2018年10月09日 (火)
こんにちは。
ずいぶん、涼しくなってきました。
鍋の季節ですね。
我が家は、秋・冬は鍋料理が多いです。
夏でも鍋料理のこともあります。
鍋は、究極の糖質制限料理ですね。(^^)
お酒は、毎日飲んでいますが、今の季節は
まだ糖質ゼロ発泡酒をまず飲んで、次に焼酎に氷を入れて炭酸割りです。
つまり焼酎ハイボールです。
焼酎も、基本25%のものが主で、
濃いアルコールはできるだけ避けるようにしています。
さてアルコール1gは約7kcalの燃焼エネルギーを有し、
摂取時の利用効率は70%ていどと推定されています。
一方、エネルギーは有していますが、
糖尿病専門医研修ガイドブック 改定第5版 93ページの記載によれば、
アルコールには体重増加作用がないとされています。
そして、アルコール単体では、血糖を上昇させることはありません。
蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)は糖質を含まないので血糖を上昇させません。
醸造酒(ビール、日本酒など)は糖質を含むので血糖値を上昇させます。
それでは、
アルコール摂取の適量は?リスクは?血糖低下作用は?
それぞれ考察してみます。
<アルコールの適量>
世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。
米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)なら600ml
ワイン(15%)なら200ml
ウイスキー(43%)なら70ml
焼酎(25%)なら120ml
糖質ゼロ発泡酒(4%)なら750ml
に相当します。
<アルコールのリスク>
世界がん研究基金の2007年の勧告で、アルコール摂取は、
「口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん」の確実なリスクであり、
「肝臓がん、大腸がん(女性)」 のリスクとなるので要注意です。 (→ο←)
それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
<アルコールと血糖低下作用>
ご存知の方も多いと思いますが、アルコールには、血糖低下作用があります。
ただ個人差が大きいので、(A)gのアルコールが血糖値を(B)mg、
低下させるというように一律にはいきません。
エネルギー源としては、[アルコール→糖質→脂質→タンパク質]の順で利用されます。
焼酎、ウィスキーなど蒸留酒には糖質は含まれていないので、
血糖は全く上昇しません。
しかし、アルコールを摂取すると、人体に対する毒物とみなされて、
優先的に肝臓で分解されますので、
その間、同じ補酵素を使う糖新生がブロックされてしまいます。
従って、アルコールを摂取すると結果として、
肝臓の糖新生を抑制することとなります。
血中アルコール濃度が上昇している間は、糖新生はブロックされるので、
個人差が大きいと思いますが、酒を飲んでいる最中は、
血糖値が下がる人もいると思います。
また、一定量以上のアルコールを摂取すれば、肝臓の夜間糖新生はブロックされ、
翌朝の早朝空腹時血糖値は、下がる可能性が高いです。
アルコールの血糖低下作用については個人差が大きいので、ご注意ください。
なお、SU剤内服中の糖尿人やインスリン注射中の糖尿人は、
過度のアルコール摂取により糖新生が阻害されると
低血糖になりやすいので要注意です。
正常人でも、空きっ腹で大量のアルコールを摂取すれば、
低血糖になる可能性もあります。
<江部康二の酒量は?>
私自身のお酒の摂取量ですが、平均的には、
糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶、その後、焼酎のハイボールを3~4~5杯です。
以前より少し減らそうと努力しています。
外で飲食のときは、焼酎の水割りかハイボールを5~6杯のこともあります。
25度の焼酎の水割りを4杯なら、
毎日60mlくらいのアルコールを摂取していますので、
世界がん研究基金や米国糖尿病協会の「適量=30ml」は、
誠に遺憾ながら、確実にオーバーしています。( ̄_ ̄|||)
上述のようにアルコールには発ガン性や脂肪肝のリスクも指摘されていますので、
各自が自己責任で自己管理で適量!?の飲酒ということになるでしょうか?
勿論、私は、アルコール摂取のリスクは充分承知した上で、
自己責任でそれなりに飲酒しています。 (^^)
幸い、肝機能を含めて、血液検査は全て正常です。
江部康二
ずいぶん、涼しくなってきました。
鍋の季節ですね。
我が家は、秋・冬は鍋料理が多いです。
夏でも鍋料理のこともあります。
鍋は、究極の糖質制限料理ですね。(^^)
お酒は、毎日飲んでいますが、今の季節は
まだ糖質ゼロ発泡酒をまず飲んで、次に焼酎に氷を入れて炭酸割りです。
つまり焼酎ハイボールです。
焼酎も、基本25%のものが主で、
濃いアルコールはできるだけ避けるようにしています。
さてアルコール1gは約7kcalの燃焼エネルギーを有し、
摂取時の利用効率は70%ていどと推定されています。
一方、エネルギーは有していますが、
糖尿病専門医研修ガイドブック 改定第5版 93ページの記載によれば、
アルコールには体重増加作用がないとされています。
そして、アルコール単体では、血糖を上昇させることはありません。
蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)は糖質を含まないので血糖を上昇させません。
醸造酒(ビール、日本酒など)は糖質を含むので血糖値を上昇させます。
それでは、
アルコール摂取の適量は?リスクは?血糖低下作用は?
それぞれ考察してみます。
<アルコールの適量>
世界がん研究基金2007年の勧告では、アルコールの推奨量は、
男性は1日2杯、女性は1日1杯までとしています。
1杯はアルコール10~15グラムに相当します。
米国糖尿病学会は、
アルコール24g(30ml)/日を食事と共に摂る程度なら適量としていますが、
ビール(5%)なら600ml
ワイン(15%)なら200ml
ウイスキー(43%)なら70ml
焼酎(25%)なら120ml
糖質ゼロ発泡酒(4%)なら750ml
に相当します。
<アルコールのリスク>
世界がん研究基金の2007年の勧告で、アルコール摂取は、
「口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん(男性)、乳がん」の確実なリスクであり、
「肝臓がん、大腸がん(女性)」 のリスクとなるので要注意です。 (→ο←)
それから、過度のアルコール摂取は、
肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、
一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
<アルコールと血糖低下作用>
ご存知の方も多いと思いますが、アルコールには、血糖低下作用があります。
ただ個人差が大きいので、(A)gのアルコールが血糖値を(B)mg、
低下させるというように一律にはいきません。
エネルギー源としては、[アルコール→糖質→脂質→タンパク質]の順で利用されます。
焼酎、ウィスキーなど蒸留酒には糖質は含まれていないので、
血糖は全く上昇しません。
しかし、アルコールを摂取すると、人体に対する毒物とみなされて、
優先的に肝臓で分解されますので、
その間、同じ補酵素を使う糖新生がブロックされてしまいます。
従って、アルコールを摂取すると結果として、
肝臓の糖新生を抑制することとなります。
血中アルコール濃度が上昇している間は、糖新生はブロックされるので、
個人差が大きいと思いますが、酒を飲んでいる最中は、
血糖値が下がる人もいると思います。
また、一定量以上のアルコールを摂取すれば、肝臓の夜間糖新生はブロックされ、
翌朝の早朝空腹時血糖値は、下がる可能性が高いです。
アルコールの血糖低下作用については個人差が大きいので、ご注意ください。
なお、SU剤内服中の糖尿人やインスリン注射中の糖尿人は、
過度のアルコール摂取により糖新生が阻害されると
低血糖になりやすいので要注意です。
正常人でも、空きっ腹で大量のアルコールを摂取すれば、
低血糖になる可能性もあります。
<江部康二の酒量は?>
私自身のお酒の摂取量ですが、平均的には、
糖質ゼロ発泡酒350mlを1缶、その後、焼酎のハイボールを3~4~5杯です。
以前より少し減らそうと努力しています。
外で飲食のときは、焼酎の水割りかハイボールを5~6杯のこともあります。
25度の焼酎の水割りを4杯なら、
毎日60mlくらいのアルコールを摂取していますので、
世界がん研究基金や米国糖尿病協会の「適量=30ml」は、
誠に遺憾ながら、確実にオーバーしています。( ̄_ ̄|||)
上述のようにアルコールには発ガン性や脂肪肝のリスクも指摘されていますので、
各自が自己責任で自己管理で適量!?の飲酒ということになるでしょうか?
勿論、私は、アルコール摂取のリスクは充分承知した上で、
自己責任でそれなりに飲酒しています。 (^^)
幸い、肝機能を含めて、血液検査は全て正常です。
江部康二
糖質制限には焼酎が良いと知り、キンミヤ焼酎を知りました。
最近はこれをメインにしてます。
江部先生は何がお好きですか?
最近はこれをメインにしてます。
江部先生は何がお好きですか?
先生大変お世話になっております。わたしもお酒が好きで焼酎のロック飲みますが推奨量ではたりませんね。自己責任で飲んでます。話しはかわりますが、つい先日チョコレートが食べたくなり探していたのですが、カカオ95%のが売っていたのですが、砂糖がやはり入っていたのでためらって買いませんでした。糖質制限をしてから砂糖という言葉に結構敏感になり、100%の苦いのは、砂糖が入ってないからいいのかな?なんて思ってしまいますが、先生だったら砂糖でもチョコレートに微量だったら食べますか?コンビニなんかでも糖質制限物に砂糖が使われてますが、気にし過ぎでしょうか?
2018/10/09(Tue) 20:36 | URL | ギー | 【編集】
江部先生
御世話になっています
先日 糖質制限も軌道に乗り 投薬もほぼ
遠ざかることも出来大変ありがたくおもっています
2ヶ月に1回血液検査をうけていますが
空腹時血糖 108から120くらいでした
(糖質制限のみ)
初めて検査を受けていらい 空腹時88を
経験しました
違いと言えば少しでも世間の役に立てればと
思い献血を行いました その違い位しか思い当たりません 糖質制限も行っています それでネットで調べてみれば男女の寿命の違いは女性は月経があるので細胞の代謝が良いので
長生きと書かれているのを見ました
たまたま私の空腹時血糖がよかったのと献血
を結び付けるのは強引だと思いますが
医学的にありえる話なのでしょうか?
次回の空腹時血糖測定楽しみです
御世話になっています
先日 糖質制限も軌道に乗り 投薬もほぼ
遠ざかることも出来大変ありがたくおもっています
2ヶ月に1回血液検査をうけていますが
空腹時血糖 108から120くらいでした
(糖質制限のみ)
初めて検査を受けていらい 空腹時88を
経験しました
違いと言えば少しでも世間の役に立てればと
思い献血を行いました その違い位しか思い当たりません 糖質制限も行っています それでネットで調べてみれば男女の寿命の違いは女性は月経があるので細胞の代謝が良いので
長生きと書かれているのを見ました
たまたま私の空腹時血糖がよかったのと献血
を結び付けるのは強引だと思いますが
医学的にありえる話なのでしょうか?
次回の空腹時血糖測定楽しみです
yanosono さん
商業柄、基本、貰い物の焼酎なので、銘柄は問いません。
しいて言えば芋焼酎が好きです。
貰い物ですが、森以蔵や赤兎馬もいいですね。
商業柄、基本、貰い物の焼酎なので、銘柄は問いません。
しいて言えば芋焼酎が好きです。
貰い物ですが、森以蔵や赤兎馬もいいですね。
2018/10/09(Tue) 21:34 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ギー さん
エリスリトールを甘味料に使用した、糖質制限OKなチョコレートがネットで購入できます。
例えば京都の菓子職人さんの
糖質制限 ショコラ・ドゥ・ゼロ(季節限定)
栄養成分(100gあたり)エリスリトールを除く糖質6.4gです。
1個(約14g)あたり0.9gの糖質です。
糖質制限ドットコムのモリドルチョコも糖質制限OKチョコです。
エリスリトールを甘味料に使用した、糖質制限OKなチョコレートがネットで購入できます。
例えば京都の菓子職人さんの
糖質制限 ショコラ・ドゥ・ゼロ(季節限定)
栄養成分(100gあたり)エリスリトールを除く糖質6.4gです。
1個(約14g)あたり0.9gの糖質です。
糖質制限ドットコムのモリドルチョコも糖質制限OKチョコです。
2018/10/09(Tue) 21:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿人 さん
早朝空腹時血糖値が88mg/dlとは素晴らしいです。
「たまたま私の空腹時血糖がよかったのと献血
を結び付けるのは強引だと思いますが
医学的にありえる話なのでしょうか?」
これはよくわかりません。
早朝空腹時血糖値を改善低下させる要素としては以下などがあります。
①適切な睡眠
②有酸素運動を前日にしっかりする・・・継続するとなお良い
③前夜の食事を早めにする
早朝空腹時血糖値が88mg/dlとは素晴らしいです。
「たまたま私の空腹時血糖がよかったのと献血
を結び付けるのは強引だと思いますが
医学的にありえる話なのでしょうか?」
これはよくわかりません。
早朝空腹時血糖値を改善低下させる要素としては以下などがあります。
①適切な睡眠
②有酸素運動を前日にしっかりする・・・継続するとなお良い
③前夜の食事を早めにする
2018/10/09(Tue) 22:04 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんばんは。s.kです。
いつも先生のセミナーやブログを拝見させて頂いております。
実は、一年ほどまえから糖尿と言われて薬を飲んだり飲まなかったりしてました。
最近体の疲れも酷くなり病院に行くと血糖値
234.
ヘモグロビン11.1
でメトホルミン、グラクティブを出されました。
自分の判断で
薬を飲まずに1週間糖質カットの食事をしてみて、
再度、病院に行ってみると血糖値135ヘモグロビン10.7になってました。
ただとっても喉が渇いたり、疲れやすかったりはします。
薬は飲んだ方がいいのでしょうか?
私は先生のセミナーや本を読んでできたら
食事だけでして行きたいのですがいかがでしょうか?
いつも先生のセミナーやブログを拝見させて頂いております。
実は、一年ほどまえから糖尿と言われて薬を飲んだり飲まなかったりしてました。
最近体の疲れも酷くなり病院に行くと血糖値
234.
ヘモグロビン11.1
でメトホルミン、グラクティブを出されました。
自分の判断で
薬を飲まずに1週間糖質カットの食事をしてみて、
再度、病院に行ってみると血糖値135ヘモグロビン10.7になってました。
ただとっても喉が渇いたり、疲れやすかったりはします。
薬は飲んだ方がいいのでしょうか?
私は先生のセミナーや本を読んでできたら
食事だけでして行きたいのですがいかがでしょうか?
江部先生、こんばんは。
いつも楽しくブログを拝見しています (^○^)
お酒に関する記事を読むと、顔がニヤけてくるのは私だけでしょうか?
糖質制限を始めて12年ほど経ちました・・
以来、江部先生を見習って雨の日も風の日も健康診断の前日も・・365日!辛口ワイン&焼酎ハイボールを適量以上 (・・;)?飲み続けています。
酒量増えつつも、お陰様で今のところ検査結果は全て良好!
これからも自己責任のもと、美味しい糖質制限料理で好きなお酒を思う存分楽しみたいと思っています。
そうそう、「男・50代からの糖質制限」Amazonで予約しましたよ!
届くのが楽しみです╰(*´︶`*)╯♡
いつも楽しくブログを拝見しています (^○^)
お酒に関する記事を読むと、顔がニヤけてくるのは私だけでしょうか?
糖質制限を始めて12年ほど経ちました・・
以来、江部先生を見習って雨の日も風の日も健康診断の前日も・・365日!辛口ワイン&焼酎ハイボールを適量以上 (・・;)?飲み続けています。
酒量増えつつも、お陰様で今のところ検査結果は全て良好!
これからも自己責任のもと、美味しい糖質制限料理で好きなお酒を思う存分楽しみたいと思っています。
そうそう、「男・50代からの糖質制限」Amazonで予約しましたよ!
届くのが楽しみです╰(*´︶`*)╯♡
s.k さん
血糖値234.
ヘモグロビン11.1
薬を飲まずに1週間糖質カットの食事をしてみて、
血糖値135ヘモグロビン10.7
メトホルミン、グラクティブは、低血糖になりにくい良い薬だと思います。
しかし、糖質制限で速やかに血糖値が改善していますので、
薬なしで、糖質制限食だけでコントロール良好となる可能性が高いです。
このまま、経過をみられて良いと思います。
血糖値234.
ヘモグロビン11.1
薬を飲まずに1週間糖質カットの食事をしてみて、
血糖値135ヘモグロビン10.7
メトホルミン、グラクティブは、低血糖になりにくい良い薬だと思います。
しかし、糖質制限で速やかに血糖値が改善していますので、
薬なしで、糖質制限食だけでコントロール良好となる可能性が高いです。
このまま、経過をみられて良いと思います。
2018/10/10(Wed) 07:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
奥村美佐子 さん
糖質制限を始めて12年とは、私が16年ですから、なかなかのものですね。
365日!辛口ワイン&焼酎ハイボールとは見事です。
それで、検査結果全てOKとは素晴らしいです。
「男・50代からの糖質制限」のご予約、ありがとうございます。
これからも美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続け頂けば幸いです。
糖質制限を始めて12年とは、私が16年ですから、なかなかのものですね。
365日!辛口ワイン&焼酎ハイボールとは見事です。
それで、検査結果全てOKとは素晴らしいです。
「男・50代からの糖質制限」のご予約、ありがとうございます。
これからも美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続け頂けば幸いです。
2018/10/10(Wed) 08:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生、ありがとうございます。参考にさせていただきます。
2018/10/11(Thu) 14:11 | URL | ギー | 【編集】
10/11、BSテレ東10:00pm~
日経プラス10で、新しいがん治療(診断)の特集をやっていました。
島津製作所と日立製作所そして独立行政法人国立がん研究センターでした。
私が注目したのは、独立行政法人国立がん研究センターのマイクロRNAの研究です。
2020年ごろに実用化されそうです。
13種類のがんが1回の採血で発見できる検査システムです。
乳がんが97%で、その他が95%の確率で発見できるそうです。
独立行政法人国立がん研究センター
2014年6月13日https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2014/0613/index.html
13種類のがんを1回の採血で発見できる次世代診断システム開発が始動
週刊日本医事新報 No.4884 (2017年12月02日発行) P.63
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=8721
落谷孝広(国立がん研究センター研究所分子細胞治療 研究分野分野長)
1滴の血液から13種のがんが診断できる検査とは?【マイクロRNAを一種のバイオマーカーとして活用し診断】
※以前、NHKEテレ・サイエンスzeroで、落谷孝広氏(国立がん研究センター研究所分子細胞治療 研究分野分野長)が出演してわかりやすく解説していました。
私のサイトに文章にして掲載しました。
参考にしていただけたら幸です。
【 NHKサイエンスゼロ 2015/2/22放送
がんも!老化も!??生命を操る マイクロRNA」】
※その1
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=217
※その2
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=220
日経プラス10で、新しいがん治療(診断)の特集をやっていました。
島津製作所と日立製作所そして独立行政法人国立がん研究センターでした。
私が注目したのは、独立行政法人国立がん研究センターのマイクロRNAの研究です。
2020年ごろに実用化されそうです。
13種類のがんが1回の採血で発見できる検査システムです。
乳がんが97%で、その他が95%の確率で発見できるそうです。
独立行政法人国立がん研究センター
2014年6月13日https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2014/0613/index.html
13種類のがんを1回の採血で発見できる次世代診断システム開発が始動
週刊日本医事新報 No.4884 (2017年12月02日発行) P.63
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=8721
落谷孝広(国立がん研究センター研究所分子細胞治療 研究分野分野長)
1滴の血液から13種のがんが診断できる検査とは?【マイクロRNAを一種のバイオマーカーとして活用し診断】
※以前、NHKEテレ・サイエンスzeroで、落谷孝広氏(国立がん研究センター研究所分子細胞治療 研究分野分野長)が出演してわかりやすく解説していました。
私のサイトに文章にして掲載しました。
参考にしていただけたら幸です。
【 NHKサイエンスゼロ 2015/2/22放送
がんも!老化も!??生命を操る マイクロRNA」】
※その1
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=217
※その2
http://r-ostinato.sakura.ne.jp/na/?p=220
2018/10/12(Fri) 00:56 | URL | オスティナート | 【編集】
オスティナート さん
興味深い情報をコメント頂き、ありがとうございます。
2020年ごろに実用化されれば、おおいに役に立つと思います。
興味深い情報をコメント頂き、ありがとうございます。
2020年ごろに実用化されれば、おおいに役に立つと思います。
2018/10/12(Fri) 07:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
| ホーム |