心筋梗塞と糖尿病、続き

こんばんは。まだまだ蒸し暑い京都です。
明日は、東京に出向いて、 糖質制限食のお話をします。
「城北肥満研究会」という医療関係者の方々の集まりでの講演ですので、共鳴・共感していただける医師やナースや薬剤師を一人でも多く獲得すべく、しっかり頑張ってきます。

さて、keyeyeさんから追加のコメントをいただきました。

「コメント付言として
江部先生、その節は家内がサインまで頂戴いたしまして誠にありがとうございました。
家内はすっかり江部先生のファンになってしまったようです。
先生の年齢が私より「少し若いくらいに見えた」とのろけますので、失礼ながらそんなはずでは?と確認させていただきましたところ、やはりというかなんだかなぁ、というか、私は当年で50歳、あわや50歳の天寿となるところでした。
私が通院している大学病院というところは、記録ホルダーに興味津々なのだそうです(緊急入院時に中性脂肪値が1530を超えていたという点などが)。
実はSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)も入院中の簡易ポリ検査では60回以上/hの重症と診断され、心筋梗塞の治療予後の落ち着いた先頃、正式に一泊してポリ検査をしてもらいました。
検査前から、SASの担当医がなんとなく拍子抜けした様子を感じていましたら、「随分スリムになられましたね」という言葉で飲み込めました。結果は、重症からは外れましたが、それでも26/hで、私の場合、骨格的に不利な構造である為、現在既に標準体重(66kg前後で推移しています)であることから、体重を落とすことによる改善はこれ以上望めないだろうという見解で、C-PAPを開始することになりました。
病院内では複数の科を跨ぎ、看護士や検査の技師さんらとも会話しますがその都度、もしかして、私の諸検査数値に興味を持たれているのでは?と感じることがあります。私は、さりげなくを留意しつつ、(「糖質制限食」やってますから)と、その単語をあちこちでばら撒いています。先のSASの担当医にも、(どうしてそんなにスリムになられたのですか)と問われて、「糖質制限食」!を発したところ、既にこの単語が耳に入っているらしく、それ以上話題を拡げたくないような雰囲気でした。私も意識して言葉を足すようなことはしない節度でいます。私のささやかな、作戦です。
一時尿酸値が上がりました、現在7.0で特に問題視されませんが、総コレステロールとLDLコレステロール値が高いという点については,複数の医師からチクチク攻め立てられてます。
先生の過去ブログ等を含めて現在、武装中です。よろしくお願いいたします。

by: keyeye * 2007/09/19 13:53 」

keyeyeさん、追加コメントありがとうございます。
奥さんには是非、是非よろしくお伝えください。

緊急入院時に中性脂肪値が1530mg/dl、というのは、確かに半端な数字ではないですね。大学病院の医師ならずとも興味を持つことでしょう。

高雄病院でも、かつて中性脂肪値2000mgを超えた強者がいて、検査技師さんがびっくりしてデータもって飛んできました。血清はまさに目で見てドロドロでした。

中性脂肪値を上昇させるのは、間違いなく糖質です。いくらカロリー制限していても、糖質を摂取する限り数値は改善しません。

睡眠時無呼吸症候群は、実は私もそうなのです。 (×。×)
私の場合お酒を飲み過ぎたときにしっかり息が止まっていると連れ合いに指摘されています。

keyeyeさん、減量で大分改善されたようですが、C-PAPは効果の確立した治療法ですので、良いことだと思いますよ。

糖質制限食実践者の尿酸値、総コレステロール、LDLコレステロール値に関しては、個人差があり一定しません。
7.24、25そして6.9、10、11、12のブログを参照していただけば幸いです。

糖質制限食実践者においては、血糖値・HbA1c・中性脂肪は速やかに改善します。
HDL−コレステロールは個人差があり、しっかり上昇する人と軽度に上昇する人がいます。


ちなみに私の2007.9.11の血液検査で
食後60分血糖値111mg、(ミニサラミソーセージ4本と梨1/4個)
HbA1c5.4%、
ケトン体394μM(26〜122)
尿酸3.1mg
総コレステロール229mg
LDL−コレステロール103mg
HDL−コレステロール119mg
中性脂肪35mg


keyeyeさん、謙虚に地味に確実に 糖質制限食広報作戦、ありがとうございます。
これからも日本全国の糖尿人やメタボ人のために、宜しくお願い申し上げます。

江部康二
テーマ: 糖尿病 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 19:49 |  糖尿病と各種疾患 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

ドクター江部

Author:ドクター江部
江部康二です。京都の高雄病院で勤務しています。漢方やアトピー治療でご存知の方もおられるかと思いますが、最近、自分が糖尿病だということが発覚し、糖尿病の新しい食事療法『糖質制限食』に力を入れてます。これからも宜しくお願いしますね。

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