2021年10月19日 (火)
こんにちは。
日本では、新型コロナ感染者数・死者数が急速に減少しています。
一方、米国では、少し減りつつありますが、まだまだ多いです。
この差の要因の一つが、日米の肥満率の差と考えられます。
日本では、BMI30以上の成人の肥満者は、極めて少ないです。
2015年のデータで、男性が4.4%、女性が3.1%です。
米国では、BMI30以上の成人(20歳以上)の肥満率が、
世紀の変わり目からずっと上昇を続けています。
1999~2000年には30.5%だった割合は、
2015~2016年には過去最悪の水準をさらに更新し、39.6%に達しました。
2015年のデータでは、男性が35.5%(日本の8倍)、
女性が41.0%(13倍)です。
日本と異なり、米国では女性の方が肥満率が高いです。
『肥満』があると、新型コロナ感染重症化リスクとなることが明らかとなっています。
他に、『65歳以上』『男性』『2糖尿病』も重症化リスクとなります。
スーパー糖質制限食実践で、肥満から脱却することは、
新型コロナ重症化リスクをおおいに減らすことに繋がります。
さらに、米国のデータでは、ありますが、
がんの40%が、過体重と肥満に関連しているというデータがあります。
https://medical-tribune.co.jp/news/2017/1007511052/
2017年10月07日 のメディカルトリビューンに
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
という記事が掲載されました。(☆☆☆)
米疾病対策センター(CDC)の月例報告「Vital Signs」の内容を紹介した記事です。
国際がん研究機関(IARC)は、過体重・肥満関連がんは、
髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺がん、甲状腺がん、
閉経後女性の乳がん、胆囊がん、胃がん、肝がん、膵がん、腎がん、卵巣がん、子宮がん、大腸がんの
13種であることを確認しています。
やはり、CDCの調査では、
成人の肥満率は、1999~2000年には30.5%だったのが、
2013~2014年には過去最悪の37.7%に達しています。
2015~2016年には過去最悪の水準をさらに更新し、39.6%に達しました。
「過体重+肥満」を合わせれば、60~70%にもなります。
つまり、米国では標準体重のほうが少数派になっています。
過体重、肥満に関連しないがんは13%減少していたのも興味深いです。
このような、肥満大国米国のデータを日本にそのまま当てはめるわけにはいきませんが
肥満と過体重がガンのリスクになる構造は同様と考えられます。
肥満の人は、高インスリン血症です。
すなわちガン、発症リスクの最大のものは、高インスリン血症と思われます。
高インスリンは、がん以外にも、
老化・動脈硬化・アルツハイマー病などのリスクとなります。
過剰のインスリンは活性酸素を発生させて、酸化ストレスリスクとなります。
過剰のインスリン分泌を予防できる唯一の食事療法が
糖質制限食です。
すなわち、過体重と肥満に関連するがんの予防が可能なのは糖質制限食です。
江部康二
☆☆☆ 以下
2017年10月07日 のメディカルトリビューン記事
https://medical-tribune.co.jp/news/2017/1007511052/
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
から、抜粋、要約です。
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
米疾病対策センター(CDC)の月例報告「Vital Signs」によると、
米国では1990年代以降、新規にがんと診断される割合は全体的に低下傾向。
過体重(BMI 25〜29.9)と肥満(BMI 30以上)に関連するがんについては上昇。
"過体重・肥満関連がん"は、胃がん、肝がん、膵がん、腎がんなど13種。
大腸がんは、検診で異形成を発見することにより、予防が可能。
米国では2014年に約63万人が過体重・肥満関連がんと診断。
がんと診断された全患者のうち約40%を占める。
また、米国では50〜74歳の成人のうち3人に2人が過体重・肥満。
過体重・肥満関連がんは女性で多い
国際がん研究機関(IARC)は、過体重・肥満関連がんは、
髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺がん、甲状腺がん、
閉経後女性の乳がん、胆囊がん、胃がん、肝がん、膵がん、腎がん、卵巣がん、子宮がん、大腸がんの13種であることを確認。
今回の報告は、CDCと米国立がん研究所(NCI)が過体重・肥満関連がんの傾向を検討するため、
米国がん統計(USCS)のデータから2005〜14年分をレビューし、2014年のがんデータを解析。
解析の結果、がんと診断された女性の55%、男性の24%が過体重・肥満関連がん。
非ヒスパニック系黒人、非ヒスパニック系白人は他の人種と比べて過体重・肥満関連がんのリスクが高い。
黒人、ネイティブアメリカン、アラスカ先住民の男性も
白人男性と比べてリスクが高い。
多くの国民は過体重・肥満とがんの関連を知らない
今回の報告によると、2005年から2014年の間に、大腸がんを除いた過体重・肥満関連がんは7%増加しており、
大腸がんはスクリーニングの効果によって23%低下。
過体重、肥満に関連しないがんは13%減少していた。
大腸がんを除いた過体重・肥満関連がんは75歳未満の成人で増加。
多くの米国人は過体重・肥満が幾つかのがん種と関連しているという認識がない。
CDCのBrenda Fitzgerald長官は「米国人の大多数は推奨体重を超過しており、過体重や肥満はがん発症リスクを高めるため、
今回の報告は懸念すべき材料である。しかし、健康的な体重を維持することで、誰もががんを予防することができる」と述べた。
日本では、新型コロナ感染者数・死者数が急速に減少しています。
一方、米国では、少し減りつつありますが、まだまだ多いです。
この差の要因の一つが、日米の肥満率の差と考えられます。
日本では、BMI30以上の成人の肥満者は、極めて少ないです。
2015年のデータで、男性が4.4%、女性が3.1%です。
米国では、BMI30以上の成人(20歳以上)の肥満率が、
世紀の変わり目からずっと上昇を続けています。
1999~2000年には30.5%だった割合は、
2015~2016年には過去最悪の水準をさらに更新し、39.6%に達しました。
2015年のデータでは、男性が35.5%(日本の8倍)、
女性が41.0%(13倍)です。
日本と異なり、米国では女性の方が肥満率が高いです。
『肥満』があると、新型コロナ感染重症化リスクとなることが明らかとなっています。
他に、『65歳以上』『男性』『2糖尿病』も重症化リスクとなります。
スーパー糖質制限食実践で、肥満から脱却することは、
新型コロナ重症化リスクをおおいに減らすことに繋がります。
さらに、米国のデータでは、ありますが、
がんの40%が、過体重と肥満に関連しているというデータがあります。
https://medical-tribune.co.jp/news/2017/1007511052/
2017年10月07日 のメディカルトリビューンに
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
という記事が掲載されました。(☆☆☆)
米疾病対策センター(CDC)の月例報告「Vital Signs」の内容を紹介した記事です。
国際がん研究機関(IARC)は、過体重・肥満関連がんは、
髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺がん、甲状腺がん、
閉経後女性の乳がん、胆囊がん、胃がん、肝がん、膵がん、腎がん、卵巣がん、子宮がん、大腸がんの
13種であることを確認しています。
やはり、CDCの調査では、
成人の肥満率は、1999~2000年には30.5%だったのが、
2013~2014年には過去最悪の37.7%に達しています。
2015~2016年には過去最悪の水準をさらに更新し、39.6%に達しました。
「過体重+肥満」を合わせれば、60~70%にもなります。
つまり、米国では標準体重のほうが少数派になっています。
過体重、肥満に関連しないがんは13%減少していたのも興味深いです。
このような、肥満大国米国のデータを日本にそのまま当てはめるわけにはいきませんが
肥満と過体重がガンのリスクになる構造は同様と考えられます。
肥満の人は、高インスリン血症です。
すなわちガン、発症リスクの最大のものは、高インスリン血症と思われます。
高インスリンは、がん以外にも、
老化・動脈硬化・アルツハイマー病などのリスクとなります。
過剰のインスリンは活性酸素を発生させて、酸化ストレスリスクとなります。
過剰のインスリン分泌を予防できる唯一の食事療法が
糖質制限食です。
すなわち、過体重と肥満に関連するがんの予防が可能なのは糖質制限食です。
江部康二
☆☆☆ 以下
2017年10月07日 のメディカルトリビューン記事
https://medical-tribune.co.jp/news/2017/1007511052/
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
から、抜粋、要約です。
米、がんの40%が過体重と肥満に関連
米疾病対策センター(CDC)の月例報告「Vital Signs」によると、
米国では1990年代以降、新規にがんと診断される割合は全体的に低下傾向。
過体重(BMI 25〜29.9)と肥満(BMI 30以上)に関連するがんについては上昇。
"過体重・肥満関連がん"は、胃がん、肝がん、膵がん、腎がんなど13種。
大腸がんは、検診で異形成を発見することにより、予防が可能。
米国では2014年に約63万人が過体重・肥満関連がんと診断。
がんと診断された全患者のうち約40%を占める。
また、米国では50〜74歳の成人のうち3人に2人が過体重・肥満。
過体重・肥満関連がんは女性で多い
国際がん研究機関(IARC)は、過体重・肥満関連がんは、
髄膜腫、多発性骨髄腫、食道腺がん、甲状腺がん、
閉経後女性の乳がん、胆囊がん、胃がん、肝がん、膵がん、腎がん、卵巣がん、子宮がん、大腸がんの13種であることを確認。
今回の報告は、CDCと米国立がん研究所(NCI)が過体重・肥満関連がんの傾向を検討するため、
米国がん統計(USCS)のデータから2005〜14年分をレビューし、2014年のがんデータを解析。
解析の結果、がんと診断された女性の55%、男性の24%が過体重・肥満関連がん。
非ヒスパニック系黒人、非ヒスパニック系白人は他の人種と比べて過体重・肥満関連がんのリスクが高い。
黒人、ネイティブアメリカン、アラスカ先住民の男性も
白人男性と比べてリスクが高い。
多くの国民は過体重・肥満とがんの関連を知らない
今回の報告によると、2005年から2014年の間に、大腸がんを除いた過体重・肥満関連がんは7%増加しており、
大腸がんはスクリーニングの効果によって23%低下。
過体重、肥満に関連しないがんは13%減少していた。
大腸がんを除いた過体重・肥満関連がんは75歳未満の成人で増加。
多くの米国人は過体重・肥満が幾つかのがん種と関連しているという認識がない。
CDCのBrenda Fitzgerald長官は「米国人の大多数は推奨体重を超過しており、過体重や肥満はがん発症リスクを高めるため、
今回の報告は懸念すべき材料である。しかし、健康的な体重を維持することで、誰もががんを予防することができる」と述べた。
都内河北 鈴木です。
本日記事『肥満は、ガン発症のリスク』、
回避方法も<<江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)>>が、
私自身の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している事から
受容します!!
江部先生を、日本糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に、
21年間通院時に『悪化一途で、命の危機時』に知り得て、
3ヵ月足らずで、『糖質排除』の食生活変更で、
インスリン増量3年半余りが、インスリン自主離脱でき、
<<『生還、』>>出来た事には、感謝尽きません!!!
『アメリカ医療界』は、2013年10月には、
<<江部先生『糖質制限理論』>>を受容しています!!
アメリカは、国土、人口が、日本より広大です!!
アメリカ国民には、現在のネット時代でも浸透していないのかもしれません!!
だが、アメリカ国の医療が受容しているのだから、
無知な日本医療界よりは、『生還、覚醒、の道』は、
あるのかなと考えます!!!
<<江部先生『糖質制限理論』>>を、受容しているのだからです!!
<<人類には、『糖質』は、タバコ以上の害毒!!>>だと、
確信して発言します!!>>
私の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>の
<<『改善医療デ~タ』>>が証明しているからです!!
要は、
『解明事実を指導する医療者』、
『個人の既成概念・打破・可能者だけ』が、
時代進化・解明の恩恵に、その後人生が変わる事なんだなと感じます!!!
*日本の法規制、2020年4月施行『炭水化物(糖質%、繊維質%)』
*日本社会の『食品企業界』も『糖質・対応食品・増産』へ、
動いている事は今や公然の現実ですね!!
<<本日記事も、医療事実・無知者には、得難い記事だなと感じます!!>>
江部先生には、日々の多忙時に、ブログ配信には、感謝尽きません!!
<<江部先生『糖質制限理論』>>の恩恵には、確証をもって発言します!!
ありがとうございます。
敬具
本日記事『肥満は、ガン発症のリスク』、
回避方法も<<江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)>>が、
私自身の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している事から
受容します!!
江部先生を、日本糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に、
21年間通院時に『悪化一途で、命の危機時』に知り得て、
3ヵ月足らずで、『糖質排除』の食生活変更で、
インスリン増量3年半余りが、インスリン自主離脱でき、
<<『生還、』>>出来た事には、感謝尽きません!!!
『アメリカ医療界』は、2013年10月には、
<<江部先生『糖質制限理論』>>を受容しています!!
アメリカは、国土、人口が、日本より広大です!!
アメリカ国民には、現在のネット時代でも浸透していないのかもしれません!!
だが、アメリカ国の医療が受容しているのだから、
無知な日本医療界よりは、『生還、覚醒、の道』は、
あるのかなと考えます!!!
<<江部先生『糖質制限理論』>>を、受容しているのだからです!!
<<人類には、『糖質』は、タバコ以上の害毒!!>>だと、
確信して発言します!!>>
私の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>の
<<『改善医療デ~タ』>>が証明しているからです!!
要は、
『解明事実を指導する医療者』、
『個人の既成概念・打破・可能者だけ』が、
時代進化・解明の恩恵に、その後人生が変わる事なんだなと感じます!!!
*日本の法規制、2020年4月施行『炭水化物(糖質%、繊維質%)』
*日本社会の『食品企業界』も『糖質・対応食品・増産』へ、
動いている事は今や公然の現実ですね!!
<<本日記事も、医療事実・無知者には、得難い記事だなと感じます!!>>
江部先生には、日々の多忙時に、ブログ配信には、感謝尽きません!!
<<江部先生『糖質制限理論』>>の恩恵には、確証をもって発言します!!
ありがとうございます。
敬具
2021/10/20(Wed) 01:48 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
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