリンの量を減らせば対処できるように思いました。 】


低糖質ケーキは、山田悟先生のご研究ですね。

金沢大学が糖質制限食を実施しておられるとは、初めて知りました。

しかも、総摂取カロリーの10%が糖質とは、スーパー糖質制限食ではありませんか。
嬉しい限りです。(^^)

1型糖尿病でも、持効型インスリン注射のみで食後高血糖がなく、暁現象もなしとは、素晴らしい成果です。 (⌒o⌒)v

すべての1型で、ランタスやレベミルのみの1回注射というわけにはいかないと思いますが、スーパー糖質制限食の実践で、従来のカロリー制限食ではありえない素晴らしい効果が期待できますね。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2012年5月18日、日本糖尿病学会で糖質制限食が選択肢の一つに!
おはようございます。

2012年5月18日、学会に出席しておられた、しらねのぞるば さんから

「第55回日本糖尿病学会年次学術集会のDebate to Consensus 5で、糖質制限食が糖尿病食事療法の選択肢の一つとして、コンセンサスが得られました。」

という、大変嬉しいコメントをいただきました。


【12/05/18 しらねのぞるば
歴史的瞬間に立ち会えました
江部先生;

既に第一報が入っているかと思いますが,只今終了した第55回日本糖尿病学会年次学術集会のDebate to Consensus 5にて,(1)糖尿病食事療法は一律ではなく,患者に応じたオプションがとられるべき (2)糖質制限食はその一つの選択肢となりうる (3)糖質制限食における糖質量は 130g/day程度を目安とする,の以上3点につき,Consensusが得られました.

会場は1月の京都の時をさらに上回る大盛況でした.】


しらねのぞるば さん。

情報をありがとうございます。

カロリー制限食一辺倒からの、まさに歴史的な転換ですね。

北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟先生が、糖尿病学会上層部の中で孤軍奮闘で頑張ってこられた成果がついに結実したと思います。 山田悟先生に感謝です。

2012年1月15日の病態栄養学会を上回る大盛況だったということも、糖質制限食に対する医師の関心の高さを如実に物語るもので、嬉しい限りです。

一方、糖質130g/日の緩やかな糖質制限食が糖尿病治療食の選択肢の一つとしてコンセンサスを得たわけですが、糖質130g/日未満のスーパー糖質制限食に関してはまだ認められたとは言えません。

多くの医師において、血中ケトン体のことが未解決の問題であるためと思います。

生理的ケトン体上昇と病理的ケトン体上昇は、全く異なるものであり、生理的ケトン体上昇に関しては安全性が確立していることを、今後医学雑誌や、医師向け講演会でどんどん情報発信していこうと思います。

生理的ケトン体上昇の安全性を多くの医師が理解すれば必然的にスーパー糖質制限食の安全性も認められると考えています。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
すき家の牛丼ライトは糖質制限食OK食品
こんにちは。

5月14日(月)高雄病院京都駅前診療所の外来が終了して、いつものように、西へ30秒の、ホテルステーション京都のランチバイキングに行こうと思ったら、修学旅行生に占拠されて、お休みとの情報でした。 (*_*)

残念と思っていたら、看護師さんが前もって調べてくれていて、「すき家の牛丼が、糖質制限いけますよ。」とのことでした。

「何で牛丼がOKやねん? 」

と思って聞いたら看護師さん、

「牛丼ライトなら、炭水化物15.6gです。」

と即答してくれました。(^^)

勇躍、ホテルステーション京都東隣のすき家に、生まれて初めて行ってみました。

牛丼ライト、一番下に豆腐があってその上に千切りのキャベツがたっぷり、さらに一番上に牛肉が乗って三層構造になってました。確かに糖質少なそうです。

ついでに、納豆と豚汁と鮭の塩焼きを頼んで、結構お腹いっぱいになりました。

注文してから運ばれてくるまでものの2~3分で早かったです。

総糖質量も約20gくらいまでですむかと思ったら、豚汁が炭水化物10.9g、納豆が炭水化物7.2g、鮭が0.1g、でした。

炭水化物の換算ですから、食物繊維分のグラム数はは差し引いて糖質分でよいかと思うのですが、少し油断しました。

ともあれ、メニューを選べば、すき家でも糖質制限食OK食材の調達が可能とわかったのは収穫でした。 (^_^)



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
5月20日(日)医療関係者・糖質制限食セミナー、あと10名再募集
こんばんは。

パソコンが壊れて四苦八苦してます。

現在回復に向けて悪戦苦闘中です。

さて、この度、関西で初めて、医療関係者限定のセミナーを開催することとなりました。

まずは地元で足もとを固めようと、京都開催となりました。

2012年2月5日(日)東京・中野において、医療関係者向けNPO糖質制限食ネット・リボーン・セミナーを開催し、おかげさまで大好評でした。

今回の京都セミナーも、2012年1月15日(日)第15回日本病態栄養学会年次学術集会(国立京都国際会館)での「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」のディベートセッションの最新情報などを盛り込んで、中身の濃いものにしたいと思います。

糖質制限食とガンに関する考察も、しっかりパワーポイントスライドに入れました。

50人限定のセミナーでしたが、会場が60人までOKとのことでしたので、急遽あと10名、再募集です。

関西の医師・栄養師・看護師の方々、参加をお待ちしております。


江部康二


以下は、リボーン事務局からの案内です。

☆☆☆

ドクター江部の活動拠点である京都で医療関係者向けのセミナーを開催することになりました。一般向けの講演会にくらべ、さらに専門性の高い内容で構成します。関西地区でご活躍のドクターをはじめ、医療関係者の皆様、食品研究者の皆様に参加いただき、糖質制限食の普及と活発な交流を目指したいと思います。


「糖質制限食の有効性・安全性・長期予後」
糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満 豊富な症例をもとにした理論と実践

【講師】江部康二

<1部>糖質制限食のパイオニアである講師・江部康二が、高雄病院の豊富な症例をもとにした理論と実践を徹底的に解説。一般向け講演に比べて糖質制限食の理論をとくに詳細に展開します。

<2部>質疑応答。臨床での実践等について意見交換の時間とします。

【日時】2012年5月20日(日)

タイムスケジュール(予定)
13時00分開場
13時30分~基調講演 江部康二(1時間30分)
15時00分~休憩(20分)
15時20分~質疑応答(50分)
16時30分~終了

【会場】メルパルク京都 4階 研修室3【藤】

〒600-8216
京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13
TEL:075-352-7444㈹

会場までのアクセス JR京都駅(烏丸中央口)から東へ約1分
http://www.mielparque.jp/kyoto/access/      

【会費】 一般5,000円  リボーン会員4,000円  学生2,500円 
     ※当日、会場受付にてお支払い下さい。
     ※学生の方は、学生証をご提示下さい。

【定員】 50名⇒60名

【申し込み】下記お申し込みフォームよりお願い致します。
  http://form1.fc2.com/form/?id=762393


※ご注意
電話、ブログコメント欄でのお申し込みは受け付けておりません。
必ず申し込みフォームからお申し込み下さい。



【申込〆切】2012年5月18日

【主催】NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
朝日カルチャー中之島教室 満腹ダイエット、今話題の糖質制限食 
こんにちは。

2012年5月29日(火)13:30~15:00、 

朝日カルチャーセンター中之島教室にて、講演を行います。

今回は、『満腹ダイエット -今話題の糖質制限食』と題してお話しします。

糖質制限食の体重減少効果には、今まで4つの利点があるとしてきたのですが、2011年11月に上梓した「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)からは、以下の5つの利点となりました。

①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②常に体脂肪が燃えているので、余分な脂肪がたまりにくい。
③肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食よる亢進した特異動的作用(SDA)。
⑤ケトン体がエネルギーを持ったまま尿中や呼気中に排泄される。(これは少ない)

上記の最新理論の説明と糖質制限食で減量成功した疫学論文や症例の紹介など、盛りだくさんの内容をわかりやすく解説しますので、大阪をはじめ近畿の皆さん、是非奮ってご参加くださいね。


江部康二

以下、朝日カルチャーセンター中之島教室 http://www.asahiculture.com/nakanoshima/
のサイトから転載


☆☆☆
満腹ダイエット
- 今話題の糖質制限食

講師名
高雄病院理事長 江部 康二

講座内容
美味しく楽しくたくさん食べて、きれいにやせる!
キーワードは「糖質制限」 だけ。
あとは面倒なカロリー計算は不要で、ステーキも脂ののった魚もOKで、
お酒(蒸留酒、赤ワイン)も飲めます。
あんまり簡単なので、「ずぼらダイエット」
美味しいものをいっぱい食べられるので、「美食ダイエット」
食べたいだけ食べてもOKなので、「満腹ダイエット」、
糖質制限食ダイエットの特徴をとらえて、
皆さんいろんなニックネームをつけてくれます。
関西のきれいにやせたい方々、
是非講演にご参加いただき、糖質制限食ダイエットを実践してみてください。


日時
2012年5月29日(火) 13:30-15:00

申し込み
朝日カルチャーセンター中之島教室のWebサイト
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=151966&userflg=0

朝日カルチャーセンター中之島教室の窓口

電話
06-6222-5222(朝日カルチャーセンター中之島教室)

インターネット、電話でお申し込みの場合、
数日中に「ご予約・ご継続承り書」と払込用紙をお送りします。
お近くのコンビニエンスストアでお払い込みください。


受講料(税込み)
会員 2,415円
一般 2,835円

資料を配布予定。(実費)


講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。
1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
 にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。

内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長/NPO法人 糖質制限食ネット・リボーン理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、
「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。

著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
高雄病院の『糖質制限』給食2012年(講談社)
などがある。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記(http://koujiebe.blog95.fc2.com/
は日に10000件のアクセスがあり、
糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、
糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
5月20日(日)医療関係者・糖質制限食セミナー、あと10名再募集
こんにちは。

この度、関西で初めて、医療関係者限定のセミナーを開催することとなりました。

まずは地元で足もとを固めようと、京都開催となりました。

2012年2月5日(日)東京・中野において、医療関係者向けNPO糖質制限食ネット・リボーン・セミナーを開催し、おかげさまで大好評でした。

今回の京都セミナーも、2012年1月15日(日)第15回日本病態栄養学会年次学術集会(国立京都国際会館)での「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」のディベートセッションの最新情報などを盛り込んで、中身の濃いものにしたいと思います。

糖質制限食とガンに関する考察も、しっかりパワーポイントスライドに入れました。

50人限定のセミナーでしたが、会場が60人までOKとのことでしたので、急遽あと10名、再募集です。

関西の医師・栄養師・看護師の方々、参加をお待ちしております。


江部康二



以下は、リボーン事務局からの案内です。

☆☆☆

ドクター江部の活動拠点である京都で医療関係者向けのセミナーを開催することになりました。一般向けの講演会にくらべ、さらに専門性の高い内容で構成します。関西地区でご活躍のドクターをはじめ、医療関係者の皆様、食品研究者の皆様に参加いただき、糖質制限食の普及と活発な交流を目指したいと思います。


「糖質制限食の有効性・安全性・長期予後」
糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満 豊富な症例をもとにした理論と実践

【講師】江部康二

<1部>糖質制限食のパイオニアである講師・江部康二が、高雄病院の豊富な症例をもとにした理論と実践を徹底的に解説。一般向け講演に比べて糖質制限食の理論をとくに詳細に展開します。

<2部>質疑応答。臨床での実践等について意見交換の時間とします。

【日時】2012年5月20日(日)

タイムスケジュール(予定)
13時00分開場
13時30分~基調講演 江部康二(1時間30分)
15時00分~休憩(20分)
15時20分~質疑応答(50分)
16時30分~終了

【会場】メルパルク京都 4階 研修室3【藤】

〒600-8216
京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13
TEL:075-352-7444㈹

会場までのアクセス JR京都駅(烏丸中央口)から東へ約1分
http://www.mielparque.jp/kyoto/access/      

【会費】 一般5,000円  リボーン会員4,000円  学生2,500円 
     ※当日、会場受付にてお支払い下さい。
     ※学生の方は、学生証をご提示下さい。

【定員】 50名⇒60名

【申し込み】下記お申し込みフォームよりお願い致します。
  http://form1.fc2.com/form/?id=762393


※ご注意
電話、ブログコメント欄でのお申し込みは受け付けておりません。
必ず申し込みフォームからお申し込み下さい。


【申込〆切】2012年5月18日

【主催】NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
高雄病院の「糖質制限」給食(講談社) 再版に 
給食本


こんばんは。

糖尿病・肥満を克服する
高雄病院の「糖質制限」給食
江部康二著、講談社、2012年4月刊行

おかげさまで、再版となりました。 (^^)


過去約600人の入院糖尿病患者さんに供給して、血糖コントロールに画期的な実績を上げてきた、高雄病院の「糖質制限」給食。

余すことなく、1ヶ月間、31日分の日替わりメニューのレシピを写真付きで紹介しました。

講談社・編集の谷山涼葉さんによれば、

『高雄病院の「糖質制限」給食こそは、日本の糖質制限食の王道です。』

この発言にすっかり乗せられてその気になって、本書が企画されました。

高雄病院栄養課には、部長の橋本眞由美さんをはじめ、全面的にお世話になり感謝です。

現在、入院糖尿病患者さんだけでなく、外来通院糖尿病患者さんにも、昼食に高雄病院の「糖質制限」給食(予約が必要です)を提供しています。

本書の特徴は、各項目を読みやすい文字数に簡略にまとめて、糖質制限食の理論や疫学研究を紹介してあることです。最新の糖質制限食基礎知識が、さくさくと手に入ると思います。

もう一つ、私、江部康二の一週間の糖質制限食ライフ(朝食、昼食、夕食)が取り上げられているのも特徴です。

外食、自宅での食事、アルコールなど密着取材して記載しています。

取材は自分自身で、講演旅行のときも、手帳にメモをとって記録しました。

患者さんの体験談も男女それぞれ、載せさせていただきました。

K・Kさん、井上和子さん、ありがとうございました。

糖質制限食最新の基礎知識と高雄病院のレシピを、本書1冊で得ることができます。

是非、ご一読いただけば幸いです。


江部康二



☆☆☆

『高雄病院の「糖質制限」給食』の表紙裏から以下転載

従来の糖尿病食(糖質60%)を実践する限りは、食後高血糖が必ず生じます。

そのため、食事療法・運動・服薬・インスリン注射などを行っているにもかかわらず、
糖尿病腎症による腎不全で人工透析になる方が、年間16271人もおられます。

本書の「スーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)」を実行すれば、
薬に頼ることなく、速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。
  
高雄病院理事長 江部康二



☆☆☆

『高雄病院の「糖質制限」給食』のイントロから以下転載

<糖質制限食は人類の健康食>

糖質制限食は、高雄病院で1999年から日本で初めて開始した食事療法です。

わかりやすく言うと米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの糖質が多い食品を食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。

糖質制限食というと変わった食事というイメージなのですが、実は人類本来の自然な食事なのです。

人類が誕生したのが約700万年前で、農耕が始まるまでは、生業は狩猟・採集であり、全ての人類が糖質制限食でした。

約10000年前に農耕が始まり、主食が穀物へと変化し、現在まで続いています。

即ち穀物を主食としたのは、人類の歴史の中でわずか1/700の期間に過ぎません。

このように歴史的に進化の過程をみると「糖質制限食」と「穀物を主食とする高糖質食」、どちらが人類にとって自然な食事なのかはいうまでもありません。

糖質制限食は、人類本来の食事、いわば人類の健康食ですので、糖尿病や肥満をはじめとして様々な生活習慣病が改善していきます。

しかも糖質制限食は、糖質を抜くだけで脂質やタンパク質はOKなので「美味しく楽しく」続けられるのが特長です。

またお酒も蒸留酒や辛口のワインや糖質ゼロ発泡酒ならOKなので、糖質制限食を足かけ10年続けている私にとっても、とても嬉しい食事療法なのです。

本書ではその効果を高雄病院の12年以上の経験、1500人以上の治療実績をもとに、糖尿病・肥満・生活習慣病について解説し、レシピを紹介しました。

さらに最近は糖質制限食OKのスイーツ、お好み焼きなども開発され、下戸のかたにも手厚くフォローできるようになりました。
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
「糖質制限食」講演会 in 北九州のご報告
こんばんは。

「糖質制限食」講演会 in 北九州のご報告です。

参加者200名で、大盛況のうちに、無事終了しました。

前夜祭は、焼き肉「紫蘭」で行われ、30名の出席でした。

医師の参加者が多く、心強いことでした。

糖質制限食OKの焼き肉をがっつり食べながら、糖質ゼロ発泡酒と焼酎でおおいに盛り上がりました。

三島さんの企画で、参加者全員と5分間ずつお話することができ、とても有意義な時間でした。

そして、あのクッキングパパの「うえやまとち」さんが、焼酎のお土産付きで急遽、仕事の合間をぬって前夜祭にかけつけてくださいました。

うえやまとちさんは、5月13日(日)の講演会にも参加されて、講演終了後は、サイン攻めにあっておられました。

講演会主催の三島学さん、修さん、祐子さん、ありがとうございました。

お陰さまで、北九州の地に確実に糖質制限食が根付いたと思います。

そうそう、沖縄や鹿児島も参加者があり、感激でした。

最後になりましたが、主催委員長の光野さん、ご尽力ありがとうございました。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
朝日カルチャー中之島教室 満腹ダイエット、今話題の糖質制限食
おはようございます。

2012年5月29日(火)13:30~15:00、 

朝日カルチャーセンター中之島教室にて、講演を行います。

今回は、『満腹ダイエット -今話題の糖質制限食』と題してお話しします。

糖質制限食の体重減少効果には、今まで4つの利点があるとしてきたのですが、2011年11月に上梓した「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)からは、以下の5つの利点となりました。

①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②常に体脂肪が燃えているので、余分な脂肪がたまりにくい。
③肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食よる亢進した特異動的作用(SDA)。
⑤ケトン体がエネルギーを持ったまま尿中や呼気中に排泄される。(これは少ない)

上記の最新理論の説明と糖質制限食で減量成功した疫学論文や症例の紹介など、盛りだくさんの内容をわかりやすく解説しますので、大阪をはじめ近畿の皆さん、是非奮ってご参加くださいね。


江部康二

以下、朝日カルチャーセンター中之島教室 http://www.asahiculture.com/nakanoshima/
のサイトから転載です。


☆☆☆
満腹ダイエット
- 今話題の糖質制限食

講師名
高雄病院理事長 江部 康二

講座内容
美味しく楽しくたくさん食べて、きれいにやせる!
キーワードは「糖質制限」 だけ。
あとは面倒なカロリー計算は不要で、ステーキも脂ののった魚もOKで、
お酒(蒸留酒、赤ワイン)も飲めます。
あんまり簡単なので、「ずぼらダイエット」
美味しいものをいっぱい食べられるので、「美食ダイエット」
食べたいだけ食べてもOKなので、「満腹ダイエット」、
糖質制限食ダイエットの特徴をとらえて、
皆さんいろんなニックネームをつけてくれます。
関西のきれいにやせたい方々、
是非講演にご参加いただき、糖質制限食ダイエットを実践してみてください。


日時
2012年5月29日(火) 13:30-15:00

申し込み
朝日カルチャーセンター中之島教室のWebサイト
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=151966&userflg=0

朝日カルチャーセンター中之島教室の窓口

電話
06-6222-5222(朝日カルチャーセンター中之島教室)

インターネット、電話でお申し込みの場合、
数日中に「ご予約・ご継続承り書」と払込用紙をお送りします。
お近くのコンビニエンスストアでお払い込みください。


受講料(税込み)
会員 2,415円
一般 2,835円

資料を配布予定。(実費)


講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。
1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
 にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。

内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長/NPO法人 糖質制限食ネット・リボーン理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、
「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。

著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
高雄病院の『糖質制限』給食2012年(講談社)
などがある。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記(http://koujiebe.blog95.fc2.com/
は日に10000件のアクセスがあり、
糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、
糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
7 糖質制限食とケトン体・動脈血液ガスの検査データ・酸塩基平衡
こんにちは。

糖質制限食を長期間続けた場合の安全性の一環として、動脈血液ガスのpH と血中ケトン体値などを検討してみました。

2009年3月3日

7年間スーパー糖質制限食実践中の江部康二(検査時59才)



4年間スーパー糖質制限食実践中のS・T・氏(検査時61才男性)

の動脈血液ガスのデータをとってみました。

二人とも2型糖尿病です。


       江部康二      S・T・氏           基準値

pH        7.450      7.450           (7.36~7.45)

PaCO2       43.0        40.9            (35~45 Torr)

PaO2        92.0      84.0            (80~100 Torr)

HCO3-       28.8       27.2           (22~26 mEq/L)

血糖値      123(食後3時間) 86mg/dl(空腹時)

血中ケトン体     712        603          (26~122μM/L)

尿中ケトン体    陰性       陰性


2人とも血中ケトン体値は、基準値の5~6倍です。

しかし、pH は7.450と、正常値の中ではアルカリ性よりのデータです。

すなわち、生理的ケトーシスはありますが、アシドーシスはありません。

HCO3-は2人とも、正常上限からほんの少し高値です。

HCO3-などの血液緩衝作用や酸塩基平衡作用で、pH をコントロールしていると考えられます。(*)(**)

血中ケトン体値は、基準値よりは高値ですが、尿中ケトン体値は陰性です。

心筋や骨格筋のケトン体利用効率が高まり、腎の再吸収も良くなった結果と考えられます。

インスリン作用も確保されていて、このケトン体値は生理的な状態です。

おそらく我々2人のような検査データが、農耕が始まる前の人類の基準値だったと考えられます。

(*)緩衝作用
血液の緩衝機構として、重炭酸緩衝系、ヘモグロビン系、血漿蛋白系、リン酸系がある。
そのうち約65%を重炭酸緩衝系が、約30%をヘモグロビン系が担っている。
重炭酸緩衝系は、炭酸(H2CO3)と、重炭酸(HCO3-)との混合系である。

(**)酸塩基平衡
生体内では、代謝に伴ない酸が産生されるが、細胞の活動が正常に営まれるには酸塩基平衡を維持する必要がある。

体内のpHを一定に保つため、血液や体液の緩衝作用(緩衝機構)、呼吸による調節作用、腎臓による調節機構がある。

腎臓が主な産生部位であるHCO3-濃度と呼吸機能で調節されCO2の分圧によってpHは調整される。



江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
6 小児科で高い効果をあげるケトン食療法、血糖35mg/dlで外来診察
こんばんは。

脳がケトン体をエネルギー源として利用することは、医学の定番の教科書であるハーパー生化学にもしっかり記載してあります。(*)

そして日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源として利用しています。(**)

ちなみに、私が初めて本断食(カロリーゼロ、塩分ゼロ、水摂取のみ)を行ったとき、4日目朝の血糖値は、35mg/dlでした。

普通なら意識不明で昏睡のレベルですが、断食中は血中ケトン体(脂肪酸の代謝産物)が高値となり、脳の主エネルギー源となるので、大丈夫なのです。ちゃんと外来診察も行っていました。

脳はケトン体を利用するという事実を34才の本断食当時、既に自らの人体実験で証明していたみたいです。

脳がケトン体を利用できないならば、私は血糖値35mg/dlのとき、あの世に旅立っていたはずですね。

さて、ケトン体の安全性を裏づけるものとして「ケトン食」について述べておきます。

ケトン食というと「何それ?」といった反応が返ってきそうで、一般にはおよそ馴染みのない言葉でしょう。

しかしそのケトン食、小児科では結構認知度は高いのです。

小児のてんかんで、きわめて難治性の場合があります。

これは、通常のてんかんの薬を飲んでも、ひきつけの発作が収まらないというものなのですが、その治療に取り入れられているのがケトン食です。

このケトン食は、総摂取カロリーの75~80%が脂質という内容で、これによって難治性てんかんの発作が収まるようになるのです。

これは欧米で1920年代から続いている治療法で、有効性がはっきりと証明されています。

日本でも、小児科でケトン食療法が取り入れられています。2~5歳くらいで行われることが多いのですが、どうしても味がよくないので、物心ついてきたらなかなか続けるのが難しいようです。2年間ぐらいの継続が1つの目安になります。

なぜ、難治性てんかんにケトン食が有効なのかは未解明のことも多いのですが、血中ケトン体そのものが発作を起きにくくするとされています。

また、発作をおさえるだけでなく、ぼんやりとしていた患児が生き生きとしてきたり、多動な子供が落ちついてきたりなど、精神行動面での改善が期待できるのもケトン食療法の利点です。

ケトン食療法は、糖質制限食以上の超高脂肪食で、脂肪からケトン体への変換を起こし、そのケトン体がブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されることに、その名前が由来しています。実際、脳をはじめとする人体のほとんどのエネルギー源としてケトン体が利用されます。

このように脳は、脂肪の分解物であるケトン体をしっかり利用します。

「脳はエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」というのは、間違いであることをあらためて強調したいと思います。

ケトン食の場合、脳のエネルギー源は大部分がケトン体になりますが、糖質制限食の場合は、ブドウ糖もケトン体も両方利用していると思います。

ケトン食というのは究極の糖質制限食なので、私は以前から興味を持っていました。

ケトン食の脂肪摂取率は75~80%ですが、スーパー糖質制限食でも約56%です。

なお、ケトン食や糖質制限食では、血中ケトン体が高値となりますが、これはあくまでも生理的な上昇で正常であり、何の問題もありません。インスリン作用が欠落したときに生じる病理的なケトン体上昇とは異なります。

余談ですが、ハリウッド女優のメリル・ストリープが1997年に「誤診」という実話に基づいた映画を製作しています。

難治性のてんかんの子供が薬の副作用に苦しんだ挙げ句に、脳の手術をするしかないと告げられます。

術後の後遺症の可能性について説明する医師に不信感を募らせた母親は手術を拒み、さまざまな手を尽くして、最後はケトン食療法で子供のてんかんを完治させるというストーリーです。

ケトン食に関する朗報があります。

2010年に「コクラン・ライブラリー」2011年に「英国立医療技術評価機構(NICE)」

この両者でケトン食が難治性小児てんかん治療に採用されたのです。

いずれも世界的に評価の高いガイドラインです。

スーパー糖質制限食より、さらに高脂質低糖質であるケトン食に対する安全性の評価としてとらえれば、嬉しい限りです。



(*)ハーパー生化学(原書27版):194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007

(**)ハーパー生化学(原書27版):157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
5 アトキンスダイエットとケトアシドーシス、世界で2例報告ですが?
こんにちは。

全世界で2例、アトキンスダイエット中の肥満女性がケトアシドーシスになったという報告(ニューイングランド・ジャーナルとランセット)があり、(☆)(☆☆)それを心配される医師もおられます。

ごもっともとは思いますが、まず言えることは全世界でアトキンスダイエット(スーパー糖質制限食)を実践した人は、少なくとも数十万人以上はいるので、非常にまれな特殊例です。

論文を読むと2例とも、アトキンスダイエットで生理的ケトーシスがあった人が、たまたま胃腸疾患で嘔吐を数日繰り返して食事摂取もできず、脱水となり、脱水のためにアシドーシスが生じたと考えられます。いずれも短期間で回復しています。

すなわち、ことの本質は「嘔吐と食事摂取不能による脱水が原因のアシドーシス」であり、アトキンスダイエットは直接の関係はないと私は考察しました。

言い換えると、生理的ケトーシスがあって元気だった人に、「嘔吐・食事摂取不能→脱水→脱水によるアシドーシス」が加わって、結果としてケトアシドーシスを生じたということです。

例えば、江部康二は血中ケトン体値が1000μM/L(26~122)くらいあって、生理的ケトーシスですが正常で元気です。

もし私が一人で山に登って滑落して足を骨折して動けなくなり、水も飲めない状態になれば、数日で脱水によるアシドーシスになります。

この時発見されて入院すれば、初日はケトアシシドーシスということで、主治医は大騒ぎすることになるでしょう。

入院して生理的食塩水の点滴で脱水を補正すれば、アシドーシスはすぐに良くなり、元気回復です。

生理的ケトーシスは残りますが、もとの状態にもどるだけなので正常です。

ニューイングランド・ジャーナルとランセットの2例も、あくまでも私見ですが、同様に考えれば理解しやすいです。

液体糖質摂取によるペットボトル症候群は、日本だけでも少なくとも数百人以上は報告されていて、中には死亡例もあると思います。

「糖質制限食」と「高糖質食」のどちらが危険か、冷静に考えれば明らかですね。


(☆)
Ketoacidosis during a Low-Carbohydrate Diet. N Engl J Med 2006; 354:97-98

(☆☆)
A life-threatening complication of Atkins diet
Lancet 2006;367:958


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
4、ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)
こんにちは。

大分暑くて汗ばむ季節となってきました。

暑くなってくるとペットボトルを持ち歩いたりして、清涼飲料水を1日2~3リットル毎日飲み続ける人がいます。

もともと糖尿病の素因を持っていたり、境界型糖尿病レベルの人が液体の糖質のような吸収されやすい糖質を、多量に毎日のように摂取していると、飲む度に血糖値が急上昇してインスリンが大量に追加分泌されます。

このようなペットボトル生活を1ヶ月近く続けていると、ついには膵臓のβ細胞が疲弊してしまい、インスリンの生産が追いつかなくなり血糖値が高くなります。

一旦血糖値が高くなると糖毒状態となります。(*)

糖毒の悪循環が続けばインスリン作用は遂に欠落してしまい、糖尿病性ケトアシドーシスという危険な状態になり、ものの1~2週間で意識の混濁や昏睡に陥るケースもあります。

この様なときは、緊急入院して生理的食塩水の点滴で脱水を補正し、インスリン注射をして、血糖値をコントロールします。

血糖がコントロールできれば糖毒状態は急速に改善し、インスリン分泌能力も回復することがほとんどです。

従って、退院後はもとの状態に戻るので、インスリン注射も勿論必要ありません。

清涼飲料水ケトーシスの特徴

①清涼飲料水を大量に摂取する(一日平均約2リットル)
②青年期から中年にかけての男性に多い
③発症時に肥満があるが肥満歴を有する人が大半
④血縁者に糖尿病患者がいるケースが半分以上
⑤患者に病識がないか乏しい

大量の液体の糖質を摂取することが、ペットボトル症候群の元凶です。

糖質大量摂取以外には起こりえない病態ですが、今でも時々見かけます。

液体糖質摂取によるペットボトル症候群は、日本人に多い病態で、欧米白人にはほとんど見られませんが、インスリン分泌能力の差が関係しているのかもしれません。

欧米白人は、インスリン分泌能力が高いので、清涼飲料水を大量に飲んでも、なかなか高血糖になりにくいにくいものと思われます。

そのかわり、インスリンを長期に大量に分泌し続ける能力により、150kgを超える巨大な肥満患者が多数存在することになります。

いずれにせよ、ブドウ糖や砂糖入りの清涼飲料水は、危険な飲み物という認識が必要と思います。

ちなみに米国飲料協会(ABA)は、公立小中学校でのエネルギー量(糖質)の多い清涼飲料水の発売を2009年、全面停止しています。

(*)糖毒
① 高血糖の持続→膵臓のランゲルハンス島のβ細胞にダメージ→インスリン分泌低下
② 高血糖の持続→細胞レベルでのインスリン抵抗性増大
高血糖があると①と②が体内で生じます。
インスリン分泌低下と抵抗性増大が生じれば、ますます高血糖となります。

≪高血糖の持続→インスリン分泌低下とインスリン抵抗性増大→高血糖の持続→≫

この悪循環パターンを、臨床的には「糖毒」 と呼びます。

なぜ、高血糖自体がインスリン分泌を低下させるのか、インスリン抵抗性を増大させるのか、最先端の研究で調べられてはいるのですが、はっきり言ってまだよくわからないのが現状です。




江部康二
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3 糖尿病ケトアシドーシス(病態)と生理的ケトーシス(正常)
こんばんは。

本日は、ケトン体シリーズの第3段です。

血中ケトン体が基準値より高くても、インスリンの作用があるていど保たれていれば、生理的な上昇であり安全なものです。

例えば、断食療法中とかスーパー糖質制限食中のケトン値が高いのは、この生理的なものです。

しかし、糖尿人において血中ケトン体が高値であったり、尿中ケトン体が陽性となると、9割以上の医師が危険と考えます。

血中ケトン体高値や尿中ケトン体陽性を、そのまま、糖尿病ケトアシドーシスとイコールであると短絡して考えてしまうからです。

この短絡した考えは大変困ったことです。

例えば糖尿人江部康二は、血中ケトン体は基準値よりはるかに高値ですが、アシドーシス(酸性血症)はありませんし、人体として全く正常です。

つまり、インスリン作用が保たれている生理的ケトーシスは、血液の緩衝作用や呼吸や腎臓の調節作用でアシドーシスにはならず、正常のpHを保っており、人体として全く正常なのです。

これに対して、糖尿病ケトアシドーシスは、まず最初にインスリン作用の欠落が前提にあり、「結果としての病理的ケトーシス+アシドーシス」を合併した病態です。

このように生理的ケトーシスと糖尿病ケトアシドーシスは、全く異なる状態であることをしっかり認識する必要があります。

糖尿病ケトアシドーシスの場合は緊急入院が必要となる重症で、血中ケトン体の病理的な上昇が認められます。

糖尿病はインスリンの作用不足によって細胞内にうまくブドウ糖が取り込めなくなる病気で、そのため慢性的な高血糖になります。

高血糖にもさまざまなレベルがありますが、きわめて重症の糖尿病を考えてみましょう。

血糖値が300〜500mg/dl以上もあり、口渇・多飲・多尿・腹痛・悪心・嘔吐・脱水・意識レベル低下、尿中ケトン体が強陽性などの症状・所見があれば、糖尿病ケトアシドーシスと診断できます。

もちろん血中ケトン体も高値で、生理的食塩水の点滴・速効型インスリンの静注などの緊急治療が必要となります。

糖尿病ケトアシドーシスは、インスリン作用の欠乏による全身の高度な代謝失調です。

強調しますが、インスリン作用の欠乏がすべての出発点ですから、それがなければ絶対に起こらない病態です。

つまり、インスリン作用の欠乏から始まる一連の流れ、

「インスリン作用の欠乏→拮抗ホルモンの過剰→全身の代謝障害→糖利用の低下・脂肪分解の亢進→高血糖・高遊離脂肪酸血症→ケトン体の産生亢進」

があり、結果としてケトン体が高くなるわけです。

ケトン体の高値は、始まりではなくて、あくまでも結果なのです。

結果としてのケトン体高値が、まるで始まりであり原因であるかのように本末転倒して受けとめられ、誤解が生じたものと考えられます。

インスリン作用が確保されていて緩衝作用も働いている限りは、ケトン体はきわめて安全な物質です。

しかし、インスリン作用が欠落していて、緩衝作用もうまく働かない病態においては、ケトン体そのものに毒性はなくても、酸性の物質なので結果としてアシドーシスになるということです。

すなわち現実には「糖尿病ケトアシドーシス時のケトン体産生の亢進」は、インスリン作用の欠乏が前提にある病態であり、1型糖尿病患者さんのシックデイや、インスリン注射を中断したときに起こることがほとんどです。

2型糖尿病では、清涼飲料水の飲みすぎによる、いわゆる「ペットボトル症候群」で生じることがあります。

断食や糖質制限食にともなう「生理的ケトン体産生の亢進」の場合は、インスリン作用の欠乏はなく、血液の緩衝作用も有効に作用していますから、何の問題もありません。

例えば断食の初期は一時的にアシドーシスになりますが、緩衝作用で徐々に補正されていきます。

また、正常人が激しい運動をしたときにも血中ケトン体は一時的に増加しますが、これももちろん生理的な現象です。



江部康二

テーマ:糖質制限食
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2 ケトン体は人体に安全なエネルギー源 2012年5月
おはようございます。

昨日、人体の日常的エネルギー源である「脂肪酸-ケトン体」システムの話をしましたが、ケトン体と聞くと糖尿人やお医者さんは過敏反応を示すかもしれませんね。

血液中のケトン体濃度の上昇が、従来の常識としては、糖尿病の悪化を示すサインとして知られているからです。

しかし、ケトン体の真実は、エネルギー源としてはブドウ糖よりはるかに安全ということと、赤血球を除くすべての細胞で、いくらでも自由に使えるという大きな利点があることです。

ケトン体は肝細胞内で「脂肪酸→β酸化→アセチルCoA→ケトン体」という順番で日常的につくられていて、肝臓では使われずに、他の臓器・脳・筋肉のエネルギー源として供給されます。

糖質を普通に摂っている人の場合、血中ケトン体の基準値はおおよそ「26~122μM/L」くらいです。

つまり、日常的に糖質を摂っている人でも、これくらいのケトン体は常に肝臓でつくられていて、人体のエネルギー源となっているのです。

ケトン体がどれくらい安全かは、もう1つのエネルギー源であるブドウ糖と比べてみるとわかりやすいでしょう。

絶食療法中やケトン食(難治性小児てんかん治療などの食事療法)実践中は、血中ケトン体は3000~4000μM/Lくらいで、基準値の30~40倍もの高値になります。

しかし、インスリン作用が保たれている限り、それ自体は生理的な現象でまったく安全です。

絶食療法中やケトン食の初期には、一時的に酸性血症となりますが、人体の緩衝作用や調節作用によって、しばらくすると正常なpHに戻ります。(*)(**)

例えば、農耕開始前の人類では、獲物が捕れないときなどには日常的に絶食期間があり、このような数値をくり返していたはずですし、当然、血管内皮を傷つけるようなこともありません。

一方、空腹時血糖の基準値は「60~109mg/dl」です。

食後などで血糖値が180mgを超えてくると、リアルタイムに血管内皮を傷つけ、酸化ストレスを引き起こし、動脈硬化の大きなリスクとなります。

血糖値が高いと、胎児にも悪影響があることが確認されています。

この血糖値が前述のケトン体のように基準値の30倍(3000mg)ともなれば、想像を超えた数値であり、当然生命を保てないでしょう。

そのため、インスリンが速やかに追加分泌されて、食後血糖値が140~180mgを超えないようにきびしく管理しているわけです。

このように検討してみると、ケトン体はブドウ糖よりもはるかに安全なエネルギー源ということができます。

なお、生まれたての新生児は、ケトン体をエネルギー源として、成人以上にしっかり利用しています。

母乳を与えられている乳児の血中ケトン体も、成人の基準値より高くなります。

母乳中の脂質は総カロリーの48.5%であり、母乳は結構な高脂質食なのです。

スーパー糖質制限食を実践していると、血中ケトン体は通常の基準値よりは高くなります。

例えば、2002年からスーパー糖質制限食を続けている私の血中ケトン体は、「400~800~1200/μM/L」くらいで、一般的な基準値より高いですが、動脈血のpHは7・45と正常で、尿中ケトン体も陰性です。

血中ケトン体がこのレベルなら、筋肉など体細胞がしっかり利用し腎臓の再吸収も高まるため、尿中ケトン体が陰性と考えられます。
 
このくらいの濃度が、狩猟・採集を生業としていた700万年間の人類の基準値であり、生肉・生魚が主食の伝統的な食生活を維持していた頃のイヌイットの基準値でもあると思われます。

そして、農耕前の人類も伝統的な食生活を維持していた頃のイヌイットも、スーパー糖質制限食を実践しながら妊娠・出産・育児そして日常生活をしてきたという事実も、ケトン体の安全性を裏づけるものです。


(*)緩衝作用
血液の緩衝機構として、重炭酸緩衝系、ヘモグロビン系、血漿蛋白系、リン酸系がある。
そのうち約65%を重炭酸緩衝系が、約30%をヘモグロビン系が担っている。
重炭酸緩衝系は、炭酸(H2CO3)と、重炭酸(HCO3-)との混合系である。

(**)酸塩基平衡
生体内では、代謝に伴ない酸が産生されるが、細胞の活動が正常に営まれるには酸塩基平衡を維持する必要がある。
体内のpHを一定に保つため、血液や体液の緩衝作用(緩衝機構)、呼吸による調節作用、腎臓による調節機構がある。
腎臓が主な産生部位であるHCO3-濃度と呼吸機能で調節されCO2の分圧によってpHは調整される。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
1 ケトン体って、何? 2012年5月
こんにちは。

糖質制限食とは切っても切れない関係のある「ケトン体」についておさらいしてみましょう。

そもそもケトン体とは、一般社会ではほとんど耳慣れない言葉です。

そして医学界においては、ほとんどの医師が「ケトン体は人体において悪者である」という大きな誤解・先入観を持っています。

「ケトン体は、本当はとってもいい奴で超優れもの」なのですが、これでは浮かばれませんね。

ケトンとは、ケトン基をもつ化合物のこといいます。

さて、医学・生化学の世界において、β-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの3者を、ケトン体として総称してきました。

このうちβ-ヒドロキシ酪酸はケトン基がないので、化学構造上は実はケトンではないのですが、ケトンであるアセト酢酸に可逆的に変換されるので、過去習慣的にケトン体の範疇に含まれて扱われてきました。

そして、人体で日常的にエネルギー源として利用されている主たるものは、ケトン体のうちβ-ヒドロキシ酪酸なのです。

アセトンはエネルギー源として利用されません。

血液検査で、ケトン体分画として検査機関に依頼すると<β-ヒドロキシ酪酸濃度+アセト酢酸濃度=総ケトン体濃度>として、データがかえってきます。

糖質を普通に食べている人の、血中総ケトン体の基準値は、「26~122μM/L 」くらいです。

つまり、糖質を食べている人でも、日常的に24時間血中ケトン体は存在しているわけです。

糖質摂取後3~4時間までは心筋・骨格筋の主たるエネルギー源はブドウ糖ですが、糖質摂取後4時間くらい経過すると、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は<脂肪酸-ケトン体>に切り替わっていきます。

従って糖質を摂取している人においても、夜間睡眠時とか、日中でも空腹時は、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は、実はブドウ糖ではなく<脂肪酸-ケトン体>なのです。

このことを多くの医師・栄養士がご存じないのは大変困ったもので、医療現場で混乱のもととなっています。(-_-;)

続く。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質摂取量と「追加分泌インスリンの量・タイミング」のマッチング
こんにちは。

ももいちごさんから、糖質摂取と血糖値とインスリンについて、コメント・質問をいただきました。


【12/05/03 ももいちご

いつも楽しく読ませていただいています。
ありがとうございます。

1年前に境界型で食後高血糖と 機能性低血糖があると言われ先生の本・ブログを読んで 糖質制限食を始めて1年になります。

糖質をたくさん食べた時の血糖値の推移の仕方が変わってきました。

1年前
食前   90
1時間後 180
2時間後  80

現在
食前   90
1時間後 140
2時間後 130

これはインシュリンの基礎分泌が回復してきたので 1時間後が上がらなくなり機能性低血糖は 起きなくなっているが、追加分泌が減っていて 2時間後の下がり方が弱くなっているのでしょうか。

また食後1時間で140以下を保てる程度なら 糖質を摂ってもかまわないのでしょうか?

2時間後があまり下がっていないという事は 身体に負担がかかっているのでしょうか?

糖質制限食の目標の血糖値は 食後1時間後140以下、2時間後110以下ということで合っていますでしょうか。

上記は実験のために糖質を摂りましたが 普段はスーパー糖質制限食です。】


ももいちごさん。

拙著のご購入ありがとうございます。

糖尿人における血糖コントロール目標ですが、

空腹時血糖値:110mg/dl未満
食後1時間血糖値:180mg/dl未満
食後2時間血糖値:140mg/dl未満
HbA1c:6.2%(NGSP値)未満
です。

妊娠糖尿病あるいは糖尿病妊娠の場合は

空腹時血糖値:100mg/dl未満
食後1時間血糖値:140mg/dl未満
食後2時間血糖値:120mg/dl未満
HbA1c:6.2%(NGSP値)未満
です。

1年前
食前   90
1時間後 180
2時間後  80

現在
食前   90
1時間後 140
2時間後 130


空腹時血糖値が90mg/dlなので、1年前も現在も、基礎分泌インスリンは良好です。

1年前は1時間値の急激な上昇と2時間値の急激な下降があり、診断基準的には正常型ですが、「機能性低血糖」になりやすいパターンです。

血糖値の急速な上昇でも下降でも、ともに眠気などが生じることがあります。

いずれにせよ、摂取糖質量と「追加分泌インスリンの量・タイミング」とのマッチングが良くないです。

3~4時間後には、血糖値が60mg/dlをきってきて低血糖になる可能性もあります。

一方、現在は同じ正常型でも、
1時間値140mg、
2時間値130mg、
と急激な血糖値の上昇と下降が見られません。

今回のデータだと、摂取糖質量と「追加分泌インスリンの量・タイミング」とのマッチングが良くなっているので、血糖値の急速な上昇や下降に伴う眠気なども生じにくいですし、3~4時間後の低血糖も起こらないと思います。

また食後1時間で140以下を保てる程度なら糖質を摂ってもかまわないのでしょうか?

耐糖能が上述のように改善していますので、大丈夫と思います。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット