2021年03月10日 (水)
【21/03/09
yanosono
近況です。
久しぶりにコメントいたします。
糖質制限は継続していましたが、体重が増えてしまい悩んでいました。
最近では、BMI24.6(55歳 男性)でワイシャツもきつくなってきました。
たまたま、腹部のエコー検査を受ける機会があり、
そこで医師から脂肪肝があると言われました。
思い当たるのは酒です。
そのあと、6週間禁酒しました。
6週間後には、
BMIは23.3まで減少(体重は74.7キロ→70.9キロへ3.8キロ減です)しました。
体重にお酒がこれだけ影響しているとは考えもしませんでした。
まだまだ、道のりは遠いと思いますがBMI22を目指します。
(参考にしたサイト)
適切な飲酒量って?(東京都杉並区 ささき医院のサイト)
https://sasaki-iin.jp/blog/71/#:~:text=1%E6%97%A5%E3%81%AB2%E5%8D%98%E4%BD%8D,%E3%82%92%E7%9B%AE%E5%AE%89%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82 】
こんばんは。
yanosonoさんから、お酒と脂肪肝について、
コメント・質問を頂きました。
6週間の禁酒で、
身長:174.5cm
体重:74.7kg
BMI:24.5
から、70.9kg、BMI:23.3 に改善とは、素晴らしいです。
腹部エコー検査をすれば、脂肪肝は改善していると思います。
<アルコールの適量>
世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。
米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)なら600ml
ワイン(15%)なら200ml
ウイスキー(43%)なら70ml
焼酎(25%)なら120ml
糖質ゼロ発泡酒(4%)なら750ml
に相当します。
<アルコールのリスク>
世界がん研究基金の2007年の勧告で、アルコール摂取は、
「口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん」の確実なリスクであり、
「肝臓がん、大腸がん(女性)」 のリスクとなるので要注意です。 (>ο<)
それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
以下の緑字の記載は、
< e-ヘルスネット アルコールによる健康障害>
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol-summaries/a-01#:~:text=%E6%80%A5%E6%80%A7%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%B8%AD%E6%AF%92,%E6%AF%8E%E5%B9%B4%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
からの抜粋です。
<アルコールと肝臓病>
アルコールの飲みすぎにより肝臓病がおこります。
はじめは脂肪肝で、飲みすぎれば誰にでも起こります。
飲み続けているとアルコール性肝炎になり、死亡することもあり得ます。
さらに飲み続けると肝硬変という最終段階に入ります。
ここまで来ると治すことが困難になります。
そうならないような飲み方、またアルコール性肝臓病の早期発見が大切です。
<アルコールとメタボリックシンドローム>
メタボリックシンドロームに関わる高血圧・高脂血症(脂質異常症)・高血糖には、
お酒の飲みすぎが関与している場合が多数見られます。
そのためメタボリックシンドロームの予防および治療には、
「節度ある適度な飲酒」として
成人男子では1日平均2ドリンク(純アルコールで20g/日本酒換算約1合)程度までとし、
さらに週に2日間の休肝日を入れることが大切です。
<アルコール性肝炎と非アルコール脂肪性肝炎>
アルコール性と非アルコール性、ふたつの肝炎の組織像は類似しており、
肝臓内の酸化ストレスなど共通の発症メカニズムが研究されています。
両者とも進行すると肝硬変や肝臓癌に至ります。
アルコール性肝炎は常習飲酒家で大量飲酒後に発症し、
救命率の低い重症型アルコール性肝炎もあります。
アルコール依存症が背景にある場合はその専門治療が必要です。非
アルコール性脂肪性肝炎は、
過食・運動不足・肥満・糖尿病・脂質異常症などに伴う脂肪肝を背景として発症します。
<アルコールと高脂血症>
血液中の脂質が基準値を超えてしまうことを高脂血症といいます。
アルコールが関係する高脂血症は中性脂肪(トリグリセリド)とHDLコレステロールの増加です。
飲酒時の摂取エネルギーを減少させれば基準値にもどる可能性もありますが、
アルコールの代謝そのものに伴う脂質代謝異常もからんでいる場合は、
飲酒コントロールを行うことも必要です。
江部康二
yanosono
近況です。
久しぶりにコメントいたします。
糖質制限は継続していましたが、体重が増えてしまい悩んでいました。
最近では、BMI24.6(55歳 男性)でワイシャツもきつくなってきました。
たまたま、腹部のエコー検査を受ける機会があり、
そこで医師から脂肪肝があると言われました。
思い当たるのは酒です。
そのあと、6週間禁酒しました。
6週間後には、
BMIは23.3まで減少(体重は74.7キロ→70.9キロへ3.8キロ減です)しました。
体重にお酒がこれだけ影響しているとは考えもしませんでした。
まだまだ、道のりは遠いと思いますがBMI22を目指します。
(参考にしたサイト)
適切な飲酒量って?(東京都杉並区 ささき医院のサイト)
https://sasaki-iin.jp/blog/71/#:~:text=1%E6%97%A5%E3%81%AB2%E5%8D%98%E4%BD%8D,%E3%82%92%E7%9B%AE%E5%AE%89%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82 】
こんばんは。
yanosonoさんから、お酒と脂肪肝について、
コメント・質問を頂きました。
6週間の禁酒で、
身長:174.5cm
体重:74.7kg
BMI:24.5
から、70.9kg、BMI:23.3 に改善とは、素晴らしいです。
腹部エコー検査をすれば、脂肪肝は改善していると思います。
<アルコールの適量>
世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。
米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)なら600ml
ワイン(15%)なら200ml
ウイスキー(43%)なら70ml
焼酎(25%)なら120ml
糖質ゼロ発泡酒(4%)なら750ml
に相当します。
<アルコールのリスク>
世界がん研究基金の2007年の勧告で、アルコール摂取は、
「口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん」の確実なリスクであり、
「肝臓がん、大腸がん(女性)」 のリスクとなるので要注意です。 (>ο<)
それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
以下の緑字の記載は、
< e-ヘルスネット アルコールによる健康障害>
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol-summaries/a-01#:~:text=%E6%80%A5%E6%80%A7%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%B8%AD%E6%AF%92,%E6%AF%8E%E5%B9%B4%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
からの抜粋です。
<アルコールと肝臓病>
アルコールの飲みすぎにより肝臓病がおこります。
はじめは脂肪肝で、飲みすぎれば誰にでも起こります。
飲み続けているとアルコール性肝炎になり、死亡することもあり得ます。
さらに飲み続けると肝硬変という最終段階に入ります。
ここまで来ると治すことが困難になります。
そうならないような飲み方、またアルコール性肝臓病の早期発見が大切です。
<アルコールとメタボリックシンドローム>
メタボリックシンドロームに関わる高血圧・高脂血症(脂質異常症)・高血糖には、
お酒の飲みすぎが関与している場合が多数見られます。
そのためメタボリックシンドロームの予防および治療には、
「節度ある適度な飲酒」として
成人男子では1日平均2ドリンク(純アルコールで20g/日本酒換算約1合)程度までとし、
さらに週に2日間の休肝日を入れることが大切です。
<アルコール性肝炎と非アルコール脂肪性肝炎>
アルコール性と非アルコール性、ふたつの肝炎の組織像は類似しており、
肝臓内の酸化ストレスなど共通の発症メカニズムが研究されています。
両者とも進行すると肝硬変や肝臓癌に至ります。
アルコール性肝炎は常習飲酒家で大量飲酒後に発症し、
救命率の低い重症型アルコール性肝炎もあります。
アルコール依存症が背景にある場合はその専門治療が必要です。非
アルコール性脂肪性肝炎は、
過食・運動不足・肥満・糖尿病・脂質異常症などに伴う脂肪肝を背景として発症します。
<アルコールと高脂血症>
血液中の脂質が基準値を超えてしまうことを高脂血症といいます。
アルコールが関係する高脂血症は中性脂肪(トリグリセリド)とHDLコレステロールの増加です。
飲酒時の摂取エネルギーを減少させれば基準値にもどる可能性もありますが、
アルコールの代謝そのものに伴う脂質代謝異常もからんでいる場合は、
飲酒コントロールを行うことも必要です。
江部康二
ありがとうございます。
かかりつけ医脂肪肝のことを話したら検査してみようということになり、先週末にCTとエコー検査をしました。結果はまだですが、今後は酒量を控えて行こうと思います。
血圧の薬(オルメサルタンとシルニジピン)を服用していますが、それでも以前は135/85を超える日が多かったのですが、禁酒後はほとんど超えることがないです。
3月からは酒量を抑えてお酒を解禁したのですが、血圧は低位安定しています。
腹囲は禁酒前は90センチだったのが、今は86.5センチです。引き続きがんばっていきます。
かかりつけ医脂肪肝のことを話したら検査してみようということになり、先週末にCTとエコー検査をしました。結果はまだですが、今後は酒量を控えて行こうと思います。
血圧の薬(オルメサルタンとシルニジピン)を服用していますが、それでも以前は135/85を超える日が多かったのですが、禁酒後はほとんど超えることがないです。
3月からは酒量を抑えてお酒を解禁したのですが、血圧は低位安定しています。
腹囲は禁酒前は90センチだったのが、今は86.5センチです。引き続きがんばっていきます。
2021/03/11(Thu) 08:07 | URL | yanosono | 【編集】
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