2019年11月24日 (日)
こんばんは。
2020年1月13日(月・祝)、東京・池袋にて、日本糖質制限医療推進協会主催の
『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室』を開催します。
メイン講師は、「パティスリー ロア・レギューム」 (埼玉県朝霞市)の
小寺幹成オーナーパティシエです。
小寺パティシエは、2016年11月に文化出版局から、
著書「おいしく作れる低糖質スイーツ」
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579212866/
を出版され、ご自身がこれまでに開発された低糖質スイーツのレシピを
惜しみなく披露しておられます。 私は帯の推薦文を書きました (*^^)v
第12回となる今回のテーマは、
「低糖質マフィン&生チョコ」です。
定員は16名様、先着順です。 皆さん奮ってご参加くださいね^^v
江部康二
*********
ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
2020年1月13日(月・祝)、東京にて低糖質スイーツ教室を開催いたします。
今回の実習テーマは、「低糖質マフィン」です。
今年度は作りやすく、ホームメイドスイーツとして人気の高い、基本の焼き菓子を実習テーマとしてきました。
マフィンは、ふんわり、しっとりした滑らかな舌触りで食べやすく、幅広い世代に人気の定番焼き菓子です。
プレーンに加え、色や味の違うマフィンへのアレンジもご紹介します。
おやつはもちろん、お食事にも活用できる低糖質マフィン作りをこの機会に習得しませんか。
さらに、冬に、バレンタインにおすすめの低糖質「生チョコ」のデモ・ご試食も。プレーンの生チョコからの応用もご紹介します。
血糖値が気になってお菓子を控えているという方、安心の低糖質スイーツを作りたいという方、お菓子作りが初めてという方も、是非ご参加ください。
首都圏にお住まいの方をはじめ、皆さまのご参加をお待ちしております。
◇スイーツ教室情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室(東京)』
第12回 「低糖質マフィン&生チョコ」
◆日時: 2020年1月13日(月・祝) 13:00~16:00頃 ※開場・受付は12:45~
◆会場: IKE・Biz としま産業振興プラザ 5F料理実習室
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4
池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分
http://www.toshima-plaza.jp/access/
♪講師:
・小寺幹成 「パティスリー ロア・レギューム」オーナーパティシエ
・佐々木栄子 管理栄養士/健康運動実践指導者
◆参加費: 賛助会員料金 3,400円/一般料金 4,000円
◆定員・対象: 16名様 ・一般(18歳以上)
◆当日の流れ: レシピ説明・デモ→ 実習 → 試食(復習・歓談) → 片付け後、解散
◆ご持参いただくもの:
エプロン、三角巾、ふきん(タオル)2枚(台ふき用・食器ふき用)、筆記用具
■お支払い方法:
クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込みください。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。
■お申し込み方法:
※当教室は、一般の方にご自宅で作っていただくことを趣旨とした教室です。
製菓や料理のお仕事をしておられる方、食品会社で企画・開発をしておられる方など、
業界の方の場合は、その旨をお書き添えの上、お申し込みください。
★賛助会員の方: 事務局へメールにてお申し込み下さい。
★賛助会員入会+教室参加をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「入会ならびに講演会等出席のお問い合わせ」を選択いただき、
「通信」欄に「1/13 東京スイーツ教室、参加希望」とご記入下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(会員以外の方)で、教室参加ご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/cooking
■その他
・予約制です。当日参加はできません。
・当日の開場・受付開始は、レッスン開始時間の15分前からです。
・お申し込み後、キャンセルされる場合は、1月9日(木)までにご連絡ください。
1月10日(金)以降のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料金としていただきますので、予めご了承ください。
・実習室で作ったもの以外の飲食はできません。ご自宅で作ったお料理やお菓子などの持ち込みはできませんのでご注意ください。
・皆さまで実習と試食を行っていただきますので、香水などのフレグランスはお控えください。
●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●―○―●
2020年1月13日(月・祝)、東京・池袋にて、日本糖質制限医療推進協会主催の
『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室』を開催します。
メイン講師は、「パティスリー ロア・レギューム」 (埼玉県朝霞市)の
小寺幹成オーナーパティシエです。
小寺パティシエは、2016年11月に文化出版局から、
著書「おいしく作れる低糖質スイーツ」
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579212866/
を出版され、ご自身がこれまでに開発された低糖質スイーツのレシピを
惜しみなく披露しておられます。 私は帯の推薦文を書きました (*^^)v
第12回となる今回のテーマは、
「低糖質マフィン&生チョコ」です。
定員は16名様、先着順です。 皆さん奮ってご参加くださいね^^v
江部康二
*********
ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。
2020年1月13日(月・祝)、東京にて低糖質スイーツ教室を開催いたします。
今回の実習テーマは、「低糖質マフィン」です。
今年度は作りやすく、ホームメイドスイーツとして人気の高い、基本の焼き菓子を実習テーマとしてきました。
マフィンは、ふんわり、しっとりした滑らかな舌触りで食べやすく、幅広い世代に人気の定番焼き菓子です。
プレーンに加え、色や味の違うマフィンへのアレンジもご紹介します。
おやつはもちろん、お食事にも活用できる低糖質マフィン作りをこの機会に習得しませんか。
さらに、冬に、バレンタインにおすすめの低糖質「生チョコ」のデモ・ご試食も。プレーンの生チョコからの応用もご紹介します。
血糖値が気になってお菓子を控えているという方、安心の低糖質スイーツを作りたいという方、お菓子作りが初めてという方も、是非ご参加ください。
首都圏にお住まいの方をはじめ、皆さまのご参加をお待ちしております。
◇スイーツ教室情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity
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(一社)日本糖質制限医療推進協会主催
『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室(東京)』
第12回 「低糖質マフィン&生チョコ」
◆日時: 2020年1月13日(月・祝) 13:00~16:00頃 ※開場・受付は12:45~
◆会場: IKE・Biz としま産業振興プラザ 5F料理実習室
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4
池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分
http://www.toshima-plaza.jp/access/
♪講師:
・小寺幹成 「パティスリー ロア・レギューム」オーナーパティシエ
・佐々木栄子 管理栄養士/健康運動実践指導者
◆参加費: 賛助会員料金 3,400円/一般料金 4,000円
◆定員・対象: 16名様 ・一般(18歳以上)
◆当日の流れ: レシピ説明・デモ→ 実習 → 試食(復習・歓談) → 片付け後、解散
◆ご持参いただくもの:
エプロン、三角巾、ふきん(タオル)2枚(台ふき用・食器ふき用)、筆記用具
■お支払い方法:
クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
■お申し込みの流れ:
1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込みください。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。
■お申し込み方法:
※当教室は、一般の方にご自宅で作っていただくことを趣旨とした教室です。
製菓や料理のお仕事をしておられる方、食品会社で企画・開発をしておられる方など、
業界の方の場合は、その旨をお書き添えの上、お申し込みください。
★賛助会員の方: 事務局へメールにてお申し込み下さい。
★賛助会員入会+教室参加をご希望の方:
1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up
2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「入会ならびに講演会等出席のお問い合わせ」を選択いただき、
「通信」欄に「1/13 東京スイーツ教室、参加希望」とご記入下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
★一般(会員以外の方)で、教室参加ご希望の方:
下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/cooking
■その他
・予約制です。当日参加はできません。
・当日の開場・受付開始は、レッスン開始時間の15分前からです。
・お申し込み後、キャンセルされる場合は、1月9日(木)までにご連絡ください。
1月10日(金)以降のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料金としていただきますので、予めご了承ください。
・実習室で作ったもの以外の飲食はできません。ご自宅で作ったお料理やお菓子などの持ち込みはできませんのでご注意ください。
・皆さまで実習と試食を行っていただきますので、香水などのフレグランスはお控えください。
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NHKの番組でアンチ糖質制限しています。
ウヮー!
NHK嘘の放送してる〜〜😱
嘘その①「脳は糖質しかエネルギーに出来ない!」
こんな子供騙しの嘘を平気でつく事態になりましたね〜〜😱
嘘その②「下等細胞は糖質をエネルギーに出来なかった」は全く逆で、
下等細胞は糖質しかエネルギーに出来なかった。
嘘その③「ミトコンドリアは糖質を取り入れて大きなエネルギーを作る」これも全く逆で、
ミトコンドリアは、脂質をエネルギーに変えるクエン酸回路をまわります!!
それに対してどう思われますか?
NHK嘘の放送してる〜〜😱
嘘その①「脳は糖質しかエネルギーに出来ない!」
こんな子供騙しの嘘を平気でつく事態になりましたね〜〜😱
嘘その②「下等細胞は糖質をエネルギーに出来なかった」は全く逆で、
下等細胞は糖質しかエネルギーに出来なかった。
嘘その③「ミトコンドリアは糖質を取り入れて大きなエネルギーを作る」これも全く逆で、
ミトコンドリアは、脂質をエネルギーに変えるクエン酸回路をまわります!!
それに対してどう思われますか?
江部先生おはようございます。私は中肉中背の40歳専業主婦です。
小6娘と一緒に糖質制限+MEC食を楽しく続けて1ヶ月半が経ちました。私の生理が人生初15日遅れているのですが大丈夫でしょうか?
それ以外では良好で、肌はぷりっぷり身体は引き締まってきました。「正常な生理周期は25から38日周期」という常識を疑ってもいいかもと思いつつ、これから初経を迎える小6娘を思うとどこまで楽観視していいかわからないのが本音です。生理前のような顔のむくみが長く続いています。
江部先生のお考えを教えていただけないでしょうか?
昨日の献立です。
朝食: 完全無欠コーヒー、味噌汁、小アジの塩焼き、かぼす
昼食(間食):チーズ
夕食: 焼肉、ブロッコリー、グラスフェッドバター、豚キャベツ卵のお好み焼き風
朝は旬の魚、夜は肉料理で、1日の摂取量は肉300gチーズ100g卵3個、魚は手の平4分の1、旬野菜を片手に軽く一杯ほどです。小6娘はコーヒーなし、平日は学校給食です。スイーツ欲はないのでほとんど食べません。江部先生監修「糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ」も参考にさせていただいています。
どうぞよろしくお願いいたします。
私:158/51 体脂肪率24.5
娘:151/39
小6娘と一緒に糖質制限+MEC食を楽しく続けて1ヶ月半が経ちました。私の生理が人生初15日遅れているのですが大丈夫でしょうか?
それ以外では良好で、肌はぷりっぷり身体は引き締まってきました。「正常な生理周期は25から38日周期」という常識を疑ってもいいかもと思いつつ、これから初経を迎える小6娘を思うとどこまで楽観視していいかわからないのが本音です。生理前のような顔のむくみが長く続いています。
江部先生のお考えを教えていただけないでしょうか?
昨日の献立です。
朝食: 完全無欠コーヒー、味噌汁、小アジの塩焼き、かぼす
昼食(間食):チーズ
夕食: 焼肉、ブロッコリー、グラスフェッドバター、豚キャベツ卵のお好み焼き風
朝は旬の魚、夜は肉料理で、1日の摂取量は肉300gチーズ100g卵3個、魚は手の平4分の1、旬野菜を片手に軽く一杯ほどです。小6娘はコーヒーなし、平日は学校給食です。スイーツ欲はないのでほとんど食べません。江部先生監修「糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ」も参考にさせていただいています。
どうぞよろしくお願いいたします。
私:158/51 体脂肪率24.5
娘:151/39
2019/11/25(Mon) 08:12 | URL | ゆりこ | 【編集】
すでに述べておられる方もいますがNHKが糖質制限に批判的な番組を放送していましたね。「最近の研究で人類は実は糖質を食べて進化した」。。みたな内容でした。
2019/11/25(Mon) 10:10 | URL | かもめ | 【編集】
内山浩一 さん
①脳はケトン体をいくらでも利用します。
②ほとんど全ての生物が解糖系を持っていて、ブドウ糖を分解してエネルギー源にできます。
ミトコンドリアを持っている生物は、脂質をエネルギー源にできます。
③カルニチンシャトルでミトコンドリ内に入った脂質を取り入れてクエン酸回路が回ります。
①脳はケトン体をいくらでも利用します。
②ほとんど全ての生物が解糖系を持っていて、ブドウ糖を分解してエネルギー源にできます。
ミトコンドリアを持っている生物は、脂質をエネルギー源にできます。
③カルニチンシャトルでミトコンドリ内に入った脂質を取り入れてクエン酸回路が回ります。
2019/11/25(Mon) 17:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ゆりこ さん
『1日の摂取量は肉300gチーズ100g卵3個、魚は手の平4分の1、旬野菜を片手に軽く一杯』
これだと、一日で、約1250kcalくらいで、結果として低エネルギーです。
低エネルギーだと生理がとんだります。
二人とも、厚生労働省のいう『推定エネルギー必要量』をしっかり摂取しましょう。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
『1日の摂取量は肉300gチーズ100g卵3個、魚は手の平4分の1、旬野菜を片手に軽く一杯』
これだと、一日で、約1250kcalくらいで、結果として低エネルギーです。
低エネルギーだと生理がとんだります。
二人とも、厚生労働省のいう『推定エネルギー必要量』をしっかり摂取しましょう。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
2019/11/25(Mon) 18:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
かもめ さん
700万年の人類の歴史において、多くの種類の人類が生まれては消えていき
現在残っているのは、私たち『ホモ・サピエンス』だけです。
消えていった人類において、植物が主食、果物が主食、肉食が主食、雑食といろいろあったようです。
糖質も、根茎、野生の果物、ナッツ類あたりから摂取していたと思います。
ただ穀物も芋も、1万年前くらいからで、狩猟・採集時代の700万年間は、穀物と芋はなしです。
我々ホモ・サピエンスは雑食です。
ネアンデルタール人は、肉食だったとされています。
日本人も、米を食べ始めたのは2500年前の弥生時代からですので、
その前の数万年間は、狩猟・採集でした。
700万年の人類の歴史において、多くの種類の人類が生まれては消えていき
現在残っているのは、私たち『ホモ・サピエンス』だけです。
消えていった人類において、植物が主食、果物が主食、肉食が主食、雑食といろいろあったようです。
糖質も、根茎、野生の果物、ナッツ類あたりから摂取していたと思います。
ただ穀物も芋も、1万年前くらいからで、狩猟・採集時代の700万年間は、穀物と芋はなしです。
我々ホモ・サピエンスは雑食です。
ネアンデルタール人は、肉食だったとされています。
日本人も、米を食べ始めたのは2500年前の弥生時代からですので、
その前の数万年間は、狩猟・採集でした。
2019/11/25(Mon) 18:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生こんにちは。
大きなヒントをありがとうございました。
空腹時間が連続して長い方がいいかと夕食一点絞りになり、一口30回よくかんで満腹、結果摂取カロリーが足りていなかったとは盲点でした。
私ができることは明確になりました。真摯な気持ちで取り組んでいきます。
親身になってくださりありがとうございました。母娘で糖質制限を続けられることがうれしいです。また報告に参ります。
大きなヒントをありがとうございました。
空腹時間が連続して長い方がいいかと夕食一点絞りになり、一口30回よくかんで満腹、結果摂取カロリーが足りていなかったとは盲点でした。
私ができることは明確になりました。真摯な気持ちで取り組んでいきます。
親身になってくださりありがとうございました。母娘で糖質制限を続けられることがうれしいです。また報告に参ります。
2019/11/26(Tue) 08:55 | URL | ゆりこ | 【編集】
いつも勉強させていただいております。
件のNHKスペシャルの放送のサマリーが
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20191105/index.html
に掲載されています。
内容はおなじみの糖質制限批判で、取るに足らないものがほとんですが、
1点気になったのは、次の部分です。
「祖先の主食が肉というのは間違いです。生き抜くための主食は、常にでんぷん質のものだったと考えられます。」(ハーディ博士)
これまで聞いたことのない説で、さすがに当時主食にして主要なエネルギー源するほどでんぷん質の食べ物を採集できたとは、素人考えながら疑問です。
その当否はおいおい調べていこうと思っておりますが、かねてより疑問に思っている点につきまして、この場を借りて質問させていただきます。
先生を始め、多くの糖質制限論者が糖質制限をするべき根拠の一つとして、人類の祖先がほとんど糖質を取っていなかったことを挙げておられます。
ただ、糖質制限論争の最終的な命題は、糖質が現代人に有害、不要か否かという点だろうと理解しています。
なので、人類の祖先が肉食であったか否かは副次的な争点ですが、祖先が糖質を摂取していなかったとして、それが有害、不要というのは論理的にイコールの関係とはならないはずです。
たとえば、内陸部で何百万年も海魚をほとんど食べてこなかった部族がいたからといって、海魚がその部族に有害とは言えないでしょうし、バターやココナッツオイル等は一部の地域でしか食されていませんでしたが、人類にとって普遍的に有益な食物であろうと思われます。
つまり、少なくとも論理的には、「これまで人類はあまり糖質を食べてこなかったけども、糖質は有益」という可能性もありうると考えられます。
古代人類が何を食べて、どういう生活をしていたかというのは考古学の分野で、不明な部分も多く、限られた発掘物を元にした推測にならざるをえません。
研究の進捗によって変わりえますし、それを確定させるのは、ある意味、糖質と健康の因果関係を明らかにするより困難かもしれません。
そのようなことからすると、人類の祖先の食生活を根拠とするのは、不必要に議論を拡散させてしまい、結局、現代人への糖質の影響は、現代科学での実験と統計で立証する他ないのだから、あまり意味がないのではないか(エビデンスレベルの高い研究の有無を示すだけで足りるのではないか)と思うのです。
むしろ、上記のNHKスペシャルのような形で反論の余地を残してしまう分、マイナスなような気もします。
長々と書き連ねてしまい恐縮ですが、
このあたりに関する先生のお考えを一度拝聴できますと幸いです。
追伸
糖質制限中ですが、先日フルマラソンを4時間台で走りきりました。
カーボローディングした場合よりも、疲れが少なかったように思います。
件のNHKスペシャルの放送のサマリーが
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20191105/index.html
に掲載されています。
内容はおなじみの糖質制限批判で、取るに足らないものがほとんですが、
1点気になったのは、次の部分です。
「祖先の主食が肉というのは間違いです。生き抜くための主食は、常にでんぷん質のものだったと考えられます。」(ハーディ博士)
これまで聞いたことのない説で、さすがに当時主食にして主要なエネルギー源するほどでんぷん質の食べ物を採集できたとは、素人考えながら疑問です。
その当否はおいおい調べていこうと思っておりますが、かねてより疑問に思っている点につきまして、この場を借りて質問させていただきます。
先生を始め、多くの糖質制限論者が糖質制限をするべき根拠の一つとして、人類の祖先がほとんど糖質を取っていなかったことを挙げておられます。
ただ、糖質制限論争の最終的な命題は、糖質が現代人に有害、不要か否かという点だろうと理解しています。
なので、人類の祖先が肉食であったか否かは副次的な争点ですが、祖先が糖質を摂取していなかったとして、それが有害、不要というのは論理的にイコールの関係とはならないはずです。
たとえば、内陸部で何百万年も海魚をほとんど食べてこなかった部族がいたからといって、海魚がその部族に有害とは言えないでしょうし、バターやココナッツオイル等は一部の地域でしか食されていませんでしたが、人類にとって普遍的に有益な食物であろうと思われます。
つまり、少なくとも論理的には、「これまで人類はあまり糖質を食べてこなかったけども、糖質は有益」という可能性もありうると考えられます。
古代人類が何を食べて、どういう生活をしていたかというのは考古学の分野で、不明な部分も多く、限られた発掘物を元にした推測にならざるをえません。
研究の進捗によって変わりえますし、それを確定させるのは、ある意味、糖質と健康の因果関係を明らかにするより困難かもしれません。
そのようなことからすると、人類の祖先の食生活を根拠とするのは、不必要に議論を拡散させてしまい、結局、現代人への糖質の影響は、現代科学での実験と統計で立証する他ないのだから、あまり意味がないのではないか(エビデンスレベルの高い研究の有無を示すだけで足りるのではないか)と思うのです。
むしろ、上記のNHKスペシャルのような形で反論の余地を残してしまう分、マイナスなような気もします。
長々と書き連ねてしまい恐縮ですが、
このあたりに関する先生のお考えを一度拝聴できますと幸いです。
追伸
糖質制限中ですが、先日フルマラソンを4時間台で走りきりました。
カーボローディングした場合よりも、疲れが少なかったように思います。
2019/11/26(Tue) 22:15 | URL | ヤマシロ | 【編集】
生々しい報告になってしまいますが、今朝方生理がきました。江部先生からご教示いただいた『推定エネルギー必要量』をしっかり摂取した直後のことでした。この事実に直面しまた一つ意識が高まりました。江部先生ありがとうございました。停滞したお陰で気付くことができたのでまたここからスタートします。
2019/11/27(Wed) 10:12 | URL | ゆりこ | 【編集】
ヤマシロ さん
①
『糖質制限でマラソンして、カーボローディングより疲れが少なかった』
良かったです。
ブログ「ドクターシミズのひとりごと」の清水泰行先生も、同じことを述べておられます。
②
ヒューマン・ニュートリション 基礎・食事・臨床 第10版
JS Garrow WPT james A Ralph 編
日本語版監修 細谷憲政
上記は、英国の最も権威ある栄養学の本で、920ぺージに及ぶ大著です。
この本の75ページに
『現代の食事では、・・・・・デンプンや遊離糖に由来する「利用
されやすいグルコース」を大量に摂取するようになっている。この
ような食事内容は血漿グルコースおよびインスリン値の定期的な上
昇をもたらし、糖尿病、冠状動脈疾患、がん、老化等、多くの点で
健康に有害であることが強く指摘されている。
農業の発明以来、ヒトは穀物をベースとした食物を摂取するように
なったが、進化に要する時間の尺度は長く、ヒトの消化管はまだ穀
物ベースの食物に適応していない。ましてや高度に加工された現代
の食物に対して、到底適応しきれてないのである。』
と記載してあります。
③
人類700万年の歴史で、20種類くらいの人類が生まれては消えています。
その中には、草食、肉食、雑食といろいろあったと思います。
我々、ホモ・サピエンスは雑食です。
④
エビデンスに関しては
糖質制限食に肯定的な信頼度の高いエビデンス。NHKあさイチへ反論。
2019年11月21日 (木)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5072.html
をご参照頂けば幸いです。
2019/11/27(Wed) 13:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ゆりこ さん
生理がきて良かったですね。
生理がきて良かったですね。
2019/11/27(Wed) 13:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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