2016年02月23日 (火)
【16/02/22 横浜糖尿人
Re:週刊現代の全文
現代ビジネスやらの記事見ました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47984
>「糖質制限で痩せたのは脂肪が落ちたからではなく、体内の水分が無くなっただけなんです。糖エネルギーが不足すると、
>それを補うために、筋肉を分解してアミノ酸に変えて脳に送ります。その時に水分を使用するので、体重が落ちるんです。
>でも脂肪は減っていない。
>筋肉量はどんどん落ちるので、骨がスカスカになり骨粗しょう症になる危険性もある
って言うけど小生は全く逆の経験をしてます。
組成検査を受けたら1年半の間で
体重は57.5kg→58.6kg
体脂肪率16.5%→9.9%
体脂肪量9.5Kg→5.8kg
筋肉量44.8kg→49.3kg
体水分量34.7→38.0
内臓脂肪レベル10→6
になりました。
糖質制限食と自宅での有酸素運動、筋トレ実施だけの63歳の結果です。
先月の血糖値はHbA1cは5.80だけどグリコアルプミンは15.3でした。
このブログとご縁ができてからの実体験です。江部先生ありがとうございます。】
おはようございます。
横浜の糖尿人さんから、
週刊現代記事(2016/2/27号)
やっぱり危ない!?
「糖質制限ダイエット」第一人者が急死した
真っ二つに分かれる評価
への反論コメントを頂きました。
ありがとうございます。
「1年半の間で
体重は57.5kg→58.6kg
体脂肪率16.5%→9.9%
体脂肪量9.5Kg→5.8kg
筋肉量44.8kg→49.3kg
体水分量34.7→38.0
内臓脂肪レベル10→6 になりました。」
素晴らしい成果ですね。筋肉量の増加、脂肪量の減少も凄いです。
糖質制限食で筋肉が落ちることはあり得ませんが、横浜の糖尿人さんほど、増える人はさすがに少ないと思います。
見事です。
糖質制限食で良質の動物たんぱく質を摂り、筋トレも行うことでこれだけの成果が出たのでしょう。
HbA1c:5.8% グリコアルブミン(GA):15.3%(11.8~16.0)は、いずれも基準値内で、こちらも素晴らしいです。
>「糖質制限で痩せたのは脂肪が落ちたからではなく、体内の水分が無くなっただけなんです。糖エネルギーが不足すると、
>それを補うために、筋肉を分解してアミノ酸に変えて脳に送ります。その時に水分を使用するので、体重が落ちるんです。
>でも脂肪は減っていない。
>筋肉量はどんどん落ちるので、骨がスカスカになり骨粗しょう症になる危険性もある
この京大人間・環境学研究科教授のコメントは、無根拠です。
スーパー糖質制限食実践者において、エネルギー源としてタンパク質を利用することはありません。
スーパー糖質制限食実践者では、「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が主たるエネルギー源となります。
血中ケトン体は基準値より高値となります。
脂肪酸-ケトン体をしっかり利用し、たんぱく質やエネルギーもしっかり食事から摂取するので、筋肉が落ちるようなことはあり得ないのです。
カロリー制限食だと、たんぱく質や摂取エネルギー不足となりやすいので筋肉が落ちるリスクがあるので注意が必要なのです。
さて、ケトン体というと耳慣れない単語なのですが、糖質を普通に食べている人の血中総ケトン体の基準値は、「26~122μM/L 」くらいです。
つまり、糖質を食べている人でも、日常的に24時間血中ケトン体は存在しているわけです。
糖質摂取開始後2時間までは、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は食事由来のブドウ糖ですが、糖質摂取開始後4~5時間くらい経過した空腹時には、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は<脂肪酸-ケトン体>に切り替わっていきます。
従って糖質を摂取している人においても、夜間睡眠時とか、日中でも空腹時は、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は、実はブドウ糖ではなく<脂肪酸-ケトン体>なのです。
このことを多くの医師・栄養士がご存じないのは大変困ったもので、医療現場で混乱のもととなっています。
夜間睡眠時や空腹時などにもブドウ糖をエネルギー源としているのは、赤血球、脳、網膜など特殊な細胞だけです。
つまり糖質を普通に摂取している人においても、「脂肪酸-ケトン体」はごく日常的なエネルギー源として、心筋・骨格筋など体細胞で全ての人類において利用されているというのが生理学的事実です。
ケトン体は極めて効率のよいエネルギー源なのです。
糖質制限食実践時の血中ケトン体上昇は、体脂肪が燃焼している証拠です。
糖質制限食実践で、どんどん体脂肪が燃えるので肥満が改善します。
スーパー糖質制限食を実践していると、ステーキを食べている最中にも体脂肪が燃えていて、心筋・骨格筋など身体は「脂肪酸-ケトン体」をエネルギー源としているのです。
江部康二
Re:週刊現代の全文
現代ビジネスやらの記事見ました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47984
>「糖質制限で痩せたのは脂肪が落ちたからではなく、体内の水分が無くなっただけなんです。糖エネルギーが不足すると、
>それを補うために、筋肉を分解してアミノ酸に変えて脳に送ります。その時に水分を使用するので、体重が落ちるんです。
>でも脂肪は減っていない。
>筋肉量はどんどん落ちるので、骨がスカスカになり骨粗しょう症になる危険性もある
って言うけど小生は全く逆の経験をしてます。
組成検査を受けたら1年半の間で
体重は57.5kg→58.6kg
体脂肪率16.5%→9.9%
体脂肪量9.5Kg→5.8kg
筋肉量44.8kg→49.3kg
体水分量34.7→38.0
内臓脂肪レベル10→6
になりました。
糖質制限食と自宅での有酸素運動、筋トレ実施だけの63歳の結果です。
先月の血糖値はHbA1cは5.80だけどグリコアルプミンは15.3でした。
このブログとご縁ができてからの実体験です。江部先生ありがとうございます。】
おはようございます。
横浜の糖尿人さんから、
週刊現代記事(2016/2/27号)
やっぱり危ない!?
「糖質制限ダイエット」第一人者が急死した
真っ二つに分かれる評価
への反論コメントを頂きました。
ありがとうございます。
「1年半の間で
体重は57.5kg→58.6kg
体脂肪率16.5%→9.9%
体脂肪量9.5Kg→5.8kg
筋肉量44.8kg→49.3kg
体水分量34.7→38.0
内臓脂肪レベル10→6 になりました。」
素晴らしい成果ですね。筋肉量の増加、脂肪量の減少も凄いです。
糖質制限食で筋肉が落ちることはあり得ませんが、横浜の糖尿人さんほど、増える人はさすがに少ないと思います。
見事です。
糖質制限食で良質の動物たんぱく質を摂り、筋トレも行うことでこれだけの成果が出たのでしょう。
HbA1c:5.8% グリコアルブミン(GA):15.3%(11.8~16.0)は、いずれも基準値内で、こちらも素晴らしいです。
>「糖質制限で痩せたのは脂肪が落ちたからではなく、体内の水分が無くなっただけなんです。糖エネルギーが不足すると、
>それを補うために、筋肉を分解してアミノ酸に変えて脳に送ります。その時に水分を使用するので、体重が落ちるんです。
>でも脂肪は減っていない。
>筋肉量はどんどん落ちるので、骨がスカスカになり骨粗しょう症になる危険性もある
この京大人間・環境学研究科教授のコメントは、無根拠です。
スーパー糖質制限食実践者において、エネルギー源としてタンパク質を利用することはありません。
スーパー糖質制限食実践者では、「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が主たるエネルギー源となります。
血中ケトン体は基準値より高値となります。
脂肪酸-ケトン体をしっかり利用し、たんぱく質やエネルギーもしっかり食事から摂取するので、筋肉が落ちるようなことはあり得ないのです。
カロリー制限食だと、たんぱく質や摂取エネルギー不足となりやすいので筋肉が落ちるリスクがあるので注意が必要なのです。
さて、ケトン体というと耳慣れない単語なのですが、糖質を普通に食べている人の血中総ケトン体の基準値は、「26~122μM/L 」くらいです。
つまり、糖質を食べている人でも、日常的に24時間血中ケトン体は存在しているわけです。
糖質摂取開始後2時間までは、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は食事由来のブドウ糖ですが、糖質摂取開始後4~5時間くらい経過した空腹時には、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は<脂肪酸-ケトン体>に切り替わっていきます。
従って糖質を摂取している人においても、夜間睡眠時とか、日中でも空腹時は、心筋・骨格筋の主たるエネルギー源は、実はブドウ糖ではなく<脂肪酸-ケトン体>なのです。
このことを多くの医師・栄養士がご存じないのは大変困ったもので、医療現場で混乱のもととなっています。
夜間睡眠時や空腹時などにもブドウ糖をエネルギー源としているのは、赤血球、脳、網膜など特殊な細胞だけです。
つまり糖質を普通に摂取している人においても、「脂肪酸-ケトン体」はごく日常的なエネルギー源として、心筋・骨格筋など体細胞で全ての人類において利用されているというのが生理学的事実です。
ケトン体は極めて効率のよいエネルギー源なのです。
糖質制限食実践時の血中ケトン体上昇は、体脂肪が燃焼している証拠です。
糖質制限食実践で、どんどん体脂肪が燃えるので肥満が改善します。
スーパー糖質制限食を実践していると、ステーキを食べている最中にも体脂肪が燃えていて、心筋・骨格筋など身体は「脂肪酸-ケトン体」をエネルギー源としているのです。
江部康二
初めまして!!
糖質制限して三週間目に入ります。
糖質制限の意味は分かるのですが
脂質の1日の量がわからなくて
コメントさせていただきました。
まず脂質って油ですよね?
自分はテレビで見たココナッツオイルがとても良いと聞いて買いました。
毎朝ココナッツオイルコーヒーを
100cc入れて飲んでます。
油はラードを使っています!
肉、魚毎日どちらか食べてます!
これは脂質とりすぎですか?
糖質制限して三週間目に入ります。
糖質制限の意味は分かるのですが
脂質の1日の量がわからなくて
コメントさせていただきました。
まず脂質って油ですよね?
自分はテレビで見たココナッツオイルがとても良いと聞いて買いました。
毎朝ココナッツオイルコーヒーを
100cc入れて飲んでます。
油はラードを使っています!
肉、魚毎日どちらか食べてます!
これは脂質とりすぎですか?
江部先生 取り上げていただきありがとうございます。
月にうん万円?のライXXXではなく自己流の糖質コントロールと自宅での運動のおかげです。
運動は有酸素運動はエアロバイク(TV観ながら)筋トレは四股ふみ、片脚スクワット、プッシュアップバーを使った腕立て、腹筋でほとんどお金がかかりません。
糖質が大目かなという食後には血糖値を計り基準を越えていたら即、運動で下げます。
当ブログや他の糖質制限サイトから得た情報と自己測定のおかげで何をどのくらい口に入れたら血糖値がどうなるか、下げるにはどうすればよいかも知ることができるようになりました。
月にうん万円?のライXXXではなく自己流の糖質コントロールと自宅での運動のおかげです。
運動は有酸素運動はエアロバイク(TV観ながら)筋トレは四股ふみ、片脚スクワット、プッシュアップバーを使った腕立て、腹筋でほとんどお金がかかりません。
糖質が大目かなという食後には血糖値を計り基準を越えていたら即、運動で下げます。
当ブログや他の糖質制限サイトから得た情報と自己測定のおかげで何をどのくらい口に入れたら血糖値がどうなるか、下げるにはどうすればよいかも知ることができるようになりました。
2016/02/23(Tue) 12:17 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
筋肉量の減少?
江部先生
はじめまして
1年4ヶ月前から、概ね1食当たり20g以下の糖質制限を実施してる45歳の男性です。
おかげさまで、メタボ、高血圧、脂肪肝、十二指腸潰瘍(ピロリ菌陰性)全てが治癒してしまいました。
糖質制限を始める前は、毎月かかりつけのクリニックで降圧剤を処方してもらっていたのですが、通院することも無くなり寂しい感じです。(笑)
検査結果も良好です。
身長:164cm
【糖質制限前】
体重:87kg
血圧:147/90(降圧剤服用)
ALT:108
γ-GTP:56
グリコGA:xxxx
コレステ:219
【現在】
体重:63kg
血圧:127/75(降圧剤離脱)
ALT:14
γ-GTP:17
グリコGA:11.9
コレステ:184
20年間、春と秋に必ず患っていた十二指腸潰瘍が、糖質制限を始めてから一度も発症していないことが一番嬉しいかも知れません。
始めた時は、急激に体重が減り、家族や友だち等から止めたほうが良いと忠告攻めにあいました。
私自身も不安でしたので、少しでも体に異変を感じる時はクリニックを受診して、異変の原因が糖質制限と確定する事があれば止めようと思っていましたが、現在も続けています。
体も安定し、精神面、身体面、客観的なデータ全てにおいて良好です。
前置きが長くて済みません。嬉しくて(^_^;)
糖質制限で必ず否定派が指摘する筋肉量の低下に対して、江部先生が糖質制限では筋肉量は低下しない。
と言われていますが、私なりに次のように理解していますが、間違いがありましたらご指摘下さい。
雑誌やTVはダイエット目的で糖質制限を取り上げる場合が多いので体重の減少が前提となります。
そこで、運動を行わずに体重が減少した場合は、筋肉に掛かる負荷が減るので筋肉量は減少するのは当然なこと。
これは、糖質制限に限ったことでは無く、運動を伴わないダイエット方法で体重が減少をすれば負荷が減るため筋肉量は減る。
言い換えれば、糖質制限を実施しても体重の変動が無ければ筋肉量は減らないし、体重が減少した分だけ筋トレなどで負荷を与えて上げれば筋肉量は維持できる。
こんな感じの理解で宜しいでしょうか?
江部先生
はじめまして
1年4ヶ月前から、概ね1食当たり20g以下の糖質制限を実施してる45歳の男性です。
おかげさまで、メタボ、高血圧、脂肪肝、十二指腸潰瘍(ピロリ菌陰性)全てが治癒してしまいました。
糖質制限を始める前は、毎月かかりつけのクリニックで降圧剤を処方してもらっていたのですが、通院することも無くなり寂しい感じです。(笑)
検査結果も良好です。
身長:164cm
【糖質制限前】
体重:87kg
血圧:147/90(降圧剤服用)
ALT:108
γ-GTP:56
グリコGA:xxxx
コレステ:219
【現在】
体重:63kg
血圧:127/75(降圧剤離脱)
ALT:14
γ-GTP:17
グリコGA:11.9
コレステ:184
20年間、春と秋に必ず患っていた十二指腸潰瘍が、糖質制限を始めてから一度も発症していないことが一番嬉しいかも知れません。
始めた時は、急激に体重が減り、家族や友だち等から止めたほうが良いと忠告攻めにあいました。
私自身も不安でしたので、少しでも体に異変を感じる時はクリニックを受診して、異変の原因が糖質制限と確定する事があれば止めようと思っていましたが、現在も続けています。
体も安定し、精神面、身体面、客観的なデータ全てにおいて良好です。
前置きが長くて済みません。嬉しくて(^_^;)
糖質制限で必ず否定派が指摘する筋肉量の低下に対して、江部先生が糖質制限では筋肉量は低下しない。
と言われていますが、私なりに次のように理解していますが、間違いがありましたらご指摘下さい。
雑誌やTVはダイエット目的で糖質制限を取り上げる場合が多いので体重の減少が前提となります。
そこで、運動を行わずに体重が減少した場合は、筋肉に掛かる負荷が減るので筋肉量は減少するのは当然なこと。
これは、糖質制限に限ったことでは無く、運動を伴わないダイエット方法で体重が減少をすれば負荷が減るため筋肉量は減る。
言い換えれば、糖質制限を実施しても体重の変動が無ければ筋肉量は減らないし、体重が減少した分だけ筋トレなどで負荷を与えて上げれば筋肉量は維持できる。
こんな感じの理解で宜しいでしょうか?
2016/02/23(Tue) 12:17 | URL | Otter | 【編集】
姫野 さん
1)
スーパー糖質制限食では、1回の糖質の摂取量が、20g以下が目安です。
2)
高雄病院の糖質制限給食1ヶ月の平均が<糖質12%、脂質56%、たんぱく質32%>です。
3)
1日の総摂取エネルギーは厚生労働省のいう
推定エネルギー必要量くらいが目安です。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
1)
スーパー糖質制限食では、1回の糖質の摂取量が、20g以下が目安です。
2)
高雄病院の糖質制限給食1ヶ月の平均が<糖質12%、脂質56%、たんぱく質32%>です。
3)
1日の総摂取エネルギーは厚生労働省のいう
推定エネルギー必要量くらいが目安です。
「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
2016/02/23(Tue) 12:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2016/02/23(Tue) 12:58 | URL | | 【編集】
A)
米国糖尿病学会が、2013年10月の「栄養療法に関する声明」において
糖質制限食を正式に受容しています。
B)
日刊現代であげている論文は
1)ブリティッシュメディカルジャーナル:BMJ 2012;344:e4026 doi
2)能登氏の論文(2013)
など、いずれも信頼度の低い論文で、本ブログでも批判記事を書いています。
2012年07月08日 (日)の本ブログ記事
「低糖質・高蛋白質摂取で心血管イベントが上昇!?という論文を検討②」
2014年01月31日 (金)の本部渡具記事
「能登論文の問題点」
が参考になります。
ネタとして、相変わらずそんな論文しかないのかなと思います。
これらの信頼度の低い論文は、当然「米国糖尿病学会の栄養療法に関する声明」
でも検討されたと思いますが、信頼度が低いので採用されなかったのでしょう。
C)
一方、糖質制限食に有利な信頼度の高い論文は、多くあり、
本ブログ記事でも取り上げています。
2016/02/23(Tue) 13:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生!ご無沙汰しております。
桐山さんが亡くなられて「糖質制限は危険」の報道がされてから1週間ほど経ちましたが、だんだんイライラしてきました。
人が亡くなったのをやれ食べ物のせいだ、極端な食事方法のせいだと騒ぐ人たちが醜く見えます。
放っておこうと思っていますがいい気持ちはしません。
私のところの患者さんでも元々糖質制限に懐疑的な人は来なくなるかと思いますが、逆に来てくれる人たちとの絆が深まりそうです。
横浜の糖尿人さんの
筋肉量44.8kg→49.3kgですが、体重に比べて筋肉量が多すぎです。
おそらく骨の重量も加味されていると思いますので確認していただけないでしょうか。
桐山さんが亡くなられて「糖質制限は危険」の報道がされてから1週間ほど経ちましたが、だんだんイライラしてきました。
人が亡くなったのをやれ食べ物のせいだ、極端な食事方法のせいだと騒ぐ人たちが醜く見えます。
放っておこうと思っていますがいい気持ちはしません。
私のところの患者さんでも元々糖質制限に懐疑的な人は来なくなるかと思いますが、逆に来てくれる人たちとの絆が深まりそうです。
横浜の糖尿人さんの
筋肉量44.8kg→49.3kgですが、体重に比べて筋肉量が多すぎです。
おそらく骨の重量も加味されていると思いますので確認していただけないでしょうか。
Otter さん
データ改善、体調良好、良かったです。
筋肉量についてはあまり詳しくないので、以下はあくまでも私の仮説です。
まず、前提として筋肉などたんぱく質は毎日分解と再生を繰り返しています。
体重70kgの男性では、10~11kgの体タンパクがあり、タンパク質代謝の異化と同化の過程で、
そのうち約250~300gのタンパクが毎日入れ替わります。(約3%)。
それでスーパー糖質制限食なら、脂肪がどんどん燃えて、
身体のほとんどのエネルギー源が脂肪酸-ケトン体になるし、たんぱく質もたっぷり摂取するので
筋肉は減らないと思います。
つまり筋トレしなくても日常生活でよく歩くくらいの負荷でも、
スーパー糖質制限なら筋肉をほぼ維持できると思います。
まあ、100万年前のご先祖が、狩猟・採集生活(糖質制限食)で、筋トレはしないけれど
一定の筋肉を維持していたイメージでしょうか。
野生動物も筋トレはしてないけれど、日常生活で筋肉を維持しています。
しかし、筋トレしなかったら筋肉が増えることもないと思います。
たんぱく質代謝と筋肉と糖質制限食などについては、また記事にしたいと思います。
データ改善、体調良好、良かったです。
筋肉量についてはあまり詳しくないので、以下はあくまでも私の仮説です。
まず、前提として筋肉などたんぱく質は毎日分解と再生を繰り返しています。
体重70kgの男性では、10~11kgの体タンパクがあり、タンパク質代謝の異化と同化の過程で、
そのうち約250~300gのタンパクが毎日入れ替わります。(約3%)。
それでスーパー糖質制限食なら、脂肪がどんどん燃えて、
身体のほとんどのエネルギー源が脂肪酸-ケトン体になるし、たんぱく質もたっぷり摂取するので
筋肉は減らないと思います。
つまり筋トレしなくても日常生活でよく歩くくらいの負荷でも、
スーパー糖質制限なら筋肉をほぼ維持できると思います。
まあ、100万年前のご先祖が、狩猟・採集生活(糖質制限食)で、筋トレはしないけれど
一定の筋肉を維持していたイメージでしょうか。
野生動物も筋トレはしてないけれど、日常生活で筋肉を維持しています。
しかし、筋トレしなかったら筋肉が増えることもないと思います。
たんぱく質代謝と筋肉と糖質制限食などについては、また記事にしたいと思います。
2016/02/23(Tue) 14:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
安谷屋 先生
米国糖尿病学会が、2013年10月、「栄養療法に関する声明」を5年ぶりに改訂して
地中海食やベジタリアン食とともに「糖質制限食」を正式に受容した時点で
勝負あったと思います。
Position Statement on Nutrition Therapy
ですから、権威あるものです。
糖質制限食は既に世界的に認められているのですから、
泰然自若としていていいように思います。
横浜の糖尿人さんの
筋肉量44.8kg→49.3kgですが、体重に比べて筋肉量が多すぎです。
おそらく骨の重量も加味されていると思いますので確認していただけないでしょうか。
太字の文
横浜の糖尿人さん、よろしくお願い申し上げます。
米国糖尿病学会が、2013年10月、「栄養療法に関する声明」を5年ぶりに改訂して
地中海食やベジタリアン食とともに「糖質制限食」を正式に受容した時点で
勝負あったと思います。
Position Statement on Nutrition Therapy
ですから、権威あるものです。
糖質制限食は既に世界的に認められているのですから、
泰然自若としていていいように思います。
横浜の糖尿人さんの
筋肉量44.8kg→49.3kgですが、体重に比べて筋肉量が多すぎです。
おそらく骨の重量も加味されていると思いますので確認していただけないでしょうか。
太字の文
横浜の糖尿人さん、よろしくお願い申し上げます。
2016/02/23(Tue) 14:34 | URL | ドクター江部 | 【編集】
以前こちらでご相談させて頂いた者です。
先月、産後のブドウ糖負荷試験で2時間後の血糖値が219でした。
今月、再検査をしたところ2時間値が151に下がってました。
先生にお伺いしたいのですが、今後正常値に戻る可能性があるのでしょうか??
産後の血糖値が正常に戻るまで1年ぐらいかかる人もいると聞いたことぎあったので。
よろしければ先生のご意見お聞かせください。
先月、産後のブドウ糖負荷試験で2時間後の血糖値が219でした。
今月、再検査をしたところ2時間値が151に下がってました。
先生にお伺いしたいのですが、今後正常値に戻る可能性があるのでしょうか??
産後の血糖値が正常に戻るまで1年ぐらいかかる人もいると聞いたことぎあったので。
よろしければ先生のご意見お聞かせください。
メディアは不安を煽るほど販売部数が伸びるので商売上おいしいのでしょう。
ほっときましょう。
ほっときましょう。
2016/02/23(Tue) 15:36 | URL | tama | 【編集】
けいこ さん
妊娠糖尿病であれば、今後正常型に戻る可能性はあります。
緩い糖質制限食(1回の食事の糖質量が30~40g)くらいで、
1年後に境界型が正常型になるという
研究報告もあります。
妊娠糖尿病であれば、今後正常型に戻る可能性はあります。
緩い糖質制限食(1回の食事の糖質量が30~40g)くらいで、
1年後に境界型が正常型になるという
研究報告もあります。
2016/02/23(Tue) 16:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
体重から脂肪量を引いたものを表してます。健ナビ薬局というところの体組成検査です。内臓や骨、水分も含まれます。前回の値との差を見て参考にしています。
2016/02/23(Tue) 17:42 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
通りすがりの糖質セイゲニストです。
2月22日の夏井先生のサイトに「米(糖質)を世界一多食するバングラデシュ人が、肥満率が極めて低い」旨の記事がありました。
これは、どう説明がつくのでしょう?
また、テレビの大食い選手権に出る方々も、異常な量の糖質を摂取(寿司200貫、ラーメン50杯等)するのに、細い方ばかり。
バングラデシュ人及び大食い選手の方々は、糖質をエネルギーとして利用しない特異な身体なのでしょうか?
2月22日の夏井先生のサイトに「米(糖質)を世界一多食するバングラデシュ人が、肥満率が極めて低い」旨の記事がありました。
これは、どう説明がつくのでしょう?
また、テレビの大食い選手権に出る方々も、異常な量の糖質を摂取(寿司200貫、ラーメン50杯等)するのに、細い方ばかり。
バングラデシュ人及び大食い選手の方々は、糖質をエネルギーとして利用しない特異な身体なのでしょうか?
2016/02/23(Tue) 17:59 | URL | 通りすがり | 【編集】
「夜間睡眠時や空腹時などにもブドウ糖をエネルギー源としているのは、赤血球、脳、網膜など特殊な細胞だけです。」とのご意見ですが、目の網膜にとってはやはり糖質制限はしない方が良いのでしょうか? ブドウ糖をしっかりとらないと網膜には栄養が行かないよと言うことなのですか?お時間が許せば教えて下さいませ。
糖質制限食は乳幼児等の人間としての成長過程でも必要なものですか?糖質をカットすることで発育成長に不都合は無いのでしょうか?
3年ほど前に江部先生のこのブログや本を購入してA1C15程度から、5まで下がり大変お世話になりました(o^^o)
ただやはり甘いものが大好きな私は、気が緩むとチョコレートを食べたりしてたまにリバウンドしてしまいます。(´・_・`)
人工甘味料については先生も詳細に教えてくださってますが、ステビア、エリスリトールは糖質が含まれてますよね?それでも血糖値は上がらないのでしょうか?
甘いもの自分で作ろうかなと思いまして、甘味料はエリスリトールかステビアどちらが良いでしょうか?
どなたかご教示頂ければ幸いです
ただやはり甘いものが大好きな私は、気が緩むとチョコレートを食べたりしてたまにリバウンドしてしまいます。(´・_・`)
人工甘味料については先生も詳細に教えてくださってますが、ステビア、エリスリトールは糖質が含まれてますよね?それでも血糖値は上がらないのでしょうか?
甘いもの自分で作ろうかなと思いまして、甘味料はエリスリトールかステビアどちらが良いでしょうか?
どなたかご教示頂ければ幸いです
2016/02/23(Tue) 21:40 | URL | としたぬき | 【編集】
ただ今、帰宅して健ナビ薬局のプリント見ました。
体重58.6kg、体脂肪量5.8kg、筋肉量49.3kgですって。
なんで筋肉量49.3kgなのかはわかりません。
内臓も骨も水分も入ってるんじゃないでしょうか。
でも一年半前のデータとの差異でよろしいんでは。
筋肉量を正確に測れる仕組みあるんですかねえ?
所詮ビッグ?データとの比較による統計値ですから。
なんせ500円の体組成検査ですから。
体重58.6kg、体脂肪量5.8kg、筋肉量49.3kgですって。
なんで筋肉量49.3kgなのかはわかりません。
内臓も骨も水分も入ってるんじゃないでしょうか。
でも一年半前のデータとの差異でよろしいんでは。
筋肉量を正確に測れる仕組みあるんですかねえ?
所詮ビッグ?データとの比較による統計値ですから。
なんせ500円の体組成検査ですから。
江部先生こんばんは、江部先生の主食を抜けば糖尿病は良くなると言う本を購入して実践してます。
実は先日の人間ドックの結果、空腹時血糖142 Abalc 6.5%で糖尿病要治療となってました。
身長156センチ体重68キロが半月で4キロ減りました。
来月糖尿病内科に行く予定ですが、診察がとても怖いです。
先生の主食抜き療法を 実践して、服薬なしですむといいんですが。
これからも先生の本やブログを拝見して糖尿病を克服して行きたいです。
ちなみにお酒やたばこはやりませんでしたが、御飯、麺類、スイーツが好きでかなりの量を
食べてました。今は、スイーツとか一切食べてません。合併症になったら怖いので。
これからも為になるブログを一生懸命読ませていただきます。
実は先日の人間ドックの結果、空腹時血糖142 Abalc 6.5%で糖尿病要治療となってました。
身長156センチ体重68キロが半月で4キロ減りました。
来月糖尿病内科に行く予定ですが、診察がとても怖いです。
先生の主食抜き療法を 実践して、服薬なしですむといいんですが。
これからも先生の本やブログを拝見して糖尿病を克服して行きたいです。
ちなみにお酒やたばこはやりませんでしたが、御飯、麺類、スイーツが好きでかなりの量を
食べてました。今は、スイーツとか一切食べてません。合併症になったら怖いので。
これからも為になるブログを一生懸命読ませていただきます。
2016/02/23(Tue) 22:37 | URL | 小泉 | 【編集】
ご無沙汰しております。
母娘とも糖質制限に励んでいる情報弱者-Nでございます<(_ _)>
わたくしは、ダイエット目的で運動もせず、
作業に集中していると1日1食や
偏食、暴食してしまう時も多々あり・・・
サラミや燻製ベーコンなどの肉加工食を食べすぎてアンモニア臭が強烈になるなど・・・やってしまったなぁ~と反省することもありましたが、
基本、母と同じ糖質制限食でダイエットを続けています。
毎日、食事の記録とオムロンの体重計で体重から体脂肪・内臓脂肪・骨格筋を記録しています。
昨年4月後半に始めた時は、骨格筋が22.5%
1日歩く歩数も300歩ないようなほど歩かないのですが、
現在25.5%と徐々に骨格筋が増えてきました。
糖質制限する前は、ほぼ毎日 お菓子2~3袋。
朝食にパン1斤、晩のご飯は中ぐらいの丼2杯は余裕で・・・
暴食だったのでハマると満足するか なくなるまで食べ続けていました。
そこから体調がおかしくダイエットを兼ねて糖質制限をし、
体重は20kg減りましたが、筋力は減るどころか増えました。
とはいえ、+3%ですが・・・まだまだ筋肉不足。
今は、座ることの方がどうしても多いので、後は自分との戦いです。
昨日は、母の血液・尿の検査日でした。
やはり、桐山さんの報道が影響あるのか・・・
以前、ピタバスチタンを処方され改善もみられ処方されなくなったのです。
しかし、心筋梗塞や心不全の為なのかはわかりませんが、
いつもと違い 必ず飲むように強く念を押されて+ピタバスタチン(ゼチーアは続継続中。)を再度処方されました。
(ちなみに両脚の血管は半分以上詰まって、狭窄の可能性は以前から指摘されています。)
今月 母は目の手術の為、12日間 某大学病院に入院していました。
入院時前に、主治医の先生に糖質制限食があるか尋ねたら、糖質制限は当たり前だ。とおっしゃっていたのでローカボから糖質制限になったのかと思ったら・・パンやご飯、果物が少量ですが毎食出されていました。
当日の検査結果は、多少悪いだろうと思ってはいました。
治療前(15年7月下旬)→前回(15年12月上旬)→今回(2月23日)
血糖値 317→89→103
HbA1C 11.8→6.3→6.5
中性脂肪 198→99→84
HDL 56→70→71
LDL 245→129→144
よくも悪くも想定はしていましたが、最近は目の不調もあってか貧血を訴える事があります。
糖質制限をしてから
治療前(15年7月下旬)→前回(15年12月上旬)→今回(2月23日)
血小板数 22.5→20.8→18.1
赤血球 4.79→4.34→4.31
血色素量 14.4→12.9→12.7
白血球 8.99→6.3→4.7
GOT 21
GTP 18
クレアチニン 0.44
血圧 136/89
尿検査では、
比重が 1.015→1.025→1.030
ph 5.5
蛋白が(+/-)と表示されています。
狭窄の可能性が強いので、いつも血液サラサラを心掛け
糖質制限にEPAの市販のサプリを毎食とっています。
糖質制限の作用なのか、EPAのサプリなのか、はたまたストレスなのか・・
血小板や白血球の減少が目立ちます。
血小板や白血球が逆に多いとドロドロの血液になると聞きます。
過去の先生のブログで血小板の減少はお酒を指摘されていましたが、母は一滴もお酒を飲めません。
これは、基準範囲内だし・・改善というべきことで喜んでいいのか・・
検査の度に大きく下がっているので不安を覚えます。
母娘とも糖質制限に励んでいる情報弱者-Nでございます<(_ _)>
わたくしは、ダイエット目的で運動もせず、
作業に集中していると1日1食や

サラミや燻製ベーコンなどの肉加工食を食べすぎてアンモニア臭が強烈になるなど・・・やってしまったなぁ~と反省することもありましたが、
基本、母と同じ糖質制限食でダイエットを続けています。
毎日、食事の記録とオムロンの体重計で体重から体脂肪・内臓脂肪・骨格筋を記録しています。
昨年4月後半に始めた時は、骨格筋が22.5%
1日歩く歩数も300歩ないようなほど歩かないのですが、
現在25.5%と徐々に骨格筋が増えてきました。
糖質制限する前は、ほぼ毎日 お菓子2~3袋。
朝食にパン1斤、晩のご飯は中ぐらいの丼2杯は余裕で・・・

暴食だったのでハマると満足するか なくなるまで食べ続けていました。

そこから体調がおかしくダイエットを兼ねて糖質制限をし、
体重は20kg減りましたが、筋力は減るどころか増えました。
とはいえ、+3%ですが・・・まだまだ筋肉不足。
今は、座ることの方がどうしても多いので、後は自分との戦いです。
昨日は、母の血液・尿の検査日でした。
やはり、桐山さんの報道が影響あるのか・・・
以前、ピタバスチタンを処方され改善もみられ処方されなくなったのです。
しかし、心筋梗塞や心不全の為なのかはわかりませんが、
いつもと違い 必ず飲むように強く念を押されて+ピタバスタチン(ゼチーアは続継続中。)を再度処方されました。
(ちなみに両脚の血管は半分以上詰まって、狭窄の可能性は以前から指摘されています。)
今月 母は目の手術の為、12日間 某大学病院に入院していました。
入院時前に、主治医の先生に糖質制限食があるか尋ねたら、糖質制限は当たり前だ。とおっしゃっていたのでローカボから糖質制限になったのかと思ったら・・パンやご飯、果物が少量ですが毎食出されていました。
当日の検査結果は、多少悪いだろうと思ってはいました。
治療前(15年7月下旬)→前回(15年12月上旬)→今回(2月23日)
血糖値 317→89→103
HbA1C 11.8→6.3→6.5
中性脂肪 198→99→84
HDL 56→70→71
LDL 245→129→144
よくも悪くも想定はしていましたが、最近は目の不調もあってか貧血を訴える事があります。
糖質制限をしてから
治療前(15年7月下旬)→前回(15年12月上旬)→今回(2月23日)
血小板数 22.5→20.8→18.1
赤血球 4.79→4.34→4.31
血色素量 14.4→12.9→12.7
白血球 8.99→6.3→4.7
GOT 21
GTP 18
クレアチニン 0.44
血圧 136/89
尿検査では、
比重が 1.015→1.025→1.030
ph 5.5
蛋白が(+/-)と表示されています。
狭窄の可能性が強いので、いつも血液サラサラを心掛け
糖質制限にEPAの市販のサプリを毎食とっています。
糖質制限の作用なのか、EPAのサプリなのか、はたまたストレスなのか・・
血小板や白血球の減少が目立ちます。
血小板や白血球が逆に多いとドロドロの血液になると聞きます。
過去の先生のブログで血小板の減少はお酒を指摘されていましたが、母は一滴もお酒を飲めません。
これは、基準範囲内だし・・改善というべきことで喜んでいいのか・・
検査の度に大きく下がっているので不安を覚えます。

2016/02/24(Wed) 04:34 | URL | 情報弱者-N | 【編集】
通りすがり さん
1)バングラデシュではすごい勢いで糖尿病が増えています。
2)日本でも、明治時代は、米を中心に70~80%の糖質摂取比率でしたが、肥満は少なかったです。
3)大食い選手権の人達は、大量に排泄していると思われます。嘔吐か排便です。
1)バングラデシュではすごい勢いで糖尿病が増えています。
2)日本でも、明治時代は、米を中心に70~80%の糖質摂取比率でしたが、肥満は少なかったです。
3)大食い選手権の人達は、大量に排泄していると思われます。嘔吐か排便です。
2016/02/24(Wed) 08:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ジェームズ中野 さん
糖輸送体のGLUT1を持っているのが赤血球、脳、網膜など特殊な細胞です。
GLUT1は細胞の表面にあるので、血流があればいつでもブドウ糖を取り込めます。
しかし、脳も網膜もミトコンドリアがあります。
脳はケトン体を、網膜はケトン体と脂肪酸をエネルギー源とします。
赤血球はミトコンドリアがないので、ブドウ糖だけがエネルギー源となります。
そして肝臓は、もっぱら赤血球のために糖新生をしています。
糖輸送体のGLUT1を持っているのが赤血球、脳、網膜など特殊な細胞です。
GLUT1は細胞の表面にあるので、血流があればいつでもブドウ糖を取り込めます。
しかし、脳も網膜もミトコンドリアがあります。
脳はケトン体を、網膜はケトン体と脂肪酸をエネルギー源とします。
赤血球はミトコンドリアがないので、ブドウ糖だけがエネルギー源となります。
そして肝臓は、もっぱら赤血球のために糖新生をしています。
2016/02/24(Wed) 08:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おまさ さん
乳幼児が糖質制限をしても、問題ないと思います。
伝統的な食生活だったころの、イヌイット、マサイ族、モンゴルの遊牧民は、そうでした。
一方、乳幼児は、たんぱく質はしっかり摂取する必要がありますが、
今の日本の社会、学校、保育園では糖質摂取もやむを得ないと思います。
乳幼児が糖質制限をしても、問題ないと思います。
伝統的な食生活だったころの、イヌイット、マサイ族、モンゴルの遊牧民は、そうでした。
一方、乳幼児は、たんぱく質はしっかり摂取する必要がありますが、
今の日本の社会、学校、保育園では糖質摂取もやむを得ないと思います。
2016/02/24(Wed) 08:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
としたぬき さん
ステビア、エリスリトールは糖質に分類されますが、血糖値を上昇させません。
血糖値を上昇させない糖質もあるのです。
甘味料はエリスリトールかステビアか、味の好みで使い分けることが多いです。
併用もありです。
ステビア、エリスリトールは糖質に分類されますが、血糖値を上昇させません。
血糖値を上昇させない糖質もあるのです。
甘味料はエリスリトールかステビアか、味の好みで使い分けることが多いです。
併用もありです。
2016/02/24(Wed) 08:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
横浜糖尿人 さん
ありがとうございます。
筋肉量49.3kgは、筋肉だけではなくて内臓も骨も水分も入ってる数値なのでしょうね。
ともあれ、一年半前に比べれば筋肉量もかなり増えていると思います。
ありがとうございます。
筋肉量49.3kgは、筋肉だけではなくて内臓も骨も水分も入ってる数値なのでしょうね。
ともあれ、一年半前に比べれば筋肉量もかなり増えていると思います。
2016/02/24(Wed) 08:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
小泉 さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
4kgの減量成功、良かったです。
拙著のご購入、ありがとうございます。
4kgの減量成功、良かったです。
2016/02/24(Wed) 08:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
情報弱者-N さん
「ちなみに両脚の血管は半分以上詰まって、狭窄の可能性は以前から指摘されています。」
これは、主治医としてははスタチンもやむを得ないと思います。
血小板数 22.5→20.8→18.1
赤血球 4.79→4.34→4.31
血色素量 14.4→12.9→12.7
白血球 8.99→6.3→4.7
基準値内なので、経過をみられていいと思います。
糖質制限で血小板や赤血球が下がることはないので、
基準値を割ってくるようなら、血液内科でご相談いただけば幸いです。
「ちなみに両脚の血管は半分以上詰まって、狭窄の可能性は以前から指摘されています。」
これは、主治医としてははスタチンもやむを得ないと思います。
血小板数 22.5→20.8→18.1
赤血球 4.79→4.34→4.31
血色素量 14.4→12.9→12.7
白血球 8.99→6.3→4.7
基準値内なので、経過をみられていいと思います。
糖質制限で血小板や赤血球が下がることはないので、
基準値を割ってくるようなら、血液内科でご相談いただけば幸いです。
2016/02/24(Wed) 13:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
体重と同じように、白血球も血小板も自身の体にあった基準になるのかなぁ・・・と、
その可能性も考えていましたが、
糖質制限とは関係ありませんでしたか
スタチンは、やむを得ないと・・
糖質制限は続けられて元気な状態でいてほしいし、スタチンで腎臓が悪化してほしくないですし・・
やはり、心臓カテーテルだけは最低でも受けた方がいいですね。
でも、入院中の病院食がカロリー制限なのが・・( ̄Д ̄;)
家族としては、とてもためらってしまいます。
白内障の手術をした時に、主治医の先生が・・・
『糖尿にしては、手術がうまくいきました。』
と、おっしゃってました。
主治医の先生の腕もいいと思いますが、
やはり、糖質制限をしてベストな状態だった・・とも わたくしは思っております。
返信をいただき、ありがとうございました。
メディアで不安を煽るような報道もなされていますが、
カロリー制限でも糖質制限でも血栓を持っている人の基本的なリスクは同じだと思うし、
これから糖尿病と向き合う人にとっても、
カロリー制限以外にも 糖質制限がアリ、
自分にあった食事療法が選択できるようになればと、思います。
お医者さんより、管理栄養士さんの方が頑な気がしているのですが・・・。
文書がまたまた 長くなってしまいましたが
江部先生のご活躍を・・陰ながら・・祈っています| |д・)
その可能性も考えていましたが、
糖質制限とは関係ありませんでしたか

スタチンは、やむを得ないと・・
糖質制限は続けられて元気な状態でいてほしいし、スタチンで腎臓が悪化してほしくないですし・・
やはり、心臓カテーテルだけは最低でも受けた方がいいですね。
でも、入院中の病院食がカロリー制限なのが・・( ̄Д ̄;)
家族としては、とてもためらってしまいます。
白内障の手術をした時に、主治医の先生が・・・
『糖尿にしては、手術がうまくいきました。』
と、おっしゃってました。
主治医の先生の腕もいいと思いますが、
やはり、糖質制限をしてベストな状態だった・・とも わたくしは思っております。
返信をいただき、ありがとうございました。

メディアで不安を煽るような報道もなされていますが、
カロリー制限でも糖質制限でも血栓を持っている人の基本的なリスクは同じだと思うし、
これから糖尿病と向き合う人にとっても、
カロリー制限以外にも 糖質制限がアリ、
自分にあった食事療法が選択できるようになればと、思います。
お医者さんより、管理栄養士さんの方が頑な気がしているのですが・・・。
文書がまたまた 長くなってしまいましたが

江部先生のご活躍を・・陰ながら・・祈っています| |д・)
2016/02/24(Wed) 16:54 | URL | 情報弱者-N | 【編集】
横浜糖尿人さん、ありがとうございます。
私のクリニックでも体組成計(InBody)を利用しています。
InBodyは「筋肉量」を骨などと分けて表示してくれます。
横浜糖尿人さんの筋肉量が増えたのは確かだと思いますよ。
体脂肪計や体組成計は機種によって数値が違いますが変化を見ていくのにはとても役立ちます。
ぜひ測定を続けて比較していってください。
私のクリニックでも体組成計(InBody)を利用しています。
InBodyは「筋肉量」を骨などと分けて表示してくれます。
横浜糖尿人さんの筋肉量が増えたのは確かだと思いますよ。
体脂肪計や体組成計は機種によって数値が違いますが変化を見ていくのにはとても役立ちます。
ぜひ測定を続けて比較していってください。
江部先生、安谷屋先生
コメントありがとうございます。
気になっていましたので再度確認しました。
測定機器はWELL SCAN900というキャノンライフケアのものです。
筋肉量は体重を以下のようにブレイクダウンした数値のようです。
体重 (単位:kg)
58.6
徐脂肪量 体脂肪量
52.8 + 5.8
筋肉量 無機質量 体脂肪量
49.3 + 3.5 5.8
体水分量 蛋白質量 無機質量 体脂肪量
38.0 + 11.3 3.5 5.8
これによるとWELL SCAN900では
筋肉量は体重-体脂肪量-無機質量 で計算され
内訳は筋肉の体水分量+蛋白質量 という事らしいです。
自宅のタニタの体重計でも同じような数値の筋肉量でしたのでそんなもんかと思ってました。
筋肉量が多すぎるとおっしゃる安谷屋先生の体組成計(InBody)での筋肉量の定義とは異なるのでしょうね。
機器メーカー、医療関係者を含め用語の定義を統一してもらいたいものです。そうでないと素人は混乱します。
コメントありがとうございます。
気になっていましたので再度確認しました。
測定機器はWELL SCAN900というキャノンライフケアのものです。
筋肉量は体重を以下のようにブレイクダウンした数値のようです。
体重 (単位:kg)
58.6
徐脂肪量 体脂肪量
52.8 + 5.8
筋肉量 無機質量 体脂肪量
49.3 + 3.5 5.8
体水分量 蛋白質量 無機質量 体脂肪量
38.0 + 11.3 3.5 5.8
これによるとWELL SCAN900では
筋肉量は体重-体脂肪量-無機質量 で計算され
内訳は筋肉の体水分量+蛋白質量 という事らしいです。
自宅のタニタの体重計でも同じような数値の筋肉量でしたのでそんなもんかと思ってました。
筋肉量が多すぎるとおっしゃる安谷屋先生の体組成計(InBody)での筋肉量の定義とは異なるのでしょうね。
機器メーカー、医療関係者を含め用語の定義を統一してもらいたいものです。そうでないと素人は混乱します。
2016/03/01(Tue) 18:04 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
横浜糖尿人 さん
厳密な体組成の計測は、極めて難しいようです。
とにかく市販の体組成計は全て、誤差は普通にあります。
まあ、遊び感覚での測定という位置づけでいいと思います。
厳密な体組成の計測は、極めて難しいようです。
とにかく市販の体組成計は全て、誤差は普通にあります。
まあ、遊び感覚での測定という位置づけでいいと思います。
2016/03/01(Tue) 20:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
元の筋量が非常に少ない人の場合、ケトン体ダイエットでも筋量はそこそこ増量できる可能性は大きいようです。
かなりトレーニングをされてさらなる筋肥大を狙うようなレベルの人(例えばベンチプレスで150㎏挙げる人が155㎏を狙う、とか)ですと、ケトン体ダイエットで筋量を維持、増加させるのは非常に難しいようです。
かなりトレーニングをされてさらなる筋肥大を狙うようなレベルの人(例えばベンチプレスで150㎏挙げる人が155㎏を狙う、とか)ですと、ケトン体ダイエットで筋量を維持、増加させるのは非常に難しいようです。
2017/07/22(Sat) 17:32 | URL | | 【編集】
なるほど。
私もそのように思います。
私もそのように思います。
2017/07/23(Sun) 09:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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