2017年11月12日 (日)
こんばんは。
今や日本人の死因の一位はがんです。
誰しも「がん予防」は気になるところです。
そこで、世界がん研究基金の報告を
糖質制限食の観点から見直してみました。
世界がん研究基金「食べもの、栄養、運動とがん予防」2007年報告に関して、
いろんな日本語のサイトで要約は載っているのですが、
肥満とがんに関して、内容が微妙に食い違っていて、
どう解釈したものか悩んでましたが
やっと英文の本家のサイトにたどり着きました。
World cancer reserch fund
http://www.wcrf-uk.org/preventing_cancer/recommendations.php
この本家のサイトで、内容を検討してみました。
全部読むのは大変なので必要な確認だけしてみました。
その結果、ウィキペディアの解説が、
よくまとまっているので、以下に引用しました。
【食生活指針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
世界がん研究基金によるがん予防の勧告
1997年に4500以上の研究を研究を元に、「食べもの、栄養とがん予防」 (Food, Nutrition, and the Prevention of Cancer: A Global Perspective) が報告された。
日本では、がん予防14か条、タバコの制限を加えてがん予防15か条として紹介された。
2007年11月1日、世界がん研究基金とアメリカがん研究協会によって7000以上の研究を根拠に「食べもの、栄養、運動とがん予防」が報告されている。
①肥満 ゴール:BMIは21-23の範囲に。 推薦:標準体重の維持、BMI25未満。
②運動 推薦:毎日少なくとも30分の運動。
③体重を増やす飲食物 推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。
④植物性食品 ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するための精白されていない穀物である全粒穀物と豆を食べる。 推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。
トランス脂肪酸は心臓病のリスクとなるが、がんへの関与は知られていない。
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
⑥アルコール 男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。
⑦保存、調理 ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。 推奨:塩辛い食べものを避ける。
塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。
⑧サプリメント ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。 推奨:がん予防のためにサプリメントに頼らない。
⑨母乳哺育 6か月、母乳哺育をする。これは母親を主に乳がんから、子供を肥満や病気から守る。
⑩がん治療後 がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。
***
タバコの煙もがんの主因であると強調している。また、タバコとアルコールは相乗作用で発癌物質となる。】
<世界がん研究基金「食べもの、栄養、運動とがん予防」2007年報告に関する私の個人的な意見、主として糖質制限食の観点から>
①肥満
肥満に関しては、大腸・食道・膵臓・腎臓・子宮内膜(子宮)・乳房のガンになるリスクが高まるとしています。
これら6つのガンに関しては、はっきり肥満がリスクになるということです。
また、胆嚢に関しては、肥満がおそらく発ガンのリスクを高めるとしています。
そして、糖質制限食が肥満にはもっとも有効な治療法です。 (^_^)
②運動
は①とも関連してますね。運動はよいことですので私も賛成です。
③体重を増やす飲食物
体重を増やす飲食物は、炭水化物です。
摂取エネルギーは厚生労働省のいう「推定必要エネルギー」として、
糖質制限食実践が、体重を標準より増やさないためには一番いいです。
④植物性食品
植物性食品では、野菜から食物繊維の摂取を推奨で、賛成です。
しかし、穀物や果物は、血糖値を上昇させ、インスリンを過剰に分泌させるので
発がんリスクとなります。
やはり、糖質制限食のほうが、がん予防には良いです。
⑤動物性食品
欧米では、四つ足動物の肉を、一般に赤肉と呼ぶようです。
赤肉(牛・豚・羊)は週500g以下にという目標は、
日本人にはそんなに難しくはないように思いますが、
米国人にはとんでもなく厳しい数値目標ですね。
まあこれは、糖質を普通に食べている人における目標です。
加工肉は、少なめがいいと思いますが、日本人はもともとそんなに食べないですね。
最近は、動物性脂肪の害はないという文献も出てきているので個人的には、
もう少し赤肉を食べてもいいように思います。
また、スーパー糖質制限食実践者なら、「血糖値上昇」「過剰インスリン分泌」という
発がんリスクがほとんどないので、
この面からも赤肉をしっかり食べても大丈夫のように思います。
私自身は、豚肉、牛肉をよく食べます。鶏肉も魚もよく食べます。
「赤肉」:「魚・鶏肉」が1:1くらいです。
⑥アルコール
「男性は1日2杯まで」
これは仰有る通りかもしれませんが、残念ながら私には守れそうもありませんし、
守っていませんね。(-_-;)
⑦保存、調理
塩分6g以下ですか。結構厳しいですね。σ(=_=;)ヾ
⑧サプリメント
「がん予防のためにサプリメントには頼らない」と言い切ってあるのは嬉しいですね。
大賛成です。
⑨母乳哺育 6か月
こちらも賛成です。
⑩がん治療後
ガン治療後は、やはり「血糖値上昇」「過剰インスリン分泌」という発がんリスクをなくするために、スーパー糖質制限食が望ましいです。
***タバコ
タバコの害は言うまでもないですね。
タバコは確かにがんの主因の一つです。
江部康二
今や日本人の死因の一位はがんです。
誰しも「がん予防」は気になるところです。
そこで、世界がん研究基金の報告を
糖質制限食の観点から見直してみました。
世界がん研究基金「食べもの、栄養、運動とがん予防」2007年報告に関して、
いろんな日本語のサイトで要約は載っているのですが、
肥満とがんに関して、内容が微妙に食い違っていて、
どう解釈したものか悩んでましたが
やっと英文の本家のサイトにたどり着きました。
World cancer reserch fund
http://www.wcrf-uk.org/preventing_cancer/recommendations.php
この本家のサイトで、内容を検討してみました。
全部読むのは大変なので必要な確認だけしてみました。
その結果、ウィキペディアの解説が、
よくまとまっているので、以下に引用しました。
【食生活指針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
世界がん研究基金によるがん予防の勧告
1997年に4500以上の研究を研究を元に、「食べもの、栄養とがん予防」 (Food, Nutrition, and the Prevention of Cancer: A Global Perspective) が報告された。
日本では、がん予防14か条、タバコの制限を加えてがん予防15か条として紹介された。
2007年11月1日、世界がん研究基金とアメリカがん研究協会によって7000以上の研究を根拠に「食べもの、栄養、運動とがん予防」が報告されている。
①肥満 ゴール:BMIは21-23の範囲に。 推薦:標準体重の維持、BMI25未満。
②運動 推薦:毎日少なくとも30分の運動。
③体重を増やす飲食物 推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。
④植物性食品 ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するための精白されていない穀物である全粒穀物と豆を食べる。 推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。
トランス脂肪酸は心臓病のリスクとなるが、がんへの関与は知られていない。
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
⑥アルコール 男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。
⑦保存、調理 ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。 推奨:塩辛い食べものを避ける。
塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。
⑧サプリメント ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。 推奨:がん予防のためにサプリメントに頼らない。
⑨母乳哺育 6か月、母乳哺育をする。これは母親を主に乳がんから、子供を肥満や病気から守る。
⑩がん治療後 がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。
***
タバコの煙もがんの主因であると強調している。また、タバコとアルコールは相乗作用で発癌物質となる。】
<世界がん研究基金「食べもの、栄養、運動とがん予防」2007年報告に関する私の個人的な意見、主として糖質制限食の観点から>
①肥満
肥満に関しては、大腸・食道・膵臓・腎臓・子宮内膜(子宮)・乳房のガンになるリスクが高まるとしています。
これら6つのガンに関しては、はっきり肥満がリスクになるということです。
また、胆嚢に関しては、肥満がおそらく発ガンのリスクを高めるとしています。
そして、糖質制限食が肥満にはもっとも有効な治療法です。 (^_^)
②運動
は①とも関連してますね。運動はよいことですので私も賛成です。
③体重を増やす飲食物
体重を増やす飲食物は、炭水化物です。
摂取エネルギーは厚生労働省のいう「推定必要エネルギー」として、
糖質制限食実践が、体重を標準より増やさないためには一番いいです。
④植物性食品
植物性食品では、野菜から食物繊維の摂取を推奨で、賛成です。
しかし、穀物や果物は、血糖値を上昇させ、インスリンを過剰に分泌させるので
発がんリスクとなります。
やはり、糖質制限食のほうが、がん予防には良いです。
⑤動物性食品
欧米では、四つ足動物の肉を、一般に赤肉と呼ぶようです。
赤肉(牛・豚・羊)は週500g以下にという目標は、
日本人にはそんなに難しくはないように思いますが、
米国人にはとんでもなく厳しい数値目標ですね。
まあこれは、糖質を普通に食べている人における目標です。
加工肉は、少なめがいいと思いますが、日本人はもともとそんなに食べないですね。
最近は、動物性脂肪の害はないという文献も出てきているので個人的には、
もう少し赤肉を食べてもいいように思います。
また、スーパー糖質制限食実践者なら、「血糖値上昇」「過剰インスリン分泌」という
発がんリスクがほとんどないので、
この面からも赤肉をしっかり食べても大丈夫のように思います。
私自身は、豚肉、牛肉をよく食べます。鶏肉も魚もよく食べます。
「赤肉」:「魚・鶏肉」が1:1くらいです。
⑥アルコール
「男性は1日2杯まで」
これは仰有る通りかもしれませんが、残念ながら私には守れそうもありませんし、
守っていませんね。(-_-;)
⑦保存、調理
塩分6g以下ですか。結構厳しいですね。σ(=_=;)ヾ
⑧サプリメント
「がん予防のためにサプリメントには頼らない」と言い切ってあるのは嬉しいですね。
大賛成です。
⑨母乳哺育 6か月
こちらも賛成です。
⑩がん治療後
ガン治療後は、やはり「血糖値上昇」「過剰インスリン分泌」という発がんリスクをなくするために、スーパー糖質制限食が望ましいです。
***タバコ
タバコの害は言うまでもないですね。
タバコは確かにがんの主因の一つです。
江部康二
2017/11/12(Sun) 21:36 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
江部先生を信じて糖質制限食を続けていますが、また不安になる記事が出ました。
文京大学健康栄養学部の福永淑子教授(調理学)によれば、「健康な人でも極端に炭水化物を食習慣から取り除くなどの糖質制限は免疫力の低下を招き、様々な疾病につながりかねない。健康被害の恐れもあり、極端な糖質制限の風潮が浸透するのは危険」と警鐘を鳴らす。
私毎ですが、先週喉が猛烈に痛くなり、久しぶりに会社を3日休みました。
もしかしたら、糖質制限による免疫力の低下が原因ではないかと不安に感じています。
(日経電子版より)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23380560R11C17A1CC0000/
文京大学健康栄養学部の福永淑子教授(調理学)によれば、「健康な人でも極端に炭水化物を食習慣から取り除くなどの糖質制限は免疫力の低下を招き、様々な疾病につながりかねない。健康被害の恐れもあり、極端な糖質制限の風潮が浸透するのは危険」と警鐘を鳴らす。
私毎ですが、先週喉が猛烈に痛くなり、久しぶりに会社を3日休みました。
もしかしたら、糖質制限による免疫力の低下が原因ではないかと不安に感じています。
(日経電子版より)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23380560R11C17A1CC0000/
ペット検査で広く知られているように癌細胞は糖質がお好き、なのですね!!!
2017/11/13(Mon) 09:11 | URL | らこ | 【編集】
砂糖を減らして肉を食べるのが本当にいいのか?新研究をめぐる論点
https://medley.life/news/59fff951e0a86757a649da16/
https://medley.life/news/59fff951e0a86757a649da16/
2017/11/13(Mon) 10:57 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
写真を見るとおいしそうです。
このようなメニューを街のレストランでも出してほしいですね。
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1313109_2504.html
このようなメニューを街のレストランでも出してほしいですね。
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1313109_2504.html
江部先生いつも有益な情報を有難うございます。ブログで何度も扱われている事例なのですが、自分の数値となると少々疑問があり教えていただければと思います。
5月より久々にパート勤めを始め数年振りに健康診断を受けました。ここ3年程ユルい糖質制限をしていましたが、血液検査はして無かったので楽しみにしていました。
食事は朝食は取らず
漢方薬と婦宝当帰膠というエキス剤(少量ですがかなり甘いので糖質も高めかもしれません)
漢方薬は更年期用にですが、甘草も含まれているので糖質的に気になっています。
朝→補中益気湯・柴胡肝柴肝散防・防已黄耆湯
夜→帰脾湯・三黄瀉心湯
これにエキス剤の婦宝当帰膠を一緒に飲んでいます。
基本、昼・夜二食。肉や野菜のおかずのみ。
週3程度間食や夏ビールも呑んでしまっていますので、この時点で随分ユルいです。
食事内容は変わりませんが働き始めてから量が増えたせいか半年で4キロ増えました。
現在51才・166センチ・56キロです。
健康診断結果は脂質検査と肝機能に赤でHが付きました。
総コレステロール→H 238
LDL → 127
HDL → 99
肝機能GOT → 18
GTP → 29
ΓGTP →H 51
コレステロールの数値は比率を計算すると心配ない様に思いますが、総コレステロールも基準値を超えない方が良いのでしょうか?
肝機能についてはアルコールのせいか、もしや漢方薬?ちょっと調べたところ、コレステロールが高い場合もあるみたいだったので、改善出来ればと思います。アルコールと薬はやめた方が良いのかもしれません。
糖質制限食でタンパク質がかなり多めだと思うので腎の項目も気になっていましたがA判定。しかし、これにも比率があるとネットで知ったのですが
尿素窒素 → 14
クレアチニン →0.58
基準値?が10で、それより随分多いのですが心配要らないのでしょうか?
空腹時血糖値 →83
当日朝、漢方薬を飲んでしまいましたが食事は18時間空き、仕事中(結構汗をかきました)水分量が足りなかったので尿があまり出ない状態でした。脱水状態だと 何かの検査に関わる事もあると、何処かで読みましたが関係しますか?
45才頃は暴飲暴食がたたり、気づいた時には68キロ。更年期もあるでしょうが、頻脈(長時間信じられない程速く脈打ち、死ぬかと思いました)、目眩、体調不良で絶不調。やる気のなさや異常な眠気で一日中寝てばかり、異常に怒りっぽいなどで生活はめちゃめちゃでした。その後、やる気のなさで食事さえ取れない事もあり、いつの間にか52キロ。更に不調に陥りました。
江部先生の糖質制限を知ったのは体重が減ってからですが、それからは食事もしっかり摂っているので体調や心が随分軽くなり頭の中がクリアといいますか…思考が以前より整理整頓?できる様になったといいますか…あの頃何故あんなに絶不調だったのかと悔やまれます。なにより年頃の子ども達の生活まで巻込み申し訳なかったなあ〜と大反省しています。
5月より久々にパート勤めを始め数年振りに健康診断を受けました。ここ3年程ユルい糖質制限をしていましたが、血液検査はして無かったので楽しみにしていました。
食事は朝食は取らず
漢方薬と婦宝当帰膠というエキス剤(少量ですがかなり甘いので糖質も高めかもしれません)
漢方薬は更年期用にですが、甘草も含まれているので糖質的に気になっています。
朝→補中益気湯・柴胡肝柴肝散防・防已黄耆湯
夜→帰脾湯・三黄瀉心湯
これにエキス剤の婦宝当帰膠を一緒に飲んでいます。
基本、昼・夜二食。肉や野菜のおかずのみ。
週3程度間食や夏ビールも呑んでしまっていますので、この時点で随分ユルいです。
食事内容は変わりませんが働き始めてから量が増えたせいか半年で4キロ増えました。
現在51才・166センチ・56キロです。
健康診断結果は脂質検査と肝機能に赤でHが付きました。
総コレステロール→H 238
LDL → 127
HDL → 99
肝機能GOT → 18
GTP → 29
ΓGTP →H 51
コレステロールの数値は比率を計算すると心配ない様に思いますが、総コレステロールも基準値を超えない方が良いのでしょうか?
肝機能についてはアルコールのせいか、もしや漢方薬?ちょっと調べたところ、コレステロールが高い場合もあるみたいだったので、改善出来ればと思います。アルコールと薬はやめた方が良いのかもしれません。
糖質制限食でタンパク質がかなり多めだと思うので腎の項目も気になっていましたがA判定。しかし、これにも比率があるとネットで知ったのですが
尿素窒素 → 14
クレアチニン →0.58
基準値?が10で、それより随分多いのですが心配要らないのでしょうか?
空腹時血糖値 →83
当日朝、漢方薬を飲んでしまいましたが食事は18時間空き、仕事中(結構汗をかきました)水分量が足りなかったので尿があまり出ない状態でした。脱水状態だと 何かの検査に関わる事もあると、何処かで読みましたが関係しますか?
45才頃は暴飲暴食がたたり、気づいた時には68キロ。更年期もあるでしょうが、頻脈(長時間信じられない程速く脈打ち、死ぬかと思いました)、目眩、体調不良で絶不調。やる気のなさや異常な眠気で一日中寝てばかり、異常に怒りっぽいなどで生活はめちゃめちゃでした。その後、やる気のなさで食事さえ取れない事もあり、いつの間にか52キロ。更に不調に陥りました。
江部先生の糖質制限を知ったのは体重が減ってからですが、それからは食事もしっかり摂っているので体調や心が随分軽くなり頭の中がクリアといいますか…思考が以前より整理整頓?できる様になったといいますか…あの頃何故あんなに絶不調だったのかと悔やまれます。なにより年頃の子ども達の生活まで巻込み申し訳なかったなあ〜と大反省しています。
2017/11/13(Mon) 17:19 | URL | ゆう | 【編集】
先程、中性脂肪を記入しませんでした。
申し訳ありません。
中性脂肪→ 45
でした。
申し訳ありません。
中性脂肪→ 45
でした。
2017/11/13(Mon) 17:23 | URL | ゆう | 【編集】
中嶋一雄 先生
情報をありがとうございます。
阪大の荻原先生のケースも記載されていますね。
情報をありがとうございます。
阪大の荻原先生のケースも記載されていますね。
2017/11/13(Mon) 21:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
中嶋一雄 先生
コメントありがとうございます。
コメントありがとうございます。
2017/11/13(Mon) 22:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
yanosono さん
情報をありがとうございます。
糖質量はかなり少なくなっているでしょうが、どのくらいなのでしょうね?
情報をありがとうございます。
糖質量はかなり少なくなっているでしょうが、どのくらいなのでしょうね?
2017/11/13(Mon) 22:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ゆう さん
総コレステロール→H 238
LDL → 127
HDL → 99
TG → 45
脂質に関しては、大変好ましいパターンです。
これならLDL-Cは標準の大きさの善玉であり、悪玉の小粒子LDL-Cはほとんどないので安心です。
尿素窒素 → 14
クレアチニン →0.58
腎機能も、完全に正常範囲内でOKです。
肝機能GOT → 18
GTP → 29
GTP →H 51
γGTPだけが軽度高値のパターンは女性では時々あります。
γGTPは胆道系の酵素です。
ごく軽度なのでこのまま経過をみて良いと思います。
もし、γGTPが上昇するようなら、ウルソが有効なことが多いです。
現在51才・166センチ・56キロ
BMIは20.3なので、ほどよい体重です。
総コレステロール→H 238
LDL → 127
HDL → 99
TG → 45
脂質に関しては、大変好ましいパターンです。
これならLDL-Cは標準の大きさの善玉であり、悪玉の小粒子LDL-Cはほとんどないので安心です。
尿素窒素 → 14
クレアチニン →0.58
腎機能も、完全に正常範囲内でOKです。
肝機能GOT → 18
GTP → 29
GTP →H 51
γGTPだけが軽度高値のパターンは女性では時々あります。
γGTPは胆道系の酵素です。
ごく軽度なのでこのまま経過をみて良いと思います。
もし、γGTPが上昇するようなら、ウルソが有効なことが多いです。
現在51才・166センチ・56キロ
BMIは20.3なので、ほどよい体重です。
2017/11/13(Mon) 22:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
yanosono さん
文京大学健康栄養学部の福永淑子教授の発言には根拠がありません。
糖質制限食実践で、全身の血流・代謝が良くなるので、免疫力・自然治癒力も向上します。
過去、糖質制限賛成派の論文、反対派の論文がそれぞれでています。
もっとも信頼度が高いとされる「RCT研究論文」の数では、糖質制限食賛成派の圧勝です。
あとは、米国糖尿病学会の糖質制限食に対する見解の経年的変化を見れば、
わかりやすいです。
1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明を2008年以来5年ぶりに改訂し、
適切な三大栄養素比率は確立されていないことを明言しました。
そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
患者ごとに個別に様々な食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食, DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能。
つまり、米国糖尿病学会は2008年以降、数々のエビデンスに基づいて糖質制限を容認の方向に踏み出しました。
その後、5年間のエビデンスの蓄積(糖質制限食肯定も否定も含めて)を経て糖質制限食を正式容認です。
米国糖尿病学会の見解は、一個人の医師の見解とは異なり多くのエビデンスに基づくものですから、意義は大変大きいです。
2型糖尿病に対する食事療法として、米国では今や糖質制限食は重要な位置を占めるようなってきています。
例えば、米国のデューク大学(米ノースカロライナ州ダーラム)は、糖質制限食に関する臨床研究を積極的に行っています。
デューク大学のWilliam S. Yancy Jr.准教授は2013年10月のADA声明改訂委員の1人でもあります。
一般内科のEric C. Westman准教授は同大学生活習慣医学クリニック所長です。
Westman准教授は、炭水化物20g/日未満をクリニックで実践しています。
このようにデューク大学では、高雄病院のスーパー糖質制限食よりさらに厳格なケトジェニックダイエットを糖尿病治療食の標準として実践しています。
文京大学健康栄養学部の福永淑子教授の発言には根拠がありません。
糖質制限食実践で、全身の血流・代謝が良くなるので、免疫力・自然治癒力も向上します。
過去、糖質制限賛成派の論文、反対派の論文がそれぞれでています。
もっとも信頼度が高いとされる「RCT研究論文」の数では、糖質制限食賛成派の圧勝です。
あとは、米国糖尿病学会の糖質制限食に対する見解の経年的変化を見れば、
わかりやすいです。
1)2007年までは、糖質制限食を否定です。
2)2008年に、肥満を伴う糖尿病患者に1年間の期限つきで有効性を認めました。
3)2011年に、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限つきで有効性を認めました。
4)2013年10月、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明を2008年以来5年ぶりに改訂し、
適切な三大栄養素比率は確立されていないことを明言しました。
そして「糖質130g/日が平均的な最小必要量」という文言を削除し、
肥満の有無は関係なく、期限なしで、正式に糖質制限食を容認しました。
患者ごとに個別に様々な食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食, DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能。
つまり、米国糖尿病学会は2008年以降、数々のエビデンスに基づいて糖質制限を容認の方向に踏み出しました。
その後、5年間のエビデンスの蓄積(糖質制限食肯定も否定も含めて)を経て糖質制限食を正式容認です。
米国糖尿病学会の見解は、一個人の医師の見解とは異なり多くのエビデンスに基づくものですから、意義は大変大きいです。
2型糖尿病に対する食事療法として、米国では今や糖質制限食は重要な位置を占めるようなってきています。
例えば、米国のデューク大学(米ノースカロライナ州ダーラム)は、糖質制限食に関する臨床研究を積極的に行っています。
デューク大学のWilliam S. Yancy Jr.准教授は2013年10月のADA声明改訂委員の1人でもあります。
一般内科のEric C. Westman准教授は同大学生活習慣医学クリニック所長です。
Westman准教授は、炭水化物20g/日未満をクリニックで実践しています。
このようにデューク大学では、高雄病院のスーパー糖質制限食よりさらに厳格なケトジェニックダイエットを糖尿病治療食の標準として実践しています。
2017/11/14(Tue) 09:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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