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砂糖入り飲料に課税を=肥満、糖尿病対策訴え―WHO
【16/10/12 東京たぬき

砂糖真時代

WHOは、本気で動いているのですね。

加糖飲料に警鐘を鳴らす意味合いも兼ねて、ぜひ課税してほしいです。

さて、「お砂糖”真”時代」推進協議会というのがありましたが、あの団体が11月30日と、3月10日を砂糖の日と定めたのですね。知りませんでした。彼らの姿は、https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_001204.htmlで明らかにされています。

国の外郭団体のお墨付きをもらっている団体だったんですね。

それにしても、防災備蓄食品としての砂糖の良さの訴求をするとは、情けない話です。】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000125-jij-int
ヤフーニュースより抜粋。
砂糖入り飲料に課税を=肥満、糖尿病対策訴え―WHO
時事通信 10月11日(火)19時28分配信
 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は11日、肥満や糖尿病を減らすため、
砂糖の入った飲料への課税を進めるよう各国に呼び掛けた。
 
 WHOは、砂糖入り飲料などの消費は「肥満や糖尿病に苦しむ人々を世界で増やす主要因だ」と指摘。
価格が上がれば、消費が減る明確な証拠があるとし、「政府が課税すれば、人々の命を救える」と訴えた。

 WHOによると、2014年には世界で18歳以上の39%が「過体重」だった。
糖尿病患者の数は1980年に1億800万人だったが、14年には4億2200万人に増えている。』 



おはようございます。

東京たぬきさんから、「お砂糖“真”時代」推進協議会についてコメントを頂きました。
ありがとうございます。

WHOが、2016/10/11、砂糖入り飲料に課税を進めるように、各国に呼びかけました。
それにより、肥満・糖尿病が減るということです。

「お砂糖“真”時代」推進協議会、さぞかし困っているでしょうね。

WHOは、2015年3月5日、「1日の糖類は小さじ6杯分まで」という新指針を発表しました。

ただ『糖類』に関する指針で、『糖質』に関する指針ではありませんので、誤解のないように注意が必要です。

新指針では、糖類のうち単糖類(ブドウ糖、果糖など)と2糖類のショ糖(砂糖)の摂取を総摂取カロリーの5%未満に抑えれば、健康増進効果が得られるとしています。

一日の摂取エネルギーが2000kcalとして、5%なら、25g(ティースプーン6杯分)となります。

従来は10%でしたので、半分になりました。

2015年、2016年のWHOの砂糖や単糖類に対する見解は糖質制限食的には、好ましい変化です。

でも、売り上げが半分になっちゃったら、「お砂糖“真”時代」推進協議会の運命や如何に?

さてWHOは糖類の害までたどり着いたのは良いことなのですが、そろそろ糖質の害にも気がついて言及して欲しいですね。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
太りすぎ、3人に1人 世界で21億人に増加 。
日本経済新聞電子版

【太りすぎ、3人に1人 世界で21億人に増加

2014/5/31 11:59
ワシントン=共同

1990年代以降に世界的に体重増加の傾向が強まり、現在は3人に1人が肥満か体重超過の状態にあるとする報告を、日本を含む国際研究チームがまとめた。特に先進国の子供や若者で90年代に肥満が急増していた。29日付の英医学誌ランセット電子版に発表した。

世界保健機関(WHO)は2025年に肥満の増加を止める目標を掲げているが、以前からの“肥満大国”米国に加え、経済成長が著しい中国やインドなどで増加が続くと予想される。チームは「国際的なリーダーシップで対策を講じないと達成は難しい」と警告している。

チームは1980~2013年の世界約190カ国の保健データを分析。体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上(体重超過)の人は、この間に約8億5700万人から約21億人に増加した。人口比では13年に成人男性の36.9%、成人女性の38.0%が体重超過だった。

国別では、クウェートやトンガ、キリバスなどでBMI30以上(肥満)の人が半数を占める深刻な状況。米国は男性の31.7%、女性の33.9%が肥満と先進国で最も高かった。日本は男性4.5%、女性3.3%と欧米より低かった。

肥満は生活習慣病などの原因となって年間340万人が死亡し、健康寿命を4%縮めると推計されている。

 日本からは国立健康・栄養研究所や国立循環器病研究センター、帝京大などの研究者が参加した。】


こんばんは。

共同通信から2014年5月31日「太りすぎ、3人に1人 世界で21億人に増加」というニュースが供給されました。

第2次大戦後、少なくとも世界中の先進国で、脂肪摂取が肥満の原因ということで、「脂肪摂取比率を減らして、糖質の摂取比率をあげる。」という食事目標が設定されて、実践されてきました。

その結果まずは世界中の文明国で肥満が激増しました。

以下は、毎日新聞 2010年11月05日の記事です。

【先進国の肥満深刻化 OECDが初の報告書

肥満:先進国で深刻化 3割超す国も/貧困層で増加/啓発充実など各国に求め

OECDが初の報告書

先進国の肥満の現状と予防策の費用対効果について、経済協力開発機構(OECD)が9月、初の報告書を発表した。貧困層での肥満増加が目立ち、米国や英国など10年以内に国民の3分の2以上が太りすぎや肥満になると予測される国もあるという。

OECDは各国政府に健康教育の充実などの対策強化を求めている。】

貧困層で肥満が増加ということは、まさに安価な炭水化物の頻回・過剰摂取そのものが原因の可能性が高いのです。

2010年のOECDの報告から、今回の2014年の発表ですが、肥満増加の勢いは加速がかかっています。

ついで米国の国民栄養調査の統計です。
<米国の統計>
             1971年  →  2000年  → 2010年 
炭水化物         42.4   →  49.0%
脂質            36.9   →  32.8%
BMI30以上の肥満率   14.5   →  30.9%  → 35.9%

1971年から2000年にかけて脂質の摂取比率が減少して、炭水化物の摂取比率が増加して、肥満倍増です。

その後の10年で、さらに肥満が増えています。

つまり目標達成にも関わらず肥満倍増ですから、目標そのものが間違っていた可能性が高いのです。

2011.7.26の、サンケイビズ(産経新聞のネット版)に

「米国を覆い尽くす最悪の肥満率」という非営利団体と慈善団体のリポートに関する興味深い記事が載っていました。

それによると、肥満率が高い10州のうち9州は南部で、最も高かったのはミシシッピ州で34%、次いでアラバマ、ウェストバージニア州となっています。南部を中心とした15州の644郡にまたがる一帯を「糖尿病ベルト地帯」と名付けたそうです。

米国南部は、もともと肥満者の割合が高い州が多く、肥満と関連する糖尿病と高血圧症の罹患率も高いことが、2004年にすでに、報告されています。2011年、事態はさらに深刻化したようです。

1862年リンカーン大統領の「奴隷解放宣言」や1865年の南北戦争集結を経て、南部の州で奴隷の扱いを受けていた黒人は解放されました。

しかし、この歴史的背景から、南部諸州では貧しい黒人の人口比率が高いのです。

貧困層は、肉や魚などタンパク質や脂質の多い食材は高価なので、手に入りにくく、安価な炭水化物の摂取量が多くなります。結局、炭水化物の頻回・過剰摂取が肥満や糖尿病の元凶と考えられます。

「炭水化物が肥満の元凶であり、脂質は犯人ではない」という本質に気がつかない限り、世界中の肥満増加に歯止めがかかることはないでしょう。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
沖縄県民の栄養と病気罹患率、脂質摂取が多いが糖尿病は少ない
こんばんは。

精神科医師Aさんから

「沖縄県民の栄養・平成18年度県民健康・栄養調査成績の概要」

に関してコメントをいただきました。

精神科医師Aさん、ありがとうございます。

精神科医師Aさんのご指摘のように、沖縄県民は、全国平均より脂肪摂取比率が多く肥満傾向にあります。

しかし糖尿病患者は、全国平均より少ないです。

そうすると、少なくとも沖縄では、脂質摂取比率の増加が糖尿病にはつながっていないですね。

また、脂質摂取比率が全国平均より多い沖縄県民が、高血圧・高脂血症も全国平均より少ないのも興味深いです。

ともあれ、脂質摂取が増加して、「糖尿病・高血圧・高脂血症」が増加したという従来の定説は、少なくとも沖縄では外れですね。

この調査、糖質とタンパク質の摂取比率が記載してないのが残念です。

糖質制限なら、脂質・タンパク質をしっかり食べてもまず肥満しないのですが、「糖質+脂質」は太ります。

沖縄県民の糖質摂取比率がどの程度か、是非知りたいところです。


江部康二



『13/05/22 精神科医師A
沖縄県民の栄養
平成18年度県民健康・栄養調査成績の概要
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/index.htm

P14
1. エネルギー摂取量及びエネルギー比率
エネルギー摂取量の平均値は、男女共に全国をやや下回っている。一方で、脂肪からのエネルギー摂取は、30%以上の者の割合が男性で3割、女性で約4割と、ともに全国平均を1割上回っている
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege014.htm
脂肪エネルギー比率が25%以上の者の割合は男59.9%、女64.5%である

P19
1. BMIと腹囲計測による肥満者の状況(40歳以上)
「BMI25以上かつ腹囲85cm(90cm)以上」に該当する肥満者の割合は、男性の40~60歳代が約4割で、全国の約3割を上回っている。女性も全年齢階級で全国を上回り、年齢ごと高くなっている。
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege019.htm

P26
表5 糖尿病予備軍・有病者の状況(40歳以上)
40歳以上(総数)の糖尿病有病者は、沖縄県5.2%, 全国5.6%
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege026.htm

P27
図22 糖尿病予備群・有病者の状況(40歳以上)
ほとんどの年齢で、沖縄は全国平均より少ない
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege027.htm


このように、沖縄県民は全国平均より、脂肪摂取が多く肥満傾向にあるが、糖尿病は少ない。したがって、脂質摂取の増加が糖尿病につながるとは考えにくい。こんなことは、栄養科学生でも、簡単にわかる事である。』



『13/05/24 精神科医師A
沖縄県民の栄養(2)
高血圧症予備軍・有病者の状況(40歳以上)
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/page028.gif

---------沖縄---全国
高血圧症有病者--22.7%--26.8%
降圧剤服用者---26.6%--28.1%
高血圧症予備軍--14.7%--15.8%

脂質異常者の状況(40歳以上)
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege030.htm

高脂血有病者とコレステロール降下薬服用者の合計

沖縄=16.6%、全国=19.0%


【結論】沖縄県民は、全国平均と比べると

1) 多いもの=脂質摂取量、肥満
2) 少ないもの=糖尿病、高血圧、高脂血症】』



テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
沖縄の短命化について
こんにちは。

中年サムライさんから、沖縄の短命化について、コメントいただきました。

中年サムライさん、糖質制限食をご自身で実践されて、効果を実感されてその後患者さんにも指導され、感謝されているとのこと、良かったです。

沖縄の短命化には興味があるので、その内記事にしたいと思います。

とりあえず、沖縄が男性も長命だった昭和47年の統計では、獣鳥肉類摂取が100g/日を超えていて、当時の日本平均の倍くらいでした。

短命化し始めてからは、日本の内地の食事内容にどんどん接近しているのが、統計上、明らかです。

今は内地の食事内容と沖縄とほとんど一緒です。

沖縄の食生活変化と長寿についての
意識に関する分析(pdf)
http://nodaiweb.university.jp/noukei/pdf/NSO110_08.pdf



そしてアメリカでは、30年間、脂肪摂取比率は減り続け、糖質摂取比率は増え続けて、肥満倍増です。


以下は、全米健康調査のデータです。
       1971   →    2000
脂質     36.9        32.8%
糖質     42.4        49.0%
肥満率    14.5        30.9%



江部康二


【13/03/05 中年サムライ

本日のNHK

昨年から実践して、効果を実感し、患者さんにも多く指導して感謝されています。

本日のクローズアップ現代で「沖縄県民寿命の短命化」についての報道がありました。

確かに、以前の長寿県から急速に寿命の悪化していることは知っていたのですが。

相変わらず、NHKの切り口は、アメリカナイズ、高カロリー、高脂肪食というものだけでした。

何か、切り口の足りないような、、、、、

どうしても、近年のアメリカの肥満増加を高カロリー、高脂肪食と片づけてしまう傾向があるのでしょうか?】



テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
BMIと総死亡率と糖質制限食
こんばんは。

糖質制限食さんから、BMIと総死亡率と糖質制限食について、コメント・質問をいただきました。

【13/01/05 糖質制限食

スーパー糖質制限食の実践によるBMIの平均的な値

江部先生

この記事の内容、お聞きしようと思っていたものなのですが、 あまりにコメントの頻度が高すぎるかと思い自重し、数日後にコメントしようと思っておりました。


取り上げて頂き、お考えを聞けて、大変勉強になります。

ちなみに、関連記事として、日本の調査の記事もありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130104-00022920/


以前、高須クリニックの院長が、 「小太りが一番長生きする。」と主張されておられましたが、 根拠は、このあたりの調査結果なのですね。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20121018/E1350495625635.html

さて、1点疑問がございまして、 本ブログの過去記事で、スーパー糖質制限食を実践すると、 「8~9割の人は、カロリー計算無用で、その人の一番体調がいいときの体重に落ち着きます。  例えば、肥満傾向の人であれば、若い頃の体重に減量できます。」 等のように記載されておられました。

 他の記事でも、

 1 肥満体型の人は痩せていく
 2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく) 
  等のように記載されておられたように思います。
 ※痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)についての、(なぜそうなるかの)理論は、
  また考えておきます、という記事も見たような気がします。

 そうすると、
 1 肥満体型の人は痩せていく
 2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)
  の結果、

 数ヶ月~1年位(長期)の実践で、平均的には、BMIがどのあたりに落ち着く事が多いのでしょうか?
 ※個人差、筋肉量もありますが、平均的には。


 過去記事を検索すると、
 「痩せすぎて(BMIが20を切った状態)困っている」というコメントの方も
 何人かおられました。
 もしかすると、長期の実践により、BMIでは、平均の下限のあたりに落ち着くのかもしれないと、
 勝手に推測しております。
 ※痩せすぎ対策として、江部先生からは、ナッツ類の間食等でBMI20以上を目指すべき、とのコメントでした。
 ※その根拠として、過去記事では、

 「1)世界ガン研究基金の報告(2007年)では、BMI:20~25未満 が目標。
  2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。
  3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が 
  総死亡率が一番低い。

  1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、少なくともBMI:20 は確保するほうが、安全といえますね。」

 等の記載がありました。】



糖質制限食さん。
コメント、情報をありがとうございます。

関連記事として、日本の調査の記事もありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130104-00022920/

茨城県の40才~79才の約10万人、10年間の調査です。

以前、高須クリニックの院長が、 「小太りが一番長生きする。」と主張されておられましたが、 根拠は、このあたりの調査結果なのですね。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20121018/E1350495625635.html


宮城県の40才以上の住人約5万人、12年間の調査です。

茨城県の調査も宮城県の調査も、調査開始時点で、小太りが一番長生きという結果です。

例えば宮城県の場合は、BMI21.0~29.9まで、総死亡率はほぼ一緒です。
               男      女
<18.9           1.6       1.8
19.0~20.9        1.2       1.2 
21.0~22.9        1.0      1.0
23.0~24.9        1.0      1.0
25.0~26.9        1.0      1.0
27.9~29.9        0.9       1.0
30.9~39.9        1.1       1.2

唯一、男性でBMI27.0~29.9が、0.9と低いです。

他は全て1.0です。

やせすぎは、明らかに総死亡率が高いです。

30.9~39.9の肥満でも、総死亡率上昇はほんの少しです。

これらの過去の疫学研究は全て、3食糖質を摂取している人のものです。

糖質、脂質、蛋白質のうち、糖質が最も太りやすい栄養素です。健康な成人が、現代のように運動不足で糖質中心の食生活をおくっていれば、必然的に基礎代謝が低下してくる中年あたりから小太りになると思われます。

女性は閉経後は特に太りやすいです。

つまり、40歳以上の調査開始時点で、健康あるいは健康に近い人は、現時点では、小太りが正常と言えるかもしれません。

さして運動もしてなくて、糖質中心に摂取していても標準あるいは痩せている中高年の人は、病気とは言えない程度の何らかの吸収障害があるか、隠れた慢性基礎疾患がある可能性があります。

また喫煙者も痩せています。

或いは生来食の細い人、風邪をひきやすい人、いわゆる虚弱体質の人です。

標準あるいは痩せていても健康度の高い中高年は、糖質制限食をしている人、スポーツを継続的に一定量・回数こなしている人などです。

標準あるいは痩せていて健康度の高い人(糖質制限食実践者)は、

血中アルブミン値が4.3g/dl以上あって、
HDLコレステロール値も正常やや高値以上で、
LDL-コレステロロール値も100以上で基準値、
中性脂肪も基準値、
貧血もない人です。

血糖値、HbA1cも基準値内です。

この条件が満たされていれば、肺炎など感染症にもかかりにくいです。

がんにも動脈硬化にもなりにくいです。

このように、糖質を摂取している場合と糖質制限食実践者では、BMIに関しては、わけて考えた方がいいと思います。


糖質制限食で

1 肥満体型の人は痩せていく
2 痩せた体型の人は太っていく

痩せた人が太る場合は、筋トレしてない限りは、脂肪が主と思います。

とくに女性では適量の脂肪は必要で、体脂肪率が低すぎると生理が止まることがあります。

私は糖質制限食を実践している方々においては、BMI:20以上~25未満で筋肉量に応じて、その個人の適正体重があると思います。

日本人はがんによる死亡が一番多いので、BMI:20以上~25未満がよいと思います。


江部康二



テーマ:糖質制限食
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