「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。
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人類は一日三食?、二食?
2008年02月20日 (水) | 編集 |
ご質問をいただきました。

『昼食なし
2008/02/05 Tue 08:11:15の記事の
>昼食なし
食事を最低3度規則正しく取らないと血糖値が不安定になりませんか?
2008/02/10 Sun 10:35:36
URL | モンチ』


モンチさん。コメント・質問ありがとうございます。

「人類は本来、一日三食か二食かはたまた、一食か?」興味ある問題ですね。
かく言う私は、1984年の第一回目の断食以降は、朝食抜きの一日二食です。

一時三ヶ月ぐらい一日一食にしてみましたが、空腹感というより間が持たない感じで二食に戻しました。「美味しく楽しく 糖質制限食」がモットーですから、やはり一日二回くらいは美味しいもの食べたいですよね。

日本でも、江戸時代初期までは一日二食で、中期から三食になったようです。平安時代まで遡って、清少納言は「枕草子」のなかで「大工のものくうこそいとあやしけれ」と、大工が昼食をとること(多食)を揶揄しています。

平安時代や鎌倉時代の一日二食は、朝食が午の刻(正午)で、夕食が申の刻(午後4時)だったそうです。

イギリスやフランスなどヨーロッパの国々でも、18世紀に二食から三食になったので三食の歴史は浅いのです。

英語の朝食はbreakfastですが、一日の最初の食事(断食を破る)を意味していたのが転じて朝食になりました。当初のbreakfastは一仕事終えたあと、正午頃食べていたのかもしれません。

世界的に見ても、伝統的なライフスタイルを保っている部族は、一日二食のことが多いようです。特に朝起きて何の活動もしていないのに、すぐ食事を摂るという現代人のような「変な?習慣」はありません。

最後になりますが、 糖質制限食を実践していれば血糖値の上昇がほとんどなく、ブドウ糖スパイクは起こりません。一日二食でも三食でも 糖質制限食である限りは血糖値は安定します。

一方精製炭水化物を食べると血糖値の急激な上昇−ブドウ糖スパイクが生じ、その後糖尿病や予備軍の人出は遷延してでるインスリンのため、3時間後などに低血糖になることもあります。


今回のブログは、小山内博先生の「明日から朝食をやめなさい」(21世紀ブックス)を参考にし、一部引用させていただきました。謝謝。m(μ_μ)m


江部康二