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糖質制限食によるガン予防効果は?ケトン体の力は?
おはようございます。
感謝感謝さんからコメントを頂きました。

【20/03/15 感謝感謝
お気にかけて頂き恐縮至極
コメントを取り上げて頂き誠に恐縮至極。年は1957年生の62歳です。
『主食を抜けば糖尿病は良くなる』を拝読したのは2013年でしたが、
未だ未だ糖質制限への意識も知識も浅く二年間は「プチ」レベルでしたので、
HbA1cは6.8前後とさしたる改善はありませんでした。
これではいけないと思い「食品別糖質量ハンドブック」に掲載されている品目の糖質量を頭にたたき込み
「パーフェクトガイド」もボロボロになるくらい熟読し
「スーパー」を本格的に開始したのは2015年ですので58歳からです。
同時にSGMで測定を開始⇒HbA1c6.2レベルまで改善しましたが、
暁現象は収まらず、2016.05よりSGLT2を服用開始⇒総ケトン体値が劇的に改善し現在に至っております。
江部先生を「見習い」毎晩、純エタノール40g~60gを欠かさず「服用」しておりますが、
肝臓値・コレステロール値・MB値等も全て正常値。血圧も最良値です。
これも全て江部先生⇒糖質制限食事療法⇒高ケトン体状態のお陰です。
感謝の気持ちを言葉では表すことが出来ないことをお許し願います。感謝感謝。】




【20/03/13 感謝感謝
ケトン体に懸けてます
朝〜夕食前までの総糖質摂取量は3g以下、
夕食は「大食いタイプ」の為、10g〜35gの「スーパー」を実践しています。

その甲斐あり直近血液検査値⇒GA=12.4・GA/HbA1c⇒2.25 。
総ケトン体値=4,000と改善。

全て江部先生のお蔭で、感謝の気持ちは言葉ではとても表せません。
健康保険組合より補助が出ますが、人間ドック類は一切受けていません。
これ以上やりようがないほど「スーパー」を実践しても尚、
悪性腫瘍類(遺伝の可能性は高いですが)や糖尿病合併症を発症したのであれば、
往年の名調子『はい、それまーでぇよー』(古い!歳が判る(笑)と思い
ケトン体の治癒力の可能性に懸けております。

それにも拘らず発症して鬼籍に入った場合、
この身を献体し「日本糖質制限医療推進協会」所属の先生方により
徹底的に解剖⇒水晶体は両目とも人工レンズ、
糖尿病履歴は三十歳過ぎより糖質制限を開始するまで二十数年間、
HbA1c値が7.5(NGSP値に変換)に達した者が、
高ケトン体状態によりどれだけ全身の細胞が、
修復或いは悪化の進行が阻止できたのか?
何は阻止できなかったのか?
生還分岐点はどこだったのか?

生きている間は無理ですが(大笑)徹底的に解剖し解明して頂きたいと思っています。
江部先生の著作とブログに出会ったお蔭で命を救われた者ですから、
悪性腫瘍類の早期発見が出来なくとも何の悔いもありません。
四面楚歌の中、糖質制限食事療法の普及に心血を注いでこられた江部先生への
感謝の証しとして、
高ケトン体状態を維持し敢えて精密検査は行わないと云う
人体実験を継続して参りたい存じます。感謝感謝。】


こんばんは。
感謝感謝さんから、
糖質制限食でケトン体高値を保って悪性腫瘍類を予防するという
興味深いコメントを頂きました。
ありがとうございます。

糖質制限食実践で
グリコアルブミン(GA):12.4%
基準値が<11.6~16.4%>ですので、
血糖コントロールは極めて良好で、食後高血糖は皆無の素晴らしいデータです。
感謝感謝さんは、現在62歳くらいでしょうか?
糖質制限食を開始されたのが、57~58歳頃でしょうか?
それ以降は新たな糖尿病合併症は生じないと思います。

一方、30歳過ぎから、過去二十数年間、HbA1c7.5%ていどであったなら
全身の血管壁にAGEsがかなり蓄積していて「高血糖の記憶」と呼ばれる
動脈硬化が一定程度はある可能性はあります。

次に悪性腫瘍ですが、
実は、がん細胞が発生してから、画像診断的に発見可能な大きさになるのには、
かなり長い年月がかかります。

正常細胞ががん細胞に変わり、体が排除に失敗すると、
がん細胞は徐々に成長を始めます。
細胞分裂により1個が2個になり、2個が4個、
4個が8個、そして16個、32個、64個と倍々で増加していきます。
30回分裂を繰り返すと、約10億個に増え、
重さは約1グラム、直径1cm程度になります。
細胞1個が0.01mmで、1cm経になるのに10~20年かかります。
個体差やがんの種類によっても発育速度は異なります。
がん細胞が生まれてから活発に成長するようになるまでは、
長い期間がかかります。
しかし、がん細胞は成長するにしたがって、
発育速度が速くなるとされています。
2倍の大きさになるのは、例えば早期胃がんでは数年(2~6年)、
進行がんでは数ヶ月、転移した胃がんでは数週間とされています。
従来のがん検診では、腫瘍の大きさが1cm程度にならないと発見できませんでしたが、
PET検査では、早期の5mm程度の大きさでの発見が可能です。
しかしながら、5mmや1cmで早期発見したがんということでも、
がん細胞が発生してから、
すでに約10~20年間が経過していることとなります。


「スーパー糖質制限食」でケトン体高値で、理論的には、
『西欧型がん』の発生予防が期待されます。

一方、すでに発生しているがん細胞の縮小には
「ケトン食」レベルの厳しい食事が必要となります。

対策としては、がん細胞が発生する前に、間に合う内にできるだけ早く
「スーパー糖質制限食」を開始して予防を期待するということになるでしょうか。


江部康二

コメント
お気にかけて頂き恐縮至極
コメントを取り上げて頂き誠に恐縮至極。年は1957年生の62歳です。『主食を抜けば糖尿病は良くなる』を拝読したのは2013年でしたが、未だ未だ糖質制限への意識も知識も浅く二年間は「プチ」レベルでしたので、HbA1cは6.8前後とさしたる改善はありませんでした。これではいけないと思い「食品別糖質量ハンドブック」に掲載されている品目の糖質量を頭にたたき込み「パーフェクトガイド」もボロボロになるくらい熟読し「スーパー」を本格的に開始したのは2015年ですので58歳からです。同時にSGMで測定を開始⇒HbA1c6.2レベルまで改善しましたが、暁現象は収まらず、2016.05よりSGLT2を服用開始⇒総ケトン体値が劇的に改善し現在に至っております。江部先生を「見習い」毎晩、純エタノール40g~60gを欠かさず「服用」しておりますが、肝臓値・コレステロール値・MB値等も全て正常値。血圧も最良値です。これも全て江部先生⇒糖質制限食事療法⇒高ケトン体状態のお陰です。感謝の気持ちを言葉では表すことが出来ないことをお許し願います。感謝感謝。
2020/03/15(Sun) 00:56 | URL | 感謝感謝 | 【編集
グリコアルブミン
江部先生

お世話になっております

私は足掛け3年糖質制限やっておるものですが
先日グリコアルブミン14.4パーセント
a1c5.8 でした 最近寒さのせいか若干ゆるめている節はあります

今回のお題での方のようにもう少しストイック
に行ったほうが良いか悩んでおります
私年齢は49歳 44歳のころにa1c8
くらいを約半年くらいをやってしまっており
考えています いずれにしても もう 私の生命
が途切れるまで糖質制限をやめるつもりはありません ただ どの程度行うかを考えてしまいます この先の思考は神の領域かもしれません
もし アドバイスいただければありがたいです
先生のブログ 高雄病院 ありがとうございます
では失礼いたします
2020/03/15(Sun) 07:12 | URL | 糖尿人 | 【編集
Re: グリコアルブミン
糖尿人 さん

「私年齢は49歳 44歳のころにHbA1c8%くらいを約半年くらい」

このくらいの期間なら、合併症の懸念は、ないです。

「グリコアルブミン14.4パーセント、HbA1c5.8%」
とても良いデータです。

今後の目標は、食後1時間血糖値、2時間血糖値ともに160mg/dl未満を目指しましょう。
国際糖尿病連合によれが、この数値をクリアしていれば、合併症予防可能です。

今後のために血糖自己測定器を購入されるのが良いと思います。
早朝空腹時血糖値:109mg/dl以下を目指します。

これらは人知の及ぶ領域です。
早朝空腹時血糖値と食後血糖値の目標を満たせば、HbA1cとGAは自ずと良好となり、
合併症予防にもなります。
2020/03/15(Sun) 15:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
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