2018年04月28日 (土)
【脂肪肝が無くなりました。
糖尿病ではありませんが、健康診断で脂肪肝が有ると言われて
超音波画像を見せてもらったら、肝臓が白く写っていました。
1年間、米とパン・麺類・パスタ類だけを厳しく制限した所、
今日の検査で「脂肪肝が無くなっている。」と言われました。
びっくりしました!!
糖質制限初心者でこれから勉強しようと思いますが
江部先生のブログを拝見して漠然と糖尿病でなくても
「糖質制限は体に良さそうだ。」と思って始めてみて、
1年で驚きの結果が得られたので感謝の気持ちで報告させて頂きました。
ありがとうございました。】
Re: 脂肪肝が無くなりました。
糖質制限初心者 さん
穀物を徹底的に制限して
脂肪肝改善、良かったですね。
体重も減りましたか?
江部康二
【18/04/28 糖質制限初心者
お返事ありがとうございます。
1年間、米とパン・麺類・パスタ類だけを厳しく制限した所、
脂肪肝がきれいになくなった上に、体重が8kgも減って
(163cm 65kg → 57kg)膝の痛みもなくなりました。
先生のおかげ様です!!ありがとうございました。これからも続けます。】
こんにちは。
今回は、糖質制限食と脂肪肝のお話しです。
糖質制限初心者さん、
1年間、主食をやめて、脂肪肝改善、体重改善で
膝の痛みもなくなったとは素晴らしいです。
脂肪肝といっても、結構こわいタイプもあるので、治って良かったです。
脂肪肝(しぼうかん)とは、文字通り肝臓に脂肪が蓄積した状態です。
近年、30代~40代を中心に増加傾向にあります。
脂肪肝は
1)非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)
a)単純脂肪肝 肥満などによるもの
b)非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-Alcoholic SteatoHepatitis)
2)アルコール性脂肪肝 飲酒によるもの
3)妊娠に伴うもの 急性妊娠性脂肪肝(AFLP)
AFLP:Acute Fatty Liver of Pregnancy
などにわけられます。
NAFLD(nonalcoholic fatty liver disease、非アルコール性脂肪肝疾患)は、
アルコールを原因としない脂肪肝です。
NAFLDの8割から9割は炎症や線維化を伴わない「単純性脂肪肝」です。
多くは肥満が関係します。単純脂肪肝の予後は良好です。
非アルコール性の脂肪肝はかつては、放置してもさしたることはないと言われていましたが、
近年、上述の「NASH」が認識されるようになり、様相が一変しました。
非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis)を略してNASHです。
単純脂肪肝とは異なり、炎症があるのでこわいのです。
NASHは、肝炎から肝硬変や肝臓癌に進展することもあり、結構こわいのです。
NAFLDの1割くらいが、NASHです。
単純性脂肪肝からNASHへ進行することもあります。
肝臓に脂肪が蓄積→脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝炎→肝硬変→肝癌
B型ウィルスやC型ウィルスや飲酒以外に、NASHからも肝癌になり得るので、ゆめゆめ油断は禁物なのです。
脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質です。
①糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
②血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。
③追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。
④筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。
⑤まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。
⑥筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、
脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。
このように、追加分泌のインスリンが大量・頻回に出ることが、脂肪肝や肥満の根本要因であり、
インスリンが肥満ホルモンと言われる所以です。
3大栄養素「糖質・脂質・タンパク質」のうち、血糖値に直接影響を与えるのは、糖質だけです。
脂質・タンパク質は血糖値に直接影響を与えることはありません。
追加分泌インスリンが大量に必要となるのは、糖質摂取時だけです。
タンパク質は、ごく少量の追加分泌インスリンを分泌させます。
脂質は、追加分泌インスリンを分泌させません。
脂肪肝も内臓脂肪肥満もメタボリック・シンドロームも、
糖質の頻回・過剰摂取によるインスリンの頻回・過剰分泌が根本要因と思います。
内臓脂肪肥満やメタボになれば、インスリン抵抗性も出現してきて、
血糖値を正常に保つために基礎分泌インスリンの量も増加します。
このようにして、インスリン追加分泌も基礎分泌も過剰になり、ますます、
脂肪肝や内臓脂肪肥満やメタボリック・シンドロームは進行して悪循環に陥ります。
上述の如く人体の生理・栄養・代謝面から理論的に考えてみると、
<糖質→食後血糖値上昇→追加分泌インスリン大量分泌→中性脂肪合成→脂肪肝・肥満>
ということが明確に理解できます。
つまり、糖質を普通に食べていたら、少々のカロリー制限をしても、脂肪肝が改善することは極めて困難なのです。
一方、糖質制限食実践で、例えば肉・魚・豆腐などを摂取すれば、当然高脂質・高タンパク食となりますが、
この間常に脂肪が分解されエネルギー源として使われています。
つまり、糖質制限食を食べている最中にも同時に中性脂肪が分解されて脂肪酸やケトン体になり、
骨格筋・心筋・内臓でエネルギー源として利用されているのです。
ケトン体は脳でも利用されます。
この「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が日常的に利用されているのが、人類本来の姿であり、
農耕前の700万年間はずっとそうでした。
糖質制限食で脂肪が分解されていた人が、糖質を摂取して血糖値が上昇すると、
「糖質制限食→中性脂肪分解→脂肪酸・ケトン体→骨格筋・心筋・内臓のエネルギー源」
というパターンが
「糖質摂取→血糖値上昇→追加分泌インスリン大量分泌→中性脂肪合成」
というパターンに変化し、脂肪肝・肥満につながるわけです。
私自身、2002年の糖尿病発覚の時点で、メタボリックシンドロームの基準を満たしていました。
<身長167cm 体重67kg 高血圧140~180/90~110 腹囲86cm>
スーパー糖質制限食実践半年で10kg減量して57kg。
血圧は140~180/90~110 → 120~130/70~80。
メタボリックシンドロームの基準が全て正常になりました。
内臓脂肪CT126cm2 → 70cm2 (正常は100未満)
となりました。
私だけでなく多くの脂肪肝の患者さんがスーパー糖質制限食で速やかに改善しています。
ブログ読者の脂肪肝の皆さん、安心して魚も肉も卵も野菜もしっかり食べて、
美味しく楽しくスーパー糖質制限食で、脂肪肝改善を目指して下さいね。
なお、急性妊娠性脂肪肝(AFLP)はまれな疾患(6000~7000妊娠に1例ていど)ですが、
重篤となることもあり注意が必要です。
AFLPは理論的には糖質制限食で予防できると思います。
江部康二
糖尿病ではありませんが、健康診断で脂肪肝が有ると言われて
超音波画像を見せてもらったら、肝臓が白く写っていました。
1年間、米とパン・麺類・パスタ類だけを厳しく制限した所、
今日の検査で「脂肪肝が無くなっている。」と言われました。
びっくりしました!!
糖質制限初心者でこれから勉強しようと思いますが
江部先生のブログを拝見して漠然と糖尿病でなくても
「糖質制限は体に良さそうだ。」と思って始めてみて、
1年で驚きの結果が得られたので感謝の気持ちで報告させて頂きました。
ありがとうございました。】
Re: 脂肪肝が無くなりました。
糖質制限初心者 さん
穀物を徹底的に制限して
脂肪肝改善、良かったですね。
体重も減りましたか?
江部康二
【18/04/28 糖質制限初心者
お返事ありがとうございます。
1年間、米とパン・麺類・パスタ類だけを厳しく制限した所、
脂肪肝がきれいになくなった上に、体重が8kgも減って
(163cm 65kg → 57kg)膝の痛みもなくなりました。
先生のおかげ様です!!ありがとうございました。これからも続けます。】
こんにちは。
今回は、糖質制限食と脂肪肝のお話しです。
糖質制限初心者さん、
1年間、主食をやめて、脂肪肝改善、体重改善で
膝の痛みもなくなったとは素晴らしいです。
脂肪肝といっても、結構こわいタイプもあるので、治って良かったです。
脂肪肝(しぼうかん)とは、文字通り肝臓に脂肪が蓄積した状態です。
近年、30代~40代を中心に増加傾向にあります。
脂肪肝は
1)非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)
a)単純脂肪肝 肥満などによるもの
b)非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-Alcoholic SteatoHepatitis)
2)アルコール性脂肪肝 飲酒によるもの
3)妊娠に伴うもの 急性妊娠性脂肪肝(AFLP)
AFLP:Acute Fatty Liver of Pregnancy
などにわけられます。
NAFLD(nonalcoholic fatty liver disease、非アルコール性脂肪肝疾患)は、
アルコールを原因としない脂肪肝です。
NAFLDの8割から9割は炎症や線維化を伴わない「単純性脂肪肝」です。
多くは肥満が関係します。単純脂肪肝の予後は良好です。
非アルコール性の脂肪肝はかつては、放置してもさしたることはないと言われていましたが、
近年、上述の「NASH」が認識されるようになり、様相が一変しました。
非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis)を略してNASHです。
単純脂肪肝とは異なり、炎症があるのでこわいのです。
NASHは、肝炎から肝硬変や肝臓癌に進展することもあり、結構こわいのです。
NAFLDの1割くらいが、NASHです。
単純性脂肪肝からNASHへ進行することもあります。
肝臓に脂肪が蓄積→脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝炎→肝硬変→肝癌
B型ウィルスやC型ウィルスや飲酒以外に、NASHからも肝癌になり得るので、ゆめゆめ油断は禁物なのです。
脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質です。
①糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
②血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。
③追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。
④筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。
⑤まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。
⑥筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、
脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。
このように、追加分泌のインスリンが大量・頻回に出ることが、脂肪肝や肥満の根本要因であり、
インスリンが肥満ホルモンと言われる所以です。
3大栄養素「糖質・脂質・タンパク質」のうち、血糖値に直接影響を与えるのは、糖質だけです。
脂質・タンパク質は血糖値に直接影響を与えることはありません。
追加分泌インスリンが大量に必要となるのは、糖質摂取時だけです。
タンパク質は、ごく少量の追加分泌インスリンを分泌させます。
脂質は、追加分泌インスリンを分泌させません。
脂肪肝も内臓脂肪肥満もメタボリック・シンドロームも、
糖質の頻回・過剰摂取によるインスリンの頻回・過剰分泌が根本要因と思います。
内臓脂肪肥満やメタボになれば、インスリン抵抗性も出現してきて、
血糖値を正常に保つために基礎分泌インスリンの量も増加します。
このようにして、インスリン追加分泌も基礎分泌も過剰になり、ますます、
脂肪肝や内臓脂肪肥満やメタボリック・シンドロームは進行して悪循環に陥ります。
上述の如く人体の生理・栄養・代謝面から理論的に考えてみると、
<糖質→食後血糖値上昇→追加分泌インスリン大量分泌→中性脂肪合成→脂肪肝・肥満>
ということが明確に理解できます。
つまり、糖質を普通に食べていたら、少々のカロリー制限をしても、脂肪肝が改善することは極めて困難なのです。
一方、糖質制限食実践で、例えば肉・魚・豆腐などを摂取すれば、当然高脂質・高タンパク食となりますが、
この間常に脂肪が分解されエネルギー源として使われています。
つまり、糖質制限食を食べている最中にも同時に中性脂肪が分解されて脂肪酸やケトン体になり、
骨格筋・心筋・内臓でエネルギー源として利用されているのです。
ケトン体は脳でも利用されます。
この「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が日常的に利用されているのが、人類本来の姿であり、
農耕前の700万年間はずっとそうでした。
糖質制限食で脂肪が分解されていた人が、糖質を摂取して血糖値が上昇すると、
「糖質制限食→中性脂肪分解→脂肪酸・ケトン体→骨格筋・心筋・内臓のエネルギー源」
というパターンが
「糖質摂取→血糖値上昇→追加分泌インスリン大量分泌→中性脂肪合成」
というパターンに変化し、脂肪肝・肥満につながるわけです。
私自身、2002年の糖尿病発覚の時点で、メタボリックシンドロームの基準を満たしていました。
<身長167cm 体重67kg 高血圧140~180/90~110 腹囲86cm>
スーパー糖質制限食実践半年で10kg減量して57kg。
血圧は140~180/90~110 → 120~130/70~80。
メタボリックシンドロームの基準が全て正常になりました。
内臓脂肪CT126cm2 → 70cm2 (正常は100未満)
となりました。
私だけでなく多くの脂肪肝の患者さんがスーパー糖質制限食で速やかに改善しています。
ブログ読者の脂肪肝の皆さん、安心して魚も肉も卵も野菜もしっかり食べて、
美味しく楽しくスーパー糖質制限食で、脂肪肝改善を目指して下さいね。
なお、急性妊娠性脂肪肝(AFLP)はまれな疾患(6000~7000妊娠に1例ていど)ですが、
重篤となることもあり注意が必要です。
AFLPは理論的には糖質制限食で予防できると思います。
江部康二
先生、いつもお世話になります。
一昨日、診察ありがとうございます。
食事でよく腹八分目がいいと言われますが、
腹八分目にするコツみたいなのありますか?
今日、食べ過ぎて、5時間ぐらい気分が悪いのが、
続きました。
ちなみにスーパー糖質制限で、食後4時間血糖値120でした。デベルザ、エクア、メトグルコ飲んでいます。
食事中に、これで腹八分目になるかどうか予想するの
難しいです。
一昨日、診察ありがとうございます。
食事でよく腹八分目がいいと言われますが、
腹八分目にするコツみたいなのありますか?
今日、食べ過ぎて、5時間ぐらい気分が悪いのが、
続きました。
ちなみにスーパー糖質制限で、食後4時間血糖値120でした。デベルザ、エクア、メトグルコ飲んでいます。
食事中に、これで腹八分目になるかどうか予想するの
難しいです。
2018/04/28(Sat) 22:05 | URL | 久堀 | 【編集】
投稿をとりあげてくださり、ありがとうございました。
>糖質を普通に食べていたら、少々のカロリー制限をしても、
>脂肪肝が改善することは極めて困難
まさにまさに、私が身をもって経験しました。
摂取する脂肪を減らしても脂肪肝は一向に改善しませんでした!!
>糖質制限食を食べている最中にも同時に
>中性脂肪が分解されて脂肪酸やケトン体になり、
こちらもです!!
中性脂肪が200近かったのに、60~70になりました!!
これからも美味しく、楽しく、糖質制限を一生続けます。
江部先生、ありがとうございました!!
>糖質を普通に食べていたら、少々のカロリー制限をしても、
>脂肪肝が改善することは極めて困難
まさにまさに、私が身をもって経験しました。
摂取する脂肪を減らしても脂肪肝は一向に改善しませんでした!!
>糖質制限食を食べている最中にも同時に
>中性脂肪が分解されて脂肪酸やケトン体になり、
こちらもです!!
中性脂肪が200近かったのに、60~70になりました!!
これからも美味しく、楽しく、糖質制限を一生続けます。
江部先生、ありがとうございました!!
2018/04/29(Sun) 11:48 | URL | 糖質制限初心者 | 【編集】
久堀 さん
腹八分目は、自己管理で慣れていくしかないと思います。
腹八分目は、自己管理で慣れていくしかないと思います。
2018/04/29(Sun) 16:29 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、ありがとうございます。
自己管理による慣れですね。
自己管理による慣れですね。
2018/04/29(Sun) 18:06 | URL | 久堀 | 【編集】
はじめまして、もうすぐ試合を控えている減量中のプロボクサーです。今回の試合からスーパー糖質制限を取り入れた減量を始めたのですが、これまでにないくらい楽に体力、筋肉量も落とさず、順調に調整ができています。そこで質問なのですが、今まで試合前日の計量後の回復食はパスタやおにぎりなど炭水化物だらけの食事で済ましてきたのですが、回復食も糖質制限食にした方がいいのでしょうか?試合が決まる前に一度スーパー糖質制限食を2週間ほど試した後に、炭水化物だらけの食事をした結果、異常な眠気やダルさに襲われたことがあったので、回復食を炭水化物だらけの食事をしてしまうと、試合当日に動けなくなりそうで心配です。糖質制限食に理解のないジ ムなので、誰にも相談できずに悩んでいます。
2018/04/29(Sun) 19:29 | URL | 拳児 | 【編集】
糖質制限初心者 さん
脂肪肝、中性脂肪の改善、良かったですね。
脂肪肝、中性脂肪の改善、良かったですね。
2018/04/30(Mon) 14:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
拳児 さん
ボクシングの研究は見あたらないのですが、
「テコンドー選手と減量と運動能力、普通食に比しケトン食(糖質4.3%)が有効
ケトン食による減量が、有酸素運動パフォーマンスと筋肉疲労、
炎症の改善に有効である可能性を示唆。」
テコンドー選手では、減量と運動能力に関して、ケトン食(厳格な糖質制限食)が普通食より有効という研究があります。
「一度スーパー糖質制限食を2週間ほど試した後に、炭水化物だらけの食事をした結果、異常な眠気やダルさに襲われたことがあった」
そうなる可能性が高いので、計量後も、スーパー糖質制限食のほうが良いと思います。
井岡一翔選手も、かつて糖質制限食で世界タイトルを防衛しています。
ボクシングの研究は見あたらないのですが、
「テコンドー選手と減量と運動能力、普通食に比しケトン食(糖質4.3%)が有効
ケトン食による減量が、有酸素運動パフォーマンスと筋肉疲労、
炎症の改善に有効である可能性を示唆。」
テコンドー選手では、減量と運動能力に関して、ケトン食(厳格な糖質制限食)が普通食より有効という研究があります。
「一度スーパー糖質制限食を2週間ほど試した後に、炭水化物だらけの食事をした結果、異常な眠気やダルさに襲われたことがあった」
そうなる可能性が高いので、計量後も、スーパー糖質制限食のほうが良いと思います。
井岡一翔選手も、かつて糖質制限食で世界タイトルを防衛しています。
2018/04/30(Mon) 15:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
拳児 さん
減量直後の疲弊した体には吸収しやすいアミノ酸を水に溶いて飲むのが効果的ではないでしょうか?
ゴールドジムの「アミノ12パウダー」
http://www.thinkfitness-ec.com/f/dsg-153-
や、グリコの「プロスペック BCAA」
http://www.powerproduction.jp/products/bcaa/
のうようなものが良さそうです。
そして食欲が出てきましたら、ステーキor焼肉で赤身肉をガッツリといきたいところですね。
(タレの糖分には要注意ですが)
ビタミン&ミネラルもお忘れなく!
減量直後の疲弊した体には吸収しやすいアミノ酸を水に溶いて飲むのが効果的ではないでしょうか?
ゴールドジムの「アミノ12パウダー」
http://www.thinkfitness-ec.com/f/dsg-153-
や、グリコの「プロスペック BCAA」
http://www.powerproduction.jp/products/bcaa/
のうようなものが良さそうです。
そして食欲が出てきましたら、ステーキor焼肉で赤身肉をガッツリといきたいところですね。
(タレの糖分には要注意ですが)
ビタミン&ミネラルもお忘れなく!
2018/05/01(Tue) 10:09 | URL | 福助 | 【編集】
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