2016年09月06日 (火)
こんにちは。
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
2016年10月8日(土)
NHKカルチャー梅田教室
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
のご案内です。
糖質制限食の最新の知識や情報をわかりやすく楽しくお話します。
大阪、神戸、関西方面の方々、是非ご参加いただけば幸いです。
お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。
2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。
なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した「栄養療法に関する声明」のなかで、地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことがい大きな追い風となりました。
あれだけ、糖質制限食を批判されていた門脇孝日本糖尿病学会理事長が、
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と発言されています。
そして、門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているそうです。
まさに、今昔の感ありですね。
江部康二
☆☆☆
以下、NHKカルチャー梅田教室のサイトから抜粋です。
美味しく楽しく健康に!糖質制限食のすすめ
講師高雄病院理事長 江部 康二
家庭でできる糖質制限食についてわかりやすくご説明します。
近年注目されている糖質制限について、ご自身も実践し、
肥満と糖尿病を克服された江部康二先生による講演会です。
数多くの臨床活動を通して、
糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームなどに対する
糖質制限食の画期的な治療効果が証明されています。
運動を勧められても長続きしなかった方や
色々なダイエットを試したけれど効果が表れなかった方、
またこれから糖質制限食を始めてみようと思われている方に向け、
その正しい知識と治療効果、
カロリー制限食と糖質制限食の比較、注意点等をお話しします。
糖質制限食で、明日からの食生活を美味しく・楽しく・健康に!
受講申し込み
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1108821.html
教室名 NHKカルチャー梅田教室
電話 06-6367-0880
住所 大阪市北区角田町8-1梅田阪急ビルオフィスタワー17階
開催期間 2016/10/8(土) 16:00~18:00
受講料 (税込み)会員 3,369円 一般(入会不要) 3,931円
療養型病院に勤務する医師です。
寝たきりで経管栄養を行っている患者さんが多数います。中には糖尿病の持ち主もいるので、インスリンや経口糖尿病薬が投与されています。江部先生の理論通り、糖質制限を行い、糖尿病の管理を改善させたいと思うのですが、経管栄養食で、最も糖分が少ないのは「プルモケア」で、それでも30%は糖分が含まれています。それは余り効果が得られないので、管理栄養士と相談しても、当院は自前で経管食を作っていないので、対応できないと云っています。何か良い方法は無いでしょうか。或いは先生の病院では、経管栄養における糖質制限の実践はどのように行っているか、ご教授頂ければ幸甚です。宜しくお願いします。
寝たきりで経管栄養を行っている患者さんが多数います。中には糖尿病の持ち主もいるので、インスリンや経口糖尿病薬が投与されています。江部先生の理論通り、糖質制限を行い、糖尿病の管理を改善させたいと思うのですが、経管栄養食で、最も糖分が少ないのは「プルモケア」で、それでも30%は糖分が含まれています。それは余り効果が得られないので、管理栄養士と相談しても、当院は自前で経管食を作っていないので、対応できないと云っています。何か良い方法は無いでしょうか。或いは先生の病院では、経管栄養における糖質制限の実践はどのように行っているか、ご教授頂ければ幸甚です。宜しくお願いします。
2016/09/07(Wed) 11:52 | URL | K.wakamatu | 【編集】
K.wakamatu 先生
「プルモケア」で充分、血糖コントロールできることが多いです。
★プルモケア
・たんぱく質16.7%、脂質55.2%、糖質28.1%
高雄病院でも、エレンタールやメイバランスから「プルモケア」切り替えて
血糖コントロール良好となった患者さんがおられます。
「プルモケア」で充分、血糖コントロールできることが多いです。
★プルモケア
・たんぱく質16.7%、脂質55.2%、糖質28.1%
高雄病院でも、エレンタールやメイバランスから「プルモケア」切り替えて
血糖コントロール良好となった患者さんがおられます。
2016/09/07(Wed) 14:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
早速、回答頂き有り難うございます。
現在、2人のDM患者さんに対し、当院では採用していなかった「プルモケア」を敢えて購入して貰い、従来の経管食から変更したのですが、2人とも内服薬2種類が減量できず、HbA1cも7.5%前後と、今一つコントロールが良くありません。経管栄養を行っている患者さんについては、これが限界でしょうか。
早速、回答頂き有り難うございます。
現在、2人のDM患者さんに対し、当院では採用していなかった「プルモケア」を敢えて購入して貰い、従来の経管食から変更したのですが、2人とも内服薬2種類が減量できず、HbA1cも7.5%前後と、今一つコントロールが良くありません。経管栄養を行っている患者さんについては、これが限界でしょうか。
2016/09/07(Wed) 16:07 | URL | K.wakamatu | 【編集】
江部先生
先日、8月21日中之島での講演会で食後2時間値について質問させていただきました、ひぃと申します。その節はわかりやすい回答と説明をありがとうございました。(お礼が遅くなり、申し訳ありません)
先生の過去ブログでインスリン分泌能については何度も読んではいるのですが、自分のデータではどうなるのか不安になり、こちらで質問させていただくことにしました。
昨年9月、検診にて2型糖尿病と脂肪肝を診断されました。(空腹時血糖200mg/dl、HbA1c11,2)幼少時より肥満ぎみでした。診断後3日後よりスーパー糖質制限食を開始しました。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(現在)
血糖値 200→89→87
HbA1c 11.2→5.5→5.1
8月の血液検査でインスリンも測定してもらいました。結果IRI前2.8
CPR(前)1.2
このデータから計算すると、HOMA-βは42となり正常値(低値)となるので、インスリン抵抗性による糖尿病発症ではないかと考え、一度普通に糖質をとってみようと実験しました。
9月6日朝食ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
9月昼食パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
もしインスリン抵抗性による糖尿病だったのなら、2日目の血糖値は上がりすぎで、この場合β細胞が多少壊れていると解釈するのがよいでしょうか?
(ちなみに9月5日夜から生理がきましたが、今までの測定経験からあまり変動がありません)
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。
先日、8月21日中之島での講演会で食後2時間値について質問させていただきました、ひぃと申します。その節はわかりやすい回答と説明をありがとうございました。(お礼が遅くなり、申し訳ありません)
先生の過去ブログでインスリン分泌能については何度も読んではいるのですが、自分のデータではどうなるのか不安になり、こちらで質問させていただくことにしました。
昨年9月、検診にて2型糖尿病と脂肪肝を診断されました。(空腹時血糖200mg/dl、HbA1c11,2)幼少時より肥満ぎみでした。診断後3日後よりスーパー糖質制限食を開始しました。
身長 154cm
体重 74kg→60,4kg(半年後、今年2月)→57kg(現在)
血糖値 200→89→87
HbA1c 11.2→5.5→5.1
8月の血液検査でインスリンも測定してもらいました。結果IRI前2.8
CPR(前)1.2
このデータから計算すると、HOMA-βは42となり正常値(低値)となるので、インスリン抵抗性による糖尿病発症ではないかと考え、一度普通に糖質をとってみようと実験しました。
9月6日朝食ごはん100g、みそ汁、目玉焼き、サラダ等
全糖質量51,3g程度
血糖値 食前91 食後1時間165 1.5時間168 2時間124
9月昼食パスタ100g、サラダ
全糖質量81,3g程度
血糖値 食前106 食後1時間212 1.5時間195 2時間195
もしインスリン抵抗性による糖尿病だったのなら、2日目の血糖値は上がりすぎで、この場合β細胞が多少壊れていると解釈するのがよいでしょうか?
(ちなみに9月5日夜から生理がきましたが、今までの測定経験からあまり変動がありません)
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。
2016/09/07(Wed) 18:14 | URL | ひぃ | 【編集】
2016年6月の糖質なき医師団の講演会で、MECの渡邊先生がこう述べていました。沖縄の離島で現実に行われているようです
「胃瘻の患者には、とき卵を1日3回入れるとよい。また、ラードを白湯やみそ汁にといて入れるとよい。ただしラードには緩下作用あるので注意が必要」
「胃瘻の患者には、とき卵を1日3回入れるとよい。また、ラードを白湯やみそ汁にといて入れるとよい。ただしラードには緩下作用あるので注意が必要」
2016/09/07(Wed) 20:35 | URL | 精神科医師A | 【編集】
K.wakamatu 先生
慈恵医大の森豊先生は、
経管栄養療法施行中の2型糖尿病患者における高脂肪・低炭水化物濃厚流動食の効果
という論文を発表しておられます。
たしか、プルモケアよりは、少し糖質量の多い流動食でした。
プルモケアは、糖質が50~60%の流動食に比べたら、必ず一定、効いていると思います。
持続血糖モニターにて評価した経管栄養療法施行中の2型糖尿病患者における高脂肪・低炭水化物濃厚流動食の効果
著者:諸星美湖 (東京慈恵会医大 糖尿病・代謝・内分泌内科)、森豊 (東京慈恵会医大 糖尿病・代謝・内分泌内科)、太田照男 (白澤病院 内科)・・・
資料名:糖尿病 巻:52 号:Supplement 1 ページ:S.264
発行年:2009年04月25日
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902255204748365
慈恵医大の森豊先生は、
経管栄養療法施行中の2型糖尿病患者における高脂肪・低炭水化物濃厚流動食の効果
という論文を発表しておられます。
たしか、プルモケアよりは、少し糖質量の多い流動食でした。
プルモケアは、糖質が50~60%の流動食に比べたら、必ず一定、効いていると思います。
持続血糖モニターにて評価した経管栄養療法施行中の2型糖尿病患者における高脂肪・低炭水化物濃厚流動食の効果
著者:諸星美湖 (東京慈恵会医大 糖尿病・代謝・内分泌内科)、森豊 (東京慈恵会医大 糖尿病・代謝・内分泌内科)、太田照男 (白澤病院 内科)・・・
資料名:糖尿病 巻:52 号:Supplement 1 ページ:S.264
発行年:2009年04月25日
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902255204748365
2016/09/07(Wed) 22:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ひぃ さん
境界型と考えられます。
ピークの血糖値上昇が、
朝食で、1gの糖質が、1.5mg上昇、
昼食で、1gの糖質が、1.3mg上昇、
糖尿病だと、通常、1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。
興味深いデータをありがとうございます。
少し検討を加えて、近日中に記事にしたいと思います。
境界型と考えられます。
ピークの血糖値上昇が、
朝食で、1gの糖質が、1.5mg上昇、
昼食で、1gの糖質が、1.3mg上昇、
糖尿病だと、通常、1gの糖質が3mg血糖値を上昇させます。
興味深いデータをありがとうございます。
少し検討を加えて、近日中に記事にしたいと思います。
2016/09/07(Wed) 23:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
興味深い情報を、ありがとうございます。
「胃瘻の患者には、とき卵を1日3回入れるとよい。また、ラードを白湯やみそ汁にといて入れるとよい。ただしラードには緩下作用あるので注意が必要」
コストがどのくらいかですね。
興味深い情報を、ありがとうございます。
「胃瘻の患者には、とき卵を1日3回入れるとよい。また、ラードを白湯やみそ汁にといて入れるとよい。ただしラードには緩下作用あるので注意が必要」
コストがどのくらいかですね。
2016/09/07(Wed) 23:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A 先生
江部 先生
とき卵とラードの話は興味深いですね。一考に値すると思います。
また高MUFA食の文献を提供頂き、感謝申し上げます。
江部 先生
とき卵とラードの話は興味深いですね。一考に値すると思います。
また高MUFA食の文献を提供頂き、感謝申し上げます。
2016/09/08(Thu) 09:37 | URL | K.wakamatu | 【編集】
江部先生
早速のお返事ありがとうございます!
体重65kgの人が1gの糖質で血糖値が3mg上がるとのことでしたので、私は57kgまで減ったので1~2mgの上昇ですんでいるのかと認識していました。
記事にしてくださるとのことで、また勉強したいと思います。
よろしくお願いします。
早速のお返事ありがとうございます!
体重65kgの人が1gの糖質で血糖値が3mg上がるとのことでしたので、私は57kgまで減ったので1~2mgの上昇ですんでいるのかと認識していました。
記事にしてくださるとのことで、また勉強したいと思います。
よろしくお願いします。
2016/09/08(Thu) 10:20 | URL | ひぃ | 【編集】
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