2022年10月12日 (水)
【22/10/12 倉田
縄文時代の食事についての質問です。
縄文時代は、狩猟・漁労による肉や魚が中心の食事ではなく、
クルミやドングリなどの植物性食材が中心の食事だったという
論文があります。
例えば、クルミは25粒のカロリーが約700kcalと高いですが、
糖質は1粒(4g程度)で0.17g、25粒(100g程度)で4.2gとなっています。
クルミで1日1500kcalを摂取する場合は、約50粒食べればよいことになります。
糖質量は、8.4gとなり、この食事でもスーパー糖質制限食と言えます。
縄文時代は、肉・魚中心の食事ではなく、植物性食材中心の食事であっても、
結局、スーパー糖質制限になっていると理解してよいのではないでしょうか。
(参考論文 http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~imozuru/img/file4561.pdf )】
こんにちは。
倉田さんから、縄文時代の食事について
コメント・質問を頂きました。
ありがとうございます。
【参考論文 http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~imozuru/img/file4561.pdf
縄文時代の食生活 日暮晃一氏 食品経済研究 第19号 1991年3月 】
を読んでみると、
[ 1. 縄文時代の食物
1) 縄文人骨が示す食物摂取
の項目で、
①北海道
②本州の海岸集落遺跡
③本州の内陸遺跡
では、タンパク質の供給源が大きく違っている。
①北海道は海棲獣類、魚など海産資源がタンパク質摂取量の
約90%を占めているのに対し、
③本州内陸部の北村人は植物質食糧が85.1%とその大半を占めている。
・・・中略・・・
北村人は極端な植物食であり、陸獣のウエイトが6.5%しかない点が注目される。
②一方古作貝塚人(縄文後期)は、植物、陸獣、海洋資源が
組み合わさったバラエティーのある食卓であったことがうかがえる。・・・]
ということで
①北海道、②本州の海岸集落遺跡、③本州の内陸遺跡
の三つの地域で、全く異なる食生活を営んでいたようです。
すなわち縄文時代の食生活は多様性に富んでいたと考えられます。
古作貝塚(こさくかいづか)は千葉県舟橋市にあります。
すなわち本州の海岸集落遺跡です。
貝類(アワビ+ダンベイキサゴ+ウミニナ+タカラガイ+ハイガイ+サルボウ+アカガイ)+イカ+ボラ+スズキ+クロダイ+マダイ+ヘダイ+イノシシ+シカ+クジラ)
などが出土しています。
鹿や猪の骨も発見されています。
日暮氏が指摘しているように
植物、陸獣、海洋資源が組み合わさった多様な食卓であったようです。
富山市北代縄文館
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/kitadai/j_kouza/kouza-06.htm
のサイトをみると、
『・・・クリ、クルミ、トチノミ、ドングリなどの木の実は、
今のお米にあたるような主食だったと考えられます・・・』
とあるので、山がある地域では、木の実が主食であったのでしょう。
【クルミで1日1500kcalを摂取する場合は、約50粒食べればよいことになります。
糖質量は、8.4gとなり、この食事でもスーパー糖質制限食と言えます。】
クルミを中心の食事をしていた縄文時代の地域があれば
仰る通り、スーパー糖質制限食ですね。
しかし、一般にはクルミばかり食べるという地域はなくて
クリ、クルミ、トチノミ、ドングリなどの木の実を万遍なく食べていたと思います。
江部康二
縄文時代の食事についての質問です。
縄文時代は、狩猟・漁労による肉や魚が中心の食事ではなく、
クルミやドングリなどの植物性食材が中心の食事だったという
論文があります。
例えば、クルミは25粒のカロリーが約700kcalと高いですが、
糖質は1粒(4g程度)で0.17g、25粒(100g程度)で4.2gとなっています。
クルミで1日1500kcalを摂取する場合は、約50粒食べればよいことになります。
糖質量は、8.4gとなり、この食事でもスーパー糖質制限食と言えます。
縄文時代は、肉・魚中心の食事ではなく、植物性食材中心の食事であっても、
結局、スーパー糖質制限になっていると理解してよいのではないでしょうか。
(参考論文 http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~imozuru/img/file4561.pdf )】
こんにちは。
倉田さんから、縄文時代の食事について
コメント・質問を頂きました。
ありがとうございます。
【参考論文 http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~imozuru/img/file4561.pdf
縄文時代の食生活 日暮晃一氏 食品経済研究 第19号 1991年3月 】
を読んでみると、
[ 1. 縄文時代の食物
1) 縄文人骨が示す食物摂取
の項目で、
①北海道
②本州の海岸集落遺跡
③本州の内陸遺跡
では、タンパク質の供給源が大きく違っている。
①北海道は海棲獣類、魚など海産資源がタンパク質摂取量の
約90%を占めているのに対し、
③本州内陸部の北村人は植物質食糧が85.1%とその大半を占めている。
・・・中略・・・
北村人は極端な植物食であり、陸獣のウエイトが6.5%しかない点が注目される。
②一方古作貝塚人(縄文後期)は、植物、陸獣、海洋資源が
組み合わさったバラエティーのある食卓であったことがうかがえる。・・・]
ということで
①北海道、②本州の海岸集落遺跡、③本州の内陸遺跡
の三つの地域で、全く異なる食生活を営んでいたようです。
すなわち縄文時代の食生活は多様性に富んでいたと考えられます。
古作貝塚(こさくかいづか)は千葉県舟橋市にあります。
すなわち本州の海岸集落遺跡です。
貝類(アワビ+ダンベイキサゴ+ウミニナ+タカラガイ+ハイガイ+サルボウ+アカガイ)+イカ+ボラ+スズキ+クロダイ+マダイ+ヘダイ+イノシシ+シカ+クジラ)
などが出土しています。
鹿や猪の骨も発見されています。
日暮氏が指摘しているように
植物、陸獣、海洋資源が組み合わさった多様な食卓であったようです。
富山市北代縄文館
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/kitadai/j_kouza/kouza-06.htm
のサイトをみると、
『・・・クリ、クルミ、トチノミ、ドングリなどの木の実は、
今のお米にあたるような主食だったと考えられます・・・』
とあるので、山がある地域では、木の実が主食であったのでしょう。
【クルミで1日1500kcalを摂取する場合は、約50粒食べればよいことになります。
糖質量は、8.4gとなり、この食事でもスーパー糖質制限食と言えます。】
クルミを中心の食事をしていた縄文時代の地域があれば
仰る通り、スーパー糖質制限食ですね。
しかし、一般にはクルミばかり食べるという地域はなくて
クリ、クルミ、トチノミ、ドングリなどの木の実を万遍なく食べていたと思います。
江部康二
都内河北 鈴木です。
古代の過去は、判りかねますが、私の生まれの静岡県浜松市の貝塚で、
小学校低学年の頃、
両親と兄と見学して、貝殻の山を見た記憶があります!!
確かに縄文期には、
『糖質』は皆無だったと考えます!!
自然発生した、木の実などかなと、考えます!!
現実の私の御茶の御供は、ピーナッツ、スルメ、煮干し、ETCです!!
現在も国主導で、食生活の解明された『唐牛津害毒』の事実を、
何故、国民へ広報しないのか不思議です??!!
私は、<<江部先生『糖質制限理論』>>理解把握実践で、
薬無用で、食生活から『糖質排除』しただけで、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している、
今月からは、『糖質制限理論』食生活11年目の『都内河北 鈴木』が、
健康改善して現存している事が出来るのです!!
江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
古代の過去は、判りかねますが、私の生まれの静岡県浜松市の貝塚で、
小学校低学年の頃、
両親と兄と見学して、貝殻の山を見た記憶があります!!
確かに縄文期には、
『糖質』は皆無だったと考えます!!
自然発生した、木の実などかなと、考えます!!
現実の私の御茶の御供は、ピーナッツ、スルメ、煮干し、ETCです!!
現在も国主導で、食生活の解明された『唐牛津害毒』の事実を、
何故、国民へ広報しないのか不思議です??!!
私は、<<江部先生『糖質制限理論』>>理解把握実践で、
薬無用で、食生活から『糖質排除』しただけで、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している、
今月からは、『糖質制限理論』食生活11年目の『都内河北 鈴木』が、
健康改善して現存している事が出来るのです!!
江部先生には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2022/10/12(Wed) 21:40 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
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