糖質制限食特別講演会in名古屋

こんばんは。

名古屋及び東海・中部地方の皆さん、お待たせしました。糖質制限食講演会in名古屋の詳細が決定しましたので、お知らせします。

今回は、私江部康二と漢方仲間の灰本元先生と二人で糖質制限食のお話をします。

灰本先生は春日井市で灰本クリニックを開業しておられ、、糖質制限食による糖尿病治療も2003年から300人以上の患者さんに実践されて、大きな成果をあげておられます。これらの成果を示した灰本先生の英文の論文が、欧米の医学雑誌に掲載されたのはとても素晴らしいことで、私も自分のことのように嬉しく思っています。

灰本先生は、上記以外にも漢方医としても高名ですし、高血圧とくに仮面高血圧、肥満、脂質異常症の治療、アトピー性皮膚炎、心身症のカウンセリング治療、胃大腸内視鏡やCTによる早期癌診断、などに精力的に取り組んでおられます。

灰本先生からは、臨床に即した実践的な糖質制限食のお話が伺えると思いますので、私も楽しみにしています。

名古屋及び東海・中部地方の糖尿人・メタボ人の皆さん、是非、奮ってご参加くださいね。
今回の名古屋講演会、会場が公的な場所なので、毎回好評の糖質制限食の食材販売がありませんが、その分内容は、二人分で充実していますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

江部康二


糖質制限食特別講演会in名古屋

『糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満が劇的に改善する食事療法、
糖質制限食』

日時 2008年5月18日(日)

受付 14:00〜 会場 14:30〜

定員 150名(先着順)※定員になり次第締め切らせていただきます

参加費 1000円(当日受付)

会場 愛知県産業貿易館 本館 5F 特別会議室
   〒4066-0002 名古屋市中区丸の内三丁目1番6号
   電話(代表) 052-231-6351

特別講師 灰本クリニック 灰本 元 先生

講演時間 14:30〜 「食事で治す糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満」
              江部康二先生(高雄病院 理事長)

       15:30〜 休憩

       15:45〜 「特別講演 調査研究からみた糖質制限食の効果」
              灰本 元先生(灰本クリニック院長)

       16:45  講演終了

お電話・FAX・メールにてお申し込み頂けます。

お電話でのお申し込み
075−873−2170

FAXでのお申し込み
075−873−2270

E-mailでのお申し込み
takaoclub@ktk−kyoto.jp

お問い合わせは、

京都高雄倶楽部
TEL 075−873−2170
FAX 075−871−6865
E-mail takaoclub@ktk−kyoto.jp
営業時間は8:45から17:00(くらい)
お休みは土・日・祝です。

お電話頂いた場合、席をはずしていることもあるので、留守電に連絡先を入れておいてください。
後ほど掛け直させていただきます。

テーマ: 糖質制限食 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 22:23 |  講演会 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

糖質制限食とコレステロール

こんにちは。
土、日と東京へ行ってましたのでいろいろ仕事が立て込んでいて、本日はテニスを断念しました。(*_*)

さて今回は切り口を少し変えて久しぶりにコレステロールのお話です。

過去の常識として、日本でも欧米でも脂質異常症(高脂血症)、心臓病、糖尿病、肥満・メタボリックシンドローム、ガンなどの元凶として、脂質が犯人とされてきました。

ところが、米国の大規模介入試験において脂質熱量比率20%で強力に指導したグループは、対照群に比較して意外なことに心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げないことが米国医師会雑誌2006年2月8日号で報告されました。総コレステロール値に関しても、両群に優位な差はありませんでした。

この研究は、5万人弱の閉経女性を対象に対照群を置き、平均8年間にわたって追跡した大がかりなもので、所謂EBM(科学的根拠に基づいた医療)的にはトップランクに位置する権威あるものです。
権威ある研究により、従来の常識が根底から覆ったわけですね。

そもそもコレステロールは人体の細胞膜の成分となったり、ステロイドホルモンの原料となるなど、生命活動の根幹となる大切な役割を果たしています。そんな大事なコレステロールを、食事のみに依存していたら大変なことになります。

農耕以前の人類において、獲物が捕れずに水だけで数日〜数週間過ごすことは日常的にあったと考えられます。ですから人体は、体内(主として肝臓)でコレステロールを毎日つくっているのです。生体にとって不可欠な物質だからこそ、このような仕組みになっているものと考えられます。体内で作られるコレステロールの原料は、脂質、糖質、たんぱく質の三大栄養素です

通常、食事から摂るコレステロール量は1日約0.3〜0.5gで、体内で合成される1日約1〜1.5gの約3分の1にすぎません。

では、肝臓でせっせとコレステロールを作っているのに、さらにコレステロールを多く含む食品を摂取したら、血液中のコレステロールはどんどん増えていくのでしょうか?

幸い、人体には恒常性を保つ仕組み(ホメオスタシス)があり、食物中のコレステロールが体内に取り込まれると、肝臓でのコレステロールの生産が抑えられ一定の血中濃度になるように調節されるのです。

「脂肪を制限しても普通にとっても、総コレステロール値への影響はない。」という上述の米国医師会雑誌の報告は、人体のホメオスタシスの証明のようなものですね。


さて、糖質制限食を実践すると、相対的に高タンパク・高脂肪食となります。そしてデータ的には、血糖値の改善(低下)、中性脂肪の改善(低下)、HDLコレステロールの増加が確認されています。
LDLコレステロールに関しては、個人差があり一定しませんが、私の場合は1〜2割減少しました。


<江部康二のコレステロール値の推移> 2002年6月から 糖質制限食開始
1999.2.5  TC:210、HDL−C:69.7、LDL−C:123
2008.4.23 TC:229、HDL−C:104.6、LDL−C:109


家族制高コレステロール血症の患者さん以外では、糖質制限食を実践中でスタチン剤(コレステロールを下げる薬)を内服している患者さんはほとんんどおられません。糖尿人、メタボ人そして脂質異常症の方々も、安心して糖質制限食を実践していただきたいと思います。(^_^)

江部康二

テーマ: 糖質制限食 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 15:16 |  コレステロール |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

ドクター江部

Author:ドクター江部
江部康二です。京都の高雄病院で勤務しています。漢方やアトピー治療でご存知の方もおられるかと思いますが、最近、自分が糖尿病だということが発覚し、糖尿病の新しい食事療法『糖質制限食』に力を入れてます。これからも宜しくお願いしますね。

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