アルコールと肝の糖新生について
おはようございます。

月曜日の朝は、高雄病院京都駅前診療所(075-352-5050)にて外来です。
おかげさまで、順調に患者さんが増えていて喜んでいます。 (^_^)
ブログを書き終えたら出勤です。

さて今回は堤さんから、アルコールと糖新生についてコメント・質問をいただきました。

『江部先生始めまして、埼玉在住の堤と申します。
毎日欠かさずブログ拝見させて頂いてます。
先生のブログと”主食を抜けば糖尿病は良くなる”を拝見して目から鱗です。
日本の医療はなぜ糖尿治療に糖質制限を前押ししないのか疑問です。臨床学的、栄養学的もろもろ裏付けが出来ていないのか?
糖質制限を実施し2ヶ月になります。
HbA1c8.1(最悪)から現在6.7になりました先生のブログと本のおかげです。まだまだ良くなりそうです。
アルコールと糖新生についてについて教えて頂ければ幸いです。
アルコールは夜間の糖新生を抑える働きがあるとの旨ブログを拝見致しましたが、夜間肝臓が本来糖新生の働きをするにも関わらずアルコールの処理に追われ糖新生が出来ないと解釈してますが。。。。。
私も先生と同じく音楽好きで若い頃より 音楽をやっており(ドラムです。) 自宅にはプライベートの練習スタジオまで作ってしまいました。 毎週末には近所のスナック?でドラムを叩き歌って自己満足しております。
遊びに行った翌朝の早朝血糖値は60mg/dlから80mg/dl位で先生が言われるアルコールによる夜間の糖新生を減らす作用?が確認できます。やはりアルコールは糖新生を抑制する作用が本当にあるのでしょうか。
病状の経緯ですが、2年程前に高血糖600mg/dlで4週間入院しノボラピット30ミックスで1年間治療し現在グリミクロンHA20mgを朝夜食後1錠処方されていますが血糖値を見ながら服用しております。(なんせ膵臓に、これ以上無理はさせたくありませんので。)また発病前は80Kgあった体重も糖尿病発病により50Kgまで下がりましたが現在は60kg(身長170です。)で安定しておりスリムになったついでに筋トレを始めプチムキになってきました。
何か皮肉ですね。堤
2008/03/25(火) 13:36:49 | URL | 堤』


堤さん。コメント・質問ありがとうございます。本のご購入、ブログも毎日見ていただいてありがとうございます。

そして 糖質制限食実践により、HbA1c8.1%から現在6.7%と改善、おめでとうございます。(^o^)v

ドラムを叩き歌っておられるそうですが、結構筋肉が収縮して糖輸送体(Glut4)が細胞表面にあがってきて血糖を取り込んでくれそうですね。

アルコールと糖新生ですが、堤さんの解釈でよいと思います。

糖尿病専門医ガイドブック改定第3版」の77ページに、「アルコールは肝の糖新生を抑制する」との記載がありますが、これは正確には結果として抑制するということです。

つまりアルコールは、毒物とみなされて優先的に肝臓で分解されますが、その間同じ補酵素を使う糖新生がブロックされてしまうというわけです。
 
従いまして、一定量以上のアルコール(糖質を含んでいないもの)を摂取すれば、肝臓の夜間糖新生はブロックされ、翌朝の早朝空腹時血糖値は下がる可能性が高いです。

しかし肝臓への負担を考えれば、別の問題ありですね。

江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
カロリー信仰のお医者さんと糖質制限食
こんにちは。
まだまだ朝夕は寒い京都です。寒さにめげす、夜は宴会にでかけます。

さてあやこさんから、再びコメント・質問をいただきました。

『ありがとう
今日は糖尿の受診日でした。ヘモは6.3%でした。
主治医に炭水化物の量を控えてると言うと、「ご飯じゃなくて、おかずの方がカロリーあるんだよ。昔は穀物主食で糖尿なんか無かったんだから、」と言われ、江部先生の教えてくださった事は言い返さずに、糖質ゼロの発泡酒なら飲んでもいいでしょう?と質問しましたら、「お酒はカロリーあるけど、栄養ないんだから、糖質無くても駄目だよ」と言われ、ああやっぱりカロリー計算しか駄目なのかと、諦めて帰って来ました。
病院へは、検査の為に通院しますが、主治医には悪いのですが、私は糖質制限食でいきます!あまり優等生ではないですが・・・。
あと主治医は飲み薬ではなくて、インシュリンを薦めるんですがなんででしょうかね!

2008/03/25(火) 23:59:31 | URL | あやこ』


あやこさん。

HbA1c6.3%、おめでとうございます。 y(o^-^o)y
コントロール良好群に復活ですね。

「ご飯じゃなくて、おかずの方がカロリーあるんだよ。昔は穀物主食で糖尿なんか無かったんだから」

概ね主治医殿の仰るとおりなのですが、昔は、運動量が現代人の10倍あったことはお忘れなく。糖質をしっかり摂取しても運動量豊富だった時代は、確かに糖尿病は少なかったですね。

まあ、主治医と戦っても仕方ありませんので、聞き流せばいいですかね。しかし、見事なまでにカロリー制限信仰のお医者さんなのですね。

2008年1月の米国糖尿病協会(ADA)の栄養勧告で

「炭水化物をモニタリングすることは、炭水化物計算にしろ、炭水化物交換にしろ、経験に基づく評価にしろ、血糖コントロールを達成するための鍵となる戦略である。」
と、炭水化物(糖質)を日常的に継続的に点検することを、強く推奨しています。

これは血糖値を急峻に上昇させるのは糖質だけである」という生理学的な事実をきっちり認識していることが背景あります。

このように、米国では炭水化物をチェックすることが、血糖コントロールの鍵とまで強調しているのに、
日本糖尿病学会のガイドラインでは、最新版でも糖質のモニタリング(日常的・継続的な点検)に関して一切記載がないのは誠に遺憾ですし、ここまでくると不思議ですね。ノ・ω・ノ″

さて、ご質問の件ですが、最近の糖尿病治療の流れとして、内服薬で引っ張ってコントロール不良で、膵臓のβ細胞にダメージを与えるより、初期からインスリンを使用して、β細胞を守るという方向になりつつあります。

この基本的な考え方には、私も賛成です。でも糖質制限食ならインスリンを使用しなくてもβ細胞を守ることができますから、あやこさんには勿論こちらが推奨です。

初期からのインスリン治療に関しては、」糖尿病勉強会(2007.11.9ブログ)米国医師の語る糖尿病 (2007.11.10ブログ)をご参照ください。

江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
妊娠と糖質制限食とケトン体
こんばんは。春なお寒い京都の夜です。

さて今回は、あきさんから、妊娠と 糖質制限食ケトン体について質問・コメントいただきました。

ケトン体でご相談
先生こんばんは

去年の8月、空腹時200超 HbA1c8.8でしたが、 DM発覚後1ヶ月以内に先生と糖質制限食に出逢えました。
おかげさまで早朝空腹時80台(たまに3けた)、HbA1c5.1になり 体重も-15kgです^^ 体調もよくなりました。
(スーパー糖質制限食をしています)

去年9月の東京での講演会で、先生に「糖質制限で出産は大丈夫」とおっしゃっていただけて、HbA1c5.8以下を目標にがんばってきました。
5.1の数値を出せたので、担当医より、妊娠の許可をもらい、(糖質制限のことは言ってません)その時を待ち望んでいるのですが、最近、妊娠時のケトン体のことを知りまして、不安になってます。

あるサイトで尿中ケトン体が陽性になれば悪阻と診断し、強陽性(2+以上)の場合は入院管理が必要になる。
陰性化するまで、絶食、輸液を続ける。(ブドウ糖)

私は、現在3+です。
きっと妊娠しても糖質制限をしていると陽性は変わらないでしょう。ケトン体の胎児への影響はどうなのでしょう。

ケトン体がでないよう、ある程度糖質を摂取して、高血糖(妊娠時は食後120でしたっけ?すいません)にならないようインシュリンを打つ方がいいのでしょうか?

ケトン体が出ても点滴等治療を拒否して気にせず出産まで行っていいのでしょうか?

まとまりのない文章ですみません。
アドバイスいただけたらと思い書き込みさせていただきました
よろしくお願いします

2008/03/26(水) 23:34:58 | URL | あき』

「去年の8月、空腹時200超 HbA1c8.8、 スーパー糖質制限食にて
早朝空腹時80台(たまに3けた)、HbA1c5.1、 体重も-15kgです^^ 体調もよくなりました。」

あきさん。素晴らしい成果です。 糖質制限食超優等生ですね。おめでとうございます。(^-^)w


1、確かにあきさんの仰有るとおり、妊娠中のつわりが重症で、入院の目安とされているものの一つに、ケトン体の上昇があります。

つわりで食事摂取がほとんどできない状態が長引けば、身体は脂質を燃やしてエネルギー源としますから、血液中の脂肪分解産物のケトン体は、高値となり尿中に排泄され、尿中のケトン体も陽性となります。

まあ、妊婦がどの程度の飢餓状態にあるかが判断でき、ケトン体がでるほどだったら、入院して点滴が必要というようなことでしょう。

これは、食べたいのに食べることができない飢餓状態でのケトン体出現であり、しっかり食べて栄養状態のよい 糖質制限食実践中のケトン体とは全く異なります。

2、「私は、現在3+です。 ケトン体の胎児への影響はどうなのでしょう。」

まず、胎児もケトン体をしっかり利用しますので問題ありません。

というか、農耕開始前の人類は、399万年間、糖質制限食で妊娠・出産・授乳・子育てを行ってきたわけですから、本来の姿にもどるだけですね。

また、イヌイットの人々は、少なくとも近年に到るまで、スーパー 糖質制限食で数千年間、妊娠・出産・授乳・子育てしています。

3、「きっと妊娠しても糖質制限をしているとケトン体陽性は変わらないでしょう。」

あきさん、そのうち尿中のケトン体は陰性になる可能性が高いですよ。万一ゼロにならなくても尿中ケトン体はかならず減ってきます。

私は、数年間スーパー糖質制限食実践中ですが、本日念のため血液を調べたら、血中ケトン体は393mol/l(26~122)で、所謂、標準値の三倍ありました。しかし、尿中ケトン体は陰性でした。

釜池豊秋先生の御著書「糖質ゼロの食事術」にも、先生ご自身及び患者さんの血中ケトン体は高値であるが、尿中ケトン体は陰性であると述べておられます。

高雄病院の患者さんをみていても、 糖質制限食開始直後は、血中ケトン体は、3000~5000mol/lレベルまで上昇し、尿中のケトン体も強陽性となります。

1~2ヶ月で数百レベルになり、数ヶ月で300~400レベルとなります。

このぐらいになると、体内でどんどんケトンを利用すれば尿中には排泄されなくなる人も多くなりますが、個人差がありますね。
 
もう一つの目安は、およそ標準体重ぐらいに減量成功すると、血中ケトン体は少々高値でも尿中には排泄されなくなり、体重の減少も落ち着くことがあります。

あきさんも15kg減量成功で、目指せ標準体重ですね。

4、糖尿病のコントロールが悪ければ、胎児に様々な悪影響があることは確定しています。

糖質制限食で、しっかり糖尿病のコントロールをして妊娠・出産すれば、母子共に健康です。


5、米国糖尿病協会は、2008年1月の栄養勧告で、糖尿病患者に糖質の管理をすることを強く推奨しています。(炭水化物のモニタリング)糖質管理を徹底したのが、糖質制限食です。

「米国で推奨されている(日本では残念ながら無視ですが・・・)糖質管理を
実践した食事療法で糖尿病が良くなりました」ということで主治医にも一度相談してみられてはいかがでしょうか?


ADA(米国糖尿病協会)栄養勧告 Diabetes Care 31:S61-S78, 2008

**
ケトン体に関しては様々な誤解がありますので、本ブログのカテゴリー「ケトン体」の項の4つのブログもご参照いただけば幸いです。

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
慢性胆嚢炎と糖質制限食
こんばんは。

今日は、午後の外来終了後、雑誌の取材がありました。私の写真も糖質制限ドットコムのスイーツも写真も撮って頂きました。

また情報公開OKとなったら、詳細をお知らせしますね。朝から晩まで結構忙しかったです。

さて今回は、さくらさんから慢性胆嚢炎糖質制限食にかんするコメント・質問をいただきました。

慢性胆嚢炎を抱えての糖質制限食について

何時も江部先生のブログを拝見し、希望と勇気、そして糖尿病の知識をいただいております。ありがとうございます。
さて、私事で恐縮ですが、江部先生に是非お尋ねしたい問題が生じましたので、勝手ながらご相談させていただきます。
私は糖尿病歴約15年ほどの58歳の男子です。平成17年4月から平成19年12月まで経口薬アマリール半錠を服用して、血糖値をコントロールをして来ましたが、同年12月8日の定期検査時に、今後はインスリン治療に切り替えると言われました。しかし、インスリン治療はどうしても回避したいため、12月15日から、スーパー糖質制限食を開始しました。おかげさまで、その後の血糖値は超優良の数値で推移しております。
ところが、先日の3月15日に、約3年ぶりに持病の慢性胆嚢炎の激しい発作に襲われました。この胆嚢炎も手術を避け、3年前から民間療法の「ひまし油」療法(軽い痛みが出た時)で治療してきました。
今回の激しい発作は、3ヶ月間の脂質を主とした糖質制限食が原因ではないかと思っております。
私としては、今後も糖質制限食を継続したいのですが、慢性胆嚢炎ですので、これまでのような脂質を主とした食事が出来ません。
そのため、たんぱく質を主とする食事にする必要がありますが、たんぱく質は、糖質や脂質のようなエネルギー源にはならないようですので、食事内容がどうすれば良いのか、思い悩んでおります。
つきましては、慢性胆嚢炎を抱えての、糖質制限食をどのようにすれば良いかをご教授いただきたく、お願いする次第です。よろしくお願いいたします。

2008/03/22(土) 17:35:30 | URL | さくら』


さくらさん、コメント・質問ありがとうございます。

せっかく、スーパー糖質制限食血糖値は超優良だったのに、胆嚢炎の発作・・・、うーむ、残念。

慢性胆嚢炎の持病があり、3月15日に、細菌感染を伴って急性増悪したということですね。胆石はあるのでしょうか?

胆石があり急性増悪を繰り返すようなら、腹腔鏡下胆嚢摘出術も選択肢の一つですね。開腹手術に比べれば随分楽になっており、西洋医学も捨てたもんではありません。

糖尿病のコントロールが悪ければ、感染に対する抵抗力が弱いため、胆石症ー胆嚢炎も重症化しやすいので、無症状のうちに手術が望ましいとされています。

胆嚢炎の西洋医学的な食事療法ですが、成書によれば
「急性増悪期は、絶食して安静を保ち、水分や栄養分を点滴で補給する。症状の軽減に伴い、糖質を中心に脂肪や刺激物の少ない流動食から始める。
安定してきたら、たんぱく質を十分に与え、脂質をひかえ目とし、糖質により必要なエネルギーを確保する。過度の脂質制限は胆汁排泄を抑制するので避ける。」

とあります。

脂質は胆嚢を強く収縮させて、タンパク質は少し収縮させ、糖質はほとんど収縮させません。
安定期には、胆汁排泄も必要となりますので、あるていどの脂質は摂取したほうがいいようです。

「今回の激しい発作は、3ヶ月間の脂質を主とした糖質制限食が原因ではないかと思っております。
私としては、今後も糖質制限食を継続したいのですが、慢性胆嚢炎ですので、これまでのような脂質を主とした食事が出来ません。」


確かに脂質が一番胆嚢を収縮させますので、過度に脂っこい料理を食べたあとに胆石が収縮で動いて胆嚢管に詰まったりしたら、激痛と細菌感染を伴って発熱などを生じます。

前例がないので私にもよくわかりませんが、折り合いをつけるとすれば、タンパク質が主で、適度に胆汁排泄するていどに脂質も摂取、野菜を通常の 糖質制限食よりしっかり食べて糖質もある程度確保といったところでしょうか?ごく少量の玄米なども選択肢の一つです。

スーパー糖質制限食で総摂取カロリーの比率は

「糖質12% 脂質56% タンパク質32%」

ですが、さくらさんの場合、

「糖質30%   脂質30%  タンパク質40%」

くらいで、食後2時間血糖値180mg未満を目指されては如何でしょうか?

なお、人体においてエネルギー源としては「糖質→脂質→蛋白質」の順番で利用されます。
細胞内の蛋白質が限度まで満たされると、体液中のアミノ酸は分解し、エネルギーとして使われた
り、主に脂質、あるいはわずかながらグリコーゲンとして貯蔵されます。また生体内のブドウ糖が減少したらアミノ酸からの糖新生もあります。この大部分は肝臓で行われます。

このように、過剰のアミノ酸は糖質や脂質のように蓄積されることは少ないですが、エネルギーとしては使われますので、タンパク質が主の食生活でも心配はないと思います。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖尿病とうつ病
おはようございます。

本日は曇り空ですが、いよいよ春爛漫という雰囲気になってきました。春は木の芽時で、心理的には不安定になりやすい季節とされてますね。

それでは、春とは関係なく、糖尿病という病気と心理的な問題は、何か関係あるのでしょうか?
今回のブログはその辺りについて考えてみました。

糖尿病の治療というと、厳格なカロリー制限の食事療法、お酒は飲んではだめ、運動療法、内服薬、インスリン注射・・・

複雑で時間がかかり、制限と苦痛を伴う治療を長期間続けなくてはならないのですから、糖尿人は結構大変です。

しかもカロリー制限の食事療法を続けている限りは、HbA1c6.5%未満のコントロール良好な糖尿人は、インスリンを打っても薬を飲んでも、統計的には30%しかいないのです。

つまり、現状では、大多数の糖尿人はコントロール不良で、医師や栄養士から無言の非難を浴びてる感じだし、自分でも言われたとおりにちゃんと食事も運動もしているのに「なぜだー!」という心境でしょう。(*_*)

こうなると投げやりになったり、うつっぽくなっても不思議ではありませんね。

実際、糖尿病うつ病ですが、Diabetes Care という米国の医学雑誌に『糖尿病患者うつ病になるリスクが2倍も高い』という論文がのったことがあります。

つまり、糖尿人はうつになりやすいようですし、また厄介なことに、うつがあると糖尿病も悪化しやすいという側面もあります。

うつがあると運動不足、肥満などが出現しやすく、インスリン抵抗性が増します。また、うつにより治療へのコンプライアンスの悪さもでてきます。これらにより糖尿病が悪化するのです。

逆に言えば、うつ病の治療をきっちりすることで、糖尿病が改善することもあるということですね。

ここまで糖尿人にとってやや暗いお話でしたが、救いはありますよ。

高雄病院お奨めの糖質制限食だと、カロリー計算は要らないし、お酒も飲めるし、お肉もお魚も食べ放題・・・運動も別にしなくてもOK・・・。カロリー制限の糖尿病食に比べれば、面倒くささや制約が、ほとんどありません。

唯一、糖質さえ制限すれば、あとは自由ですので、長期に渡って実践でき、苦痛は少なく、心理的にはずいぶん楽ですね。(^-^)w

私もスーパー糖質制限食がベースで、たまーに少量の果物・主食を摂取するパターンですが、つらさは全くありません。

糖質制限食ならブドウ糖スパイクは生じず、代謝が安定しますし、お魚をたくさん食べればEPAやDHAも豊富に摂取されるので、心理面でもプラスに働きます。

糖尿人の皆さん、是非とも美味しく楽しく 糖質制限食を実践してくださいね。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペインワイン 第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

スペインワイン

糖質制限専門ワイン Sarmentum(サーメンタム)第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

お陰様で大好評発売中の糖質制限専門ワインSarmentum(サーメンタム)ですが、昨晩、醸造元のクリストフからメールが入りまして、白ワインの Sarmentum Xarel.lo が、第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにて、入賞のシール・オブ・アプルーバルに選ばれたそうです。

私、このジャパン・ワイン・チャレンジが何なんか、全然知らんかったんですけど、なんでもアジアで最大規模のワインの審査会らしいです。

で、ワインの審査会なんですが、恐らく、と言いますか、100%糖質制限が何なのか知ってる審査員もいないでしょうし、糖質制限が審査の対象になるなんてこともあり得ないです。

そんなとこに「糖質制限ワイン」なるものを持ち込んだクリストフもスゴイですが、入賞しちゃうところもスゴイ(笑)

Japan Wine Challenge 2013 審査結果
http://www.japanwinechallenge.com/Results/information_results2013jp.html

2013 Japan Wine Challenge Results Seal of Approval
http://www.japanwinechallenge.com/Results/2013_seal_.html

さすがクリストフが「自信作だ!」ってゆうだけのことはありますね、はい。

クリストフです
くりすとふ


で、今回ジャパン・ワイン・チャレンジ2013にてシール・オブ・アプルーバルに入賞した、白ワイン Sarmentum Xarel.lo 、審査員の方が気づいていたかは分かりませんが、実はとっても画期的な「糖質制限白ワイン」です。

もともと白ワインって、飲んだらお分かり頂けるかと思いますが、甘いんですよね。

甘いゆうことは糖質がそこそこ入ってるということで、糖質制限食的には、「飲んじゃダメワイン」でした。

そこを何とか白ワインのフルーティーさを残しつつ、糖質を抑えられないかと無茶な注文をクリストフに出したところ、

「これでどやっ!」

って作って来たのが、Sarmentum Xarel.lo です。

「これなら大丈夫だ!」

と力説していただけあって、スペインで行った尿糖試験紙の検査もパス。

江部康二先生の人体実験も

18:05 テニス後で空腹時血糖値:91mg

あらてつのスペインワイン白を約1/2本、摂取

30分後血糖値:93mg
60分後血糖値:92mg


と素晴らしい数値。

見事に糖質制限食実践中の皆さんに安心して飲んで頂ける白ワインが完成しました。

因みにこのSarmentum Xarel.lo、糖質はかなり少ないですが、しっかりフルーティーで飲みやすいので、当店の女性スタッフに大人気です。

このことがウソじゃないのは、「ジャパン・ワイン・チャレンジ2013、シール・オブ・アプルーバル入賞」が証明してくれました。

だって、糖質制限食を知らない審査員さん達、美味しくなかったら選びませんもんね(笑)

ブログ読者の皆さんも、Sarmentum Xarel.loを一度飲んで頂けば、思わず「え?これで糖質制限?」って思うハズ。

あ、白ワインばっかり押してるようですが、もちろん赤ワインの Sarmentum Merlot Barrica 2009 もオススメです。

クリストフの言う

「口の中で、パワフルでありながら心地が良く、率直な味わいがある。このワインを構成する品種の特徴を損なうことがない程度ながら、主にバニラノートやオークの香りが感じられる。 程よい強さと後味がある。

細やかな後味と、丸みを帯びた持続的なタンニンの味がする、風味のよい、バランスのとれたワインである。」

は、ウソでも誇張でもなく、ワインの味の分からない私でも、飲んで「美味しいやん」と思いましたから(笑)

冷え込み厳しいこれからの季節、ホットワインもおすすめです。

きっと心までホカホカにしてくれると思います。


世界初の糖質制限ワイン サーメンタム

詳細&お求めは

糖質制限ワイン サーメンタム
http://www.toushitsuseigen.com/shop/spa_wine.html

ワイン


是非お試しあれ。





糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム

糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
炭水化物(糖質)摂取と眠気
こんばんは。
今回は、炭水化物摂取と眠気について、アメリカ留学中の高野真さんからコメント・質問をいただきました。

『いつも読んでます!
江部先生、はじめまして。 (すみません、苗字は何とよむのでしょうか?)

高野真といいます。アメリカへ留学中の20歳です。

1か月ほどまえにこのブログを発見して以来、 欠かさず読ませていただいています。

健康ブームに振り回されずに真実が書いてあり、 非常に勉強になります。
また、先生の誠実な文章にも魅せられます。 惚れました。結婚して下さい。笑

俺は糖尿病ではないのですが、白米を含め糖を摂取すると 急激に眠くなってしまうため、その回避のために 菜食中心+エネルギーは魚缶という食生活をしています。

すると本当に不思議なことにー

・圧倒的に体力がついた。
・高校を留年してしまうほど勉強できなかったのが、
集中力がついて、勉強がはかどる。
(結果はまだ出ていないのですが、じきに現われそうです!)
・食事をしては眠気に襲われて何もできない日々だったのが、
1日中頭が冴えている。
・気持ちが積極的になり、怖いものがない気分です。
・起きれずに遅刻するのが当たり前だったのですが、
自然と目が覚めて自分の生命力に驚きます。
・肌がキレイになりました。

食事の改善以外にも心拍数トレーニングを取り入れたので、 もちろんその効果もあると思いますが。
(いわゆる有酸素運動=脂肪を消費する運動でありながら、 きちんとエネルギーを消費できる運動。
俺は20歳なので心拍数160で1時間やってます。)

それでも運動を取り入れた時点では 集中力にムラがありました。 それが食事も改善したところ、 その覚醒状態をキープできるようになりました。

ところでー 最近、ちょっと気になることがあります。

調子はすこぶる良いのですが、 果物などを少しでも口にしてしまうと 一気に甘いものを食べたい衝動に駆られます。

痩せ型なので別に食べても問題ないのですが、 この衝動的な欲求がリバウンドになるのでは?と
少し不安です。 食べると、玄米ですら一気に眠くなりますし。

そもそも、炭水化物を少しは取った方が良さそうだと思っています。 炭水化物と眠気の関係なども記事にしていただけたらなぁ、 と思い、あの、つまり、リクエストさせて頂きました。笑

いや、本当はリクエストするために き始めたのではないハズですが。。。笑

ブログ、いつも楽しみにいしています!
ありがとうございます!

2008/03/19(水) 12:28:23 | URL | 高野真』


高野真さん。コメント・質問、そして本ブログ誉めていただいて、ありがとうございます。

シンガーソングライターの「ガクト」さんも、糖尿病ではないと思いますが、炭水化物を摂取しない食生活で、その方が体調がいいのだそうですね。

ご質問の炭水化物摂取と眠気ですが、「機能性低血糖症」という概念があります。1924年アメリカのSeale Harrisによって指摘された疾患で、血糖値の低下に伴ない、精神的・身体的症状を来たす疾患です。

易疲労感、気力低下、眠気、集中力低下、物忘れ、不安、いらいら、頭痛、めまい、発汗、震え、心悸亢進、筋肉痛、甘いものに対する異常な欲求・・・ などの症状がみられます。

日本ではまだあまり知られてないようで、私もあまり詳しくありませんが、アメリカではそこそこの認知度のようです。知り合いの医師に詳しい人がいたのでいろいろご教示頂きました。高野さんの症状は、この疾患の範疇に入る可能性があります。

診断は、75g経口ブドウ糖負荷試験で行います。通常糖尿病の診断のためには空腹時に開始して、ブドウ糖を服用後2時間までの血糖値を測定します。機能性低血糖症の場合は、ブドウ糖服用後5時間まで血糖値を検査します。

機能性低血糖症の場合、負荷後30分で120~140mg程度に上昇した血糖値が60分で60mgになったりします。これだと眠気も来そうですね。さらに4時間後とかに40mgとかまで下がることもあります。

血糖値が40mgなら明らかな低血糖ですが、60mg以上あっても、血糖値が1時間で50mg以上下がると眠気などの症状も出やすいようです。

また、空腹時の検査開始時血糖値より20%以上、負荷後血糖値が下がる時点があることが多いようです。

機能性低血糖症は基本的には精製された炭水化物を摂取したときに、インスリンが過剰分泌されて発症することが一番多いと思います。(炭水化物=糖質+食物繊維)糖質・タンパク質・脂質のうち、血糖値を急峻に上昇させるのは糖質だけですので。

玄米は、白いパンや白米に比べれば、血糖値の上昇は少ないのですが、タンパク質や脂質に比べれば当然かなり上昇させます。

高野さんも糖質を摂取しなければ、眠気などの症状は起こらないので、基本線は今の 糖質制限食を続けていかれたらよいと思います。

「菜食中心+エネルギーは魚缶という食生活」ということですが、缶詰以外の刺身や焼き魚などのお魚料理もいいですし、嫌いでなければ肉類・豆腐・納豆もいいですよ。

玄米でも眠たくなるそうですが、やはり穀物の糖質含有量は多いからでしょうね。ナッツ類なら少量の炭水化物もあり、ビタミンも豊富でエネルギー補給にもいいです。ナッツ類の糖質量ぐらいでは機能性低血糖症は起こらないと思います。

このような糖質制限~準糖質制限な食生活を保っていけば、季節の旬の果物少量くらいなら、OKとなっていくと思います。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
釣りのブログ
こんばんは。先ほどテニスから帰ってきました。
高雄病院にも寄ってきたので、安心して鼻歌を歌いながら、サントリー(ゼロ生)を飲んでいます。

歌といえば私、実は以前にも何度かブログに書きましたが、1994年からバンド<TURNING POINT> を率いて、毎月1回第三金曜日夜に、ライブ活動を続けています。

ライブハウス 憧夢http://www.106215.jp/

ジャンルはビートルズ、イーグルス、CCR、カーペンターズ、サム・クック、オーティス・レディング、スティービー・ワンダー、キャロル・キング、ベット・ミドラー、クラプトン、ポリス、エルトン・ジョン・・・・そしてサザン・オールスターズ、坂本九、柳ジョージ・・・

要するに何でもありのバンドなので飽きが来なくて長続きしてるようです。

私はボーカル担当です。つまり楽器が弾けないということですが・・・(-д-;)。
女性ボーカルが二人、ドラム、ギター、ベース、キーボードの、7人編成のグループです。

それでやっと本題です。

キーボード担当の吉田貞男が、釣りのビデオ作成が仕事で日本全国駆け回っています。ビデオが如何に売れるかに生活かかっているそうです。頑張れ。q(^-^q)q(^-^q)

ホームページもあるそうなので、私は釣りはしないのですが、老婆心ながら本ブログで紹介しようと思い立ちました。

映像プロ 喜怒哀楽http://www.kido-i-raku.com/

ブログ読者の皆さん、釣りに興味がある人は是非一度、覗いてみてくださいね。

それからもう一つ、紹介です。

ライブに毎回、来てくれる、女釣り師・美名さんがブログを書いています。祇園生まれの町っ子美人ですよ。

美名吉の琵琶湖周航歌http://ameblo.jp/nicorele213/

まずは、トップページで後ろ姿は拝めますよ。実物を見たかったら、<TURNING POINT> の第三金曜ライブにきて頂けばいいですね。

こちらも釣りに興味がある方は、是非覗いてみてくださいね。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペインワイン 第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

スペインワイン

糖質制限専門ワイン Sarmentum(サーメンタム)第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

お陰様で大好評発売中の糖質制限専門ワインSarmentum(サーメンタム)ですが、昨晩、醸造元のクリストフからメールが入りまして、白ワインの Sarmentum Xarel.lo が、第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにて、入賞のシール・オブ・アプルーバルに選ばれたそうです。

私、このジャパン・ワイン・チャレンジが何なんか、全然知らんかったんですけど、なんでもアジアで最大規模のワインの審査会らしいです。

で、ワインの審査会なんですが、恐らく、と言いますか、100%糖質制限が何なのか知ってる審査員もいないでしょうし、糖質制限が審査の対象になるなんてこともあり得ないです。

そんなとこに「糖質制限ワイン」なるものを持ち込んだクリストフもスゴイですが、入賞しちゃうところもスゴイ(笑)

Japan Wine Challenge 2013 審査結果
http://www.japanwinechallenge.com/Results/information_results2013jp.html

2013 Japan Wine Challenge Results Seal of Approval
http://www.japanwinechallenge.com/Results/2013_seal_.html

さすがクリストフが「自信作だ!」ってゆうだけのことはありますね、はい。

クリストフです
くりすとふ


で、今回ジャパン・ワイン・チャレンジ2013にてシール・オブ・アプルーバルに入賞した、白ワイン Sarmentum Xarel.lo 、審査員の方が気づいていたかは分かりませんが、実はとっても画期的な「糖質制限白ワイン」です。

もともと白ワインって、飲んだらお分かり頂けるかと思いますが、甘いんですよね。

甘いゆうことは糖質がそこそこ入ってるということで、糖質制限食的には、「飲んじゃダメワイン」でした。

そこを何とか白ワインのフルーティーさを残しつつ、糖質を抑えられないかと無茶な注文をクリストフに出したところ、

「これでどやっ!」

って作って来たのが、Sarmentum Xarel.lo です。

「これなら大丈夫だ!」

と力説していただけあって、スペインで行った尿糖試験紙の検査もパス。

江部康二先生の人体実験も

18:05 テニス後で空腹時血糖値:91mg

あらてつのスペインワイン白を約1/2本、摂取

30分後血糖値:93mg
60分後血糖値:92mg


と素晴らしい数値。

見事に糖質制限食実践中の皆さんに安心して飲んで頂ける白ワインが完成しました。

因みにこのSarmentum Xarel.lo、糖質はかなり少ないですが、しっかりフルーティーで飲みやすいので、当店の女性スタッフに大人気です。

このことがウソじゃないのは、「ジャパン・ワイン・チャレンジ2013、シール・オブ・アプルーバル入賞」が証明してくれました。

だって、糖質制限食を知らない審査員さん達、美味しくなかったら選びませんもんね(笑)

ブログ読者の皆さんも、Sarmentum Xarel.loを一度飲んで頂けば、思わず「え?これで糖質制限?」って思うハズ。

あ、白ワインばっかり押してるようですが、もちろん赤ワインの Sarmentum Merlot Barrica 2009 もオススメです。

クリストフの言う

「口の中で、パワフルでありながら心地が良く、率直な味わいがある。このワインを構成する品種の特徴を損なうことがない程度ながら、主にバニラノートやオークの香りが感じられる。 程よい強さと後味がある。

細やかな後味と、丸みを帯びた持続的なタンニンの味がする、風味のよい、バランスのとれたワインである。」

は、ウソでも誇張でもなく、ワインの味の分からない私でも、飲んで「美味しいやん」と思いましたから(笑)

冷え込み厳しいこれからの季節、ホットワインもおすすめです。

きっと心までホカホカにしてくれると思います。


世界初の糖質制限ワイン サーメンタム

詳細&お求めは

糖質制限ワイン サーメンタム
http://www.toushitsuseigen.com/shop/spa_wine.html

ワイン


是非お試しあれ。





糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム

糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質ゼロの発泡酒そしてアルコールと血糖値
おはようございます。

昨夜は、ライブでスタイルフリー1缶と、焼酎の水割りをたくさん飲みました。

声帯ポリープ切除後は、声の調子がいいので、思わず調子に乗って気分良く飲んでしまいがちなのですね。 (*_*)
 
帰宅して小腹が空いたので、夜の11時から、シチュー、イチゴ大2個、とり皮一袋、ピーナッツ30個、そして赤ワイン1杯、焼酎ロック1杯と、ハレの日ということでまた少々飲みました。

でも、今ブログを書けているくらいですので、先週土曜日の北海道講演のような二日酔いではありませんので念のため・・・。
 
夜遅くに食事したので、今朝の空腹時血糖値、上昇してるだろうなと不安で測定したら、97mg/dlでした。

やはりアルコールには、夜間の糖新生を減らす作用があるようです。

ともあれ、早朝空腹時血糖値は下がりますが、多量のアルコールによる糖尿病治療(?)、決してお奨めではありませんので念のため・・・。

さて今回は、xiangdaoさんから、お酒に関するコメントいただきました。

糖質ゼロの発泡酒ですが、アサヒ(いつもお世話になっています)、キリン(これは美味しくなかった)に続いて、サントリー(ゼロ生)が発売されておりますね。
江部先生は当然試されたでしょう?
私はこれが一番美味しいと思います。
それから、街のクマさんが書いておられた、糖質0.7%の日本酒とは、これでしょうか?

http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/200802_03.html

残念ながら、このHPには、85%カットとしか書かれておりません。
しかし、江部先生の新刊の巻末の食物糖質量によりますと、通常の日本酒1合(180ml)あたりの糖質量は8.1gとなっています。
従って、8.1g X 0.15(85%カット) ÷ 1.8(100ml) = 0.675g になります。
きっとこれですね。
今度、味の方は試してみます。

2008/03/17(月) 14:29:00 | URL | xiangdao』

xiangdaoさん。いつもコメントありがとうございます。

飲んべえ糖尿人の期待に応えて、アサヒのスタイルフリー、キリンゼロ、サントリーゼロナマと、糖質ゼロ発泡酒、三者そろい踏みで選択肢が広がりましたね。o(^^o)(o^^)o

味ですが、これはもう個人の好みですから、各自自由にというのが基本ですよね。

それでxiangdaoさんは、サントリーゼロナマが一番おいしかったですか?

確かにキリンゼロは、デザインはそこそこ格好いいのですが、肝腎の味が私も好みではないですね。

甘くない炭酸水、キリンレモンから甘みを抜いたうような味?キレもなければコクもない・・・。

キリンさん、すいません。あくまで個人の好みですので・・・m(_ _)m

アサヒスタイルフリーは、スーパードライで一世を風靡しただけあって、キレがありますね。

もっとも、私は、スーパードライは好みではなくて、糖尿人発覚前は、エビスビールのコクを好んで大量に飲んでましたね。

思えばそれが、糖尿病発症の一因であったことは、間違いありませんけど・・・(*_*)

そしてサントリーゼロナマ、これが一番コクがありますね。(^o^)v

ということで、当分は、アサヒスタイルフリーとサントリーゼロナマを飲み分けていこうと思います。

糖質%カットの日本酒は、xiangdaoさん、またコメントお願いしますね。☆(u_u)☆

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
インスリン追加分泌の日内変動・第二弾
おはようございます。今朝も少し風が強いです。

昨日は、雨があがった頃からかなり強い風が吹き始めました。春の嵐ですかね。

今日は金曜ライブです。嵐のライブです。

さて、今回はミラさんからコメントいただいて、「食後(糖質摂取後)の血糖値が、朝昼夕で異なることがある」というお話です。

『08/03/10 ミラ
私は逆です
こんにちは。
血糖測定器を購入して、いろいろと実験(?)をしていますが、私の場合朝は普通に(白米150g、食パンの場合6枚切1枚半)食べても、2時間後は高くても130ぐらいですが、昼食夕食で同じ量食べると確実に200以上になってしまいます。(おかずに餃子食べたら300近くまでいきました)

というわけで、最初は本に書かれている通り、昼食だけ糖質を摂っていましたが、最近は朝だけ摂る事に変更しました。
そうしたら、3食とも200を超える事はありませんので(*^_^*)

こういう、自分の血糖値のくせ?みたいなものがわかっただけでも、本当に測定器を買ってよかったなぁ・・と思います。
こんな値が出てるのに、主治医には『問題ないです。毎食150gしっかり食べてください』と言われるのがやはり納得いきませんが・・・。』


ミラさん。コメントありがとうございます。

「私の場合朝は普通に(白米150g、食パンの場合6枚切1枚半)食べても、2時間後は高くても130ぐらいですが、昼食夕食で同じ量食べると確実に200以上になってしまいます。(おかずに餃子食べたら300近くまでいきました)」

そうですか。ミラさんの場合は朝はOKなのに、昼夕は食後高血糖になってしまうのですね。これだけはっきりしているならば、朝だけ主食を摂って、昼夕はなしとして、内服薬も必要ないですよね。

スタンダード糖質制限食は、一日一回主食を摂取しますが、その一回は朝でも昼でもOKです。一般のサラリーマンの場合はどうしても昼食が主食を抜きにくいので、一応標準としていますが、ミラさんのようなケースは、当然朝1回主食がリーズナブルですよね。

3.7のブログで登場していただいたlandaxis さんの場合は、

「早朝空腹時血糖は115~130、かなり糖質を摂取した後の1時間後血糖値は朝食後で170~180、昼食後で150~160、夕食後は120位です。2時間後血糖値は朝食後は165~175とほとんど変化なく、昼食後は110~120、夕食後は90~110です。」

といったデータで、朝食後血糖値が一番高値で、昼食後→夕食後と低くなっています。ミラさんとlandaxis さん、仰有るとおりまったく逆ですね。まずは一言不思議です。

インスリン追加分泌は、同一の個人なら、朝昼夕いつでも糖質摂取して血糖値が上昇すれば、同様に第一相、第二相と分泌されるものと思ってましたから、これだけの日内変動があるとは驚きでした。
勿論、糖質を摂取すれば、朝昼夕ほぼ均等に食後高血糖となる糖尿人も多いと思います。

しかし、お二人のケースを考慮すれば、(朝しっかりインスリン追加分泌して、昼夕は少ないミラさんと、朝は分泌不足で、昼夕はしっかり分泌のlandaxis さん)インスリン追加分泌のパターンに個人差がありえることと、朝昼夕で日内変動がある人がいることは間違いないですね。

このような研究データは、少なくとも成書ではみたことありませんので大変勉強になります。ご両人ありがとうございます。m(μ_μ)m

「こういう、自分の血糖値のくせ?みたいなものがわかっただけでも、本当に測定器を買ってよかったなぁ・・と思います。
こんな値が出てるのに、主治医には『問題ないです。毎食150gしっかり食べてください』と言われるのがやはり納得いきませんが・・・。」


そうですね。迷いながらも血糖自己測定器購入されて良かったですね。普通に病院に通院しているだけでは、今回の日内変動などは全くわかりませんから、知らぬうちに食後高血糖を反復してしまう恐れがあったと思います。

ミラさんの スタンダード糖質制限食(主食は朝)に問題はありませんが、食後高血糖の問題を無視して毎食150gのご飯を食べろという主治医殿の発言には、おおいに問題がありますね。

最後になりましたが、できればミラさん、食後2時間血糖値180mg/dl未満を目指しましょうね。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
ゼロカロリー飲料と血糖値
おはようございます。京都は、昨日朝から雨が連続的に降り続いています。

「春雨じゃ、濡れていこう」

という雰囲気ではなくて結構たっぷり降ってます。

さて今回は、みやびさんからゼロカロリー飲料について質問いただきました。


『ゼロカロリー飲料について
こんばんゎ
2型病歴1年、インスリン治療をしている みやびといいます。先生のブログ、いつも楽しく拝見させていただいています。『主食を抜けば糖尿病は良くなる 糖質制限食のすすめ』『実践編』両方とも読ませていただきました。とてもわかりやすく、しばらく読書離れしていた私でも、サクッと読めました♪先月半ばあたりから、主治医には内緒で自分流ではありますが糖質制限しています。ヘモ値がどれくらい変化しているか、まだわからないですが、日々の値はかなり落ち着いてきて いぃ感じです。次の外来が楽しみです。

私が発病したきっかけは、実践編にもかかれてあった 若者に急増中の『ペットボトル症候群』です。発病前は一食に1.5リットルの炭酸飲料を飲み干すほどでした。今考えれば、病気としかいいようがない飲みっぷりでした(笑)

発病をきっかけに、大好きなビールは一滴も飲まなくて平気になったのに、やはり あの炭酸のスカッとさ(笑)が忘れられません。最近暖かくなってきたので余計に飲みたくなります。今 ペプシネックスとかコカ・コーラゼロといった ゼロカロリー飲料が出ていますが、先生はどう思われますか?飲んだことがありますか?表示を見ると、カロリー・炭水化物ともにゼロなんですけど。

記事とは異なる内容ですみません。
2008/03/13(木) 19:59:13 | URL | みやび』


みやびさん。本のご購入、コメント・質問ありがとうございます。本の内容、解りやすかったとのこと嬉しいですね。(^o^)v

HbA1cきっと良くなっていて、主治医と相談されてインスリンも減量できると思いますよ。SMBGしておられると思いますが低血糖に注意してくださいね。

ご質問の件ですが、ペプシネックスとかコカ・コーラゼロといったゼロカロリー飲料に関しては、カロリー、糖質共にゼロなら血糖値を上昇させることはありません。

ペプシネックスは、<レモン果汁、酸味料、カラメル色素、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、保存料(安息香酸Na)、カフェイン>が含まれていて、甘味料は<アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム>ですね。

コカ・コーラゼロは、<カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・Lーフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、保存料(安息香酸Na)、カフェイン >が含まれていて、
甘味料は、<アスパルテーム・Lーフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース>ですね。

アスパルテームは、FDA(米国食料医薬品庁)により人工甘味料として1981年に使用が許可されています。現在、製法特許は味の素が持っており、国内ではアスパルテームを使った食卓用甘味料がPAL SWEETとして販売されています。

アスパルテームはアスパラギン酸とフェニルアラニンという2つの天然アミノ酸が結合したものです。体内に吸収されると速やかに二つのアミノ酸とごく微量のメタノールに分解されます。欠点は、添加物として比較的不安定であることです。

メタノール(メチルアルコール)は、大量だと失明を起こすなど毒性が強いですが、本来ひと、動物、植物に天然に存在するもので血液中の常成分です。

現在、FDA(米国食料医薬品庁)が食品への使用を許可している人工甘味料は、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースの4種です。これらの人工甘味料は「フリーフード」と呼ばれ、米国心臓病協会や米国糖尿病協会も肯定的ではあります。

カロリーはないのでダイエットにはよいし、血糖値を上昇させないという意味では糖尿病にもOKですが、一日摂取許容量が決められているので、合成甘味料をわざわざ大量に摂取する必要もないと思います。

アセスルファムカリウムは、アスパルテームと違って酸性・高温条件でも変化しにくいので、炭酸飲料のほかクッキーなどの焼き菓子にも利用できます。

欧米では、近年アスパルテーム・アセスルファムカリウム混合甘味料がダイエットコーラの主流となっているようです。2005年には、スクラロースを使用したダイエットコーラも登場しました。スクラロースは水に溶けやすく、酸や熱にも安定しています。

みやびさんも、血糖値を上げないからといって、「ペットボトル症候群」のように大量に飲めば、一日許容量をオーバーしますのでご用心、ご用心。

それから、ビールはだめですが、糖質ゼロの発泡酒がアサヒ、キリン、サントリーから発売されていますので、ビールの代わりに試してみてくださいね。私も糖質ゼロの発泡酒飲んでますよ。

江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖新生と肝臓
おはようございます。だいぶ春らしい暖かさとなってきました。

今朝は曇り空だったので、窓の光が足りず、少し寝過ごしてしまいました。
「春眠暁を覚えず」孟浩然「春暁」・・・ですかね。

さて、私が寝ている間も、肝臓はしっかり活動していて、五臓六腑のなかでも特に働き者の一つなのです。今回はcocoさんから、肝臓と糖新生について、コメント・質問をいただきました。

『いつも楽しみにしております。何回も更新されていないかぁ~と 覗いてしまいます!
わからない事があります。 糖新生とは肝臓にキープされているグリコーゲンを血中に放出する事ではなくて、脂肪や筋肉からケトンを作り出す事を言うのでしょうか? (どこかのサイトを覗いた時に、そのように書かれていました。)

その場合、肝臓もそのケトンをエネルギーとして使えるのでしょうか? (そのサイトには、作り出している肝臓自身は使えないと・・・ そうしたら肝臓はとっくに死んでしまうと思うんですが・・・)

糖が足らなくて作り続けていて、肝臓は疲れないのですか? (脂肪肝が解消する時には良いと思うのですが)

すごく無知な質問で恥ずかしいのですが、今一、頭の中で整理が付かなくて・・・。

近頃、起床時の血糖値が105と、だんだん糖代謝が悪くなってきているので、早めに対処したいと考えています。 やはり、糖の代謝が弱っているところに、ムチうって糖質を摂る事は好ましくないと思います。 よろしくお願いいたします。

早速、先生の本、注文しました。拝見するのが楽しみです。』

2008/03/14(金) 19:07:13 | URL | coco』


cocoさん。本の注文、そしてブログ覗いていただき、ありがとうございます。

肝臓における<糖新生>と<グリコーゲン分解>はご指摘の通り別の概念です。
 
摂食時には、消化管から吸収されたブドウ糖は、まず肝臓に約50%取り込まれて、それ以外が血液の大循環に回ります。

食物吸収が終わった直後は、血糖値を維持するために、肝臓のグリコーゲンが分解されてブドウ糖になり循環血液中に入ります。

一方、空腹時や絶食時など、数時間以上食事からのブドウ糖供給がない場合に、肝臓で乳酸やアミノ酸(タンパク質の分解物)やグリセロール(中性脂肪の分解産物)からブドウ糖が合成されますが、このことを糖新生と呼んでいます。

即ち、絶食時間が数時間以上になってくると、血糖値維持システムは、グリコーゲン分解から糖新生に置き換わるわけです。

糖新生とはブドウ糖を新しく作ることを指していますので、<脂肪酸ケトン体>のエネルギーシステムとは違います。

このように肝臓はブドウ糖を取り込んだり、必要に応じてグリコーゲンを分解したり、ブドウ糖を新しく作ったり、放出したりと血糖調節システムにおいて、 大変重要な働きをしています。

それから、空腹時や安静時には骨格筋や心筋など多くの体細胞のエネルギー源は、血糖値維持のため、脂肪酸ケトン体のエネルギーシステムが主となり、ブドウ糖はあまり使いません。

空腹時・安静時にもブドウ糖をエネルギー源として利用しているのは、脳や赤血球などです。赤血球はブドウ糖しか使えませんが、脳は脂肪酸の分解産物のケトン体をエネルギー源として使います。

空腹時・安静時は肝臓で中性脂肪脂肪酸に分解しさらにケトン体に分解します。肝臓では一部脂肪酸を自分で利用しますがケトン体は利用せず他の組織のエネルギー源として供給します。

肝細胞はケトン体は利用しませんが、ブドウ糖も利用しますので、エネルギー源は確保しています。肝細胞はミトコンドリア(エネルギー生産工場)を豊富にもっていて、大変働き者の臓器ですがエネルギー生産能力も高いのです。

なお、人体のエネルギー源に関しては、本ブログのカテゴリー、「人体のエネルギーシステム」の5つのブログをご参照ください。

最後になりましたがcocoさん、起床時の血糖値が105mg/dlで正常範囲ですが、少し上昇傾向にあるのですね。仰有るとおり今の段階で糖質制限食的な食生活を心掛けておかれたら、将来の糖尿病発症が予防できると思いますよ。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
ブドウ糖負荷検査と血糖値
おはようございます。

今日は、糖尿病初心者さんから、ブドウ糖負荷テストに関する質問をいただきました。

『食後高血糖値についておしえてください。
12年前に慢性膵炎疑診で投薬治療。半年ほどで回復し、その後食事制限の指示もなかったため、普通に生活してきました。昨年12月より膵炎の症状が再燃。3ヶ月間毎日、毎食後強い痛みに耐えてきました。検査をしても膵炎を示す数値、画像が得られなかったため今回も確定診断をえることができませんでした。今回痛みが強く、また12年経過しているため、膵臓の荒廃が心配だったので、糖尿の検査を申し出て血液検査と、ブドウ糖負荷検査を行いましたところ、負荷前108、30分後198、60分後225、120分後131で消化器科の主治医は治療の対象ではないとなんの説明も指示もありません。この数値から何がわかるんでしょうか。またこのままなにもしなくていいのでしょうか。どうぞご教示ください。お願いします。

2008/03/11(火) 12:14:22 | URL | 糖尿初心者』


糖尿病初心者さん、確かに主治医から何の説明もないというのは心配になりますよね。

ともあれ、糖尿病の診断基準に則れば、負荷後2時間血糖値が140mg/dl未満なので、正常の耐糖能パターンですから「治療の対象にならない」という主治医の意見は、それなりに正しいとはいえます。

しかし、一方で<日本糖尿病学会編 2008-2009 糖尿病治療ガイド>によれば、

「正常型であっても1時間値が180mg/dl以上の場合は、180mg/dl未満のものに比べて、糖尿病に悪化する危険度が高いので、境界型に準じた取り扱いが必要である。」

との記載があります。

糖尿病初心者さんは、1時間値が225mg/dlなので、この範疇に入ります。従いまして、プチ糖質制限食的にしていくか、あるいは「高雄病院食生活十箇条」で精製炭水化物を控えるなどの自衛をされたほうが、将来の糖尿病発症を防げると思いますよ。


糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-

一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
三、主食を摂るときは未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
四、飲料は牛乳・果汁は飲まず、成分未調整豆乳はOK。水、番茶、麦茶、ほうじ茶もOK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。

糖質制限食』の3パターン

一、スーパー糖質制限食は三食とも主食なし。効果は抜群で早く、一番のお薦め。
二、スタンダード糖質制限食は朝と夕は主食抜き。
三、プチ糖質制限食は夕だけ主食抜き。嗜好的にどうしてもデンプンが大好きな人に。
*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。  

**
『高雄病院食生活十箇条』 -アレルギー疾患の治療や生活習慣病予防にー

一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで 


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペインワイン 第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

スペインワイン

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で、ワインの審査会なんですが、恐らく、と言いますか、100%糖質制限が何なのか知ってる審査員もいないでしょうし、糖質制限が審査の対象になるなんてこともあり得ないです。

そんなとこに「糖質制限ワイン」なるものを持ち込んだクリストフもスゴイですが、入賞しちゃうところもスゴイ(笑)

Japan Wine Challenge 2013 審査結果
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2013 Japan Wine Challenge Results Seal of Approval
http://www.japanwinechallenge.com/Results/2013_seal_.html

さすがクリストフが「自信作だ!」ってゆうだけのことはありますね、はい。

クリストフです
くりすとふ


で、今回ジャパン・ワイン・チャレンジ2013にてシール・オブ・アプルーバルに入賞した、白ワイン Sarmentum Xarel.lo 、審査員の方が気づいていたかは分かりませんが、実はとっても画期的な「糖質制限白ワイン」です。

もともと白ワインって、飲んだらお分かり頂けるかと思いますが、甘いんですよね。

甘いゆうことは糖質がそこそこ入ってるということで、糖質制限食的には、「飲んじゃダメワイン」でした。

そこを何とか白ワインのフルーティーさを残しつつ、糖質を抑えられないかと無茶な注文をクリストフに出したところ、

「これでどやっ!」

って作って来たのが、Sarmentum Xarel.lo です。

「これなら大丈夫だ!」

と力説していただけあって、スペインで行った尿糖試験紙の検査もパス。

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30分後血糖値:93mg
60分後血糖値:92mg


と素晴らしい数値。

見事に糖質制限食実践中の皆さんに安心して飲んで頂ける白ワインが完成しました。

因みにこのSarmentum Xarel.lo、糖質はかなり少ないですが、しっかりフルーティーで飲みやすいので、当店の女性スタッフに大人気です。

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だって、糖質制限食を知らない審査員さん達、美味しくなかったら選びませんもんね(笑)

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細やかな後味と、丸みを帯びた持続的なタンニンの味がする、風味のよい、バランスのとれたワインである。」

は、ウソでも誇張でもなく、ワインの味の分からない私でも、飲んで「美味しいやん」と思いましたから(笑)

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世界初の糖質制限ワイン サーメンタム

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ワイン


是非お試しあれ。





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糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食・北海道講演会「糖尿病・メタボ・肥満」
こんにちは。
江部康二です。

糖質制限食・北海道講演会「糖尿病・メタボ・肥満」
いよいよ、2日後に開催です。
北海道の皆さん、是非奮ってご参加くださいね。(^人^)


日時  2008年3月16日 日曜日
     受付11:30~ 開演 12:00~15:00
  
会場 北海道立道民活動センター かでる27 大ホール
    札幌中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
TEL:011-204-5100

定員 500名 (先着順)

参加費 1000円

お申し込み方法  お電話・FAXからお申し込み頂けます。

お問い合わせ、お申し込み

江部康二特別講演会北海道事務局

お問い合わせ、お電話でのお申し込み
0120-105-763

FAXでのお申し込み
0120-567-192
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
甜茶(てんちゃ)・ルブソシドと血糖値
おはようございます。今朝は雨がしとしと降ってます。

今回は b.o.c.さんから甜茶に関する質問です。

『08/03/07 b.o.c.
ピーナッツも△になったのですね
江部先生、はじめまして。レシピ本や旧『主食を抜けば糖尿病は良くなる』を持っているものの、『~実践編』はまだ買っていなかった不熱心な読者のb.o.c.と申します。

なんとナッツ類は要注意食品に格下げされていたのですね。確かに手元の塩ピーを見ると、1サービング(31g)中炭水化物が5gとあります。ただしさらにそのうち食物繊維が3gですから糖質自体は2gとなります。2/31ですから、確かに5%では収まりません。それに油断すると100gは平気で食べますから、おやつとして食べるには糖質が多すぎますね。以後要注意とさせていただきます m(_ _)m。

ところで話は変わりますが、先日友人から甜茶をもらったのですが、これってとっても甘いんですよね。糖尿病にはよろしくないと思ったのですが、念のためネット検索すると甘み成分のルブソシドは砂糖の75倍の甘みを持っていて、しかもゼロカロリーを謳っていました。もしそうなら、ラカントのエリスリトール同様、糖尿患者には嬉しい甘味となります。

もっともこの手のゼロカロリーの謌い文句ほど信用できないものはありません。そこで先生にお尋ねしたいのですが、これは糖尿病患者が飲んでも大丈夫なものなのでしょうか?

無理を言って申し訳ありませんが、ブログの末文ででも、触れていただけると幸いです。』


b.o.c.さん。
コメント・質問そして『主食を抜けば糖尿病は良くなる』ご購入ありがとうございます。『~実践編』も(きっとお役に立てますので)よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

ご指摘どおり、ほとんどのナッツ類は、最新バージョンでは△食品としましたが、私も適量は食べていますよ。1回あたり糖質5gていどを含む量のナッツを一日に1~2回が目安でしょうか。

さて、甜茶の甘み成分ルブソシド、私は全然知りませんでした。仕方ありませんので、 b.o.c.さんと同様、ネットでいろいろなサイトを検索しました。彷徨うこと、約15分。とうとう確実に信用できそうなホームページに辿り着きました。(o^。^o)

「バラ科植物の甜茶に含まれている甘味成分のルブソシドは、中南米原産のキク科植物ステビアの主要甘味成分であるステビオサイドと構造的に似た物質です。したがって微量でも甘味を感じますが、カロリーはほとんどありません。」

との記載が、農林水産消費安全技術センターのページにありました。

ということで、甜茶の甘み成分ルブソシドは血糖値を上昇させることはないと思いますので、 b.o.c.さんも安心してお飲みくださいね。


**農林水産消費安全技術センターhttp://www.famic.go.jp/public_relations_magazine/kouhoushi/tokusyuukiji/newfood_watching/nf26.html


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
血糖調節機構
おはようございます。ようやく春めいてきた今日この頃です。

「春は曙やうやうしろくなりゆく山際 少し明かりて紫だちたる雲の細く棚引きたる。」

いやはや、格調高い枕草子の「をかし」の世界とはほど遠い、下々の京都生活の江部康二です。

さてたかが血糖値、されど血糖値・・・。

なかなか複雑な人体の仕組みで維持されていますね。血糖調節には食事以外に、肝臓のグリコーゲン分解・糖新生、運動、ストレスなどいろいろな要素が絡みます。

1、空腹時には肝臓のグリコーゲン分解と糖新生が血糖の供給源となります。

2、摂食時には消化管から吸収されたブドウ糖はまず肝臓に約50%取り込まれて、それ以外が血液の大循環に回ります。

糖尿人では<肝臓のグリコーゲン分解と糖新生>が摂食時にも抑制されにくいので、食後高血糖となります。また糖尿人は、肝臓のブドウ糖取り込みも低下しているので、この面でも食後高血糖を起こしやすいのです。

糖質摂食して血糖値が上昇すれば、正常人では速やかにインスリンが追加分泌され、筋肉細胞・脂肪細胞の表面に糖輸送体(Glut4)がでてきて、血糖を取り込みますので血糖値もすぐ下がります。取り込まれず余った血糖はインスリンにより中性脂肪に変換されます。

しかし糖尿人の場合は、血液中のブドウ糖(食後高血糖)は<インスリン分泌不足>と<筋肉や脂肪細胞におけるインスリン抵抗性>により処理されにくいので、食後高血糖が遷延します。

またインスリン作用不足による脂質代謝異常、アミノ酸代謝異常、高血糖そのものによるインスリン作用低下、インスリン拮抗ホルモン優位、など様々な因子が重なり合って、高血糖が持続するのですね。

3、運動時(筋収縮時)には筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)がインスリン追加分泌がなくても細胞表面にでてきて、血糖を取り込むことが可能となり、血糖値が下がります。筋肉細胞が血糖を取り込んで筋肉中のグリコーゲンが満杯になれば、取り込みはストップします。脂肪細胞は運動には無関係です。

安静時にはインスリンの基礎分泌はありますが少量なので、糖輸送体(Glut4)は細胞表面にでてこれず、筋肉細胞・脂肪細胞は血糖をほとんど取り込まめません。

4、ストレスがあると、アドレナリン、グルカゴン、副腎皮質ステロイドホルモンなど血糖値を上げるホルモンが分泌されますので血糖値が上昇します。


血糖値は、1.2.3.4などの因子が複雑に絡み合って調節されています。
なかなか一筋縄ではいきませんね。\(´×`)/

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運動とエネルギー源⑪糖尿病と胃麻痺
おはようございます。今日は春霞全開です。

今回は、久しぶりに運動とエネルギー源シリーズです。本シリーズ、たくさんコメントいただきましてありがとうございます。読者の皆さん、やや小難しいところはとばして読んで頂いて結構ですので・・・

今回は糖尿病と胃麻痺のお話です。

『たかたろうさんのコメントに「筋力トレーニング直後以外の食事で意図せずに糖質を摂りすぎてしまったときなどは、食事開始後30~60分頃に30分程ウォーキングをして血糖値を下げるようにしていてますが、加減が難しいと感じています。私の場合、200mg前後の血糖値が30分のウォーキングで100mg前後まで下がりますが、ウォーキング終了後30分後にはまた200mg位まで上がってしまっていることがあります。」とありましたが、自分も同じ経験をしています。 なぜなのかとても不思議です。
2008/03/04(火) 16:16:45 | URL | 街のクマ 』


『街のクマさん。そうですか。同じ経験ですか。
運動と血糖値、なかなか一筋縄ではいきませんね。
2008/03/04(火) 22:21:44 | URL | 江部康二』

『私も難しいと感じています。
先生、街のくまさん、こんばんは。
私は1型で枯渇組なのですが、 やはり、食後1時間でBG200―250で時速6キロ、3%の傾斜のウォーキングを30分程度行います。 BGは100くらい落ちます。 クマさんと一緒ですね。
ですが、私の場合、上昇しません。 さらに、その後は何もしなくても50くらい、下がります。 難しいデス。
2008/03/04(火) 23:23:03 | URL | my』


『糖尿が進むと自律神経の働きが悪くなり、消化器系の働きが遷延することがあると伺いました。胸焼け胃もたれがいい証拠らしいです。
投薬・運動なしでも、2H後血糖は高くないのに、消化吸収が進むそれ以降で、血糖値が上昇するというケースを読んだことがあるのですが、たかたろおうさんや私のケースでは当てはまるような気が致します。
特に消化が遅れる油脂の多い食事の場合では。
先生も糖質を摂取なさって、同一条件でお試しになられたら、興味深い結果が得られるのではないのでしょうか。

自分は運動の有無を問わず、先生の提唱なさるスーパー糖質制限食こそ糖尿人を救うことになると信じています。
ちなみに朝晩合計23kmの自転車通勤と、昼休みの40分速歩でも、1週間に二回ほど昼食に糖質を摂取したところ、HaA1cが6.2まで上がってしまいました。
軽度の糖尿人には食後運動は効果があるのかもしれませんが、中等度を超えると、やはり糖質制限食の方が体に優しいのではないかと感じました。素人が生意気言って済みません。どうかお許し下さい。

話は変わるのですが、単調になりがちな糖質制限食を救うにあっては、(自分の昼食は毎日キャベツの千切りと鯖の水煮缶と、半丁の豆腐です。いい加減に厭きました。)だからこそ、美味しげな糖質・制限食コムでの食品開発はたいへんに有難いものに思われます。今日アップされたラーメン食べたいです。よだれが出て困りました。
あらてつさん、是非とも頑張ってください。

2008/03/04(火) 23:25:14 | URL | 街のクマ』


『こんばんは、たかたろうです。
街のクマさんのコメントに「特に消化が遅れる油脂の多い食事の場合では。」とありますが、そういわれてみれば、比較的あっさりした物を食べたときには再び血糖値が上昇することは無かったような気がします(記憶が曖昧でスミマセン)。

筋収縮によるGlut4トランスロケーションについてですが、インスリン依存のGlut4トランスロケーションは筋肉細胞・脂肪細胞の両方で起きますが、筋収縮によるインスリン非依存のGlut4トランスロケーションは筋肉細胞においてのみ起きるという理解で正しいでしょうか?また、安静時かつ筋グリコーゲン満タン時には筋肉細胞による糖の取り込みは行われないという理解も正しいでしょうか? だとすると、単純にそのときそのときで、(消化吸収による糖の血液への放出)-(筋肉細胞による糖の取り込み)=(血糖値の上下)、ということになるような気がします。
消化吸収が速いときは、運動終了までに糖の血液への放出が終了し、運動中の筋肉細胞が血糖を消費してしまうため、運動終了後に血糖値は上がらない。
消化吸収が遅いときは、運動終了までに糖の血液への放出は終了せず、運動中の筋肉細胞は血糖を消費するが、運動終了後の筋肉細胞は糖を消費しないので、運動終了後に血糖値が上がる。
(実際に糖尿人の運動中の呼吸商とかを測定してエネルギー代謝の割合を観測すれば新たな発見があるかもしれませんね。)

済みません、調子に乗って生意気なこと言ってしまいましたが、素人の戯言だと思ってお許し下さい。

P.S. ハンターXハンターの連載が再開されましたね。ストーリーを思い出すのに一苦労です。「ハギャ」が誰なのか思い出せません。

2008/03/05(水) 02:39:14 | URL | たかたろう』



街のくまさん、たかたろうさん、myさん、いつもコメントありがとうございます。

皆さんの体験データ、とても参考になります。

街のくまさんとたかたろうさんが仰有るとおり、消化吸収の遅延が関係しているようです。
まずは、脂肪と糖質を同時に摂取すると、糖質の吸収が少し遅れることが関係してますね。

それから、バーンスタイン医師(米国の1型糖尿病の医師で糖質制限食実践中)の本にも記載されている、街のくまさんご指摘の<胃排泄遅延・胃不全麻痺>が年期の入った糖尿人ではあります。欧米人には胃不全麻痺が結構多いようですが日本人でも当然ありえます。

30分の軽い運動で一旦下がった血糖値が、運動終了後30分でまた上昇した理由は、上記のように脂質と一緒に食べたか胃不全麻痺があったかで、食物の消化吸収が遅れたことが考えられます。
myさんは、1型糖尿病ですが胃不全麻痺はないので、運動終了後の血糖値再上昇がなかったのでしょう。

ところで、街のくまさん。
昼食は<毎日キャベツの千切りと鯖の水煮缶と、半丁の豆腐>ですか!?おかずは何を食べてもいいので、美味しく楽しくを目指してくださいね。

私の昼食は、高雄病院ではスーパー糖質制限食の給食です。江部診療所では、「ごはん日和」でおかずばっかり買ってきたり、コンビニのおでんとかです。

糖質制限ドットコムの、ローカーボフスマパンとか蒟蒻ラーメン、京のおばんざいも強い味方になってくれてますね。

街のくまさん、糖質制限ドットコム御贔屓、ありがとうございます。あらてつさんにより一層、食品開発に励んでもらうよう伝えておきます。

たかたろうさん。
血糖値の調節機構はとても複雑なので次回の宿題とさせてくださいね。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
一日一食と 糖質制限食
おはようございます。今日もとても良い天気ですが、若干の春霞ですね。

さて、東山さんからコメント・質問いただきました。

『おはよーございます
年末に釜池先生の本読みましたーいやぁ確かに厳しいですね、ラカントダメナッツ類ダメ味噌ダメ葱などもダメでしたよね他にもあったような?釜池先生のブログには醤油も必要ありませんとか書いていたような…一日一食を江部先生もされたんですよねどうでした?一日一食とゆう考えには前から興味がありましてこれを体得できたら糖質制限+一日一食で鬼に鉄棒かなぁなんて思っとるんですが…
ところで話は変わりますが先生は学生時代数学と物理好きでしたよね?美味しく楽しく数学と物理だったでしょうか?
2008/03/11(火) 06:11:38 | URL | 東山』


東山さん。いつもコメントありがとうございます。

一日一食で三ヶ月くらいやったことがありますが、やっぱり欲に負けましたね。糖質制限食だと腹が減って動けないというような強烈な空腹感はありません。糖質を食べているとこの強い空腹感が生じるのですが・・・。

それで一日一食ペース、腹減って挫折したのではなくて、「何か食べたいという欲望」です。これに負けました。

絶食療法も10回以上やってますが、期間限定ですから少々の我慢はできます。ちなみに、絶食中も脂肪酸-ケトン体が燃えてますからそんなに飢餓感はないのですが、絶食療法が終了したら、あれが食べたいこれが食べたいという欲望はたっぷり湧いてきます。

一生一日一食だと、何といっても食事回数が減ります。特に団体旅行に行った時など、周囲の人々とのコミュニケーションとか間が持ちません…、とかいろいろ言い訳してますが、まあ、<肉、魚、貝、蟹、海老、ナッツ類、豆腐、納豆、野菜、果実・・・> 何でもいろいろ食べたいという欲望がすべてなのです。

それで、キャッチコピーとしては「美味しく楽しく 糖質制限食」ということで「清く正しく」とはおさらばして、我慢することなく長続きすることを目指しているのです。

まあ「敵を知り己を知れば百戦危うからず」・・・ (孫子)
( 敵はあんまり知らんけど、己の軟弱さはそこそこ知ってますので・・・分相応に)
ということなのです。

一日一食、釜池師匠のマネは到底できません。(*_*)己を知って、「ベストよりベターでまあいいか」といったのりで生きていきます。

朝食を抜いているのは、おそらく人類は一日二食だったろうということと、とりあえず朝の忙しい時間が有効利用できてとても便利ということにつきます。本ブログも朝食抜きの恩恵に結構与ってます。

「ところで話は変わりますが先生は学生時代数学と物理好きでしたよね?美味しく楽しく数学と物理だったでしょうか?」

小学校・中学校・高校時代は文学少年で、漫画とか本ばかり読んでました。「風と共に去りぬ」とか「罪と罰」とか「赤と黒」とか・・・ 従って漢字を書くのは苦手ですが、国語が得意でした。

ああ「カラマーゾフの兄弟」「チボー家の人々」は挫折しましたよ。(´_`)物理・数学は苦手で、医学部受験は生物と世界史でしたね。

なお、京大医学部時代は、全共闘運動が華やかなりし頃でストライキが多く、いろんな学年で最も授業時間が少なかった世代だそうです。


江部康二
テーマ:糖質制限食
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「糖質ゼロの食事術」釜池豊秋先生と糖質制限食
こんばんは。

私の師匠にあたる釜池豊秋先生が「糖質ゼロの食事術」(実業の日本社)を、2007年12月に出版されました。

私は、2005年1月に「主食を抜けば糖尿病は良くなる」を出版して、糖質制限食を提唱しました。しかし糖質制限食は、私の兄・江部洋一郎と釜池豊秋先生が1999年に愛媛県で久しぶりに再会したことから始まっています。

兄が漢方の講演で愛媛県を訪れたときに、京大医学部の同級生である釜池先生がこられて、
いろいろと話が弾んだそうです。

兄はイヌイットの食生活に興味があり、釜池先生もご自身のトライアスロンなどの体験があり、それぞれ独自に糖質制限食こそが人類本来の食事ではないかと思い至ったわけで、意気投合したそうです。

私は、1999年から2001年までは糖質制限食について兄とは時々話はしましたが、半信半疑でした。

しかし、2001年に糖尿病患者さんに初めて糖質制限食を実践して劇的効果を得てからは、院内の医師・薬剤師・栄養士・検査技師の協力を得て精力的に研究を開始しました。

この間、兄から「釜池先生と連絡を取って相談しろ」との 指示があったので、 電子メールでやりとりをしました。

私が疑問を持って釜池先生に質問し、先生がそれに答えるという形で糖質制限食の理論面がどんどん整えられていきました。

従いまして、私の著作「主食を抜けば糖尿病は良くなる」は釜池先生と兄の助けが無ければ、完成することはなかったと思います。謝謝。m(μ_μ)m

さて「糖質ゼロの食事術」ですが、さすが釜池先生の本です。相変わらず教えられることがいっぱいでとても参考になります。

基本理論は、勿論釜池先生も私も糖質摂取を減らすということで同じです。強いて違いがあるとすれば、先生は「一日一食で夕食だけ」「糖質ゼロ」といった感じで求道者・修行僧のようなイメージで、やや厳しいです。私はといえば「美味しく楽しく糖質制限食」ですから、はい、やや軟弱です。

糖尿人・メタボ人の皆さん、「糖質ゼロの食事術」是非ご一読くださいね。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
スペインワイン 第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

スペインワイン

糖質制限専門ワイン Sarmentum(サーメンタム)第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにてシール・オブ・アプルーバル入賞です

お陰様で大好評発売中の糖質制限専門ワインSarmentum(サーメンタム)ですが、昨晩、醸造元のクリストフからメールが入りまして、白ワインの Sarmentum Xarel.lo が、第16回ジャパン・ワイン・チャレンジにて、入賞のシール・オブ・アプルーバルに選ばれたそうです。

私、このジャパン・ワイン・チャレンジが何なんか、全然知らんかったんですけど、なんでもアジアで最大規模のワインの審査会らしいです。

で、ワインの審査会なんですが、恐らく、と言いますか、100%糖質制限が何なのか知ってる審査員もいないでしょうし、糖質制限が審査の対象になるなんてこともあり得ないです。

そんなとこに「糖質制限ワイン」なるものを持ち込んだクリストフもスゴイですが、入賞しちゃうところもスゴイ(笑)

Japan Wine Challenge 2013 審査結果
http://www.japanwinechallenge.com/Results/information_results2013jp.html

2013 Japan Wine Challenge Results Seal of Approval
http://www.japanwinechallenge.com/Results/2013_seal_.html

さすがクリストフが「自信作だ!」ってゆうだけのことはありますね、はい。

クリストフです
くりすとふ


で、今回ジャパン・ワイン・チャレンジ2013にてシール・オブ・アプルーバルに入賞した、白ワイン Sarmentum Xarel.lo 、審査員の方が気づいていたかは分かりませんが、実はとっても画期的な「糖質制限白ワイン」です。

もともと白ワインって、飲んだらお分かり頂けるかと思いますが、甘いんですよね。

甘いゆうことは糖質がそこそこ入ってるということで、糖質制限食的には、「飲んじゃダメワイン」でした。

そこを何とか白ワインのフルーティーさを残しつつ、糖質を抑えられないかと無茶な注文をクリストフに出したところ、

「これでどやっ!」

って作って来たのが、Sarmentum Xarel.lo です。

「これなら大丈夫だ!」

と力説していただけあって、スペインで行った尿糖試験紙の検査もパス。

江部康二先生の人体実験も

18:05 テニス後で空腹時血糖値:91mg

あらてつのスペインワイン白を約1/2本、摂取

30分後血糖値:93mg
60分後血糖値:92mg


と素晴らしい数値。

見事に糖質制限食実践中の皆さんに安心して飲んで頂ける白ワインが完成しました。

因みにこのSarmentum Xarel.lo、糖質はかなり少ないですが、しっかりフルーティーで飲みやすいので、当店の女性スタッフに大人気です。

このことがウソじゃないのは、「ジャパン・ワイン・チャレンジ2013、シール・オブ・アプルーバル入賞」が証明してくれました。

だって、糖質制限食を知らない審査員さん達、美味しくなかったら選びませんもんね(笑)

ブログ読者の皆さんも、Sarmentum Xarel.loを一度飲んで頂けば、思わず「え?これで糖質制限?」って思うハズ。

あ、白ワインばっかり押してるようですが、もちろん赤ワインの Sarmentum Merlot Barrica 2009 もオススメです。

クリストフの言う

「口の中で、パワフルでありながら心地が良く、率直な味わいがある。このワインを構成する品種の特徴を損なうことがない程度ながら、主にバニラノートやオークの香りが感じられる。 程よい強さと後味がある。

細やかな後味と、丸みを帯びた持続的なタンニンの味がする、風味のよい、バランスのとれたワインである。」

は、ウソでも誇張でもなく、ワインの味の分からない私でも、飲んで「美味しいやん」と思いましたから(笑)

冷え込み厳しいこれからの季節、ホットワインもおすすめです。

きっと心までホカホカにしてくれると思います。


世界初の糖質制限ワイン サーメンタム

詳細&お求めは

糖質制限ワイン サーメンタム
http://www.toushitsuseigen.com/shop/spa_wine.html

ワイン


是非お試しあれ。





糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム

糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。


テーマ:糖質制限食
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インスリン追加分泌能の日中変化
こんばんは。

3月5日は啓蟄 ( けいちつ )でしたが、雪がちらついて冬ごもりの虫も、もう一回穴に戻ってしまいそうでした。今日7日は暖かくなりかけてきて、ようやく春到来でしょうか?

さて今回は、landaxisさんから、インスリン追加分泌について、コメント・質問いただきました。

『08/03/02 landaxis
インシュリン追加分泌力の日中変化
初めてメールいたします。人間ドックで糖尿病の疑いを指摘されてから先生の本を拝読し、早速糖質制限食を実践。3ヶ月で12キロも減量し、肝機能、中性脂肪等も大改善、完全正常化しました。
今は、自分の体を調べるために血糖値を小刻みに自己測定しています。早朝空腹時血糖は115~130、かなり糖質を摂取した後の1時間後血糖値は朝食後で170~180、昼食後で150~160、夕食後は120位です。2時間後血糖値は朝食後は165~175とほとんど変化なく、昼食後は110~120、夕食後は90~110です。
これを見てもわかる様に、早い時間ほどインスリン追加分泌がうまくいっていないようですが、夕方には糖質を完全に押さえこんでいるようです。夕方の空腹時血糖値は通常100以下に落ちています。。
HbA1Cは約2ヶ月前の数値ですが、5.3でした。
私のようなケースは午前中の糖質制限さえすれば普通の生活をしても概ね大丈夫なのかなと思っていますが。』


landaxis さん。私の本ご購入ありがとうございました。

糖質制限食実践3ヶ月で12キロ減量し、肝機能、中性脂肪等も大改善、完全正常化」

良かったですね。おめでとうございます。(^o^)v
糖質制限食で代謝が全て改善してきていますね。

また減量成功で、インスリン抵抗性も改善していると思います。肥満があるとインスリンの効きが悪くなり、インスリン抵抗性が増します。インスリン抵抗性は、糖尿病発症の要因の一つです。

landaxis さんのデータですが、早朝空腹時血糖値115~130mgですが、他の食後血糖値は正常或いは境界領域です。

食後2時間血糖値が140mg未満は正常で、200mg未満が境界領域です。

早朝空腹時血糖値も110mg未満が正常、126mg未満が境界領域なのでこのまま 糖質制限食を続けていけば、まず126mg未満達成で、糖尿病というより予備軍に属することになるでしょう。

ただ、早朝空腹時血糖値が126mgを超えることがあったので、ある程度基礎分泌のインスリンが減少気味ですから油断は禁物です。

インスリン追加分泌が朝だけややうまくいってないようですが、それでも2時間後血糖値が165~175mgですので境界領域で済んでますね。

それにしても、朝と夕で食後2時間血糖値が<165~175>、<90~110>とこんなにも差があるのですね。

他の2型糖尿病の患者さんでも、朝昼夕差がない人もいますが、landaxis さんと同様に朝食後の血糖値が高い人もいます。

でも、朝だけインスリン追加分泌がうまくいかない理由は、私にはよくわかりません。インスリン追加分泌能の日中変化、不思議ですね。(*´・⊇・)

「私のようなケースは午前中の糖質制限さえすれば普通の生活をしても概ね大丈夫なのかなと思っていますが。」

12kg減量で、インスリン抵抗性が改善しているので、仰有るとおり大丈夫と思います。

ただ、今後のことまで考慮すれば、主食は未精製の穀物を比較的少量にして、よく歩くよう心掛ければ一層好ましいですね。そうすれば、再び肥満したり糖尿病的になったりすることを防げると思いますよ。

生活習慣病予防の食生活十箇条をご参照ください。


『高雄病院食生活十箇条』 -アレルギー疾患の治療や生活習慣病予防にー

一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで 



江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
ナッツと糖質制限食と貧血
おはようございます。
今朝はとても良い天気です。でも黄砂の影響か春霞がかかっています。

私は車は全く洗わないのですが・・・、愛車を綺麗に保ちたい方々にはつらい季節ですね。

さて今回は、カナさんからコメント・質問をいただきました。

なぜナッツ類が○食品→△食品になったのか・・・

『08/03/02 カナ
二つの質問
はじめまして。先生のご本を購入、拝読し昨年4月から糖質制限食(スタンダード:昼食時、定食のご飯ふた口程度)を実践してきましたが二つほど気になることがあり質問させて頂きます。一つ目は、今回の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!(実践編)」では何故、とじこみ「食べてよい食品と要注意食品」一覧表でナッツ類が要注意食品に分類されてしまったのでしょうか?ナッツはチーズ、するめと共に間食の常連となっているものですから・・・。二つ目として昨年7月頃、会社の定期健診で「貧血」(赤血球数:390、ヘモグロビン:12.0)を指摘されました(今年2月は赤血球数:423、ヘモグロビン:12.8)。これは糖質制限食と関連あるのでしょうか?当方、男性(56歳)です。宜しくお願いいたします。』


カナさん。本のご購入ありがとうございました。

まず一つ目の質問ですね。

『今回の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!(実践編)」では何故、とじこみ「食べてよい食品と要注意食品」一覧表でナッツ類が要注意食品に分類されてしまったのでしょうか?』

厚生労働省の決まりでは、100g中糖質含有量が5g以下のものを低糖質食品と呼んでいます。
それでこの基準をクリアしているのは、ナッツ類の中で、カボチャの種・クルミ・松の実・ごまだけなのです。

また、一般的なミックスナッツで、100g中に約16gの糖質が含まれています。1/3袋弱で食べるのを止めたら精々5gの糖質で、2型糖尿人の血糖値は、15mg上昇するていどで済みますので私も食べてます。

しかし、一袋丸ごと食べたら16gの糖質ですから、48mgも血糖値が上昇します。そして、私の聞き取り調査によりますと、丸ごと一袋を平然と食べる強者糖尿人が結構おられるのです。かくなる上は仕方ないので、多くのナッツ類を△食品という格付けにせざるを得なくなったのです。

ちなみにバターピーナッツ40粒が40gで、その内糖質が4.5gです。また、アーモンド35粒が50gで、その内糖質が4.7gです。1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させることをふまえて、適宜ナッツ類は摂取していただけばよいと思います。

チーズや天日干しスルメの糖質含有量は極めて少ないので、血糖値を上昇させることはほとんどないです。

このあたりの糖質は「主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践篇」巻末の食品糖質表をご参照ください。

次は二つ目の質問ですね。

「昨年7月頃、会社の定期健診で「貧血」(赤血球数:390、ヘモグロビン:12.0)を指摘されました(今年2月は赤血球数:423、ヘモグロビン:12.8)。これは糖質制限食と関連あるのでしょうか?」

高雄病院関連で、既に1000人以上の糖尿人が糖質制限食を実践されています。その中で、糖質制限食を実践したために貧血になった例はありません。

もともと貧血気味だった方はおられます。また、糖尿病の経過中、たまたま胃潰瘍が発症して貧血になった人もおられましたが、胃潰瘍の治療と鉄剤の内服で改善されました。

カナさんも糖質制限食とは無関係に、軽症の貧血が検診でたまたま発見されたということだと思います。

経過としては 糖質制限食を続けられて約半年後には
赤血球数:390→423
ヘモグロビン:12.0→12.8
と改善しておられますので、問題ないと思います。

もし、糖質制限食を実行したために貧血が出現したならば、その同じ食事を続ければ貧血が進行する可能性が高いと思います。

従いまして糖質制限食とカナさんの貧血に関連がある可能性は極めて低く、安心して 糖質制限食を続けていただけばよいと存じます。

なお改善しているとはいえ貧血が続くならば、その原因は調べていただいたほうがよいと思います。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖質制限食とコレステロール・復習
おはようございます。

今回は、ちゃんぐさんから糖質制限食とコレステロールについての質問をいただきました。
コレステロールについて、過去のブログで何回か記事にしましたが、復習を兼ねて考えてみます。

総コレステが上昇中
江部先生、始めまして、昨年7月に2型診断され、最近このブログ拝見し、ガイヤの夜明けを見てはまり、主食を抜けば糖尿病は良くなる実践編を購入しました。で昨年より実践していることがありまして、それは
朝、と夜は自宅で全粒粉パン糖質18g程度を主食にし身長172で年齢42体重も80kgから65kgまで落ち、HDL102、中性脂肪52、が現在の状況なのですが
総コレステロールが231と毎月高くなっているのですがこのままの食事療法でよいのか多少不安です。今の主治医は江部先生のファンでこの食事でOKと言ってくれていますが・・・
2008/02/27(水) 18:55:14 | URL | ちゃんぐ』


ちゃんぐさん、「主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践編」ご購入ありがとうございました。

昨年から糖質制限食を実践されて、体重が、80kg→65kg、ダイエット大成功で、良かったです。(o^。^o)
朝と夜は自宅で全粒粉パン糖質18g程度なら、糖質制限食OKですね。

2007年7月に2型糖尿病と診断されたとのことですが、最新の検査データ 「HDL102、中性脂肪52」ならば、とても上手に糖質制限食が実践できているパターンなので、血糖値やHbA1cもかなり改善していることと思います。

ご心配の「総コレステロールが231mg/dl」に関しては全くOKです。

まず、2007年4月の日本動脈硬化学会のガイドラインで、総コレステロールは「脂質異常症」の診断基準から外れました。

コレステロールに関して、動脈硬化のリスク要因として問題となるのは、HDLコレステロールが低値の人とLDLコレステロールが高値の人です。

またLDLコレステロールの中では、真に問題となるのは「小粒子LDLコレステロール酸化LDLコレステロール」なのです。

そしてちゃんぐさんのように、HDLコレステロールが多くて、中性脂肪が少ない人は「小粒子LDLコレステロール酸化LDLコレステロール」は少ないので全く心配要らないのです。安心して 糖質制限食を続けてくださいね。

コレステロールの詳しい説明は、本ブログのカテゴリーで「コレステロール」を参考にしていただけば幸いです。

「今の主治医は江部先生のファンでこの食事でOKと言ってくれています。」

とても嬉しいお話ですね。)*^O^*(

確かに少しずつではありますが、糖質制限食に理解を示していただけるお医者さんが増えてきている印象があります。主治医殿に是非よろしくお伝え下さい。

江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
運動とエネルギー源⑩ 筋力トレーニングと血糖値
おはようございます。

たかたろうさんから、筋力トレーニングと血糖値に関する追加コメントをいただきました。筋力トレーニングやウオーキングと血糖値の関係、勿論個人差はあると思いますが、おおいに参考になります。

『08/03/01 たかたろう

江部先生、こんにちは、たかたろうです。
私の体験を記事に取り上げて頂きまして、ありがとうございます。皆様の参考になればとてもうれしいです。
少し補足させて頂きます。
「筋力トレーニング直後の糖質補給は血糖値をそれほど上げません」と申し上げましたが、この効果は高負荷(数十キロの負荷を数回繰り返す)トレーニングの方が顕著で、低負荷(数キロの負荷を数十回繰り返す)トレーニングの場合は高負荷時ほどの効果はありません。どうやら、無酸素運動の方が食後のピーク血糖値を押さえるのに有効なようです。グリコーゲン消費量と関係しているのかもしれませんね。
ちなみに、筋力トレーニング直後以外の食事で意図せずに糖質を摂りすぎてしまったときなどは、食事開始後30~60分頃に30分程ウォーキングをして血糖値を下げるようにしていてますが、加減が難しいと感じています。私の場合、200mg前後の血糖値が30分のウォーキングで100mg前後まで下がりますが、ウォーキング終了後30分後にはまた200mg位まで上がってしまっていることがあります。つまり、血糖値の乱高下が起こることがあるのです。私の勝手な思いこみですが、
1.遅れて分泌されたインスリンと運動の効果と相まって一気に血糖値が下がる
2.一気に血糖値が下がると、それ以上下がらないようインスリンの分泌が止まる
3.インスリンの分泌は止まったが、食べたものの消化吸収は続いているので、再び血糖値が上昇する
といったことがおきているのではないかと思っています。
もっとも、しっかり糖質制限していればこんな乱高下が起きることはありませんね。これからも、先生の著書やブログを参考にさせて頂いて、糖質制限食を中心とした血糖コントロールを行っていこうと思っています。』


たかたろうさん。貴重な体験報告、ありがとうございます。

「筋力トレーニング後に糖質を摂取しても血糖値が上昇しない効果は、高負荷(数十キロの負荷を数回繰り返す)トレーニングの方が顕著で、低負荷(数キロの負荷を数十回繰り返す)トレーニングの場合は高負荷時ほどの効果はありません。」とのこと。

最高強度の運動の時は、即エネルギ-源が必要なので、筋肉細胞はまず自前で貯蔵していたATPやクレアチニンリン酸の生み出すATPを使います。そのあとは、グリコーゲン分解と解糖からのATP供給が5秒で最大となり、20秒くらい持続します。これらは、ほとんど全て嫌気的エネルギーで、無酸素運動で供給速度が速いです。

ご指摘の如く、高負荷の筋力トレーニングであれば、最高強度の運動であり、脂肪酸はエネルギー源としてほとんど使われないので、筋肉中のグリコーゲン消費量は多くなり、数回繰り返せば一旦枯渇するくらいまで減少すると考えられます。

これに対して、低負荷のトレーニングの場合は、脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム(好気的システム)も結構利用されるので、筋肉中のグリコーゲン消費量は少ないと考えられます。勿論低負荷のトレーニングではグリコーゲン-ブドウ糖システム(好気的システム)もあるていど利用されると思います。

高負荷の筋力トレーニング後に糖質を摂取すれば、枯渇した筋肉中のグリコーゲンを補充するためにドンドン血糖が取り込まれるのでしょう。

「筋力トレーニング直後以外の食事で意図せずに糖質を摂りすぎてしまったときなどは、食事開始後30~60分頃に30分程ウォーキングをして血糖値を下げるようにしていてますが、加減が難しいと感じています。私の場合、200mg前後の血糖値が30分のウォーキングで100mg前後まで下がりますが、ウォーキング終了後30分後にはまた200mg位まで上がってしまっていることがあります。」

そうなのですか。運動でいったん下がった血糖値が、また上昇することがあるのですね。そこまで連続して測定したデータはありませんので知りませんでした。大変貴重なデータで参考になります。

糖尿病は薬なしで治せる」の著者・渡邊昌先生は、食事開始後30分で30分運動すれば、運動後も血糖は吸収され続けると記載しておられますが、個人差があるのでしょうね。

また糖尿病専門医ガイドブック(2006年)の98ページに、
「肥満2型糖尿病患者で、低強度運動30分実施後、2時間にわたってインスリン感受性が改善した」という報告が記載されています。

たかたろうさんの場合、運動後も血糖値が下がったままの時もあるのですね。運動後30分で再び血糖値上昇のパターンとどちらが多いのでしょう?

30分のウオーキングの場合、筋肉の主たるエネルギー源は脂肪酸-ケトン体システムなので、脂肪酸筋肉中のグリコーゲンはあまり減少しません。歩行中は筋肉の収縮により、Glut4が筋肉細胞表面にでてくるので血糖を取り込みますが、それがどのくらい持続するのかですね?

筋収縮によりGlut4が筋肉細胞表面に出ているのは、新潟医療福祉大学の川中健太郎先生によれば、運動終了後2~3時間持続とのことです。

先生の論文に引用してある文献によれば「ラットに2時間の水泳運動を負荷したあと、運動終了3時間後でも、一定量のインスリン刺激に対してよりたくさんのGlut4が細胞膜表面にトランスロケーションできる」そうです。

つまり一旦、2~3時間で細胞内に戻ったGlut4ですが、その後もしばらくはトランスロケーションしやすくなっているのですね。

たかたろうさんの高負荷トレーニングでも明らかなように、運動後の筋肉の糖取り込みの持続にはグリコーゲンの減少程度もかなり関係していると思います。

しかし運動と血糖値、まだまだよくわかっていないところも多く、これからの課題です。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
糖尿病とゴーヤーマジック?
こんばんは。
今日はGUMIさんから、ゴーヤーと血糖値に関するとても興味深いコメント・質問をいただきました。


『ゴーヤーマジック?
江部先生はじめまして。
昨年末に主人の糖尿病発症が発覚してからというもの、勉強の末に糖質制限食に巡りあい実行して1ヶ月になります。本も全部、購入させていただいてます。(^^)v
糖質制限食で血糖値は安定し、赤ワインの効果で早朝高血糖も改善されてきて、夫婦で喜んでいます。
昨日、先生のレシピ本にあったゴーヤ炒めを作って食べたところ、食前血糖値118→食後1時間116→食後2時間115と、すごい数値をたたきだしました。
その後も試してみたところ、ゴーヤを食べた後の血糖値は食前よりも低い場合がほとんどでした。
ゴーヤと血糖値の関係についてネット検索してみたところ、「ゴーヤに含まれる植物インスリンが血糖値を下げる」「ベータ細胞を刺激してインスリンの分泌を促進する」などの記述が見つかりました。
ゴーヤがすっかりお気に入りになった主人ですが、「インスリン注射と同じ効果ならいいけど、膵臓にむち打つ薬と同じならイヤだなあ」と言います。
ゴーヤの効果はインスリン注射なのか、それともSU剤なのかとても気になるのですが、明らかになっていたらお教えいただけませんか?
膵臓をいじめないなら、毎食ちょっとずつテーブルにのせたいのですが・・・
2008/02/29(金) 00:07:00 | URL | GUMI』


GUMIさん、コメント・質問、そして本全部ご購入、
とてもありがとうございます。m(μ_μ)m

糖質制限食で血糖値が安定し、赤ワイン適量?で早朝空腹時血糖値も改善、良かったですね(^o^)v

「レシピ本にあったゴーヤ炒めを作って食べたところ、食前血糖値118→食後1時間116→食後2時間115と、すごい数値をたたきだしました。」

これは、確かに驚愕のデータですね。ゴーヤ以外の食材の糖質含有量はどのくらいだったのでしょう?どうやらゴーヤーは本当に血糖値をあるていど下げる効果を持っているようです。

私も知らなかったので、早速インターネットで調べてみました。そうすると、他にも人体実験をした人がいました。

知識の宝庫!目がテン!ライブラリー  日本テレビ(2001/09/23放送) 

「4人の人にまずは、ブドウ糖溶液を100グラム飲んでもらいました。すると通常の状態での血糖値は平均約94だったのが、ブトウ糖溶液を飲むと、30分後の血糖値は200を超えました。次にゴーヤージュースとブドウ糖溶液を飲んで血糖値を測定してみると、30分後血糖値は約145とかなり低い値になりました。」

今時のテレビでどこまで信用できるかわかりませんが、何やら期待できそうです。

ゴーヤーは独特の苦味が特徴ですが、その苦味成分はモモルデシンとチャランチンといい、インターネット的には血糖値を下げる効果がありそうですが確定とはいえません。

一方、ゴーヤにはコロソリン酸も含まれています。コロソリン酸は、別名植物インスリンと言われています。この成分は、インスリンに似たタンパク質です。通常のインスリン注射では、時に低血糖が生じることがありますが、ゴーヤーに含まれる植物インスリンの場合は、血糖値を安定させますが低血糖は起こさないようです。

コロソリン酸に関しては、

①広島大学医学部総合薬学科活性構造学講座の山崎和男名誉教授が、インスリンと同じようにグルコースを細胞内に速やかに吸収させること、即ちグルコーストランスポーター(糖輸送体)を活性化させることを見出しました。

②鈴鹿医療科学大学医療栄養学科の三浦俊宏講師は、コロソリン酸を用いた動物実験の結果を第46回日本糖尿病学会年次学術集会で発表し、「コロソリン酸投与後4時間に血糖低下作用を示し、インスリン値の低下も見られた。また、筋肉GLUT4タンパク発現の増加が見られた。」と報告しました。

③京都大学医学部糖尿病・栄養内科学の福島光夫助手は日本糖尿病学会近畿地方大会で、コロソリン酸が経口糖負荷時の血糖値を低下させることを報告しました。

①②③を考慮すれば、かなりの信憑性をもって、血糖値を下げる効果があるようです。

GUMIさん、その後の結果も是非教えてくださいね。
ゴーヤーと糖質のセットでどの程度血糖値が上昇するのかしないのか?
ゴーヤーなしの糖質だけだと、どのくらい血糖値が上昇するのか?

結論は確定ではありませんが、ゴーヤーかなり期待がもてそうですね。

江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
バセドウ病と血糖値
こんばんは。

昨夜は神戸の六甲山ホテルで、京大時代の恩師を囲む会がありました。ホテルだったので、赤ワインとウィスキーでした。今日は、二日酔いです。それでもテニスにはいってきました。

さてアポロさんから、コメント・質問をいただきました。

『08/02/28 アポロ
バセドウ病と血糖値
はじめまして、先生のブログ毎日楽しみに拝見しております。 長くなりますが、お教え頂きたいことがあり投稿しました。

私は33歳の女性です。28歳からバセドウ病を患っております。 去年の2月に甲状腺ホルモン値が落ち着いたので担当医の診断のもと薬を中止しておりました。

バセドウ病になった時は体重が減少していましたが、メルカゾールを服用し始めて体重が24キロも増えてしまいました。 (153cmで58キロだったのが、5年で82キロになりました。)
昨年の11月に先生のブログに出会い、毎日拝見するようになり、 肥満を改善しないと大変なことになるかも!!と思い少しずつではありますが、糖質制限をしておりました。
昨年11月頃から徐々に体重が落ち始め2月までに10キロ落ち、今は72キロです。(まだまだ太りすぎですが・・・)
最近、動悸と息切れがあり病院を受診したところバセドウ病が再発していました。

ここからが質問なのですが、
かかりつけの病院で血液検査をした時、血糖値は98でした。 (朝食8:30頃にサラダ、血液検査はお昼の13:30頃でした)
その一週間後に会社の健康診断があり、血液検査で血糖値は113でした。
(前日20:30以降食べ物は口にしていません。ブラックコーヒーと水、お茶は飲みました。検査当日の朝メルカゾール3錠を飲みました。)

健康診断を担当した医師に「糖尿病の境界型ですね、甘い物、甘い飲み物、果物を控えてください」と言われました。 (その他の検査、尿糖・肝機能・中性脂肪・コレステロール等は正常でした)
血圧は134/76でした。

バセドウ病で血糖値の上昇や、尿糖が出たりすることがあると聞いた事があります。
前日の20:30以降何も食べてないのに空腹時血糖が113という事は やはり境界型と考えたほうが良いのでしょうか?
それともバセドウ病によって血糖値が上がっていることが原因と考えられるでしょうか?
(健康診断をした医師がバセドウ病だから高くなってるかもしれない等言われなかったことも気になっています。)

糖尿病やその境界型でない方の空腹時血糖値が110以上になることは絶対ないのでしょうか?
バセドウ病で血糖値が高くなる場合は毎回血糖値が高いのでしょうか?
それとも低い時もあれば高い時もあるのでしょうか?
空腹時だけ高くなるのか、食後だけ高くなるのか?常に高いのか?
本当にわからないことばかりです。
今までこのような数値が出た事がないので戸惑ってしまいました。 肥満だから糖尿病を気にしていたので、なおさら不安でたまりません。 聞きたいことがたくさんあって、まとまりのない文章になってしまい 申し訳ございません。お教え頂けると嬉しいです。 宜しくお願い致します。』


アポロさん。
コメント・質問ありがとうございます。10kgのダイエット成功、まずはよかったですね。(*^_^*)

私もバセドウ病と血糖値に関してよく知らなかったので、甲状腺疾患の専門病院である東京の伊藤病院さんのホームページを覗いてみました。

そうすると
「バセドウ病では、尿に糖が出ることも珍しくありません。これは食事の吸収がよくなるためで、食後に高血糖になり尿糖が陽性となります。バセドウ病によるものなのか、あるいは合併した糖尿病によるものなのか、これは検査で見極める必要がありますが、バセドウ病によるものならば、バセドウ病の治療でよくなります。」
との記載がありました。

このように、バセドウ病で甲状腺機能が亢進していると食後高血糖になることがあるようです。バセドウ病の治療で甲状腺機能がコントロールできたら、当然食後高血糖も改善されます。

空腹時の血糖値もバセドウ病で高値を呈すことがあるのか、ちょっとよく解りませんでした。このあたりの事は、甲状腺専門医が詳しくご存じだと思いますので、相談されてはいかがでしょう?

ともあれ甲状腺機能がコントロール良好な段階で、早朝空腹時血糖値が113mg/dlならば一応、境界型糖尿病の可能性があります。

糖尿病が気になれば、経口ブドウ糖負荷試験をしてみるか、より簡便には糖質を普通に食べて2時間後の血糖値(食べ初めてから2時間後)を測定してみればよいでしょう。

食後2時間の血糖値が140mg未満なら正常です。
140~199mgまでが境界型です。
200mgを超えたら、糖尿病型です。
 
それから、通常の糖尿病以外に、二次性糖尿病といわれるものがあります。二次性糖尿病とは、明らかな原因(基礎疾患)により耐糖能低下が起こる糖尿病をいいます。いわゆる糖尿病(一次性糖尿病)と異なり、基礎疾患を治療することにより、治癒する可能性のあるものが含まれます。バセドウ病もその一つですね。

原因疾患
1.内分泌疾患:末端肥大症、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫など
2.膵疾患:急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、膵摘除など
3.肝疾患:急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害など
4.薬剤:副腎皮質ステロイド、経口避妊薬、サイアザイド系利尿剤など
5.インスリン受容体異常症などの遺伝子異常
6.その他の遺伝性疾患など

これらの基礎疾患があっても、二次性糖尿病を発症しない場合も勿論あります。
二次性糖尿病を発症しても、軽症の場合は基礎疾患がコントロールできれば糖尿病の状態も改善します。

基礎疾患がコントロールできない時や、基礎疾患がきっかけとなり一次性糖尿病が発症した時は、一般の糖尿病の治療が必要となります。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット