糖質制限食と便通

おはようございます。江部康二です。

タール人さん、ネアンさん、デルさん、のりのいいユーモア溢れるコメント、ありがとうございます。ネアンデルタール人で3っつもコメントもらってとても嬉しいです。ネアンデルタール人に感謝です。

タール人さんは、3日に一度ひどい腹痛・下痢だったのが、糖質制限食の実践により、有形の写真に撮って飾りたくなるような、綺麗なUNKOに改善したのですね。おめでとうございます。

ネアンさんは、ひどい便秘だったのが毎日あるようになったのですね。いやはや素晴らしいことです。江部康二を誉めて頂いた、高雄病院に教育入院された糖尿病の友人の方にもよろしくお伝えください。また、ネアンさんの教育入院いつでも大歓迎です。是非、高雄病院にいらして下さいね。

デルさんは、糖質制限食を始める前は毎日あった便通が、糖質制限食を始めて10日目くらいから便秘ぎみになったのですね。でも「野菜をよく噛むようにして1ヶ月目くらいから少しずつ改善し、現在3ヶ月目ですが、快調」とのこと、良かったです。

さて、糖質制限食により、下痢が治った人、便秘が治った人、初期便秘になった人、三者三様の変化がでました。

私自身も、当初の三ヶ月間、普通の便の時と、便秘気味になったり、逆に急に下痢したり
と定まらなかったのですが、四ヶ月目くらいから快便となり安定してきました。今までと全く異なる食生活になるので、腸内細菌が安定するまで約2割程度の人に便通の変化が起こるようです。

一旦便秘気味になったとしても、糖質制限食で代謝全てが改善するので、しばらく経過したらデルさんのように、便通も好調になることがほとんどです。

高雄病院にコントロール・教育入院した、300名以上の糖尿病患者さんの場合は、約7〜8割の人は便通に特に問題はありませんでした。残りの2〜3割くらいに便秘気味になる人がありました。

入院中は給食の調理員さんが、早出の人が少ないので、朝食が210kcalと限られた物・量しか提供できないので、一日合計1200kcalしかありません。その食事量の少なさがどうやら便秘に関係しているようです。お腹が空く方も多いし、朝食も当然500〜60kcal程度摂っても良いので、売店の大豆パン、大豆フィナンシェ、大豆クッキーなど適宜補食してもらって、女性で1400〜1600kcal、男性で1600kcal/日くらいにしていくと、便通もましになることが多いです。

外来患者さんでは、便秘の訴えはそれほど多くありません。運動量にもよりますが、 糖質制限食として、女性で1400〜1600kcal、男性で1600〜1800kcal/日ていどが目安となります。

肉類や魚貝類や豆腐などと共に、デルさんの如く野菜をたっぷりよく噛んで摂取するのが、便通のコントロールには良いように思います。
テーマ: 糖尿病 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by ドクター江部  at 08:00 |  糖質制限食 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

ドクター江部

Author:ドクター江部
江部康二です。京都の高雄病院で勤務しています。漢方やアトピー治療でご存知の方もおられるかと思いますが、最近、自分が糖尿病だということが発覚し、糖尿病の新しい食事療法『糖質制限食』に力を入れてます。これからも宜しくお願いしますね。

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