「糖尿病徒然日記 」として糖尿病治療や予防などをテーマに、私なりの意見や情報を発信していきたいと思います。
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糖尿病のコントロール・教育入院     
2007年10月02日 (火) | 編集 |
おはようございます。

10.1、高雄病院京都駅前診療所(075−352−5050)電子カルテ初日、いやはやさすがに疲れました。

お昼は、大豆クッキーと蒸し大豆、コンビニのおでんで、糖質制限なメニューを院内で3分で食べました。

まあ、サンヨーメディコム(電子カルテの会社)からきてもらってる指南役のおねえさんからは、「おじさんのわりにはパソコン操作うまくやれている。」とお誉めの言葉を頂きました。

これも、ブログで毎日パソコンにふれている効果かと、ちょっぴり嬉しくなってます。

朝の9時からお昼の3時まで、40名の患者さんですが、かなり予約時間に余裕を持たせたので流れはスムースでした。一ヶ月くらいたったら、午後一時くらいまでに40人は診なくてはなりませんので、まだまだ精進が必要ですね。
 
さて今日はミントさんからの質問に答えて、糖尿病の「 糖質制限食、コントロール・教育入院」のお話です。

「江部先生。早速お返事ありがとうございます。
HbA1cは、糖尿病宣告を受けたときは13.5だったんですが一ヵ月後に11になりました。(その次の検診はまだです)
確かに下がってはいるのですが、気になるのがスーパー糖質制限を始めた直後と比べて全体的に50くらい血糖値が下がってはいるのですがそれからあまり下がらないんです。
大体朝は150前後で、日によっては130くらいのときもありますが180くらいのときもあります。
その日高めになってしまうと夕食後は200を超えることも結構あります。

もしかして、血糖値に一喜一憂して早く下げないとっていつも考えていることがストレスになってたりするんでしょうか・・・

それか、もしかしたら自分の気づいていないところで糖質を摂ってしまってるかもしれないので一度高雄病院に入院させていただこうかと思ったりもしてます。。。
(それで下がったらどこかで摂取してた可能性も大きいですよね)
by: ミント * 2007/09/30 23:29 * URL」


ミントさん。いつもコメントありがとうございます。
『HbA1cは、糖尿病宣告を受けたときは13.5だったんですが一ヵ月後に11になりました。』

これは、HbA1cが一ヶ月で2.5%減少してますから素晴らしい改善ですよ。ミントさん、自信を持ってください。

早朝空腹時血糖値は、110未満が正常、126未満が境界領域、126以上が糖尿病です。

早朝空腹時血糖値は、夜中の肝臓の糖新生が大きく関わっています。インスリンの基礎分泌が、この夜中の糖新生を抑制して、早朝空腹時血糖値を正常に保ちます。

しかし、糖尿病でインスリンの基礎分泌が不足していると、糖新生を抑制できないので、空腹時血糖値が高くなります。場合により、寝る前の血糖値より早朝空腹時の血糖値が高くなることもあります。また、不眠などのストレスでも血糖値は上昇します。

外来で、なかなか血糖値が下がりきらない時、入院すると改善する人がほとんどですので、ミントさんの仰るとおり『コントロール・教育入院』がお奨めです。

14日間あれば、コントロール・教育入院が可能です。勿論健康保険が効きます。

インスリン注射をされている時は、3〜4週間あったほうが確実に減量できます。上手くいけばインスリン離脱もできます

入院して一日7回食前・食後の血糖値を測定することで、「通常のカロリー制限の糖尿病食」と「糖質制限食」の効果の差がリアルタイムに確認できます。

入院中はその他、内臓脂肪CTや頸動脈エコーなど、糖尿病に関連するいろいろな検査もあります。一日の尿をためて、尿糖測定やインスリン分泌量測定(尿中Cペプタイド測定)も行います。

管理栄養士による具体的な栄養指導もあります。
 
糖質制限食を体験し学ばれて、退院後は地元の病院で通院され、3ヶ月〜4ヶ月に一回くらい高雄病院に来て頂ければよいかと思います。

高雄病院では現実に、関東、北海道、九州、東海、中部、中国地方など、様々な遠方地域の糖尿人の入院も多いです。

ミントさんも高雄病院の 「糖質制限食、コントロール・教育入院」熱烈歓迎いたしますので、是非一度どーぞ。

全国の糖尿人の方々も、入院治療ご希望の場合は、
高雄病院 075−871−0245
まで、電話でご相談いただけば幸いです。

江部康二