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SGLT2阻害薬と尿糖と空腹時血糖値。
【18/01/24 魚田フラント
SGLT2阻害剤について
1/9のHbA1cが7.0 と悪化してきている糖質セイゲニストの魚田フラントです。お世話になります。
小生、メトグルコ、セイブル、ジャヌビアに加え、2週間前に「ルセフィ2.5mg」を毎朝食後1錠を追加処方され、服用してきました。
体重はこの間で56.35kg→54.80kgに減少しました。
SMBGは、毎朝食前と就寝前に測っていますが、近頃140台から150台もあった空腹時血糖値が90〜100台に劇的に改善されました。
その効果に改めてビックリしました。腎臓で糖再処理をさせず尿糖で流すこの薬の作用ですね。

ところで、尿糖検査紙 「新ウリエースGA 」の取説によれば「食後に計測」とかかれていますが、試しにルセフィを飲んだ翌日朝一番に測ってみたところ尿糖+++の表示になりました。で、その日は一日中服用せず、翌日朝一番にも測ったところやはり尿糖+++でした。で二日目も服用せずで三日目の朝一番で尿糖++の表示になりました。そこで、担当の先生に毎日飲むのかを伺いましたらそうだということで、以後は毎日のんでいます。(メトグルコはのんでいますが、セイブルとジャヌビアは止めています。食前食後のSMBG値が100〜140台と改善されているので)

お伺いしたいのは、この薬はそれでも毎日飲む必要があるんでしょうか?
効き目が弱くなったら飲む-例えば3日に一錠ずつ-とかの飲み方はないのでしょうか?素朴な疑問です。 】



こんばんは。
魚田フラントさんから
SGLT2阻害薬と尿糖と空腹時血糖についてコメントを頂きました。
とても参考になります。
ありがとうございます。

『140台から150台もあった空腹時血糖値が90〜100台に劇的に改善されました。』

そうですね。早朝空腹時血糖値はSGLT2阻害薬内服の翌日には
結構劇的に改善することがあります。

『試しにルセフィを飲んだ翌日朝一番に測ってみたところ尿糖+++の表示になりました。で、その日は一日中服用せず、翌日朝一番にも測ったところやはり尿糖+++でした。で二日目も服用せずで三日目の朝一番で尿糖++の表示になりました。』

メーカーは、SGLT2阻害薬の効果は、1日で消えるといいますが、
内服中止しても、結構尿糖が出続けることがあります。
個人差があるようですが、私の患者さんでは
中止後も数日以上尿糖が出続けた人もいます。

しかしながら、
内服中止した場合は、改善していた空腹時血糖値が翌日には上昇し始めるので
やはり毎日内服する必要があると思います。


江部康二
コメント
SGLT2阻害剤
江部先生、早速のご回答に感謝申し上げます。
お陰様で、目の前のモヤモヤしていた霧が晴れて爽やかな気持ちになれました。

担当の医師に、ルセフィ錠に加えて、所謂「はれのひ」用に、グルファスト錠やセイブル錠も処方していただきました。

しかしながら、丁度2年前の1月に2週間、江部先生の高雄病院に入院させていただき、
*管理栄養士さんの具体的栄養指導
*江部先生や他の先生の糖質制限食の健康講座 等
更に加えて、
高雄病院での最高のホスピタリティを享受してから今日まで、頼もしい連れ合いの協力を得て実践を重ねてきていますので、家での食事では、これらの薬の服用機会がありませんでした。

しかし、いよいよ今週末から 旅行やら湯治やら呑み会やらで、朝夕は外食になります。

1日当たり60g以上の糖質との出会いは、必定!

勿論SMBGキットを持って出かけ、できるだけ食前-食後の値をチェックしつつ、楽しみは損なわずで過ごし、これから2週間後の通院日採決に臨みます。

GA値かHbA1c値かのどちらかはまだわかりませんが、きっと劇的に改善されているであろう数値にいまからワクワクしています。

ありがとうございました。
2018/01/25(Thu) 20:48 | URL | 魚田フラント | 【編集
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