世界糖尿病デー

おはようございます。
江部家では、京都新聞と毎日新聞をとってます。

11月14日(水)の毎日新聞に、今日は「世界糖尿病デー」という記事が載りました。
2006年12月の国連決議で決まったのですが、単独の病気としては、エイズに次いで2番目で異例のことと言えます。

決議にあたって、バングラデシュが提案国に名乗りを上げ、発展途上国が結束したことが早期採択に繋がりました。文明国、発展途上国を問わず世界各国が糖尿病の脅威に気づいた結果と言えます。

今年が、第一回目の世界糖尿病デーとなります。現在世界の糖尿病患者は約2億4600万人、2025年には3億8000万人に達すると予想されています。

国際糖尿病連合(IDF)の統計によれば、世界で1分あたり12人、年間で約630万人が新たに糖尿病になっています。
また1分あたり6人、年間約315万人が糖尿病のため亡くなっています。この数字はエイズによる死亡者に匹敵します。

糖尿病合併症による社会の経済的負担は非常に大きく、先進国では医療費高騰の原因となっています。一方発展途上国では、満足な医療が受けられず亡くなる子供が大勢います。

日本の統計、厚生労働省の2006年国民健康・栄養調査によると、糖尿病患者や予備軍は40才以上の33.3%に達し、患者は11.9%です。国の「健康日本21」キャンペーンにもかかわらず、増加の勢いは止まりません。

さて、その糖尿病の治療の基本は食事と運動です。

毎日新聞の記事によれば日本糖尿病学会が発行した「糖尿病治療ガイド」の食事療法のポイントは、<腹八分目、食品の種類はできるだけ多くする、脂肪は控えめに、食物繊維を多く含む食品をとる>などだそうです。

これでは、一番血糖値を上昇させる糖質のことを全く考慮していないので、国や糖尿病学会のの指導に従えば従うほど、糖尿病の発症は増え続けることになるでしょう。

久山町の研究(10.15ブログ参照してくださいね)で、従来の<高糖質食とカロリー制限>のやり方では、糖尿病発症は防げないことは明らかです。

国も、日本国民のため、医療費削減のためにも是非、 糖質制限食の検討をして欲しいものです。

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今日のブログは11月14日の毎日新聞朝刊の記事を
参考・引用させてもらいました。謝謝。

江部康二
テーマ: 糖尿病 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 08:18 |  糖尿病 |  comment (5)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

ドクター江部

Author:ドクター江部
江部康二です。京都の高雄病院で勤務しています。漢方やアトピー治療でご存知の方もおられるかと思いますが、最近、自分が糖尿病だということが発覚し、糖尿病の新しい食事療法『糖質制限食』に力を入れてます。これからも宜しくお願いしますね。

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