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話題の「ケトン食でがんが消える」は本当か 東洋経済ONLINE
こんにちは。

2017年8月28日(月)
東洋経済ONLINEに

話題の「ケトン食でがんが消える」は本当か
最新知識を第一人者が解説
http://toyokeizai.net/articles/-/185139

という、私の写真入り記事が掲載されました。



☆☆☆
以下、東洋経済ONLINEの記事の抜粋です。

話題の「ケトン食でがんが消える」は本当か
最新知識を第一人者が解説
http://toyokeizai.net/articles/-/185139

江部 康二 : 高雄病院理事長 2017年08月28日

いま話題の「ケトン食のがん治療効果」について、
糖質制限食の第一人者である江部康二・高雄病院理事長が解説します。

最近、ダイエット本や健康書などで「ケトン体」や「ケトジェニックダイエット」といったタイトルが目立つようになってきた。
糖質制限を徹底した「ケトン食」が、ダイエット・健康に顕著な効果があるとするものだ。
なかには、このケトン食は「がん」の治療効果もあるとする医師の著書も出されている。
では、この「ケトン食」とはそもそもどういうものなのか。
がん治療効果は本当に期待できるのか。
『江部康二の糖質制限革命』を上梓した江部康二医師に、最新知識を語ってもらった。


サッカー長友で注目、「ケトン食」とは何か?


『江部康二の糖質制限革命』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
最近、話題になっているケトン食について説明しましょう。

サッカー日本代表の長友佑都選手が注目するようになってから、ケトン食が世の中に広く知られるようになりました。

そもそもケトン食というのは、小児のてんかんの治療食として始まったものです。
その内容は、成分の重さの比率で、脂肪とそのほかの食材を3対1にします。

これはエネルギーの比率でいうと、脂肪が87%という、極端に脂肪の多い食事となります。
糖質制限食の場合、脂質は50~60%ですから、これをさらに徹底した食事といえるでしょう。
これを実行すると体内の「ケトン体」が非常に増えます。

これが最近、注目されるようになった理由の一つは、小児てんかん以外にも効果があるという研究が増えてきたからです。
特に、ケトン食のがんへの効果について研究が進みつつあるのです。

このケトン食を難治性てんかんの治療として実行していたある子供に偶然、腫瘍(しゅよう)が発見されたのですが、
ケトン食を継続するうちに腫瘍が小さくなったという事例があり、
ケトン食にはがん治療効
果があるという仮説が出されました。


以上が、1ページ目です。

1)http://toyokeizai.net/articles/-/185139
サッカー長友で注目、「ケトン食」とは何か?

2)http://toyokeizai.net/articles/-/185139?page=2
「ケトン体によるがん治療」の最新研究

3) http://toyokeizai.net/articles/-/185139?page=3
そもそもケトン体とは何か

4) http://toyokeizai.net/articles/-/185139?page=4
ケトン体こそが人のメインエネルギーである

あと、3ページありますので、
興味があるかたは、是非、
東洋経済ONLINEを覗いてみていただけば幸いです。


江部康二
コメント
回転寿司
こんばんは。さて、番組表を見ていたら、今夜29日(火)午後11時から、テレビ東京系、ワールドビジネスサテライト、「大手の回転ずしチェーンが“糖質制限”のすしを開発!?」とあります。
2017/08/29(Tue) 00:21 | URL | デュピュイ取るモバイル | 【編集
「ケトン食でガンが消える、、、。」を読んで。
都内河北 鈴木です。

本日記事は、夏井睦医師ブログにも紹介ありました。

会席調理師として「調味」する時に感じていた事、
何故「糖質=炭水化物」を食べる事を配慮して「味付け」をする意味です。

昔から「塩害」「コレステロ~ル害」等は、現在は訂正されています。
未だに指導している医療者はいる様ですが。

「糖質制限理論」食生活実践すると判る事の1つに、
「味付けが薄くなる!!」です!!

何故なら、既成概念打破してまず感じる事でしょうね!!

そして結果として、私の様に「重症化した糖尿病」が、
・3ヶ月足らずから(インスリン自主離脱)正常化!!
・2年足らずで「糖尿病薬」全て自主離脱!!
・視力改善!!
・4年満了月脳梗塞頚動脈プラ~ク減少改善!!
・右眼失明(眼底手術痕・高血糖の記憶生涯などが、「消滅希少改善」あり!!
上記は確証可能な改善例です。

「ケトン食でガンは消える!!」などを考えても、
「糖質制限理論」を受容している「アメリカの医療界が発表している事」を考えれば、
私達に有益かと医学知識無縁の患者には「大変有益性高く信頼できます!!」
または「糖質制限理論」実践者には、「大変大きな希望でもあります!!」

私は糖尿病だけでなく他の悪化病態が改善期待して、
自身が理解把握して改善以上、生還覚醒してゆく事が楽しみです!!

現在の生活状況では、江部先生には何等感謝御礼もできませんが、
更なる改善事実を持ってコメントして行きます!!
ありがとうございます!!
敬具


2017/08/29(Tue) 10:45 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
血糖値とHbA1cの関係につきまして
おはようございます。
いつも、徒然日記を拝読しております。
糖質制限をはじめ、いろんなことを学んでおり心より感謝申し上げます。

私ごと、7月上旬から健康と美容のため、ビタミンD(不足分を補う)と総合ビタミンサプリメントを毎日各1錠飲んでおります。

(記録) mg/dL %
5月朝空腹時平均血糖値 106 HbA1c  6.3
6月       〃  105  〃   6.3
7月       〃  108 〃  6.3
8月       〃  96  〃 6.4
          (※8月体重1キロ増加)

8月に入り朝の空腹時平均血糖値は以前より下がったのですが、ヘモグロビンA1cは0.1%上がってしまいました。(7月の平均血糖値が高かったのも理由です)
少量のビタミンサプリメントとは無関係と思われます。
多分、朝の空腹時の血糖値が何らかの理由で下がっているので安心して、日中糖質の多いものを食べているのでしょう。基本に戻り、糖質制限食90日健康ノートを利用し、細かく記載してみることにします。

(お尋ね)
グルコーススパイクのことが気になります。
このような場合、かなり血糖値が上下しているのでしょうか。ご意見をお伺いしたく、よろしくお願い申し上げます。
2017/08/29(Tue) 11:57 | URL | はてな? | 【編集
江部先生。こんにちは。

http://www.kura-corpo.co.jp/fair/2017tousitsuoff.html

糖質制限のおすし、くら寿司さんですね。

うれしいです。
2017/08/29(Tue) 17:16 | URL | いいとも | 【編集
Re: 回転寿司
デュピュイ取るモバイル さん

情報をありがとうございます。
それは楽しみです。

しかし、

”糖質制限”の「すし」!?・・・って、何なんでしょうね? (∵)?
2017/08/29(Tue) 18:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 「ケトン食でガンが消える、、、。」を読んで。
都内河北 鈴木 さん

「ケトン食とガン」に関しては、まだまだ検討が必要な段階です。

一方、SGLT2阻害薬の研究で、
『ケトン体の臓器保護作用』とかが言われはじめたのは追い風と思います。
2017/08/29(Tue) 18:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限寿司

NHKニュース|NHK NEWS WEBメニュー
コメ使わない「すし」販売へ 糖質制限ニーズ高まりで

8月29日 15時53分
健康志向で糖質を抑えた食事のニーズが高まっているとして、外食チェーンが新たなメニューを相次いで打ち出す中で、回転寿司チェーン大手がコメを使わない「すし」の販売を始めることになりました。
コメを使わない「すし」を打ち出したのは、大阪府に本社を置く、回転寿司チェーン大手「くら寿司」で、31日から全国390店舗余りで販売を始めます。

この「すし」は、いわゆる「しゃり」の代わりに大根の酢漬けを使います。大根の酢漬けを細かく刻んで、しゃりのようにしたうえに、マグロなどのネタを乗せて握りずし風にしたり、ネタと一緒にのりで巻いて巻きずしのようにしたりしています。

大根の酢漬けは、しょうゆやゆずこしょうなどで味付けされ、食感もしゃりに近づける工夫をしているということです。

価格は、この店の通常のすしと同じですが、糖質を60%から80%程度抑えているということで、会社では生活習慣病の予防などで糖質を抑えたメニューを求める消費者を取り込みたいとしています。

「くら寿司」の運営会社の、田中信副社長は、「しゃりには、こだわりを持ってきたが、時代のニーズに合わせて新たなメニューを開発した。健康意識の高い女性を中心に糖質を気にせず食べてほしい」と話していました。

外食業界では、牛丼チェーン各社が糖質やカロリーを抑えたメニューを相次いで販売するなど消費者の健康志向の高まりに対応する動きが広がっています。
糖質制限の外食メニュー続々糖質制限の外食メニュー続々
外食チェーンの間では、糖質を抑えたメニューの開発が相次いでいます。このうち、東京や神奈川など首都圏でおよそ30店舗を展開するラーメンチェーンの「舎鈴」では、つけ麺ならぬ、「つけ肉」を販売しています。

糖質が多いとされる小麦の麺は使わずに、ゆでた豚肉をスープに浸して食べるというメニューです。通常のつけ麺よりも、糖質を半分以下に抑えているということで、健康を気にする中高年の客からの注文が多いということです。

50代の会社員の男性は、「糖質を控えていますが、このメニューならつけ麺を食べている感覚が楽しめ、ラーメン好きにはたまらないです」と話していました。

このラーメンチェーンを運営する「松富士食品」営業部の渡邉真治さんは、「こんなメニューを待っていたという反応もいただいているので、今後も野菜を多く使うなど健康を意識したメニューに力を入れていきたい」と話していました。
専門家「糖質を緩やかに制限を」
外食チェーンの間で糖質を抑えるというメニューが相次いでいることについて、健康的な食生活を呼びかけている社団法人「食・楽・健康協会」の代表理事を務める北里大学北里研究所病院の山田悟糖尿病センター長は「40代以上の男性の2人に1人が、生活習慣病の危険性が高まるメタボリックシンドロームか、その予備軍と言われている中で、その人たちが外食でも健康に気をつけながらおいしく食べられる食事が広がっているのは望ましいことだと思う」と話しています。

その一方で、山田氏は「糖質だけでなくカロリーも制限すると筋肉がやせ衰えてしまう。脂質やたんぱく質などもしっかり取って、糖質を緩やかに制限するのが正しい方法だ」と指摘しています。
2017/08/29(Tue) 19:04 | URL | ジェームズ中野 | 【編集
Re: タイトルなし
いいとも さん

嬉しい情報をありがとうございます。

「シャリの代わりにダイコンなどの野菜を」

という基本コンセプトですね。
くら寿司さん、いい感じです。
2017/08/29(Tue) 19:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ぺこら さん


「ケトン食とガン」に関しては、まだまだ検討が必要な段階です。

一方、SGLT2阻害薬の研究で、
『ケトン体の臓器保護作用』とかが言われはじめたのは追い風と思います。

今後、ケトン体高値が、がんだけで無く、様々な病気にポジティブに作用する可能性がでてきたと思います。

マウスの実験ではありますが、「ケトン体が酸化ストレスの抑制に寄与する」という糖質セイゲニストにとって、
大変ありがたい研究報告もあります。

酸化ストレスは、動脈硬化や老化やがん、パーキンソン病やアルツハイマー病や認知症にも深く関わっています。

酸化ストレスが抑制できればこれらの病気のリスクが減ることにつながります。

通常、薬物の動物実験は、なかなかヒトへの応用には、時間がかかるし、無理なことも多いのですが、
ケトン体は、多くの生命に共通のエネルギー源であり、いわゆる薬物ではないので、おおいに期待できると思います。
2017/08/29(Tue) 19:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限寿司
ジェームズ中野 さん

嬉しい情報のコメント、ありがとうございます。
近いうちに、記事にしたいと思います。
2017/08/29(Tue) 20:00 | URL | ドクター江部 | 【編集
2年前、乳がん・肺がんで乳房と肺舌区の全摘出手術を受け、
現在経過観察中の60代がん患者です。
体質的に白血球が常時1000未満でB型肝炎キャリアでもあるため、
抗がん剤治療ができません。いつ転移しても不思議ではない状況ですが
幸い、無事に3年生になれました。
入院中の一時、急激に血糖値が高くなりインスリン注射を打ったそうです。
現在、血糖値はGA値含め正常範囲ですが、血糖値急上昇に驚き、
ブログで江部先生を知り、ご著書を全て拝読して以来、
糖質制限を続けております。
他にも免疫に関わる民間療法を受けていますが、
糖質制限の効果には驚くばかりです。肌ツヤも良くなりました。

ご飯や麺類があれほど好きだったのに全く食べたいと感じなくなりましたし、
別の方が書いておられるように味付けも薄くなりました。
がんの積極的治療は何もしていないのに、定期検診では血液検査の数値が
いくつもの項目で良くなってきているので主治医も驚いており
(半信半疑なようですが)、糖質制限を続けてくださいね、と
言われています。髪の毛も増えてきました。
これからも楽しく糖質制限を続けたいと思います。
江部先生、本当にありがとうございます。
お忙しい中、ブログを書いてくださって、遠距離の私は
江部先生に命を救われた思いで居ります。
2017/08/30(Wed) 06:50 | URL | 女性ガン患者 | 【編集
ケトンとがんといえば
江部先生

ケトンとがんといえばやはりこの方ですね。

こたろうのブログ
https://ameblo.jp/yujikiyokotaro003/

日を増すごとにご健康になられているように感じます。
そしてブログに度々登場します脳腫瘍(膠芽腫という悪性の脳腫瘍)のパブロ青年も、ケトン食で腫瘍の成長を抑え、腫瘍摘出後も手術の後遺症はあるものの、少し残った癌の成長を抑えて徐々に元気になっていってます。
2017/08/30(Wed) 15:19 | URL | 福助 | 【編集
ケトジェニック
江部先生

こんばんは。Yahooニュースに「主食、果物抑えがん再発予防に…タイプ別“ケトジェニック”計画」と言う記事があったのですが、その記事の中で「糖質を極限まで長期にわたって制限すると、動脈硬化や糖尿病などのリスクが高まることがわかってきました。~」と記載がありましたが、本当なんでしょうか?ここで言う極限までと言うのがどこまで糖質を制限するのか?ですが、そうなると最低限の糖質量って決まっていてそれ以下は危険と言う事を意味すると思いますが、記事には、その記載がありません。また、古川先生の「ケトン食ががんを消す」も読みましたが、そんな事は、書いてなかったと思います。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170830-00010008-jisin-soci
2017/08/30(Wed) 20:13 | URL | テスタ | 【編集
Re: ケトンとがんといえば
福助 さん

嬉しい情報をありがとうございます。

こたろうさんもパブロ青年も、元気で「ケトン食」を続けて欲しいですね。
ケトン食有効性の「生き証人」です。
2017/08/30(Wed) 20:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ケトジェニック
テスタ さん

「糖質を極限まで長期にわたって制限すると、動脈硬化や糖尿病などのリスクが高まることがわかってきました。~」

このもとネタは、能登氏の論文と思われますが、信頼度の低い論文です。

以下をご参照頂けば幸いです。

2015年02月03日 (火)の本ブログ記事
「能登氏が2013年に発表した糖質制限食批判論文は信頼度が低い」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3271.html

2017/08/30(Wed) 21:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
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