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日本の糖尿病食の歴史。その変遷。糖質制限食。
こんばんは。

米国に続いて、今回は日本の糖尿病食の歴史です。
糖質制限食にも言及します。

1)日本の糖尿病食の歴史
約100年前の大正時代の最先端の糖尿病食事療法は「厳重食」と呼ばれたスーパー糖質制限食であった。
文豪・夏目漱石(1867〜1916年)は、糖尿病。1916年、厳重食によって、糖尿病と糖尿病神経障害は著明に改善したが、胃潰瘍のために死亡。
1938(昭和13)年、1943(昭和18)年に刊行された女子栄養大学の栄養学の雑誌の「厳重食」の解説をみると、まさに「厳重食=スーパー糖質制限食」であった。
1943年ごろの日本ではまだ厳重食のほうが糖尿病食事療法として幅を利かせていた。
1965年「食品交換表」初版から「カロリー制限食」の開始。


2)日本糖尿病学会の「食品交換表」
日本糖尿病学会の「食品交換表」の初版が1965年に発行。
「(1)適正なカロリー(2)糖質量の制限(3)糖質、たんぱく質、脂質のバランス(4)ビタミンおよびミネラルの適正な補給」と記載。

1969年「食品交換表」第2版、発行。
「(1)適正なカロリー(カロリーの制限)(2)糖質、たんぱく質、脂質のバランス(3)ビタミンおよびミネラルの適正な補給」と変更。
初版にあった糖質量の制限という記載を削除。
推奨は、唯一無二の「カロリー制限」食で、糖質60%、脂質20%、たんぱく質20%という総摂取エネルギー比率。

その後、食品交換表は1978年第3版、1980年第4版、1983年第4版補、1993年第5版、2002年第6版と改訂があったが、基本は唯一無二の「カロリー制限」食で、糖質60%、脂質20%、たんぱく質20%という総摂取エネルギー比率。

食品交換表第7版が、2013年に刊行され、
炭水化物摂取比率が60%、55%、50%との記載があり、
第2版以降、初めて炭水化物の摂取比率の変更があった。

3)糖尿病治療ガイドの変化
「糖尿病治療ガイド」は日本糖尿病学会が発行している糖尿病診療のガイドブック。1999年に初版が作成されて以来,ほぼ2年おきに改訂され、発行。
「食事療法」という項目で、初版から「2012-2013」版までは「適正なエネルギー摂取量」を通常「男性では1400〜1800kcal」「女性では1200〜1600kcal」と一貫して記載。
「2014-2015」版では「男性では1400〜2000kcal」「女性では1200〜1800kcal」と15年ぶりに、 200kcal増加に変更されていた。
大きな変化であるが、増加に関して学会からは何の説明もない。
「糖尿病治療におけるカロリー制限食には、長期的有効性・安全性に関してエビデンスはない」という私たちの批判に対して、200kcal増やして、矛先をかわした?
「2016-2017」版では、「男性では1600〜2000kcal」「女性では1400〜1800kcal」と、
下限のカロリーがさらに増えた。
「2018-2019」版でも、「男性では1600〜2000kcal」「女性では1400〜1800kcal」と、
同様であった。


4)糖質制限食の「凍結と復活」
戦前までは糖尿病治療食として、夏目漱石も食べた厳重食(ほぼスーパー糖質制限食)があった。しかし1969年に発行された食品交換表第2版以降は、糖質制限の考え方に基づいた食事療法は日本では凍結。

その後、国内での糖質制限食の臨床実践は、1999年に私の実兄、江部洋一郎医師が高雄病院で開始し、有効例を重ねるまで途絶えた。同時期に釜池豊秋医師も愛媛県宇和島市で実践を開始した。→糖質制限食の復活。


5)糖質制限食、医学論文の発表
高雄病院では2001年以降、病院をあげ精力的に研究。
  2004年、「復活」以降の、糖質制限食に関する最初の医学論文を発表。
*江部康二他「糖尿病食事療法として糖質制限食を実施した3症例」  
京都医学会雑誌51(1):125-130、2004
2008年、坂東浩医師、中村巧医師、約1000人の肥満患者を治療して糖質制限食の有効性を報告。
*坂東浩,中村巧「カーボカウントと糖質制限食」治療,90(12):3105-3111,2008
2009年、2010年、江部康二も引き続き医学雑誌に論文を発表。
*江部康二「主食を抜けば(糖質を制限すれば)糖尿病は良くなる!」治療,91(4):682-683,2009
*:江部康二「低糖質食(糖質制限食carbohydrate restriction)の意義」内科,105(1):100-103,2010


6)糖質制限食の普及と書籍①
2005年、本邦初の一般向け書籍を出版。
*江部康二「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」
  2005年、東洋経済新報社
2006年、荒木裕医師「断糖宣言!」、エディットハウス
2007年、釜池豊秋医師「医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術」 、実業之日本社
「糖質制限食」という言葉が、日本で一般に普及していったのは、一般向け書籍が出版された、2005年以降から。
この間日本糖尿病学会はメディアへのプレスリリースなどで、繰り返し糖質制限食の長期安全性に対して、科学的根拠の乏しい批判的見解を発表。
2011年、夏井睦医師は自身のサイトで、2012年、三島塾塾長・三島学氏は月例会で糖質制限関連の情報を発信し続け、2014年、フェイス・ブック糖質制限グループも立ち上がり、大きな波となっていった。


7)糖質制限食の普及と書籍②
2009年、溝口徹医師、「うつ」は食べ物が原因だった!、青春出版社
2011年、南雲 吉則医師、「50歳を超えても30代に見える生き方」、講談社
2012年、山田悟医師、「糖質制限食のススメ」、東洋経済新報社
2012年、白澤卓二医師、「<白澤式>ケトン食事法」、かんき出版
2013年、斎藤 糧三医師、「腹いっぱい肉を食べて1週間5㎏減! ケトジェニック・ダイエット」、SB新書
2013年、夏井睦医師、「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」、光文社新書
2014年、渡辺信幸医師、「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる」、講談社
2015年、宗田哲男医師、「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」、光文社新書
2016年、江部康二、「人類最強の『糖質制限』論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる」、SB新書
2016年、江部康二、「マンガでわかる『糖質オフ! 』健康法」、PHP研究所)
2017年、江部康二、「外食でやせる! 『糖質オフ』で食べても飲んでも太らない体を手に入れる」、毎日新聞出版
2017年、「江部康二の糖質制限革命」、東洋経済新報社
2018年、「男・50代からの糖質制限」、東洋経済新報社
2019年、「内臓脂肪がストン!とおちる食事術」、ダイヤモンド社
2019年、「糖質制限の大百科」、洋泉社


8)糖質制限食の普及と医師、転換点
日本糖尿病学会会員の医師から多数、学会にディベート開催の要望あり。
2012年1月15日、第15回日本病態栄養学会年次学術集会で「糖尿病治療に糖質制限食は是か?非か?」ディベート開催。京都国際会館。
  糖質制限食が医学界の表舞台に初登場したという大きな意味あり。
  「是」側の演者は江部康二。門脇孝日本糖尿病学会理事長が座長。
  久保明医師(高輪メディカルクリニック)が「非」側の演者。
  通常3000人規模の学会に約4000人の医師・栄養士が参加して大盛況。
ディベートを境に江部康二のブログのアクセス数は1000件ほど急増し、全国の医師会、保険医協会、病院などからの講演依頼が増加。糖質制限食に興味を抱き、自分で始める医師も目に見えて増加。


9)ケトン体の安全性の確認
絶食療法初期やケトン食では、血中総ケトン体は3000〜4000μM/Lくらいで、
  基準値(26~122)の30〜40倍もの高値。インスリン作用が保たれている限り、
  それ自体は生理的な現象でまったく安全。一時的に酸性血症となるが、
  人体の緩衝作用によって、しばらくすると正常なpHに戻る。

2014年第17回日本病態栄養学会。宗田医師らの発表。
 *胎児の胎盤(絨毛間液)の平均βヒドロキシ酪酸値、平均1730μmol/L(58検体)
 *新生児の血中平均βヒドロキシ酪酸値は、 平均240.4μmol/L(312例、生後4日)
 *成人の現行の基準値は、 βヒドロキシ酪酸値は85 μmol/L以下。
2015年第18回日本病態栄養学会。宗田医師らの発表。分娩時60検体。
 *胎盤組織液の平均βヒドロキシ酪酸値は2235.0μmol/L、臍帯血は平均779.2μmol/L

上記報告は、英文論文となった。
http://www.toukastress.jp/webj/article/2016/GS16-10.pdf
Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,
newborn and mother in normal delivery
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),
Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)

血糖の基準値は空腹時「60〜109mg/dl」。食後血糖値が180mgを超えてくると、リアル タイムで血管を傷つけ、酸化ストレスを引き起こし、動脈硬化の大きなリスク。血糖値が基準値の30倍(3000mg)ともなれば想像を超えた数値であり、当然生命を保てない。
血糖値の安全範囲は、ケトン体に比し極めて狭い。


10)糖質制限食・医師アンケート2263名
日経メディカル・オンライン2014年7月9日号の記事。
インターネットで医師にアンケートし、2263名が有効回答。
支持が15.1%、どちらかというと支持が43.2%。
合計58.3%の医師が容認し、過半数超え。
3人に1人は、自ら糖質制限食を実践。
4人に1人が、患者さんに推奨。
支持派にも温度差はあるが、一般の医師においては、すでに支持派が過半数を超えており、革命は終了していた?
糖質制限食に興味ある医師が多く回答した偏りはありえるが、この事実を日本糖尿病学会はどう考えるのか?


11)今日の治療指針2015年版         
糖尿病の食事指導に糖質制限食が初登場
日本の医学書で最もポピュラーなものの一つが「今日の治療指針」。
1959年が初版で毎年刊行され、医療機関の9割以上が所持。
糖質制限食が初登場 → 今昔(こんじゃく)の感(かん)あり。
山田悟医師(北里研究所病院糖尿病センター・センター長)が執筆。
 冒頭で『・・・食事療法に唯一無二の方法は存在しない。・・・
 ・・・選択可能な食事療法として、カロリー制限食、糖質制限食、
 順番ダイエット、低GI食、地中海食などがある・・・』と記載。
米国糖尿病学会2013年10月の栄養療法に関する声明を意識した内容。
次いで、カロリー制限食と糖質制限食の解説。
糖質制限食の具体的な解説に大きくスペース。
残念ながら、2016年の「今日の治療指針」は再び、カロリー制限食。


12)糖質制限食の未来
2012年1月、第15回日本病態栄養学会年次学術集会の
  ディベート「糖尿病治療に糖質制限食は是か?非か?」は、
  医学界における大きな転換点となった。
2013年10月、米国糖尿病学会(ADA)が「栄養療法に関する声明」において糖質制限食を正式に容認したことは大きな追い風となった。
  5年に一度程度改訂されるADAの「栄養療法に関する声明」は、
  権威ある重みのあるものである。
2014年1月、第17回日本病態栄養学会において宗田医師らの研究発表によりケトン体の安全性が確認されたことも大きな追い風となった。

2019年4月、米国糖尿病学会は、、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサスレポート
において、『糖質制限食(Low-carbohydrate eating patterns)が、
血糖コントロールに関してエビデンスが最も豊富である』
と明言した。

糖質制限食の広がりは、歴史的な流れを見ると、いよいよ加速している。
生理学的事実・基礎理論に基づく糖質制限食の未来は明るい。



江部康二
米国糖尿病学会と糖尿病食事療法。その変遷。糖質制限食。
こんばんは。
高雄病院の推奨する「スーパー糖質制限食」ですが
現在では、世界的に容認されています。
米国糖尿病学会の糖質制限食に対する見解の経年的変化を見れば、
わかりやすいです。

その前にまずは、米国糖尿病学会による推奨食事療法の変化です。

1950年、米国糖尿病学会(ADA)ガイドラインを初制定。
  炭水化物40%を推奨。
1971年改訂、炭水化物45%を推奨。
1986年改訂、炭水化物60%を推奨。
1994年改訂の際は、
  総摂取カロリーに対するたんぱく質摂取量の割合は、
  10〜20%という規定はあるものの、炭水化物・脂質の規定は撤廃。


*1921年のインスリンの発見以後、炭水化物の摂取比率は増え続けましたが、
 1994年で一定の歯止めがかかりました。

つぎに、米国糖尿病学会の糖質制限食に対する見解です。

1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明」(ガイドライン)を
  2008年以来5年ぶりに改訂しました。
  そして適切な三大栄養素比率は確立されていないことを示し、
  全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しないと明言しました。
  そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
  肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
  そして患者ごとに個別に様々な食事パターン
〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限  食,低脂質食,高血圧食〕が
  受容可能としました。


つまり、米国糖尿病学会は2008年以降、
数々のエビデンスに基づいて糖質制限を容認の方向に踏み出しました。
その後、5年間のエビデンスの蓄積(糖質制限食肯定も否定も含めて)を経て
2013年に糖質制限食を正式容認です。
米国糖尿病学会の見解は、個人の医師の見解や動物実験とは異なり、
多くのエビデンスに基づくものですから、信頼度は高く意義は大変大きいです。

2型糖尿病に対する食事療法として、
米国では今や糖質制限食は重要な位置を占めるようなってきています。
例えば、米国のデューク大学(米ノースカロライナ州ダーラム)は、
糖質制限食に関する臨床研究を積極的に行っています。
デューク大学のWilliam S. Yancy Jr.准教授は
2013年10月のADA声明改訂委員の1人でもあります。
一般内科のEric C. Westman准教授は同大学生活習慣医学クリニック所長です。
Westman准教授は、炭水化物20g/日未満をクリニックで実践しています。
このようにデューク大学では、
高雄病院のスーパー糖質制限食よりさらに厳格なケトジェニックダイエットを
糖尿病治療食の標準として実践しています。

2013年10月に、
米国糖尿病学会(ADA)が糖質制限食を正式に容認したという事実は
日本の糖質制限食推進派医師にとっても、大きな追い風となりました。
例えば、東大病院で2015年4月から
摂取比率40%の『緩やかな糖質制限食』が導入されたのも
米国糖尿病学会の見解の影響と思われます。

さらに、米国糖尿病学会は、2019年4月、
「成人糖尿病患者または予備軍患者への栄養療法」コンセンサスレポート
において、『糖質制限食(Low-carbohydrate eating patterns)が、
血糖コントロールに関してエビデンスが最も豊富である』
と明言しています。

http://care.diabetesjournals.org/content/42/5/731
Nutrition Therapy for Adults With Diabetes or Prediabetes: A Consensus Report
Diabetes Care 2019 May; 42(5): 731-754.https://doi.org/10.2337/dci19-0014
http://care.diabetesjournals.org/content/42/5/731


で、全文を見ることができます。
一方、非常に効果があるので、脱水や低血糖の予防の必要があり
開始時に医師などに相談するようにとの記載があります。

今回も、マクロ栄養素・コンセンサス・リコメンデーションにおいて
「エビデンスは、糖尿病および予備軍における最適な炭水化物、蛋白質、脂質のカロリー比率はないことを示唆している」との記載があります。
それで、糖質制限食以外にも以下の食事パターンも取り上げてあります。
総じて、基本姿勢は、2013年と2019年と同様ですが糖質制限食が目立ってきた感じです。

糖質制限食の次に記載ボリュームが大きいのは地中海食です。
あくまでも、私見ですが、エビデンスが蓄積してきた結果、ADAは
「糖質制限食」「地中海食」の二つを他とは別格に
有効性があると捉えているように思えます。

1)Mediterranean-Style Eating Pattern(地中海食)
2)Vegetarian or Vegan Eating Patterns(ベジタリアン食)
3)Low-Fat Eating Pattern(低脂肪食)
Very Low-Fat: Ornish or Pritikin Eating Patterns
4)Low-Carbohydrate or Very Low-Carbohydrate Eating Patterns
(低炭水化物食、超低炭水化物食)

5)DASH Eating Pattern(高血圧食)
6)Paleo Eating Pattern(パレオ食)
7)Intermittent Fasting(間欠的断食)

このように糖質制限食の信頼度はますます高まっています。


江部康二

2019/12/7(土 )  糖質制限食のすすめ NHK文化センター京都教室講座
こんばんは。

2019/12/7(土 ) 14:30~16:00
糖質制限食のすすめ
~美味しく楽しく健康に~
NHK文化センター京都教室講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1182731.html


NHK文化センター京都教室で、
久しぶりに講座を担当します。

糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
75分間の講演と15分間の質疑応答となります。
京都、滋賀方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。

この2~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。
2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて行動が迅速なようです。

一方、医学界においても、さらに嬉しい報告があります。
2019年4月、米国糖尿病学会が、「コンセンサス・レポート」において、
糖質制限食が、エビデンスが最も豊富であると発表したのです。
糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。


江部康二


☆☆☆
NHK文化センター京都教室講座
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1182731.html


以下は、NHK文化センター京都教室サイトからの抜粋です。

12/7(土 ) 
糖質制限食のすすめ
~美味しく楽しく健康に~


講師 高雄病院理事長 江部 康二

近年注目されている糖質制限について、2002年からご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、カロリー制限食と糖質制限食の比較、
注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!


日時 12/7(土)14:30~16:00
受講料 会員3,432円一般(入会不要)4,125円日程
お申し込み 075-254-8701

※必要な資料は講師より配布いたします(コピー代1枚10円)

※開場時間は14時00分予定、自由席

●会場受付にて、下記いずれかをご提示下さい。
①受講票(窓口支払の方)
②払込用紙受領証(振込支払の方)
③HP決済後に自動返送されたメール(WEB支払の方)

備考◆この講座は、11/30(土)以降は解約できない講座です。
ロカボフェス in 宝塚 のご報告です。
こんにちは。

ロカボフェス in 宝塚
のご報告です。

2019/10/12(土)の台風の影響があり、
遠方の人のキャンセルがありましたが、
10/13(日)当日は250人の参加者があり、満員御礼でした。

10時半からは
中川智子宝塚市長のご挨拶でした。
私もお話する機会がありましたので
『糖質制限食』をしっかりお奨めしました。
中川市長は、大相撲の土俵に女性が上がれない「女人禁制」について、
日本相撲協会に見直しを求めておられる唯一の市長です。

私は11時~60分
糖尿病・生活習慣病を予防、改善する糖質制限食
~人類本来の食事、人類の健康食~

と題して
『美味しくて楽しい糖質制限食』のお話をしました。
米国糖尿病学会が2007年までは、糖質制限食を否定。
2007年に1年間の限定で容認。
2011年に2年間の限定で容認。
2013年、ガイドラインで糖質制限食を地中海食などと共に正式に容認。
2019年、コンセンサスレポートで糖質制限食がエビデンスが一番多いと報告。

など、最新情報をお話しました。

お昼のお弁当は、9品もある豪華絢爛な糖質制限弁当でした。

<5店舗コラボのスペシャルローカーボ弁当 糖質量17.55g>
キノコのカレー炒め 糖質量 0.85g ローカーボバルDAYZ
セロリオイスター  1.5 創作ローカーボダイニング凜
炭焼きチキン 0.5 ここ弁当
油揚げミンチピザ 1.2 マリーズローカーボフーズ
ザワークラウト 2.15 ここ弁当
豚の角煮 1.85 ローカーボキッチン然
グラタン 7.0g ここ弁当
チャーハン 2.3 カフェハルディン
桑の葉ゼリー 0.2 マリーズローカーボフーズ


グラタンを除いたら、何と10.55gの糖質しかありません。
素晴らしいです。

お昼1時からは宗田先生が
ケトン体物語
~憎まれっ子、ケトン体の真実~

と題してお話しされました。
宗田先生のお話は、いつ聞いても
面白くておかしくて、最新情報に溢れていて軽妙洒脱です。
今回も笑いっぱなしでした。
宗田先生、素晴らしいです。  (^-^)v(^-^)v 

日本においては、
妊婦・授乳婦、新生児において、
たんぱく質とビタミンBと鉄が不足していることを強調されました。
妊婦・授乳婦、新生児は、とにかく、何はともあれ
充分量の動物性タンパク質(肉や魚など)を摂取する必要があります。


15時~はライブでした。
元宝塚歌劇団・花組男役悠木京(ゆうき きょう)さんが、
「ベルサイユのばら」「すみれの花咲くころ」
など数曲を披露されました。
悠木京さん、さすがです、見事です。

本来、前座の私がそのあと、歌うこととなりました。 σ(=_=;)ヾ  
まずはビートルズの「Let it be」
ジャズピアニストの藤森さんの伴奏と、
マリー秋澤さんの父上、秋澤一先生のクラリネット演奏を
バックに歌いました。
アコースティックなライブで、気持ちよく歌えました。

そのあと、ピアノとクラリネットのインストルメンタルで
3曲演奏され、かっこ良かったです。
最後は、ジョン・レノンの「Imajine」
平和の願いを込めて歌いました。
私の歌を初めて聞かれた方も多かったのですが、
結構評判が良くて、一安心でした。 (⌒o⌒)v  

その後は、抽選会がありましたが、参加者全員に何かが当たったようです。
良かったです。

「ロカボフェス in 宝塚」

こうして、盛会のうちに無事終了しました。

あとは、美味しく楽しく糖質制限な打ち上げ会が待ち受けていましたが、
こちらも盛会のうちに無事終了しました。

今回は、連れ合いに説教されていたので
あまり酔っ払わずに、無事ホテルに辿り着きました。

では、お後がよろしいようで・・・
以上、ご報告まで。

最後になりましたが、
マリー秋澤さん、スタッフの皆さん、
お疲れ様でした。
ご苦労様でした。
ありがとうございました。


江部康二


ロカボフェス in 宝塚
★スケジュール
10:10~開場・受付開始

10:30~挨拶
   宝塚市    中川智子市長
   商工会議所  横山保秀氏
   日本ニュートリションフーズ協会
   代表理事 マリー秋沢氏
   専任講師 備生千香氏

11:00~第1部講演  江部康二先生

12:00~企業プレゼンテーション

13:00~第2部講演  宗田哲男先生

15:00~ライブPart1
                        元宝塚歌劇団悠木京氏
             ライブPart2
                         江部康二先生 歌
      秋澤一 クラリネット
16:00 抽選会分分
       
17:00 閉会
第14回京都大学ホームカミングデイ(2019/11/2)のご案内。
おはようございます。

2019年11月2日土曜日 10:00~17:30
第14回京都大学ホームカミングデイ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/hc_day/

が、開催されます。
京都大学は、私の母校です。

京都大学ホームカミングデイは、
年に一度の京都大学に関わる全ての方々との交流イベントです。
卒業生の方には母校でなつかしい同窓生や恩師との交流を深めていただき、
一般の方々には本学についてより広く知っていただく機会としています。
どなたでも参加でき、参加費は無料です。
 
何と言っても、今回のお奨めは、
建築家 安藤 忠雄 氏の講演です。
テーマ: 「夢かけて走る」
10時10分~10時55分

講演のあと、パネルディスカッションがあります。
パネリスト: 安藤 忠雄氏、山極 壽一総長
コーディネーター: 京都大学教育学研究科 桑原 知子教授
11時00分~11時45分


参加費は無料であり、
私も是非行きたかったのですが、
残念ながら、土曜日の午前中は、江部診療所の外来があり、
参加できません。

江部康二


☆☆☆
第14回京都大学ホームカミングデイ

A 講演会
※ 当日先着順
※ 一般の方も参加できます。

開催日
2019年11月2日(土曜日)

時間
10時00分~11時45分

場所
百周年時計台記念館 1階 百周年記念ホール
本部・西部構内マップ[3]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/

定員
500名
※ 当日先着順にてご入場いただきます。
※ 定員を超えた場合は、ご入場を制限させていただきます。

プログラム

1. 開会挨拶 10時00分~10時05分
    京都大学総長 山極 壽一(京都大学同窓会会長)

2. 講演:10時10分~10時55分
    講師: 建築家 安藤 忠雄
テーマ: 「夢かけて走る」
概要: 人生100年時代を迎え、地球上の資源・食糧・エネルギーが限られているなか、世界の人口は増える一方です。地球環境と共生するためには、各々が「考える力」を養い、未来を創造していかなければなりません。夢を持って生きることができる社会をいかに子どもたちに残していくか、「建築」を通して考え続けてきた、そのプロセスをお話しします。 

3. パネルディスカッション
    11時00分~11時45分
パネリスト: 安藤 忠雄、山極 壽一
コーディネーター: 京都大学教育学研究科 桑原 知子