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「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」11月28日
こんばんは

今、高雄病院の夜診が終わって帰宅しました。
寒いけれども、まずはアサヒスタイルフリーを飲みながら、ブログを書いています。

さて今回は、2010年11月28日(日)京都ロイヤルホテルで開催する

「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」

のお知らせです。

私がちょっぴりお話しし、糖質制限なディナーを楽しみながら、私がボーカルを勤めるバンド、ターニングポイントのライブで盛り上がろうという、盛りだくさんの企画です。(⌒o⌒)v

今回は、京都高雄倶楽部(糖質制限ドットコム)の兄弟会社恵比寿屋西陣さんによる企画です。

10000円の糖質制限食フルコースと糖質制限なお酒飲み放題・・・
照明、アンプ、マイク、スピーカー、ピアノ、PA機器・・・
音楽・バンド関係も結構な費用です。

それやこれやで、今回の企画は赤字確実だそうですが、恵比寿屋西陣の開店披露を兼ねて、大盤振る舞い&鼻血覚悟の大出血サービスなのだそうです。ヾ(^▽^)

是非、皆さんのご参加をお待ちしております。

以下は、主催の恵比寿屋西陣さんからのメッセージです。


☆☆☆☆☆

ドクター江部ブログの読者の皆様へ

この度、私ども(株)恵比寿屋西陣では、糖質制限食のフルコースディナー&ドクター江部ライブショーを開催致します。

厳選された糖質制限食材に腕をふるい、華麗な料理を生み出すのは、シドニーやロンドンの有名店で総料理長を歴任してきた京都ロイヤルホテル&スパの長峯総料理長。一流ホテルによる糖質制限フルコースは日本初の試みです。

糖質制限食をさらにおいしくするドクター江部の軽妙洒脱な講演に続き、ドクター率いるバンド、「ターニングポイント」の生演奏を聴きながら、豪華なディナーをお楽しみ下さい。

ドクター江部ファンの皆様のみならず、糖質制限ダイエットに興味がある方、本当に健康によい新たな料理の可能性に関心を持つ皆様など、多くの方々にご参加いただけますと幸いです。

■会場 京都ロイヤルホテル&スパ 京都市中京区河原町三条上ル
      http://www.ishinhotels.com/kyoto-royal/jp/index.html
■日時 2010年11月28日(日) 18:30-21:00(開場18時)
■定員 100名
■参加費用 \12,000(税・サービス料込)
■プログラム
18:00 開場
18:30-19:00 講演 江部康二
19:00-21:00 ディナー(糖質制限フルコース)
19:40-20:10 バンド ターニングポイント 演奏 (Vo. 江部康二)

■主催 (株)恵比寿屋西陣 京都市上京区伊佐町196 
■ご予約・お問い合わせ
  下記リンク先のフォームよりお願い致します。
  折り返し、こちらからメールにてご連絡致します。
  なお、電話によるお問い合わせには対応致しかねます。
  京都ロイヤルホテル&スパへのお問い合わせはご遠慮下さい。

お申し込みフォーム

http://carbo-free.jp/
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質摂取とインスリン追加分泌
こんにちは。

今回は、 myD さんから、糖質摂取とインスリン追加分泌について、コメント・質問をいただきました。

「10/11/08 myD
インスリンの追加分泌のタイミングについて
いつもありがとうございます。
スーパー糖質制限食を4カ月実施しての血液検査の結果をみて驚愕です。
全ての項目がOKエリアの真ん中辺りにおさまり、主治医も驚いてられました。グリコアルブミンが高すぎるところから主治医に勧められ江部先生のご本やブログを読み始め制限食を実施したのがこの6月ですのでこの即効性は素晴らしいと思います。

ところで、インスリン追加分泌について質問です。

1.血糖値がどれくらい上昇すると追加分泌が起こるのでしょうか?

2.大豆粉などで作った糖質制限クッキーなどや野菜、ナッツ類、生乳などにも厳密に言うと少しの糖質は含んでいると思いますが、例えばこういったものでおやつを用意して食べた場合、数グラムの糖質に対してもインスリン追加分泌は通常の食事レベルで起こるのでしょうか?それとも、ある基準の血糖値を超えた時に追加分泌は起こるのでしょうか?

3.インスリンの追加分泌には段階があるのでしょうか?

4.少量の糖質摂取でインスリン追加分泌が起こった場合に低血糖になってしまうことはないのでしょうか?

変な質問かもしれませんが素人なもので申し訳ないです。
先生のご本やブログを読ませて頂いて、出来るならインスリンの追加分泌の無い食生活が理想ではないかと感じまして、今後の自分の食生活を考えた時に、ふと聞いてみたくなりました。

お返事頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。」


myD さん。
本のご購入ありがとうございます。血糖値の劇的改善、良かったです。 (^_^)

主治医殿が、私の本やブログを薦めておられるのですね。これは嬉しい限りで、糖質制限食に理解のあるドクターなのですね。ヾ(^▽^)

ご質問の件に調度いいデータがあります。

通常糖尿病食と糖質制限食で、食前・食後の血糖値・インスリンの値をみたものです。

通常糖尿病食は350kcal 糖質60%で約52.5g
糖質制限食は350kcal  糖質10%で約8.75g

58才女性 2型糖尿病 Aさん  

     通常糖尿病食BS   通常糖尿病食IRI  糖質制限食BS 糖質制限食IRI


 食前 121mg/dl    2.2μU/ml       124      3.5
30分後 206    6.2          140      4.6
60分後 304   19.1         142      6.7
90分後 250    23.1         129      6.9
120分後 198    21.6         135      5.2

通常糖尿病食で糖質を52.5g摂取したときは、Aさんの血糖値の上昇はかなりです。

それに伴い、糖尿病で分泌能力はやや低下していますが、それなりにピークは4倍近くインスリンが分泌されています。しかし血糖コントロールはよくありません。

一方、糖質制限食で糖質8.75g(野菜分)なら、血糖値の上昇は極めて少なく、インスリンの分泌もピークで2倍です。


57才女性 2型糖尿病 Bさん     
 通常糖尿病食BS 通常糖尿病食IRI    糖質制限食BS 糖質制限食IRI

食前  108mg/dl   3.8μU/ml       113         4.1
30分後 148      35.2          115         10.1
60分後 189      58.5          116         11.7
90分後 142      55.1          108         10.6
120分後 126      24.9          107         13.5

Bさんの場合、1年間の糖質制限食実践で、糖尿病型から正常型に改善しています。通常糖尿病食で糖質を52.5g摂取したときは、血糖値の上昇はみられますが、インスリン追加分泌により、正常型で済んでいます。

ピークのインスリン分泌は基礎分泌の15倍と大量にでています。BさんはAさんに比しインスリン分泌能力がしっかり残存しています。

一方、糖質制限食で糖質8.75g(野菜分)なら、血糖値の上昇は極めて少なく、インスリンの分泌もピークで3倍です。

このように糖質摂取量により、インスリン追加分泌には、はっきり差があります。

また膵臓のβ細胞のダメージの程度により、同じ2型糖尿人でもインスリン分泌能力に差があります。ちなみに、脂質摂取ではインスリン分泌なしで、タンパク質摂取ではごく少量分泌されます。

インスリンは、人体で唯一血糖値を下げるホルモンで、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞でつくられ分泌されます。

24時間少量持続的に出ている基礎分泌のインスリンと、糖質を摂取して食後血糖値が上昇したときに、その10~30倍の量が出る追加分泌のインスリンがあります。

追加分泌のインスリンには、即分泌される第1相と少し遅れて出る第2相があります。

正常人は、血糖値が上昇し始めたら即インスリンが追加分泌されます。

この第1相反応は、もともとプールされていたインスリンが5~10分間分泌されて、糖質摂取時の急激な食後高血糖を防いでいます。

その後、膵臓のベータ細胞は、第2相反応と呼ばれる持続するインスリン分泌を行います。

これは、食事における糖質の残りをカバーしています。即ち、糖質を摂取している間は、第2相のインスリン分泌が持続します。

2型糖尿人は、通常、第1相反応が低下或いはなくなっていることが多いようです。従って、糖質摂取時に血糖値の急激な上昇(グルコーススパイク)が起きてしまいます。

また、第二相も低下していることが多いので、糖質を摂取する限り、一旦上昇した血糖値はなかなか下がってきません。

糖質制限食ならば、野菜分のごく少量の糖質だけなので、2型糖尿人においても、食後高血糖はほとんど生じません。追加分泌インスリンも、ごく少量ですみます。追加分泌インスリンが少量なら、勿論、低血糖も生じませんね。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
カロリーゼロの表示の意味
こんばんは。

今回は、jp さんから、カロリーゼロの表示の意味について、コメント・質問をいただきました。


「10/11/08 jp
No title
ゼロカロリーのゼリー(ゼリーdeゼロ)を食べて思ったのですが、原材料を見てみると果汁が入っているのに果汁何%みたいな表示がありませんでした。これは血糖値にも影響がないくらいの少量の果汁しか入っていないからなのでしょうか?果汁が入っているのにゼロカロリーだと言うのも不思議です。果汁表示について教えて下さい!!」


jp さん。

食品の表示のルールは、健康増進法により決められています。

エネルギー量に関する表示のルールは、

「ノンカロリー」、「カロリーゼロ」は100g(ml)当り5kcal未満

ということを意味しています。

「カロリーオフ」、「低カロリー」は100g当り40kcal未満 、飲料の場合は100mlあたり20kcal未満を意味します。

従いまして、本当にゼロカロリーということではありません。

例えば、「ゼリーdeゼロ」に果汁分のエネルギーが、4kcal含まれていても、カロリーゼロと表示していいわけです。

このように、カロリーゼロでも、実際にはごく少量のエネルギーがある場合が多いです。4kcalであれば、糖質1gに相当しますね。

まあ、大量に食べない限りは心配はいらないと思いますよ。

私もカロリーゼロのゼリー、時々食べてます。 (^^)


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食でインスリン離脱
こんばんは。

さえぴょんさんから、糖質制限食インスリン離脱という嬉しいコメントをいただきました。


「10/11/04 さえぴょん
初心者マークにご指導下さい。
江部先生、こんにちは。
はじめての投稿です。
不慣れなので、もしかして二重に投稿されてたら申し訳ありません。
HbA1c 5.8位を保ってきた糖尿人の主人が、今年10月の健診で空腹時230 HbA1c 10.4という恐ろしい数値になり、即入院。
入院と同時にインスリンを毎食前に打つ治療を受けていました。しかし数値は乱高下するばかりで、ちっとも数値が安定せず、家で待つ私はいてもたってもいられず、Netで先生のブログにたどり着き、はじめて血糖値をあげるのは糖質のみで、警戒しまくっていた肉や脂質ではないと知り、ええ~~つ、そんな~と驚きました。
だって、主人の病院の食事はごはん200gのどんぶり飯だったのです。
あまりなので、少しは減らしてもらったみたいですが…..主人は残すのは抵抗があるらしく完食するので、退院させるしかなく、ようやく18日目に結果が出ぬまま退院しました。
帰ってからは、先生のご本の『主食を抜けば…』やレシピ集をヒントに食事を作り、食前の血糖値を元に糖質量×3=血糖上昇分をのせて、食後血糖値を推察しつつ糖質制限を行うと….結果はスゴイです!
即座に血糖値は下がり、退院翌日からは病院から『絶対インスリン抜かないで下さいね。』
と念押されていたインスリンも止めてしまいました。
それでも、空腹時 85~102くらい 食後2時間も107~150くらいで保持されています。
病院では食後血糖値が始めは300越え、退院の日でさえ200越だったのですから、
ウソみたいな数字ですが本当です。これって自前のインスリンが働いてくれてるって事ですよね。
インスリンを打っていたら、よく主治医と相談してからやって下さいという、ご注意に背き、申し訳なかったのですが、独断でインシュリン中止して、糖質制限食につっこみました。糖質制限ドットコムでラカントSやふすまパンなどを買い、食後のウォーキングもかかさず、ようやく1週間ほどですが、今のところすこぶる順調に思われます。
私のやっている事はまちがっていませんか?このまま続けてよろしいですか?
主人の体調も問題なく、ご飯への未練くらいです。
お忙しいところ、本当に恐縮ですがご指導いただければ嬉しいです。」


さえぴょんさん。
本のご購入ありがとうございます。

『2010年10月の健診で空腹時230mg HbA1c 10.4%』

『11月、空腹時 85~102mgくらい 食後2時間も107~150mgくらい』


ご主人、素晴らしい改善ですね。 ヾ(^▽^)

糖質制限食でβ細胞が休養・回復して、自前のインスリンが働いてきた証拠です。

インスリンを中止されて、こんなにデータが良くなっているので、 とても上手に糖質制限食を実践しておられると思います。さえぴょんさん、よく勉強しておられますね。(^^)

これならHbA1cも、1ヶ月に1~2%くらい改善していくと思いますよ。

「入院と同時にインスリンを毎食前に打つ治療を受けていました。しかし数値は乱高下するばかりで、ちっとも数値が安定せず・・・」

糖質の量を計算せずにインスリンを打っても、血糖値のコントロールは不可能です。それどころか、血糖値の乱高下を起こして危険です。

1gの糖質が体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、牛サーロインステーキを200g(約1000キロカロリー)食べても糖質含有量は1gもないので食後血糖値は3mgも上昇しません。 (1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。)

カロリー計算をもとに、インスリンを注射することが、いかに危険なことなのかがよくわかりますよね。

インスリン注射を打っている糖尿人は、健康保険で血糖自己測定器、センサー、針が支給されますので、
自分で血糖測定をしながら糖質制限食導入が可能なので、低血糖のリスクは少なくてすみますね

インスリンを離脱できたらとても嬉しい限りですが、血糖自己測定器、センサー、針が自己負担(私費)となるのが玉に瑕ですね・・・。

さえぴょんさんのご指導のもと、ご主人このまま美味しく楽しく糖質制限食を続けられて問題はありませんよ。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖尿病腎症が糖質制限食で改善
こんにちは。

糖尿病腎症が、糖質制限食で改善した、けいさんから嬉しいコメントをいただきました。

「10/11/03 けい
有難うございます!
先生のアドバイスで安心しました。
本当に有難うございます。

スーパー糖質制限でがんばっていきます。

投稿ついでに糖質制限をしている他の方への参考になればと思い、いくつか経過報告&ご質問なのですが、半年以上前、スタンダードに切り替える前に一度スーパー糖質制限を実行してBUNが28位まであがったことがありました。尿中ケトンは2+、潜血2+、尿蛋白+(クレアチニンはすっと変わりません)
そのときはカロリー、蛋白量計算をしていなかったので蛋白量は200g位摂っていました。
(この頃は腎症も3期Aの時です)

それが現在は同じスーパーですが、蛋白量100~120g位に控えているのですが、先生のおっしゃっていた通り、BUNは17位に下がりました。尿中ケトンは-です。
これは蛋白量を減らしたからでしょうか?
それとも体が生理現象で上がっていたものを処理できるようになったのでしょうか?

ふしぎですね。

あとHDLコレステロールも41から徐々に上がっていき現在は98までいきました!
LDLは変わらず100~130です。
中性脂肪、総コレステロールは正常になりました。
有難うございます。」



けいさん。
コメントありがとうございます。
とても参考になります。

「これは蛋白量を減らしたからでしょうか? それとも体が生理現象で上がっていたものを処理できるようになったのでしょうか? 」

BUNが28→17mg/dlと基準値に戻ったのは、両者が関係していると思います。

糖質制限食で、少なくとも1.2g/kgまでは、タンパク質摂取してもOKのようですね。

HDLコレステロールが41→98mg/dl

これは、薬物療法ではあり得ないレベルの劇的な上昇です。良かったです。

「LDLは変わらず100~130です。 中性脂肪、総コレステロールは正常になりました。」

全て正常値になりましたね。

糖尿病腎症糖質制限食を実践しながら、タンパク尿陽性の「第3期A」→「第1期」、尿中微量アルブミンも正常になっておられます。

糖尿病腎症も、糖質制限食で改善することがあるという素晴らしい体験談です。
けいさん。ありがとうございます。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
『画期的な糖質制限食による糖尿病の食事指導』講師・灰本元先生
おはようございます。

私の友人の灰本元先生が、日総研出版主催の糖質制限食セミナーの講師をつとめられます。

灰本先生は、私と同様、西洋医かつ漢方医で、糖質制限食に関しても造詣が深い医師です。

糖質制限食の基礎・臨床とも、豊富で2002年から経験をたっぷり積んでおられます。

参加費は18,000円ですが、6時間近くみっちり勉強できると思います。

参加者の対象は、管理栄養士,医師,看護師,食品会社の開発担当さんなどになります。

一般の方も参加OKですが、より専門的に勉強したい方のほうがいいですね。


☆☆☆☆☆

以下主催の日総研出版の案内状です。

過去8年、750人の糖尿病制限食の検査データで実証

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『画期的な糖質制限食による糖尿病の食事指導』
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制限するのは糖質だけ! 交換表不要! カロリー・脂質制限なしで糖尿病はよく
なる!


糖質は血糖値を上げるが、脂質や蛋白質は上げないというエビデンス。
1960年代のイヌイットの食事では脂質と蛋白質中心(アザラシの肉)で糖尿病罹患
率は1万人に1人、一方、現代日本人は10人に1人というエビデンス。

これらのエビデンスから、高糖質低脂肪の糖尿病食はむしろ糖尿病を悪化させている
という発想で8年前に糖質制限食をスタート。

この画期的な食事療法は糖尿病患者のHbA1cやBMIだけでなく、血清中性脂肪、HDL、
LDLも驚くほど改善することが明らかとなりました。

その最大の特徴は、カロリー計算不要、脂質、蛋白質、蒸留酒を制限しないので、
従来の食事療法より簡単でストレスが少なく、中年から高齢者まで幅広く受け入れら
れることです。

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【講師】
灰本クリニック 院長 灰本 元氏
        管理栄養士 篠壁多恵氏

【灰本氏】 
名古屋大学卒業。関東逓信病院、名古屋大学大学院、愛知県がんセンター研究所、
中頭病院を経て、1991年に開業。2002年から糖質制限食による食事療法を始め、
8年間で延べ750人の2型糖尿病患者に、糖質を総カロリーの30~45%の食事療
法を行った。これらの研究成果は、Nutrition&Metabolism誌などでも発表されて
いる。
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【名古屋】10年11月21日(日) 10:00~16:00 日総研ビル
【東 京】10年11月28日(日) 10:00~16:00 内神田サニービル
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【受講料】18,000円(税込)(昼食代は含まれません。昼食は各自でお持ちください。)
※日総研の会員制・定期刊行物の年きめ購読者は3,000円off。
※参加いただくには事前のお申し込みが必要です。※最少催行人数15人
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1日1~3食の糖質だけ制限、カロリー、蛋白質、脂質、蒸留酒は制限なし!
食事のストレスがなく、分かりやすい!HbA1c、BMIも驚くほど改善!

【プログラム】
1.糖尿病のおさらい
 糖尿病の臨床疫学、診断と治療
2.糖質制限食の基礎(low-carbohydrate diet:LCD)
 1)「糖質制限食vsカロリー制限食」負荷試験(当院)
 2)糖質制限食に肯定的な研究論文
 3)常識の大転換
 4)世界的なLCDの潮流
3.LCDによる糖尿病治療(当院)
 1)LCDは簡単! 外来でOK
 2)重症糖尿病(HbA1c9%以上)への短期介入試験
 3)中等度糖尿病(HbA1c7%台)の2年間のコントロール研究
  ●LCDとカロリー制限食のSU剤、HbA1c、BMIの変化
 4)LCDの問題点
4.LCDの最近の研究(当院)
  内臓脂肪(CT)、皮下脂肪、
  尿中アルブミン、eGFR ほか
5.糖質制限食(LCD)の栄養指導
 1)LCDの導入スケジュール
 2)栄養指導のポイント
 3)LCDの「落とし穴」
 4)糖質制限サポート情報
 5)自己血糖測定器利用で理解を深める
 6)LCD介入前後の摂取栄養素変化
6.症例から学ぶLCDの実際と課題
 1)LCDがうまくいく例、困難な例
 2)HbA1c、薬、体重の変化
 3)LCDとインスリンの併用治療
  ~糖質制限+超即効型・持効型インスリン
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[主催・申し込み]
日総研出版〒451-0051 名古屋市西区則武新町3-7-15 日総研ビル
電話0120-054977 fax0120-052-690
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
週刊現代に糖質制限食の記事・桐山秀樹さん
こんばんは。

週刊現代2010年11月13日号に、糖質制限食の記事が載りました。

ノンフィクション作家の桐山秀樹さんが、「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を読まれて、糖質制限食を実践され、糖尿病と肥満が改善したという体験談です。

「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」という書名も記事に出していただきました。

過日、京都の高雄病院まで取材に来られました。

2010年5月、発症時は

空腹時血糖値215mg
HbA1c9.4%

3ヶ月後には15kg減量に成功し、血糖値も改善。

5ヶ月後の10月の検査では

空腹時血糖値123mg/dl と境界型レベルまで改善。
HbA1cは5.2% と正常化。

体重も標準体型に改善です。

肥満→標準 の写真も載っています。

週刊現代、なかなかの影響力で記事のあとアマゾンで「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」が、
糖尿病コーナーで3位→1位に返り咲きました。

嬉しい限りです。

桐山秀樹さん、ありがとうございました。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペイン産エクストラバージンオリーブオイル
スペイン産エクストラバージンオリーブオイル

お早うございます。

昨晩、NHKの 地球イチバン「地球イチバンのオリーブ天国~スペイン~」という番組で、スペイン産のオリーブオイルのお話をしていました。

スペインのオリーブオイル生産量は、世界のおよそ40%を締めるであるとか、、バージンオイルとエクストラ・バージンの違いについてなど解説していました。

これまで何度か紹介した、あらてつさんの糖質制限ドットコムで販売している、スペイン直輸入のモリドルエクストラバージンオリーブオイル、大変好評で昨年入荷分は早々に売り切れたとのことです。

そのモリドルから、今の時期限定の 初搾りエクストラバージンオリーブオイル が入荷したとのこと。

初摘・初搾りのオリーブオイルは、一年を通して、今だけしか出てこない貴重なオリーブオイルだそうです。

番組でもありましたが、オリーブオイル業界、聞くところによるといろいろと複雑で、「エクストラヴァージンオリーブオイル」といいながら、そうでないものがかなりの割合で流通しているそうです。

ですがこのモリドルオリーブオイルは、あらてつさんが直接工場まで行って「冷温圧搾・無濾過・無添加・混ざりっけ無しのエクストラヴァージンオリーブオイル」であることを確認してきました。

あらてつさん、知っている人は知っている「かなりうるさい男」ですので、工場を隅から隅まで調べて現地の人たちにおもいっきり嫌がられてきたことは、想像に難くありません。

スペインでも「うるさいぶり」を遺憾なく発揮してきたあらてつさん太鼓判のモリドルオリーブオイル、私もこのブログをご覧の糖尿人、メタボ人、ダイエッターの皆さんにお勧め致します。

以下、あらてつさんからのご案内です。

そうそう、最後にご紹介しているオリーブオイル試食会、キャンセルが出たとのことで、若干名空きができました。

私も参加するので皆さん、是非どうぞ。


江部康二





Primera extracción en frío(初搾りエクストラバージンオリーブオイル)発売開始!

オリーブオイル百年の伝統のあるシウラナ地方(スペイン北東部、カタルーニャ地方)から、初摘、初搾りのオリーブオイルが入荷しました。

年に一回、この時期だけしか販売されない大変貴重なオリーブオイルです。

Primera extracción en frío オリーブオイルは、収穫したてのオリーブを風味が損なわれないように冷温圧搾し、濾過せずそのまま瓶詰します。

なので一般的なオリーブオイルよりも色合いが濃く、オリーブ本来の香りや味わいをストレートにお楽しみいただけます。

一年を通して、今だけしか出てこない貴重なオリーブオイルです。

通常のオリーブオイルにない濃厚な味と香りをお楽しみ頂けます。

モリドル社のパトリシアさんからのメッセージを紹介します。



モリ・ドルのエクストラバージン・オリーブオイル


モリ・ドルは、私たちの地域の人々や農作業員が、黄金の液体とも呼ばれるエクストラバージン・オリーブオイルを抽出するために、一年を通じてその大地に施してきた入念な作業と手入れの結晶です。

オイル百年の伝統のあるシウラナ地方(スペイン北東部、カタルーニャ地方)では、最高のシェフや料理批評家から最も高い評価を受けている、アルベキナ種と言うオリーブオイル生産用の品種のみを使用しています。

モリ・ドルのオリーブは、木から直接採取し、フライス(オリーブを碾く作業)は、果実の自然な特性を保持するため、冷温で行われます。その優れた特性と官能特性をそのまま維持するために、モリ・ドルは、フィルタリングされていないエクストラバージン・オリーブオイルとなっています。

この製法によって密度、香り、ボディが保たれている、という、極めて例外的ともいえる評価を受けています。瓶の底に堆積物が沈降することがありますが、健康上全く無害であり、自然由来のものであることの証拠でもあります。

つまり、これは100%純粋な天然オリーブ果汁なのです。

オリーブオイルには、多くの種類と品種があります。しかしその中でも、酸性度を1°未満に保持したものだけが、エクストラバージンと呼ばれる最高ランクのカテゴリとして(EEC規則1513/2001による)最も高い評価を得ることができます。私たちは、モリ·ドルが酸性度を0.3°に抑えてこのカテゴリに入っていることを、誇りに思っています。

オリーブそのものの持つ天然成分によって、このオイルが、抗酸化成分やポリフェノール性化合物を豊富に含んでいるため、酸化を抑えたり、体の諸器官に非常に有益な効果をもたらしたりするということも、忘れてはいけません。

その複雑な香りと味わいは、料理のうま味を引き立たせることができます。フルーティーかつ丸みのある味わいがあり、収斂性が低く、バナナ、イチゴ、リンゴ、クルミ、アーモンドやアーティチョークの熟したような非常にバランスのとれた香りがします。トマトを思わせる懐かしい趣を鼻腔に感じます。そして、非常に表現力のある、すっきりとしたナッツのような後味がします。

料理に使えば、味に力を与え、個性を引き立たせます。生鮮食品(パン、サラダ、野菜など)に使用すれば、より一層の官能特性を感じることができます。オイルを加熱して使用する際も、食品がカリっとした状態で形よく保持し、オイルに含まれている脂肪酸と抗酸化物質が食品に回って安定し、ボリュームが増すことから、高温にもよく対応すると言えます。

これらすべての特性のおかげで、モリ・ドルは、最高レベルのエクストラバージン・オリーブオイルであると同時に、健康的でよく知られている地中海料理を作る際に欠かせない食品の一つとして、認められるようになりました。


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数量・期間限定のモリドル初搾りエクストラバージンオリーブオイル

是非皆さんもお試しください。

詳細・ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓
モリドル 初摘み・初搾りオリーブオイル
http://www.toushitsuseigen.com/shop/etc_oliveoil.html



糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム

糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」11月28日
こんばんは

今から友人が出演する京都宝ヶ池のライブハウス、ホンキートンクにでかけます。

さて今回は、2010年11月28日(日)京都ロイヤルホテルで開催する

「糖質制限食フルコースディナー&ライブ+ちょっぴり講演」

のお知らせです。

私がちょっぴりお話しし、糖質制限なディナーを楽しみながら、私がボーカルを勤めるバンド、ターニングポイントのライブで盛り上がろうという、盛りだくさんの企画です。(⌒o⌒)v

今回は、京都高雄倶楽部(糖質制限ドットコム)の兄弟会社恵比寿屋西陣さんによる企画です。

10000円の糖質制限食フルコースと、照明、アンプ、マイク、スピーカー、ピアノ、PA機器・・・
バンド関係も結構な費用です。

それやこれやで、今回の企画は赤字確実だそうですが、恵比寿屋西陣の開店披露を兼ねて、大盤振る舞い&鼻血覚悟の大出血サービスなのだそうです。ヾ(^▽^)

是非、皆さんのご参加をお待ちしております。

以下は、主催の恵比寿屋西陣さんからのメッセージです。

☆☆☆☆☆

ドクター江部ブログの読者の皆様へ

この度、私ども(株)恵比寿屋西陣では、糖質制限食のフルコースディナー&ドクター江部ライブショーを開催致します。

厳選された糖質制限食材に腕をふるい、華麗な料理を生み出すのは、シドニーやロンドンの有名店で総料理長を歴任してきた京都ロイヤルホテル&スパの長峯総料理長。一流ホテルによる糖質制限フルコースは日本初の試みです。

糖質制限食をさらにおいしくするドクター江部の軽妙洒脱な講演に続き、ドクター率いるバンド、「ターニングポイント」の生演奏を聴きながら、豪華なディナーをお楽しみ下さい。

ドクター江部ファンの皆様のみならず、糖質制限ダイエットに興味がある方、本当に健康によい新たな料理の可能性に関心を持つ皆様など、多くの方々にご参加いただけますと幸いです。

■会場 京都ロイヤルホテル&スパ 京都市中京区河原町三条上ル
      http://www.ishinhotels.com/kyoto-royal/jp/index.html
■日時 2010年11月28日(日) 18:30-21:00(開場18時)
■定員 100名
■参加費用 \12,000(税・サービス料込)
■プログラム
18:00 開場
18:30-19:00 講演 江部康二
19:00-21:00 ディナー(糖質制限フルコース)
19:40-20:10 バンド ターニングポイント 演奏 (Vo. 江部康二)

■主催 (株)恵比寿屋西陣 京都市上京区伊佐町196 
■ご予約・お問い合わせ
  下記リンク先のフォームよりお願い致します。
  折り返し、こちらからメールにてご連絡致します。
  なお、電話によるお問い合わせには対応致しかねます。
  京都ロイヤルホテル&スパへのお問い合わせはご遠慮下さい。

お申し込みフォーム

https://ssl.form-mailer.jp/fms/47c426e6126495


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
タンパク質制限食が糖尿病腎症の進展予防に無効
こんにちは。

「タンパク質制限食が糖尿病腎症の進展予防に無効」

という下記論文をPDFファイルでいただいたのですが、ネットで調べても、公開情報を発見できませんでした。

Diabetologia, 52 : 2037-2045, 2009

Long-term effect of modifying dietary protein intake on the progression of diabetic nephropathy:a randomised controlled trial

Koya D, Haneda M, Inomata S, Suzuki Y, Suzuki D, Makino H, Shikata K, Murakami Y, Tomino Y, Yamada K, Araki SI, Kashiwagi A, Kikkawa R on behalf of the Low Protein Diet Study Group


仕方ないので、要約を記事にすることとしました。

【要約】

『<目的/仮説>
現在、糖尿病腎症を合併している2型糖尿病患者には、低タンパク食が推奨されているが、エビデンスは不十分である。我々は、低タンパク食が糖尿病腎症の進展を予防できるかどうか評価した。

<方法>
本研究は多施設における、明らかな腎症を有す112名の日本人の2型糖尿病の糖尿病腎症の進展予防に関して、無作為化に対照群を置いた比較試験である。
日本で1997年1月から2006年4月まで、行われた。
参加者は中央コンピュータースケジュールにより無作為に、低タンパク食(0.8g/kg/日)か標準タンパク食(1.2g/kg/日)に割り振られて、5年間追跡した。
参加者と調査者は役割を知っていて、ブラインドではなかった。
GFRとクレアチニンクリアランスの年次変化とクレアチニンが倍になった発生数と倍になった期間を検討した。

<結果>
低タンパク食グループは47/56、84%が完結した。
標準タンパク食グループは41/56、73%が完結した。
低タンパク食グループと標準タンパク食グループにおいてGFR、クレアチニンクリアランスに有意差はなかった。
低タンパク食グループは16名(34.0%)が、クレアチニンが倍に増加した。
標準タンパク食グループは15名(36.6%)が、クレアチニンが倍に増加した。
これも両者に有意差はなかった。
クレアチニンが倍に増加する期間も、両者に有意差はなかった。
尿中微量アルブミンと蛋白尿に関しても、両者に有意差はなかった。』


結局低タンパク食(0.8g/kg/日)を実践しても、標準タンパク食(1.2g/kg/日)グループと同様の結果で、腎障害進展を予防する効果は見られませんでした。

ともあれ、糖質制限食は相対的に高タンパク食になりますが、1.2g/kg/日の蛋白質までは、糖尿病腎症や軽度腎不全があってもいけそうですね。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
バーボンウィスキーと糖質とホワイトオーク
おはようございます。

家の中で15度ですから、充分寒い京都です。

さて今回は、モカさんから「バーボンは糖質が多い?」という質問をいただきました。

「10/11/02 モカ
バーボンは糖質が多い?
江部先生こんにちは。

先日ライブでバーボンをたくさん飲んだのですが、その後バーボンには糖質が含まれていることを知りました。

「山の南の斜面に生えていたホワイトオークは糖質が多く、樽にしたときにその糖質がバーボンに深いコクと甘味を与えるのです」

なのだそうです。

http://www.tamagoya.ne.jp/famirest/u017.htm

驚きました。」


モカさん。

バーボンウイスキーは、アメリカンウイスキーの中の一種です。

主原料がコーン50%以上のものを、バーボンウィスキーと言います。

ウィスキーは蒸留酒なので、糖質・脂質・タンパク質含有量はゼロです。

五訂日本食品標準成分表でも、ウィスキーとだけのっています。スコッチもアイリッシュもバーボンも載っていません。

蒸留によって取り出された無色透明のウィスキーの原液に、ホワイトオーク(楢 なら)の樽(たる)の複雑で多彩な芳香成分がついても、バーボンの糖質はゼロと思いますよ。

楢(なら)は樫(かし)に比べたら柔らかい木で、極少量の空気(酸素)を通過させます。酸素によるウィスキー原液や楢の成分の酸化によって出来る微量成分で、微妙な味わいが生まれるようです。ワインにおいても楢樽で熟成すれば、同様のプロセスがあります。

植物細胞の主成分はセルロースです。☆☆☆
セルロースは炭水化物(多糖類)ですが、水にもアルコールにも溶けません。

黒糖焼酎も、甘いテイストでまろやかで美味しいけれど、蒸留酒なので糖質ゼロですから・・・

ちなみに玄米茶も麦茶も糖質ゼロ、カロリーゼロですね。


江部康二


☆☆☆
セルロース(ウィキペディア)

セルロース (cellulose) とは、分子式 (C6H10O5)n で表される炭水化物(多糖類)である。植物細胞の細胞壁および繊維の主成分で、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物である。繊維素とも呼ばれる。自然状態においてはヘミセルロースやリグニンと結合して存在するが、綿はそのほとんどがセルロースである。

セルロースは多数のβ-グルコース分子がグリコシド結合により直鎖状に重合した天然高分子である。構成単位であるグルコースとは異なる性質を示す。いわゆるベータグルカンの一種。

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機能性低血糖改善、そして腎不全と糖質制限食
こんにちは。

本日は朝から、朝日カルチャーセンター芦屋で

『やせる食べ方 ~ 美食で満腹ダイエット~』

と題して、糖質制限食のお話しをしてきました。

40名の教室は満員でした。

パワーポイント・スライドと配付資料で、わかりやすくを心がけてお話ししました。
質疑応答も活発で、盛り上がった講演会となりました。 (^^)

さて今回は、kika さんから、機能性低血糖症のこと、そして腎不全と糖質制限食について、コメント・質問を頂きました。

「10/11/02 kika
クレアチニンについて
低血糖症でスーパー糖質制限食を実施し1年経ち すこぶる体調よく過ごしております。
同居家族も最近ちょこっと糖質制限をしております。父親がクレアチニン値が1.3なのですが糖質制限食は無理でしょうか?」


kikaさん。

機能性低血糖改善、良かったですね。 (^_^)

父上、クレアチニン1.3mg/dl・・・
微妙なところです。 (∵)?

2009年、「蛋白制限食が腎症の進展に無効」というRCT試験が、日本の研究で報告されました。

従来の常識を根底から覆す結論です。

私達糖質制限食推進の立場においては、大変嬉しい論文です。

この論文に関しては、11月3日のブログ記事にしたいと思っています。

お父上、糖尿病を患っておられるなら、血糖コントロールが血清クレアチニンの増加を防ぐには一番大事なことです。

結局

「糖質制限食を実践し血糖コントロール良好になることによる腎機能改善効果」



「高タンパク食によるクレアチニン増加のリスク」

を、天秤にかけることになります。

しかし、このようなことに関して、明確な指針となる論文はこの世に存在しません。

一方で、従来の定説を覆す「蛋白制限食が糖尿病腎症の進展に無効」という上述の報告もあります。

普通の量のタンパク質摂取のグループ(1.2g/kg)と厳しいタンパク質制限のグループ(0.8g/kg)と、腎機能の経時変化において、差は認められなかったという結論です。

従いまして、何の保証もできなくて申し訳ないのですが、お父上1.2g/kgまでのタンパク質は摂取OKとして、糖質制限食で、血糖コントロール良好を目指すのが一つの選択肢かと思います。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
乳幼児と糖質制限食
こんばんは。

乳幼児と糖質制限食について、やんばるのままさんから、コメント・質問をいただきました。

「10/11/01 やんばるのまま

こんにちは。糖質制限食をチャレンジしてみたいのですが、我が家には4歳と9ヶ月(離乳食)のチピがおります。乳幼児でも糖質制限は可能でしょうか?特に9ヶ月のちびちゃんは大人と同じものを食べたいようです。腎臓に負担はかかりませんか?」


やんばるのままさん。
大丈夫です。腎臓に負担はかかりません。ヾ(^▽^)

農耕が始まる前の人類は、狩猟・採集生活が生業ですので、糖質制限食です。

すなわち、我々のご先祖様は、約400万年間、糖質制限食を実践し、妊娠・出産・子育てをしながら、突然変異を繰り返し、進化を遂げてきたわけです。

従って、我々の身体の、消化・吸収・生理・栄養・代謝システムは、糖質制限食に適応するように進化しています。

逆に現在の糖質に総摂取カロリーの60%を依存するような食生活のほうが、人体に大きな負担をかけています。 (*_*)

『ヒューマン・ニュートリション 基礎・食事・臨床 第10版 2004年』
JS Garrow
WPT james
A Ralph 編
日本語版監修 細谷憲政

上記は、英国の最も権威ある栄養学の本で、920ぺージに及ぶ大著です。
2万円くらいしましたが、奮発して買いました。(´_`?)

この本の75ページに

『現代の食事では、・・・・・デンプンや遊離糖に由来する「利用されやすいグルコース」を大量に摂取するようになっている。このような食事内容は血漿グルコースおよびインスリン値の定期的な上昇をもたらし、糖尿病、冠状動脈疾患、がん、老化等、多くの点で健康に有害であることが強く指摘されている。

農業の発明以来、ヒトは穀物をベースとした食物を摂取するようになったが、進化に要する時間の尺度は長く、ヒトの消化管はまだ穀物ベースの食物に適応していない。ましてや高度に加工された現代の食物に対して、到底適応しきれてないのである。』

と、私達糖質制限食推進派と同様の見解が、明確に記載されています。

やんばるのままさん、老若男女全てにおいて、人類の本来の食生活は糖質制限食ですので、安全性は確立しています。


なお、血液検査で血清クレアチニン値が高値で、既に腎障害がある場合には、糖質制限食は相対的に高タンパク食になるので、現時点では注意が必要です。

一方、腎機能が正常の人が、高タンパク食を摂取して、腎機能が悪化するという報告は未だかつてありませんので、ご安心下さい。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
<とことん語る糖質制限食~『満腹ダイエット』で今日から健常人>ご報告
おはようございます。

昨日、東京、なかのサンプラザで開催された、NPO糖質制限食ネット・リボーン講演会

<とことん語る糖質制限食~『満腹ダイエット』で今日から健常人>

大盛況でした。質疑応答もたくさんありました。

医師、栄養士をはじめ、患者さん、マスコミ関係者など110名を超える参加者で、補助椅子の助けも借りました。

糖質制限食の広がりに勢いと手応えを感じています。ヾ(^▽^)

今回は、参加費を前もってお支払いいただいていたので、110名を超える参加者がありましたが、受付はとてもスムースで滞りは全くありませんでした。

サラヤ
恵比寿屋西陣 
モンルパ 
賛健舎

の4社から、サンプルや商品をご提供いただき、参加者に配付しました。
この場を借りて御礼申し上げます。

参加された方々、お味や商品への感想は如何でしたか?

私も帰京してから、ご提供いただいた糖質制限食OK食品を糖質ゼロ発泡酒を飲みながら美味しく楽しく賞味いたしましたよ。(^^)

ゲストの、ダンチュウ編集長、町田成一さんにも糖質制限食減量体験談を語っていただき、場を盛り上げていただきました。

町田編集長、ありがとうございました。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット