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すき家の牛丼ライトと血糖値、再考です。
【時々利用しています

こんばんは。北関東は天気の宜しくない日が続いています。

すき家の牛丼ライトは、こちらで紹介されてから私も時々利用しています。流石に一人では入りづらいので、夫と買い物に出た時などですが。

その際、いつも「つゆ抜き・ゆずポン酢抜き」で頼むようにしています。牛丼の具の下にあるお豆腐とサラダにはゆずポン酢がかかっている上、牛丼そのもののつゆも結構味が濃いので、両方抜いておんたまをかけて混ぜると、薄味好みの人には丁度良い感じです。昔から、味の濃いものがかなり苦手なので…。糖質もこれで多少抑えられると思います。

それにお味噌汁をプラスするのが定番です。鮭は私には塩がきつくて1度でギブアップしました。

そういえば唐揚げがありましたね! 次回は是非頼んでみます。牛丼ライトとお味噌汁だけではほんの少し物足りないので^^;

糖質制限を始めて、10月で半年になりました。本当は昨日、半年目の詳細検査を受ける予定でしたが、仕事の都合で延期しました。今回はGAを検査して貰います。結果が出ましたら、またご報告させて戴きます。
2016/10/04(Tue) 22:08 | URL | 黒兎 | 】



おはようございます。

すき家の牛丼ライトと血糖値、再考です。

月曜日の夜は、連れ合いが江部診療所で仕事なので、私は一人飯です。

2016/11/14(月)夕食は、10/3(月)以来久しぶりに、すき家に行きました。

牛丼ライト、豚汁、唐揚げ2ケ、鮭1匹、温泉卵2個。

豚汁の里芋は、除去しました。

牛丼ライトは、黒兎さん のアドバイスに従って、ポン酢とつゆなしにしたら、甘さがかなり減りましたというか、ほとんど甘くなかったです。

こちらも黒兎さんのアドバイスに従って、牛丼ライトにおんたまを2つかけて、かき混ぜて食べました。

黒兎さん、アドバイスありがとうございます。

全メニュー完食で、ほぼ満腹となりました。

19:50 血糖値:102mg
20:00 牛丼ライト、豚汁、唐揚げ2ケ、鮭1匹、温泉卵2個・・・摂取開始
20:15 摂取終了。
21:00 血糖値:106mg(私の場合、食後1時間値がピ-クです)


4mgの上昇ですから、これだけ食べて、糖質1.3gの計算になります。
私の場合、1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させるので、典型的な2型糖尿病です。

前回は、ポン酢とつゆありで、血糖値は20mg上昇ですので、糖質6.7gであり、今回は大分少ないです。

前回と同じメニューで、温泉卵が1個増えただけです。

温泉卵は1個で糖質が0.18gしかないので、ポン酢とつゆの砂糖で、16mg血糖値上昇していた計算です。

すき家のサイトで、メニューの糖質量を確認したら、微妙に変化していました。

牛丼ライトは、炭水化物16.2gですが、食物繊維をひくともう少し少ないでしょう。

ポン酢とつゆなしならその分の砂糖がカットできて、実際の糖質は、私の人体実験では、数g以下しかないようです。

豚汁が炭水化物14.1gですが、里芋と食物繊維を差し引けます。
差し引くと豚汁の糖質も、数g以下と思われます。

唐揚げ2個で、炭水化物は5.2gです。
鮭と温泉卵の糖質は、無視できる量です。

ということで、すき家の表示通りだと
「16.2g+14.1g+5.2g」→35.5gの炭水化物→食物繊維を引いて約28gくらいの糖質。

つゆとポン酢抜き、里芋除去など工夫して食べると、糖質はかなり減って、合計10g以下?。

今回も、合計約10gの糖質と想定しても、血糖値の上昇が大幅に少なかったです。

耐糖能が改善したのかな?不思議です。 (∵)?

ともあれ、すき家で、ガッツリ食べても、メニューの工夫次第で血糖値上昇がほとんどなしでいけることが再び確認できて、なかなかいい感じです。(^^)

なお、今回もこの時間帯のすき家は、お客の7~8割は、ひとり飯の男性で、私も行きやすい環境でした。  (^_^)



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
健常者および糖尿人における食後血糖値のピーク時間は?
こんばんは。

健常者および糖尿人における食後血糖値のピーク時間は、何時なのでしょうか?

答えは、
1)耐糖能正常者24名の食後血糖値のピークは、40分から50分
2)HbA1c8%未満の患者はおおむね1時間から90分の間にピーク
3)HbA1cが8%を超える患者では2時間後にピーク


です。

ピークが、後にずれるほど、耐糖能が良くないと言えるようです。

上記データは慈恵医科大学の西村理明氏の研究結果です。(*)

西村氏はCGMを駆使して血糖の変動を研究しています。

例えば、耐糖能正常者の24人を調べたところ、朝食後、昼食後、夕食後ともに血糖のピークは、40分から50分の時間帯に収まっていました。

西村氏は、
「スクリーニングの観点では、食後1時間の血糖値を見るのが重要なのは明らか」
とこれまでの検討から考えています。

さらに、治療目標の観点から、糖尿病患者の血糖変化も検証しています。

その結果、HbA1cが8%を超える患者では2時間後にピークがあったものの、8%未満の患者はおおむね1時間から90分の間にピークがありました。

西村氏は、「管理目標として考える場合にも食後1時間をめどに血糖を測定するのが重要」としています。

現在、75gブドウ糖負荷試験では、負荷後2時間値で評価しています。

一方、IDF(国際糖尿病連合)の指針は2011年に改訂され、
「食後高血糖の目標値は食後の時間にかかわらず、160mg/dL未満にする」
と変更されました。

今後、食後2時間血糖値ではなく、食後1時間血糖値による評価が、糖尿病の早期発見には、有用である可能性が高まりました。

私も、糖質制限食を推進する立場としては、
食後1時間血糖値を、IDFの目標のように、160mg/dl未満を目指すのが良いと思います。
スーパー糖質制限食なら、ほとんどの2型糖尿病患者においてそれが可能となります。



(*)
m3.com
https://www.m3.com/clinical/sanpiryoron/152762
食後血糖値、1時間か2時間か?


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
すき家の牛丼ライトと血糖値。
こんにちは。

月曜日の夜は、連れ合いが江部診療所で仕事です。

担当医は私の京大医学部の同級生である革島定雄医師です。

私は、月曜日の午前中は、高雄病院京都駅前診療所で外来です。

外来終了後、昼から高雄病院本院に移動して、担当の入院患者さんを診察します。

夕方は本や雑誌の原稿をチェックしたり、入院患者さんの診療情報提供書やブログの記事を書いたりしています。
新入院のカルテチェックもあります。
こうみえても、結構、忙しいのですぞ! ヽ(*`▽´)ノ 

まあ、月曜日は、少年ジャンプ、ヤングマガジン、ビッグコミックスピリッツもばっちり読んでますが・・・。( ̄_ ̄|||)

連れ合いが夜診なので、月曜日は、基本は一人で外食か生協で刺し身やサラダなど購入して家で食べるかのパターンです。

2016/10/3(月)夕食は、すき家に行きました。

牛丼ライト、豚汁、唐揚げ2ケ、鮭1匹、温泉卵1個。・・・¥840-

豚汁の里芋は、除去しました。

牛丼ライトはタレが甘いのが気になりましたが、全メニュー完食で結構、お腹いっぱいになりました。

19:50 血糖値:106mg
20:00 牛丼ライト、豚汁、唐揚げ2ケ、鮭1匹、温泉卵1個・・・摂取
21:00 血糖値:126mg(私の場合、食後1時間値がピ-クです)


20mgの上昇ですから、糖質6.7gの計算になります。

牛丼ライトは、炭水化物15.6gですが、食物繊維をひくともう少し少ないでしょう。

豚汁が炭水化物10.9gですが、里芋と食物繊維を差し引けます。

ということで、想定総糖質量に比べて、血糖値の上昇が少なかったです。

耐糖能が改善とは思えないので、不思議です。 (∵)?

なお、この時間帯のすき家は、お客の8割は、ひとり飯の男性で、私も行きやすい環境でした。  (^_^)


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
多糖類のご飯やパンは分解と吸収に時間がかかる。糖尿人では?
【16/09/27 魚田フラント

『血糖値は、ご飯やパンを食べても、砂糖と比べてかなりゆっくりと進み、それほど高くなりません』は本当ですか?

江部先生、いつもブログでのご提案を拝見し寄せられているたくさんのコメントでも勉強させていただいています。有り難う御座います。

さて、先日、例の「あまくない砂糖の話」のDVDを購入したのですが、付録にAGE牧田クリニック医師・牧田善二氏のコラムが寄せられていました。その中に次のようなくだりがありました。

『~略。糖質には4つの形があります。単糖類、二糖類(単糖が2つ結合)、オリゴ糖類(単糖が3-10程度結合)、多糖類(単糖が10以上結合)です。シュガー=砂糖は二糖類でブドウ糖と果糖が2つ結合した形をしています。

 この砂糖を摂取すると速やかに(15分後から)急激に血糖値が上がります。同じ糖質でも多糖類のご飯やパンはまず単糖にまで細かく分解されないと体に吸収されません。その分解(消化)と吸収にかなりの時間がかかります。(30分から60分後)。そのため血糖値の上昇は砂糖と比べてかなりゆっくり進み、それほど高くなりません。~略』

以上。

今更ですが、このコラムは糖尿病患者にも当てはまりますでしょうか?

江部先生のお考えを伺えますか?あるいはすでにご解説されていましたら、そのところをお教え下さいませ。

宜しくお願い申し上げます。
                              魚田フラント】



魚田フラント さん

糖尿人だと、多糖類のご飯やパンでも速やかに血糖値が上昇します。
単糖のブドウ糖とほとんど変わりません。

例えば、2型糖尿人の私が、ご飯を一膳食べれば、1時間値は200mg/dlを軽く超えます。

以下は米国糖尿病学会が糖尿病患者用のテキストブックとして出版している書物に記載してある表です。

でんぷんが、血糖に与える影響は、「大きい、速い」と明記されています。でんぷんは多糖類です。

糖尿人にとっては、単糖類だ、多糖類だという分類は役に立ちません。

糖尿人は糖質の絶対量をカウントすることが優先順位の一番です。


食物グループ中の栄養素  米国糖尿病学会
              
食物グループ     血糖に与える影響      血糖に与える影響の速度

でんぷん         大きい                速い
果物            大きい                速い
牛乳(甘味料あり)   大きい                速い
野菜            小さい                速い
肉              ー                  ー
脂質             ー                  ー 

Life With Diabetes A Series of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center 2004


テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
2型糖尿病でも、たんぱく質が間接的に血糖を上げることがある。
こんにちは。

糖質、たんぱく質、脂質のうち、食べて直接血糖に変わるのは糖質だけです。

1型糖尿病で、内因性インスリンがゼロの場合は、たんぱく質摂取で、間接的に血糖値が上昇します。

脂質は間接的にも血糖値は上昇させません。

すなわち、たんぱく質摂取で、インスリンとグルカゴンが同時に分泌されるので、2型糖尿病や健常人では、血糖値の変化は通常ほとんどありません。

しかし、インスリン分泌能力がゼロの1型糖尿病では、グルカゴンだけが分泌されて、糖新生により間接的に血糖値が上昇します。

高雄病院の内因性インスリンゼロの1型の患者さん数人の検査で、個人差がありますが、1gのたんぱく質で、1.0~3.6mg/dl上昇しました。

4時間まで計測した1型症例では、
ササミ210g(たんぱく質51.7g)
前70 1時間:119  2時間:201  3時間:251  4時間:256mg/dl

と、糖新生が結構長く続いています。


2型糖尿病でも、内因性インスリン分泌能がかなり不足している場合は、たんぱく質摂取で『グルカゴン分泌量 > インスリン分泌量』 となり、血糖値が上昇することがあると思います。

それでは、インスリン分泌能がしっかりあって、血糖コントロール良好の2型糖尿病では、どうなのでしょう。

2型糖尿病において、たんぱく質摂取時に
1)グルカゴン分泌=インスリン分泌・・・血糖値不変
2)グルカゴン分泌>インスリン分泌・・・血糖値上昇
3)グルカゴン分泌<インスリン分泌・・・血糖値低下

理論的には、1)2)3)のパターンがありえます。

ほとんどが1)のパターンなのですが、臨床的に診ていて、2)のパターンがあり得るのではないかと思っていました。

16/08/04にサワさんからササミ実験(200g摂取)の結果をコメント頂いてます。

サワさんはHbA1c:4.9%で、コントロール良好であり、インスリン分泌能はしっかりあります。

空腹時 84
1時間 123
2時間 133
3時間 124
4時間 102
5時間 92
6時間 89


ササミ200g摂取(たんぱく質46g)で、2時間後がピークで49mg/dl血糖値上昇です。

1gのたんぱく質が、ピーク1.065mg、血糖値を間接的に上昇させています。

サワさんは、インスリン分泌能はしっかりあるけれど、2)のパターンと思われます。

HbA1c:4.9%なら、平均血糖値は94mg/dlなので、たんぱく質が間接的に血糖値を上げるとしても、糖質制限食で血糖コントロール極めて良好で、問題なしです。

今回、コントロール良好の2型糖尿病患者さんにお願いして実験して頂いたところ、しっかり血糖値が上昇して、仮説が一定証明されました。

50代女性。
2型糖尿病。
コントロール良好。.
HbA1c:6.1%
GA:14.3%

空腹時血糖値:107mg/dl・・・午前7:50

ささみ200g(210kcal)摂取
たんぱく質:46g
脂質:1.6g
糖質:0g

30分後:138mg/dl
60分後:139mg/dl
2時間後:112mg/dl
3時間後:106mg/dl


1gのたんぱく質が約0.7mgほど、糖新生により間接的に血糖値を上昇させています。

幸い60分値がピークで、その後は下がっています。

GA:14.3%と良好で、食後血糖値もOKですので、たんぱく質が間接的に血糖値を上昇させても、糖質制限食で問題なしです。

このように考えると
2)のパターン、思ったより多く存在している可能性がありますね。
今度、自分でも実験してみようと思います。


なお、
3)のパターンで、たんぱく質を食べて、血糖値が低下したという事例は、今まで経験したことがありません。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット