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新型コロナワクチン接種後に重症心臓発作の発症リスクが非常に高くなる。
【21/12/05 中嶋一雄
米国循環器学会
柳澤厚生先生の解説
https://www.facebook.com/yanagisawa.atsuo/posts/4947463588649199


こんにちは。
中嶋一雄先生から貴重な情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
米国心臓病専門医、柳澤厚生医師のフェイスブックの記事です。
「ぜひあなたの言葉で周囲の方に情報を伝えてください」
とのことですので全文を掲載します。

「新型コロナmRNAワクチン接種後に重症心臓発作の発症リスクが非常に高くなる」
と心臓外科医ガンドリー博士が
アメリカ心臓学会学術集会(2021/11/13~11/15)で発表しました。

<柳沢医師の指摘する「新型コロナmRNAワクチン」の問題点>
[1] この研究から、ファイザーやモデルナのmRNAワクチン接種により
 心臓や他の臓器の血管に炎症、しいては重症の心臓病発作を引き起こす可能性があります。
 そこのことから、既に重症心臓発作を起こしている多くのワクチン接種者の存在を考えなければなりません。
 重症心臓発作では突然死を起こすことがあり、
 原因不明の家庭での突然死の中にワクチンによるものが相当数存在しているかもしれません。
 そして、これは希な現象ではなく、無症状であるがワクチン接種後にかなりの頻度で普通に起きている可能性があります。

[2] この現象はワクチン接種後の一時的なものではなく、
  少なくとも3ヶ月あるいはそれ以上の長期間続く可能性があります。
  従って、3回目のブースター接種によりさらに炎症が悪化し、重症心臓発作を引き起こす危険があります。

[3] 診断或いは未診断の心臓血管疾患を有する中高年だけでなく、
  血管の炎症を有する自己免疫疾患患者、
  さらには冠動脈の病変を有している可能性のある川崎病に罹患している既往のある小児においても、
  mRNAワクチン接種後長期間を経て重症心臓発作を引き起こす可能性があります。

江部康二


☆☆☆
以下の青字の記載は、
アメリカの心臓病専門医(Felow of American College of Cardiology, FACC)柳澤 厚生医師の
フェイスブックの記事です。

柳澤 厚生
12月2日 20:07 ·
【「新型コロナmRNAワクチン接種後に重症心臓発作の発症リスクが非常に高くなる」
と心臓外科医ガンドリー博士がアメリカ心臓学会学術集会で発表・・・英国ではデータ隠しも!?】

<長文ですがとても重要な記事です。ぜひ最後までお読みください>

11月13〜15日に開催されたアメリカ心臓学会学術集会で
「モデルナやファイザーのmRNAワクチン接種後に急性冠症候群の5年間発症リスクが11%から25%に増加した」
と発表がありました。
https://www.ahajournals.org/.../circ.144.suppl_1.10712...

■スティーブン・ガンドリー博士は8年間にわたり血液バイオマーカー(IL-16, sFas, HGFなど)から
「重症心臓発作が今後5年間に発症する確率」を予測する検査(PULS Cardiac Test)を3〜6ヶ月毎に患者にしてきました。
ところがモデルナやファイザーのワクチン接種が始まってから、
多くの患者のPULSスコアが悪化したのに気づき、調査をしたのです。
心臓病予防外来通院中の患者566人がmRNAワクチンの2回目接種をしてから2〜10週後にバイオマーカーを測定、
接種3〜5ヶ月前の測定値と比較しました。

接種後にバイオマーカーは異常に増加し、
「重症心臓発作が今後5年間に発症する確率」が11%から25%に増加したのでした。
さらに2.5ヶ月後でも傾向は同じでした。

ガンドレ−博士は「mRNAワクチン接種が血管内皮の炎症とT細胞の心筋浸潤を劇的に引き起こし、
これがワクチン接種後の血栓症、心筋症、および他の血管イベントが増加していることを説明しうる」と結論しました。

■ アメリカ心臓学会のガンドレ−博士の発表は世界中の研究者に大きなインパクトを与えました。
さらに11月26日にイギリスのニュース専門局GB Newsで
心臓病専門医のアシーム・マルホートラ(Aseem Malhotra)医師のライブインタビューが行われ、
その中で爆弾発言があったのです。
https://www.youtube.com/watch?v=gJ8t0qQ5R4I

マルホートラ医師はガンドレ−博士の発表を解説し、次のように話しました。
「2〜3日前にイギリスの心臓病研究施設の研究者から私に連絡がありました。
ガンドレ−博士が発表したワクチンと心臓発作の関連について、
その施設では既に同じような研究結果を出していたのです。
その施設ではこの研究結果を公表するかどうかについて会議が行われました。
何と、これを公表することで製薬会社からの研究費がなくなることを恐れて公表しないという結論になったのです。
私にこれを教えてくれた研究者はとても怒っていました。」

ワクチン接種が市民の健康に重大な害を及ぼすという研究結果を、
製薬会社からの研究費がストップされることを恐れて公表しないというのは、
重大な裏切り行為であり、あってはならないことです。
しかし、同様のことは世界中で起きているごく一部かもしれません。

さらに、マルホートラ医師は
「ガンドレ−博士の発表で、ジグゾーパズルのピースがはまったような気がします。
イギリスでは7月からコロナに関係していない超過死亡が1万人もいて、
その多くが心臓病や脳卒中で亡くなっています。
さらには自宅で突然死をする人が30%も増加しています。
これは大事なシグナルです。
ここで科学者はしっかりと製薬会社の影響を受けずに事実を明らかにしなければなりません。
もしワクチンと心臓発作の関連が正しければ、
そしてこのまま世界中で強制的に接種が行われるようであれば、
これまでの歴史を顧みても民衆はこれを絶対に許さないでしょう。」と締めくくりました。

■ 私(柳澤)はアメリカの心臓病専門医(Felow of American College of Cardiology, FACC)の資格があります。
専門医から見て、
そもそも「5年間における重症心臓発作の発症リスクがワクチン接種で11%から25%に増加する」というのは
とんでもない数値であり、直ちに真偽を明らかにして、修正しなければなりません。
今後の問題点を下記にまとめました。

[1] この研究から、ファイザーやモデルナのmRNAワクチン接種により
 心臓や他の臓器の血管に炎症、しいては重症の心臓病発作を引き起こす可能性があります。
 そこのことから、既に重症心臓発作を起こしている多くのワクチン接種者の存在を考えなければなりません。
 重症心臓発作では突然死を起こすことがあり、
 原因不明の家庭での突然死の中にワクチンによるものが相当数存在しているかもしれません。
 そして、これは希な現象ではなく、無症状であるがワクチン接種後にかなりの頻度で普通に起きている可能性があります。

[2] この現象はワクチン接種後の一時的なものではなく、
  少なくとも3ヶ月あるいはそれ以上の長期間続く可能性があります。
  従って、3回目のブースター接種によりさらに炎症が悪化し、重症心臓発作を引き起こす危険があります。

[3] 診断或いは未診断の心臓血管疾患を有する中高年だけでなく、
  血管の炎症を有する自己免疫疾患患者、
  さらには冠動脈の病変を有している可能性のある川崎病に罹患している既往のある小児においても、
  mRNAワクチン接種後長期間を経て重症心臓発作を引き起こす可能性があります。

■ 私は心臓病専門医として、ガンドレ−博士の研究結果の再確認がされるまでは、
  ブースター接種を含めてワクチン接種に慎重になるべきだと考えます。
  さらに、小児についてはワクチンを絶対にしてはならないでしょう。
  心臓の血管に病変を起こす可能性のある川崎病の既往のある子どもから成人の方も接種は慎重にすべきでしょう。
  そして、国際オーソモレキュラー医学会が提唱するビタミンC、ビタミンD、亜鉛などによる栄養療法で、
  安全に、そして確実に新型コロナの感染予防と重症化予防を推奨します。

■ ぜひあなたの言葉で周囲の方に情報を伝えてください。そして「いいね」とシェアをお願いします。
麻疹とインフルエンザ。麻疹ワクチン、インフルエンザワクチン。
こんにちは。
麻疹ウイルスに関して、勘違いしていました。
済みません。
中嶋一雄先生にご教示頂きました。
ありがとうございます。

以下の青字は、感染症情報センターにある記載です。
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/b-measles.html

「・・・麻疹とは強い感染力を有する急性熱性発疹性疾患であり、ヒトを自然宿主とする。
原因ウイルスである麻疹ウイルスはParamyxovirus 科Morbillivirus 属に属し、直径100~250nmのエンベロープを有する一本鎖RNAウイルスである。・・・」

「・・・感染症研究所ウイルス製剤部で実施した遺伝子解析の結果、
現在日本で流行しているウイルスは、
WHOの遺伝子型分類によるD3およびD5タイプが主流であることがわかった 。
 ウイルス粒子には6つの構造蛋白が存在し、3つはウイルスRNAとコンプレックスを形成し、他の3つはエンベロープに存在する。エンベロープ蛋白のうち、F(fusion)蛋白とH(hemagglutinin)蛋白がその病原性に大きくかかわっており、F蛋白はウイルスと宿主細胞の膜融合を引き起こし、宿主細胞へのウイルスの侵入を可能にすることが知られている 8)。1980年代の流行から始まったH遺伝子の変異は1990年代になってF遺伝子に及んでいる。最近の流行ウイルスは1950年代の流行ウイルスとの間にH遺伝子で50~60塩基(アミノ酸では16~18カ所)、F遺伝子では30~33塩基(アミノ酸で2~3カ所)に置換が起こっている。H蛋白、F蛋白は感染防御抗体を作らせる蛋白なので、これらの部位での変異を注視する必要がある。幸い、現在までのところ現行ワクチンによる感染防御効果には変化は見られない。・・・」



すなわち、麻疹ウイルスもRNAウイルスでした。
従って変異も結構していますが、幸い、現行のワクチンが継続して有効です。
何故、インフルエンザや新型コロナウイルスのように、
ワクチンが効かない変異株が登場しないのか不思議と言えば不思議です。 (∵)?


今回は、麻疹とインフルエンザの違いと、
ワクチンの有効性の違いを再検討してみます。

まず、麻疹に関する
厚生労働省のサイトhttp://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/
を読んでみました。

それによると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、
平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、
平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。

またウイルス分離・検出状況からは、平成22年11月以降は海外由来型のみであり、
平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は見られません。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、
日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。


つまり、麻疹ワクチンを2回摂取することを徹底した結果、平成22年11月以降は、
日本発の麻疹は消滅したわけで、劇的な効果を示しています。

そして、平成27年3月27日、WHOにより「日本が麻疹の排除状態」にあることが認定されたわけです。

毎年、流行を繰り返しているインフルエンザに対して、毎年インフルエンザワクチンを多くの日本人が接種していますが、
流行は防げていません。


麻疹とインフルエンザで、何が違うのでしょう?

麻疹ワクチンもインフルエンザワクチンも、IgG抗体は作るけれど、粘膜面のIgA抗体は作れませんので、
粘膜表面での感染防御は困難なのは同一なのに、何故効果にこれほどの差があるのでしょう?

検討してみます。

インフルエンザワクチンを注射することにより、IgG抗体が血液・体液中に産生されますが、
粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。

従って、インフルエンザウイルスが、
咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)

はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。
ワクチンで産生されるIgG抗体は呼吸器粘膜面に滲出して、
細胞外でウイルスと戦うこととなります。

普通のインフルエンザウィルス(弱毒型)は、
呼吸器と消化器でだけ生存できて、
血中には入れません。

一方、麻疹は、麻疹ウイルスへの曝露から、発症まで7~14日間程度かかります。
その後カタル期(口腔粘膜症状と37~38度前後の風邪症状)が3~4日間続き、
いったん解熱したあと半日で39~40度の発熱と全身の発疹がでます。

麻疹ウィルスが口腔粘膜から血中に入って全身にばらまかれるので、
カタル期のあと「39~40度の発熱と全身の発疹」が出現すると考えられます。

麻疹ワクチンを接種している場合、麻疹ウィルスが口腔粘膜内に侵入したら、
粘膜細胞外の血液中のIgG抗体が、麻疹ウィルスとの戦いの準備を開始します。
実は、現在のIgG抗体は細胞内では不安定で、
その作用は細胞外の標的に限定されています。

従って、カタル期には、すでに麻疹ウィルスを駆逐すべく、
IgG抗体が活躍の準備をしているので、
血中に入ってもすぐに抗原抗体反応が開始され、
高熱や発疹の発症を予防できる可能性が高いのです。

インフルエンザウィルスと違って発病までが長いし、
血中に入るまでに一定の期間があるので、
粘膜細胞外の血中のIgG抗体が間に合うのです。

この時点で、ほぼ防衛成功と考えられます。

麻疹ウィルスが血中で増えることを防ぐことができれば、
「39~40度の発熱と全身の発疹」が防げる
ので、
感染源となることが激減して、流行もしないと考えられます。


結論です。

1)麻疹ウィルスは血中に侵入して全身に播種されるが、麻疹ワクチン接種によるIgG抗体がそれを防ぐ。従って高熱や発疹が予防できる。それにより発症予防・流行予防が可能である。

2)インフルエンザワクチン接種によるIgG抗体では、感染防御は困難である。インフルエンザウイルスは呼吸器粘膜や腸管粘膜で増殖する。インフルエンザウィルスは血中に侵入できないので、麻疹ワクチンほどのIgG抗体による顕著な効果は期待できない。



江部康二

心筋炎を「重大な副反応」に 厚労省、警戒度引き上げ。コロナワクチン。
こんばんは。
ヤフーニュースに2021/12/3(金)19:54に、
共同通信の記事
『心筋炎を「重大な副反応」に 厚労省、警戒度引き上げ』
①が掲載されました。
そのほか、②③④という情報があります。
心筋炎を、新型コロナワクチンの「重大な副反応」と引き上げたのは正解です。

以下のブログ記事で明らかなように
コロナワクチン。心筋炎で20代男性が2名死亡。
2021年11月14日 (日)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5790.html

10代未満ではコロナ感染症による死亡率は、ゼロです。
20代でも、コロナ感染症による死亡率は、29411人に1人で、
おそらく何らかの持病があった方と思われます。

これに対して、新型コロナワクチン摂取後心筋炎が死亡された2名の20代男性は
持病なしの健常人です。
例によって、ワクチンとの因果関係不明とされていますが、
心筋炎という希な病気が、ワクチン接種後すぐに、
健康な若者にたまたま自然に発症したというのには無理があり、
ワクチンとの因果関係を疑うのは当然と思います。

データをみると、30歳代より若いと、コロナ死亡率は激減します。
持病がない39歳以下の人は、新型コロナワクチンの接種は不必要です。
30歳代と20歳代では、持病がある人だけが接種すれば良いと思います。
19歳以下も持病がある人だけ接種すればよいと思います。
9歳以下は、死亡率0%ですから、ワクチン接種は不必要と言えます。



【ヤフーニュース。
共同通信。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c737f540fd3ae5a6b170ceb80770c5e1906adb3f
心筋炎を「重大な副反応」に 厚労省、警戒度引き上げ
12/3(金) 19:54配信

 厚生労働省は3日、
米ファイザーと米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後、
若い男性で通常より高い頻度で報告されている心筋炎や心膜炎の症状について、通常の注意喚起から「重大な副反応」に警戒度を引き上げ、
医師らに報告を義務付けることを決めた。
副反応を分析している厚労省の専門部会で了承された。

 一方で心筋炎などは新型コロナ感染の合併症として起こることもあり、
その頻度はワクチン接種後よりも高いことが分かっています。
そのため厚労省は「接種によるメリットの方が副反応などのデメリットよりも大きい」として引き続き接種を推奨している。】



【また、
地方紙と共同通信のよんななニュースに、以下の記事が掲載されまた。
https://www.47news.jp/relation/2021120401
モデルナ接種で心筋炎に注意喚起 若い男性に症状、厚労省

厚生労働省は15日、10~20代の男性は、
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に心筋炎などの症状が出る割合が高いとして、添付文書を改訂して注意喚起することを決めた。
心筋炎が心配な場合は、1回目にモデルナ製を接種した人が、
2回目に米ファイザー製を選ぶことも認めることとした。】




【一般社団法人日本循環器病学会提出の資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000796566.pdf
によれば、

新型コロナ感染症の心筋炎の頻度は、2.3%で
新型コロナワクチンの副反応による心筋炎の頻度は、0.006%です。

新型コロナウイルス感染症の合併症として急性心筋炎が報告され
平均年齢 19 歳の米国のアスリートで新型コロナウイル感染者 1597 人におい
て、2.3%にあたる37 人が無症状あるいは軽症の心筋炎を認めた。

500 万人超が、ファイザー社のの新型コロナワクチン接種済みのイスラエルでは、
心筋炎の報告が275例(頻度0.006%)で、
米国と同様に多くは 2 回目の接種後で、主に 16~19 歳の若い男性に認めた。】




【ヤフーニュースに以下の記事が掲載されました。共同通信の記事です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1dfd314c26c9d0707cbc35e1f2e5368cb87815f
モデルナ接種、心筋炎で4人死亡 うち2人は20代男性、因果不明
11/12(金) 19:41配信

 厚生労働省は12日に開いた副反応に関する専門部会で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの接種後、男性4人が心筋炎を発症し死亡したと報告した。うち2人は20代男性で、若い男性へのモデルナ接種を巡っては、心臓の筋肉に炎症が起こる心筋炎などが出る割合が比較的高いとして、厚労省が注意を呼び掛けている。  心筋炎で死亡した事例が報告されたのは、モデルナ製では初めて。接種との因果関係はいずれも評価不能とされた。先行したファイザー製でも死亡事例は13例あり、若い男性に限ると20代の死亡例が1例ある。  
報告によると、死亡したのは20代2人と40代2人。】


江部康二

糖質制限食と塩分摂取。
こんばんは。
今回は、糖質制限食と塩分摂取について考えてみます。

 インスリンは、交感神経を活性化させたり、腎臓でナトリウムの再吸収を促進させます。
ナトリウムと共に水分も再吸収されるので、高血圧の要因となります。
糖質ありの普通の食事をしていると過剰のインスリンが分泌されるので
浮腫みやすく血圧も上昇しやすくなります。

つまりインスリンは体内に水分と塩分を溜め込む作用があるのです。

スーパー糖質制限食を実践すると、インスリン分泌が必要最小限に減るので
ナトリウムと水分は腎臓から排泄される方向にシフトします。
スーパー糖質制限食を開始して、2~3日~数日で、2kgくらい体重が減少することが
よくありますが、これは脂肪が燃えたのではなく水分の移動です。

糖質制限と共に、体に良いと思って『塩分制限』も実践してしまうと、
摂取エネルギーは充分量であっても、
身体の塩分が不足することがあります。
こうなると、だるくなったり、ぼーっとしたり、頭重・頭痛があったり、
ぼんやりしたり、動きが鈍くなったりします。

過去の記事で、
「スーパー糖質制限食で血糖値は改善し体重も改善したが、
身体がだるかったり、動きが悪くなったりした。」
というような訴えがあったら
ほとんどが、『摂取エネルギー不足』であると説明してきました。

しかしながら、摂取エネルギーは明らかに充分であるにもかかわらず、
同様の訴えをする人が散見されるという実態があります。
このようなケースは、『塩分不足』の可能性が高いと思われます。

私自身、以前、塩分制限実験をしたことがあります。
摂取カロリーは普通にして、厳格な塩分制限食(味はほとんどないです)にしたら
ぼーとしてだるくなって集中力が低下しました。

このように考察してくると
糖質制限食の場合は、塩分制限は必要ない可能性が高いです。
また、とくにスーパー糖質制限食実践の場合は
『水分・塩分』が排泄されやすくなるので
しっかり水分補給して塩分も普通に摂るほうが良いと思われます。

塩分制限しなくてよいし、魚貝類や牛・豚・鶏などの美味しい動物性タンパク質も
満足いくまで食べても良いのは、糖質制限食のおおきなメリットと言えます。


江部康二
麻疹ワクチン、インフルエンザワクチンそして新型コロナワクチン。
こんばんは。

RNAウイルスは、非常に変異しやすいので、
ワクチンがすぐに効かなくなります。

α株、β株までは、一定新型コロナワクチンが有効であったようですが、
デルタ株になってからは、効いていません。
まして、オミクロン株には効かないでしょう。

< ワクチン VS RNAウイルス >
の闘いは、後出しじゃんけんが可能な分、ウイルスの圧勝と思います。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスはRNAウイルスです。
従って、新型コロナワクチンの有効性はあまり期待できないと考えられます。

これに対して、麻疹ウイルスはDNAウイルスです。
DNAウイルスは変異しないので、ワクチンの有効性が持続します。


麻疹ウィルス、ほんのちょっとしたすれ違いくらいで感染するので
すごい感染力です。
空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染です。

血中抗体は麻疹ワクチン接種後約2週間から出現しますが、
麻しんの患者と接触して緊急に発症を予防したい場合、
接触後72時間以内に予防接種を受けることで発症を防御できる可能性があります。

ただし、100%ではないので、事前に予防接種を受けておくことが重要です。

さて、麻疹ワクチンは新型コロナワクチンやインフルエンザワクチンと違って、
明確に感染防御にも流行予防にも有効です。



今回は、麻疹とインフルエンザの違いと、
ワクチンの有効性の違いを検討してみます。

まず、麻疹の厚生労働省のサイト(*)を読んでみました。

それによると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。

またウイルス分離・検出状況からは、平成22年11月以降は海外由来型のみであり、平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は見られません。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、
日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。

つまり、麻疹ワクチンを2回摂取することを徹底した結果、平成22年11月以降は、
日本発の麻疹は消滅したわけで、劇的な効果を示しています。

そして、平成27年3月27日、WHOにより「日本が麻疹の排除状態」にあることが認定されたわけです。

毎年、流行を繰り返しているインフルエンザに対して、毎年インフルエンザワクチンを多くの日本人が接種していますが、流行は防げていません。

麻疹とインフルエンザで、何が違うのでしょう?

麻疹ワクチンもインフルエンザワクチンも、IgG抗体は作るけれど、粘膜面のIgA抗体は作れませんので、粘膜表面での感染防御は困難なのは同一なのに、何故効果にこれほどの差があるのでしょう?

検討してみます。

インフルエンザワクチンを注射することにより、IgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。

従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。

普通のインフルエンザウィルス(弱毒型)は、呼吸器と消化器でだけ生存できて、血中には入れません。

鳥インフルエンザの変異した強毒型(今のところなし)が危険なのは、血中に侵入できて、全身にウィルスがばらまかれるからです。

つまり血中に侵入した強毒型インフルエンザウィルスは、脳にも侵入してインフルエンザ脳炎を生じ得るので危険なのです。

従って強毒型インフルエンザウィルスに対しては、IgG抗体をつくる今のインフルエンザワクチンが一定有効な可能性がありますが、普通の弱毒型インフルエンザウィルスには、現行のインフルエンザワクチンは、感染防御に関しては、効果は期待できませんし、流行予防も困難なのです。

一方、麻疹は、麻疹ウイルスへの曝露から、発症まで7~14日間程度かかります。

その後カタル期(口腔粘膜症状と37~38度前後の風邪症状)が3~4日間続き、いったん解熱したあと半日で39~40度の発熱と全身の発疹がでます。

麻疹ウィルスが口腔粘膜から血中に入って全身にばらまかれるので、カタル期のあと「39~40度の発熱と全身の発疹」が出現すると考えられます。

麻疹ワクチンを接種している場合、麻疹ウィルスが口腔粘膜内に侵入したら、粘膜内の体液中のIgG抗体が、麻疹ウィルスと戦いを開始します。

従って、カタル期には、すでに麻疹ウィルスを駆逐すべく、IgG抗体が活躍しているので、血中に入るのを予防できる可能性が高いのです。

インフルエンザウィルスと違って発病までが長いし、血中に入るまでに一定の期間があるので、粘膜細胞内のIgG抗体が間に合うのです。

この時点で、ほぼ防衛成功と考えられます。

麻疹ウィルスが血中に入るのを防ぐことができれば、「39~40度の発熱と全身の発疹」が防げるので、感染源となることが激減して、流行もしないと考えられます。


結論です。

1)麻疹ウィルスは血中に侵入して全身に播種されるが、麻疹ワクチン接種によるIgG抗体がそれを防ぐ。従って高熱や発疹が予防できる。それにより発症予防・流行予防が可能である。

2)インフルエンザワクチン接種によるIgG抗体では、感染防御は困難である。インフルエンザウイルスは呼吸器粘膜や腸管粘膜で増殖する。 インフルエンザウィルスは血中に侵入できないので、麻疹ワクチンほどのIgG抗体による顕著な効果は期待できない。



江部康二



(*)厚生労働症のサイト
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/

I 麻しんに関する基礎知識

I-1 麻しんとはどんな病気ですか?

「麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。

近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています。」


Ⅰ-2 麻しんはどうやって予防するのですか?

「麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法といえるでしょう。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。」http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/

I-3  近年の麻しんの流行はどのような状況ですか?

「麻しんは毎年春から初夏にかけて流行が見られます。過去5年の推移を見ると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。患者発生の中心は0~1歳となった一方で、20歳以上の成人例の割合も増加しています。

またウイルス分離・検出状況からは平成22年11月以降は海外由来型のみであり、平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は見られません。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。

麻しんの流行状況等に関する情報は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページで確認することができます。国立感染症研究所感染症情報センターのホームページアドレスは、( http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html)です。」


I-4 なぜ、平成19・20年に10代から20代の人を中心に流行したのですか?

「かつては小児のうちに麻しんに感染し、自然に免疫を獲得するのが通常でした。しかし、麻しんワクチンの接種率の上昇で自然に感染する人は少なくなってきています。

10代から20代の人たちの中には、今まで一度も麻しんの予防接種を受けていない人がいます。そのうえ、そもそも予防接種は、一度で十分な免疫が獲得できるとは限らず、麻しんワクチンを一回接種しても、数%程度の人には十分な免疫がつかないことが知られています。そのような人達が蓄積していたものと考えられています。

さらに、麻しんワクチンの接種率の上昇に伴って、麻しんの患者数が減り、麻しんウイルスにさらされる機会が減少しました。そのため、幼少時にワクチンを1回のみ接種していた当時の10代から20代の人は免疫が強化されておらず、時間の経過とともに免疫が徐々に弱まって来ている人がいたことも原因の一つと考えられています。

Ⅰ-3で述べられているように、平成21年以降の10~20代の麻しんは激減し、患者発生の動向は変化しています。」