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【本ブログのコメント・質問・記事に関するお願い】お知らせ・ご注意 2016年2月

【本ブログのコメント・質問・記事に関するお願い】

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。

糖質制限食に関する質問についてですが、
実際に高雄病院や江部診療所に来院されて診察した患者さんに対しては、
医師としての責任・債務がありますので、
個別に説明もしっかりさせて頂いていますし、フォローもしております。

一方、ブログ読者の皆さんの質問に関しては、糖質制限食に詳しい医師として、
ボランティアで回答させていただいています。

診察もしておりませんしフォローもできませんので、責任もとれません。

私の回答は、あくまでも一般論としての参考意見とお考え頂けば幸いです。

また、ブログ記事や本に関しても同様に、
糖質制限食に関する一般論としての参考意見とお考え下さい。

従いまして、読者の皆さんが私の参考意見を読まれて、
どのように利用されるかは、
自己責任でよろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m

そして読者の皆さんからもご意見いただきましたが、
普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、
ご自分の主治医にご相談頂けば助かります。

またネットで簡単に検索可能なことは、ご自分でお調べください。


質問が増えてきましたので、
糖質制限食と関わりがないと判断した質問にはお答えできない場合もありますので、
ご了承ください。m(_ _)m

普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、
何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)

掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、
ブログ本文記事にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。

質問によっては、コメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、質問がかなり増えてきていますので、
なかなか即、お答えすることが困難となってきています。

糖質制限食に関わりのある全ての質問に、
本文かコメントでお答えするようできるだけ努力はしていますが、
できないときはご容赦願います。m(_ _)m




【糖質制限食を実践される時のご注意】

糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。

このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、減薬しないと低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。

一方、薬を使用してない糖尿人やメタボ人は、低血糖の心配はほとんどないので、自力で糖質制限食を実践して糖尿病やメタボ改善を目指していただけば幸いです。

内服薬やインスリン注射なしの糖尿人が糖質制限食を実践すると、食後高血糖は改善しますが、低血糖にはなりません。

血糖値が正常範囲である程度下がると、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロール(脂肪の分解物)などから、ブドウ糖を作るからです。

これを糖新生といいます。

診断基準を満たす膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症は、糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。

糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、診断基準を満たしている膵炎の患者さんには適応とならないのです。

進行した肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。

長鎖脂肪酸代謝異常症では、肉や魚などに含まれる長鎖脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。

腎機能に関して、日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」において、eGFR60ml/分以上あれば顕性たんぱく尿の段階でも、たんぱく質は過剰な摂取をしないという表現となっていて、制限という記載はなしです。

従いまして、糖尿病腎症第3期でも、eGFR60ml/分以上なら、糖質制限食OKです。

また、米国糖尿病学会(ADA)は

Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版

において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。

今後は、糖尿病腎症第3期以降で、eGFRが60ml/分未満の場合も、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、個別に対応することとなります。


なお、機能性低血糖症の場合、炭水化物依存症レベルが重症のとき、糖新生能力が低下していることがあり、まれに低血糖症を生じますので注意が必要です。

また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。

糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。



【糖質制限食とは】

米国糖尿病協会(ADA)の患者教育用のテキストブックLife With Diabetes(2004年版)には、以下の記載があります。

「摂取後直接血糖に影響を与えるのは糖質のみである。
糖質は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。
蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。
『炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。
炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。』」


これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 

1997年版のLife With Diabetes(ADA刊行)では、

「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」

という記載がありましたが、2004年版以降は変更されています。

このように糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが直接、血糖値を上昇させます。

従って、糖質を摂取した時にはインスリンが大量に追加分泌されます。

脂質を摂取しても、インスリンの追加分泌はありません。

タンパク質はごく少量のインスリンを追加分泌させます。

現在糖尿病において、食後の急激な高血糖(グルコーススパイク)が大きな問題として注目されています。

食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。

また一日における、食前・食後・空腹時など血糖値の変動幅(平均血糖変動幅)が大きいほど、酸化ストレスが増強し動脈硬化のリスクとなることがわかってきました。

そして、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、和牛サーロインステーキ(脂身つき)を200g(約1000キロカロリー)食べても、糖質含有量は1gもないので、食後血糖は3mg未満の上昇しかないのです。 

なお、1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。

簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは 、米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。

3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら、薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の白ご飯とステーキの例でも明らかなように、カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って、現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、一日の摂取カロリーを1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。


なお糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。

日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2014-2015」の

男性1400~2000kcal
女性1200~1800kcal

ほど厳しいカロリー制限は必要ありませんが、

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

推定エネルギー必要量(一日あたり)
              男性                  女性
15-17才        2500 2850 3150           2050 2300 2550kcal
18-29才        2300 2650  3050          1650  1950   2200
30-49才        2300 2650  3050            1750  2000  2300
50-69才        2100 2450  2800           1650  1900 2200 
70才          1850 2200  2500            1500  1750 2000

身体活動レベル    低い 普通 高い         低い  普通  高い

くらいが目安です。


そして2013年に糖尿病食事療法に関して画期的な変化がありました。

米国糖尿病学会が、
2013年10月発表の『栄養療法に関する声明』において、全ての糖尿病患者に適した唯一無二の治療食は存在しないと明記したのです。

これはそのまま、1969年の食品交換表第2版以降一貫して、糖尿病治療食として、唯一無二の「カロリー制限・高糖質食」を推奨し続けている日本糖尿病学会への痛烈な批判となっています。

さらに、米国糖尿病学会は『栄養療法に関する声明2013』において地中海食、ベジタリアン食、DASH食、低脂質食などと共に
「糖質制限食」も正式に受容しました。
このことは糖質制限食を推進する私達にとって、大変大きな追い風となりました。

江部康二



テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
Hba1c
江部先生のブログをいつも拝見しています。普通の診療でも忙しい身でありながらブログに丁寧に対応されていること敬服いたします。先日Amazonで「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」の本を購入いたしました。1つ質問があります。私は18才の頃から腎性糖尿と言われています。今の年齢は61歳です。hba1cは直近で5.4%です。毎日36品目を食べ、ご飯は玄米ご飯です。そもそも糖質制限は腎性糖尿の私に必要なものでしょうか?以前NHKの「ためしてガッテン」で放送されたものですが、炭水化物を食べる前に食物繊維から先に食べる事でHba1cの数値がかなり下がっている報道がありました。私自身も常にそういう食べ方をして今の数値があると思っています。江部先生は、食べ方の順序って言うものはどう考えなのでしょうか?私のような腎性糖尿の者でも糖質制限は必要ですか?教えてください。
2016/02/20(Sat) 16:10 | URL | ジェームズ中野 | 【編集
Re: Hba1c
ジェームズ中野 さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
耐糖能が正常型や境界型くらいまでは、食べる順番療法もそれなりに有効と思います。
しかし糖尿病型のレベルになると、効果は少ないと思います。
糖尿病型の場合は、「摂取する糖質の絶対量」に応じて血糖値が上昇します。
2型糖尿病で体重64kgなら、1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させます。

腎性糖尿なら、高血糖はないので、身体への害はないと思います。
従って腎性糖尿なら、特に糖質制限食が必要というわけではありませんが、実践されれば健康度は増進すると思います。

すなわち、糖尿病でない人においても、糖質制限食は、
人類本来の食事であり人類の健康食ですので、実践すれば健康度は高まると思います。
食後の眠気がなくなる、血糖値の変動幅が少ないので心理的に安定する、全身の血流・代謝が改善する・・・
偏頭痛、アレルギー疾患、逆流性食道炎、にきび、メタボ、高血圧・・・など様々な生活習慣病も改善します。
2016/02/20(Sat) 17:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
身体も心も癒す糖質制限という健康法
ブログの更新 いつも ありがとうございます。
毎回 色々と 参考にさせて頂いていますm(__)m
 糖質制限という健康法に出逢ったおかげで
これからの日々が 愉しみになりました(^-^)
 
 私自身で求めた糖質制限・・・先生に あまり 御手数をかけては申し訳なく 自分で調べたりしていますが どうしても 判らない時は どうぞ 宜しく お願い致しますm(__)m
 本当に心強いブログ そして糖質制限だと思っています。
 
 
2016/02/20(Sat) 21:03 | URL | 立原 菜穂子 | 【編集
糖尿病と突然死
心筋梗塞でからくも九死に一生を得たコバタケです。助けてくださった多くの方に感謝している毎日です。
糖尿病は大きい血管も微細な血管も侵し、動脈硬化、心筋梗塞のほか失明、腎不全、足の壊疽など全身に害が及ぶことを、江部先生のこのHPや書物などから知っていました。しかし、それが起きる順番が決まってないものの、いかにも微細な血管のほうが弱そうだから、毛細血管で構成されている部位から先に侵されるだろうと思い込んでました。検査した訳ではありませんが、そういう部位は正常だから、まさか突然心筋梗塞で倒れるなどとは思ってもいませんでした。
ところが、そうなったという厳しい現実。しかも、倒れたのは、糖質制限を始め、血糖値が正常値のほんのわずか上回る程度にまで下がって4年も経ってのことでした。おそらく桐山さんという方も、仮に意識があれば、予想違いにびっくりされたことと想像します。改めて、糖尿病は恐ろしいと思っております。
2016/02/21(Sun) 05:14 | URL | コバタケ | 【編集
Re: 身体も心も癒す糖質制限という健康法
立原 菜穂子 さん

糖質制限食に関する質問は歓迎ですので、
よろしくお願い申し上げます。
2016/02/21(Sun) 08:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
こんにちは。いつも読ませていただいております。
以前コメントした際、倹約遺伝子ではないかと回答いただきました者です。
お忙しい中ありがとうございます。

倹約遺伝子ではないかと回答を受け、糖質制限にプラスしてカロリー制限もはじめました。
1日1000キロカロリーまでと決めております。
倹約遺伝子の人は糖質&カロリー制限をしてもなかなか痩せないものでしょうか?
最近脱力感やめまいがヒドく挫折しそうです。体重をみるとがんばらなければ!と奮起できるのですが思いの外きついです。

倹約遺伝子の人の糖質&カロリー制限は痩せるまで時間かかりますか?
2016/02/24(Wed) 10:59 | URL | 志穂 | 【編集
Re: タイトルなし
志穂 さん

もし、BMIが20以上で25未満なら、今の体重でよいと思います。

脱力感やめまいがあるなら、厚生労働省のいう「推定エネルギー必要量」を摂取したほうが良いと思います。

2016/02/24(Wed) 13:22 | URL | ドクター江部 | 【編集
お忙しい中ありがとうございます。
もともと152cm40㎏ほどでしたが現在46㎏です。
過食症でここまで太ってしまいましたので、42㎏くらいまで痩せたら食事は普通に戻すつもりでした。
今戻すと体重が減らないのではないか、増えるのではないかと不安になります。

カロリーを取りすぎないよう、低カロリーの食事を増やして対応してみます。
2016/02/24(Wed) 15:37 | URL | 志穂 | 【編集
江部先生こんばんは。。。

お忙しい中、毎日ブログの更新、コメントの返信、、、色々な悩みや疑問を持つ者にとって心強い存在です。ありがたいです。

私は、夫が糖質制限により花粉症を克服したことがきっかけで糖質制限を始めました。。。
痩せたいあまり、子どもの授乳期に断食をし、深夜にパニック発作を起こしました。今思えばチョコレートやお菓子をバクバクお腹を下すボド食べていた人間が、急に何も食べずにいれば動悸や呼吸の乱れも当たり前、、だと思えます。。。

パニック障がいから約6年。随分考え方も変わり、夫の支えもあり糖質制限を始めました。。

おかげさまで心の乱れも減り、肌ツヤも良くなりました。
もともとBMI20ほどなので健康体なのですが、糖質制限を始めてから若干体重の増加はありましたが、体脂肪は減って来ています。
スポーツジムで軽いエアロビやランニングも始めております。

パニック発作で外へ出られなかった日々が嘘の様です。

私の様にパニック発作や自律神経の乱れ、鬱などで悩んでいる方々にも何かのきっかけになればと願っております。。。

江部先生ますますお元気で活躍なさってください!!陰ながら応援しております。。。
2016/02/24(Wed) 20:04 | URL | あきあき | 【編集
Re: タイトルなし
志穂 さん

「もともと40㎏ほどでしたが現在46㎏です。」

ということで、私は完全に誤解していました。
すいません。

152cm40㎏・・・BMI:17.3・・・痩せすぎです。
152CM46kg・・・BMI:19.9

元々、痩せすぎだったのが、正常内のやせ型にまで回復してますね。
BMI:20 以上が望ましいので、
健康のためには厚生労働省のいう
「推定エネルギー必要量」
を摂取しましょう。

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

2016/02/24(Wed) 22:32 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
あきあき さん

パニック障害からの復活、良かったです。
筋肉量増加もいいですね。

これからも、ご夫婦で美味しく楽しく糖質制限食をお続けくださいね。
2016/02/24(Wed) 22:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
聞いていただけるだけで、嬉しいです(o^^o)
お忙しいでしょうから、出来るだけ短文にします(o^^o)💦
昨年4月にa1c12で、やっと糖尿病と診断され💦身内に糖尿病が皆無で、知識もなく、12との診断にも…❓❓今思うと恐ろしい💦元々、甲状腺機能低下症も20歳からある、45歳♀です。その前年まで、検診では、正常値でした。
その後、薬と…ネットで先生を知り、スーパー糖質制限を始めました。半年で、5.7に⤴︎その時、ピオグリタゾン半錠のみに減らし…3ヶ月で、8.7に上昇。そこで、ジャヌビア、ピオグリタゾンを一錠づつに増やし、結果はまだです。食事は昨年5月から、かなり勉強し、完全な、でも楽しくスーパー糖質制限。1度の食事の糖質は、5g前後です。ですが、食後…尿糖が多めに検出…になる事も。かなりの低糖質で、これ以上食べないと、もはや、痩せすぎに(o^^o)💦160センチ48キロです。
体質によっては、しっかりスーパー糖質制限食を実行していても、食後血糖値は上がってしまうこともあるのでしょうか…。私が通院して居る現在の医師は、糖質制限食については、理解してもらえず💦食事や、病気についてあまり、詳しく聞けません⤵︎ネットと、先生の著者をみて、病気や症状、食事について勉強しています。新刊も、明日、届く予定です。…悩んでも、仕方ないですね。自分の体だと、腹をくくって、前向きに諦めず頑張ります⤴︎
スーパー糖質制限のインスタグラムをUPしていて、フォロワーさんが900近くなりました(≧∇≦)今は、興味ある方が増えているんですね。長文でした💦これからも、ブログ楽しみにしています。
2016/02/27(Sat) 00:36 | URL | 星野 | 【編集
Re: 聞いていただけるだけで、嬉しいです(o^^o)


星野 さん

インスリン分泌がどのくらい残っているのかを調べるとよいです。

夕食後、10時間以上絶食(水はOK)で、朝の空腹時血糖値とインスリン値を測定しましょう。

それにより、
HOMA-β、HOMA-Rが計算できます。

2011年10月07日 (金)の本ブログ記事
「糖尿人・江部康二の検査データ、HOMA-βとHOMA-R」をご参照いただけば幸いです。
2016/02/27(Sat) 07:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限の効果について
初めて投稿させていただきます。 68歳 男性、胃がん ステージⅣです。
自宅療養でTS-1を服用しています。
下記文中の( )内の数値は血液検査の結果です。最初が半年前、真ん中が3ヶ月前、最後が直近のものです。
アルブミン値が昨年1月の放射線治療を終えた辺りをピーク( 3.8 )に徐々に
低下( 2.8 – 2.6 – 2.1 )したため改善しようとして、タンパク質が足りないのかなというところからいろいろネットなどで調べているうちに、江部先生の「人類最強の 糖質制限 論」に出合い、実践することにしました。昨年11月からスーパー糖質制限食にしました。一日の糖質制限食の内容は直近平均で
・・・ 1800kcal、たんぱく質 100g、 脂質 140g、 糖質 40g です。
他に、ロイシン、イソロイシン、バリン のサプリ、更にホエイプロティン、ソイプロティン、BCTオイルも飲み始めたのですが、全く効果はありませんでした。
尿のケトン体試験紙では(±)です。体重も減ることは無く、65kg付近で
安定しています。
胃の原発巣も少し大きくなったとのこと。
アルブミンが上がらないのは、たんぱく質を食べてもうまく吸収されていないということなのでしょうか?尿蛋白も(±)でした。
肝臓のアルブミン生成がうまくいっていないのでしょうか。
肝臓には、まだ若干転移した癌が残っているようですが、大きさは変化ないとのことでした。
肝機能、腎機能指標については総たんぱく ( 5.2 – 5.1 – 4.6 )、アルブミン(2.8 – 2.6 – 2.1 )
コリンエステラーゼ( 149 – 154 – 149 )、尿素窒素 ( 17 – 21 – 27 )が異常値で、これ以外のALT,AST,γ-GPT,ALP,総ビリルビン,クレアチニン,eGFRなどについては正常値でした。
階段を上ると疲労感が強く、すね、足首、足の甲がすこし浮腫んでいます。
これもアルブミン低下が原因なのでしょうか。この件について、何もできないでいるのは不安です。自分でやれることはないものでしょうか。
なにかアドバイスがいただければ有りがたいです。
2017/01/08(Sun) 15:12 | URL | 成田 曉生(アキオ) | 【編集
Re: 糖質制限の効果について
成田 曉生(アキオ)さん

こたろうのブログ
http://ameblo.jp/yujikiyokotaro003/
胃癌で手術後に予後不良との宣告を受けてから5年経過し、なんとかサバイバーになれました。せっかくケトン食で成功したのだから、これからもそのことを中心に書いていこうと思います。


なかなかアドバイスも難しいのですが、
こたろうさんのブログが、あるていど参考になると思います。
2017/01/09(Mon) 08:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
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