お屠蘇

おはようございます。
今日は昼から刈谷市で 糖質制限食に興味をお持ちのメーカーさん対象の講演会です。
夜は京都に帰ってきて、テニスクラブの皆さんと、今年最後の忘年会です。場所は「牛おおた」という由緒ある焼き肉屋さんだそうで楽しみですね。

クリスマスにはシャンパンとワイン、忘年会でビールに日本酒・・・と、とかくお酒を飲む機会が多い年の瀬が過ぎていき、残すところあと二日となりました。

もちろん糖尿人たる私は、クリスマスも忘年会もスタイルフリーと赤ワインと焼酎でしのぎましたが…。

もうすぐ新年を迎え、それでもまた酒かと言われそうですが、お正月といったら、やっぱりお屠蘇ですかね。私も屠蘇、おちょこで1.2杯くらいは飲もうと思います。

屠蘇は正式には延寿屠蘇散といい、華陀という中国の三国時代の名漢方医が、白朮、山椒、防風、桂皮、桔梗、細辛などの薬草を調合し、酒に浸して飲んだのが始まりといわれています。邪気を屠り、魂を蘇らせるという意味で屠蘇と名付けられました。

日本では平安時代、嵯峨天皇に唐からの使いが、屠蘇散を霊薬として献上したのが始まりといわれています。

天皇は元旦から三が日、四方拝の儀式の後お酒に屠蘇散を浸したものを召し上がられたということです。

この風習が徐々に一般の人たちの間にも広がっていき、よい年を迎えるお正月の行事として定着していったようです。

家族や雇用人の別なく一同に集まり、祝い膳に箸をつける前に若い者から順に杯をあげ無病息災を祈るのです。この風習は、江戸時代におおいに流行り、大正時代まではかなり広く行われていました。

江戸後期から明治のころには、町医者がお歳暮として年末に患者に与えたと言われています。近年は大晦日の夜、酒に屠蘇散を入れ一夜冷たく浸しておき、元旦の朝雑煮を食べる前に、家族の一年の健康と幸せを願って飲むのが一般的でしょうか。

屠蘇(トソ)
延寿屠蘇散(エンジュトソサン)
華陀(カダ)
邪気を屠(ホフ)り、魂を蘇(ヨミガエ)らせる
白朮(ビャクジュツ)、山椒(サンショ)、防風(ボウフウ)、桂皮(ケイヒ)、
桔梗(キキョウ)、細辛(サイシン)
四方拝(シホウハイ)
テーマ: 糖質制限食 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 09:59 |  江部康二のひとりごと |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

ドクター江部

Author:ドクター江部
江部康二です。京都の高雄病院で勤務しています。漢方やアトピー治療でご存知の方もおられるかと思いますが、最近、自分が糖尿病だということが発覚し、糖尿病の新しい食事療法『糖質制限食』に力を入れてます。これからも宜しくお願いしますね。

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