2018年06月18日 (月)
こんにちは。
今朝は、7:58、コンビニで漫画を購入している最中に、
結構きつい地震が発生で、パラパラと陳列台から商品が落下しました。
やや長かったので、若干ビビりました。
京都は被害は少なかったのですが、
夕刊を見たら、大阪北部で3人、亡くなられたかたもおられました。
ご冥福をお祈りいたします。
電車のほとんどが運休になり、
高雄病院駅前診療所の外来患者さんは、
7割以上キャンセルで、ほとんど開店休業状態でした。
来週月曜日の外来は通常よりかなり多くなりそうなので、頑張ります。
さて
auスマートパスで、初の糖質制限アプリのご紹介です。
私が監修したアプリです。
是非、お試し頂ければ幸いです。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000001288.html
スマホ (auスマートパスユーザー用 )
http://ausp.dr-ebe-toushitsuseigen.jp
“糖質制限の第一人者”江部康二医師の完全監修サービス
「ドクター江部の糖質制限」提供開始!
~生活習慣病予防・ダイエットを成功に導く、必読の最新情報を毎日更新~
お問い合わせについては、
support@dr-ebe-toushitsuseigen.jp
こちらのアドレスへお願い申し上げます。
どのようなお問い合わせでも、対応して頂けるそうです。
以下は
auスマートパスの糖質制限アプリ『ドクター江部コラム』の原稿です。
☆☆☆
<コラム1>2018年3月
auスマートパスユーザーの皆さん、はじめまして。
auスマートパスで、初の糖質制限アプリのご紹介です。
この 糖質制限アプリ 、日本全国の糖質制限食実践者の皆さんに、
少しでもお役に立てば嬉しいです。
糖質制限食という言葉はすっかり日本社会に定着してきましたが、
日本では、1999年から京都の高雄病院で糖尿病治療食として開始したのが最初です。
「血糖値に直接影響を与えるのは糖質だけで、タンパク質・脂質は与えない」
という生理学的事実を臨床に応用した食事療法です。
2018年4月現在まで、高雄病院では糖尿病患者さんを中心に約1300人以上
に糖質制限食による入院治療を行い、画期的な成果をあげてきました。
入院して「従来の糖尿病食(高糖質食)」と「糖質制限食」を食べて頂き、
血糖の日内変動変化、或いはCGMを比較することで、
患者さんに、「糖質だけが血糖を上げる」ということを、実際に体験して貰うと、
糖質制限食に対するモチベーションが上がります。
これらの経験を踏まえ2005年には私が本邦初の一般向けの本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を出版し、
日本社会に糖質制限食が認識され始めるきっかけとなりました。
最近では、ダイエットの主流としても確固たる地位を築いています。
糖質制限食の社会への浸透による市場規模は拡大の一途を辿っています。
調査会社の富士経済の調べでは、
2016年の同市場の規模は前年比7.7%増の3431億円の見込みとのことでした。
コンビニやファミレスにも、普通に糖質制限OKな食材やメニューがある、
糖質制限食実践者にとって、とても幸せな時代となりました。
<コラム2>2018年4月
2016/7/20(水)、NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集されました。
まずは、糖質制限食が空前のブームとのことでした。
番組出演の群馬大学名誉教授の栄養学者の高橋久仁子さんが 、
「ダイエットブームは、たいていせいぜい1~2ヶ月、長くても半年で終わりますが、
糖質制限食だけは年単位で続いているのが不気味です。」
と述べておられたのがとても印象的でした。
この意見に対する私の回答は、不気味でも何でもなく、糖質制限食はブームではなく真実そのものであり、
実践すればすぐに効果がわかります。
そして、糖質制限食は生理学的事実に基づく基礎理論と、
ランダム化比較試験(RCT)やコホート研究など
信頼度の高い複数のエビデンスにより裏付けられた科学的な食事療法なのです。
糖質制限食の効果については、例えば2015年12月のランセットに掲載された論文で
『低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果は高い。』と報告され、
2008年7月のニューイングランドジャーナルに掲載された、
「ダイレクト試験」では、脂肪制限食に比較して、
減量効果とHbA1c改善効果が証明されています。
これらはいずれもエビデンスレベル1であり、4段階の最高レベルです。
さらに、糖質制限食で糖尿病が改善した方々は、
2018年4月現在、高雄病院入院患者さんだけでも約1300名以上おられます。
このように糖質制限食の有効性については、確固たるエビデンスが存在しています。
ときに、動物実験の結果や一個人の体験談などをもとに糖質制限批判をする人がいますが、
これらはいずれもヒトのエビデンスとはなりません。
江部康二
今朝は、7:58、コンビニで漫画を購入している最中に、
結構きつい地震が発生で、パラパラと陳列台から商品が落下しました。
やや長かったので、若干ビビりました。
京都は被害は少なかったのですが、
夕刊を見たら、大阪北部で3人、亡くなられたかたもおられました。
ご冥福をお祈りいたします。
電車のほとんどが運休になり、
高雄病院駅前診療所の外来患者さんは、
7割以上キャンセルで、ほとんど開店休業状態でした。
来週月曜日の外来は通常よりかなり多くなりそうなので、頑張ります。
さて
auスマートパスで、初の糖質制限アプリのご紹介です。
私が監修したアプリです。
是非、お試し頂ければ幸いです。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000001288.html
スマホ (auスマートパスユーザー用 )
http://ausp.dr-ebe-toushitsuseigen.jp
“糖質制限の第一人者”江部康二医師の完全監修サービス
「ドクター江部の糖質制限」提供開始!
~生活習慣病予防・ダイエットを成功に導く、必読の最新情報を毎日更新~
お問い合わせについては、
support@dr-ebe-toushitsuseigen.jp
こちらのアドレスへお願い申し上げます。
どのようなお問い合わせでも、対応して頂けるそうです。
以下は
auスマートパスの糖質制限アプリ『ドクター江部コラム』の原稿です。
☆☆☆
<コラム1>2018年3月
auスマートパスユーザーの皆さん、はじめまして。
auスマートパスで、初の糖質制限アプリのご紹介です。
この 糖質制限アプリ 、日本全国の糖質制限食実践者の皆さんに、
少しでもお役に立てば嬉しいです。
糖質制限食という言葉はすっかり日本社会に定着してきましたが、
日本では、1999年から京都の高雄病院で糖尿病治療食として開始したのが最初です。
「血糖値に直接影響を与えるのは糖質だけで、タンパク質・脂質は与えない」
という生理学的事実を臨床に応用した食事療法です。
2018年4月現在まで、高雄病院では糖尿病患者さんを中心に約1300人以上
に糖質制限食による入院治療を行い、画期的な成果をあげてきました。
入院して「従来の糖尿病食(高糖質食)」と「糖質制限食」を食べて頂き、
血糖の日内変動変化、或いはCGMを比較することで、
患者さんに、「糖質だけが血糖を上げる」ということを、実際に体験して貰うと、
糖質制限食に対するモチベーションが上がります。
これらの経験を踏まえ2005年には私が本邦初の一般向けの本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を出版し、
日本社会に糖質制限食が認識され始めるきっかけとなりました。
最近では、ダイエットの主流としても確固たる地位を築いています。
糖質制限食の社会への浸透による市場規模は拡大の一途を辿っています。
調査会社の富士経済の調べでは、
2016年の同市場の規模は前年比7.7%増の3431億円の見込みとのことでした。
コンビニやファミレスにも、普通に糖質制限OKな食材やメニューがある、
糖質制限食実践者にとって、とても幸せな時代となりました。
<コラム2>2018年4月
2016/7/20(水)、NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集されました。
まずは、糖質制限食が空前のブームとのことでした。
番組出演の群馬大学名誉教授の栄養学者の高橋久仁子さんが 、
「ダイエットブームは、たいていせいぜい1~2ヶ月、長くても半年で終わりますが、
糖質制限食だけは年単位で続いているのが不気味です。」
と述べておられたのがとても印象的でした。
この意見に対する私の回答は、不気味でも何でもなく、糖質制限食はブームではなく真実そのものであり、
実践すればすぐに効果がわかります。
そして、糖質制限食は生理学的事実に基づく基礎理論と、
ランダム化比較試験(RCT)やコホート研究など
信頼度の高い複数のエビデンスにより裏付けられた科学的な食事療法なのです。
糖質制限食の効果については、例えば2015年12月のランセットに掲載された論文で
『低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果は高い。』と報告され、
2008年7月のニューイングランドジャーナルに掲載された、
「ダイレクト試験」では、脂肪制限食に比較して、
減量効果とHbA1c改善効果が証明されています。
これらはいずれもエビデンスレベル1であり、4段階の最高レベルです。
さらに、糖質制限食で糖尿病が改善した方々は、
2018年4月現在、高雄病院入院患者さんだけでも約1300名以上おられます。
このように糖質制限食の有効性については、確固たるエビデンスが存在しています。
ときに、動物実験の結果や一個人の体験談などをもとに糖質制限批判をする人がいますが、
これらはいずれもヒトのエビデンスとはなりません。
江部康二
ネットの記事を見たのですが糖質制限での最近の常識では脂質では太らないということですが本当にいくらでも脂質を取っても太らないのでしょうか?動物性脂質でも太らなくて健康にもわるくないのでしょうか?
私はいろいろダイエットしてますがやはりカロリーが多いと太りますがどうなのでしょうか?
私はいろいろダイエットしてますがやはりカロリーが多いと太りますがどうなのでしょうか?
2018/06/18(Mon) 21:33 | URL | マロン | 【編集】
マロン さん
①摂取エネルギーが消費エネルギーを上回れば、体重は増えます。
②摂取エネルギーが同一なら、糖質制限が最も体重が減ります。
③日本脂質栄養学会は動物性脂肪は安全としていますが、日本動脈硬化学会は動物性脂肪の取り過ぎは良くないとしています。
私は日本脂質栄養学会に賛成です。
①摂取エネルギーが消費エネルギーを上回れば、体重は増えます。
②摂取エネルギーが同一なら、糖質制限が最も体重が減ります。
③日本脂質栄養学会は動物性脂肪は安全としていますが、日本動脈硬化学会は動物性脂肪の取り過ぎは良くないとしています。
私は日本脂質栄養学会に賛成です。
2018/06/19(Tue) 13:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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