βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)がラットの「うつ」を改善
【17/08/21 まちこ
βヒドロキシ酪酸
21日発表されたそうですが、
肝臓で、脂肪から生成される物質の「βヒドロキシ酪酸」が、
鬱病の発症を抑える働きがあると、動物実験で明らかになった。
鳥取大学の岩田正明准教授らのグループが発見し、
英国の医学雑誌に論文が掲載されたそうです。】



☆☆☆追加
スーさん から、興味深いコメントを頂きました。
ありがとうございます。
『運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない (廣済堂健康人新書) 』
の著者、清水泰行先生のブログの紹介です。
「うつ病の大きな原因のひとつは炎症である」
という記事が、大変参考になりました。
『ドクターシミズのひとりごと』
http://promea2014.com/blog/?p=2381
ブログ読者の皆さん、是非、覗いてみてください。



こんにちは。
まちこさんから
βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)がラットの「うつ」を改善
という興味深い情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。

産経 WEST
2017.8.21
http://www.sankei.com/west/news/170821/wst1708210068-n1.html
に、
鳥取大学の岩田正明准教授らのグループの研究報告が記事として
掲載されました。


以下、産経 WEST 記事の要約です。

抗鬱作用持つ物質を発見 鳥取大、肝臓で生成

鳥取大は21日、肝臓で脂質から生成される物質βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)に、
ラットの実験で、うつ病を抑制する作用があることを発表しました。

 βヒドロキシ酪酸を投与したラットと、投与していないラットに、
ストレスを与え、行動の変化を観察しました。
投与したラットはうつ症状のラットに見られる行動が少なく、
また脳内の炎症を引き起こし、うつ病の原因とされる炎症性物質「インターロイキン1β」の発生が抑えられていました。

 うつ病は、ストレスなどで脳内に炎症が発生し、
神経と神経を連絡する脳内物質が正常に分泌されなくなるのが原因とされています。
これまでの治療は脳内物質を増加させる薬物を使用していましたが、
一部の患者には十分な効果が得られませんでした。

 βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)は脳内炎症性物質の増加を抑えるものです。
岩田准教授は
「体内で生成される物質であるため、副作用も抑えられるのでは」
と分析しています。』


通常は、ラットなどの動物実験の成果が、人間に応用されるまでに
数年以上かかることが多く、また結局、実用化できないケースも多いのです。

しかしβヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)に関しては、
人類全てにおいて、糖質を食べていようと制限していようと
空腹時や睡眠時には、日常的に「心筋や骨格筋」の主たるエネルギー源として
利用されていることが、判明しています。

またケトン体の安全性は、近年、確立されており、
ケトン体高値が、脳・心・腎などの臓器保護作用を有すことも
近年の研究により示唆されています。

本ブログにおいても、複数の方から
『糖質制限食で、うつ症状が改善した。』
というコメントを頂いています。
今までは、「血糖値の乱高下がないことが、心理的安定につながる。」
という側面が大きいと考えていましたが、
ケトン体高値そのものが、シンプルに脳内炎症性物質の増加を抑えるなら、
それによりスーパー糖質制限食によりうつ症状が改善するのもおおいにありと思います。

以前、本ブログで記事にしましたが、
「βヒドロキシ酪酸は内在性のヒストン脱アセチル化酵素の阻害剤として酸化ストレスの抑制に寄与する」
という大変興味深いScience の論文がありました。(☆)
サイエンスですから、インパクトファクター30前後と高いです。

興味がある人は、著者による日本語訳
http://first.lifesciencedb.jp/archives/6286
を見ていただけばいいですが、難しいです。

専門的過ぎて、私にもよくわからない部分が多いです。

ともあれ、マウスの実験ではありますが、
「ケトン体が酸化ストレスの抑制に寄与する」という糖質セイゲニストにとって、
大変ありがたい結論であることは確認できました。

酸化ストレスは、動脈硬化や老化やがん、パーキンソン病やアルツハイマー病や認知症にも深く関わっています。

酸化ストレスが抑制できればこれらの病気のリスクが減ることにつながります。

βヒドロキシ酪酸(ケトン体の一種)なかなかの優れものですね。

(☆)
Suppression of oxidative stress by β-hydroxybutyrate, an endogenous histone deacetylase inhibitor.
Tadahiro Shimazu, Matthew D. Hirschey, John Newman, Wenjuan He, Kotaro Shirakawa, Natacha Le Moan, Carrie A. Grueter, Hyungwook Lim, Laura R. Saunders, Robert D. Stevens, Christopher B. Newgard, Robert V. Farese Jr., Rafael de Cabo, Scott Ulrich, Katerina Akassoglou, Eric Verdin
Science, 339, 211-214 (2013)



江部康二
「妊娠糖尿病」「妊娠中の明らかな糖尿病」「糖尿病合併妊娠」と糖質制限食
こんばんは。
「妊娠糖尿病」に関して、よく質問があります。

今回は
「妊娠糖尿病」「妊娠中の明らかな糖尿病」「糖尿病合併妊娠」

『糖質制限食』『従来の糖尿病食』について、考えてみました。

日本糖尿病・妊娠学会
http://www.dm-net.co.jp/jsdp/information/024273.php

科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013
file:///C:/Users/ekoji/Downloads/GL2013-16%20(3).pdf


のサイトを参考にしました。

<診断基準>
1)妊娠糖尿病
糖尿病ではなかった人が、
妊娠後初めて妊娠糖尿病の基準をみたした場合は「妊娠糖尿病」です。
妊娠糖尿病は、糖尿病にいたっていない糖代謝異常であり、
妊娠時に診断された明らかな糖尿病は含まれません。
妊娠糖尿病は75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)によって診断されます。

負荷前値が92mg/dl以上、
1時間値180mg/dl以上、
2時間値153mg/dl以上、

のいずれかがあれば、
妊娠糖尿病(GDM)と診断されます。

妊婦さんの7〜9%は妊娠糖尿病と診断されます。
特に肥満がある人、糖尿病の家族歴のある人、
高齢妊娠、巨大児出産既往のある人などは
ハイリスクですので必ず検査をうけましょう。


2)妊娠中の明らかな糖尿病 (註1)
以下のいずれかを満たした場合に診断する。

空腹時血糖値 ≧126 mg/dl
HbA1c値 ≧6.5%


*随時血糖値≧200 mg/dlあるいは75gOGTTで2時間値≧200 mg/dlの場合は、
妊娠中の明らかな糖尿病の存在を念頭に置き、
1)または2)の基準を満たすかどうか確認します。(註2)


3)糖尿病合併妊娠

妊娠前にすでに診断されている糖尿病患者の妊娠。
確実な糖尿病網膜症があるものの妊娠。
妊娠前のHbA1c:7.0未満が目標です。

(註1).妊娠中の明らかな糖尿病には、妊娠前に見逃されていた糖尿病と、
妊娠中の糖代謝の変化の影響を受けた糖代謝異常、
および妊娠中に発症した1型糖尿病が含まれる。
いずれも分娩後は診断の再確認が必要である。

(註2).妊娠中、特に妊娠後期は妊娠による生理的なインスリン抵抗性の増大を反映して
糖負荷後血糖値は非妊時よりも高値を示す。
そのため、随時血糖値や75gOGTT負荷後血糖値は
非妊時の糖尿病診断基準をそのまま当てはめることはできない。


<妊娠中の血糖値コントロール目標>

朝食前血糖値:70~100mg/dl未満
食後2時間血糖値:120mg/dl未満
GA(グリコアルブミン)15.8%未満


妊娠中の血糖値コントロール目標は
「妊娠糖尿病」「妊娠中の明らかな糖尿病」「糖尿病合併妊娠」
の3つとも上記となります。
できれば、食後1時間血糖値:140mg/dl未満もクリアすることが望ましいです。

HbA1c6.2%未満も目標なのですが、
妊婦で鉄欠乏状態があると、HbA1cは正確な数値を示さないので、
GA(グリコアルブミン)の方が頼りになるのです。


<妊婦の高血糖によるリスクと弊害>


高血糖による母体、胎児への合併症として

【胎児への影響】
・流産、奇形、巨大児、未熟児、低血糖児、心臓病、胎児死亡 など

【母体への影響】
・糖尿病腎症の悪化、糖尿病網膜症の悪化
・早産、
・尿路感染症
・妊娠高血圧症候群、羊水過多
・赤ちゃんが巨大児になることにより、難産になったり、帝王切開になるリスクの増加などがあります。

高血糖により、これだけのリスクが母体と胎児に生じます。


<従来の糖尿病食(高糖質食)の欠陥>
そして、直接高血糖を生じるのは、糖質摂取時だけであり、
タンパク質・脂質摂取時は、血糖値が直接上昇することはありません。
従って日本糖尿病学会推奨の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)で
食後高血糖を防ぐことは、インスリン注射をしていても至難の業です。

さらに、食後高血糖を防ごうとして、インスリンの量を増やせば、
今度は母体は低血糖のリスクが大きく増加します。

そして、普通に糖質を摂取して、インスリン注射で厳格にコントロールしようとすると、一日の血糖値の変動幅が、増大します。

食後高血糖と平均血糖変動幅の増大が一番大きな酸化ストレスリスクとなります。(*)

酸化ストレスは、母体にも胎児にも当然、悪影響を及ぼします。

「妊娠糖尿病」「妊娠中の明らかな糖尿病」「糖尿病合併妊娠」で、
糖質を普通に食べてインスリン注射を打っている場合は、
上記のリスクは常にあるわけです。

糖尿病妊娠で糖質を普通に食べてインスリンを注射して、
無事出産されている方も多いと思いますが、このように見てくると、
それはある意味運が良い人と言えるのかもしれません。

(*)
酸化ストレスに関しては、
2014年07月14日 (月)の本ブログ記事
酸化ストレス・・・て何?食後高血糖と平均血糖変動幅増大がリスク!
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3030.html
をご参照いただけば幸いです。


<スーパー糖質制限食の利点>
スーパー糖質制限食に切り替えると、
「妊娠糖尿病」ならインスリンフリーになり、
血糖コントロールが一日を通して、とても良好となります。
そして、食後高血糖、低血糖、
平均血糖変動幅増大、酸化ストレス増大といった母体と胎児に悪影響を及ぼす要因が、
全てなくなります。

「妊娠中の明らかな糖尿病」「糖尿病合併妊娠」の場合も、
食前インスリンの単位は1/3以下になりますし、
フリーになることもあります。
インスリンフリーが一番良いのですが、インスリンの量が減ったなら
低血糖のリスクは確実に減るので好ましいのです。

また妊婦体重コントロールも、糖質制限食なら、ほとんど苦労はいりません。
その結果、安産で、元気な赤ちゃん誕生の可能性がとても高いということとなります。


<βヒドロキシ酪酸(ケトン体)の安全性

2014年1月12日(日)第17回日本病態栄養学会年次学術集会(大阪国際会議場)で、宗田哲男先生が、画期的な研究成果を発表されました。
人工流産胎児(58検体)の絨毛の組織間液のβヒドロキシ酪酸値の測定です。
何と平均1730μmol/Lとかなりの高値です。
成人の基準値は76~85μmol/L以下くらいなのですが、胎児の絨毛間液においては、
1730μmol/L程度が基準値ということになります。
糖質を普通に摂取している成人の基準値の、約20~30倍です。

その後、宗田先生はさらに研究を積み重ねられて、2016年
胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表されました。(☆)
胎児、新生児は、ケトン体を主たるエネルギー源として利用している可能性が高いことを示唆する、画期的な研究です。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われますが、私もも共著者の一人です。
胎盤のケトン体値は基準値の20~30倍、 平均2235.0μmol/L(60検体)
臍帯のケトン体値は基準値の数倍~10倍、平均779.2μmol/L(60検体)
新生児のケトン体値は、基準値の3倍~数倍、
平均240.4μmol/L(312例、生後4日)  基準値は85 μmol/L以下。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前であることが
確認できて、ケトン体の安全性の担保となりました。
このように、胎盤、新生児のケトン体の基準値は、
現行の基準値よりはるかに高値であることが確認されたわけですから、
妊婦のケトン体が少々高値でも胎児へ悪影響などあるはずもないのです。
スーパー糖質制限食で、妊婦のケトン体が、一般的基準値より高値になりますが、
妊婦においても、胎児においても、
ケトン体の安全性(基準値より高値でも)が確認されたと言えます。

(☆)Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,newborn and mother in normal delivery  Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)


江部康二
糖質制限食で「血糖値、HbA1c、GA、体重、血圧、持久力」改善
【17/08/19 テスタ
改善途上報告
江部先生

初めまして、50歳の2型糖尿人(15年)です。
いつも、先生の著書、ブログで勉強をさせてもらっています。
先生を初めて知ったのは、昨年の7月に糖尿病の教育入院をする事になり、
一生、インスリン注射をしないといけないのかと思っていた時に、
ネット検索していて、先生のブログに辿りつきました。

教育入院した理由は、手術をするために血糖値を下げる必要があったからです。
教育入院中,退院後は、朝4、昼2、夜4、眠前:5(朝昼夜:ヒューマログ、眠前:グラルギン)でした。

2016/8に手術をしまして、8月中は、インスリン注射してましたが、
9月からは、グラクティブ50mg(朝食後)になり、
インスリン注射は、しなくなりました。(2017/3上旬まで服用)
教育入院中に、インスリン抵抗性(数値は不明ですが、特に問題なく正常でした。)、
エコー検査(心、下肢など)も問題なく、歯科、眼科検査も異常なく、
特に問題はありませんでした。
ただ、自覚症状として、足のしびれはあり、喉の渇き、口の中がネバネバしていました。

手術後は、食事の制限もあり、スタンダードで、
10月ぐらいから、徐々にスーパーに変えていきました。
足のしびれについては、いつの間のかなくなっていました。
また、喉の渇き、口の中のネバネバもなくなりました。
あれほど好きだったお鮨も、一貫だけ試しに食べるとおいしいと思わなくなり、
また、甘い物は、そんなに前から好きではなくたまに食べていましたが、
それも欲しなくなり、糖質を受け付けない体になってしまいました。
カレーもラーメンもうどんもそばも食べたいと思わなくなりました(笑)

今は、定期的に血液・尿検査と眼科検査をしています。
現在は、薬の服用は、なくなりました。
高血圧でしたが、これも正常になりました。
あと、以前は、ほとんど運動はしなかったのですが、
体も軽くなり、山歩きに出掛けるようになり、
6時間ぐらい休みなく山を歩いていますが、思っていたより、疲れないですね。
実践して、食事とあと、運動は大切だと思いました。
先生に出会って本当に感謝しております。
これからもよろしくお願いいたします。

9/5の糖質制限食講座に、参加いたしますので、楽しみにしております。

2016/6/20 HbA1c:9.0、血糖値:172(朝食後)、中性脂肪:111、HDL:61、LDL:124、
体重:82kg、身長:183cm
2016/6/22 GA:21.2
2016/6/29 血糖値:132(朝食前空腹時)
2016/8/31 血糖値:104(朝食前空腹時)、GA:15.4、体重:76.2kg
2016/10/12血糖値:106(朝食前空腹時)、GA:13.0、体重:75.0kg
2016/12/15血糖値:106(朝食前空腹時)、HbA1c:6.0、中性脂肪:57、HDL:74、LDL:83、 体重:73.4kg
2017/5/8 血糖値:93 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.4、中性脂肪:32、HDL:99、LDL:104、体重:69.0kg
2017/8/1 血糖値:85 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.2、中性脂肪:32、HDL:87、LDL:85 、体重:70.0kg】



こんばんは。
テスタさんから、とても嬉しい改善報告を頂きました。
参考になります。ありがとうございます。
また、2017年9月5日(火) 15:00-16:30
朝日カルチャーセンター京都教室・糖質制限食講座

へのご参加もありがとうございます。

「血糖値、HbA1c、GA、体重、血圧、持久力」
全て、見事な改善で、素晴らしいです。

『2016/6/20 HbA1c:9.0、血糖値:172(朝食後)、中性脂肪:111、HDL:61、LDL:124、
体重:82kg、身長:183cm BMI:24.5
2016/6/22 GA:21.2
2016/6/29 血糖値:132(朝食前空腹時)

2016/8/31 血糖値:104(朝食前空腹時)、GA:15.4、体重:76.2kg BMI:22.75
2016/10/12血糖値:106(朝食前空腹時)、GA:13.0、体重:75.0kg
2016/12/15血糖値:106(朝食前空腹時)、HbA1c:6.0、中性脂肪:57、HDL:74、LDL:83、 体重:73.4kg
2017/5/8 血糖値:93 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.4、中性脂肪:32、HDL:99、LDL:104、
体重:69.0kg
2017/8/1 血糖値:85 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.2、中性脂肪:32、HDL:87、LDL:85 、
体重:70.0kg BMI:20.9



2016年6月、始まりが、
HbA1c:9.0% 空腹時血糖値:132mg/dl BMI:24.5
ですが、
2ヶ月後の8月には
GA:15.4% 空腹時血糖値:104mg/dl BMI:22.75
と全て、正常化ですので、見事です。


『2016年9月からは、グラクティブ50mg(朝食後)になり、インスリン注射は中止。
グラクティブは、2017/3上旬まで服用。

2016年8月の手術後は、食事の制限もあり、スタンダードで、
2016年10月ぐらいから、徐々にスーパーに変えていきました。』

インスリン中止は、やはり生活の質として、大変な向上ですし、
内服薬も中止できたのは、素晴らしいです。

スーパー糖質制限食開始後、2ヶ月の
2016年12月のデータも
血糖値:106(朝食前空腹時)、HbA1c:6.0
と見事な改善ですね。

さらに、2017年3月、グラクティブも中止して
スーパー糖質制限食だけで、
2ヶ月後の5月のデータも
血糖値:93 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.4
5ヶ月後の8月のデータも
血糖値:85 (朝食前空腹時)、HbA1c:5.2
と、内服薬を中止したのに、さらに改善です。
体重も70kg、BMI:20.9でキープで、good jobです。


『10月ぐらいから、徐々にスーパーに変えていきました。
足のしびれについては、いつの間のかなくなっていました。
また、喉の渇き、口の中のネバネバもなくなりました。
あれほど好きだったお鮨も、一貫だけ試しに食べるとおいしいと思わなくなり、
また、甘い物は、そんなに前から好きではなくたまに食べていましたが、
それも欲しなくなり、糖質を受け付けない体になってしまいました。
カレーもラーメンもうどんもそばも食べたいと思わなくなりました(笑)』


糖尿病神経障害も軽症の段階なら、スーパー糖質制限食で
テスタさんのように速やかに改善することも期待できると思います。
鮨とかカレーとかラーメンも、食べないことに慣れてしまいますね。
ただ炭水化物依存症の場合は、そう簡単には行かないこともあります。


『今は、定期的に血液・尿検査と眼科検査をしています。
現在は、薬の服用は、なくなりました。
高血圧でしたが、これも正常になりました。』

高血圧も改善とは良かったです。
何と言っても、薬なしというのは嬉しいですね。


『以前は、ほとんど運動はしなかったのですが、
体も軽くなり、山歩きに出掛けるようになり、
6時間ぐらい休みなく山を歩いていますが、思っていたより、疲れないですね。
実践して、食事とあと、運動は大切だと思いました。』

仰る通りと思います。
スーパー糖質制限食なら、3~4週間で自然に「ケトン体質」になります。
そうなると、「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が、
ごく日常的に使えるようになるので、
山登りとかで少々心拍数が上がるようなことがあっても、
「ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステム」はほとんど必要ないです。
そうなると、筋肉中のグリコーゲン量はいつも余裕があるので、
筋肉が疲れなくなりスタミナ充分で持久力が向上します。

運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない (廣済堂健康人新書) 新書
清水泰行著
https://www.amazon.co.jp/dp/4331521109/ref

もご参照頂けば幸いです。

2017年08月13日 (日)の本ブログ記事
「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」清水泰行著、刊行。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4293.html

もご参照頂けば幸いです。


江部康二

指に光 5秒で血糖値測定。
【17/08/19 ぐうたら糖質制限
指を置くだけで血糖値が測定できる技術のニュース
以下の記事が読売オンラインにあります。
5年後といわず早く実現してほしいものですね。

(引用)
指置くだけで血糖値測定、糖尿病患者の負担軽減
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170819-OYT1T50026.html
指を置くだけで血糖値をレーザーで測定できる技術を開発したと、量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所(京都府木津川市)のチームが18日、発表した。
 採血せずに血糖値を測定できるため、実用化されれば糖尿病患者の負担が減りそうだ。来年度から本格的な臨床研究を開始し、5年後の製品化を目指す。



こんにちは。
ぐうたら糖質制限さんから
耳よりな情報をコメント頂きました。
「穿刺して血液を出す」という行為なしで、
レーザー(光)で指の血糖値を測定する装置の開発です。
つまり、痛くないというわけで、これは朗報です。

私も今朝、毎日新聞の朝刊(8月20日)で、
指に光 5秒で血糖値
という記事をみて、「やった。ラッキー!」と思いましたが、
5年後に製品化を目指すということで、残念でした。

また、毎日新聞の記事によると、
・・・『販売価格は高額になりそうで、月1万2000円程度で貸し出すレンタル方式も想定している。』
ということで、こちらもやや残念ですね。

以下、毎日新聞のサイトから、要約です。

【☆☆☆
https://mainichi.jp/articles/20170820/k00/00m/040/024000c

指に光5秒、採血いらず 5年後実用化目指す
毎日新聞2017年8月19日

指に光を当てるだけで血糖値を測定できる技術を開発。
量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所。
国から医療機器の承認を受ける必要があり、5年後の一般向け販売を目指している。
チームは血液中の糖「グルコース」だけを捉える光の発生装置を小型化して応用。
電源部分を除く試作品は縦15センチ、横10センチ、高さ5センチ。
光を発するくぼみに指を置くと5秒で計測。
将来はスマートフォンのサイズまで小さくする。
販売価格は高額になりそう。
月1万2000円程度で貸し出すレンタル方式も想定。】


江部康二
「糖質制限食講演会 in 広島」のご案内。懇親会は満員御礼です。
こんにちは。

2017年9月10日(日)10:30~13:30
広島市で、一般向けの糖質制限食講演会を開催します。

過去、広島市では保険医協会主催など、医師向けの講演会はしたことがありますが、
一般向けの講演会は、広島市では初めてとなると思います。

私は牛田小学校→修道中学校→修道高校→京大医学部
といった経歴ですので、広島とはとても縁が深いです。

父、故江部喜一郎も70歳までは、広島市の八丁堀で開業していました。
今は当たり前となったビルドクターの走りでした。
自宅は別にあって、仕事場はビルの一角でというパターンです。

このような事情なので、広島の街は懐かしさでいっぱいです。
2018年3月18日(日)には、ホテルグランビア広島で、
修道高校の同窓会があり、私も出席します。
修道高校卒業50周年記念同期会です。
こちらも懐かしい顔ぶれに会うのが楽しみですが、
50年ぶりの同級生も沢山いるので顔がわかるか否かかなり不安です。

さて、
糖質制限食講演会 in 広島市(2017/9/10、日曜日)
は、
広島県福山市の瀬尾一史先生
山口県周南市の花岡篤哉先生
高雄病院の橋本眞由美 管理栄養士
にも、登場していただき、盛りだくさんの内容です。
勿論、私もトリをつとめさせていただきます。

残席が僅かですが、
広島市、広島県、中国地方の皆さん
お待ちしております。


講演会の前夜(9/9土)に
八丁堀福屋さん近くの海鮮居酒屋さんで懇親会を催します。
2017年9月9日(土) 18:00~(2時間程度)

こちらは、満員御礼となりました。
ありがとうございます。



江部康二



以下、事務局からのお知らせです。

***********

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきまして、
ありがとうございます。

9月10日(日)、広島市内で 一般の方向けの講演会を開催いたします。

第1部では、「糖質制限のすすめ」と題して、 広島県福山市の瀬尾一史先生(瀬尾クリニック)と 山口県周南市の花岡篤哉先生(新南陽整形外科クリニック)が、クリニックでの糖質制限の啓蒙やご指導とその効果などについてお話しくださいます。

第2部では、高雄病院の橋本眞由美 管理栄養士が、 「糖質制限 実践のイロハ」と題して、楽しく、正しく実践するための基本やコツ、注意点などを事例も交えてお話しします。

第3部では、理事長が「糖尿病・生活習慣病を予防&改善する食事法~糖質制限食は、人類本来の食事、人類の健康食」と題して講演。
15年に渡って実践・指導してきた「糖質制限食」について、 糖尿病やメタボなど生活習慣病の改善をはじめ、多くの良い効果をもたらす理由や仕組みを解説いたします。

また、講演会の前夜(9/9土)に懇親会を催します。
八丁堀福屋さん近くの海鮮居酒屋さんで、楽しく交流しませんか。

中国地方にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。

◆掲載サイト: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

★8/6(日)大阪講演会・交流会につきまして★
 たくさんお申し込みくださり、誠にありがとうございます。
 あと若干名様ずつ空きがございまして、引き続き、お申し込み受付ております。

///////////////////ご案内/////////////////////

  (一社)日本糖質制限医療推進協会主催

     糖質制限食講演会 in 広島

■日時:9月10日(日)10:30~13:30頃 ※開場・受付は10:10~

■会場:広島市まちづくり市民交流プラザ
    (合人社ウェンディひと・まちプラザ)北棟 6階
    「マルチメディアスタジオ」

    広島市中区袋町6番36号(袋町小学校と併設)
    http://www.cf.city.hiroshima.jp/m-plaza/kotsu.html

■内容:

◇第1部:「糖質制限のすすめ」

 1. 瀬尾 一史 医師 瀬尾クリニック(広島県福山市)

 2. 花岡 篤哉 医師 新南陽整形外科クリニック(山口県周南市)

◇第2部:「糖質制限 実践のイロハ」

 橋本 眞由美 管理栄養士 (財)高雄病院 栄養管理部長/当会アドバイザー

◇第3部:「糖尿病・生活習慣病を予防&改善する食事法
        ~糖質制限食は、人類本来の食事、人類の健康食」

 江部 康二 医師 (財)高雄病院理事長/当会理事長

◇質疑応答

※第1部40分、第2部30分、第3部60分、質疑応答20分程を予定しております。

■受講費: 賛助会員 2,000円 / 一般(会員以外の方) 2,500円


◇◆◇ 広島交流会 ◇◆◇

◆日時: 2017年9月9日(土) 18:00~(2時間程度)

◆場所: さかな市場はなれ 立町店
     広島市中区立町6-1 立町ウイングB1F
     https://r.gnavi.co.jp/y017604/map/

◆参加費: 賛助会員 5,500円 / 一般(会員以外の方) 6,000円


<以下広島講演会、交流会共通>

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越しいただき、受付にてお名前をお伝え下さい。

■お申し込み方法:

★賛助会員の方:

 事務局へ、メールにて参加ご希望のイベント名(9/10広島講演会、9/9広島交流会)、
 ご参加人数をご明記の上、お申し込み下さい。
 ※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
 
★賛助会員入会をご希望の方:

1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
   http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up

 2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
   「入会ならびに講演会出席のお問い合わせ」を選択いただき、
   「通信」欄に参加ご希望のイベント名(9/10広島講演会、9/9広島交流会)を
   ご記入下さい。
   http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
  
★一般(会員以外の方)で、講演会、交流会参加のみご希望の方:

 下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-hiroshima


◆その他:

・予約制です。当日参加はできません。

・講演会のキャンセルは9月8日(金)までに事務局へご連絡願います。
 それ以降のご返金は対応致しかねますので、予めご了承ください。

・交流会のキャンセルは9月6日(水)までに事務局へご連絡願います。
 それ以降のご返金は対応致しかねますので、予めご了承ください。

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