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『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』 ダ・ヴィンチで記事に
こんにちは。

2020/8/5(水)、ダ・ヴィンチニュースで
『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』
の記事がアップされました。https://ddnavi.com/review/653947/a/

いま、糖質だらけの食事で子どもが壊れかけている!?
集中力と学力を伸ばす、子どもの糖質制限食本に注目が


☆☆☆

糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ
― 成績&集中力アップ! もう「勉強しなさい! 」は言わなくてOK
– 2017/6/7 主婦の友社
三島 学 (著), 江部 康二 (監修)


が、2017年6月7日から販売中です。


自粛期間中の食生活で糖質過多の子どもが急増!
 新型コロナの影響により、ここ半年の間で家庭の食生活は急激に変化しました。休校で子どもたちは給食がなくなり、親は収入が減少する人も多く、スーパーではカップ麺やパスタの棚が品切れになり、料理サイトや料理書でも手軽に安くお腹を満たす糖質たっぷりの料理に人気が集まりました。

 そのような中、「食事と学習のセット」で、子どもたちを指導している学習塾を紹介した本『糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ』(主婦の友社)が、学校再開後に顕著になった、子どもの食事の乱れと学習の遅れの関係や、キレやすくなった、不登校生が増えたなど子どもの問題行動を心配している親たちに注目されています。

糖質制限は成長期の子どもにこそ必要だった
 著者の三島学さんは「自粛中に定着した糖質過多の食事は、子どもの集中力の低下や多動を招き、学力の伸びにストップをかけます」と警鐘を鳴らします。また、この本の監修者で、「糖質制限の第一人者」江部康二医師は「子どもの骨格や内臓、そして脳の成長に必須なのは、たんぱく質と脂質、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維。糖質ではありません。自粛期間中であっても、これらの栄養素を主にとり、意識して糖質を減らす食事が望ましいですね」といいます。

 三島塾では、8年ほど前から、子どもたちが糖質制限食を実践していますが、授業中の眠気がなくなり、集中力が増して、学力や運動能力がどんどん向上した実例が多くあるといいます。同書では、三島塾で子どもたちが食べている、簡単でおいしい糖質制限レシピを紹介しています。

詳しくは以下のサイトでご覧下さい。
https://ddnavi.com/review/653947/a/


 前著で、世界で初めての「子供の糖質制限」の本を上梓された三島塾長が、
『糖質制限で子供が変わる!三島塾レシピ』を刊行されました。

 嬉しいことに、
「糖質制限」が子供を救う
を読んでいただいた主婦の友社さんから依頼があり、
とてもスムースに出版の運びとなりました。
三島塾長の血と汗と涙のこもった珠玉のレシピ集ですから、
必ずや読者の皆さんのお役にたてると思います。 

 私が常々言うように、糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食です。
ですから、子供の健康にもおおいに役立つはずです。
人類700万年間の歴史において、穀物を食べ始めたのは、約1万年前。
人体はその歴史のほぼすべての期間で、
糖質制限食を摂取しつつ突然変異を繰り返して、
消化・吸収・代謝のシステムを完成させています。

 すなわち我々の体は糖質制限食に特化して適合していると考えられるのです。
農耕開始前の人類は糖質制限食を実践しながら
妊娠・出産・子育てを含む日常生活を過ごしていたと考えられます。

 子供の成長において必須であるのは、
たんぱく質と脂質、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維です。
筋肉や骨格や内臓の成長に特に大切なのは
たんぱく質と脂質であり、糖質ではありません。

 体の組成は、
水分55~65%、たんぱく質14~18%、脂肪=15~30%、ミネラル5~6%、
そして糖質は1%以下です。
もちろん個人差がありますが、
糖質は身体組成の成分としては、極めて微々たるものであり、
理論的には必須糖質はありません。

 本の内容はぜひ読んでいただきたいのですが、糖質制限食を実践することで、
子どもの授業中の眠気がなくなり、多動が消え、
集中力が増して学力がどんどん向上して、
劇的に変わったという三島塾での実例も、理論編でたくさん出てきます。

 おかだ小児科医院(滋賀県高島市)の岡田清春先生は
「おかゆから始めない離乳食のすすめ」を実践しておられます。
赤ちゃんの発育がとても健康的で丈夫になるとのことです。
本書に2ページ執筆していただいてます。

おかげさまで前著

「糖質制限」が子供を救う(日本糖質制限医療推進協会、大垣書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/
 

アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/4903954021/
の売れ行きも好調です。


 妊婦も赤ちゃんも子供も大人も糖質制限食で、健康になります。
まさに人類本来の食事、人類の健康食と言えます。
2020年は「子供の糖質制限」が重要なキーワードになるかもしれません。


江部康二
コメント
中性脂肪が下がらない。
早速の返事ありがとうございました。遺伝性ではないかとの指摘にかなりうろたえています。とりあえず今日から禁酒減量を始めたいと思いますが、遺伝性確認の検査は行ったほうがいいでしょうか?またおこなうとしたらかかりつけ医に相談したらよいのでしょうか?アドバイスお願いします。
2020/08/14(Fri) 16:50 | URL | ジョウジ | 【編集
Re: 中性脂肪が下がらない。
ジョウジ さん

お酒でも中性脂肪は高値となります。
禁酒しても、早朝空腹時の中性脂肪値が下がらないなら、
遺伝性確認の検査をしたほうがいいと思います。

空腹時中性脂肪値が250~350mg/dlと高く
HDL-Cが40前後と低いですので、動脈効果のリスクがあります。
まずは、かかりつけ医に相談して、
<頸動脈エコー><心電図、UCGなど循環器的検査、必要なら負荷心電図>を実施し
動脈硬化の有無を確認したほうが良いです。
2020/08/14(Fri) 18:32 | URL | ドクター江部 | 【編集
勉強したいと思います。
江部先生、本の紹介ありがとうございます。
ちょうど、今年から子供が小学生になり、毎日送り迎えをしていました。
その時、ふと毎日思っていた事がありました。
すれ違う生徒が結構な割合で肥満体型(これは太っているいないではなく、純粋に率直に感じた)が多かったことです。
さらに友人と電話で話したときに、子供が自粛期間中にかなり太ったと言う事でした。
①小学6年生身長160センチ体重65キロ女子
②小学2年生痩せすぎから普通の体重に変化女子
というものでした。
成長期である程度、大きくなったり、太っても代謝が良いので大丈夫だと思うのですが、自粛期間の短い間での急激な増量はあまり良くないのではと思ったりもしていました。
そのため、子供の食事についても勉強したい考えていました。
その時にこの本の紹介がありました。
ちなみにアマゾンを見ましたが、新品はないようですが、書店などの注文なら新品は手に入るのでしょうか?
それとももう、新品は手に入らないのでしょうか?

2020/08/15(Sat) 15:30 | URL | ゆきぼくり | 【編集
Re: 勉強したいと思います。
ゆきぼくり さん

アマゾン以外の楽天とか他のサイトで、新品が手に入ると思います。

「糖質制限」が子供を救う(日本糖質制限医療推進協会、大垣書店)
こちらは、大垣書店で新品が手に入ると思います。
2020/08/16(Sun) 09:28 | URL | ドクター江部 | 【編集
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