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「菓子職人糖質制限マンスリーケーキ」のご案内。
こんにちは。

私が監修をつとめる「菓子職人糖質制限マンスリーケーキ」のご案内です。

2019年、1・2月は、
風味豊かなしっとり生地 チョコレートシフォンケーキ
糖質 3.19g 
カロリー 339kcal
※100gあたり
※エリストールを除く糖質

2019年1月チョコレートシフォンケーキホール

表示糖質は100gあたり3.19gですが、
江部康二の人体実験で、
2020/1/17(金)午後4時30分、空腹時血糖値:100mg
菓子職人糖質制限マンスリーケーキ
チョコレートシフォンケーキ(1個100g)摂取

午後5時30分、
ピークの60分後で109mg、
なんと9mgしか上昇していませんでした。

私の場合は、糖質1gが血糖値を3mg上昇させるので
菓子職人チョコレートシフォンケーキ(1個100g)で、
3.0の糖質という計算となります。

従って表示成分より低いぐらいで素晴らしいです。
勿論個人差はあると思いますが、
これなら糖質セイゲニストにも安心です。

甘味料はもっぱら、
血糖上昇ゼロのエリスリトールです。
糖質制限中の方にも、美味しいケーキで季節を感じていただけます。
菓子職人さんの『糖質制限マンスリーケーキ』
我々糖質セイゲニストの強い味方です。
菓子職人さん、ありがとうございます。

ブログ読者の皆さん、是非ご賞味あれ!!

お問い合わせは以下です。

☆☆☆
彩韻菓子工房有限会社

〒615-0032 京都府京都市右京区西院西高田町19
TEL:075-311-4606
FAX:075-311-4123
営業時間:午前9:00から午後8:00(年中無休)

ホームページ: http://www.kashishokunin.co.jp/
お問い合わせ: info@kashishokunin.co.jp



江部康二


☆☆☆
菓子職人
【チョコレートシフォンケーキ 美味しさのヒミツ】


A チョコレート・シフォンケーキ
モリドール社のノンシュガーダークチョコレートとカカオマス(カカオパート100%)、ノンシュガーミルクチョコレートを
たっぷりシフォンケーキに溶かして練り込み、北海道産生クリームやヘーゼルナッツオイル、ラム酒で
香りづけをしました。
糖質制限ミックス粉、ココナッツフラワー、ココアでつなぎをつくりシフォン風に仕上げチョコチップで食感を出しました。

B 仕上げの生クリーム
北海道産生クリームとマスカルポーネパウダーを加えて風味をあげ、エリスリトールや有機アガベイヌリン、羅漢果で
品のいい甘さに仕上げました。
英語のサイトの糖質制限食情報。癌・糖尿病・肥満などと糖質制限食。

C)
【20/01/17 neko
Dr. Sten Ekberg
英語のサイトでしたら、Dr. Sten Ekberg がお勧めですよ。糖質制限、ケトン食、1日1食などの理論的な説明から、具体的な飲食について多くの動画があります。10-39分の短い動画で飽きませんし、説明も分かりやすいです。数値を明示した上で、野菜、魚、果物などの個別の説明もあるので実際的です。英語も分かりやすいので日本在住の日本人の方にもお勧めしたいです。江部先生のようにネットで質問者に対して回答もされてます。】


neko さんから、英語のサイトとして、Dr. Sten Ekbergを薦めて頂きました。
ありがとうございます。
ユーチューブやフェイスブックやツイッターでも、情報を発信しておられます。



こんにちは

糖質制限食に関して、家族や知人が糖尿病や癌や肥満などで欧米人であるとかで、
英語のサイトの情報を教えて欲しいというコメントが時々あります。
それで、今回は英語のサイトの糖質制限食情報を集めてみました。

A)
米国で1、2を争う癌専門病院
ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの
センター長兼CEO Craig.Thompson 博士は

『脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。
糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。
タンパク質はその中間に位置します』

と講演(動画)で述べています。英語の講演です。
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s


B)
「The Food Revolution - AHS 2011」
http://youtu.be/FSeSTq-N4U4


という英語の講演の動画(ユーチューブ)があります。
講演が40数分で質疑応答をいれて合計54分くらいです。
この動画、スウェーデンのアンドレアス・エンフェルト医師が、
米国で糖質制限食の講演を行ったものです。

アンドレアス・エンフェルト医師は、スウェーデンの糖質制限派の医師です。
エンフェルト医師は、アニカ・ダールクヴィスト医師にいち早く賛同し、
Diet Doctor.com という英語のタイトルで、ホームページを作成して
LCHF(Low Carb High Fat:糖質制限・高脂肪)について様々な情報を提供し、
研究者や医師や科学ジャーナリストへのインタビューを掲載しています。
http://www.dietdoctor.com/about
勿論、英語のサイトです。

アニカ・ダールクヴィスト医師は、「1型糖尿病+肥満」の女性で、
スウェーデンにおける糖質制限食の草分けです。
勿論、糖質制限食実践後は、糖尿病も肥満もコントロール良好となっておられ、
動画で写真もでてきますが、とても健康的な容姿を保っておられます。
動画は英語なので、私の英語力では、話はあまりわからなかったのですが、
スライドを見て、およその内容は理解できました。

注目すべきは、スウェーデンでも、米国と同様に、
バターなど脂肪の摂取比率が減り続けて炭水化物摂取が増え続け、
それに伴い肥満が増え続けたことです。
エンフェルト医師によれば、スウェーデンでは、23%の人が、
程度に差はあるけれど、糖質制限食を実践しているそうです。


<スウェーデンにおける糖質制限食認定の経過>

2004年、アニカ・ダールクヴィスト医師(1型糖尿病)自らLCHF食事療法(糖質制限食)開始。

2004年、ダールクヴィスト医師が自分の保健所の診察にやってくる2型糖尿病患者や肥満に悩む人に、
      このLCHF食事療法(糖質制限食)の指導を開始。

2005年、栄養士2名が、が社会保険省( Socialstyrelsen)に「従来とは異なる異端の食事療法」として通報。
      *正確には社会保険省の管轄にある保険福祉庁(National Board of Health and Welfare)に通報。

2005年、保険福祉庁が糖尿病の権威クリスチャン・バーネ教授に調査を依頼。

2007年12月、バーネ教授の調査報告で、LCHF食事療法(糖質制限食)は
        長期的な結果がまだ科学的に出ていないものの、
        科学的な見解に基づいた実績の証明されたものであると結論づけられた。

2008年1月、LCHF食事療法(糖質制限食)に、保健福祉庁が青信号を灯した。

2011年、エンフェルト医師によれば、
      スウェ-デン人の、23%がLCHF食事療法(糖質制限食)を実践している。



カルピンチョ先生のブログで、アニカ・ダールクヴィスト医師の写真が見れます。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat16/41.html



今回のブログ記事は
スエーデン在住の雪ん子さんから頂いた情報をもとに、書かせて頂きました。
雪ん子さん、ありがとうございます。



江部康二

75gOGTT、糖質制限後7年ぶりの検査で耐糖能が大幅な改善。追加。
【20/01/16 子を持つ糖尿人父
ブログに取り上げていただき有難うございました
子を持つ糖尿人父です。ブログに取り上げていただき有難うございました。
2005年の職場検診で前年まで基準値内高値であったHbA1cが7.6(NGSP換算)になりました。
さらに尿蛋白(+)であることにも愕然としました。
過去10年間の職場検診のHbA1cを見直すと基準値内でありながらも毎年上昇しており、
父が糖尿人、母は非糖尿人である私がこのことに気が付かなかったことを後悔しました。
もし、基準値内でありながらもHbA1cの毎年の上昇に気付き
75gブドウ糖負荷試験を実施していれば耐糖能異常を見つけられただろうと思いました。

内分泌内科を受診したところグルコバイを処方されカロリー制限食事療法を行うように指示されました。
糖尿病学会の「食品交換表」を参考にしながらグルコバイ服用後に玄米食を食べたましたが、
食後の血糖値は軽く200オーバーでした。
糖質を食べなければ食後高血糖は起こらないし、
そもそも必須糖質は無いのだから糖質は食べない方が良いのではないかと考えました。

そして糖質制限食に関する情報を捜しておりましたところ江部先生のブログに出会いました。
娘は妊娠中もゆるやかな糖質制限食を実施していましたが何の問題もなく出産しました。
第一子も糖質制限の離乳食です。息子の大学の陸上部は4年生で引退する学生が多いですが、
耐糖能を保つために部活動を続けています。

江部先生の講演会にも参加させていただいておりますが、
「江部先生が糖質制限食を説いたあたりから上昇していた糖尿病人口が下降に転じた」
という話には説得力がありました。2005年当時と今では糖質制限食を取り巻く環境は劇的に良くなりましたね。
今後も親子共々、江部先生のブログを拝読させていただきます。】


こんにちは。
子を持つ糖尿人父さんから
追加コメントを頂きました。
ありがとうございます。


[20/01/14子を持つ糖尿人父 
糖質制限食と耐糖能ふたりの子を持つ糖尿人父(妻は非糖尿人)です。
2012年8月14日に「ふたりの子供の16歳の誕生日に75gブドウ糖負荷試験を実施しました」をブログに取り上げていただきました。75gブドウ糖負荷試験により2型糖尿病になる可能性があるとされた息子は、江部先生の当時のご教示通り「ゆるやかな糖質制限食と陸上部の短距離」を大学医学部医学科5年(23歳)になった今でも続けています。2020年1月に7年ぶりとなる息子の75gブドウ糖負荷試験を実施しました。
追加報告いたします。

【採血時16歳/182cm/64kg/BMI:19/陸上部短距離】
    血糖  IRI
空腹時 87   2.7
30分後 153    35
60分後 153    33
120分後115    26
HbA1c 5.4(NGSP換算)
インスリン分泌指数 0.5     (0.4以下は糖尿病または境界型)
インスリン抵抗性:HOMA-R 0.6  (2.5以上は抵抗性有り)
インスリン分泌能:HOMA-β 41  (30%以下は分泌低下有り)

【採血時23歳/185cm/68kg/BMI:19/陸上部短距離】
    血糖  IRI
空腹時 82   4.24
30分後 90    17
60分後 80    23
120分後 78    7
HbA1c 5.4(NGSP)
インスリン分泌指数 1.5
HOMA-R 0.8
HOMA-β 80
(追伸)
75gブドウ糖負荷試験により2型糖尿病になる可能性は低いとされた娘は標準体重維持の目的でゆるやかな糖質制限食を続けながら、昨年29歳で妊娠糖尿病にもならず第一子を出産しました。私は2005年に47歳で糖尿病を発症したとき江部先生のブログに出合い、直ちにスーパー糖質制限食を開始したところ、身長173cm、体重85kg→60kg、HbA1c7.6→5.6(NGSP換算)、尿タンパク(+)→(-)と劇的に改善しました。最初処方されていたグルコバイもすぐに処方されなくなり、15年が経過した2020年1月の61歳においても、HbA1c5.6(NGSP)、血液・尿検査も全て正常です。親子で自分の体を実験材料として糖質制限食のすばらしい効果を体験しています。]


こんにちは。
子を持つ糖尿人父さんから、
素敵なコメントを頂きました。

足かけ8年ぶりのコメントをありがとうございます。
とても参考になります。

息子さん、『「ゆるやかな糖質制限食と陸上部の短距離」を
大学医学部医学科5年(23歳)になった今でも続けています。』とのことで、
2020年1月の7年ぶりとなる息子さんの「75gブドウ糖負荷試験」は、
耐糖能が、大幅に改善されていますね。
良かったです。
7年間の時を経ての改善ですので、とても貴重なデータです。

【採血時16歳/182cm/64kg/BMI:19/陸上部短距離】
HbA1c 5.4(NGSP換算)
インスリン分泌指数 0.5     (0.4以下は糖尿病または境界型)
インスリン抵抗性:HOMA-R 0.6  (2.5以上は抵抗性有り)
インスリン分泌能:HOMA-β 41  (30%以下は分泌低下有り)

【採血時23歳/185cm/68kg/BMI:19/陸上部短距離】
HbA1c 5.4(NGSP)
インスリン分泌指数 1.5
HOMA-R 0.8
HOMA-β 80


7年間の緩やかな糖質制限食で、
インスリン分泌指数: 0.5 ⇒ 1.5
インスリン分泌能:HOMA-β 41 ⇒ 80
と、インスリン関連の指数が著明に改善していて、素晴らしいです。

75gブドウ糖負荷試験の結果も、やはり著明改善で、
耐糖能は正常中の正常で、花丸です。
ここまで改善するものなのですね。
素晴らしいです。

子を持つ糖尿人父さんも、体重、HbA1c、尿タンパク改善で、
そのまま、2020年1月まで、15年間維持とはこちらも素晴らしいです。

糖質セイゲニストにとって、とても参考になり、励みになる内容です。
貴重な親子体験報告をコメント頂き、ありがとうございます。


江部康二



☆☆☆
糖尿人と子供達の75gOGTT
2012年08月14日 (火)の本ブログ記事


こんにちは。
子を持つ糖尿人さんから、興味深いデータをコメントしていただきました。

『12/08/13 子を持つ糖尿人

親が糖尿人の子供が注意する事とは

54歳の糖尿親父です。47歳の糖尿病発症の時に江部先生のブログと本に出合い、迷うことなく直ちにスーパー糖質制限食を開始しましたところ、身長173cm、体重85kg→60kg、HbA1c7.2→5.2、尿タンパク(+)→(-)と劇的に改善しました。

最初処方されていたグルコバイもすぐに処方されなくなり、現在では2か月に1回の血液検査のみの通院となっております。江部先生に出合えた幸運を感謝しております。

ところで、 私が糖尿病を発症したため(妻は非糖尿人)子供たちに糖尿病の素質が遺伝しているのか知りたくて(江部先生の過去のブログにも【75gOGTTは糖尿病の診断だけでなく糖尿病ハイリスク群を見いだすのにも役立つ】と書いてありましたので)、ふたりの子供の16歳の誕生日に75gブドウ糖負荷試験を実施しました。

糖尿病を親に持つ子供たちは、発症を防ぐためには、糖質制限食の実施を含めて何が重要かご教示いただければ幸いです。

娘(検査時16歳/165cm/54kg/部活なし、現在22歳)
    血糖  IRI
空腹時 77   2.4
30分後 103 34
60分後 103 29
120分後 95 20
HbA1c 4.9
インスリン分泌指数 1.2

息子(現在16歳/182cm/64kg/部活は陸上短距離)
    血糖  IRI
空腹時 87   2.7
30分後 153 35
60分後 153 33
120分後115 26
HbA1c 5.0
インスリン分泌指数 0.5 』


子を持つ糖尿人 さん。
47歳で糖尿病発症、直ちにスーパー糖質制限食開始。

身長173cm、
体重85kg→60kg、
HbA1c7.2→5.2%、
尿タンパク(+)→(-)


と改善。
糖尿病腎症第3期からの劇的な改善で、素晴らしいです。(⌒o⌒)v

現在54才なら、足かけ8年のスーパー糖質制限食ですね。
私が52才糖尿病発覚で、スーパー糖質制限食開始、
現在62才で、足かけ11年目です。

子供さんの貴重なデータを、コメントいただき、ありがとうございます。
大変参考になります。

娘さんは、16才時、インスリン分泌指数1.2(0.4以上が正常)と正常です。
75gOGTTの前後の血糖の変動幅も小さく、完全に正常型ですので、
父上よりは、母上の体質を受け継がれたものと思います。
将来の糖尿病発症のリスクも、母上と同様でほとんどないと考えられます。

一方、息子さんは、16才時、娘さんに比べて
OGTT前後の血糖値の上昇幅が大きく(倍くらい)、
インスリン分泌指数は0.5で正常下限です。
息子さんは、子を持つ糖尿人さんの体質を、しっかり受け継いでおられて、
インスリン追加分泌第一相の指数が、0.5で、ギリギリ正常です。
現在、OGTTは診断基準的には正常型ですが、
お姉さんと比べると、将来2型糖尿病に大変なりやすいパターンと言えます。
緩やかでいいので、糖質制限食を実践すれば将来の糖尿病発症が防げると思います。
また運動で筋肉量を多く保つことも糖尿病発症予防に役立つので、
陸上部はとてもいいですね。

娘さんと息子さんとで、明確な差がでましたが、
糖尿病体質の遺伝の差と思います。


江部康二
75gOGTT、糖質制限後7年ぶりの検査で耐糖能が大幅な改善。
[20/01/14子を持つ糖尿人父 
糖質制限食と耐糖能ふたりの子を持つ糖尿人父(妻は非糖尿人)です。
2012年8月14日に「ふたりの子供の16歳の誕生日に75gブドウ糖負荷試験を実施しました」をブログに取り上げていただきました。75gブドウ糖負荷試験により2型糖尿病になる可能性があるとされた息子は、江部先生の当時のご教示通り「ゆるやかな糖質制限食と陸上部の短距離」を大学医学部医学科5年(23歳)になった今でも続けています。2020年1月に7年ぶりとなる息子の75gブドウ糖負荷試験を実施しました。
追加報告いたします。

【採血時16歳/182cm/64kg/BMI:19/陸上部短距離】
    血糖  IRI
空腹時 87   2.7
30分後 153    35
60分後 153    33
120分後115    26
HbA1c 5.4(NGSP換算)
インスリン分泌指数 0.5     (0.4以下は糖尿病または境界型)
インスリン抵抗性:HOMA-R 0.6  (2.5以上は抵抗性有り)
インスリン分泌能:HOMA-β 41  (30%以下は分泌低下有り)

【採血時23歳/185cm/68kg/BMI:19/陸上部短距離】
    血糖  IRI
空腹時 82   4.24
30分後 90    17
60分後 80    23
120分後 78    7
HbA1c 5.4(NGSP)
インスリン分泌指数 1.5
HOMA-R 0.8
HOMA-β 80
(追伸)
75gブドウ糖負荷試験により2型糖尿病になる可能性は低いとされた娘は標準体重維持の目的でゆるやかな糖質制限食を続けながら、昨年29歳で妊娠糖尿病にもならず第一子を出産しました。私は2005年に47歳で糖尿病を発症したとき江部先生のブログに出合い、直ちにスーパー糖質制限食を開始したところ、身長173cm、体重85kg→60kg、HbA1c7.6→5.6(NGSP換算)、尿タンパク(+)→(-)と劇的に改善しました。最初処方されていたグルコバイもすぐに処方されなくなり、15年が経過した2020年1月の61歳においても、HbA1c5.6(NGSP)、血液・尿検査も全て正常です。親子で自分の体を実験材料として糖質制限食のすばらしい効果を体験しています。]


こんにちは。
子を持つ糖尿人父さんから、
素敵なコメントを頂きました。

足かけ8年ぶりのコメントをありがとうございます。
とても参考になります。

息子さん、『「ゆるやかな糖質制限食と陸上部の短距離」を
大学医学部医学科5年(23歳)になった今でも続けています。』とのことで、
2020年1月の7年ぶりとなる息子さんの「75gブドウ糖負荷試験」は、
耐糖能が、大幅に改善されていますね。
良かったです。
7年間の時を経ての改善ですので、とても貴重なデータです。

【採血時16歳/182cm/64kg/BMI:19/陸上部短距離】
HbA1c 5.4(NGSP換算)
インスリン分泌指数 0.5     (0.4以下は糖尿病または境界型)
インスリン抵抗性:HOMA-R 0.6  (2.5以上は抵抗性有り)
インスリン分泌能:HOMA-β 41  (30%以下は分泌低下有り)

【採血時23歳/185cm/68kg/BMI:19/陸上部短距離】
HbA1c 5.4(NGSP)
インスリン分泌指数 1.5
HOMA-R 0.8
HOMA-β 80


7年間の緩やかな糖質制限食で、
インスリン分泌指数: 0.5 ⇒ 1.5
インスリン分泌能:HOMA-β 41 ⇒ 80
と、インスリン関連の指数が著明に改善していて、素晴らしいです。

75gブドウ糖負荷試験の結果も、やはり著明改善で、
耐糖能は正常中の正常で、花丸です。
ここまで改善するものなのですね。
素晴らしいです。

子を持つ糖尿人父さんも、体重、HbA1c、尿タンパク改善で、
そのまま、2020年1月まで、15年間維持とはこちらも素晴らしいです。

糖質セイゲニストにとって、とても参考になり、励みになる内容です。
貴重な親子体験報告をコメント頂き、ありがとうございます。


江部康二



☆☆☆
糖尿人と子供達の75gOGTT
2012年08月14日 (火)の本ブログ記事


こんにちは。
子を持つ糖尿人さんから、興味深いデータをコメントしていただきました。

『12/08/13 子を持つ糖尿人

親が糖尿人の子供が注意する事とは

54歳の糖尿親父です。47歳の糖尿病発症の時に江部先生のブログと本に出合い、迷うことなく直ちにスーパー糖質制限食を開始しましたところ、身長173cm、体重85kg→60kg、HbA1c7.2→5.2、尿タンパク(+)→(-)と劇的に改善しました。

最初処方されていたグルコバイもすぐに処方されなくなり、現在では2か月に1回の血液検査のみの通院となっております。江部先生に出合えた幸運を感謝しております。

ところで、 私が糖尿病を発症したため(妻は非糖尿人)子供たちに糖尿病の素質が遺伝しているのか知りたくて(江部先生の過去のブログにも【75gOGTTは糖尿病の診断だけでなく糖尿病ハイリスク群を見いだすのにも役立つ】と書いてありましたので)、ふたりの子供の16歳の誕生日に75gブドウ糖負荷試験を実施しました。

糖尿病を親に持つ子供たちは、発症を防ぐためには、糖質制限食の実施を含めて何が重要かご教示いただければ幸いです。

娘(検査時16歳/165cm/54kg/部活なし、現在22歳)
    血糖  IRI
空腹時 77   2.4
30分後 103 34
60分後 103 29
120分後 95 20
HbA1c 4.9
インスリン分泌指数 1.2

息子(現在16歳/182cm/64kg/部活は陸上短距離)
    血糖  IRI
空腹時 87   2.7
30分後 153 35
60分後 153 33
120分後115 26
HbA1c 5.0
インスリン分泌指数 0.5 』


子を持つ糖尿人 さん。
47歳で糖尿病発症、直ちにスーパー糖質制限食開始。

身長173cm、
体重85kg→60kg、
HbA1c7.2→5.2%、
尿タンパク(+)→(-)


と改善。
糖尿病腎症第3期からの劇的な改善で、素晴らしいです。(⌒o⌒)v

現在54才なら、足かけ8年のスーパー糖質制限食ですね。
私が52才糖尿病発覚で、スーパー糖質制限食開始、
現在62才で、足かけ11年目です。

子供さんの貴重なデータを、コメントいただき、ありがとうございます。
大変参考になります。

娘さんは、16才時、インスリン分泌指数1.2(0.4以上が正常)と正常です。
75gOGTTの前後の血糖の変動幅も小さく、完全に正常型ですので、
父上よりは、母上の体質を受け継がれたものと思います。
将来の糖尿病発症のリスクも、母上と同様でほとんどないと考えられます。

一方、息子さんは、16才時、娘さんに比べて
OGTT前後の血糖値の上昇幅が大きく(倍くらい)、
インスリン分泌指数は0.5で正常下限です。
息子さんは、子を持つ糖尿人さんの体質を、しっかり受け継いでおられて、
インスリン追加分泌第一相の指数が、0.5で、ギリギリ正常です。
現在、OGTTは診断基準的には正常型ですが、
お姉さんと比べると、将来2型糖尿病に大変なりやすいパターンと言えます。
緩やかでいいので、糖質制限食を実践すれば将来の糖尿病発症が防げると思います。
また運動で筋肉量を多く保つことも糖尿病発症予防に役立つので、
陸上部はとてもいいですね。

娘さんと息子さんとで、明確な差がでましたが、
糖尿病体質の遺伝の差と思います。


江部康二
「食後高血糖」「高インスリン血症」「血糖変動幅増大」と酸化ストレス
【20/01/12 縄文回帰
酸化ストレス
はじめてお便りします。ほとんど毎回徒然日記拝見しています。糖尿病診療をずっとしてきましたが、学会ガイドラインで悪くなるばかりの患者さんを診てきて糖質制限に出会い勉強させてもらっています。私自身も最高92㎏の体重が様々なダイエット、最終的に糖質制限で現在60㎏となり、まずまず快調に過ごしています。患者さんを糖質制限で回復して頂く成功例はまだ少しです。

今回のブログに出ている「食後高血糖、食後高インスリン血症、平均血糖幅増大の三つが酸化ストレス」というのは直感的にはよくわかるのですが それぞれについての生理学的な説明はどうなっているのでしょうか。詳しい説明がされている文献など教えて頂けれ教えて頂けれえて頂ければ幸いです。、

今後ともよろしくご指導お願い致します。】


こんばんは。
縄文回帰さんから、興味深いコメントを頂きました。
ありがとうございます。

縄文回帰さん、減量成功、良かったです。
糖尿病専門医として、ずっと糖尿病診療をされてきたのですね。

「学会ガイドラインで悪くなるばかりの患者さんを診てきて」

誠に遺憾ながら、その通りと思います。
現実に、糖尿病合併症として、
毎年新たに16000人以上の人工透析、3000人以上の足切断、3000人以上の失明が発症しています。
これは、即ち、現行の糖尿病治療(カロリー制限高糖質食+薬物療法)が、
合併症予防に失敗していることの証明となっています。
現行の糖尿病食では、「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」を必ず生じます。
糖尿病が軽症の段階なら「食後高インスリン血症」も生じます。
インスリン抵抗性のある境界型レベルの段階なら、基礎分泌も追加分泌も共に
高インスリン血症となります。

「食後高血糖」「高インスリン血症」「平均血糖変動幅増大」
この三者は、いずれも活性酸素を発生させます。
これは生理学的事実です。
活性酸素がそのまま、酸化ストレスリスクとなります。
この三者を生じるのは、
糖質だけであり、たんぱく質・脂質では生じません。
従って、糖尿病合併症の予防には糖質制限食が有効と考えられます。



食後高血糖と動脈硬化性疾患https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo1958/46/12/46_12_907/_pdf
・・・高 血 糖 下で は 過 剰 の 活 性 酸 素 が 産 生 さ れ る一 方、
活性 酸 素 の 消 去機 構 の 障 害 が 推 察 され て い る.。
酸 化 ス トレ ス の 亢 進 は,DNA,蛋 白,脂 質 を 酸 化 し細 胞 を傷害 す る と
と もに 細 胞 の 遺 伝 子発 現 に 変 化 を生 じる・・・。


②インスリン抵抗性と生体内酸化ストレスとの関連
http://www.jcc.gr.jp/journal/backnumber/bk_jcold/pdf/423-3(L).pdf
・・・インスリン抵抗性下において血管内皮特異的に
一酸化窒素産生障害と
NADPHオキシダーゼ活性化による活性酸素の過剰産生を認め,
さらにインスリンがNADPHオキシダーゼ活性化を上昇させうる
ことを報告しており,
インスリン抵抗性による内因性高インスリン血症が血管内皮における酸化ストレス亢進を介して内皮機能障害に関与する可能性を示している・・・。


③メディカルトリビューン2016年10月25日 07:15
https://medical-tribune.co.jp/news/2016/1025505073/
酸化ストレスの指標が血糖変動を反映か
・・・血糖変動によっても活性酸素が増加するという。
酸化ストレスの指標であるニトロチロシン陽性細胞数は、
糖尿病ラットの血糖変動群と高血糖群で同等であった。
2型糖尿病患者では血糖の変動に応じてニトロチロシンや血管拡張反応が変化する他、
平均血糖変動幅と尿中8-iso-Prostaglandin(8-iso PG)F2α排泄量が有意に相関することも報告されている。
 同氏は「1, 5-AGやニトロチロシン、尿中8-iso PGF2α排泄量といった酸化ストレス指標は、合併症促進因子である血糖変動の指標になる可能性がある」と示唆した。



江部康二