Tue
12/04
2007
糖質制限食で持久力向上
おはようございます。
『京都トレイルランナー』http://kyoto-trailrun.lolipop.jp/main/
というブログを書いておられるまつださんから、
『糖質制限による体質改善は、持久系能力向上に絶大な効果があります。
一介の市民ランナーですが、5年間停滞していたベストを続々と塗り替えております。』
というコメントをいただきました。
長距離を走ったり泳いだりとか持久力が必要なスポーツは、脂肪酸をエネルギー源として上手に使わなければ1〜2時間で、筋肉中のグリコーゲンが枯渇して足が棒のようになり、動けなくなります。
筋肉中に蓄えられているグリコーゲンは約300gで1200キロカロリーしかありませんから、これをメインに利用してしまえば1〜2時間しかもたないわけです。
心筋や骨格筋は安静時や歩行時は主として脂肪酸をエネルギー源として利用していて、ブドウ糖はあまり利用していません。
しかし一般人は、あるていど心拍数が上昇するような運動になると筋肉中のグリコーゲンを手っ取り早くブドウ糖に変えてエネルギー源にしてしまい、脂肪酸をあまり利用しなくなりますから、すぐに上述のようなエネルギー切れになってしまい、スタミナが続かないわけです。
一方、鍛えてある一流スポーツ選手は、少々心拍数が上昇しても脂肪酸をエネルギー源として利用し続けることができますから、筋肉中のグリコーゲンを節約できて、最後のラストスパートでしっかり利用できるわけです。
ラストスパートのような、全力疾走とか瞬発力が必要な時は、筋肉はブドウ糖を利用します。
スポーツ選手は一般人に比べれば、体脂肪率は低いですが、筋肉中の脂肪は増えています。筋肉中の脂肪は総体脂肪量に対する割合はごく小さいですが、これがどうやら持久力の向上にあるていど関係しているようです。
持久運動の後には、筋肉内の脂肪蓄積は減少していることが示されています。筋肉では脂肪はミトコンドリア近くに局在する小さな脂肪滴中にトリグリセリドとして蓄積されているそうです。
まつださんのコメントのように、糖質制限食の実践により持久力が向上するようです。糖質制限食により基本的に常に脂肪が燃えてますので、運動中にも脂肪が燃えやすくて
筋肉中のグリコーゲンを節約できるのでしょう。
「糖質制限食+適切なトレーニング」で筋肉中の脂肪も効率よく増える可能性がありますね。
**
今日のブログは「スポーツ栄養の科学的基礎」FRED BROUNS著 杏林書院
を参考にしました。謝謝。
江部康二
『京都トレイルランナー』http://kyoto-trailrun.lolipop.jp/main/
というブログを書いておられるまつださんから、
『糖質制限による体質改善は、持久系能力向上に絶大な効果があります。
一介の市民ランナーですが、5年間停滞していたベストを続々と塗り替えております。』
というコメントをいただきました。
長距離を走ったり泳いだりとか持久力が必要なスポーツは、脂肪酸をエネルギー源として上手に使わなければ1〜2時間で、筋肉中のグリコーゲンが枯渇して足が棒のようになり、動けなくなります。
筋肉中に蓄えられているグリコーゲンは約300gで1200キロカロリーしかありませんから、これをメインに利用してしまえば1〜2時間しかもたないわけです。
心筋や骨格筋は安静時や歩行時は主として脂肪酸をエネルギー源として利用していて、ブドウ糖はあまり利用していません。
しかし一般人は、あるていど心拍数が上昇するような運動になると筋肉中のグリコーゲンを手っ取り早くブドウ糖に変えてエネルギー源にしてしまい、脂肪酸をあまり利用しなくなりますから、すぐに上述のようなエネルギー切れになってしまい、スタミナが続かないわけです。
一方、鍛えてある一流スポーツ選手は、少々心拍数が上昇しても脂肪酸をエネルギー源として利用し続けることができますから、筋肉中のグリコーゲンを節約できて、最後のラストスパートでしっかり利用できるわけです。
ラストスパートのような、全力疾走とか瞬発力が必要な時は、筋肉はブドウ糖を利用します。
スポーツ選手は一般人に比べれば、体脂肪率は低いですが、筋肉中の脂肪は増えています。筋肉中の脂肪は総体脂肪量に対する割合はごく小さいですが、これがどうやら持久力の向上にあるていど関係しているようです。
持久運動の後には、筋肉内の脂肪蓄積は減少していることが示されています。筋肉では脂肪はミトコンドリア近くに局在する小さな脂肪滴中にトリグリセリドとして蓄積されているそうです。
まつださんのコメントのように、糖質制限食の実践により持久力が向上するようです。糖質制限食により基本的に常に脂肪が燃えてますので、運動中にも脂肪が燃えやすくて
筋肉中のグリコーゲンを節約できるのでしょう。
「糖質制限食+適切なトレーニング」で筋肉中の脂肪も効率よく増える可能性がありますね。
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今日のブログは「スポーツ栄養の科学的基礎」FRED BROUNS著 杏林書院
を参考にしました。謝謝。
江部康二

